JPH1014870A - 内視鏡用照明光調節装置 - Google Patents

内視鏡用照明光調節装置

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JPH1014870A
JPH1014870A JP8188613A JP18861396A JPH1014870A JP H1014870 A JPH1014870 A JP H1014870A JP 8188613 A JP8188613 A JP 8188613A JP 18861396 A JP18861396 A JP 18861396A JP H1014870 A JPH1014870 A JP H1014870A
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JP
Japan
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light
illumination light
shielding
illumination
shielding plate
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JP8188613A
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English (en)
Inventor
Kunio Odanaka
邦夫 小田中
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Machida Endoscope Co Ltd
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Machida Endoscope Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡の照明光の調節に関して多様な要求に
答えることができ、しかも無段階調節が可能な装置を提
供する。 【解決手段】 照明光供給装置20からの収束された照
明光が内視鏡の照明光伝送系を構成する光ファイバー束
18の入射端面18aに供給される。この照明光供給装
置20と入射端面18aとの間に、遮光部と透光部とを
有する遮光板31が配置される。この遮光板31は、入
射端面18aと対向している。遮光板31は、移動機構
32により、照明光の光軸Lに沿って移動可能である。
この移動に伴い、遮光板31における照明光の光束Aの
断面積が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の照明光伝
送系を構成する光ファイバー束に供給される照明光を調
節する装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、光ファイバー束からなる照明
光伝送系を備えている。この光ファイバー束の入射端面
には、照明光供給手段から収束された照明光が入射し、
内視鏡の挿入部の先端に配置された光ファイバー束の出
射端面から出射される。上記照明光は調節を必要とす
る。例えば、内視鏡は、観察対象が遠い時には明瞭に観
察できるように照明光の総光量を多くし、観察対象が近
い時には、まぶしくなって観察できないような状況(ハ
レーション)を避けるために、総光量を少なくする。
【0003】照明光の総光量を調節する装置は、照明光
供給手段と光ファイバー束の入射端面との間に配置され
た遮光板を備えている。この遮光板は、上記光ファイバ
ー束の入射端面と対向している。従来の一般的な照明光
調節装置では、図9に示すように遮光板90が火の玉形
の透光部91(開口)を有している。透光部91を除く
部位が遮光部となる。この遮光板90は、回動機構によ
り、照明光の光軸Lから離れた点Oを中心として所定角
度回動される。この回動に伴い、遮光板90での照明光
の光束Aの断面積のうち透光部91が占める面積が変化
し(換言すれば遮光部が占める面積が変化し)、この透
光部91を通って光ファイバー束の入射端面に達する総
光量が調節される。
【0004】ところで、光ファイバー束では、照明光の
配光特性(照明光の光軸に対する角度での単位面積当た
りの光量の分布)が入射側と出射側でほぼ等しい。この
光ファイバー束の伝送特性のために、上記調節装置を用
いると次のような不具合が生じる。すなわち、上記調節
装置は、光束Aの周辺部から絞ることよって、光ファイ
バー束へ供給される照明光の総光量を減らすため、上記
ライトガイドの入射端面に入射する照明光では、光軸と
のなす角度が小さい中央部では光量が殆ど変化せず、軸
線との角度が大きい周辺部でのみ光量が大きく減少する
ことになる。その結果、観察対象を間近に観察するため
に総光量を少なくしても、観察対象における照明範囲の
中心部での光量が十分には減らずハレーションを確実に
なくすことができない。また、照明範囲の周辺部で暗く
なり過ぎてしまうので、良好な観察が妨げられてしま
う。
【0005】特公平4−43247号公報に開示された
調節装置では、上述した装置と同様に回動自在な遮光板
が設けられている。この遮光板は複数の遮光ゾーンを有
しており、これら遮光ゾーンにはそれぞれ異なる所定の
開口率をなす多数の孔(透光部)が分散して形成されて
いる。遮光板は、回動機構による回動により照明光の光
束が位置する遮光ゾーンを選択し、これにより照明光の
総光量を調節している。この装置では、配光特性を大き
く変えることなく総光量を調節することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の調節装置で
は、照明光の総光量を無段階で調節することができなか
った。また、上述した2つの調節装置では、配光特性,
総光量の調節を含む種々の要求を満たすような照明光の
調節に対応して改善を図るには、その構成上限界があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内視
鏡の照明光伝送系を構成する光ファイバー束の入射端面
に向かって、照明光供給手段から照明光を収束させなが
ら供給する際に、この照明光を調節する装置において、
(イ)上記照明光供給手段と光ファイバー束の入射端面
との間において上記光ファイバー束の入射端面と対向し
て配置されるとともに、遮光部および透光部を含む遮光
パターンを有する遮光板と、(ロ)上記遮光板を照明光
の光軸に沿って移動させることにより、遮光板での照明
光の光束断面積を漸次変化させる移動機構と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の内視
鏡用照明光調節装置において、上記遮光パターンは、上
記遮光板の移動に伴い遮光板での照明光の光束断面積が
変化する過程で、この光束断面積内での遮光部の占める
面積の割合が変化するパターンであることを特徴とす
る。請求項3の発明は、請求項2に記載の内視鏡用照明
光調節装置において、上記遮光パターンは、上記遮光板
が光ファイバー束の入射端面に向かって移動し、遮光板
での照明光の光束断面積が小さくなるにしたがって、こ
の光束断面積内での遮光部の占める割合が増大するパタ
ーンであることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の内視
鏡用照明光調節装置において、上記遮光板は、透明の板
材の面に塗料を付着することにより上記遮光パターンを
形成してなり、この遮光パターンは、照明光の光軸また
はその近傍に中心を有して放射状をなしていることを特
徴とする。請求項5の発明は、請求項3に記載の内視鏡
用照明光調節装置において、上記遮光板は、透明の板材
の面に塗料を付着することにより上記遮光パターンを形
成してなり、この遮光パターンは、照明光の光軸または
その近傍に中心を有して渦巻き状をなしていることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図4を参照して説明する。まず、図3に示す内視鏡1
0の基本構成を説明する。内視鏡10は、本体11と、
この本体11から前方に延びる挿入部12と、この本体
11の後端に設けられた接眼部13とを備えている。本
体11の側部からはライトガイドケーブル14が延びて
おり、このライトガイドケーブル14の先端にはスリー
ブ形状のコネクタ15が設けられている。
【0011】上記挿入部12の先端部には観察窓と照明
窓(いずれも図示せず)が設けられている。観察窓に
は、対物光学系16を介して像伝送系となる光ファイバ
ー束17の先端面が対峙している。この光ファイバー束
17は挿入部12,本体11を通り、接眼部13に設け
られた接眼レンズ系13aに光学的に接続されている。
上記照明窓には、照明光伝送系となる光ファイバー束1
8の先端面18b(出射端面)が対峙しており、この光
ファイバー束18は、挿入部12,本体11,ライトガ
イドケーブル14,コネクタ15を通り、その基端面1
8a(入射端面)は、コネクタ15の端と一致してい
る。
【0012】上記コネクタ15は、ハウジング(図示し
ない)に着脱可能に差し込まれる。このハウジング内に
は、図1に示すように、照明光供給装置20(照明光供
給手段)が収容されている。この照明光供給装置20
は、上記光ファイバー束18の入射端面18aと離間対
峙し、かつ光ファイバー束18の入射端部の軸線L上に
配置されている。
【0013】上記照明光供給装置20は、上記軸線L上
に配置された蛍光ランプ21(光源)と、この蛍光ラン
プ21を囲むようにして配置された凹面鏡22とを有
し、さらに凹面鏡22から光ファイバー束18の入射端
面18aに向かって順に、赤外線カットフィルタ23と
集光レンズ24を有している。蛍光ランプ21からの照
明光は、凹面鏡22で反射され、赤外線カットフィルタ
23を経て集光レンズ24に至り、この集光レンズ24
で収束されて光ファイバー束18の入射端面18aに入
射される。
【0014】上記集光レンズ24からの収束照明光の光
軸は、上記光ファイバー束18の入射端部の軸線Lと一
致している。収束照明光の光束Aの断面積は、ほぼ円形
をなし、光ファイバー束18の入射端面18aに向かっ
て漸次小さくなり、この入射端面18aの位置では、入
射端面18aの面積とほぼ等しくなる。本実施例では、
集光レンズ10の焦点位置より少し手前に入射端面18
aが位置しているが、集光レンズ18aの焦点位置より
少し先の位置に入射端面18aが位置していてもよい。
【0015】上記照明光供給装置20の集光レンズ24
から、光ファイバー束18の入射端面18aに供給され
る照明光の総光量は、本発明に係わる照明光調節装置3
0により調節される。この調節装置30は、上記ハウジ
ング内に収容されており、集光レンズ24と光ファイバ
ー束18の入射端面18aとの間に配置された遮光板3
1と、この遮光板31を軸線Lに沿って移動させる移動
機構32とを備えている。遮光板31は、上記光ファイ
バー束18の入射端面18aと対向して配置されてい
る。換言すれば、軸線Lと直交するようにして配置され
ている。
【0016】上記移動機構32は、上記ハウジングに固
定された基台33と、この基台33の上面に設けられ軸
線Lと平行に延びるガイドレール34と、このガイドレ
ール34に案内される移動台35と、この移動台35と
螺合する送りネジ36と、基台33に設けられ送りネジ
36を回動させるモータ37とを有している。上記移動
台35に上記遮光板31が固定されている。
【0017】上記遮光板31はガラス等の透明材料の円
板からなりその中心は上記軸線Lに位置している。遮光
板31の一方の面には、図2に示すような遮光パターン
P1が黒色塗料をスクリーン印刷等の手段で付着するこ
とにより形成されている。この遮光パターンP1の中心
は軸線Lにあり、中央に位置するほぼ円形の遮光部31
aと、中心から径方向に放射状に直線的に延びる多数の
遮光部31bとを有している。各遮光部31bは一定の
幅を有している。なお、遮光板31において、これら遮
光部31a,31bを除く部位が、透光部31xとな
る。
【0018】上記構成をなす調節装置の作用について説
明する。モータ37を駆動させると、遮光板31が軸線
Lに沿って移動し、遮光板31での照明光の光束Aの断
面積が漸次変化する。これは、照明光が光ファイバー束
18の端面18aに向かって収束するからである。この
照明光の光束Aの断面積の変化は、上記遮光板31に形
成された遮光パターンP1と相俟って、照明光の総光量
の調節を可能にする。
【0019】上記光量調節について詳述する。遮光板3
1がない場合を仮定すると、光ファイバー束18の入射
端面18aに供給される照明光の光量分布(配光特性)
は図4の曲線X0で示すように角度ゼロを中心として2
つの山を形成するはずである。なお、図4の横軸は、軸
線Lと交差する角度(以下、入射角度と称す)であり、
図1において、+θ,−θで示されている。図4の縦軸
は単位面積当たりの光量を示す。
【0020】上記遮光板31が集光レンズ24と入射端
面18aの間にあると、図2に示すように、遮光板31
での光束Aの断面積のうち、中央部分は遮光部31aが
占め、周辺部は遮光部31bと透光部31xとが周方向
に沿って交互に占めることになる。ここで、モータ37
を駆動させて、遮光板31を図1に示すように集光レン
ズ24に近い位置から右方向に移動して入射端面に近い
位置まで移動させると、図2に示す光束Aの断面積が徐
々に小さくなり、その結果、光束Aの断面積に占める遮
光部31a,31bの割合が徐々に増大する。その結
果、照明光の総光量が、遮光板31が無い時に比べて8
0%から0%へと漸減する。
【0021】上記遮光板31の移動に伴う総光量減少の
過程において、光束Aの断面積に占める中央の遮光部3
1aの割合が増大し、最終的に光束Aの全断面積をこの
遮光部31aが占めて光量をゼロにする。光束Aの断面
積の周辺部では遮光部31bと透光部31xが交互に配
置されており、この周辺部での遮蔽割合は比較的小さく
て済む。その結果、総光量を減少させる調節過程で配光
特性を大きく変化させずに済む。
【0022】上記のように、光ファイバー束18の入射
端面18aに入射される照明光の総光量を減少させる過
程において、周辺部(入射角度の大きい領域)での光量
を著しく減じることがないので、光ファイバー束18の
出射端面18bから出射される照明光も同様の配光特性
をもつことができる。これは、図4に示すように、上記
遮光板31の移動過程の途中の2位置での光量分布曲線
1,曲線X2からも明らかである。その結果、観察対象
を間近に観察する際に、比較的広い範囲での良好な照明
が可能であり、しかも単位面積当たりの光量が著しく高
い領域をなくして、ハレーションを確実に防止できる。
【0023】なお、モータ37を逆回転させて、遮光板
31を入射端面18aから離れる方向に移動させれば、
配光特性を大きく変えることなく0%から80%へと総
光量を漸増できることは勿論である。
【0024】図5は、他の形態をなす遮光パターンP2
を示す。この遮光パターンP2は、パターンの中心が遮
光板31の中心(軸線L)から偏っている点を除いて遮
光パターンP1と似ているから、対応する部位には図中
同番号を付してその説明を省略する。この遮光パターン
P2によれば、遮蔽板31が無い時の光量分布X0にお
ける2つの山部の一方に中央の遮蔽部31aが対応する
ので、この部位での遮蔽割合が他の部位と比べて高くな
る。その結果、遮光板31を入射端面18a(図2)に
向かって移動させることにより、総光量を漸減させる過
程で、配光特性の改善(光量分布をなだらかにする)を
図ることが可能である。これは、図6に示すように、光
ファイバー束18から出射される照明光の光量分布
1’,X2’(遮蔽板31の移動過程における2位置に
対応する)からも明らかである。なお、図2,図5の遮
光パターンP1,P2では、遮光部31bの幅を全長に
わたって同じ幅にしたが、例えば周辺に向かって幅を徐
々に広くしたり、狭くしてもよい。
【0025】また、図7に示す遮光パターンP3は、遮
光板31の中心(軸線L)に位置する円形の中央部31
cとこの中央部31cの径より小さな幅を有する渦巻き
状の遮光部31dとを有している。これに伴い透光部3
1yも渦巻き状をなしている。この遮光パターンP3で
も照明光の光束の断面積における周辺部(入射角度の大
きな領域)での光量を大きく減らすことなく、総光量を
減じることができる。
【0026】図8に示す遮光パターンP4は、上記遮光
パターンP3と似ているが、渦巻き状の遮光部31dが
中心から周辺に向かうにしたがって幅を漸減させてい
る。この構成では、総光量を減少させる過程において、
図7よりも照明光の光束の断面積における周辺部での光
量の減少割合をより一層増やすことができる。上記遮光
パターンP3,P4の中心を遮光板31の中心(軸線
L)から偏らせてもよい。
【0027】本発明では、遮光板31の軸線L方向の移
動を採用したことにより、遮光板31の遮光パターンを
種々選択することにより、使用者の多様な要求に応じて
照明光の調節を無段階で行うことができる。極端な例を
挙げると、遮光板において、軸線Lから偏位した位置に
円形の透光部を形成し、その他の部位を遮光部とするこ
とにより、光量分布のピーク位置を総光量の変化ととも
に変化させることもできる。また、照明光の光束の断面
積において周辺部を遮蔽するような遮光パターンを採用
することにより、遮光板を入射端面から離れる方向に向
かって移動するにしたがって総光量を減少させ、この総
光量の減少に伴い狭い領域でのみ光量の多い照明光を得
ることも可能である。
【0028】図1において、想像線で示すように、移動
機構32の基台33を軸線Lと直交する方向に移動させ
る第2の移動機構50を装備してもよい。この第2の移
動機構50は、前述した移動機構32と同様の構成をな
す。この場合、遮光板31は、遮光パターンと、軸線L
に沿う移動,軸線Lと直交する方向の移動の組み合わせ
により、多様な照明光の調節を行うことができ、例え
ば、総光量と配光特性の調節,ないしは配光特性のみの
調節も可能となる。
【0029】また、遮光板のための移動機構は、上記実
施形態に制約されず、例えばチェーンやベルトを含むコ
ンベアにより構成してもよい。移動機構は手動であって
もよい。照明光供給手段も、上記実施形態に制約され
ず、例えば球状の光源と凹面鏡のみで構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、遮光パターンを有する遮光板を照明光の光軸に沿
って移動させることにより、使用者の多様な要望に応じ
て、照明光の調節を行うことができる。しかも、その調
節を無段階で行うことができる。請求項2の発明によれ
ば、上記遮光板を照明光の光軸に沿って移動することに
より、総光量を無段階で調節することができる。請求項
3の発明によれば、遮光板を光ファイバー束の入射端面
に向かって移動することにより、入射角度の大きな照明
光の光量の低減を抑制しつつ照明光の総光量を減じるこ
とができる。請求項4,請求項5の発明によれば、透明
板材の面に塗料を付着させることにより、放射状,渦巻
き状の複雑な遮光パターンを容易かつ低コストで得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用照明光調節装置の一実施形態
を示す側面図である。
【図2】同装置の遮光板における遮光パターンの第1の
態様を示す正面図である。
【図3】内視鏡の概略構成を示す図である。
【図4】図2の遮光パターンによる照明光の配光特性を
示す図である。
【図5】遮光板の遮光パターンの第2の態様を示す正面
図である。
【図6】図5の遮光パターンによる照明光の配光特性を
示す図である。
【図7】遮光板の遮光パターンの第3の態様を示す正面
図である。
【図8】遮光板の遮光パターンの第4の態様を示す正面
図である。
【図9】従来の照明光調節装置の遮光板を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 内視鏡 18 照明光伝送用光ファイバー束 18a 入射端面 20 照明光供給装置(照明光供給手段) 30 照明光調節装置 31 遮光板 31a,31b,31c,31d 遮光部 31x,31y 透光部 32 移動機構 P1〜P4…遮光板の遮光パターン L 光ファイバー束の入射端部の軸線(収束照明光の光
軸)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の照明光伝送系を構成する光ファイ
    バー束の入射端面に向かって、照明光供給手段から照明
    光を収束させながら供給する際に、この照明光を調節す
    る装置において、(イ)上記照明光供給手段と光ファイ
    バー束の入射端面との間において上記光ファイバー束の
    入射端面と対向して配置されるとともに、遮光部および
    透光部を含む遮光パターンを有する遮光板と、(ロ)上
    記遮光板を照明光の光軸に沿って移動させることによ
    り、遮光板での照明光の光束断面積を漸次変化させる移
    動機構と、 を備えたことを特徴とする内視鏡用照明光調節装置。
  2. 【請求項2】上記遮光パターンは、上記遮光板の移動に
    伴い遮光板での照明光の光束断面積が変化する過程で、
    この光束断面積内での遮光部の占める面積の割合が変化
    するパターンであることを特徴とする請求項1に記載の
    内視鏡用照明光調節装置。
  3. 【請求項3】上記遮光パターンは、上記遮光板が光ファ
    イバー束の入射端面に向かって移動し、遮光板での照明
    光の光束断面積が小さくなるにしたがって、この光束断
    面積内での遮光部の占める割合が増大するパターンであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用照明光調
    節装置。
  4. 【請求項4】上記遮光板は、透明の板材の面に塗料を付
    着することにより上記遮光パターンを形成してなり、こ
    の遮光パターンは、照明光の光軸またはその近傍に中心
    を有して放射状をなしていることを特徴とする請求項3
    に記載の内視鏡用照明光調節装置。
  5. 【請求項5】上記遮光板は、透明の板材の面に塗料を付
    着することにより上記遮光パターンを形成してなり、こ
    の遮光パターンは、照明光の光軸またはその近傍に中心
    を有して渦巻き状をなしていることを特徴とする請求項
    3に記載の内視鏡用照明光調節装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002107843A (ja) * 2000-09-27 2002-04-10 Noritsu Koki Co Ltd 導光装置、画像読取装置及び画像露光装置
WO2010055800A1 (ja) * 2008-11-11 2010-05-20 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用照明光学系

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