JPH10146154A - 製茶用ベルトコンベヤ - Google Patents
製茶用ベルトコンベヤInfo
- Publication number
- JPH10146154A JPH10146154A JP32090596A JP32090596A JPH10146154A JP H10146154 A JPH10146154 A JP H10146154A JP 32090596 A JP32090596 A JP 32090596A JP 32090596 A JP32090596 A JP 32090596A JP H10146154 A JPH10146154 A JP H10146154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- tea leaves
- tea
- conveyor belt
- belt conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製茶用ベルトコンベヤに備えられたスクレー
パーに付着する茶葉を、自動的に取り除くことを目的と
している。 【解決手段】 上記目的を達成するため、製茶用ベルト
コンベヤに備えたスクレーパーに付着した茶葉の除去手
段を設ける、という手段をとる。 【効果】 作業者がスクレーパーに付着した茶葉を、手
作業で取り除く必要がなくなる。
パーに付着する茶葉を、自動的に取り除くことを目的と
している。 【解決手段】 上記目的を達成するため、製茶用ベルト
コンベヤに備えたスクレーパーに付着した茶葉の除去手
段を設ける、という手段をとる。 【効果】 作業者がスクレーパーに付着した茶葉を、手
作業で取り除く必要がなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、製茶工程において、茶
葉を次工程に供給する搬送装置に関する。
葉を次工程に供給する搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、茶葉の搬送にはベルトコンベヤを
多く用いている。特に、茶葉が蒸葉の場合は、茶葉が柔
軟で粘着性が増すため、コンベヤベルトに付着しやすく
なる。茶葉を放出した後にも、コンベヤベルトに付着し
たままで、ベルトコンベヤの回転途中に剥離し、新鮮な
茶葉に混入する。また、剥離しない場合にも、時間が経
過すると茶葉が硬化してはがれにくくなり、掃除が困難
になる。
多く用いている。特に、茶葉が蒸葉の場合は、茶葉が柔
軟で粘着性が増すため、コンベヤベルトに付着しやすく
なる。茶葉を放出した後にも、コンベヤベルトに付着し
たままで、ベルトコンベヤの回転途中に剥離し、新鮮な
茶葉に混入する。また、剥離しない場合にも、時間が経
過すると茶葉が硬化してはがれにくくなり、掃除が困難
になる。
【０００３】そこで、近年、コンベヤベルトに付着した
茶葉を落とす手段として、コンベヤベルトの表面に接す
るように、図５のようにスクレーパーを固定したり、回
転可能なブラシを設けたりして、茶葉を落としていた。
茶葉を落とす手段として、コンベヤベルトの表面に接す
るように、図５のようにスクレーパーを固定したり、回
転可能なブラシを設けたりして、茶葉を落としていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のようにコンベヤ
ベルト表面に接して固定したスクレーパー（または、回
転可能なブラシ）を設けると、スクレーパー（回転可能
なブラシ）に掻き取られた茶葉が付着してしまう。スク
レーパー（回転可能なブラシ）に付着した茶葉が厚く付
着すると、スクレーパー（回転可能なブラシ）は掻き取
る作用がなくなってしまうので、作業者によって、時々
取り除く必要がある。また、作業者が取り除かない場合
は、茶葉は固まって変質してから自然に剥離し、製茶工
程中に新鮮な茶葉に混入し、製品の品質低下を招く。
ベルト表面に接して固定したスクレーパー（または、回
転可能なブラシ）を設けると、スクレーパー（回転可能
なブラシ）に掻き取られた茶葉が付着してしまう。スク
レーパー（回転可能なブラシ）に付着した茶葉が厚く付
着すると、スクレーパー（回転可能なブラシ）は掻き取
る作用がなくなってしまうので、作業者によって、時々
取り除く必要がある。また、作業者が取り除かない場合
は、茶葉は固まって変質してから自然に剥離し、製茶工
程中に新鮮な茶葉に混入し、製品の品質低下を招く。
【０００５】本発明は、コンベヤベルトに付着した茶葉
を除去する為のスクレーパーに付着する茶葉を自動的に
取り除くことを目的としている。
を除去する為のスクレーパーに付着する茶葉を自動的に
取り除くことを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、製茶用ベルトコンベヤに備えたスクレーパーに付
着した茶葉の除去手段を設ける、上記スクレーパーに
付着した茶葉の除去手段を、スクレーパーに付着した茶
葉の除去板と、スクレーパーを駆動するアクチュエータ
とより構成する、上記スクレーパーに付着した茶葉の
除去手段を、スクレーパーに付着した茶葉の除去板と、
除去板を駆動するアクチュエータとより構成する、とい
う手段をとる。
め、製茶用ベルトコンベヤに備えたスクレーパーに付
着した茶葉の除去手段を設ける、上記スクレーパーに
付着した茶葉の除去手段を、スクレーパーに付着した茶
葉の除去板と、スクレーパーを駆動するアクチュエータ
とより構成する、上記スクレーパーに付着した茶葉の
除去手段を、スクレーパーに付着した茶葉の除去板と、
除去板を駆動するアクチュエータとより構成する、とい
う手段をとる。
【０００７】
【作用】上記のような製茶用ベルトコンベヤにより、コ
ンベヤベルトの表面に付着した茶葉がすべて除去され、
更に、スクレーパーに付着した茶葉も自動的に除去され
る。
ンベヤベルトの表面に付着した茶葉がすべて除去され、
更に、スクレーパーに付着した茶葉も自動的に除去され
る。
【０００８】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
製茶用ベルトコンベヤは、モータ２を起動することによ
りチェーン３が動き、駆動プーリ４が回転して、コンベ
ヤベルト１上の茶葉５を始端部Ａから終端部Ｂへ搬送す
る。
製茶用ベルトコンベヤは、モータ２を起動することによ
りチェーン３が動き、駆動プーリ４が回転して、コンベ
ヤベルト１上の茶葉５を始端部Ａから終端部Ｂへ搬送す
る。
【０００９】実施例１は、図１，２のように、終端部Ｂ
の駆動プーリ４の下の位置に、コンベヤベルト１の表面
に接するように、スクレーパー６（例えば合成樹脂製
等）を斜めに設ける。スクレーパー６を駆動するための
エアシリンダ８を設け、適宜、支点１９を軸としてスク
レーパー６をスライドさせる。スクレーパー６がスライ
ドした時にスクレーパー６に接するように、除去板９
（例えば鉄板等）を設ける。スクレーパー６と少し離し
て、スクレーパー７をコンベヤベルト１の表面に接する
ように設ける。
の駆動プーリ４の下の位置に、コンベヤベルト１の表面
に接するように、スクレーパー６（例えば合成樹脂製
等）を斜めに設ける。スクレーパー６を駆動するための
エアシリンダ８を設け、適宜、支点１９を軸としてスク
レーパー６をスライドさせる。スクレーパー６がスライ
ドした時にスクレーパー６に接するように、除去板９
（例えば鉄板等）を設ける。スクレーパー６と少し離し
て、スクレーパー７をコンベヤベルト１の表面に接する
ように設ける。
【００１０】水分を多く含んでいる茶葉５が製茶用ベル
トコンベヤのコンベヤベルト１上にのり、搬送され、放
出される。ほとんどの茶葉５は放出され、次工程に搬送
されるが、少しの茶葉１１はコンベヤベルト１に付着し
たまま移動し、スクレーパー６によりこすり取られる。
この時、こすり取られてそのまま下に落ちていく茶葉１
１と、スクレーパー６に付着してしまう茶葉１２があ
る。下に落ちていく茶葉１１は次工程に搬送され、スク
レーパー６に付着した茶葉１２には更に茶葉が重なって
いく。スクレーパー６に茶葉１２が付着した後、このス
クレーパー６を、図２のように、支点１９を軸として、
エアシリンダ８によりスライドさせる。スクレーパー６
がスライドすると、除去板９がスクレーパー６に付着し
た茶葉１２に当たり、茶葉１２をこすり落とす。スクレ
ーパー６がスライドしている間は、もう一枚のスクレー
パー７がコンベヤベルト１に付着している茶葉１１をこ
すり取る。
トコンベヤのコンベヤベルト１上にのり、搬送され、放
出される。ほとんどの茶葉５は放出され、次工程に搬送
されるが、少しの茶葉１１はコンベヤベルト１に付着し
たまま移動し、スクレーパー６によりこすり取られる。
この時、こすり取られてそのまま下に落ちていく茶葉１
１と、スクレーパー６に付着してしまう茶葉１２があ
る。下に落ちていく茶葉１１は次工程に搬送され、スク
レーパー６に付着した茶葉１２には更に茶葉が重なって
いく。スクレーパー６に茶葉１２が付着した後、このス
クレーパー６を、図２のように、支点１９を軸として、
エアシリンダ８によりスライドさせる。スクレーパー６
がスライドすると、除去板９がスクレーパー６に付着し
た茶葉１２に当たり、茶葉１２をこすり落とす。スクレ
ーパー６がスライドしている間は、もう一枚のスクレー
パー７がコンベヤベルト１に付着している茶葉１１をこ
すり取る。
【００１１】実施例２は、図３，４のように、終端部Ｂ
の駆動プーリ４の下の位置に、コンベヤベルト１の表面
に接するように、スクレーパー６（例えば合成樹脂製
等）を斜めに備え、スクレーパー６に付着した茶葉を掻
き落とすことができる除去板２０を設け、この除去板２
０をエアシリンダ２１によって駆動する。スクレーパー
６に茶葉１１が付着した時に除去板２０を駆動すると、
除去板２０が矢印のように、手前から奥、奥から手前へ
とスクレーパー６に沿って移動し、スクレーパー６に付
着した茶葉１１を掻き落とす。除去板２０を移動させる
手段としては、モータを用いることもできる。
の駆動プーリ４の下の位置に、コンベヤベルト１の表面
に接するように、スクレーパー６（例えば合成樹脂製
等）を斜めに備え、スクレーパー６に付着した茶葉を掻
き落とすことができる除去板２０を設け、この除去板２
０をエアシリンダ２１によって駆動する。スクレーパー
６に茶葉１１が付着した時に除去板２０を駆動すると、
除去板２０が矢印のように、手前から奥、奥から手前へ
とスクレーパー６に沿って移動し、スクレーパー６に付
着した茶葉１１を掻き落とす。除去板２０を移動させる
手段としては、モータを用いることもできる。
【００１２】エアシリンダ８，２１を作動させる時間
を、タイマーであらかじめ設定（３０分毎等）してお
く。すると、設定時間になると、自動的にエアシリンダ
８，２１が作動し、スクレーパー７または除去板２０が
駆動し、スクレーパー６に付着した茶葉が除去される。
を、タイマーであらかじめ設定（３０分毎等）してお
く。すると、設定時間になると、自動的にエアシリンダ
８，２１が作動し、スクレーパー７または除去板２０が
駆動し、スクレーパー６に付着した茶葉が除去される。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているた
め、以下のような効果がある。コンベヤベルトに付着し
た茶葉をスクレーパーによって取り除き、スクレーパー
をエアシリンダでスライドし、除去板で茶葉をこすり落
とすことにより、スクレーパーに付着した茶葉が自動的
に取り除かれ、更に、もう一枚スクレーパーをコンベヤ
ベルトに備えることにより、コンベヤベルトに付着した
茶葉が確実に除去される。
め、以下のような効果がある。コンベヤベルトに付着し
た茶葉をスクレーパーによって取り除き、スクレーパー
をエアシリンダでスライドし、除去板で茶葉をこすり落
とすことにより、スクレーパーに付着した茶葉が自動的
に取り除かれ、更に、もう一枚スクレーパーをコンベヤ
ベルトに備えることにより、コンベヤベルトに付着した
茶葉が確実に除去される。
【００１４】また、除去板をアクチュエータによって駆
動し、スクレーパーに付着した茶葉を取り除くことによ
り、作業者が茶葉を取り除く動作と同じように、茶葉を
自動的に取り除くことができる。
動し、スクレーパーに付着した茶葉を取り除くことによ
り、作業者が茶葉を取り除く動作と同じように、茶葉を
自動的に取り除くことができる。
【００１５】作業者が手作業でスクレーパーに付着した
茶葉を取り除く必要がなくなるために、労力の軽減がで
きる。また、スクレーパーに付着して変質した茶葉が混
入することがなくなるので、茶の品質が向上する。
茶葉を取り除く必要がなくなるために、労力の軽減がで
きる。また、スクレーパーに付着して変質した茶葉が混
入することがなくなるので、茶の品質が向上する。
【図１】実施例１による製茶用ベルトコンベヤの正面
図。
図。
【図２】実施例１による製茶用ベルトコンベヤの終端部
の正面図。
の正面図。
【図３】実施例２による製茶用ベルトコンベヤの終端部
の正面図。
の正面図。
【図４】実施例２によるスクレーパーと除去手段の詳細
図。
図。
【図５】従来の技術の製茶用ベルトコンベヤの終端部の
正面図。
正面図。
Ａ 製茶用ベルトコンベヤの始端部 Ｂ 製茶用ベルトコンベヤの終端部 １ コンベヤベルト ２ モータ ３ チェーン ４ 駆動プーリ ５ 茶葉 ６ スクレーパー ７ スクレーパー ８ エアシリンダ ９ 除去板 １０ 機枠 １１ 茶葉 １２ 茶葉 １３ 従動プーリ １４ スプロケット １５ スプロケット １６ ピロー １７ シャフト １８ コロ １９ 支点 ２０ 除去板 ２１ エアシリンダ
Claims (3)
- 【請求項１】 製茶用ベルトコンベヤに備えたスクレー
パーに付着した茶葉の除去手段を設けることを特徴とす
る製茶用ベルトコンベヤ。 - 【請求項２】 スクレーパーに付着した茶葉の除去手段
を、スクレーパーに付着した茶葉の除去板と、スクレー
パーを駆動するアクチュエータとより構成することを特
徴とする請求項１記載の製茶用ベルトコンベヤ。 - 【請求項３】 スクレーパーに付着した茶葉の除去手段
を、スクレーパーに付着した茶葉の除去板と、除去板を
駆動するアクチュエータとより構成することを特徴とす
る請求項１記載の製茶用ベルトコンベヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32090596A JPH10146154A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 製茶用ベルトコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32090596A JPH10146154A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 製茶用ベルトコンベヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146154A true JPH10146154A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18126585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32090596A Pending JPH10146154A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 製茶用ベルトコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10146154A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107472936A (zh) * | 2017-09-07 | 2017-12-15 | 浙江上河茶叶机械有限公司 | 炒茶输送流水线及其工艺 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP32090596A patent/JPH10146154A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107472936A (zh) * | 2017-09-07 | 2017-12-15 | 浙江上河茶叶机械有限公司 | 炒茶输送流水线及其工艺 |
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