JPS61182174A - 個人識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は手型、掌紋、指紋等を記憶し各個の手型、掌紋
、指紋等で個人を識別する装置に関し、特に波長の異な
る２種類以上の光で検査体を照射し、その透過または反
射光を受光し生体か否かを判定および特徴パラメータを
抽出する光電変換素子を設けた個人識別装置に関するも
のである。

口、従来の技術 個人を識別する人工的手段として、従来より手型による
もの、掌紋によるもの、指紋によるもの等がある。また
、その計測方法も磁気によるもの、光学的なものがある
。

例えば、予め決められた中心点に中指と薬指の接合点を
合わせ、容積と重合する細長い透孔の上に容積を載せ、
その透孔上の容積の長さを光学的に測定し、予めカード
に記録されている指の長さと比較する方法がある。

ハ４発明が解決しようとする問題点 このような従来の方法では、義手等の複製された生型、
掌紋、指紋等は無条件に本人として識別される。また、
本人でも登録時の状態と識別時における生長度や体調に
より誤識別が生じたり、登録時の手や指の置き方の差異
により誤識別が生じ、これを防止することが望まれてい
た。

また、指の長さによる手型識別では、計測誤差が生じ易
く、これを防止するために被識別者は設定された位置に
手、指を載せなければ正確なデータが得られず、登録作
業が面倒であった。

更に、掌紋、指紋の比較識別では、手の平および指の汚
れや傷等が識別を困難にすることが多々あり、しかも、
指紋の採取は犯罪捜査を連想させて被識別者に悪い印象
を与える欠点があった。

二０問題点を解決するための手段 本発明は上記の各種欠点を解消するもので、波長の異る
光源が設置された形状入力部を複数設け、この波長の異
る光を検査体に照射して２種以上の形状輪郭線を得て生
体か義手等の人工的複製品かを判定すると共に、この形
状輪郭線を記録してから特徴パラメータを抽出し、この
特徴パラメータを記憶登録し、被識別者からの特徴パラ
メータと比較して正確度の高い判定結果を得んとするも
のである。

ホ１作用 本発明の識別装置では、登録時および識別時において、
波長の異る光源１０．１１等が検査体を照射し、その透
過または反射光を受光して２種以上の輪郭線を捕え、こ
れをデータ処理して生体か若しくは義手等の人工的複製
品かを判定すると共に、特徴パラメータを記憶登録し、
被識別者からの特徴パラメータと比較し判定する。

へ、実施例 以下１図面により本発明実施の１例として生型によるも
のを説明する。

本発明装置は、第１図ブロック図で示すように複数の形
状入力部１．２、輪郭線信号抽出部３、複数の輪郭線信
号記憶部４．５、輪郭線比較部６、特徴パラメータ抽出
部７、特徴パラメータ記憶部８、比較部９から構成され
る。

形状入力部１、２は、第２図で示すように波長の異る光
源１０．１１と光電変換素子（例えばテレビカメラ）１
２の間に受枠１３へ嵌込まれた透明板１４を配設するか
、若しくは第３図で示すように波長の異る光源１０．１
１と光電変換素子１２を並設すると共に、反射板１５を
その前面に斜設し、１面に透明板１４を配設して構成す
る。

この形状入力部１、２の透明板１４に手１６を載せて、
異る波長Ａ、Ｂの光＃１０、１１１で照射すると、その
透過または反射光を受光する光電変換素子（テレビカメ
ラ）１２により第４図で示すようなΔを差の二重図形の
線図α、βが表示される。このように生体の場合は必ず
Δ右差の二重図形の線図α、αが表示される。従って、
この段階で検査物が生体か若しくは義手かを判定する。

而して、二重図形の線図α、βは、輪郭線信号記憶部４
．５に各送られ、輪郭線信号として記憶された後に輪郭
線比較部６に送られ、第５図で示すように比較された後
に特徴パラメータ抽出部７に送られる。特徴パラメータ
抽出部７では輪郭線比較部６から送られてきたデータを
処理し、被識別者の特徴パラメータとして特徴パラメー
タ記憶部８へ送り、登録者として記憶する。

一方、登録者として被識別者が透明板１４に手１６を載
せて異る波長Ａ、Ｂの光源１０．１１で照射すると、そ
の透過または反射光を光電変換素子１２が受光し、表示
された二重の線図α、βにより前記と同様に生体か若し
くは変化のない無機物の義手等かを判定すると共に、そ
の二重の線図α、βを輪郭線信号記憶部４．５に送る。

この輪郭線記号記憶部４，５を送られてきた信号は、輪
郭線比較部６、特徴パラメータ抽出部７に送られ個人の
特徴パラメータを得る。この個人の特徴パラメータと特
徴パラメータ記憶部８に登録されている特徴パラメータ
とを比較部９で比較し、判定結果を出力する。

尚、輪郭線信号抽出部３、輪郭線信号記憶部４、輪郭線
比較部６、特徴パラメータ抽出部７、特徴パラメータ記
憶部８および比較部９等の回路並びに装置は公知のもの
、例えば特公昭５６−２０８６４号明細書記載のものを
使用することができる。

ト０発明の効果 以上のように本発明は、波長の異る光源１０．１１等が
設置された形状入力部１．２等を複数設け、この異る波
長の光で検査体を照射し、その透過または反射光を受光
する光電変換素子１２で２種以上の輪郭線を捕え、これ
をデータ処理して生体か否かを判定すると共に、特徴パ
ラメータを記憶登録し、被識別者からの特徴パラメータ
と比較して正確な判定結果を迅速に出すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施の１例を示すブロック図、第２図は
形状入力部の１例を示す斜視図、第３図は形状入力部の
他側を示す概略側面図、第４図は早撃の輪郭線図、第５
図は輪郭線の比較図である図中主要符号 １．２Φ・赤形状入力部　　１０．１１・−・光　源１
２・・・光電変換素子　。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）手型、掌紋、指紋等を予め記憶し被識別者の生体
   で個人を識別する措置において、波長の異る光源１０、
   １１等が設置された形状入力部１、２等を複数設け、そ
   れらの波長の異る２種類以上の光を検査体に照射し、そ
   の透過または反射光を受光し生体か否かを判定および特
   徴パラメータを抽出する光電変換素子１２を設けたこと
   を特徴とする個人識別装置。
2. （２）形状入力部１、２を波長の異なる光源１０、１１
   を並設し、光源１０、１１と光電変換素子１２との間に
   手１６等の生体を載せる透明板１４を介設して構成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の個人
   識別装置。
3. （３）形状入力部１、２を波長の異る光源１０、１１お
   よび光電変換素子１２を並設すると共に、その前面に反
   射板１５を斜設し、上面若しくは下面に透明板１４を配
   設して構成したことを特徴とする個人識別装置。