JPH10146503A - エレメント組立体及びそれを備えたエレメント交換型フィルタ - Google Patents

エレメント組立体及びそれを備えたエレメント交換型フィルタ

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JPH10146503A
JPH10146503A JP8309078A JP30907896A JPH10146503A JP H10146503 A JPH10146503 A JP H10146503A JP 8309078 A JP8309078 A JP 8309078A JP 30907896 A JP30907896 A JP 30907896A JP H10146503 A JPH10146503 A JP H10146503A
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JP
Japan
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filter
oil
cap
gasket
case
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JP8309078A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yonemoto
敏幸 米本
Koji Ueda
広司 上田
Masahiro Tomita
正広 冨田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレメント交換に伴うガスケット(Oリン
グ)の交換や装着が確実で交換作業が容易なこと。 【解決手段】 エレメント交換型フィルタとしてのオイ
ルフィルタ100は、フィルタエレメント31を有する
エレメントS/A(サブアッセンブリ)30を収容自在
で互いに係脱自在なケース10及びキャップ20からな
る。エレメントS/A30交換の際、ケース10からキ
ャップ20を取外すと同時に、エレメントS/A30も
取外される。このとき、ケース10とキャップ20とを
液密に保持するためのガスケット41もエレメントS/
A30側に装着された状態で取外される。このように、
エレメント交換に伴ってガスケット等も同時に取外され
るため交換作業が容易であり、ガスケット等の装着忘れ
等が防止でき信頼性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレメント組立体
を交換可能なエレメント交換型フィルタに関し、例え
ば、内燃機関を潤滑するオイルに混入する不純物等を濾
過するエレメント交換型オイルフィルタに利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、エレメント組立体及びそれを備え
たエレメント交換型フィルタに関連する先行技術文献と
しては、特開平7−100309号公報にて開示された
ものが知られている。このものは、エレメント交換型オ
イルフィルタであって、メンテナンス時のエレメント交
換作業の際、エレメント組立体の脱着と共にエレメント
組立体を収容しているケーシングの分割結合部に装着さ
れているガスケット(Oリング)も信頼性を保持するた
め交換される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のもの
では、エレメント交換に伴うガスケット(Oリング)の
交換作業が面倒であり、その交換忘れや装着忘れの発生
を防止することは無理であった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、エレメント交換に伴うガスケ
ット(Oリング)の交換や装着を確実なものとすると共
に、交換作業が容易なエレメント組立体及びそれを備え
たエレメント交換型フィルタの提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のエレメント組
立体によれば、流体を濾過しエレメント組立体を構成す
るフィルタエレメントの端面または外周を保持するサポ
ート部材の外周縁にはシール部材が装着されており、流
体の濾過前後を仕切るシール部材とは別に装着されたシ
ール部材をエレメント組立体の周囲の部材間に介装させ
ることでその間を封止できると共に、エレメント組立体
と共に両シール部材を一括に取扱うことができるため作
業性を著しく向上できる。
【0006】請求項2のエレメント組立体では、サポー
ト部材が流体を通過させる通路を有しており、サポート
部材が流体の流れ方向の妨げにならないため、フィルタ
エレメントの端面または外周における設計の自由度が大
きいという効果が得られる。
【0007】請求項3のエレメント交換型フィルタによ
れば、流体を濾過しエレメント組立体を構成するフィル
タエレメントの端面または外周を保持するサポート部材
の外周縁に装着されたシール部材がフィルタエレメント
による濾過前後の流体を仕切るシール部材とは別に設け
られ、その収容された2つのケーシング部分の結合部位
に介装されその間が封止されるため、両ケーシング部分
の結合を解除することでエレメント組立体を取外すこと
ができると共に両シール部材も取外すことができ、エレ
メント交換の作業性を著しく向上できる。
【0008】請求項4のエレメント交換型フィルタで
は、エレメント組立体のサポート部材が流体を通過させ
る通路を有しており、2つのケーシング部分に収容され
たエレメント組立体のサポート部材が流体の流れ方向の
妨げにならないため、フィルタエレメントの端面または
外周における設計の自由度が大きいという効果が得られ
る。
【0009】請求項5のエレメント交換型フィルタで
は、両ケーシング部分にシール部材が介装される空間を
有すると共に、その空間とケーシング内とを連通してサ
ポート部材を受入れる連通口を有しており、エレメント
組立体が収容された両ケーシング部分はその空間にシー
ル部材が介装されることで確実に封止される。
【0010】請求項6のエレメント交換型フィルタで
は、両ケーシング部分のうちの何れか一方がサポート部
材の一部分に係合し移動させる係合部を有しており、一
方のケーシング部分における係合部がエレメント組立体
におけるサポート部材の一部分に係合することで、一方
のケーシング部分の取外し動作と同時にエレメント組立
体を他方のケーシング部分から取外すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0012】〈実施例1〉図1は本発明の実施の形態の
第1実施例にかかるエレメント組立体及びそれを備えた
エレメント交換型フィルタを適用したエレメント交換型
オイルフィルタの使用状態における全体構成を示す断面
図である。また、図2は図1の上面図であり、図3は図
1のエレメントサポート部材を示す詳細図である。な
お、図3(a)はエレメントサポート部材の内部構造を
示す下面図、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿う
断面図である。
【0013】図1及び図2において、100はエレメン
ト交換型オイルフィルタ(以下、単に『オイルフィル
タ』と記す)であり、オイルフィルタ100はアルミニ
ウム製等からなり、内燃機関のシリンダブロックの取付
座50に図示しないシール部材を介して固定されるブラ
ケットを兼ねたケース10と有底円筒状のキャップ20
とでケーシングが構成され、これらケース10とキャッ
プ20とが第1のシール部材としてのガスケット41を
介して液密に結合され一体化されている。なお、本実施
例のオイルフィルタ100はディーゼル機関用の一構造
を示す。
【0014】ケース10には、その開口近傍の円筒内面
に複数(本実施例では4箇所)の突起部11、その内周
にガスケット41を押圧し液密に保持するシール面10
a、その中央にエレメント組立体30を液密に保持しオ
イル出口を兼ねたプロテクタ部12が設けられている。
また、ケース10にはシリンダブロックの取付座50側
からの汚オイルを通過させるための入口側油路13、プ
ロテクタ部12のオイル出口に続く出口側油路14、フ
ィルタエレメント31が目詰まりして入口側油路13を
通過できなくなったときに汚オイルをリリーフバルブ1
7を介して通過させるためのリリーフ側油路15、更
に、フィルタエレメント31のうちバイパスエレメント
33で濾過された清浄オイルを通過させ内燃機関側に戻
すためのバイパス側油路16が形成されている。なお、
ケース10の入口側油路13とリリーフ側油路15とは
シリンダブロックの取付座50側で連通されている。
【0015】また、キャップ20には、その開口近傍の
円筒外周面にケース10の突起部11と結合される複数
(本実施例では4箇所)の溝部21、その開口端にエレ
メント組立体30を構成する後述のバイパスエレメント
33を保持するエレメントサポート部材36の横梁部3
8を引掛けるための複数の爪部22、それら溝部21と
爪部22との間の円筒外周面にガスケット41を押圧し
液密に保持するシール面20a、その頭頂外面にフィル
タ着脱工具が取付けられる工具穴23が設けられてい
る。このように、本実施例におけるケース10とキャッ
プ20とは突起部11と溝部21とを利用した所謂、バ
ヨネット方式を用いて結合されている。
【0016】このオイルフィルタ100内には、エレメ
ント組立体30がキャップ20側からばね部材24にて
ケース10側に付勢された状態で収容されている。エレ
メント組立体30は濾紙を折曲げ円筒状に形成し濾紙の
厚み方向を利用してオイル中に混入した比較的荒い不純
物等を濾過するフルフローエレメント32と、濾紙を巻
付けロール状に形成し軸方向にオイルを通油させること
によりオイル中に混入したカーボン等の細かい粒子を濾
過するバイパスエレメント33とが段積みされ組合わさ
れたフィルタエレメント31を有する。このフィルタエ
レメント31のフルフローエレメント32の中央側には
その円筒面に複数のオイル通路としての穴が穿設された
プロテクタ部材34と、フィルタエレメント31のバイ
パスエレメント33の中央側にはその円筒内部がオイル
通路となるプロテクタ部材35とが互いに挿嵌され結合
されている。また、フィルタエレメント31のうちのバ
イパスエレメント33側の上面及び外周面にはエレメン
トサポート部材36が被せられ、その上部開口側がプロ
テクタ部材35に挿嵌され一体化されている。
【0017】このように構成されたエレメント組立体3
0には、エレメントサポート部材36の上部開口端の外
周縁に仕切りのための第2のシール部材としてのOリン
グ42、プロテクタ部材35の上部開口端の内周縁に仕
切りのための第2のシール部材としてのOリング43が
それぞれ装着されている。そして、エレメント組立体3
0はケース10のプロテクタ部12の円筒外周面にOリ
ング42,43を介して液密に保持されている。なお、
以下では、エレメント組立体を『エレメントS/A(Su
b-Assembly:サブアッセンブリ)』と記す。
【0018】図3(a)及び図3(b)に示すように、
エレメントサポート部材36の円筒外周面には複数(本
実施例では12箇所)の横梁部38が放射状に突出さ
れ、これら横梁部38の先端にリング状のガスケットサ
ポート部37が支持され一体的に形成されている。この
ガスケットサポート部37はその先端が「T」字状に形
成されており、その形状に見合った保持形状を有するケ
ース10とキャップ20との間をシールするための第1
のシール部材としてのガスケット41が装着されてい
る。ここで、エレメントサポート部材36の円筒外周面
とガスケットサポート部37との間でガスケットサポー
ト部37を支持する横梁部38以外は入口側油路13を
通って送出された汚オイルが通過され、フィルタエレメ
ント31側に到達されるための通路39である。
【0019】次に、オイルフィルタ100内のエレメン
トS/A30を交換するときの動作について図1、図4
及び図5を参照して説明する。なお、図4は図1のオイ
ルフィルタ100からキャップ20を取外した状態を示
す断面図であり、図5は図4のキャップ20からエレメ
ントS/A30を取外した状態を示す断面図である。
【0020】図1において、キャップ20の頭頂外面が
手で掴まれケース10の突起部11と結合されているキ
ャップ20の溝部21が回転される。もしくは、キャッ
プ20の頭頂外面に設けられた工具穴23を利用して図
示しない工具により、ケース10の突起部11と結合さ
れているキャップ20の溝部21が回転される。この回
転に伴って、キャップ20はケース10との結合が徐々
に解除され、ケース10との分離方向に移動される。こ
のとき、キャップ20はその開口端に設けられた爪部2
2がエレメントS/A30のエレメントサポート部材3
6の横梁部38を引掛けた状態で移動される。
【0021】そして、図4に示すように、キャップ20
とケース10との結合状態が完全に解除され、キャップ
20側がエレメントS/A30を伴ってケース10側か
ら分離される。すると、ケース10とキャップ20との
間、即ち、オイルフィルタ100内を液密に保持するエ
レメントS/A30のエレメントサポート部材36のガ
スケットサポート部37に装着されたガスケット41も
ケース10のシール面10aから離脱される。同時に、
エレメントS/A30のエレメントサポート部材36の
上部開口端の外周縁に装着されたOリング42、プロテ
クタ部材35の上部開口端の内周縁に装着されたOリン
グ43がそれぞれケース10側から離脱される。このよ
うな、ケース10とキャップ20との結合解除状態にお
いては、キャップ20側にエレメントS/A30が未だ
収容されたままである。
【0022】この後、エレメントS/A30をその横梁
部38がキャップ20側の爪部22から外れる角度だけ
回転させることで、図5に示すように、ケース10から
分離されたキャップ20内からエレメントS/A30を
取外すことができる。このとき、エレメントS/A30
にはケース10とキャップ20とを液密に保持するため
のガスケット41及びオイルフィルタ100内で汚オイ
ル側と清浄オイル側とを仕切るためのOリング42,4
3が装着されたままである。このため、オイルフィルタ
100の信頼性を維持するため同時交換が必要なシール
部材が全てエレメントS/A30と共に取出されること
となる。
【0023】次に、新品のシール部材としてのガスケッ
ト41及びOリング42,43が予め装着された新品の
エレメントS/A30がキャップ20内にばね部材24
の付勢力に抗して挿入される。すると、エレメントS/
A30のエレメントサポート部材36のガスケットサポ
ート部37に装着されたガスケット41がキャップ20
の開口端の外周縁のシール面20aに挿嵌される。そし
て、キャップ20に対してエレメントS/A30が回転
され、そのエレメントサポート部材36の横梁部38が
キャップ20の爪部22に引掛けられることで、新品の
エレメントS/A30がキャップ20内にセットされる
(図4参照)。
【0024】次に、新品のエレメントS/A30がセッ
トされたキャップ20は、溝部21がケース10の突起
部11に対向されて挿入され、分離時と逆方向に回転さ
れる。このとき、ガスケット41の外周面がケース10
のシール面10aに挿嵌され、ケース10とキャップ2
0とが液密に保持される。また、Oリング42,43が
ケース10のプロテクタ部12の外周面に挿嵌されるこ
とで、オイルフィルタ100内は濾過前の汚オイルと濾
過後の清浄オイルとにエレメントS/A30のプロテク
タ部材34,35及びOリング42,43を介して仕切
られる。
【0025】次に、内燃機関のシリンダブロックの取付
座50側からオイルフィルタ100を通って汚オイルが
濾過される経路について、図1を参照して説明する。
【0026】図1において、内燃機関が運転状態でオイ
ルフィルタ100に収容されたエレメントS/A30の
フィルタエレメント31の濾過能力が十分あるときに
は、内燃機関側から送出された汚オイルがケース10の
入口側油路13からエレメントサポート部材36の通路
39を通ってフィルタエレメント31に至るオイル流路
が形成される。
【0027】フィルタエレメント31のうちフルフロー
エレメント32を通って濾過された清浄オイルはプロテ
クタ部材34の円筒内部、プロテクタ部材35の円筒内
部からケース10のプロテクタ部12を通って出口側油
路14から内燃機関側に至るオイル流路が形成される。
また、フィルタエレメント31のうちバイパスエレメン
ト33を通って濾過された清浄オイルはプロテクタ部材
35とエレメントサポート部材36との間の通路を通っ
てバイパス側油路16から内燃機関側に至るオイル流路
が形成される。このとき、リリーフバルブ17がその付
勢力に抗して作動されることはなく、閉状態から開状態
となることはない。
【0028】一方、エレメントS/A30のフィルタエ
レメント31が目詰まりしてその濾過能力が極端に低下
し内燃機関側から送出された汚オイルの圧力が所定値以
上に上昇すると、入口側油路13と連通されたリリーフ
側油路15入口に配設されたリリーフバルブ17が作動
され閉状態から開状態となる。このため、汚オイルはリ
リーフ側油路15を通りフィルタエレメント31で濾過
されることなくそのまま出口側油路14から内燃機関側
に至るオイル流路が形成される。
【0029】このように、本実施例のエレメントS/A
30は、オイルを濾過するフィルタエレメント31を有
するものであって、フィルタエレメント31による濾過
前後のオイルを仕切るシール部材としてのOリング4
2,43と、フィルタエレメント31の端面または外周
を保持するエレメントサポート部材36と、エレメント
サポート部材36によってエレメントS/A30の外周
に設けられたガスケットサポート部37に装着されるシ
ール部材としてのガスケット41とを具備するものであ
る。即ち、エレメントS/A30と共にOリング42,
43及びガスケット41を一括に取扱うことができるた
め作業性を著しく向上できる。
【0030】また、本実施例のエレメントS/A30
は、エレメントサポート部材36がオイルが通過する通
路39を有するものである。したがって、エレメントサ
ポート部材36がオイルの流れ方向の妨げにならないた
め、フィルタエレメント31の端面または外周における
設計の自由度を増すことができる。
【0031】そして、本実施例のエレメントS/A30
は、シール部材としてのガスケット41をフィルタエレ
メント31による濾過前後のオイルを仕切る部材として
のプロテクタ部材34,35及びシール部材としてのO
リング42,43とは別に設けるものである。よって、
ケース10とキャップ20とで構成されるケーシングと
エレメントS/A30との間に必要とされるシールと、
ケーシングを構成するケース10とキャップ20との間
に必要とされるシールとを別々に備えるので、円筒状の
フィルタエレメント31を採用するエレメント交換型フ
ィルタに適する。
【0032】更に、本実施例のエレメント交換型フィル
タとしてのオイルフィルタ100は、オイルを濾過する
フィルタエレメント31の端面または外周を保持するエ
レメントサポート部材36と、エレメントサポート部材
36の外周縁に装着されるシール部材としてのガスケッ
ト41とを有するエレメントS/A30と、第1のケー
シング部分としてのケース10と第2のケーシング部分
としてのキャップ20とに分割自在で前記両ケーシング
部分の結合部位にガスケット41を介装しエレメントS
/A30を収容自在なケース10及びキャップ20から
なるケーシングとを具備するものである。
【0033】したがって、ケース10及びキャップ20
の結合を解除することでエレメントS/A30を取外す
ことができると共にガスケット41も取外すことができ
るため、エレメント交換の作業性を著しく向上できる。
【0034】更にまた、本実施例のエレメント交換型フ
ィルタとしてのオイルフィルタ100は、エレメントS
/A30のエレメントサポート部材36がオイルが通過
する通路39を有するものである。したがって、ケース
10及びキャップ20に収容されたエレメントS/A3
0のエレメントサポート部材36がオイルの流れ方向の
妨げにならないため、フィルタエレメント31の端面ま
たは外周における設計の自由度を増すことができる。
【0035】加えて、本実施例のエレメント交換型フィ
ルタとしてのオイルフィルタ100は、エレメントS/
A30のシール部材としてのガスケット41をフィルタ
エレメント31による濾過前後のオイルを仕切る部材と
してのプロテクタ部材34,35及びシール部材として
のOリング42,43とは別に設けるものである。よっ
て、ケース10とキャップ20とで構成されるケーシン
グとエレメントS/A30との間に必要とされるシール
と、ケーシングを構成するケース10とキャップ20と
の間に必要とされるシールとを別々に備えるので、円筒
状のフィルタエレメント31を採用するエレメント交換
型フィルタに適する。
【0036】また、本実施例のエレメント交換型フィル
タとしてのオイルフィルタ100は、ケース10及びキ
ャップ20からなる両ケーシング部分がガスケット41
が介装されるシール面10a,20aを備えた空間を有
するものである。しかも、このガスケット収容空間はケ
ーシング内に向けて連通口を介して連通しており、この
連通口にガスケットサポート部37が受入れられてい
る。したがって、エレメントS/A30が収容されたケ
ース10及びキャップ20は結合部位に設けられた空間
にガスケット41が介装されることで確実に封止され
る。
【0037】更に、本実施例のエレメント交換型フィル
タとしてのオイルフィルタ100は、両ケーシング部分
のうちの一方のキャップ20がエレメントサポート部材
36の一部分である横梁部38に係合し移動させる係合
部としての爪部22を有するものである。したがって、
キャップ20に設けられた爪部22がエレメントS/A
30におけるエレメントサポート部材36の横梁部38
に係合することで、キャップ20の取外し動作と同時に
エレメントS/A30をケース10から取外すことがで
きる。
【0038】ところで、上記実施例では、エレメント交
換型フィルタとしてオイルフィルタについて述べたが、
本発明を実施する場合には、これに限定されるものでは
なく、エレメント交換型燃料フィルタに適用してもよ
い。
【0039】また、上記実施例では、ケース10の突起
部11とキャップ20の溝部21とを結合するとした
が、上述の構成に代えて、突起部をキャップ側、溝部を
ケース側に設けてもよい。そして、ケース10、キャッ
プ20はアルミニウム製等に限らず樹脂製としてもよ
い。
【0040】図6は本発明の実施の形態の第1実施例に
かかるエレメントS/A及びそれを備えたエレメント交
換型フィルタを適用したオイルフィルタの変形例を示す
断面図である。なお、図中、上述の実施例と同様の構成
または相当部分からなるものについては同一符号及び同
一記号を付して示し、その詳細な説明を省略する。
【0041】図6において、本実施例におけるオイルフ
ィルタ100′は、内燃機関のシリンダブロックの取付
座50に図示しないシール部材を介して固定されたケー
ス10′と有底円筒状のキャップ20′とでケーシング
が構成され、これらケース10′とキャップ20′とが
ガスケット41を介して液密に結合され一体化されてい
る。ケース10′の開口近傍の円筒内面には螺子部1
1′が設けられ、キャップ20′の開口近傍の円筒外周
面にはケース10′の螺子部11′と螺合される螺子部
21′が設けられている。このように、本実施例におけ
るケース10′とキャップ20′とは螺子部11′,2
1′とを利用した所謂、スクリュー方式を用いて結合さ
れている。
【0042】オイルフィルタ100′に内蔵されている
エレメントS/A30は上述の実施例と同様の構成であ
るが、キャップ20′の開口端には爪部が設けられてい
ない。このため、キャップ20′をケース10′に対し
て回転させ取外す際、エレメントS/A30はケース1
0′のプロテクタ部12の円筒外周面にOリング42,
43を介して保持されたままとなる。この後、エレメン
トS/A30は自らの重さで離脱するか、作業者によっ
て引抜かれる。このような構成は、ケース10′とキャ
ップ20′との間を螺子結合する場合に有効である。こ
の実施例によると、エレメントS/A30の交換と同時
にガスケット41を交換できるという上述の実施例と同
様の作用・効果を得ることができる。
【0043】〈実施例2〉図7は本発明の実施の形態の
第2実施例にかかるエレメントS/A及びそれを備えた
エレメント交換型フィルタを適用したオイルフィルタの
使用状態における全体構成を示す断面図である。また、
図8は図7のエレメントS/Aをオイル入口側から見た
平面図である。
【0044】図7において、200はオイルフィルタ
(エレメント交換型オイルフィルタ)であり、オイルフ
ィルタ200は内燃機関のシリンダブロックと一体的な
ケース110とアルミニウム製等からなる有底円筒状の
キャップ120とでケーシングが構成され、これらケー
ス110とキャップ120とがガスケット141を介し
て液密に結合され一体化されている。なお、本実施例の
オイルフィルタ200はガソリン機関用のフルフロータ
イプの一構造を示す。
【0045】ケース110には、その開口近傍の円筒内
面に螺子部111、その内周にガスケット141を押圧
し液密に保持するシール面110a、その内周にオイル
入口としての入口側油路113、その中央にエレメント
S/A130を液密に保持しオイル出口としてのプロテ
クタ部112が設けられている。
【0046】このオイルフィルタ200内には、濾紙を
折曲げ円筒状に形成されたフィルタエレメント131を
有するエレメントS/A130が、その両開口端のうち
の一方をプロテクタ部材134と嵌合され一体化され外
周断面が平歯車形状であるプロテクタ部材135の円筒
外周面に液密に挿嵌され、他方をケース110側と一体
成形され部分的に長溝状切欠を有するプロテクタ部11
2の円筒外周面に液密に挿嵌されて収容されている。エ
レメントS/A130のオイル入口側には、フィルタエ
レメント131に一体的に接着され端板を兼ねたガスケ
ットサポート部材132が位置され、図8に示すよう
に、ガスケットサポート部材132には汚オイルが通過
できるように所定の穴形状を有する通路132aが形成
され、このガスケットサポート部材132の外周縁には
ガスケット141が挿嵌されている。また、フィルタエ
レメント131の他端側は端板133で閉じられてい
る。そして、ガスケットサポート部132の中央開口部
の周囲には、第2のシール部材としてのクッション材1
42が貼着されている。同様に、端板133の中央開口
部の周囲にも第2のシール部材としてのクッション材1
43が貼着されている。
【0047】また、キャップ120の頭頂内面には板ば
ね材からなる円錐状のばね部材124が固定されてい
る。このばね部材124によってプロテクタ部材134
を介してエレメントS/A130がケース110側に押
付けられている。そして、内燃機関側から送出された汚
オイルが流入されるケース110側の入口側油路113
の内側端面には、ゴム製の弁部材161とその弁部材1
61の開閉動作を補助する金属製のばね部材162とか
らなるアンチドレンバルブ(逆止弁)160が配設され
ている。このため、後述するように、内燃機関が運転状
態でオイルフィルタ200内に収容されたエレメントS
/A130のフィルタエレメント131の濾過能力が十
分あるときには、内燃機関側から送出された汚オイルが
入口側油路113からアンチドレンバルブ160、エレ
メントS/A130の通路132aを通ってフィルタエ
レメント131に至るオイル流路が形成される。また、
内燃機関が停止状態となるとアンチドレンバルブ160
は閉状態になり、オイル流路が遮断される。
【0048】プロテクタ部材135は内周断面も歯車形
状とされその内周端にはプレート171が摺動自在に配
設されており、スプリング172の付勢力によりプロテ
クタ部材134の座面に当接しシール状態とすることで
リリーフバルブ170が構成されている。このプロテク
タ部材134にはその中央に油路穴134aが形成され
ており、後述するように、オイルフィルタ200に収容
されたエレメントS/A130のフィルタエレメント1
31が目詰まりしてその濾過能力が極端に低下し汚オイ
ルの圧力が上昇され所定値以上となるとリリーフバルブ
170のプレート171がスプリング172の付勢力に
抗して閉状態から開状態となる。すると、プロテクタ部
材134の油路穴134a、リリーフバルブ170、プ
ロテクタ部材135の円筒内部、ケース110のプロテ
クタ部112から出口側油路114を通って内燃機関側
に至るオイル流路が形成される。
【0049】次に、オイルフィルタ200内のエレメン
トS/A130を交換するときの動作について図7を参
照して説明する。
【0050】図7において、キャップ120の頭頂外面
が手で掴まれ、ケース110の螺子部111と結合され
ているキャップ120の螺子部121が回転される。こ
の回転に伴って、キャップ120はケース110との結
合が徐々に解除され、ケース110との分離方向に移動
される。
【0051】そして、キャップ120とケース110と
の結合状態が完全に解除され、キャップ120側がケー
ス110側から分離される。このような、キャップ12
0とケース110との結合解除状態においては、ケース
110側にエレメントS/A130が未だ収容されたま
まである。この後、エレメントS/A130がプロテク
タ部材134,135と共に取外される。すると、キャ
ップ120とケース110との間、即ち、オイルフィル
タ200内を液密に保持するエレメントS/A130の
ガスケットサポート部材132の外周縁に装着され、オ
イルフィルタ200の信頼性を維持するため同時交換が
必要なシール部材としてのガスケット141もケース1
10のシール面110aから離脱される。
【0052】次に、新品のシール部材としてのガスケッ
ト141が予め装着されプロテクタ部材134,135
が挿入された新品のエレメントS/A130がケース1
10内に挿入される。すると、エレメントS/A130
のガスケットサポート部材132に装着されたガスケッ
ト141がケース110の内周に形成されたシール面1
10aに挿嵌されると同時に、エレメントS/A130
のガスケットサポート部材132の中央穴がケース11
0のプロテクタ部112に挿嵌される。そして、新品の
エレメントS/A130がセットされたキャップ120
は、その螺子部121がケース110の螺子部111と
が分離時と逆方向に回転される。このとき、キャップ1
20側に固定されたばね部材124によってプロテクタ
部材134を介してエレメントS/A130がケース1
10側に押付けられる。そして、エレメントS/A13
0のガスケットサポート部材132の外周縁に装着され
たガスケット141がキャップ120の開口端面によっ
てケース110のシール面110aに押付けられ、ケー
ス110とキャップ120とが液密に保持される。
【0053】次に、内燃機関のシリンダブロックのケー
ス110側からオイルフィルタ200を通って汚オイル
が濾過される経路について、図7を参照して説明する。
【0054】図7において、内燃機関が運転状態でオイ
ルフィルタ200に収容されたエレメントS/A130
のフィルタエレメント131の濾過能力が十分あるとき
には、内燃機関側から送出された汚オイルがケース11
0の入口側油路113からアンチドレンバルブ160、
エレメントS/A130のガスケットサポート部材13
2の通路132aを通ってフィルタエレメント131に
至るオイル流路が形成される。
【0055】フィルタエレメント131を通って濾過さ
れた清浄オイルはプロテクタ部材135の外周部、ケー
ス110のプロテクタ部112の部分的な長溝状切欠を
通って出口側油路114から内燃機関側に至るオイル流
路が形成される。このとき、リリーフバルブ170のプ
レート171がスプリング172の付勢力に抗して作動
されることはなく、閉状態から開状態となることはな
い。
【0056】一方、エレメントS/A130のフィルタ
エレメント131が目詰まりしてその濾過能力が極端に
低下し内燃機関側から送出された汚オイルの圧力が所定
値以上に上昇すると、リリーフバルブ170が作動され
閉状態から開状態となる。このため、汚オイルはプロテ
クタ部材135の円筒内部を通りフィルタエレメント1
31で濾過されることなくそのまま出口側油路114か
ら内燃機関側に至るオイル流路が形成される。
【0057】このように、本実施例のエレメントS/A
130は、オイルを濾過するフィルタエレメント131
を有するものであって、フィルタエレメント131の端
面に保持され、フィルタエレメント131より径方向外
側へ延出したガスケットサポート部材132と、ガスケ
ットサポート部材132の外周縁に装着されるシール部
材としてのガスケット141とを具備するものである。
よって、エレメントS/A130と共にガスケット14
1を一括に取扱うことができるため作業性を著しく向上
できる。
【0058】また、本実施例のエレメントS/A130
は、ガスケットサポート部材132がオイルが通過する
通路132aを有するものである。したがって、ガスケ
ットサポート部材132がオイルの流れ方向の妨げにな
らないため、フィルタエレメント131の端面における
設計の自由度を増すことができる。
【0059】そして、本実施例のエレメントS/A13
0は、第1のシール部材としてのガスケット141をフ
ィルタエレメント131による濾過前後のオイルを仕切
る部材としてのプロテクタ部材134,135及び第2
のシール部材としてのクッション材142,143とは
別に設けるものである。
【0060】更に、本実施例のエレメント交換型フィル
タとしてのオイルフィルタ200は、オイルを濾過する
フィルタエレメント131の端面に保持されたガスケッ
トサポート部材132と、ガスケットサポート部材13
2の外周縁に装着されるシール部材としてのガスケット
141とを有するエレメントS/A130と、第1のケ
ーシング部分としてのケース110と第2のケーシング
部分としてのキャップ120とに分割自在で前記両ケー
シング部分の結合部位にガスケット141を介装しエレ
メントS/A130を収容自在なケース110及びキャ
ップ120からなるケーシングとを具備するものであ
る。
【0061】したがって、ケース110及びキャップ1
20の結合を解除することでエレメントS/A130を
取外すことができると共にガスケット141も取外すこ
とができるため、エレメント交換の作業性を著しく向上
できる。
【0062】更にまた、本実施例のエレメント交換型フ
ィルタとしてのオイルフィルタ200は、エレメントS
/A130のガスケットサポート部材132がオイルが
通過する通路132aを有するものである。したがっ
て、ケース110及びキャップ120に収容されたエレ
メントS/A130のガスケットサポート部材132が
オイルの流れ方向の妨げにならないため、フィルタエレ
メント131の端面における設計の自由度を増すことが
できる。
【0063】加えて、本実施例のエレメント交換型フィ
ルタとしてのオイルフィルタ200は、エレメントS/
A130の第1のシール部材としてのガスケット141
をフィルタエレメント131による濾過前後のオイルを
仕切る部材としてのプロテクタ部材134,135及び
第2のシール部材としてのクッション材142,143
とは別に設けるものである。
【0064】また、本実施例のエレメント交換型フィル
タとしてのオイルフィルタ200は、ケース110及び
キャップ120からなる両ケーシング部分がガスケット
141が介装されるシール面110a,120aを備え
た空間を有するものである。しかも、このガスケット収
容空間はケーシング内に向けて連通口を介して連通して
おり、この連通口にガスケットサポート部材132の外
周部が受入れられている。したがって、エレメントS/
A130が収容されたケース110及びキャップ120
は結合部位に設けられた空間にガスケット141が介装
されることで確実に封止される。
【0065】ところで、上記実施例では、エレメント交
換型フィルタとしてオイルフィルタとしたが、本発明を
実施する場合には、これに限定されるものではなく、エ
レメント交換型燃料フィルタに適用してもよい。また、
キャップ120はアルミニウム製等に限らず樹脂製とし
てもよい。
【0066】なお、図7の実施例では、ケーシングを有
底円筒状の2つのケーシング部分に分割する構成とした
が、ケーシングを有底円筒状の第1のケーシング部分
と、その開口部を塞ぐ円板状の第2のケーシング部分と
で構成してもよい。この場合、図7の実施例ではエレメ
ントS/Aの内燃機関側にガスケットサポート部材13
2を配しているが、これを内燃機関から離れた側、図中
の上側端面に配してもよい。このような配置によると、
ガスケットサポート部材を貫通してオイルを流す必要性
をなくすことができるため、通路132aをなくすこと
ができる。但し、この場合でも、ガスケットサポート部
材がフィルタエレメントより径方向外側に延出して設け
られ、その延出部にガスケットが支持されることが重要
である。そして、軸方向に分割される2つのケーシング
部分の間にガスケットが受入れられ、2つのケーシング
部分の間を封止することが重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かるエレメントS/A及びそれを備えたエレメント交換
型フィルタを適用したオイルフィルタの使用状態におけ
る全体構成を示す断面図である。
【図2】 図2は図1の上面図である。
【図3】 図3は図1のエレメントサポート部材を示す
詳細図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の第1実施例にか
かるエレメントS/A及びそれを備えたエレメント交換
型フィルタを適用したオイルフィルタからキャップを取
外した状態を示す断面図である。
【図5】 図5は図4のキャップからエレメントS/A
を取外した状態を示す断面図である。
【図6】 図6は図1のオイルフィルタの変形例を示す
断面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態の第2実施例にか
かるエレメントS/A及びそれを備えたエレメント交換
型フィルタを適用したオイルフィルタの使用状態におけ
る全体構成を示す断面図である。
【図8】 図8は図7のエレメントS/Aをオイル入口
側から見た平面図である。
【符号の説明】
10 ケース(ケーシング部分) 20 キャップ(ケーシング部分) 22 爪部(係合部) 30 エレメントS/A(エレメント組立体) 31 フィルタエレメント 34,35 プロテクタ部材 36 エレメントサポート部材 37 ガスケットサポート部 38 横梁部 39 通路 41 ガスケット(シール部材) 42,43 Oリング(シール部材) 100 オイルフィルタ(エレメント交換型フィ
ルタ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を濾過するフィルタエレメントを有
    するエレメント組立体において、 前記フィルタエレメントによる濾過前後の前記流体を仕
    切るシール部材と、 前記フィルタエレメントの端面または外周に設けられた
    サポート部材と、 前記サポート部材の外周縁に装着されるシール部材とを
    具備することを特徴とするエレメント組立体。
  2. 【請求項2】 前記サポート部材は、前記流体が通過す
    る通路を有することを特徴とする請求項1に記載のエレ
    メント組立体。
  3. 【請求項3】 流体を濾過するフィルタエレメントの端
    面または外周に設けられたサポート部材と、前記サポー
    ト部材の外周縁に装着されるシール部材と、前記フィル
    タエレメントによる濾過前後の前記流体を仕切るシール
    部材とを有するエレメント組立体と、 第1のケーシング部分と第2のケーシング部分とに分割
    自在で前記両ケーシング部分の結合部位に前記シール部
    材を介装し前記エレメント組立体を収容自在なケーシン
    グとを具備することを特徴とするエレメント交換型フィ
    ルタ。
  4. 【請求項4】 前記エレメント組立体の前記サポート部
    材は、前記流体が通過する通路を有することを特徴とす
    る請求項3に記載のエレメント交換型フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記両ケーシング部分は、前記シール部
    材が介装される空間を有すると共に、前記空間と前記ケ
    ーシング内とを連通し、前記サポート部材を受入れる連
    通口を有することを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載のエレメント交換型フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記両ケーシング部分のうちの何れか一
    方は、前記サポート部材の一部分に係合し移動させる係
    合部を有することを特徴とする請求項3乃至請求項5の
    何れか1つに記載のエレメント交換型フィルタ。
JP8309078A 1996-11-20 1996-11-20 エレメント組立体及びそれを備えたエレメント交換型フィルタ Pending JPH10146503A (ja)

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