JPH10149446A - 指紋照合装置、指紋照合システム及び指紋照合方法 - Google Patents

指紋照合装置、指紋照合システム及び指紋照合方法

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JPH10149446A
JPH10149446A JP8309314A JP30931496A JPH10149446A JP H10149446 A JPH10149446 A JP H10149446A JP 8309314 A JP8309314 A JP 8309314A JP 30931496 A JP30931496 A JP 30931496A JP H10149446 A JPH10149446 A JP H10149446A
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Atsushi Ota
淳 太田
Kazuo Hisama
和生 久間
Akira Sasajima
晃 笹島
Hiroshi Ito
博 井藤
Kenichi Tanaka
健一 田中
Yasuhiko Nitta
泰彦 新田
Yoshikazu Nitta
嘉一 新田
Hidekazu Funatsu
英一 船津
Junya Tanaka
淳也 田中
Tetsuji Aoyanagi
哲次 青柳
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Mitsubishi Electric Corp
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DIGITAL STREAM KK
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯可能な指紋照合装置システムを構成する
ことを目的としている。 【解決手段】 本発明の指紋照合装置は、指をのせる透
明板11、照明用のLED光源12、画像センサ部13と画像の
特徴抽出機能部15を集積化したデバイス18、画像の特徴
量を記憶するメモリ14、前記特徴をメモリ14の特定の特
徴量を比較する比較器16、画像認識システムの動作を制
御する制御デバイス17から構成される。このシステムで
は、指紋画像を画像センサ13で取り込んだ後、データ処
理装置回路15でフィルタリング処理等を行って特徴量を
抽出する。この特徴量とメモリ14に格納された特徴量を
比較器16で比較することにより、画像処理を行う。本画
像認識システムでは、オンチップで画像処理が可能な集
積化デバイス18を用いることにより高速な処理を実現す
るとともに、画像処理を上記構成に示した最小限の部品
で実施するように構成したことにより、ICカード化が可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋照合を行う
ための指紋照合装置、指紋照合システム及び指紋照合方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指紋照合はID判別装置等を用い
て行われていた。図22は、例えば特開平3−2696
94号公報に記載のID判別装置である。図において、
イメージセンサ1001より取り込まれた画像(指紋)は、
特徴パラメータ抽出装置1002に送られ、特徴付けられた
情報と、コネクタ1004を介して外部から送出されたID
情報とをもとに、ワンチップマイコン1003で照合処理さ
れる。なお、ワンチップマイコン1003は、CPU1003
a、ROM1003b、RAM1003c、伝送装置1003dを備え
る。
【0003】次に、動作について説明する。従来の指紋
照合装置は上記のように構成され、指の指紋パターンは
イメージセンサ1001上に投影され光電変換される。光電
変換されたイメージセンサ1001からのデータは適当な処
理回路(図示せず)によりデジタルデータに変換され、
特徴パラメータ抽出装置1002で特徴抽出が行われる。こ
の特徴抽出されたデータはワンチップマイコン1003に送
られ、ワンチップマイコン1003内のROM1003bに記憶
されているデータ(コネクタ1004を介して外部から送出
されたID情報)と比較照合される。その結果は伝送装
置1003dでコネクタ1004に送られ、外部との通信が行わ
れる。
【0004】また、ICカードが本人のものか確認でき
るように、磁気検出手段を用いたICカードについて、
特開平3−265086号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のID判別装置を
利用した指紋照合装置は上記のように構成されているた
め、イメージセンサ1001で撮像した指紋データは特徴パ
ラメータ抽出装置1002で全ての画像処理を行わなければ
ならないため、特徴パラメータ抽出装置1002の処理能力
に処理時間が大きく依存していた。例えば、256×256点
(精度8bit)の指紋データを5×5カーネルを用いて相関
演算する場合、1秒程度で処理を終えるためには少なく
とも30MHz程度の処理速度をもつ装置が必要になるた
め、消費電力が大きく、コスト高となる、また内部メモ
リ(RAM)が必要でそれによりコスト高になる、等の
問題点があった。
【0006】本願発明は、上記の問題を解決するために
なされたもので、照合データ検出時に特徴データを入手
できるようにし、照合データを特徴量でのみ比較するこ
とにより、情報量を減らし、且つ精度が高く、小型で高
速化が可能な指紋照合装置を提供することを目的とす
る。また、少ない部品のICカードを利用したICカー
ド方式を実現するとともに、指紋等の個人情報のセキュ
リティの向上を達成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る指紋照合装置は、指紋検出部から取り込まれた画像情
報を特徴抽出するデータ処理回路と、該データ処理回路
で処理された特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽
出されたデータとを比較する比較器とを備えたものであ
る。
【0008】本発明の請求項2に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像演算機能を備
え、該指紋検出部から演算処理された画像の特徴量を取
り込み、該特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽出
されたデータとを比較する比較器とを備えたものであ
る。
【0009】本発明の請求項3に係わる指紋照合装置
は、請求項2において、画像特徴量の抽出が指紋検出部
に備えた制御回路への制御信号により行われることを規
定するものである。
【0010】本発明の請求項4に係わる指紋照合装置
は、請求項3において、制御回路への制御信号により画
像演算内容を選択できる選択回路をさらに備えたもので
ある。
【0011】本発明の請求項5に係わる指紋照合装置
は、請求項2において、指紋検出部に演算処理された情
報を記憶する記憶手段をさらに備えたものである。
【0012】本発明の請求項6に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に指紋検出時の指の
押圧を検出する圧力センサをさらに備えたものである。
【0013】本発明の請求項7に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に光学レンズをさら
に備えたものである。
【0014】本発明の請求項8に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像取り込みのた
めの照明手段を備え、該照明手段が複数配置されること
を規定するものである。
【0015】本発明の請求項9に係わる指紋照合装置
は、請求項8において、複数の照明手段から発せられる
光の波長が異なることを規定するものである。
【0016】本発明の請求項10に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像取り込みのた
めの照明手段を備え、該照明手段の照射角度が可変であ
ることを規定するものである。
【0017】本発明の請求項11に係わる指紋照合シス
テムは、指紋検出部に画像演算機能を備え、該指紋検出
部から演算処理された画像特徴量を取り込む指紋照合装
置と、前記指紋検出部の演算処理内容を制御する制御信
号を発し、前記特徴量と予め特徴抽出されたデータとを
比較照合する演算装置とを備えたものである。
【0018】本発明の請求項12に係わる指紋照合シス
テムは、指紋検出部に画像演算機能を備え、該指紋検出
部から演算処理された画像特徴量を取り込むICカード
と、該ICカードから受信した前記特徴量を演算装置へ
送信し、該演算装置において前記特徴量と予め特徴抽出
されたデータとの比較照合結果を受信する携帯端末とを
備えたものである。
【0019】本発明の請求項13に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像演算内容を指定する制御信号を
前記指紋検出部へ入力する第一のステップと、前記第一
のステップで入力された制御信号により画像処理を実施
し画像処理データを入手する第二のステップと、予め記
憶された指紋情報と制御信号で特徴付けられた画像情報
データを比較し指紋照合を行なう第三のステップを備え
たものである。
【0020】本発明の請求項14に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像演算処理開始位置を指定する信
号を入力する第一のステップと、指紋検出部での画像演
算処理サイズを入力する第二のステップと、前記第二の
ステップで入力された指定位置から指定サイズの画像処
理を実施し画像処理データを入手する第三のステップ
と、予め記憶された指紋情報と第三のステップで得られ
た特徴付けられた画像情報データを比較し指紋照合を行
なう第四のステップを備えたものである。
【0021】本発明の請求項15に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像データにX、Y方向への1次元
射影出力する制御信号を入力する第一のステップと、前
記第一のステップで入力された制御信号により画像処理
を実施し1次元射影データを入手する第二のステップ
と、第二のステップで得られたX、Y方向への1次元射
影データと予め記憶されたX、Y方向への1次元射影デ
ータとを少なくとも1つ比較し指紋照合を行なう第三の
ステップを備えたものである。
【0022】本発明の請求項16に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部を備えたICカードにより指紋情報を抽
出する第一のステップ、前記抽出した指紋情報を携帯端
末を介して外部指紋情報管理場所に送信する第二のステ
ップ、前記外部指紋情報管理場所に前記抽出した指紋情
報をと指紋データの照合を行う第三のステップ、データ
照合の結果を携帯端末を介してICカードに送信する第
四のステップを備えたものである。
【0023】本発明の請求項17に係わる指紋照合方法
は、請求項16において、携帯端末を介したICカード
と外部指紋情報管理場所との情報の送受信を暗号化して
行うことを規定するものである。
【0024】本発明の請求項18に係わる指紋照合方法
は、請求項13乃至17のいずれか1項において、指紋
照合を複数の指に対して行うことを規定するものであ
る。
【0025】本発明の請求項19に係わる指紋照合方法
は、請求項18において、複数の指の指紋照合順序を規
定して行うことを規定するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の一実施の形態を図につい
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態による指紋
照合装置の外観図である。図2は、指紋照合装置の部分
構成を示したブロック図である。図において、1は照合
したい指をのせるためのガラス状の透明板11を有する指
紋照合装置、12は透明板11に光を照射するためのLED
(Light Emitting Didode)などの照明用の光源、15は透
明板11を介して画像センサ部13に取り込まれた指紋パタ
ーンの特徴抽出を行うためのデータ処理回路、16はこの
特徴量と、画像の特徴を示す特定の特徴量を記憶するた
めのメモリ14内の情報とを比較するための比較器、17は
指紋照合装置1の動作を制御する制御デバイス、18は画
像センサ部13とのデータ処理回路15をワンチップ上に集
積化したデバイスである。
【0027】次に、指紋照合装置の動作について説明す
る。まず、はじめに透明板11に指をのせる。このときL
ED12は指紋パターンを照明する。これにより、指紋パ
ターンは画像センサ部13に、即ち指紋照合装置1に取り
込まれる。画像センサ部13に取り込まれた指紋データは
画素数分のデータ(例えば256×256画素で分解能8-bit
であれば256×256×8=500kbits)となりデータ処理回路
15に転送され特徴量が抽出される。この特徴量は例え
ば、指紋線の傾き量、分岐の位置、分岐の数等である。
この特徴量を抽出するために、隣り合った画素の間での
明度差を調べるエッジ抽出処理等のフィルタリング処理
がデータ処理回路15で実行される。計算された特徴量
は、比較器16に転送される。比較器16では、計算された
特徴量がメモリ15に格納されている特定の特徴量と比較
される。もし2つの特徴量が一致した場合には一致信号
が照合結果として出力される。すなわちこの場合、一致
信号を調べることにより画像データがメモリ15に格納さ
れている特定の特徴量を持つことが確認できる。従っ
て、メモリ15に特定の個人の指紋の特徴量を予め格納し
ておくことにより、システムの使用者を特定することが
できる。そのため、システムの使用時に個人情報をより
安全に取り扱うことができる。さらに、画像センサ部13
とデータ処理部15がワンチップに集積化されているため
高速に特徴量を処理することが可能であるとともに、装
置全体を小型化でき、ICカード化が容易に可能とな
る。
【0028】なお、本発明の指紋照合装置では、画像処
理をデータ処理回路で実行しているが、出願人が既に出
願している、特公平7−36180号公報に記載のニュ
ーロコンピュータの演算方式に用いられる画像センサ
や、特開平8−56011号公報に記載の受光素子アレ
イのような、データ処理回路機能を画像センサ上にも
ち、画像センサで画像処理が実行できるようなデバイス
を用いればよく、その場合、処理速度はさらに向上す
る。
【0029】また、本発明の指紋照合装置では、透明板
11上の画像データをそのまま画像センサ部13に取り込ん
でいるが、凸レンズを用いて画像を収斂してもよい。こ
の場合画像センサ部13の面積が縮小可能となる。
【0030】また、本発明の指紋照合装置では、透明板
11およびLED12を指紋照合装置に設けたが、これらを
指紋照合装置外に設けて、予め画像データに加工してお
きこのデータを上方から照射する構成にしてもよい。
【0031】さらに、照明用の光源12はLEDではな
く、LD(半導体レーザ)にしてもよいし、他の発光デ
バイスにしてもよい。
【0032】実施の形態2.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。図3は、本発明の一実施の
形態による指紋照合装置の構成を示す図で、指紋照合装
置1とホストコンピュータとの交信及び指紋照合装置に
備わる指紋検出装置の構成を示している。図において、
指紋照合装置1に搭載された指紋検出装置20の受光素子
アレイ(受光部)23に指紋パターンが照射されると受光
素子内部に電荷が蓄積される。制御回路21から制御信号
25が送られ、受光素子の電荷信号は画像処理される。出
力回路22から指紋情報の特徴を抽出した出力信号26とし
て出力される。出力信号(照合信号)26は、ホストコン
ピュータ28に転送されデータベースの指紋情報と照合さ
れ、その照合結果27を指紋照合装置20へ返信する。
【0033】次に、動作について説明する。まず、指紋
照合装置1に制御信号25が入力されると、制御回路21、
出力回路22によりフィルタの種類が設定される。ここ
で、フィルタとは、画像処理領域(ウィンドウ)24、画
像処理開始位置、及び演算内容等の処理条件を示す。設
定された処理領域24は、開始位置から受光領域23の全域
にわたり特定のフィルタリング処理を行う。このとき出
力回路22から、出力信号26が時系列信号(s1,s2,
s3,...,sn)で出力される。従って、制御信号
25に応じて異なる出力信号が出力される。
【0034】上記のように、本実施の形態においては、
指紋検出装置内の制御回路からの制御信号により、二次
元アレイ状に配置した受光部の受光領域の特定や、指紋
情報からどのような特徴量を抽出するかの特定ができる
ので、処理速度が向上し、且つ簡便に指紋照合処理を行
うことができる。
【0035】実施の形態3.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。上記実施の形態2では指紋
照合装置の制御回路に所望の処理に対応した制御信号を
与える構成であったが、制御信号は指紋処理装置内部の
記憶装置に記憶しておき、外部から選択するようにして
もよい。図4は、その構成の一例を示す指紋照合装置の
構成を示す図である。ホストコンピュータ28から特徴抽
出処理(フィルタの種類の特定)の選択信号32(数値デ
ータ)を送信する。この選択信号32は指紋照合装置1の
セレクタ回路30内でデコードされ、記憶装置31に記憶さ
れている制御信号25を選択する。また、選択信号によ
り、画像処理領域や処理開始位置の設定も行うことがで
きる。
【0036】上記のように、本実施の形態では、外部か
ら制御信号を与える代りに、予め記憶されているデータ
を数値データによる選択信号で選択するため、画像処理
条件を容易に制御でき、指紋照合がより簡便に行える。
【0037】実施の形態4.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。指紋照合の際に予め記憶さ
れている個人の指紋情報に、例えば、照合する領域等の
条件をロックしておけば、その条件を満たす画像情報と
の間でのみ、照合を行うことができ、情報のセキュリテ
ィの向上を図ることができる。具体的には、実施の形態
2、3で示した制御信号にこのロック解除の条件で画像
処理が行えるようにすればよい。図5は、本発明の一実
施の形態の指紋照合装置の動作を説明するための図であ
る。図において、指紋検出装置20で読み込まれる画像領
域(撮像領域)について、全撮像エリア40の一部を指定
撮像エリア41とする。これによって得られた画像は、指
定エリア41で特徴付けられた画像情報であり、予めデー
タベース化された個人指紋情報と照合する際も、この指
定エリアの情報がないと照合を実行することができない
ようにしておくと、セキュリティの向上を図ることがで
きる。
【0038】図6に、この指紋照合装置の動作手順をフ
ローチャートで示す。第一ステップ(ステップ101;
以下ST101と記す)で画像処理開始位置情報を指紋
検出装置20の撮像素子に与える。第二ステップ(ST1
02)で画像処理サイズを同様に撮像素子に与える。こ
れらの条件は制御信号で与えることができる。第三ステ
ップ(ST103)では指定されたエリアの画像処理を
実行し、撮像データを得る。第四ステップ(ST10
4)で、予めデータベース化された個人の指紋情報と撮
像データを指定エリア情報について、両者の指定エリア
が一致すればこれらの情報を比較照合する。
【0039】このように、予め登録されている個人指紋
情報についてその情報の指定領域にロックをかけておけ
ば、照合作業時のセキュリティの向上を図ることがで
き、さらに全領域の情報を処理しなくてもよいため、処
理速度が向上する。
【0040】なお、本実施の形態における指定場所エリ
アはセキュリティ上ロックできれば、全撮像領域から切
り出しても、最初から照合領域に相当する領域のみを撮
像してもよい。
【0041】実施の形態5.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。上記実施の形態において
は、指紋照合は指が検出器に置かれることで、指紋照合
装置内部で処理されるが、照合のための情報を外部に置
き、画像処理条件については外部データにより制御し、
一方照合作業を外部で行えば、情報のセキュリティの向
上を図ることができる。図7は、この場合の指紋照合装
置の動作手順をフローチャートで示している。第一ステ
ップ(ST201)で、本装置は照合開始信号をホスト
に通信で送付する。開始信号を受け取ったホストは第二
ステップ(ST202)で画像処理開始位置情報を本装
置に通信で送付する。また、第三ステップ(ST20
3)で、ホストは画像処理サイズを本装置に通信で送付
する。第二、三ステップで情報を受けた本装置は、第四
ステップ(ST204)で指定されたエリアの画像処理
を実行し、撮像データを得る。得られた撮像データを第
五ステップ(ST205)でホストに通信で送付する。
第六ステップ(ST206)では、ホストにおいて、予
めデータベース化された個人の指紋情報と入手した撮像
データを指定エリア情報を元に比較照合する。第七ステ
ップ(ST207)で、ホストから比較照合結果を本装
置に送付し、作業が完了する。
【0042】図8に図7のフローの各ステップの動作イ
メージを示す。このように、データベース化された個人
の指紋情報は外部のホストコンピュータ側にある為、指
紋照合装置側には個人の指紋情報は含まれておらず、指
紋情報を指紋照合装置から盗まれることがないという効
果がある。また、ホストコンピュータ側から画像のフィ
ルタリング(処理)で使用する2次元カーネルのサイズ
情報(指定撮像エリアに相当)を指紋照合装置に通信で
入力する為、このカーネルのサイズ情報を持つホスト側
でのみ指紋照合作業が実行でき、セキュリティが向上す
るという効果がある。
【0043】実施の形態6.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。図9は、本発明の一実施の
形態による指紋照合装置の動作を説明する図である。図
において、全撮像エリア40中の実際の撮像データ51は制
御信号により、X、Y方向の1次元射影データ52として
出力される。このデータを予めデータベース化された個
人指紋情報の1次元データと比較照合し、個人の特定を
可能とする。
【0044】上記実施の形態1〜5においては、指紋照
合の画像データはいずれも2次元の情報であったが、本
実施の形態のように、1次元データとすることにより、
照合データの量は減少し、処理速度が向上する。また、
照合データが加工された1次元データであり、個人デー
タの生情報ではないため、セキュリティが向上する。
【0045】実施の形態7.以下、本発明の別の実施の
形態を図について説明する。図10は、本発明の一実施
の形態による指紋照合装置の動作を説明する図である。
図において、装置上の撮像エリアより指紋画像の読み込
みを行なう指紋照合装置1に対し、画像処理で使用する
空間フィルタのサイズ(n×m画素;2次元カーネルサ
イズ)を任意に指定し、全撮像エリア40上の指紋画像を
入手する。この画像は、外部から空間フィルタサイズの
指定54を受けた、空間フィルタ53のサイズで特徴付けら
れた画像情報であり、予めデータベース化された個人指
紋情報と照合する際も、この空間フィルタのサイズ情報
がないと照合を実行することができない。そのため、セ
キュリティの向上を図ることができる。
【0046】図11に、上記指紋照合装置の動作手順を
示す。第一ステップ(ST301)で空間フィルタサイ
ズを撮像素子に与える。第二ステップ(ST302)で
は指定されたサイズの空間フィルタで画像処理を実行
し、撮像データを得る。第三ステップ(ST303)
で、予めデータベース化された個人の指紋情報と撮像デ
ータを空間フィルタのサイズ情報を元に比較照合する。
【0047】上記実施の形態によれば、画像のフィルタ
リングで使用する2次元カーネルのサイズにより特徴づ
けられた画像を得ることができる。
【0048】実施の形態8.上記実施の形態7の空間フ
ィルタサイズの設定を、実施の形態5のように外部ホス
トコンピュータを用いて制御し、照合処理を外部ホスト
コンピュータで実行すれば、セキュリティの向上を図る
ことができる。この動作手順を図12に示す。第一ステ
ップ(ST401)で、本装置は照合開始信号をホスト
に通信で送付する。開始信号を受け取ったホストは第二
ステップ(ST402)で空間フィルタサイズ情報を本
装置に通信で送付する。第二ステップ(ST402)で
情報を受けた本装置は、第三ステップ(ST403)で
指定されたサイズの空間フィルタによる画像処理を実行
し、撮像データを得る。得られた撮像データを第四ステ
ップ(ST404)でホストに通信で送付する。第五ス
テップ(ST405)では、ホストにおいて、予めデー
タベース化された個人の指紋情報と入手した撮像データ
を空間フィルタのサイズ情報を元に比較照合する。第六
ステップ(ST406)で、ホストから比較照合結果を
本装置に送付し、作業が完了する。
【0049】図13に、図12のフローの各ステップの
動作イメージを示す。以上のように上記実施の形態によ
れば、実施の形態7と同様、画像のフィルタリングで使
用する2次元カーネルのサイズにより特徴づけられた画
像を得ることができる。さらに、この画像情報と、デー
タベース上の個人の指紋情報との照合時には、画像のフ
ィルタリングで使用する2次元カーネルのサイズの情報
がなくては照合が実施できない為、また、指紋照合の実
作業を外部ホストコンピュータで行うので、照合作業の
セキュリティを向上するという効果がある。
【0050】なお、上記実施の形態1〜7において、指
紋検出装置に検出された情報を記憶する手段(メモリ)
を備えることにより、ホスト間との照合処理が迅速化さ
れる。また、検出された情報を一部処理してその処理情
報を記憶すれば、セキュリティが向上する。
【0051】実施の形態9.以下、本発明の一実施の形
態を図について説明する。図14は、本発明の一実施の
形態による指紋照合装置の構成を説明する図である。図
において、指紋の検出部20を有し照合結果を受理するの
は例えばICカード60であり、ICカード60からの情報
はICカード60を携帯端末59に挿入することで、携帯端
末59を介して、ホストコンピュータ28へ送受信される。
実際の指紋照合作業や、その作業に用いる個人の指紋情
報の記憶はホストコンピュータ28で行われる。図15
は、指紋照合装置の動作を説明する図である。図中61は
携帯端末側で行われる処理、62は指紋データ管理場所
(ホスト)側で行われる処理を示し、63は携帯端末から
ホストへの送信、64はホストから携帯端末への送信を示
す。携帯端末側ではまず、光学的に入力された指紋の特
徴抽出を行い、その結果をホストへ送信する。ホスト側
では管理している指紋データとの照合を行い、その結果
は再び携帯端末に送られる。
【0052】このように携帯端末側では特徴の抽出のみ
を行い、指紋照合のステップをホスト側で行うようにす
れば、指紋データそのものを携帯端末内に持たずにすむ
ため、第三者が携帯端末内の記憶装置を解析し、指紋デ
ータを盗み出す恐れのない、安全なシステムにすること
ができる。さらに、携帯端末側には情報記憶部や演算部
等を特別に設ける必要がなく、簡便にICカードで構成
することができる。
【0053】また、携帯端末を所望のシステムの導入部
に設置すれば、ホストからの結果を元にログインの許可
/不許可(次の動作許可等の判定)を決定することがで
きる。さらに、ICカードを携帯端末に挿入すること
で、システム毎のセキュリティを確保できる。
【0054】ICカードと携帯端末は用途によっては一
体化してもよい。
【0055】実施の形態10.以下、本発明の別の実施
の形態を図について説明する。本実施の形態は、情報を
暗号化して処理を実行する例である。図16は、本発明
の一実施の形態によるICカード及び携帯端末を用いた
指紋照合装置の動作を説明する図である。携帯端末側で
は、抽出した指紋の特徴情報を暗号化した後にホストへ
送信する。ホスト側では受信した暗号を解読し、管理し
ている指紋データとの照合を行う。上記実施の形態9で
記載したように、照合結果は再び暗号化された後に携帯
端末に送られ、携帯端末でその暗号を解読して例えば所
望のシステムへのログインの許可/不許可を決定する。
【0056】上記、実施の形態9では、63及び64の送受
信において、第三者が信号を傍受し、指紋の抽出やログ
インの許可に関する個人情報が解析されてしまう恐れが
ある。そこで本実施の形態のように、外部に送信する情
報を全て暗号化することによって、送信途中の傍受によ
り個人情報が外部に漏れることのない、安全なシステム
とすることができる。
【0057】実施の形態11.以下、本発明の別の実施
の形態を図について説明する。本実施の形態は、指紋照
合を複数回実施する例である。図17は、本発明の一実
施の形態によるICカード及び携帯端末を用いた指紋照
合装置の照合動作を説明する図で、図15、16中の指
紋照合の動作について説明したものである。ここでは指
紋の特徴抽出(あるいはそれが暗号化されたデータ)及
び管理している指紋データとの照合を複数回(図は3回
の場合)行い、各回の照合結果を総合的に判断してログ
インの許可/不許可を決定する。
【0058】総合的な判断としては、例えば全ての指に
ついて抽出された指紋情報と管理されている指紋情報が
一致した場合のみログインを許可する、といったものが
考えられる。
【0059】このように複数の指について指紋の照合を
行えば、他人の指に似た指紋が含まれている場合でも、
複数の指で類似した指紋が含まれる可能性は低いから、
誤認識の可能性を減らすことができる。
【0060】また指紋認識部に複数の指を置くため、指
紋認識部に残った指紋から指紋の形状を盗まれることも
なくなり、セキュリティが向上する。
【0061】また複数の指紋の照合結果を総合的に判定
する際に、指紋認識部に指を置いた順番やどの指かを判
定の要素に加えれば、指を置く順番をパスワードの代わ
りとしても用いることができる。このようにすれば、仮
に指紋の形状情報を盗まれた場合でも、認識部に間違っ
た順番で何回か指紋をかざしたらシステムをシャットア
ウトする等の方策により、他人がシステムに入ってしま
う可能性を減らすことができ、セキュリティが向上す
る。
【0062】また、このような複数回照合であっても、
照合自身は携帯端末外のホストコンピュータで実施され
るため、簡便にICカード化することができる。
【0063】実施の形態12.以下、本発明の別の実施
の形態を図について説明する。実施の形態10では、指
紋データ(特徴データ)を携帯端末で暗号化し、ホスト
コンピュータ側へ送受信していたが、本実施の形態では
ICカードと携帯端末との間の送受信も暗号化してセキ
ュリティを向上させるようにしたものである。図18
は、本発明の一実施の形態によるICカード60、携帯端
末59及びホストコンピュータ28を用いた指紋照合装置の
照合動作を説明する図である。
【0064】ICカード60では、指紋抽出を及び特徴デ
ータの抽出を行いこれをもとに指紋照合を行う。このと
き、ICカード60内での照合において情報交換のデータ
は携帯端末59を介して暗号化されたデータで行われる。
ホストコンピュータ28では、ICカード60の照合要請に
よりホストコンピュータ28の情報を暗号化して携帯端末
59に送る。携帯端末59では、ICカード60、ホストコン
ピュータ28間の情報の読み出し、書き込みが行われる。
【0065】このように、ICカード60、ホストコンピ
ュータ28間の情報は暗号化して送受信されるので、セキ
ュリティはさらに向上する。
【0066】実施の形態13.以下、本発明の一実施の
形態を図について説明する。本実施の形態では上記実施
の形態に用いられる指紋照合装置のいずれにも搭載可能
な照明装置について示す。図19は、指紋照合装置の一
部構成を示したもので、指紋検出時の指紋検出部近傍の
断面模式図である。図において、例えば図2、3に示さ
れた指紋照合装置1は複数の照明装置81を備える。複数
の光源の点灯状態を制御することで異なる出力信号を得
ることができる。例えば、光源の照明状態(強度、分
布)を変えることで、特定の光照射分布を構成すること
が可能であり、制御信号が同じでも出力信号は変化す
る。
【0067】上記のように、複数の照明装置を設けるこ
とで、照明条件を変化させ、その結果照明条件に応じた
出力信号(指紋情報)を得ることができ、さらに、この
条件に対応した指紋照合を行うことにより、簡便に指紋
照合装置のセキュリティを高めることができる。
【0068】実施の形態14.以下、本発明の別の実施
の形態を図について説明する。本実施の形態は、上記実
施の形態13において、波長可変の照明装置を備えた例
である。図20は、指紋照合装置の一部構成を示したも
ので、指紋検出時の指紋検出部近傍の断面模式図であ
る。図において、例えば図2、3に示された指紋照合装
置1は波長可変の照明装置82を備える。指紋照合装置の
受光部は、入射光の波長に対して感度依存性があり、照
明装置の波長を制御することで異なる出力信号を得るこ
とができる。例えば、照明の照射方向を変えることで、
特定の光照射分布を構成することが可能であり、制御信
号が同じでも出力信号は変化する。
【0069】上記のように、波長可変の照明装置を設け
ることで、光照射条件を変化させ、その結果光照射条件
に応じた出力信号(指紋情報)を得ることができ、さら
に、この条件に対応した指紋照合を行うことにより、簡
便に指紋照合装置のセキュリティを高めることができ
る。
【0070】実施の形態15.以下、本発明の別の実施
の形態を図について説明する。本実施の形態は、照射方
向を制御できる照明装置を用いた例である。図21は、
指紋照合装置の一部構成を示したもので、指紋検出時の
指紋検出部近傍の断面模式図である。図において、例え
ば図2、3に示された指紋照合装置1は照射角度可変の
照明装置83を備える。指紋照合装置に照射方向を制御で
きる光源を用いることで、異なる出力信号を得ることが
できる。例えば、照明の照射方向を制御できる照明装置
83の角度を変えることで、特定の照射分布を構成するこ
とが可能であり、制御信号が同じでも出力信号は変化す
る。
【0071】上記のように、照明方向を変更できる照明
装置を設けることで、照明条件を変化させ、その結果照
明条件に応じた出力信号(指紋情報)を得ることがで
き、さらに、この条件に対応した指紋照合を行うことに
より、簡便に指紋照合装置のセキュリティを高めること
ができる。
【0072】上記実施の形態13〜15において、波長
によっては、上方より照明してもかまわない。
【0073】さらに、上記いずれの実施の形態において
も、指紋検出装置に圧力センサを設け、指紋の押圧力に
より画像入手条件を適性化してやれば、精度の高い画像
が入手でき、指紋照合の精度が向上する。また、実際に
押圧しないと画像検出されないようにすれば、指紋のコ
ピーを用いる等の詐欺を防ぐことができる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る指紋照合装置は、指紋検出部から取り込まれた画像情
報を特徴抽出するデータ処理回路と、該データ処理回路
で処理された特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽
出されたデータとを比較する比較器とを備えたので、セ
キュリティが向上するとともに、照合処理速度が向上す
る。
【0075】本発明の請求項2に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像演算機能を備
え、該指紋検出部から演算処理された画像の特徴量を取
り込み、該特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽出
されたデータとを比較する比較器とを備えたので、セキ
ュリティが向上するとともに、照合処理速度が向上す
る。
【0076】本発明の請求項3に係わる指紋照合装置
は、請求項2において、画像特徴量の抽出が指紋検出部
に備えた制御回路への制御信号により行われるので、所
望の特徴量を簡便に入手でき、セキュリティがより向上
する。
【0077】本発明の請求項4に係わる指紋照合装置
は、請求項3において、制御回路への制御信号により画
像演算内容を選択できる選択回路をさらに備えたので、
数値データによる選択信号を用いることができるため、
所望の特徴量を簡便に入手でき、さらに照合速度も向上
する。
【0078】本発明の請求項5に係わる指紋照合装置
は、請求項2において、指紋検出部に演算処理された情
報を記憶する記憶手段をさらに備えたので、セキュリテ
ィが向上する。
【0079】本発明の請求項6に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に指紋検出時の指の
押圧を検出する圧力センサをさらに備えたので、指紋検
出条件を制御でき、検出精度が向上する。従って、指紋
照合精度が向上する。また、実際に押圧しないと画像検
出されないようにすれば、指紋のコピーを用いる等の詐
欺を防ぐことができる。
【0080】本発明の請求項7に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に光学レンズをさら
に備えたので、指紋検出部の受光面を小さくすることが
でき、装置の小型化が図れる。
【0081】本発明の請求項8に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像取り込みのた
めの照明手段を備え、該照明手段が複数配置されるの
で、照明条件を変化させることで出力信号を変化させ、
簡便に指紋照合装置のセキュリティを高めることができ
る。
【0082】本発明の請求項9に係わる指紋照合装置
は、請求項8において、複数の照明手段から発せられる
光の波長が異なるので、照明条件(波長)を変化させる
ことで出力信号を変化させ、簡便に指紋照合装置のセキ
ュリティを高めることができる。
【0083】本発明の請求項10に係わる指紋照合装置
は、請求項1において、指紋検出部に画像取り込みのた
めの照明手段を備え、該照明手段の照射角度が可変であ
るので、照明条件(照射角度)を変化させることで出力
信号を変化させ、簡便に指紋照合装置のセキュリティを
高めることができる。
【0084】本発明の請求項11に係わる指紋照合シス
テムは、指紋検出部に画像演算機能を備え、該指紋検出
部から演算処理された画像特徴量を取り込む指紋照合装
置と、前記指紋検出部の演算処理内容を制御する制御信
号を発し、前記特徴量と予め特徴抽出されたデータとを
比較照合する演算装置とを備えたので、データベース化
された個人の指紋情報はホスト側(外部の演算装置)に
ある為、指紋照合装置側には個人の指紋情報は含まれて
おらず、指紋情報を指紋照合装置から盗まれることがな
いため、セキュリティが向上する。
【0085】本発明の請求項12に係わる指紋照合シス
テムは、指紋検出部に画像演算機能を備え、該指紋検出
部から演算処理された画像特徴量を取り込むICカード
と、該ICカードから受信した前記特徴量を演算装置へ
送信し、該演算装置において前記特徴量と予め特徴抽出
されたデータとの比較照合結果を受信する携帯端末とを
備えたので、データベース化された個人の指紋情報はホ
スト側(外部の演算装置)にある為、指紋照合装置側に
は個人の指紋情報は含まれておらず、指紋情報を指紋照
合装置から盗まれることがないため、セキュリティが向
上する。さらに、指紋検出のみICカード上で行われ、
照合に必要な演算部はICカードに搭載する必要がな
く、可搬性に優れた小型のICカードが実現できる。
【0086】本発明の請求項13に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像演算内容を指定する制御信号を
前記指紋検出部へ入力する第一のステップと、前記第一
のステップで入力された制御信号により画像処理を実施
し画像処理データを入手する第二のステップと、予め記
憶された指紋情報と制御信号で特徴付けられた画像情報
データを比較し指紋照合を行なう第三のステップを備え
たので、外部から入力された条件により特徴づけられた
画像を得ることができる。この画像情報と、データベー
ス上の個人の指紋情報との照合時には、所定の画像処理
(演算)条件に関する情報がなくては照合が実施出来な
い為、照合作業のセキュリティを向上するという効果が
ある。
【0087】本発明の請求項14に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像演算処理開始位置を指定する信
号を入力する第一のステップと、指紋検出部での画像演
算処理サイズを入力する第二のステップと、前記第二の
ステップで入力された指定位置から指定サイズの画像処
理を実施し画像処理データを入手する第三のステップ
と、予め記憶された指紋情報と第三のステップで得られ
た特徴付けられた画像情報データを比較し指紋照合を行
なう第四のステップを備えたので、外部から入力された
画像処理開始位置と画像処理サイズ等の条件により特徴
づけられた画像を得ることができる。この画像情報と、
データベース上の個人の指紋情報との照合時には、指紋
検出時に入力した画像処理開始位置と画像処理サイズの
情報がなくては照合が実施出来ない為、照合作業のセキ
ュリティを向上するという効果がある。
【0088】本発明の請求項15に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部での画像データにX、Y方向への1次元
射影出力する制御信号を入力する第一のステップと、前
記第一のステップで入力された制御信号により画像処理
を実施し1次元射影データを入手する第二のステップ
と、第二のステップで得られたX、Y方向への1次元射
影データと予め記憶されたX、Y方向への1次元射影デ
ータとを少なくとも1つ比較し指紋照合を行なう第三の
ステップを備えたので、2次元の画像情報を1次元射影
したデータで指紋照合が実行できることにより、データ
ベース上の個人の指紋情報量が少なくなるという効果が
ある。
【0089】本発明の請求項16に係わる指紋照合方法
は、指紋検出部を備えたICカードにより指紋情報を抽
出する第一のステップ、前記抽出した指紋情報を携帯端
末を介して外部指紋情報管理場所に送信する第二のステ
ップ、前記外部指紋情報管理場所に前記抽出した指紋情
報と指紋データの照合を行う第三のステップ、データ照
合の結果を携帯端末を介してICカードに送信する第四
のステップを備えたので、データベース化された個人の
指紋情報はホスト側(外部の演算装置)にある為、指紋
照合装置側には個人の指紋情報は含まれておらず、指紋
情報を指紋照合装置から盗まれることがないため、セキ
ュリティが向上する。
【0090】本発明の請求項17に係わる指紋照合方法
は、請求項16において、携帯端末を介したICカード
と外部指紋情報管理場所との情報の送受信を暗号化して
行うので、さらにセキュリティが向上する。
【0091】本発明の請求項18に係わる指紋照合方法
は、請求項13乃至17のいずれか1項において、指紋
照合を複数の指に対して行うので、指紋照合の精度が向
上する。
【0092】本発明の請求項19に係わる指紋照合方法
は、請求項18において、複数の指の指紋照合順序を規
定して行うので、順序も照合条件にいれればセキュリテ
ィは向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる指紋照合装置
の概略構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係わる指紋照合装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係わる指紋照合装置
の構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係わる指紋照合装置
の構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態4に係わる指紋照合装置
の動作を説明するための図である。
【図6】 本発明の実施の形態4に係わる指紋照合装置
の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態5に係わる指紋照合装置
の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態5に係わる指紋照合装置
の動作を示すイメージすである。
【図9】 本発明の実施の形態6に係わる指紋照合装置
の動作を説明するための図である。
【図10】 本発明の実施の形態7に係わる指紋照合装
置の動作を説明するための図である。
【図11】 本発明の実施の形態7に係わる指紋照合装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態8に係わる指紋照合装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態8に係わる指紋照合装
置の動作を示すイメージすである。
【図14】 本発明の実施の形態9に係わる指紋照合装
置の一部構成を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態9に係わる指紋照合装
置の動作を説明するための図である。
【図16】 本発明の実施の形態10に係わる指紋照合
装置の動作を説明するための図である。
【図17】 本発明の実施の形態11に係わる指紋照合
装置の動作を説明するための図である。
【図18】 本発明の実施の形態12に係わる指紋照合
装置の動作を説明するための図である。
【図19】 本発明の実施の形態13に係わる指紋照合
装置の一部構成を示した図である。
【図20】 本発明の実施の形態14に係わる指紋照合
装置の一部構成を示した図である。
【図21】 本発明の実施の形態15に係わる指紋照合
装置の一部構成を示した図である。
【図22】 従来のID判別装置の構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 指紋照合装置、 11 透明板、 12 照明
装置(LED)、13 画像センサ部、 14 記憶装
置(メモリ)、15 データ処理回路、16 比較器、
17 制御回路、 18 集積化デバイス、20 指
紋検出部、 21制御回路、 22 出力回路、 23
受光部、24 設定領域、 25 制御信号、 26
照合信号、 27 照合結果、28 ホストコンピュ
ータ、 30 セレクタ、 31 記憶装置、32 選
択信号、 40 全撮像エリア、 41 指定撮像エリ
ア、42 画像処理開始位置及びサイズの指定、 51
撮像データ、52 1次元射影データ、 53 空間
フィルタ、54 空間フィルタのサイズを指定、 5
9 携帯端末、60 ICカード、 61 携帯端末側
で行われる処理、62 指紋データ管理場所(ホスト)
側で行われる処理、63 携帯端末からホストへの送
信、 64 ホストから携帯端末への送信、81 照明
装置、 82 波長可変照明装置、83 照射角度可変
照明装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹島 晃 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井藤 博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 新田 泰彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 新田 嘉一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 船津 英一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 淳也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 青柳 哲次 神奈川県相模原市上鶴間2719番地

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋検出部から取り込まれた画像情報を
    特徴抽出するデータ処理回路と、該データ処理回路で処
    理された特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽出さ
    れたデータとを比較する比較器とを備えたことを特徴と
    する指紋照合装置。
  2. 【請求項2】 指紋検出部に画像演算機能を備え、該指
    紋検出部から演算処理された画像の特徴量を取り込み、
    該特徴量と記憶装置内に記憶され予め特徴抽出されたデ
    ータとを比較する比較器とを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の指紋照合装置。
  3. 【請求項3】 画像特徴量の抽出が指紋検出部に備えた
    制御回路への制御信号により行われることを特徴とする
    請求項2に記載の指紋照合装置。
  4. 【請求項4】 制御回路への制御信号により画像演算内
    容を選択できる選択回路をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項3に記載の指紋照合装置。
  5. 【請求項5】 指紋検出部に演算処理された情報を記憶
    する記憶手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の指紋照合装置。
  6. 【請求項6】 指紋検出部に指紋検出時の指の押圧を検
    出する圧力センサをさらに備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の指紋照合装置。
  7. 【請求項7】 指紋検出部に光学レンズをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置。
  8. 【請求項8】 指紋検出部に画像取り込みのための照明
    手段を備え、該照明手段が複数配置されることを特徴と
    する請求項1に記載の指紋照合装置。
  9. 【請求項9】 複数の照明手段から発せられる光の波長
    が異なることを特徴とする請求項8に記載の指紋照合装
    置。
  10. 【請求項10】 指紋検出部に画像取り込みのための照
    明手段を備え、該照明手段の照射角度が可変であること
    を特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置。
  11. 【請求項11】 指紋検出部に画像演算機能を備え、該
    指紋検出部から演算処理された画像特徴量を取り込む指
    紋照合装置と、前記指紋検出部の演算処理内容を制御す
    る制御信号を発し、前記特徴量と予め特徴抽出されたデ
    ータとを比較照合する演算装置とを備えたことを特徴と
    する指紋照合シムテム。
  12. 【請求項12】 指紋検出部に画像演算機能を備え、該
    指紋検出部から演算処理された画像特徴量を取り込むI
    Cカードと、該ICカードから受信した前記特徴量を演
    算装置へ送信し、該演算装置において前記特徴量と予め
    特徴抽出されたデータとの比較照合結果を受信する携帯
    端末とを備えたことを特徴とする指紋照合システム。
  13. 【請求項13】 指紋検出部での画像演算内容を指定す
    る制御信号を前記指紋検出部へ入力する第一のステップ
    と、前記第一のステップで入力された制御信号により画
    像処理を実施し画像処理データを入手する第二のステッ
    プと、予め記憶された指紋情報と制御信号で特徴付けら
    れた画像情報データを比較し指紋照合を行なう第三のス
    テップを備えたことを特徴とする指紋照合方法。
  14. 【請求項14】 指紋検出部での画像演算処理開始位置
    を指定する信号を入力する第一のステップと、指紋検出
    部での画像演算処理サイズを入力する第二のステップ
    と、前記第二のステップで入力された指定位置から指定
    サイズの画像処理を実施し画像処理データを入手する第
    三のステップと、予め記憶された指紋情報と第三のステ
    ップで得られた特徴付けられた画像情報データを比較し
    指紋照合を行なう第四のステップを備えたことを特徴と
    する指紋照合方法。
  15. 【請求項15】 指紋検出部での画像データにX、Y方
    向への1次元射影出力する制御信号を入力する第一のス
    テップと、前記第一のステップで入力された制御信号に
    より画像処理を実施し1次元射影データを入手する第二
    のステップと、第二のステップで得られたX、Y方向へ
    の1次元射影データと予め記憶されたX、Y方向への1
    次元射影データとを少なくとも1つ比較し指紋照合を行
    なう第三のステップを備えたことを特徴とする指紋照合
    方法。
  16. 【請求項16】 指紋検出部を備えたICカードにより
    指紋情報を抽出する第一のステップ、前記抽出した指紋
    情報を携帯端末を介して外部指紋情報管理場所に送信す
    る第二のステップ、前記外部指紋情報管理場所に前記抽
    出した指紋情報をと指紋データの照合を行う第三のステ
    ップ、データ照合の結果を携帯端末を介してICカード
    に送信する第四のステップを備えたことを特徴とする指
    紋照合方法。
  17. 【請求項17】 携帯端末を介したICカードと外部指
    紋情報管理場所との情報の送受信を暗号化して行うこと
    を特徴とする請求項16に記載の指紋照合方法。
  18. 【請求項18】 指紋照合を複数の指に対して行うこと
    を特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載
    の指紋照合方法。
  19. 【請求項19】 複数の指の指紋照合順序を規定して行
    うことを特徴とする請求項18に記載の指紋照合方法。
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