JPH1014608A - 履物の中敷き - Google Patents
履物の中敷きInfo
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- JPH1014608A JPH1014608A JP16945296A JP16945296A JPH1014608A JP H1014608 A JPH1014608 A JP H1014608A JP 16945296 A JP16945296 A JP 16945296A JP 16945296 A JP16945296 A JP 16945296A JP H1014608 A JPH1014608 A JP H1014608A
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- insole
- toe
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
よる膝痛の症状の改善が期待できると共に従来よりも歩
行中に痛くなり難い履物の中敷きを提供しようとするも
の。 【解決手段】 履物1と足2との間に介在させる中敷き
であって、ほぼ履物1の底面に沿う外周形状で使用さ
れ、履物1を履いた際の両脚の下肢軸が左右外方に向け
て開いた状態から垂直方向へと矯正されるように、ほぼ
履物1の底面に沿う外周形状の左右外方側4であって足
指の爪先に対応する領域5以外に在る領域の厚みを他の
領域の厚みに較べて厚く設定した。
Description
収容して使用する中敷きに関するものである。
あり、膝関節が弱かったり体重が重た過ぎたりする人は
変形性膝関節症の症状が発生しやすい。また高齢や骨粗
鬆症になるとO脚化傾向が進んで特に膝関節の弱体化が
進み膝痛の症状が出やすい。このような症状を改善する
ため、従来より履物を履く際に足と履物との間に介在さ
せる履物の中敷きが提案されている。
は、左右両側の履物21の底面に左右外方側22に向けて上
昇する勾配を形成し、図5に示すように、両脚23が左右
外方側22に向けて湾曲したO脚状の状態(図中、一点鎖
線で示す)から垂直方向に向かうように(図中、実線で
示す)物理的に是正することにより、O脚になる傾向を
矯正するものであり、そのため履物の中敷き20の左右外
方側22の厚みを爪先から踵にかけて前後方向に厚く設定
している。
厚みを厚く設定した場合、本来は足指の爪先が収容され
るべき小指24側の領域の容積が中敷き20の厚みでかなり
減少してしまい、そのため両足の小指24側の爪先が履物
21との間で圧迫され窮屈で歩行中に痛くなり易いという
問題があった。したがってこの従来の履物の中敷き20
は、実際はあまり継続して使用されていないことが多
い。
O脚になる傾向の矯正及び変形性膝関節症による膝痛の
症状の改善が期待できると共に従来よりも歩行中に痛く
なり難い履物の中敷きを提供しようとするものである。
この発明では次のような技術的手段を講じている。
間に介在させる中敷きであって、ほぼ履物の底面に沿う
外周形状で使用され、履物を履いた際の両脚の下肢軸が
左右外方に向けて開いた状態から垂直方向へと矯正され
るように、ほぼ履物の底面に沿う外周形状の左右外方側
であって足指の爪先に対応する領域以外に在る領域の厚
みを他の領域の厚みに較べて厚く設定したことを特徴と
する。
脚の下肢軸が左右外方に向けて開いた状態から垂直方向
へと矯正されるように、ほぼ履物の底面に沿う外周形状
の左右外方側であって足指の爪先に対応する領域以外に
在る領域の厚みを他の領域の厚みに較べて厚く設定した
ので、O脚になる傾向の矯正及び変形性膝関節症による
膝痛の症状の改善が期待できる。
設定したのは、ほぼ履物の底面に沿う外周形状の左右外
方側であって足指の爪先に対応する領域以外に在る領域
としたので、両足の小指側の爪先が履物との間で圧迫さ
れ窮屈で歩行中に痛くなるということは生じ難い。
使用する他に、素足に直接接触させた状態で靴下や足袋
の中に包み込み、この状態で履物を履いたりすることも
できる。
外方側であって足指の爪先に対応する領域以外に在る領
域を、踵に対応する領域とすることもできる。このよう
に構成すると、体重が最もかかる踵の部分で、履物を履
いた際の両脚の下肢軸が左右外方に向けて開いた状態か
ら垂直方向へと矯正されることとなるので、非常に効果
的に矯正を行うことができる。
方側に向けて上昇する傾斜面を有する楔状部と、基材と
楔状部に積層される表皮材とからなることとすることも
できる。
から成るように構成すると、剛性が生じてヨレやズレを
おこしにくいという利点がある。なお、この明細書で
「硬度」とは、高分子計器株式会社製のゴム硬度計型式
Cにより測定した値をいう。
性樹脂体から成ることとすることもできる。楔状部は30
〜100 度の範囲の硬度として好適に実施することができ
るが、特に40〜55度の硬度が好ましい。硬度を40度以上
とすると矯正をより好適な水準で行うことが出来るとい
う利点があり、55度以下とすると使用時に適度なクッシ
ョン性を得られるという利点がある。
を有することとすることもできる。楔状部は4〜22度の
範囲の勾配の傾斜面として好適に実施することができる
が、特に8〜20度の勾配が好ましい。勾配を8度以上と
すると矯正をより好適な水準で行うことが出来るという
利点があり、20度以下とすると歩行時にまず支障をきた
さないという利点がある。
面を参照して説明する。
の履物の中敷きは、履物1と足2(図3参照)との間に
介在させる中敷き3である。
で使用され、履物1を履いた際の両脚の下肢軸が左右外
方に向けて開いた状態から垂直方向へと矯正されるよう
に、図1及び図2に示す通り、ほぼ履物1の底面に沿う
外周形状の左右外方側4であって足指の爪先に対応する
領域5以外に在る領域の厚みを他の領域の厚みに較べて
厚く設定している。
う外周形状の左右外方側4であって足指の爪先に対応す
る領域5以外に在る領域を、踵に対応する領域6として
いる。
成している。基材7と、踵に対応する領域6で左右外方
側4に向けて上昇する傾斜面を有する楔状部8と、基材
7と楔状部8に積層される表皮材9とである。
リエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレン、ポリアクリル、SBR、NR、N
BR、繊維集合体などを使用することができる。基材7
の厚みとして0.5 〜5mm程度の範囲で好適に実施でき
るが、この実施形態では 1.5mmに設定した。また基材
7は40度以上の硬度を有する樹脂体から成ることが好ま
しいが、この実施形態では65度に設定した。
ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリアクリル、繊維集合体など
を使用することができる。なおポリウレタンは通気性に
優れるという利点がある。この楔状部8の硬度は40〜55
度が好ましいが、この実施形態では47度に設定した。こ
の楔状部8の左右外方側4に向けて上昇する勾配は8〜
20度が好ましくが、この実施形態では12度に設定した。
ステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリプロピレン等
の合成繊維又は天然繊維の1種若しくは2種類以上の繊
維を組み合わせた織布、編み布、不織布などを使用する
ことができる。
剤系接着剤、エマルジョン系接着剤、ホットメルト系接
着剤等を使用することができる。
スのように細身の靴に使用する場合は、内側のなだらか
な山状張出部10を靴底の内周形状に合わせて裁断する。
状態を説明する。この履物の中敷き3は、履物1を履い
た際の両脚の下肢軸が左右外方に向けて開いた状態から
垂直方向へと矯正されるように、ほぼ履物1の底面に沿
う外周形状の左右外方側4であって足指の爪先に対応す
る領域5以外に在る領域の厚みを他の領域の厚みに較べ
て厚く設定したので、O脚になる傾向の矯正が期待でき
る。
の左右外方側4であって足指の爪先に対応する領域5以
外に在る領域を、踵に対応する領域6としているので、
体重が最もかかる踵の部分で、履物1を履いた際の両脚
の下肢軸が左右外方に向けて開いた状態から垂直方向へ
と矯正され、非常に効果的に矯正を行うことができると
いう利点がある。
設定したのは、ほぼ履物1の底面に沿う外周形状の左右
外方側4であって足指の爪先に対応する領域5以外に在
る領域である踵に対応する領域6としたので、両足2の
小指側の爪先が履物1との間で圧迫され窮屈で歩行中に
痛くなるということは生じ難いという利点がある。
いて使用する他に、素足2に直接接触させた状態で靴下
や足袋の中に包み込み、この状態で履物1を履いたりす
ることもできる。
の効果を有する。
による膝痛の症状の改善が期待できると共に、両足の小
指側の爪先が履物との間で圧迫され窮屈で歩行中に痛く
なるということは従来よりも生じ難い履物の中敷きを提
供することができる。
斜視図。
湾曲したO脚状の状態から、垂直方向に向かうように物
理的に是正する理屈を説明する図。
Claims (6)
- 【請求項1】 履物と足との間に介在させる中敷きであ
って、ほぼ履物の底面に沿う外周形状で使用され、履物
を履いた際の両脚の下肢軸が左右外方に向けて開いた状
態から垂直方向へと矯正されるように、ほぼ履物の底面
に沿う外周形状の左右外方側であって足指の爪先に対応
する領域以外に在る領域の厚みを他の領域の厚みに較べ
て厚く設定したことを特徴とする履物の中敷き。 - 【請求項2】 ほぼ履物の底面に沿う外周形状の左右外
方側であって足指の爪先に対応する領域以外に在る領域
を、踵に対応する領域とした請求項1記載の履物の中敷
き。 - 【請求項3】 基材と、踵に対応する領域で左右外方側
に向けて上昇する傾斜面を有する楔状部と、基材と楔状
部に積層される表皮材とからなる請求項1又は2記載の
履物の中敷き。 - 【請求項4】 基材は、40度以上の硬度を有する樹脂体
から成る請求項3記載の履物の中敷き。 - 【請求項5】 楔状部は、40〜55度の硬度を有する弾性
樹脂体から成る請求項3又は4記載の履物の中敷き。 - 【請求項6】 楔状部は、8〜20度の勾配の傾斜面を有
する請求項3乃至5のいずれかに記載の履物の中敷き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945296A JPH1014608A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 履物の中敷き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16945296A JPH1014608A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 履物の中敷き |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014608A true JPH1014608A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15886869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16945296A Pending JPH1014608A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 履物の中敷き |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014608A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005304583A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-04 | Shiyomi Gishi Seisakusho:Kk | 履物のインソール構造 |
WO2016013042A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 里 浩二 | ヒール及びパンプス用組立式インソール |
JP2017079809A (ja) * | 2014-07-22 | 2017-05-18 | 里 浩二 | ヒール及びパンプス用組立式インソール |
JP2022156252A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社丸紅フットウェア | 靴構造 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16945296A patent/JPH1014608A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005304583A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-04 | Shiyomi Gishi Seisakusho:Kk | 履物のインソール構造 |
WO2016013042A1 (ja) * | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 里 浩二 | ヒール及びパンプス用組立式インソール |
JP2017079809A (ja) * | 2014-07-22 | 2017-05-18 | 里 浩二 | ヒール及びパンプス用組立式インソール |
JP2022156252A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社丸紅フットウェア | 靴構造 |
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