JPH1014778A - 自動串焼き機 - Google Patents

自動串焼き機

Info

Publication number
JPH1014778A
JPH1014778A JP8177888A JP17788896A JPH1014778A JP H1014778 A JPH1014778 A JP H1014778A JP 8177888 A JP8177888 A JP 8177888A JP 17788896 A JP17788896 A JP 17788896A JP H1014778 A JPH1014778 A JP H1014778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skewer
holder
skewer holder
shaft
skewers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8177888A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Toyosaki
利光 豊崎
Masao Takagi
政雄 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Rinnai Corp
Toho Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp, Toho Gas Co Ltd filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP8177888A priority Critical patent/JPH1014778A/ja
Publication of JPH1014778A publication Critical patent/JPH1014778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼鳥等の串焼きを自動的に回転させながらこ
れを焼き上げる自動串焼き機に関するもので、串ホルダ
に対して串を着脱する際に調理人が受ける熱さの緩和を
図ると共に火傷の心配を少なくする。 【解決手段】 串焼き材料(4) を保持し且つ水平姿勢と
起立姿勢を採るように起倒自在に設けられた串ホルダ
(3) と、前記水平姿勢にある前記串ホルダに保持されて
いる前記串焼き材料(4) を下方から加熱する加熱源と、
前記串焼き材料(4)の表裏を加熱すべく前記水平姿勢に
ある前記串ホルダ(3) を回転させる駆動源とを具備し、
前記串ホルダが前記水平姿勢にある状態では該串ホルダ
(3) が前記駆動源と動力伝達状態に連結される一方、前
記串ホルダが前記起立姿勢にある状態では該串ホルダと
前記駆動源との動力伝達状態が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は焼鳥等の串焼きを
自動的に回転させながらこれを焼き上げる自動串焼き機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の自動串焼き機の一部切欠
の側面図である。ケーシング(10)の天板(11)に形成され
た開口(12)の下方には、加熱源(2) を構成するパイプバ
ーナ(21)(21)とその上方隣接部の赤熱プレート(22)(22)
が配設されている。
【0003】一方、天板(11)の上面後部には加熱中の串
焼き材料(4) を回転させる為の機構部を収容するカバー
(14)が立設されており、該カバー(14)の前面板(140) に
は透孔(141) が穿設されていると共に、該透孔(141) を
貫通する円柱状の串ホルダ(3) にはその先端から穿設さ
れた軸挿入孔(31)が設けられている。このものでは、運
転スイッチ(15)を投入してパイプバーナ(21)(21)を燃焼
させると、串ホルダ(3) が180度単位で間欠回転す
る。そして、串ホルダ(3) が回転停止状態にある間にそ
の先端の軸挿入孔(31)内に串焼き材料(4) の串(40)の基
端部を圧入すると、前記串ホルダ(3) の間欠回転によっ
て、串焼き材料(4) が設定時間毎に反転せしめられてそ
の表裏が均等に加熱される。これにより、焼きむらの少
ない串焼きが焼き上げられ、その後、停止状態にある串
ホルダ(3) から前記串(40)の基端部を引き抜いて焼き上
がった串焼きを取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、串ホルダ(3) に対して串焼き材料(4) を
保持させる場合や焼き上がった串焼きを串ホルダ(3) か
ら取り外す場合に、調理人の手が加熱源(2) の上方に差
し出されることから、熱さによる不快感を回避できない
と共に、前記加熱源(2) からの熱で手が火傷を受ける心
配がある。
【0005】この出願はかかる点に鑑みてなされたもの
で、串ホルダ(3) に対して串を着脱する際に調理人が受
ける熱さの緩和を図ると共に火傷の心配を少なくするこ
とをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
請求項1の発明が採用した手段は、『回転軸が串焼き材
料の串と一直線状になるように該串を着脱自在に保持す
る串ホルダと、前記串ホルダの前記回転軸が水平に保た
れた水平姿勢と前記回転軸の串保持側端部が上方に持ち
上げられた起立姿勢との間で上下に回動するように該串
ホルダを支持する支持手段と、前記回転軸が水平となっ
た水平姿勢にある前記串ホルダを前記回転軸を中心とし
て回転させる駆動源と、前記水平姿勢にある前記串ホル
ダに保持されている前記串焼き材料を下方から加熱する
加熱源とを具備し、前記串ホルダが前記水平姿勢にある
状態では該串ホルダが前記駆動源と動力伝達状態に連結
される一方、前記串ホルダが前記起立姿勢にある状態で
は該串ホルダと前記駆動源との動力伝達状態が解除され
る』ことである。
【0007】上記手段は次のように作用する。支持手段
で上下回動自在に支持された串ホルダを起立させると、
この串ホルダと駆動源の動力伝達状態が解除されるよう
になっている。従って、かかる起立状態では、串ホルダ
は回転することなく該起立状態で静止している。又、前
記起立状態では串ホルダの串保持側端部は上方を向いて
いる。
【0008】そこで、上記串ホルダの串保持側端部に、
串焼き材料の串を保持させる。すると、この串を保持さ
せる際には、前記串ホルダが起立してその串保持側端部
が上方に持ち上げられているから、加熱源から上方及び
水平方向に離れた位置で串の取付け作業が行える。次
に、串ホルダを水平姿勢に倒すと、該串ホルダが駆動源
と動力伝達状態に連結され、これにより、該串ホルダ
が、串と一直線状となった回転軸を中心に回転する。
又、前記串ホルダに保持された串焼き材料が加熱源に対
して上方から対向する。これにより、前記串焼き材料が
回転されつつこれの表裏が加熱され、串焼きが焼き上げ
られる。以後、串ホルダを支持手段を中心に回動させる
ことにより、これを初期の起立姿勢に復帰させると、該
串ホルダの串保持側端部が加熱源から上方及び水平方向
に離反すると共に串ホルダと駆動源の動力伝達状態が解
除されて、該串ホルダが回転停状態になる。よって、加
熱源から上方及び水平方向に離れた位置で串の取り外し
作業が行える。
【0009】請求項2の発明のように、『前記串ホルダ
の前記回転軸と垂直なフランジを該串ホルダの外周に周
設した』ものでは、前記串ホルダを起立させた際に、焼
き上がった串焼きから滴下するタレが前記フランジで受
止められその下方に垂れ落ちることがない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、串ホルダを起立させることによ
り、加熱源から上方及び水平方向に離れた位置で串ホル
ダへの串の着脱作業が行えるから、前記串の着脱作業時
の熱さが緩和できると共に、該着脱作業時に手が火傷を
受ける心配が少なくなる。
【0011】請求項2の発明によれば、起立状態にある
串ホルダに保持されている串焼きから滴下するタレがフ
ランジで受け止められて下方に垂れ落ちないから、該フ
ランジの下方に於いて串ホルダを上下回動自在に支持す
る支持部、即ち、前記串ホルダと支持手段の連結部たる
可動部に前記タレが付着しない。従って、支持手段と串
ホルダの円滑な相対回動が長期に亘って確保できる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、上記した発明の実施の形態
を説明する。図1は本願発明の実施の形態に係る串焼き
機の一部切欠の側面図である。ケーシング(10)の天板(1
1)に形成された開口(12)の周囲には排気案内板(13)が立
設されており、該開口(12)の下方対向部には、パイプバ
ーナ(21)(21)とこれで加熱される赤熱プレート(22)(22)
から成る加熱源(2) が配設されている。
【0013】天板(11)の後部上面に突出する矩形箱状の
カバー(14)には、その前面板(140)から上面板(142) に
繋がるコーナ部に正面視が縦長の長方形に形成された窓
(143) (143) が器具本体の横幅方向に所定間隔で開削さ
れている(図1,図2参照)。上記各窓(143) (143) に
は串ホルダ(3) の基端軸(32)が各別に貫通していると共
に、該基端軸(32)は前記窓(143) の下縁(144) で下方か
ら支えられるようになっており、これにより、倒した串
ホルダ(3) が水平姿勢に受け止められるようになってい
る。又、前記串ホルダ(3) は外装筒(34)内に設けられた
クラッチ機構を介して駆動軸(51)に連結されており、更
に該駆動軸(51)はチェーン(61)を介してモータ(63)で回
転せしめられるようになっている。
【0014】以下、各部の詳細構造を更に説明する。 [串ホルダ(3) について]図3は、串ホルダ(3) と駆動
軸(51)の関係を示す拡大断面図である。串ホルダ(3) の
先端の串保持軸(35)には、その先端から穿設された串挿
入孔(31)が形成されていると共に、該串保持軸(35)の先
端部の側壁には前記串挿入孔(31)を内外に連通させるス
リット(37)が形成されている。そして、該スリット(37)
には、後述する串(40)を保持状態に安定させる為の押圧
バネ(38)の先端屈曲部(380) が挿入されていると共に、
該押圧バネ(38)の後端部はビス(39)で串保持軸(35)の外
周面に固定されている。
【0015】串保持軸(35)の後端外周にはフランジ(36)
が張り出していると共に、該フランジ(36)の後方には前
記串保持軸(35)と同軸状の基端軸(32)が突出している。
図5に示すように、上記基端軸(32)の後端には平面視U
字状に曲成された取付けアーム(30)が連設されており、
該取付けアーム(30)を構成する一対の平行な側板(301)
(301) 間には、図3に示すように、後述の駆動軸(51)に
連動して回動する従動軸(53)の先端部が挿入されてお
り、該従動軸(53)に於ける前記挿入部が前記側板(301)
(301) に対して連結軸(55)で回動自在に連結されてい
る。そして、連結軸(55)を装着する為に前記側板(301)
(301) に形成された軸孔(302) (302) は、図5に示すよ
うに、前記側板(301) の後端部から水平距離Xの位置に
穿設されている。又、該水平距離Xの方向と直交する方
向に於ける側板(301) の上下中心に前記軸孔(302) が位
置しており、側板(301) の上下端と軸孔(302) の中心位
置の上下距離Yは前記水平距離Xよりも大きく設定され
ている。
【0016】尚、この実施の形態では、外装筒(34)と、
これに装填された従動軸(53)と、該従動軸(53)に串ホル
ダ(3) を上下回動自在に軸支する連結軸(55)と、更に串
ホルダ(3) の基端軸(32)を下方から支える窓(143) の下
縁(144) との組み合わせが既述発明の発明特定事項とし
て記載した支持手段に対応している。 [クラッチ機構について]図3,図6に示すように、上
記従動軸(53)の後端部には被係合頭部(54)が連設されて
おり、該被係合頭部(54)にはその端面に開放する係合溝
(540) が該被係合頭部(54)の直径方向に走行する態様で
形成されている。
【0017】そして、上記被係合頭部(54)は、カバー(1
4)の上面板(142) にブラケット(16)を介して固定された
外装筒(34)内に挿入状態となっており、更に、前記外装
筒(34)先端の内周フランジ(341) と前記従動軸(53)の被
係合頭部(54)の間には、圧縮バネ(56)が介装されてい
る。一方、上記外装筒(34)内に於いて従動軸(53)の被係
合頭部(54)に対向する位置には、駆動軸(51)の先端の係
合頭部(52)が突出している。そして、該係合頭部(52)の
先端面には係合凸部(521) が突設されており、該係合凸
部(521) と前記被係合頭部(54)の係合溝(540) とが咬み
合うように構成されている。即ち、互いに咬み合う上記
係合凸部(521) と係合溝(540) を具備する係合頭部(52)
及び被係合頭部(54)によってクラッチ機構が構成される
のである。又、串ホルダ(3) の回転軸たる中心軸を水平
姿勢に維持した状態では、前記駆動軸(51),従動軸(5
3),串ホルダ(3) の夫々の中心軸(回転軸)が一直線状
に整列する構成となっている。
【0018】図1に示すように、上記駆動軸(51)は、対
向する平行起立板(18)(18)に架設状態に取付けられてい
ると共に、該平行起立板(18)(18)はカバー(14)内に於い
てケーシング(10)の天板(11)に立設されている。これら
平行起立板(18)(18)に対する駆動軸(51)の取付け部には
軸受(19)(19)が介装されており、これにより、前記駆動
軸(51)が自由に回転し得るようになっている。
【0019】ケーシング(10)の上面後部に配設されたカ
バー(14)の前面板(140) から上面板(142) に繋がるコー
ナ部に形成された各窓(143) (143) (143) に対応する串
ホルダ(3) (3) (3) を回転させる為の駆動軸(51)(51)(5
1)には、図1及び図7に示すように、これら駆動軸(51)
(51)(51)に外嵌固定されたスプロケット(59)(59)(59)が
具備されている。そして、これらスプロケット(59)(59)
(59)は平行起立板(18)(18)の間に位置していると共に、
図7に示すように、器具本体内の左右方向の両端近傍に
各別に設けられた回転軸(74)(75)のスプロケット(740)
(750) に掛けられたエンドレスチェーン(50)によって回
転せしめられるようになっている。回転軸(74)(75)間を
走行するエンドレスチェーン(50)は、隣接するスプロケ
ット(59)(59)に対して上下逆方向から係合している。従
って、駆動軸(51)(51)に連動する串ホルダ(3) (3) に保
持される後述の串焼き材料(4) は、隣接するもの同士が
互いに逆方向に回転する。よって、隣接する串焼き材料
(4) (4) 相互は、その対向する表面部が同方向に移動す
るから、仮に隣接する串焼き材料(4) (4) の表面が互い
に接触することがあっても、一方の串焼き材料(4) がこ
れに隣接する他方の串焼き材料(4) の回転を妨げる方向
に回転することがなく、各串焼き材料(4) の円滑な回転
が確保される。
【0020】上記エンドレスチェーン(50)が掛けられた
スプロケット(750) を具備する一方の回転軸(75)は、モ
ータ(63)の出力軸にチェーン(61)を介して連結されてい
ると共に、前記モータ(63)は設定角度毎に間欠回転する
ようになっている。これにより、串焼き材料(4) を所定
時間間隔で180度反転させ得る構成となっている。
尚、この実施の形態では、モータ(63)と、チェーン(61)
と、スプロケット(740)(750) を具備する回転軸(74)(7
5)と、更にスプロケット(59)を具備する駆動軸(51)が請
求項1の発明の発明特定事項として記載した駆動源に対
応している。 [使用の実際]次に、上記串焼機の使用の実際について
説明する。
【0021】まず、図8に示すように、従動軸(53)と串
ホルダ(3) との連結軸(55)を中心として該串ホルダ(3)
を回動させてこれを起立させる。すると、串ホルダ(3)
の基端部の取付けアーム(30)に突設された側板(301) (3
01) の端部コーナ部に形成されているカム曲面(304) の
作用で従動軸(53)が圧縮バネ(56)に抗して前方に移動し
てこれが外装筒(34)から前方に引き出される。前記取付
けアーム(30)の側板(301) に形成された軸孔(302) の穿
設位置、即ち、連結軸(55)の中心位置は、側板(301) の
後端部からの水平距離Xよりも上下距離Yの方が大きく
設定されているからである。すると、前記従動軸(53)の
引き出しにより、クッラッチ機構を構成する被係合頭部
(54)と係合頭部(52)が軸線方向に接離してその咬み合い
が解除され、これにより図8の状態に維持される。
【0022】この状態でケーシング(10)の前面に配設さ
れた運転スイッチ(15)を操作すると、図示しない点火装
置からパイプバーナ(21)(21)に点火されてこれが燃焼し
始めると共に、モータ(63)が所定角度単位で回転と回転
停止を繰り返して間欠回転し始める。尚、この間欠回転
に於ける前記回転停止時間は時間設定つまみ(66)で設定
できるようになっており、これにより、後述のように串
ホルダ(3) を水平に倒した串焼き時に於いて、串焼き材
料(4) の片面を加熱する時間が自由に調節できるように
なっている。尚、モータ(63)は必ずしも間欠回転させる
必要はなく、これを連続的に低速回転させてもよい。
【0023】次に、図8の想像線で示すように、串ホル
ダ(3) の串保持軸(35)の先端部に穿設された串挿入孔(3
1)に串焼き材料(4) の串(40)を挿入すると、該串(40)の
側面が押圧バネ(38)で押圧されてこれが保持された状態
に維持される。次に、図3に示すように、串ホルダ(3)
を水平状態に倒すと串ホルダ(3) 基端部の取付けアーム
(30)を構成する側板(301) (301) のカム曲面(304) が外
装筒(34)の先端面に当接した状態で回動し、これに伴っ
て従動軸(53)が圧縮バネ(56)の付勢力で駆動軸(51)側に
移動せしめられる。すると、これら従動軸(53)端部の被
係合頭部(54)に形成された係合溝(540) とこれに対応す
る係合頭部(52)側の係合凸部(521) が互いに咬み合った
状態になり、これにより、駆動軸(51)と従動軸(53)が動
力伝達状態に結合される。
【0024】この状態では、図1のように、パイプバー
ナ(21)(21)及び赤熱プレート(22)(22)から構成された加
熱源(2) の上方には串焼き材料(4) の食材(41)(41)が対
向しており、これにより、該食材(41)(41)が加熱され
る。そして、時間設定つまみ(66)で設定された時間が経
過すると、モータ(63)が設定角度だけ回転して串焼き材
料(4) が180度反転せしめられて他方の面が加熱され
る。
【0025】このように、串焼き材料(4) の前記反転動
作が繰り返されて串焼きが焼き上げられると、再び串ホ
ルダ(3) を起立させる。すると、既述したように、従動
軸(53)と駆動軸(51)の境界部に設けられた係合頭部(52)
と被係合頭部(54)の咬み合いが解除され、即ち、動力伝
達状態が解除されて図8の状態に復帰し、この状態で串
焼き材料(4) の串(40)を串挿入孔(31)から引き抜く。
【0026】このものでは、串ホルダ(3) を起立させた
状態で該串ホルダ(3) への串(40)の着脱作業が行えるか
ら、加熱源(2) から上方及び後方に大きく外れた位置で
前記串(40)の着脱作業が行えることとなり、該作業時の
熱さが緩和できる。又、串(40)を着脱する際に手が加熱
源(2) に接近しないから、これの火傷等の心配も少なく
なる。更に、上記のものでは、串ホルダ(3) を起立させ
た図8の状態では、串焼きに塗着したタレが滴下するこ
とがあっても、これがフランジ(36)で受けられるから、
その基端部の取付けアーム(30)等の駆動部に前記タレが
付着する不都合がない。
【0027】図9は、他の実施の形態を示す要部説明図
である。このものでは、串ホルダ(3) の基端軸(32)の後
端部にはボール(80)が連設されていると共に、該ボール
(80)が保持筒(83)内に回動自在に収容されている。そし
て、該保持筒(83)には、その上面から前面に至る約90
度の範囲に亘ってスリット(830) が開削されており、該
スリット(830) を基端軸(32)が貫通している。又、上記
串ホルダ(3) の基端軸(32)の外周にはピニオン(82)が設
けられており、該ピニオン(82)は、図示しない駆動源で
図9の紙面に対して前後方向に往復移動されるラック(8
1)に連動して回転するように構成されている。これによ
り、水平状態にある串ホルダ(3) に取付けられた串焼き
材料(4) が所定時間間隔で反転されつつ加熱源(2) で加
熱される。尚、図9の実施の形態ではピニオン(82)とラ
ック(81)で串ホルダ(3) が回転される点と、ボール(80)
と保持筒(83)によって串ホルダ(3) が上下方向に回動し
得るように支持されている点を除いて既述実施の形態と
同一構成を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動串焼き機の一部
切欠の側面図
【図2】図1の自動串焼き機に於ける串ホルダ(3) の取
付け部の斜視図
【図3】図1の自動串焼き機に於ける駆動軸(51),従動
軸(53)及び串ホルダ(3) の関係を示す拡大断面図
【図4】図3に現れる串保持軸(35)部分の拡大斜視図
【図5】図3に現れる取付けアーム(30)部分の拡大斜視
【図6】図3に現れる駆動軸(51)と従動軸(53)の結合部
の分解斜視図
【図7】本発明の実施の形態に係る自動串焼き機のスプ
ロケット(59)(59)の駆動機構の説明図
【図8】本発明の実施の形態に係る自動串焼き機の串ホ
ルダ(3) を起立させた状態の要部拡大図
【図9】他の実施の形態の要部説明図
【図10】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・加熱源 (3) ・・・串ホルダ (10)・・・ケーシング (11)・・・天板 (51)・・・駆動軸 (53)・・・従動軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が串焼き材料の串と一直線状にな
    るように該串を着脱自在に保持する串ホルダと、 前記串ホルダの前記回転軸が水平に保たれた水平姿勢と
    前記回転軸の串保持側端部が上方に持ち上げられた起立
    姿勢との間で上下に回動するように該串ホルダを支持す
    る支持手段と、 前記回転軸が水平となった水平姿勢にある前記串ホルダ
    を前記回転軸を中心として回転させる駆動源と、 前記水平姿勢にある前記串ホルダに保持されている前記
    串焼き材料を下方から加熱する加熱源とを具備し、 前記串ホルダが前記水平姿勢にある状態では該串ホルダ
    が前記駆動源と動力伝達状態に連結される一方、前記串
    ホルダが前記起立姿勢にある状態では該串ホルダと前記
    駆動源との動力伝達状態が解除される自動串焼き機。
  2. 【請求項2】 前記串ホルダの前記回転軸と垂直なフラ
    ンジを該串ホルダの外周に周設した請求項1の自動串焼
    き機。
JP8177888A 1996-07-08 1996-07-08 自動串焼き機 Pending JPH1014778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8177888A JPH1014778A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 自動串焼き機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8177888A JPH1014778A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 自動串焼き機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014778A true JPH1014778A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16038821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8177888A Pending JPH1014778A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 自動串焼き機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1014778A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004112123A1 (ja) * 2003-06-17 2006-09-28 株式会社クリエイティブ テクノロジー 双極型静電チャック
CN106417414A (zh) * 2016-10-28 2017-02-22 衡阳智源农业科技有限公司 一种全自动烤鸡装置
CN107339735A (zh) * 2017-08-10 2017-11-10 宁波众焱电子科技有限公司 烧烤取暖一体机
CN107374387A (zh) * 2017-08-16 2017-11-24 广东海翔教育科技有限公司 一种节能环保烧烤炉

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004112123A1 (ja) * 2003-06-17 2006-09-28 株式会社クリエイティブ テクノロジー 双極型静電チャック
JP4532410B2 (ja) * 2003-06-17 2010-08-25 株式会社クリエイティブ テクノロジー 双極型静電チャック
CN106417414A (zh) * 2016-10-28 2017-02-22 衡阳智源农业科技有限公司 一种全自动烤鸡装置
CN107339735A (zh) * 2017-08-10 2017-11-10 宁波众焱电子科技有限公司 烧烤取暖一体机
CN107374387A (zh) * 2017-08-16 2017-11-24 广东海翔教育科技有限公司 一种节能环保烧烤炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3158152B2 (ja) 串焼き装置
US4158992A (en) Combination hibachi-type grill and rotisserie
US6131505A (en) Dual-use roaster
EP0707452B1 (en) Barbecue
CN109497812B (zh) 翻炒机、翻炒装置以及一体式炒菜锅
JPH1014778A (ja) 自動串焼き機
KR100878783B1 (ko) 전기 숯불 구이기
KR200169888Y1 (ko) 회전식 고기구이기
EP2036473A1 (en) Automatic toasting apparatus
JP2001046237A (ja) 回転式焼き物機
KR200166404Y1 (ko) 고기 구이기
KR20170136102A (ko) 전기 구이기
JP4231394B2 (ja) グリルおよびグリルによる被調理物の加熱方法
CN215191019U (zh) 电烤炉
KR102525671B1 (ko) 자동회전 꼬치 구이기
KR100513155B1 (ko) 육류구이장치
KR200207281Y1 (ko) 휴대용 구이기의 회전장치
KR200494945Y1 (ko) 꼬치구이 장치
KR200318943Y1 (ko) 육류구이장치
JP3924216B2 (ja) 自動串焼き機
CN216416915U (zh) 一种多功能烤箱
JP2004248930A (ja) 自動回転式串焼き調理機
CN219763132U (zh) 烹饪器具
CN215272095U (zh) 烧烤架
CN216438561U (zh) 一种可移动烟支支撑件的烘烤烟具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees