JPH10145935A - 配線用ボックスの固定棒への取付装置 - Google Patents

配線用ボックスの固定棒への取付装置

Info

Publication number
JPH10145935A
JPH10145935A JP8294155A JP29415596A JPH10145935A JP H10145935 A JPH10145935 A JP H10145935A JP 8294155 A JP8294155 A JP 8294155A JP 29415596 A JP29415596 A JP 29415596A JP H10145935 A JPH10145935 A JP H10145935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
arm piece
fixing rod
wiring box
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8294155A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yamamoto
秀雄 山本
Tatsuo Tanaka
達穂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIDOU DENKO KK
Original Assignee
NICHIDOU DENKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIDOU DENKO KK filed Critical NICHIDOU DENKO KK
Priority to JP8294155A priority Critical patent/JPH10145935A/ja
Publication of JPH10145935A publication Critical patent/JPH10145935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定棒に対して配線用ボックス本体を前方か
ら容易に嵌めることができるとともに、上方からビスを
ねじ込む作業で配線用ボックス本体の前方への抜けを確
実に防止する。 【解決手段】 配線用ボックス本体1の第1溝18と弾
性変形可能な上アーム片20を固定棒2Aの前側に、第
2溝19と弾性変形可能な下アーム片21を固定棒2B
の前側にそれぞれ接近させたのち、ボックス本体1を後
側に押し込んで、第1溝18に固定棒2Aを、第2溝1
9に固定棒2Bを嵌め込み、上アーム片20の上方より
螺入させたビス28の先端を固定棒2Aに圧着して、配
線用ボックス本体1の前方への抜けを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用ボックスの
固定棒への取付装置に係り、詳しくは、間仕切り壁や二
重天井などの空間に設置した固定棒に対してアウトレッ
トボックスやスイッチボックスなどの配線用ボックスを
取付ける取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図27および図28に示すよう
に、前面に開口10を有する配線用ボックス本体1の後
部側壁11の後面に、上下方向に所定の間隔を有して上
側の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bを装着
し、これら上側の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定
棒2Bを、前壁3Aと後壁3Bとを備えた間仕切り壁3
の空間4に立設した間仕切り用の柱体5,5に架設する
ことで、間仕切り壁3の空間4の所定位置に配線用ボッ
クス本体1を配設する技術が知られている。
【0003】ところが、従来は、配線用ボックス本体1
を確実に取付けるためには、上側の横向き固定棒2Aと
下側の横向き固定棒2Bを間仕切り用の柱体5,5に架
設する前に、配線用ボックス本体1の後部側壁11の後
面に上側の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2B
を挿通装着させ、その上で上側の横向き固定棒2Aと下
側の横向き固定棒2Bの両端部を柱体5,5に取付ける
必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上側の横向き
固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bの両端部を柱体
5,5に取付けてしまった後に、配線用ボックスを上側
の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bに増設も
しくは新規に装着しなければならないことがある。この
増設もしくは新規の装着のときに、後壁3Bのみが柱体
5に取付けられてしまっている場合もあれば、前壁3A
と後壁3Bが柱体5に取付けられてしまっている場合も
ある。このようなときには、前壁3Aのみならず作業ス
ペース確保のため後壁3Bも取り外し、さらに上側の横
向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bの両端部を柱
体5,5から取り外した上でないと配線用ボックスを増
設もしくは新規に装着することができなかった。
【0005】そこで、本発明は、上下方向に所定の間隔
を有して架設されている上側の横向き固定棒と下側の横
向き固定棒もしくは左右方向に所定の間隔を有して立設
されている左右両側の立上がり固定棒に対して前側から
配線用ボックス本体を容易に装着することができ、しか
も固定棒に沿っての不本意なスライド移動も確実に防止
して強固に装着することができる配線用ボックスを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、前面に開口を有する配線用
ボックス本体の上部側壁外面の左右方向に上側の横向き
固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの上方及び後方
の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボックス本体の
下部側壁外面の左右方向には下側の横向き固定棒を受け
入れて前記配線用ボックスの下方及び後方の移動を拘束
する第2溝がそれぞれ形成され、基部を前記配線用ボッ
クス本体の第1溝より前方側の上部側壁に設けた弾性変
形可能な上アーム片で前記第1溝に入れた上側の横向き
固定棒が上方より押圧されているとともに、前記第2溝
には前記下側の横向き固定棒が入れられ、前記上アーム
片の上方より螺入させたビスの先端が前記第1溝に入れ
た上側の横向き固定棒に圧着され、前記上アーム片の先
端側には該先端を前記上側の横向き固定棒に前方より押
し込んだときに上アーム片を上方に弾性変形させて前記
上側の横向き固定棒を前記第1溝に入れるように誘導す
る誘導面が形成されていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、基部を前記配線用
ボックス本体の第2溝より前方側の下部側壁に設けた弾
性変形可能な下アーム片で前記第2溝に入れた下側の横
向き固定棒も下方より押圧するようにしたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、前記ビスの先端が
前記第1溝に入れた上側の横向き固定棒の後方側に偏心
されて圧着されているものである。
【0009】請求項4記載の発明は、前面に開口を有す
る配線用ボックス本体の上部側壁外面の左右方向に上側
の横向き固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの上方
及び後方の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボック
ス本体の下部側壁外面の左右方向には下側の横向き固定
棒を受け入れて前記配線用ボックスの下方及び後方の移
動を拘束する第2溝がそれぞれ形成され、基部を前記配
線用ボックス本体の第1溝より前方側の上部側壁に設け
た弾性変形可能な上アーム片で前記第1溝に入れた上側
の横向き固定棒が上方より押圧されているとともに、前
記第2溝には前記下側の横向き固定棒が入れられ、前記
上アーム片の上方からでかつ前記上側の横向き固定棒よ
り後方側から螺入させたビスが、前記上アーム片の上方
への弾性変形を不能にするように前記上アーム片の下方
に設けた配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着
されているとともに、該螺着により前記上アーム片自体
の弾性力よりも強い押圧力で前記上アーム片に前記第1
溝に入れた上側の横向き固定棒が押し付けられ、前記上
アーム片の先端側には該先端を前記上側の横向き固定棒
に前方より押し込んだときに上アーム片を上方に弾性変
形させて前記上側の横向き固定棒を前記第1溝に入れる
ように誘導する誘導面が形成されていることを特徴とし
ている。
【0010】請求項5記載の発明は、前面に開口を有す
る配線用ボックス本体の上部側壁外面の左右方向に上側
の横向き固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの上方
及び後方の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボック
ス本体の下部側壁外面の左右方向には下側の横向き固定
棒を受け入れて前記配線用ボックスの下方及び後方の移
動を拘束する第2溝がそれぞれ形成され、基部を前記配
線用ボックス本体の第1溝より前方側の上部側壁に設け
た弾性変形可能な上アーム片で前記第1溝に入れた上側
の横向き固定棒が上方より押圧されているとともに、前
記第2溝には前記下側の横向き固定棒が入れられ、前記
上アーム片の上方からでかつ前記上側の横向き固定棒よ
り後方側から螺入させたビスが、前記上アーム片の上方
への弾性変形を不能にするように前記上アーム片の下方
に存在する配線用ボックス本体の上部側壁に螺着されて
いるとともに、該螺着により前記上アーム片自体の弾性
力よりも強い押圧力で前記上アーム片に前記第1溝に入
れた上側の横向き固定棒が押し付けられ、前記上アーム
片の先端側には該先端を前記上側の横向き固定棒に前方
より押し込んだときに上アーム片を上方に弾性変形させ
て前記上側の横向き固定棒を前記第1溝に入れるように
誘導する誘導面が形成されていることを特徴としてい
る。
【0011】請求項6記載の発明は、基部を前記配線用
ボックス本体の第2溝より前方側の下部側壁に設けた弾
性変形可能な下アーム片で前記第2溝に入れた下側の横
向き固定棒も下方より押圧するようにしている。
【0012】請求項7記載の発明は、前記第1溝が前記
配線用ボックス本体の後部側壁上方延長線上の上部側壁
外面に形成されているとともに、第2溝が前記配線用ボ
ックス本体の後部側壁下方延長線上の下部側壁外面に形
成されていることを特徴としている。
【0013】請求項8記載の発明は、前面に開口を有す
る配線用ボックス本体の左部側壁外面の上下方向に左側
の立上がり固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの左
方及び後方の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボッ
クス本体の右部側壁外面の上下方向には右側の立上がり
固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの右方及び後方
の移動を拘束する第2溝がそれぞれ形成され、前記第1
溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2溝には右
側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、さらに、基部
を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側の左部側
壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前記第1溝に入
れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧し、前記左ア
ーム片の先端側には該先端を前記左側の立上がり固定棒
に前方より押し込んだときに左アーム片を左方に弾性変
形させて前記左側の立上がり固定棒を前記第1溝に入れ
るように誘導する誘導面を形成し、前記左アーム片の左
方より螺入させたビスの先端を前記第1溝に入れた左側
の立上がり固定棒に圧着する構成と、基部を前記配線用
ボックス本体の第2溝より前方側の右部側壁に設けた弾
性変形可能な右アーム片で前記第2溝に入れた右側の立
上がり固定棒を右方より押圧し、前記右アーム片の先端
側には該先端を前記右側の立上がり固定棒に前方より押
し込んだときに右アーム片を右方に弾性変形させて前記
右側の立上がり固定棒を前記第2溝に入れるように誘導
する誘導面を形成し、前記右アーム片の右方より螺入さ
せたビスの先端を前記第2溝に入れた右側の立上がり固
定棒に圧着する構成のうち、少なくともいずれか一方を
備えていることを特徴としている。
【0014】請求項9記載の発明は、前記ビスの先端が
前記第1溝に入れた左側の立上がり固定棒の後方側に偏
心されて圧着されているものである。
【0015】請求項10記載の発明は、前面に開口を有
する配線用ボックス本体の左部側壁外面の上下方向に左
側の立上がり固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの
左方及び後方の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボ
ックス本体の右部側壁外面の上下方向には右側の立上が
り固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの右方及び後
方の移動を拘束する第2溝がそれぞれ形成され、前記第
1溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2溝には
前記右側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、さら
に、基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側
の左部側壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前記第
1溝に入れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧し、
前記左アーム片の先端側には該先端を前記左側の立上が
り固定棒に前方より押し込んだときに左アーム片を左方
に弾性変形させて前記左側の立上がり固定棒を前記第1
溝に入れるように誘導する誘導面を形成し、前記左アー
ム片の左方からでかつ前記左側の立上がり固定棒より後
方側から螺入させたビスを前記左アーム片の左方への弾
性変形を不能にするように前記左アーム片の右方に設け
た配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着すると
ともに、該螺着により前記左アーム片自体の弾性力より
も強い押圧力で前記左アーム片を前記第1溝に入れた左
側の立上がり固定棒に押し付ける構成と、基部を前記配
線用ボックス本体の第2溝より前方側の右部側壁に設け
た弾性変形可能な右アーム片で前記第2溝に入れた右側
の立上がり固定棒を右方より押圧し、前記右アーム片の
先端側には該先端を前記右側の立上がり固定棒に前方よ
り押し込んだときに右アーム片を右方に弾性変形させて
前記右側の立上がり固定棒を前記第2溝に入れるように
誘導する誘導面を形成し、前記右アーム片の右方からで
かつ前記右側の立上がり固定棒より後方側から螺入させ
たビスを前記右アーム片の右方への弾性変形を不能にす
るように前記右アーム片の左方に設けた配線用ボックス
本体の後部のビス取付体に螺着するとともに、該螺着に
より前記右アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で前
記右アーム片を前記第2溝に入れた右側の立上がり固定
棒に押し付ける構成のうち、少なくともいずれか一方を
備えていることを特徴としている。
【0016】請求項11記載の発明は、前面に開口を有
する配線用ボックス本体の左部側壁外面の上下方向に左
側の立上がり固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの
左方及び後方の移動を拘束する第1溝が、前記配線用ボ
ックス本体の右部側壁外面の上下方向には右側の立上が
り固定棒を受け入れて前記配線用ボックスの右方及び後
方の移動を拘束する第2溝がそれぞれ形成され、前記第
1溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2溝には
前記右側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、さら
に、基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側
の左部側壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前記第
1溝に入れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧し、
前記左アーム片の先端側には該先端を前記左側の立上が
り固定棒に前方より押し込んだときに左アーム片を左方
に弾性変形させて前記左側の立上がり固定棒を前記第1
溝に入れるように誘導する誘導面を形成し、前記左アー
ム片の左方からでかつ前記左側の立上がり固定棒より後
方側から螺入させたビスを前記左アーム片の左方への弾
性変形を不能にするように前記左アーム片の右方に存在
する配線用ボックス本体の左部側壁に螺着するととも
に、該螺着により前記左アーム片自体の弾性力よりも強
い押圧力で前記左アーム片を前記第1溝に入れた左側の
立上がり固定棒に押し付ける構成と、基部を前記配線用
ボックス本体の第2溝より前方側の右部側壁に設けた弾
性変形可能な右アーム片で前記第2溝に入れた右側の立
上がり固定棒を右方より押圧し、前記右アーム片の先端
側には該先端を前記右側の立上がり固定棒に前方より押
し込んだときに右アーム片を右方に弾性変形させて前記
右側の立上がり固定棒を前記第2溝に入れるように誘導
する誘導面を形成し、前記右アーム片の右方からでかつ
前記右側の立上がり固定棒より後方側から螺入させたビ
スを前記右アーム片の右方への弾性変形を不能にするよ
うに前記右アーム片の左方に存在する配線用ボックス本
体の右部側壁に螺着するとともに、該螺着により前記右
アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で前記右アーム
片を前記第2溝に入れた右側の立上がり固定棒に押し付
ける構成のうち、少なくともいずれか一方を備えている
ことを特徴としている。
【0017】請求項12記載の発明は、前記第1溝が前
記配線用ボックス本体の後部側壁左方延長線上の左部側
壁外面に形成されているとともに、第2溝が前記配線用
ボックス本体の後部側壁右方延長線上の右部側壁外面に
形成されていることを特徴としている。
【0018】請求項1記載の発明によれば、上下方向に
所定の間隔を有して架設されている上側の横向き固定棒
と下側の横向き固定棒の前側に接近して配線用ボックス
本体を位置させ、上側の横向き固定棒に第1溝と上アー
ム片の間を前後方向で対向させるとともに、下側の横向
き固定棒に第2溝を前後方向で対向させて、配線用ボッ
クス本体を後方に押し込むこ簡単な操作により、上アー
ム片の先端側に形成されている誘導面に上側の横向き固
定棒が当接し、ついで誘導面に誘導されて上アーム片が
上方に弾性変形して、上側の横向き固定棒が第1溝に受
け入れられ、かつ上アーム片により上側の横向き固定棒
を上方より押圧するとともに、下側の横向き固定棒が第
2溝に受け入れられた状態を得ることができる。また、
第1溝に上側の横向き固定棒が受け入れられることで、
配線用ボックス本体の上方及び後方への移動を拘束し、
第2溝に下側の横向き固定棒が受け入れられることで、
配線用ボックス本体の下方及び後方への移動を拘束する
ことができる。さらに、上アーム片に上方からビスを螺
入させて、上側の横向き固定棒を圧着することで、配線
用ボックス本体の前方及び左右方向への移動を確実に拘
束することができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、下アーム片
により下側の横向き固定棒を下方から押圧することによ
って、下側の横向き固定棒を第2溝に確実に位置させて
おくことができる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、上側の横向
き固定棒の後方側に偏心させて先端を圧着させたビスに
よって、配線用ボックス本体の前方への移動をより確実
に拘束することができる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、上下方向に
所定の間隔を有して架設されている上側の横向き固定棒
と下側の横向き固定棒の前側に接近して配線用ボックス
本体を位置させ、上側の横向き固定棒に第1溝と上アー
ム片の間を前後方向で対向させるとともに、下側の横向
き固定棒に第2溝を前後方向で対向させて、配線用ボッ
クス本体を後方に押し込むこ簡単な操作により、上アー
ム片の先端側に形成されている誘導面に上側の横向き固
定棒が当接し、ついで誘導面に誘導されて上アーム片が
上方に弾性変形して、上側の横向き固定棒が第1溝に受
け入れられ、かつ上アーム片により上側の横向き固定棒
を上方より押圧するとともに、下側の横向き固定棒が第
2溝に受け入れられた状態を得ることができる。また、
第1溝に上側の横向き固定棒が受け入れられることで、
配線用ボックス本体の上方及び後方への移動を拘束し、
第2溝に下側の横向き固定棒が受け入れられることで、
配線用ボックス本体の下方及び後方の移動を拘束するこ
とができる。さらに、上側の横向き固定棒の後方側に上
アーム片の上方からビスを螺入させて、上アーム片の下
方に設けた配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺
着して、上アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で上
側の横向き固定棒を押し付けることで、配線用ボックス
本体の前方及び左右方向への移動を拘束することができ
る。
【0022】請求項5記載の発明によれば、上下方向に
所定の間隔を有して架設されている上側の立上がり固定
棒と下側の立上がり固定棒の前側に接近して配線用ボッ
クス本体を位置させ、上側の横向き固定棒に第1溝と上
アーム片の間を前後方向で対向さを位置させ、上側の横
向き固定棒に第1溝と上アーム片の間を前後方向で対向
させるとともに、下側の横向き固定棒に第2溝を前後方
向で対向させて、配線用ボックス本体を後方に押し込む
こ簡単な操作により、上アーム片の先端側に形成されて
いる誘導面に上側の横向き固定棒が当接し、ついで誘導
面に誘導されて上アーム片が上方に弾性変形して、上側
の横向き固定棒が第1溝に受け入れられ、かつ上アーム
片により上側の横向き固定棒を上方より押圧するととも
に、下側の横向き固定棒が第2溝に受け入れられた状態
を得ることができる。また、第1溝に上側の横向き固定
棒が受け入れられることで、配線用ボックス本体の上方
及び後方への移動を拘束し、第2溝に下側の横向き固定
棒が受け入れられることで、配線用ボックス本体の下方
及び後方への移動を拘束することができる。さらに、上
側の横向き固定棒の後方側に上アーム片の上方からビス
を螺入させて、上アーム片の下方に存在する配線用ボッ
クス本体の上部側壁に螺着して、上アーム片自体の弾性
力よりも強い押圧力で上側の横向き固定棒を押し付ける
ことで、配線用ボックス本体の前方及び左右方向への移
動を拘束することができる。
【0023】請求項6記載の発明によれば、下アーム片
により下側の横向き固定棒を下方から押圧することによ
って、配線用ボックス本体の前方への移動を拘束するこ
とができる。
【0024】請求項7記載の発明によれば、上部側壁に
おける第1溝の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、上部
側壁の強度が低下するのを防止するとともに、上部側壁
の強度低下を避けるために必要以上に上部側壁の肉厚を
厚くする無駄を避けることもできる。また、下部側壁に
おける第2溝の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、下部
側壁の強度が低下するのを防止するとともに、下部側壁
の強度低下を避けるために必要以上に下部側壁の肉厚を
厚くする無駄を避けることもできる。
【0025】請求項8記載の発明によれば、左右方向に
所定の間隔を有して架設されている左側の立上がり固定
棒と右側の立上がり固定棒の前側に接近して配線用ボッ
クス本体を位置させ、左側の立上がり固定棒に第1溝と
左アーム片の間を前後方向で対向させるとともに、右側
の立上がり固定棒に第2溝と右アーム片の間を前後方向
で対向させて、配線用ボックス本体を後方に押し込むこ
簡単な操作により、左アーム片の先端側に形成されてい
る誘導面に左側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘導
面に誘導されて左アーム片が左方に弾性変形して、左側
の立上がり固定棒が第1溝に受け入れられ、かつ左アー
ム片により左側の立上がり固定棒を左方より押圧すると
ともに、右アーム片の先端側に形成されている誘導面に
右側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘導面に誘導さ
れて右アーム片が右方に弾性変形して、右側の立上がり
固定棒が第2溝に受け入れられ、かつ右アーム片により
右側の立上がり固定棒を右方より押圧した状態を得るこ
とができる。また、第1溝に左側の立上がり固定棒が受
け入れられることで、配線用ボックスの左方及び後方へ
の移動を拘束し、第2溝に右側の立上がり固定棒が受け
入れられることで、配線用ボックスの右方及び後方への
移動を拘束することができる。さらに、左アーム片に左
方からビスを螺入させて、左側の立上がり固定棒を圧着
することと、右アーム片に右方からビスを螺入させて、
右側の立上がり固定棒を圧着することの少なくともいず
れか一方によって、配線ボックス本体の前方及び上下方
向への移動を確実に拘束することができる。
【0026】請求項9記載の発明によれば、左側の立上
がり固定棒の後方側に偏心させて先端を圧着させたビス
によって、配線用ボックス本体の前方への移動をより確
実に拘束することができる。
【0027】請求項10記載の発明によれば、左右方向
に所定の間隔を有して架設されている左側の立上がり固
定棒と右側の立上がり固定棒の前側に接近して配線用ボ
ックス本体を位置させ、左側の立上がり固定棒に第1溝
と左アーム片の間を前後方向で対向させるとともに、右
側の立上がり固定棒に第2溝と右アーム片の間を前後方
向で対向させて、配線用ボックス本体を後方に押し込む
こ簡単な操作により、左アーム片の先端側に形成されて
いる誘導面に左側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘
導面に誘導されて左アーム片が左方に弾性変形して、左
側の立上がり固定棒が第1溝に受け入れられ、かつ左ア
ーム片により左側の立上がり固定棒を左方より押圧する
とともに、右アーム片の先端側に形成されている誘導面
に右側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘導面に誘導
されて右アーム片が右方に弾性変形して、右側の立上が
り固定棒が第2溝に受け入れられ、かつ右アーム片によ
り右側の立上がり固定棒を右方より押圧した状態を得る
ことができる。また、第1溝に左側の立上がり固定棒が
受け入れられることで、配線用ボックスの左方及び後方
への移動を拘束し、第2溝に右側の立上がり固定棒が受
け入れられることで、配線用ボックスの右方及び後方へ
の移動を拘束することができる。さらに、左側の立上が
り固定棒の後方側に左アーム片の左方からビスを螺入さ
せて、配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着し
て、左アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で左側の
立上がり固定棒を押し付けることと、右側の立上がり固
定棒の後方側に右アーム片の右方からビスを螺入させ
て、配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着し
て、右アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で右側の
立上がり固定棒を押し付けることの少なくともいずれか
一方によって、配線ボックス本体の前方及び上下方向へ
の移動を拘束することができる。
【0028】請求項11記載の発明によれば、左右方向
に所定の間隔を有して架設されている左側の立上がり固
定棒と右側の立上がり固定棒の前側に接近して配線用ボ
ックス本体を位置させ、左側の立上がり固定棒に第1溝
と左アーム片の間を前後方向で対向させるとともに、右
側の立上がり固定棒に第2溝と右アーム片の間を前後方
向で対向させて、配線用ボックス本体を後方に押し込む
こ簡単な操作により、左アーム片の先端側に形成されて
いる誘導面に左側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘
導面に誘導されて左アーム片が左方に弾性変形して、左
側の立上がり固定棒が第1溝に受け入れられ、かつ左ア
ーム片により左側の立上がり固定棒を左方より押圧する
とともに、右アーム片の先端側に形成されている誘導面
に右側の立上がり固定棒が当接し、ついで誘導面に誘導
されて右アーム片が右方に弾性変形して、右側の立上が
り固定棒が第2溝に受け入れられ、かつ右アーム片によ
り右側の立上がり固定棒を右方より押圧した状態を得る
ことができる。また、第1溝に左側の立上がり固定棒が
受け入れられることで、配線用ボックスの左方への移動
を拘束し、第2溝に右側の立上がり固定棒が受け入れら
れることで、配線用ボックスの右方への移動を拘束する
ことができる。さらに、左側の立上がり固定棒の後方側
に左アーム片の左方からビスを螺入させて、左アーム片
の右方に存在する配線用ボックス本体の上部側壁に螺着
して、左アーム片自体の弾性力よりも強い押圧力で左側
の立上がり固定棒を押し付けることと、右側の立上がり
固定棒の後方側に右アーム片の右方からビスを螺入させ
て、右アーム片の左方に存在する配線用ボックス本体の
上部側壁に螺着して、右アーム片自体の弾性力よりも強
い押圧力で右側の立上がり固定棒を押し付けることの少
なくともいずれか一方によって、配線ボックス本体の前
方及び上下方向への移動を確実に拘束することができ
る。
【0029】請求項12記載の発明によれば、左部側壁
における第1溝の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、左
部側壁の強度が低下するのを防止するとともに、左部側
壁の強度低下を避けるために必要以上に上部側壁の肉厚
を厚くする無駄を避けることもできる。また、右部側壁
における第2溝の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、右
部側壁の強度が低下するのを防止するとともに、右部側
壁の強度低下を避けるために必要以上に下部側壁の肉厚
を厚くする無駄を避けることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、請求項1記載の発明の一実
施の形態を図面に基づいて説明する。図1は後側から見
た斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図であり、こ
れらの図において、配線用ボックス本体1は合成樹脂で
成形されており、四角形の後部側壁11と、この後部側
壁11の四辺部から連続して上部側壁12、下部側壁1
3、左部側壁14および右部側壁15を前側Fに延出す
ることで、前面に開口10を有する有底角筒状に形成さ
れている。そして、後部側壁11、上部側壁12、下部
側壁13、左部側壁14および右部側壁15のそれぞれ
には、押圧力を加えることによって分離可能な塞ぎ板1
6によって塞がれた複数個の電線管用コネクタの接続口
17が設けられている。
【0031】前記上部側壁12の外面における後部側壁
11の上方延長線上に左右方向の第1溝18が上向きに
形成され、下部側壁13の外面における後部側壁11の
下方延長線上に左右方向の第2溝19が下向きに形成さ
れている。第1溝18は、後部側壁11の上方延長線上
で左右方向に延びる断面円弧状で浅く長い上向きの溝1
8Aと、この溝18Aの左右方向両側に連続して左部側
壁14および右部側壁15よりも左右両側に少し突出
し、かつ上向きに開口する断面U字状で深く短い1対の
溝18B,18Bとを備えている。また、第2溝19
は、後部側壁11の下方延長線上で左右方向に延びる断
面円弧状で浅く長い下向きの溝19Aと、この溝19A
の左右方向両側に連続して左部側壁14および右部側壁
15よりも左右両側に少し突出し、かつ下向きに開口す
る断面U字状で深く短い1対の溝19B,19Bとを備
えている。
【0032】前記上部側壁12における上向きの溝18
Aに近い左右方向の中央部に弾性変形可能な1つの上ア
ーム片20が連設され、下部側壁13における下向きの
溝19Aに近い左右方向の中央部に弾性変形可能な1つ
の下アーム片21が連設されている。上アーム片20
は、上部側壁12の外面から離れる方向に立ち上がる基
部20Aと、この基部20Aの上端から後側に向けて上
向きの溝18Aとの対向位置まで延びる押圧部20Bと
を備えた断面L字状に形成されており、押圧部20Bの
先端部内面には、先端にかけて斜めにのびる下向きの傾
斜面によってなる誘導面22が形成されている。また、
下アーム片21は、下部側壁13の外面から離れる方向
に下がる基部21Aと、この基部21Aの下端から後側
に向けて下向きの溝19Aとの対向位置まで延びる押圧
部21Bとを備えた断面L字状に形成されており、押圧
部21Bの先端部内面には、先端にかけて斜めにのびる
上向きの傾斜面によってなる誘導面22が形成されてい
る。そして、上アーム片20の押圧部20Bを上下方向
に貫通して、上向きの溝18Aに臨む下孔もしくはねじ
孔24が形成され、下アーム片21の押圧部21Bを上
下方向に貫通して、下向きの溝19Aに臨む下孔もしく
はねじ孔25が形成されている。
【0033】左部側壁14の外面における後部側壁11
の左方延長線上に上下方向の円弧状溝26が左向きに形
成され、右部側壁13の外面における後部側壁11の右
方延長線上に上下方向の円弧状溝27が右向きに形成さ
れている。円弧状溝26の上端部は溝18Bに交差状に
連通した状態で開口しており、円弧状溝26の下端部は
溝19Bに交差状に連通した状態で開口しているととも
に、円弧状溝27の上端部は溝18Bに交差状に連通し
た状態で開口しており、円弧状溝27の下端部は溝19
Bに交差状に連通した状態で開口している。
【0034】つぎに、前記構成の配線用ボックス本体1
を上側の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bに
装着する手順について説明する。上側の横向き固定棒2
Aと下側の横向き固定棒2Bは、配線用ボックス本体1
の前側からの押し込み時に弾性撓み変形するもので、図
3に示すように、上下方向に所定の間隔Hを有して間仕
切り用の柱体5,5に架設されている。なお、前記間隔
Hは、配線用ボックス本体1における第1溝18と第2
溝19の上下方向の間隔H1と略等しい値に設定されて
いる。まず、図4に示すように、上側の横向き固定棒2
Aと下側の横向き固定棒2Bの前側に接近して配線用ボ
ックス本体1を位置させ、上側の横向き固定棒2Aに第
1溝18における溝18Aと上アーム片20の間を前後
方向で対向させるとともに、下側の横向き固定棒2Bに
第2溝19における溝19Aと下アーム片21の間を前
後方向で対向させる。
【0035】この状態で例えば配線用ボックス本体1の
上側を後方(矢印R方向)に押し込む。これにより、図
5に示すように、上側の横向き固定棒2Aが上アーム片
20の係止部22に形成されている誘導面22に当接
し、かつ1対の溝18B,18Bそれぞれの後壁18b
の上端部に当接する。この状態から配線用ボックス本体
1をさらに後方に押し込むことで、上側の横向き固定棒
2Aは誘導面22に誘導されて上アーム片20の押圧部
20Bを上方に弾性変形させ、図6および図7に示すよ
うに、上側の横向き固定棒2Aが第1溝18における溝
18Aと1対の溝18B,18Bに受け入れられ、かつ
上アーム片20により上側の横向き固定棒2Aを上方よ
り押圧する。ついで、配線用ボックス本体1の下側を後
方(矢印R方向)に押し込む。これにより、図8に示す
ように、下側の横向き固定棒2Bが下アーム片21の誘
導面23に当接し、かつ1対の溝19B,19Bそれぞ
れの後壁19bの下端部に当接する。この状態から配線
用ボックス本体1をさらに後方に押し込むことで、下側
の横向き固定棒2Bは誘導面23に誘導されて下アーム
片21の押圧部21Bを下方に弾性変形させ、図9およ
び図10に示すように、下側の横向き固定棒2Bが第2
溝19における溝19Aと1対の溝19B,19Bに受
け入れられ、かつ下アーム片21により下側の横向き固
定棒2Bを下方より押圧する。
【0036】つぎに、図7に示すように、上アーム片2
0の下孔もしくはねじ孔24に上アーム片20の上方よ
りタッピングビスまたは通常のビス28を螺入し、その
先端を上側の横向き固定棒2Aの頂部に圧着させること
により、配線用ボックス本体1の装着状態(図11参
照)を得ることができる。なお、配線用ボックス本体1
の下側にも操作空間があれば、図10の仮想線で示すよ
うに、下アーム片21の下孔もしくはねじ孔25に下ア
ーム片21の下方よりタッピングビスまたは通常のビス
28を螺入し、その先端を下側の横向き固定棒2Bの下
部に圧着させてもよい。
【0037】このような構成によれば、間仕切り用の柱
体5,5に架設されている上側の横向き固定棒2Aと下
側の横向き固定棒2Bに対して、前側から配線用ボック
ス本体1を押し込む簡単な操作によって、上側の横向き
固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bに対して配線用ボ
ックス本体1を容易に嵌めることができる。しかも、上
アーム片20の下孔もしくはねじ孔24に上アーム片2
0の上方よりビス28を螺入して、その先端を上側の横
向き固定棒2Aに圧着させることにより、配線用ボック
ス本体1の前方及び左右方向への移動を拘束して、配線
用ボックス本体1の抜けを防止することができる。
【0038】また、第1溝18の溝18Aと1対の溝1
8B,18Bに上側の横向き固定棒2Aが受け入れられ
ることで、配線用ボックス1の上方、前方、後方への移
動を拘束し、第2溝19の溝19Aと1対の溝19B,
19Bに下側の横向き固定棒2Bが受け入れられること
で、配線用ボックス1の下方、前方、後方への移動を拘
束することができる。
【0039】さらに、上部側壁12の外面における後部
側壁11の上方延長線上に左右方向の第1溝18を上向
きに形成し、下部側壁13の外面における後部側壁11
の下方延長線上に左右方向の第2溝19を下向きに形成
しているので、上部側壁12における第1溝18の形成
位置の肉厚が薄くなり過ぎて、上部側壁12の強度が低
下するのを防止するとともに、上部側壁12の強度低下
を避けるために必要以上に上部側壁12の肉厚を厚くす
る無駄を避けることもできる。そして、下部側壁13に
おける第2溝19の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、
下部側壁13の強度が低下するのを防止するとともに、
下部側壁13の強度低下を避けるために必要以上に下部
側壁13の肉厚を厚くする無駄を避けることもできる。
【0040】前記実施の形態では、第1溝18を溝18
Aと1対の溝18B,18Bによって構成し、第2溝1
9を溝19Aと1対の溝19B,19Bによって構成し
ているが、第1溝18を1対の溝18B,18Bだけと
し第2溝19を1対の溝19B,19Bだけとしてもよ
いし、第1溝18を溝18Aだけとし第2溝19を溝1
9Aだけとしてもよく、さらにそれらの溝を組み合わせ
て構成させてもよい。また、図12に示すように、下ア
ーム片21の形成を省略して、下側の横向き固定棒2B
は第2溝19に嵌めるのみとし、上アーム片20の下孔
24に上アーム片20の上方よりビス28を螺入して、
その先端を上側の横向き固定棒2Aに圧着させるように
構成しても、あるいは図13に示すように、第2溝19
に入れた下側の横向き固定棒2Bを下アーム片21で下
方より押圧するように構成してもよい。なお、前記実施
の形態の配線用ボックス本体1には、図1において、左
側の上下方向に円弧状の溝26を、右側の上下方向に円
弧状の溝27をそれぞれ形成していると共に、溝18
B,18B及び溝19B,19Bにも上下に貫通して前
記円弧状溝26,27に連続する固定棒通し孔(図示せ
ず)形成されていて、これらの固定棒通し孔と円弧状の
溝26,27を利用することにより、従来と同様の上側
の横向き固定棒2Aと下側の横向き固定棒2Bを差し込
む挿入するタイプの配線用ボックスとしても使えるよう
に構成している。
【0041】さらに、図14に示すように、上アーム片
20の下孔もしくはねじ孔24に上アーム片20の上方
よりビス28を螺入して、その先端を上側の横向き固定
棒2Aの後方側に偏心して圧着させることにより、配線
用ボックス本体1の前方への移動をより確実に拘束し
て、配線用ボックス本体1の抜けを防止してもよい。
【0042】つぎに、請求項4記載の発明の一実施の形
態の要部を図面に基づいて説明する。なお、請求項1記
載の発明の実施の形態と同一もしくは相当部分には、同
一符号を付して詳しい構造および作用の説明は省略す
る。図15に示すように、配線用ボックス本体1を後方
に押し込むこ簡単な操作により、上アーム片20の先端
側に形成されている誘導面22に上側の横向き固定棒2
Aが当接し、ついで誘導面22に誘導されて上アーム片
20が上方に弾性変形して、上側の横向き固定棒2Aが
第1溝18に受け入れられ、かつ下側の横向き固定棒2
Bが第2溝19に受け入れられた状態を得ることができ
る。
【0043】上側の横向き固定棒2Aの後方側の上アー
ム片20の下方に上下方向のねじ孔もしくは下孔によっ
てなるビス取付体29が設けられ、上アーム片20の押
圧部20Bを上下方向に貫通して貫通孔30が形成され
ている。したがって、上アーム片20の上方から貫通孔
30を介してビス取付体29にビス28を螺着して、上
アーム片20自体の弾性力よりも強い押圧力で上側の横
向き固定棒2Aを押し付けることで、配線用ボックス本
体1の前方への移動を拘束して、配線用ボックス本体1
の抜けを防止することができる。
【0044】上部側壁12の外面における後部側壁11
の上方延長線上に左右方向の第1溝18を上向きに形成
し、下部側壁13の外面における後部側壁11の下方延
長線上に左右方向の第2溝19を下向きに形成している
ので、上部側壁12における第1溝18の形成位置の肉
厚が薄くなり過ぎて、上部側壁12の強度が低下するの
を防止するとともに、上部側壁12の強度低下を避ける
ために必要以上に上部側壁12の肉厚を厚くする無駄を
避けることもできる。そして、下部側壁13における第
2溝19の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、下部側壁
13の強度が低下するのを防止するとともに、下部側壁
13の強度低下を避けるために必要以上に下部側壁13
の肉厚を厚くする無駄を避けることもできる。
【0045】図15の実施の形態では、上下方向のねじ
孔もしくは下孔によってビス取付体29を構成している
が、図16に示すように、インサートナットあるいは圧
入ナット(図示せず)によってビス取付体29を構成し
てもよい。
【0046】つぎに、請求項5記載の発明の一実施の形
態の要部を図面に基づいて説明する。なお、請求項1記
載の発明の実施の形態と同一もしくは相当部分には、同
一符号を付して詳しい構造および作用の説明は省略す
る。図17に示すように、配線用ボックス本体1を後方
に押し込むこ簡単な操作により、上アーム片20の先端
側に形成されている誘導面22に上側の横向き固定棒2
Aが当接し、ついで誘導面22に誘導されて上アーム片
20が上方に弾性変形して、上側の横向き固定棒2Aが
第1溝18に受け入れられ、かつ下側の横向き固定棒2
Bが第2溝19に受け入れられた状態を得ることができ
る。
【0047】上側の横向き固定棒2Aの後方側の上アー
ム片20の下方に存在する配線ボックス本体1の上部側
壁12に上下方向のねじ孔もしくは下孔31が設けら
れ、上アーム片20の押圧部20Bを上下方向に貫通し
て貫通孔30が形成されている。したがって、上アーム
片20の上方から貫通孔30を介してねじ孔もしくは下
孔31にビス28を螺着して、上アーム片20自体の弾
性力よりも強い押圧力で上側の横向き固定棒2Aを押し
付けることで、配線用ボックス本体1の左右方向の移動
の拘束と前方への移動を拘束して、配線用ボックス本体
1の抜けを防止することができる。
【0048】図17の実施の形態では、上部側壁12に
上下方向のねじ孔もしくは下孔31を設けているが、図
18に示すように、上部側壁12にナット32をインサ
ートもしくは圧入し、このナット32にビス28を螺着
するように構成してもよい。
【0049】図19は請求項8記載の発明を後側から見
た斜視図、図20は図19のD−D線拡大断面図であ
り、これらの図において、左部側壁14の外面における
後部側壁11の左方延長線上に上下方向の第1溝18が
左向きに形成され、右部側壁15の外面における後部側
壁11の右方延長線上に上下方向の第2溝19が右向き
に形成されている。
【0050】第1溝18は、後部側壁11の左方延長線
上で上下方向に延びる断面円弧状で浅く長い左向きの溝
18Aと、この溝18Aの上下方向両側に連続して上部
側壁12および下部側壁13よりも上下両側に少し突出
し、かつ左向きに開口する断面U字状で深く短い1対の
溝18B,18Bとを備えている。また、第2溝19
は、後部側壁11の右方延長線上で上下方向に延びる断
面円弧状で浅く長い右向きの溝19Aと、この溝19A
の上下方向両側に連続して上部側壁12および下部側壁
13よりも上下両側に少し突出し、かつ右向きに開口す
る断面U字状で深く短い1対の溝19B,19Bとを備
えている。
【0051】左部側壁14における左向きの溝18Aに
近い上下方向の中央部に弾性変形可能な1つの左アーム
片20が連設され、右部側壁15における右向きの溝1
9Aに近い上下方向の中央部に弾性変形可能な1つの右
アーム片21が連設されている。左アーム片20は、左
部側壁14の外面から離れる方向にのびる基部20A
と、この基部20Bの左端から後側に向けて左向きの溝
18Aとの対向位置まで延びる押圧部20Bとを備えた
断面L字状に形成されており、押圧部20Bの後端部内
面には、先端にかけて斜めにのびる右向きの傾斜面によ
ってなる誘導面22が形成されている。また、右アーム
片21は、右部側壁15の外面から離れる方向にのびる
基部21Aと、この基部21Bの右端から後側に向けて
右向きの溝19Aとの対向位置まで延びる押圧部21B
とを備えた断面L字状に形成されており、押圧部21B
の後端部内面には、先端にかけて斜めにのびる左向きの
傾斜面によってなる誘導面22が形成されている。そし
て、左アーム片20の押圧部20Bを左右方向に貫通し
て、上向きの溝18Aに臨む下孔もしくはねじ孔24が
形成され、右アーム片21の押圧部21Bを左右方向に
貫通して、下向きの溝19Aに臨む下孔もしくはねじ孔
25が形成されている。
【0052】つぎに、前記構成の配線用ボックス本体1
を左側の立上がり固定棒2Cと右側の立上がり固定棒2
Dに装着する手順を説明する。左側の立上がり固定棒2
Cと右側の立上がり固定棒2Dは、配線用ボックス本体
1の前側から押し込み時に弾性撓み変形するもので、図
21に示すように、左右方向に所定の間隔Wを有して、
たとえば、二重天井などの空間4に設けられている。な
お、前記間隔Wは、配線用ボックス本体1における第1
溝18と第2溝19の左右方向の間隔W1と略等しい値
に設定されている。まず、図4に示すように、左側の立
上がり固定棒2Cと右側の立上がり固定棒2Dの前側に
接近して配線用ボックス本体1を位置させ、左側の立上
がり固定棒2Cに第1溝18における溝18Aと左アー
ム片20の間を前後方向で対向させるとともに、右側の
立上がり固定棒2Dに第2溝19における溝19Aと右
アーム片21の間を前後方向で対向させる
【0053】この状態で例えば配線用ボックス本体1の
左側を後方(矢印R方向)に押し込む。これにより、図
5に示すように、左側の立上がり固定棒2Cが左アーム
片20の係止部22に形成されている誘導面22に当接
し、かつ1対の溝18B,18Bそれぞれの後壁18b
の左端部に当接する。この状態から配線用ボックス本体
1をさらに後方に押し込むことで、左側の立上がり固定
棒2Cは誘導面22に誘導されて左アーム片20の押圧
部20Bを左方に弾性変形させ、図6および図7に示す
ように、左側の立上がり固定棒2Cが第1溝18におけ
る溝18Aと1対の溝18B,18Bに受け入れられ、
かつ左アーム片20により左側の立上がり固定棒2Cを
左方より押圧する。ついで、配線用ボックス本体1の右
側を後方(矢印R方向)に押し込む。これにより、図8
に示すように、右側の立上がり固定棒2Dが右アーム片
21の誘導面23に当接し、かつ1対の溝19B,19
Bそれぞれの後壁19bの右端部に当接する。この状態
から配線用ボックス本体1をさらに後方に押し込むこと
で、右側の立上がり固定棒2Dは誘導面23に誘導され
て右アーム片21の押圧部21Bを右方に弾性変形さ
せ、図9および図10に示すように、右側の立上がり固
定棒2Dが第2溝19における溝19Aと1対の溝19
B,19Bに受け入れられ、かつ右アーム片21により
右側の立上がり固定棒2Dを右方より押圧する。
【0054】つぎに、図7に示すように、左アーム片2
0の下孔もしくはねじ孔24に左アーム片20の左方よ
りタッピングビスまたは通常のビス28を螺入し、その
先端を左側の立上がり固定棒2Cの側部に圧着させると
ともに、右アーム片21の下孔もしくはねじ孔24に右
アーム片21の右方よりタッピングビスまたは通常のビ
ス28を螺入し、その先端を右側の立上がり固定棒2D
の側部に圧着させることにより、配線用ボックス本体1
の装着状態(図22参照)を得ることができる。
【0055】このような構成によれば、図21に示す二
重天井の空間4に設けられている左側の立上がり固定棒
2Cと右側の立上がり固定棒2Dに対して、前側から配
線用ボックス本体1を押し込む簡単な操作によって、左
側の立上がり固定棒2Cと右側の立上がり固定棒2Dに
対して配線用ボックス本体1を容易に嵌めることができ
る。左アーム片20の下孔もしくはねじ孔24に左アー
ム片20の左方よりタッピングビスまたはビス28を螺
入して、その先端を左側の立上がり固定棒2Cに圧着さ
せるとともに、右アーム片21の下孔もしくはねじ孔2
4に右アーム片21の右方よりタッピングビスまたはビ
ス28を螺入して、その先端を右側の立上がり固定棒2
Dに圧着させることにより、配線用ボックス本体1の前
方および左右方向への移動を拘束して、配線用ボックス
本体1の抜けを防止することができる。
【0056】また、第1溝18の溝18Aと1対の溝1
8B,18Bに左側の立上がり固定棒2Cが受け入れら
れることで、配線用ボックス1の左方及び後方への移動
を拘束し、第2溝19の溝19Aと1対の溝19B,1
9Bに右側の立上がり固定棒2Dが受け入れられること
で、配線用ボックス1の下方後方への移動を拘束するこ
とができる。
【0057】また、左部側壁14の外面における後部側
壁11の左方延長線上に上下方向の第1溝18を形成
し、右部側壁15の外面における後部側壁11の右方延
長線上に上下方向の第2溝19を形成しているので、左
部側壁14における第1溝18の形成位置の肉厚が薄く
なり過ぎて、左部側壁14の強度が低下するのを防止す
るとともに、左部側壁14の強度低下を避けるために必
要以上に左部側壁14の肉厚を厚くする無駄を避けるこ
ともできる。そして、右部側壁15における第2溝19
の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、右部側壁15の強
度が低下するのを防止するとともに、右部側壁15の強
度低下を避けるために必要以上に右部側壁15の肉厚を
厚くする無駄を避けることもできる。
【0058】前記実施の形態では、第1溝18を溝18
Aと1対の溝18B,18Bによって構成し、第2溝1
9を溝19Aと1対の溝19B,19Bによって構成し
ているが、1対の溝18B,18B、19B,19Bだ
けあるいは溝18A,19Aだけにしてもよい。また、
図12に示すように、右アーム片21の形成を省略し
て、右側の立上がり固定棒2Dは第2溝19に嵌めるの
みとし、左アーム片20の下孔もしくはねじ孔24に左
アーム片20の左方よりビス28を螺入して、その先端
を左側の立上がり固定棒2Cに圧着させるように構成し
ても、あるいは左アーム片20の形成を省略して、左側
の立上がり固定棒2Cは第1溝18に嵌めるのみとし、
右アーム片21の下孔もしくはねじ孔24に右アーム片
21の右方よりビス28を螺入して、その先端を右側の
立上がり固定棒2Dに圧着させるように構成してもよ
い。
【0059】さらに、図14に示すように、左アーム片
20の下孔もしくはねじ孔24に左アーム片20の左方
よりビス28を螺入して、その先端を左側の立上がり固
定棒2Cの後方側に偏心して圧着させることにより、配
線用ボックス本体1の前方への移動をより確実に拘束し
て、配線用ボックス本体1の抜けを防止してもよい。
【0060】つぎに、請求項10記載の発明の一実施の
形態の要部を図面に基づいて説明する。なお、請求項8
記載の発明の実施の形態と同一もしくは相当部分には、
同一符号を付して詳しい構造および作用の説明は省略す
る。図23に示すように、配線用ボックス本体1を後方
に押し込むこ簡単な操作により、左側の立上がり固定棒
2Cが第1溝18に受け入れられ、かつ右側の立上がり
固定棒2Dが第2溝19に受け入れられた状態を得るこ
とができる。
【0061】左側の立上がり固定棒2Cの後方側の左ア
ーム片20の右方に左右方向のねじ孔もしくは下孔によ
ってなるビス取付体29が設けられ、左アーム片20の
押圧部20Bを左右方向に貫通して貫通孔30が形成さ
れている。また、右側の立上がり固定棒2Dの後方側の
右アーム片21の左方に左右方向のねじ孔もしくは下孔
によってなるビス取付体29が設けられ、右アーム片2
1の押圧部21Bを左右方向に貫通して貫通孔30が形
成されている。したがって、左アーム片20の左方から
貫通孔30を介してビス取付体29にビス28を螺着し
て、左アーム片20自体の弾性力よりも強い押圧力で左
側の立上がり固定棒2Cを押し付けるとともに、右アー
ム片21の右方から貫通孔30を介してビス取付体29
にビス28を螺着して、右アーム片21自体の弾性力よ
りも強い押圧力で右側の立上がり固定棒2Dを押し付け
ることで、配線用ボックス本体1の左右方向及び前方へ
の移動を拘束して、配線用ボックス本体1の抜けを防止
することができる。
【0062】左部側壁14の外面における後部側壁11
の左方延長線上に上下方向の第1溝18を形成し、右部
側壁15の外面における後部側壁11の右方延長線上に
上下方向の第2溝19を右向きに形成しているので、左
部側壁12における第1溝18の形成位置の肉厚が薄く
なり過ぎて、左部側壁14の強度が低下するのを防止す
るとともに、上部側壁14の強度低下を避けるために必
要以上に左部側壁14の肉厚を厚くする無駄を避けるこ
ともできる。そして、右部側壁15における第2溝19
の形成位置の肉厚が薄くなり過ぎて、右部側壁15の強
度が低下するのを防止するとともに、右部側壁15の強
度低下を避けるために必要以上に右部側壁15の肉厚を
厚くする無駄を避けることもできる。
【0063】図23の実施の形態では、左右方向のねじ
孔もしくは下孔によってビス取付体29を構成している
が、図24に示すように、インサートナットあるいは圧
入ナットによってビス取付体29を構成してもよい。
【0064】また、右アーム片21および右側のビス取
付体29の形成を省略して、右側の立上がり固定棒2D
は第2溝19に嵌めるのみとし、左側のビス取付体29
にビス28を螺着するように構成しても、あるいは左ア
ーム片20および左側のビス取付体29の形成を省略し
て、左側の立上がり固定棒2Cは第1溝18に嵌めるの
みとし、右側のビス取付体29にビス28を螺着するよ
うに構成してもよい。
【0065】つぎに、請求項11記載の発明の一実施の
形態の要部を図面に基づいて説明する。なお、請求項8
記載の発明の実施の形態と同一もしくは相当部分には、
同一符号を付して詳しい構造および作用の説明は省略す
る。図25に示すように、配線用ボックス本体1を後方
に押し込むこ簡単な操作により、左側の立上がり固定棒
2Cが第1溝18に受け入れられ、かつ右側の立上がり
固定棒2Dが第2溝19に受け入れられた状態を得るこ
とができる。
【0066】左側の立上がり固定棒2Cの後方側の左ア
ーム片20の右方に存在する配線ボックス本体1の左部
側壁14に左右方向のねじ孔もしくは下孔31が設けら
れ、左アーム片20の押圧部20Bを左右方向に貫通し
て貫通孔30が形成されている。また、右側の立上がり
固定棒2Dの後方側の右アーム片21の左方に存在する
配線ボックス本体1の右部側壁15に左右方向のねじ孔
もしくは下孔31が設けられ、右アーム片21の押圧部
21Bを左右方向に貫通して貫通孔30が形成されてい
る。したがって、左アーム片20の左方から貫通孔30
を介してねじ孔もしくは下孔31にビス28を螺着し
て、左アーム片20自体の弾性力よりも強い押圧力で左
側の立上がり固定棒2Cを押し付けるとともに、右アー
ム片21の右方から貫通孔30を介してねじ孔もしくは
下孔31にビス28を螺着して、右アーム片21自体の
弾性力よりも強い押圧力で右側の立上がり固定棒2Dを
押し付けることで、配線用ボックス本体1の左右方向及
び前方への移動を拘束して、配線用ボックス本体1の抜
けを防止することができる。
【0067】図25の実施の形態では、左部側壁14と
右部側壁15に左右方向のねじ孔もしくは下孔31を設
けているが、図26に示すように、左部側壁14と右部
側壁15にナット32をインサートもしくは圧入し、こ
のナット32にビス28を螺着するように構成してもよ
い。
【0068】また、右アーム片21および右部側壁15
のねじ孔もしくは下孔31の形成を省略して、右側の立
上がり固定棒2Dは第2溝19に嵌めるのみとし、左部
側壁14のねじ孔もしくは下孔31にビス28を螺着す
るように構成しても、あるいは左アーム片20および左
部側壁14のねじ孔もしくは下孔31の形成を省略し
て、左側の立上がり固定棒2Cは第1溝18に嵌めるの
みとし、右部側壁15のねじ孔もしくは下孔31にビス
28を螺着するように構成してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る配線用ボックスの固定棒へ
の取付装置によれば、上側の横向き固定棒と下側の横向
き固定棒または左側の立上がり固定棒と右側の立上がり
固定棒に対して、前側から配線用ボックス本体を押し込
む簡単な作業によって、配線用ボックス本体を上側の横
向き固定棒と下側の横向き固定棒もしくは左側の立上が
り固定棒と右側の立上がり固定棒に対して容易に嵌める
ことができるので、間仕切り壁の空間や二重天井などの
空間の所定位置に配線用ボックス本体を配設する作業が
容易になるとともに、配線用ボックス本体を新規もしく
は増設する場合に強固に装着することができ、しかも左
右方向もしくは上下方向の移動も確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施の形態を後側から
見た斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】上側の横向き固定棒と下側の横向き固定棒の架
設状態を示す正面図である。
【図4】固定棒の前側に配線用ボックス本体を接近して
位置させた状態を示す拡大断面図である。
【図5】一方の固定棒が一方のアーム片の誘導面に当接
しかつ溝の端部に当接した状態を示す説明図である。
【図6】一方の固定棒が第1溝に受入れられかつビス止
めされた状態を示す説明図である。
【図7】図6のB−B線拡大断面図である。
【図8】他方の固定棒が他方のアーム片の誘導面に当接
しかつ溝の端部に当接した状態を示す説明図である。
【図9】他方の固定棒が第2溝に受入れらかつビス止め
された状態を示す説明図である。
【図10】図9のC−C拡大線断面図である。
【図11】請求項1記載の発明に係る配線用ボックス本
体の装着状態を後側から見た斜視図である。
【図12】第2溝側のアーム片を省略した実施の形態を
示す拡大断面図である。
【図13】請求項2記載の発明の一実施の形態を示す拡
大断面図である。
【図14】請求項3,請求項9記載の発明の一実施の形
態を示す拡大断面図である。
【図15】請求項4,請求項10記載の発明の一実施の
形態を示す拡大断面図である。
【図16】請求項4,請求項10記載の発明の他の実施
の形態を示す拡大断面図である。
【図17】請求項5記載の発明の一実施の形態を示す拡
大断面図である。
【図18】請求項5記載の発明の他の実施の形態を示す
拡大断面図である。
【図19】請求項8記載の発明の一実施の形態を後側か
ら見た斜視図である。
【図20】図19のD−D線断面図である。
【図21】左側の立上がり固定棒と右側の立上がり固定
棒の一例を示す斜視図である。
【図22】請求項8記載の発明に係る配線用ボックス本
体の装着状態を後側から見た斜視図である。
【図23】請求項10記載の発明の一実施の形態を示す
拡大断面図である。
【図24】請求項10記載の発明の他の実施の形態を示
す拡大断面図である。
【図25】請求項11記載の発明の一実施の形態を示す
拡大断面図である。
【図26】請求項11記載の発明の他の実施の形態を示
す拡大断面図である。
【図27】従来例の平面図である。
【図28】図27の正面図である。
【符号の説明】
1 配線用ボックス本体 2A 上側の横向き固定棒 2B 下側の横向き固定棒 2C 左側の立上がり固定棒 2D 右側の立上がり固定棒 10 前面の開口 11 後部側壁 12 上部側壁 13 下部側壁 14 左部側壁 15 右部側壁 18 第1溝 19 第2溝 20 上アーム片(左アーム片) 20A 基部 20B 押圧部 21 下アーム片(右アーム片) 21A 基部 21B 押圧部 22 上アーム片(左アーム片)の誘導面 23 下アーム片(右アーム片)の誘導面 28 ビス 29 ビス取付体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を有する配線用ボックス本体
    の上部側壁外面の左右方向に上側の横向き固定棒を受け
    入れて前記配線用ボックスの上方及び後方の移動を拘束
    する第1溝が、前記配線用ボックス本体の下部側壁外面
    の左右方向には下側の横向き固定棒を受け入れて前記配
    線用ボックスの下方及び後方の移動を拘束する第2溝が
    それぞれ形成され、 基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側の上
    部側壁に設けた弾性変形可能な上アーム片で前記第1溝
    に入れた上側の横向き固定棒が上方より押圧されている
    とともに、前記第2溝には前記下側の横向き固定棒が入
    れられ、 前記上アーム片の上方より螺入させたビスの先端が前記
    第1溝に入れた上側の横向き固定棒に圧着され、 前記上アーム片の先端側には該先端を前記上側の横向き
    固定棒に前方より押し込んだときに上アーム片を上方に
    弾性変形させて前記上側の横向き固定棒を前記第1溝に
    入れるように誘導する誘導面が形成されていることを特
    徴とする配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  2. 【請求項2】 基部を前記配線用ボックス本体の第2溝
    より前方側の下部側壁に設けた弾性変形可能な下アーム
    片で前記第2溝に入れた下側の横向き固定棒も下方より
    押圧するようにした請求項1記載の配線用ボックスの固
    定棒への取付装置。
  3. 【請求項3】 前記ビスの先端が前記第1溝に入れた上
    側の横向き固定棒の後方側に偏心されて圧着されている
    請求項1または請求項2記載の配線用ボックスの固定棒
    への取付装置。
  4. 【請求項4】 前面に開口を有する配線用ボックス本体
    の上部側壁外面の左右方向に上側の横向き固定棒を受け
    入れて前記配線用ボックスの上方及び後方の移動を拘束
    する第1溝が、前記配線用ボックス本体の下部側壁外面
    の左右方向には下側の横向き固定棒を受け入れて前記配
    線用ボックスの下方及び後方の移動を拘束する第2溝が
    それぞれ形成され、 基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側の上
    部側壁に設けた弾性変形可能な上アーム片で前記第1溝
    に入れた上側の横向き固定棒が上方より押圧されている
    とともに、前記第2溝には前記下側の横向き固定棒が入
    れられ、 前記上アーム片の上方からでかつ前記上側の横向き固定
    棒より後方側から螺入させたビスが、前記上アーム片の
    上方への弾性変形を不能にするように前記上アーム片の
    下方に設けた配線用ボックス本体の後部のビス取付体に
    螺着されているとともに、該螺着により前記上アーム片
    自体の弾性力よりも強い押圧力で前記上アーム片に前記
    第1溝に入れた上側の横向き固定棒が押し付けられ、 前記上アーム片の先端側には該先端を前記上側の横向き
    固定棒に前方より押し込んだときに上アーム片を上方に
    弾性変形させて前記上側の横向き固定棒を前記第1溝に
    入れるように誘導する誘導面が形成されていることを特
    徴とする配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  5. 【請求項5】 前面に開口を有する配線用ボックス本体
    の上部側壁外面の左右方向に上側の横向き固定棒を受け
    入れて前記配線用ボックスの上方及び後方の移動を拘束
    する第1溝が、前記配線用ボックス本体の下部側壁外面
    の左右方向には下側の横向き固定棒を受け入れて前記配
    線用ボックスの下方及び後方の移動を拘束する第2溝が
    それぞれ形成され、 基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前方側の上
    部側壁に設けた弾性変形可能な上アーム片で前記第1溝
    に入れた上側の横向き固定棒が上方より押圧されている
    とともに、前記第2溝には前記下側の横向き固定棒が入
    れられ、 前記上アーム片の上方からでかつ前記上側の横向き固定
    棒より後方側から螺入させたビスが、前記上アーム片の
    上方への弾性変形を不能にするように前記上アーム片の
    下方に存在する配線用ボックス本体の上部側壁に螺着さ
    れているとともに、該螺着により前記上アーム片自体の
    弾性力よりも強い押圧力で前記上アーム片に前記第1溝
    に入れた上側の横向き固定棒が押し付けられ、 前記上アーム片の先端側には該先端を前記上側の横向き
    固定棒に前方より押し込んだときに上アーム片を上方に
    弾性変形させて前記上側の横向き固定棒を前記第1溝に
    入れるように誘導する誘導面が形成されていることを特
    徴とする配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  6. 【請求項6】 基部を前記配線用ボックス本体の第2溝
    より前方側の下部側壁に設けた弾性変形可能な下アーム
    片で前記第2溝に入れた下側の横向き固定棒も下方より
    押圧するようにした請求項4または請求項5記載の配線
    用ボックスの固定棒への取付装置。
  7. 【請求項7】 前記第1溝が前記配線用ボックス本体の
    後部側壁上方延長線上の上部側壁外面に形成されている
    とともに、第2溝が前記配線用ボックス本体の後部側壁
    下方延長線上の下部側壁外面に形成されていることを特
    徴とする請求項1,2,3,4のいずれかに記載の配線
    用ボックス固定棒への取付装置。
  8. 【請求項8】 前面に開口を有する配線用ボックス本体
    の左部側壁外面の上下方向に左側の立上がり固定棒を受
    け入れて前記配線用ボックスの左方及び後方の移動を拘
    束する第1溝が、前記配線用ボックス本体の右部側壁外
    面の上下方向には右側の立上がり固定棒を受け入れて前
    記配線用ボックスの右方及び後方の移動を拘束する第2
    溝がそれぞれ形成され、 前記第1溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2
    溝には右側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、 さらに、基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前
    方側の左部側壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前
    記第1溝に入れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧
    し、前記左アーム片の先端側には該先端を前記左側の立
    上がり固定棒に前方より押し込んだときに左アーム片を
    左方に弾性変形させて前記左側の立上がり固定棒を前記
    第1溝に入れるように誘導する誘導面を形成し、前記左
    アーム片の左方より螺入させたビスの先端を前記第1溝
    に入れた左側の立上がり固定棒に圧着する構成と、 基部を前記配線用ボックス本体の第2溝より前方側の右
    部側壁に設けた弾性変形可能な右アーム片で前記第2溝
    に入れた右側の立上がり固定棒を右方より押圧し、前記
    右アーム片の先端側には該先端を前記右側の立上がり固
    定棒に前方より押し込んだときに右アーム片を右方に弾
    性変形させて前記右側の立上がり固定棒を前記第2溝に
    入れるように誘導する誘導面を形成し、前記右アーム片
    の右方より螺入させたビスの先端を前記第2溝に入れた
    右側の立上がり固定棒に圧着する構成のうち、 少なくともいずれか一方を備えていることを特徴とする
    配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  9. 【請求項9】 前記ビスの先端が前記第1溝に入れた左
    側の立上がり固定棒の後方側に偏心されて圧着されてい
    る請求項8記載の配線用ボックスの固定棒への取付装
    置。
  10. 【請求項10】 前面に開口を有する配線用ボックス本
    体の左部側壁外面の上下方向に左側の立上がり固定棒を
    受け入れて前記配線用ボックスの左方及び後方の移動を
    拘束する第1溝が、前記配線用ボックス本体の右部側壁
    外面の上下方向には右側の立上がり固定棒を受け入れて
    前記配線用ボックスの右方及び後方の移動を拘束する第
    2溝がそれぞれ形成され、 前記第1溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2
    溝には前記右側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、 さらに、基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前
    方側の左部側壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前
    記第1溝に入れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧
    し、前記左アーム片の先端側には該先端を前記左側の立
    上がり固定棒に前方より押し込んだときに左アーム片を
    左方に弾性変形させて前記左側の立上がり固定棒を前記
    第1溝に入れるように誘導する誘導面を形成し、前記左
    アーム片の左方からでかつ前記左側の立上がり固定棒よ
    り後方側から螺入させたビスを前記左アーム片の左方へ
    の弾性変形を不能にするように前記左アーム片の右方に
    設けた配線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着す
    るとともに、該螺着により前記左アーム片自体の弾性力
    よりも強い押圧力で前記左アーム片を前記第1溝に入れ
    た左側の立上がり固定棒に押し付ける構成と、 基部を前記配線用ボックス本体の第2溝より前方側の右
    部側壁に設けた弾性変形可能な右アーム片で前記第2溝
    に入れた右側の立上がり固定棒を右方より押圧し、前記
    右アーム片の先端側には該先端を前記右側の立上がり固
    定棒に前方より押し込んだときに右アーム片を右方に弾
    性変形させて前記右側の立上がり固定棒を前記第2溝に
    入れるように誘導する誘導面を形成し、前記右アーム片
    の右方からでかつ前記右側の立上がり固定棒より後方側
    から螺入させたビスを前記右アーム片の右方への弾性変
    形を不能にするように前記右アーム片の左方に設けた配
    線用ボックス本体の後部のビス取付体に螺着するととも
    に、該螺着により前記右アーム片自体の弾性力よりも強
    い押圧力で前記右アーム片を前記第2溝に入れた右側の
    立上がり固定棒に押し付ける構成のうち、 少なくともいずれか一方を備えていることを特徴とする
    配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  11. 【請求項11】 前面に開口を有する配線用ボックス本
    体の左部側壁外面の上下方向に左側の立上がり固定棒を
    受け入れて前記配線用ボックスの左方及び後方の移動を
    拘束する第1溝が、前記配線用ボックス本体の右部側壁
    外面の上下方向には右側の立上がり固定棒を受け入れて
    前記配線用ボックスの右方及び後方の移動を拘束する第
    2溝がそれぞれ形成され、 前記第1溝には前記左側の立上がり固定棒が、前記第2
    溝には前記右側の立上がり固定棒がそれぞれ入れられ、 さらに、基部を前記配線用ボックス本体の第1溝より前
    方側の左部側壁に設けた弾性変形可能な左アーム片で前
    記第1溝に入れた左側の立上がり固定棒を左方より押圧
    し、前記左アーム片の先端側には該先端を前記左側の立
    上がり固定棒に前方より押し込んだときに左アーム片を
    左方に弾性変形させて前記左側の立上がり固定棒を前記
    第1溝に入れるように誘導する誘導面を形成し、前記左
    アーム片の左方からでかつ前記左側の立上がり固定棒よ
    り後方側から螺入させたビスを前記左アーム片の左方へ
    の弾性変形を不能にするように前記左アーム片の右方に
    存在する配線用ボックス本体の左部側壁に螺着するとと
    もに、該螺着により前記左アーム片自体の弾性力よりも
    強い押圧力で前記左アーム片を前記第1溝に入れた左側
    の立上がり固定棒に押し付ける構成と、 基部を前記配線用ボックス本体の第2溝より前方側の右
    部側壁に設けた弾性変形可能な右アーム片で前記第2溝
    に入れた右側の立上がり固定棒を右方より押圧し、前記
    右アーム片の先端側には該先端を前記右側の立上がり固
    定棒に前方より押し込んだときに右アーム片を右方に弾
    性変形させて前記右側の立上がり固定棒を前記第2溝に
    入れるように誘導する誘導面を形成し、前記右アーム片
    の右方からでかつ前記右側の立上がり固定棒より後方側
    から螺入させたビスを前記右アーム片の右方への弾性変
    形を不能にするように前記右アーム片の左方に存在する
    配線用ボックス本体の右部側壁に螺着するとともに、該
    螺着により前記右アーム片自体の弾性力よりも強い押圧
    力で前記右アーム片を前記第2溝に入れた右側の立上が
    り固定棒に押し付ける構成のうち、 少なくともいずれか一方を備えていることを特徴とする
    配線用ボックスの固定棒への取付装置。
  12. 【請求項12】 前記第1溝が前記配線用ボックス本体
    の後部側壁左方延長線上の左部側壁外面に形成されてい
    るとともに、第2溝が前記配線用ボックス本体の後部側
    壁右方延長線上の右部側壁外面に形成されていることを
    特徴とする請求項8,9,10のいずれかに記載の配線
    用ボックス固定棒への取付装置。
JP8294155A 1996-11-06 1996-11-06 配線用ボックスの固定棒への取付装置 Pending JPH10145935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294155A JPH10145935A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 配線用ボックスの固定棒への取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294155A JPH10145935A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 配線用ボックスの固定棒への取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145935A true JPH10145935A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17804032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8294155A Pending JPH10145935A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 配線用ボックスの固定棒への取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10145935A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042556A1 (fr) * 2001-11-15 2003-05-22 Mirai Kogyo Kabushikikaisha Corps de montage a fixer sur un corps de boulon et corps d'ecrou
JP2006311800A (ja) * 2006-07-31 2006-11-09 Mirai Ind Co Ltd 配線用ボックス

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042556A1 (fr) * 2001-11-15 2003-05-22 Mirai Kogyo Kabushikikaisha Corps de montage a fixer sur un corps de boulon et corps d'ecrou
US7258519B2 (en) 2001-11-15 2007-08-21 Mirai Kogyo Kabushikigaisha Mounting body for attachment to bolt body and nut body
CN100400903C (zh) * 2001-11-15 2008-07-09 未来工业株式会社 装在螺杆上的安装件和螺母
JP2006311800A (ja) * 2006-07-31 2006-11-09 Mirai Ind Co Ltd 配線用ボックス
JP4520438B2 (ja) * 2006-07-31 2010-08-04 未来工業株式会社 配線用ボックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7659477B2 (en) Mounting bracket with far side support
US6213818B1 (en) Electrical terminal with multi-directional installation and self-tightening latch mechanism
US20010038260A1 (en) Basic rack
KR20090004631A (ko) 커넥터 및 그 조립 방법
KR20190020114A (ko) 스위치기어 캐비닛의 하우징 프레임에 패널을 체결하는 패널 홀더, 및 대응하는 스위치기어 캐비닛
JPH10169619A (ja) 調度ヒンジなどの固定用ベースプレート
US20130029501A1 (en) Bus bar edge structure of electric junction box
JPH10145935A (ja) 配線用ボックスの固定棒への取付装置
JP3951777B2 (ja) 基板用コネクタ
US5174767A (en) Conductor connector assembly
WO2019035331A1 (ja) コネクタ
JPH0922322A (ja) インターフェース装置
KR20130021670A (ko) 냉장고 도어 힌지어셈블리
JPH10145933A (ja) 配線用ボックス
US10069286B2 (en) Insulation structure for splice portion, harness mounting plate, and wiring unit
JPH10145937A (ja) 配線用ボックス
JPH10145938A (ja) 配線用ボックスの取付構造
JP2018085287A (ja) コネクタ
JPH10145936A (ja) 配線用ボックスの固定棒への取付装置
KR200220232Y1 (ko) 3축 앵글 브라켓
JPH10145934A (ja) 配線用ボックス
KR101159732B1 (ko) 이동형 끝단 지그 어셈블리
JP6878158B2 (ja) 端子装置
JP2023056143A (ja) 配設体支持装置および配設体
KR200459824Y1 (ko) 배터리분배유니트의 버스바고정장치