JPH10144482A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH10144482A
JPH10144482A JP8302892A JP30289296A JPH10144482A JP H10144482 A JPH10144482 A JP H10144482A JP 8302892 A JP8302892 A JP 8302892A JP 30289296 A JP30289296 A JP 30289296A JP H10144482 A JPH10144482 A JP H10144482A
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dimming
control
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dimming control
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JP8302892A
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Takeshi Takanose
剛 高野瀬
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TEC CORP
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TEC CORP
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動調光制御により面倒な操作を不要にし、き
めの細かい調光制御を行い、省電力化を図る。また、必
要に応じて手動による好みの調光制御も行う。さらに、
自動調光中か手動調光中かを明確に区別して知らせる。 【解決手段】調光用端子を有する照明器具11a〜11
cに調光制御手段15を接続する。そして、タイムテー
ブル17に格納したデータにより制御量を決定する制御
量確定手段16と手動ボリューム20を設け、制御量確
定手段からの電圧信号により調光制御手段を駆動して自
動調光するか、手動ボリュームからの抵抗値信号により
調光制御手段を駆動して手動調光するかを切換スイッチ
21で選択する。そして自動調光時には発光ダイオード
22を点灯し、手動調光時には発光ダイオードを消灯し
て知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯照明器具な
どの照明器具を駆動制御する照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蛍光灯照明器具を調光制御する
照明制御装置としては、図14に示すように、蛍光灯照
明器具1a,1b,1cの電源端子に電源スイッチ2を
介して商用電源3を接続するとともにこの蛍光灯照明器
具1a,1b,1cの調光用端子に照明器具の調光の度
合いを制御する調光制御手段4を接続し、この調光制御
手段4に調光を手動調整するための回転式手動ボリュー
ム5を接続している。そして、図15に示すように、電
源スイッチ2と手動ボリューム5を、筐体6に組み込ん
で操作部を形成し、この筐体6を壁に埋め込むことで人
が筐体6のある場所に行くことで電源スイッチ2と手動
ボリューム5を操作できるようになっている。
【0003】この装置は、電源スイッチ2をオン操作し
てから手動ボリューム5を回転操作すると、ボリューム
の内部の可変抵抗の抵抗値が変化し、これにより調光制
御手段4が蛍光灯照明器具1a,1b,1cを調光制御
する。この調光制御は、例えば、固定周波数のパルス信
号を使用し、調光制御手段4から蛍光灯照明器具1a,
1b,1cに供給するパルス信号のパルスデューティを
変化させることで行っている。すなわち、蛍光灯照明器
具1a,1b,1cでは蛍光灯をインバータ回路を使用
して点灯制御し、パルス信号のパルスデューティの変化
によってインバータ回路の発振周波数を変化させること
でインバータ回路出力を可変して行っている。パルスデ
ューティとしては、例えば、手動ボリューム5を右に回
しきった時に50%になり、このとき蛍光灯は全光にな
って最大照度が得られ、手動ボリューム5を左に回しき
った時に10%になり、このとき蛍光灯は最大調光状態
になって最低照度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置で
は、手動ボリュームのみで照明器具を調光するものであ
るため、部屋の明るさの変化や用途に応じて照度を変え
たいときにはその都度手動ボリュームを配置した壁まで
行って操作しなければならない面倒があった。また、操
作が面倒なことからこまめな調光操作を怠ることにな
り、結果としてラフな制御しかできず、例えば、省電力
化を図る場合には充分な省電力化を図ることができない
問題があった。また、手動で明るさを確認しながら照明
器具を調光することになり、このため操作者の好みが介
在し、部屋の明るさの変化や用途に応じた適切な調光制
御を行うことが困難であった。
【0005】そこで、請求項1及び2記載の発明は、調
光制御を自動的に行うことにより面倒な操作を不要にで
きるとともに室内の場所、時間帯、季節など状況に応じ
たきめの細かい適切な調光制御ができ、しかも充分な省
電力化を図ることができ、また、必要に応じて手動によ
る好みの調光制御もでき、かつ、自動調光中か手動調光
中かを明確に区別して知らせることができる照明制御装
置を提供する。また、請求項2記載の発明は、さらに、
手動ボリュームと切換えスイッチを一体化しているの
で、筐体への組み込みが簡単で、しかも省スペース化を
図ることができる照明制御装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電源端子及び調光用端子を有する1又は複数の照明器具
と、この照明器具の調光用端子に接続し、この照明器具
の調光の度合いを制御する調光制御手段と、データや関
数パラメータなどを因子として制御量を決定し、この決
定した制御量に基づいて調光制御手段を駆動する制御量
確定手段と、手動操作による抵抗値変化によって調光制
御手段を駆動する手動操作手段と、制御量確定手段によ
る調光制御と手動操作手段による調光制御を選択的に切
換える切換スイッチと、この切換スイッチによる調光制
御の選択状態を区別して表示する表示手段とを備えたも
のである。請求項2記載の発明は、請求項1記載の照明
制御装置において、手動操作手段として手動ボリューム
を使用し、この手動ボリュームと切換えスイッチを一体
化したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1において、11a,11b,
11cは蛍光灯照明器具で、この各照明器具11a〜1
1cの電源端子に電源スイッチ12を介して商用電源1
3を接続している。また、前記各照明器具11a〜11
cの調光用端子に調光制御装置14を接続している。
【0008】前記調光制御装置14は、前記各照明器具
11a〜11cの調光の度合いを制御する調光制御手段
15と、データや関数パラメータなどを因子として制御
量を決定し、この決定した制御量に基づいて前記調光制
御手段15を駆動する制御量確定手段16と、この制御
量確定手段16に制御量を決定するためのデータを供給
するタイムテーブル17と、電話回線やLAN回線など
の通信回線から通信手段18を介してデータを受信し、
このデータを所定のデータ形式に変換して前記タイムテ
ーブル17に与えるデータ入力手段19と、制御量を手
動設定し、この手動設定した制御量に基づいて前記調光
制御手段15を駆動する手動ボリューム20と、前記調
光制御手段15を、前記制御量確定手段16が決定した
制御量に基づいて駆動するか、前記手動ボリューム20
が設定した制御量に基づいて駆動するかを選択的に切り
換える切換スイッチ21と、この切換スイッチ21が前
記制御量確定手段16による制御を選択したとき点灯
し、この切換スイッチ21が前記手動ボリューム20に
よる制御を選択したとき消灯する表示手段としての発光
ダイオード(LED)22とで構成している。
【0009】前記電源スイッチ12、手動ボリューム2
0、切換スイッチ21及び発光ダイオード22は、図2
に示すように壁などに埋設される筐体23に組み込まれ
て操作部を形成し、前記手動ボリューム20は回転式
で、右に回しきった時に蛍光灯は全光状態で点灯されて
最大照度(Max.)となり、左に回しきった時に蛍光灯
は最大調光状態で点灯されて最低照度(Min.)となる
ようになっている。また、前記切換スイッチ21は、ロ
ック機構を備え、1回押圧操作される毎に状態を保持
し、かつ、この切換スイッチ21の頭部には発光ダイオ
ード22が一体に組み込まれ、この切換スイッチ21が
前記制御量確定手段16による制御を選択したときには
この発光ダイオード22が点灯して自動調光中であるこ
とを表示するようになっている。
【0010】前記調光制御手段15は、図3に示すよう
に、発振器31、デューティ調整手段32、バッファ回
路33からなり、前記発振器31は、例えば、固定周波
数でデューティ比が50%のパルス信号をデューティ調
整手段32に供給し、前記デューティ調整手段32は、
このパルス信号のデューティ比を前記制御量確定手段1
6からの制御量に対応した電圧信号又は前記手動ボリュ
ーム20からの抵抗値信号に応じて可変し、デューティ
可変後のパルス信号を前記バッファ回路33で増幅した
後、調光信号として前記蛍光灯照明器具11a,11
b,11cの調光用端子に供給している。
【0011】前記制御量確定手段16は、図4に示すよ
うに、演算手段35を設け、この演算手段35に前記タ
イムテーブル16からデータをレジスタ36を介して供
給するとともに時刻監視手段37から時刻情報を供給し
ている。前記演算手段35は、現時刻においてはどのよ
うな調光をすべきかを演算するもので、前記時刻監視手
段37からの時刻情報に基づいて前記タイムテーブル1
6から該当するデータを受取り、現時刻での調光のため
の制御量を算出して出力保持手段38に出力する。前記
出力保持手段38は前記演算手段35からの制御量デー
タを保持する一種のラッチ回路で、この保持した制御量
データを変換手段39に出力する。前記変換手段39
は、前記調光制御手段15とのインターフェースとして
機能し、デジタル量である制御量データを前記調光制御
手段15に供給するためにアナログ量である電圧信号に
変換して前記切換スイッチ21に出力している。また、
電源投入時や停電復帰時や前記切換スイッチ21による
手動調光から自動調光への切換え時に、違和感無く自然
に制御状態へ以降できるように初期値を前記演算手段3
5に与える初期設定手段40を設けている。
【0012】なお、調光制御が複数系統にわたるときに
は、各系統毎に調光制御手段15を設けると共に出力保
持手段38及び変換手段39を設け、演算手段35は、
それぞれの系統を逐次処理することになる。このとき出
力保持手段38を設けているので、演算手段35は演算
結果を保持する必要は無く、演算結果を対応する出力保
持手段38に保持させた後は次の系統制御のための演算
に速やかに移行できる。
【0013】前記タイムテーブル17は、図5に示すよ
うに、データの送信元、送信先、送信内容の区分などを
記述したヘッダと、制御を開始する時刻と、そのときの
調光の制御内容(60%調光等)及びオプションコマン
ド1〜nを設定している。そして、時刻とそのときの制
御内容をデータとして前記制御量確定手段16に供給し
ている。オプションコマンドには制御内容に直接関係の
ないシステムに対する命令などを記述している。例え
ば、時刻nに制御内容nを実行し、その結果を所定の場
所にリポートしたり、時刻nに制御内容nを実行し、フ
ァイルの一部について所定の処理を行うなどの場合のよ
うに、所定の場所へのリポートやファイルの一部につい
ての所定の処理を指示する内容などを記述している。こ
のタイムテーブル17は、通常は、0時から24時まで
のデータを格納し、特に問題ない限りはこれを毎日繰返
し実行するようになっている。
【0014】なお、この実施の形態では時刻毎に制御内
容を設定したタイムテーブル17を使用したがこれに限
定するものではなく、関数パラメータを使用し演算手段
35が関数パラメータに基づいて演算し制御量を決定す
るものであってもよい。例えば、夜間を調光率60%、
日中を100%点灯とする場合には、図6に示すような
関数パラメータグラフとなり、このグラフを示す関数f
を定義すると、fのパラメータとして、最大照度を表わ
すa、最小照度を表わすb、傾斜部分の曲線の滑らかさ
を示すc、日中の曲線の曲率を示すd、時刻を示すtを
定義することで、f(a,b,c,d,t)となる。こ
のときのパラメータa〜dは通信回線を介して外部から
与えられ、パラメータtは前記時刻監視手段37から与
えられる。このような関数パラメータを使用することに
より、時刻に対する制御量がこの関数を演算することで
決定でき、所定の時刻に達した時その時刻に相応しい制
御量に更新するという動作ができる。
【0015】前記通信手段18及びデータ入力手段19
は、図7に示す構成になっている。すなわち、前記通信
手段18は、回線インターフェース41、変調・復調処
理部42及びプロトコル解析部43からなり、前記回線
インターフェース41は通信回線に接続して呼出し信号
を検出したり、回線を短絡して交換機に回線の使用を知
らせるなどの制御を行う。前記変調・復調処理部42
は、アナログの回線信号をデジタル信号に変換したり、
変調と復調が同時に発生した場合に自らが発生した変調
信号を差分として取り除くなどの制御を行う。前記プロ
トコル解析部43は、前記変調・復調処理部43からの
デジタル信号のエラー処理やデータ圧縮・伸長を行い、
所定のプロトコルに従った解釈を行う。
【0016】前記データ入力手段19は、インターフェ
ース部44、データ抽出プログラム部45、競合判断回
路46からなり、前記インターフェース部44は、通常
のデジタル回路とのインターフェースをとる。前記デー
タ抽出プログラム部45は、デジタル信号から調光制御
のためのデータを抽出する。なお、関数パラメータを使
用する場合はパラメータを抽出する。前記競合判断回路
46は、前記制御量確定手段16が前記タイムテーブル
17にアクセスしていないことを検出してこのタイムテ
ーブル17に対してデータを格納する制御を行う。
【0017】図8は、前記制御量確定手段16及び手動
ボリューム20と前記切換スイッチ21、この切換スイ
ッチ21と前記調光制御手段15との信号関係を説明す
るための図で、切換スイッチ21が制御量確定手段16
からの電圧信号を選択したときには調光制御手段15の
デューティ調整手段32への入力は電圧デューティ制御
入力となり、このときには前記デューティ調整手段32
は入力電圧レベルに応じてパルスデューティの調整を行
い、切換スイッチ21が手動ボリューム20からの抵抗
値信号を選択したときには調光制御手段15のデューテ
ィ調整手段32への入力は抵抗値デューティ制御入力と
なり、このときには前記デューティ調整手段32は入力
抵抗値に応じてパルスデューティの調整を行う。なお、
前記デューティ調整手段32は入力抵抗値に対してはこ
の入力抵抗値による内部の抵抗値変化を電圧変化に変換
してからパルスデューティの調整を行う構成になってい
る。
【0018】このように前記切換スイッチ21は、電圧
と抵抗値という異なる入力信号に対して切換えを行うこ
とになり、従って、切換スイッチ21からデューティ調
整手段32への入力は電圧信号と抵抗値信号とで互いに
影響し合わないように独立して行う必要がある。すなわ
ち、切換スイッチ21の切換えのときに他の入力に影響
を与えないようにする必要がある。このため、手動ボリ
ューム20からの抵抗値信号を選択したときにはデュー
ティ調整手段32への電圧入力はオープン状態となり、
また、制御量確定手段16からの電圧信号を選択したと
きにはデューティ調整手段32への抵抗値入力はオープ
ン状態となり、互いに出力に影響を及ぼさないようにな
っている。
【0019】また、前記切換スイッチ21から前記調光
制御手段15のデューティ調整手段32への入力を抵抗
値デューティ制御入力1つにすることもでき、このとき
には図9に示すように切換スイッチ21内に電圧から抵
抗値への変換を行う電圧/抵抗値インターフェース21
aを設け、前記制御量確定手段16からの電圧信号をこ
の電圧/抵抗値インターフェース21aで抵抗値信号に
変換してから調光制御手段15のデューティ調整手段3
2に供給するようにすればよい。なお、この場合、逆に
デューティ調整手段32への入力を電圧デューティ制御
入力1つにすることもでき、この場合は抵抗値/電圧イ
ンターフェースを設けて手動ボリューム20からの抵抗
値信号を電圧信号に変換した後デューティ調整手段32
に供給すればよい。
【0020】このような構成においては、調光制御装置
14は、通信回線を介して外部から調光制御に使用する
データを受信してタイムテーブル17に格納する。この
タイムテーブル16への調光制御に必要なデータの格納
が終了すると、制御量確定手段16は、時刻監視手段3
7からの時刻情報に基づいてタイムテーブル17から該
当する時刻のデータ(制御内容)を読出して演算処理を
行い、制御量を決定する。そして、この制御量に基づい
て調光のための電圧信号を作成して出力する。ここで切
換スイッチ21が制御量確定手段16からの電圧信号を
選択するように切換えられていると制御量確定手段16
からの電圧信号は調光制御手段15のデューティ調整手
段32に供給される。このとき、発光ダイオード22が
点灯して自動調光状態になっていることを知らせる。
【0021】調光制御手段15ではデューティ調整手段
32が電圧信号に応じて発振器31からのパルス信号の
デューティ比を可変し、この可変した後のパルス信号が
バッファ回路33で増幅されて各照明器具11a〜11
cの調光用端子に供給される。これにより各照明器具1
1a〜11cはパルス信号のパルスデューティに基づい
て蛍光灯を調光制御する。
【0022】このように各照明器具11a〜11cの調
光制御を自動的にできるので、手動ボリュームを頻繁に
操作して調光するものに対して面倒な操作を不要にでき
る。また、タイムテーブル17に格納するデータは固定
的なものではなく、通信回線を介して外部から設定で
き、自由に変更することができる。従って、照明器具を
配置した室内の場所や時間帯あるいは季節など状況に応
じて外部でデータを設定してタイムテーブル17に格納
することにより、各照明器具11a〜11cを室内の場
所や時間帯あるいは季節など状況に応じてきめの細かい
適切な調光制御ができる。例えば、窓際に配置した照明
器具と窓から離れた場所に配置した照明器具とで時間帯
及び季節に応じた調光の度合いを異ならせることがで
き、自由度を向上できる。また、きめの細かい調光制御
ができるので、常に環境の変化に応じた適正な照明がで
き、従って、余分な照明を継続し続けるようなことがな
く、充分な省電力化を図ることができる。
【0023】また、自動調光制御を一時的に好みの調光
状態に変更したいときには、切換スイッチ21を操作し
てこの切換スイッチ21が手動ボリューム20からの抵
抗値信号を選択するように切換える。これにより発光ダ
イオード22が消灯し手動調光に切り換えられたことを
知らせる。そして、手動ボリューム20からの抵抗値信
号は調光制御手段15のデューティ調整手段32に供給
される。
【0024】調光制御手段15ではデューティ調整手段
32が抵抗値信号に応じて発振器31からのパルス信号
のデューティ比を可変し、この可変した後のパルス信号
がバッファ回路33で増幅されて各照明器具11a〜1
1cの調光用端子に供給される。これにより各照明器具
11a〜11cはパルス信号のパルスデューティに基づ
いて蛍光灯を調光制御する。このように一時的に好みの
調光をしたい時には切換スイッチ21を操作して手動ボ
リューム20により各照明器具11a〜11cの調光制
御ができる。このように、好みによって一時的に調光を
変更するときには手動ボリューム20の操作により容易
に対処でき、汎用性を向上できる。
【0025】また、切換スイッチ21を制御量確定手段
16からの電圧信号を選択するように切換えたときには
発光ダイオード22が点灯し、また、手動ボリューム2
0からの抵抗値信号を選択するように切換えたときには
発光ダイオード22が消灯するので、使用者は発光ダイ
オード22によって自動調光中か手動調光中かを明確に
区別できる。
【0026】(第2の実施の形態)なお、第1の実施の
形態と同一の部分には同一の符号を付し、異なる部分に
ついて説明する。
【0027】これは、図10に示すように、切換スイッ
チ21及び手動ボリューム20に代えて切換スイッチ付
き手動ボリューム51を使用したもので、この手動ボリ
ューム51を図11に示すように電源スイッチ12及び
発光ダイオード22とともに筐体23に組込んで操作部
を形成している。前記手動ボリューム51は回転式で、
左に回しきった時に蛍光灯は最大調光状態で点灯されて
最低照度(Min.)となり、右に所定の角度回したとこ
ろで蛍光灯は全光状態で点灯されて最大照度(Max.)
となり、さらに右に回すことで切換スイッチ機能が働い
て手動調光から自動調光に切替わるようになっている。
そして、手動調光において発光ダイオード22が消灯
し、自動調光に切替わることで発光ダイオード22が点
灯するようになっている。この手動ボリューム51は手
動調光から自動調光、逆に自動調光から手動調光に切替
わるときに若干の負荷をかけてクリック感を持たせるよ
うにしている。
【0028】前記切換スイッチ付き手動ボリューム51
は、図12に示すように、手動調光領域では可変抵抗5
2の摺動子53がスライドして手動制御出力端子54
a,54bに抵抗値信号を出力し、自動調光領域では可
変抵抗52の摺動子53に電気的絶縁部材55を介して
取り付けられた接片子56が図中点線で示すように自動
制御出力ライン57a,57bの一端側を短絡し、これ
により制御量確定手段16からの電圧信号がこの自動制
御出力ライン57a,57bを介して調光制御手段15
に供給するようになっている。なお、自動調光領域では
可変抵抗52の摺動子53は可変抵抗から離れてオープ
ン状態になるようになっている。
【0029】このような構成においては、切換スイッチ
と手動ボリュームを一体化した切換スイッチ付き手動ボ
リューム51を使用しているので、切換スイッチと手動
ボリュームの筐体23への組み込みが1回で済み簡単に
なる。また、取付けスペースも1か所でよく省スペース
化を図ることができる。また、手動ボリューム51を回
転操作しているときに手動調光領域から自動調光領域へ
の移行時やその逆の移行時にはクリック感があるので、
各領域への移行を感覚的に認識でき操作性に優れてい
る。なお、この実施の形態においても前述した第1の実
施の形態と同様の作用効果が得られるものである。
【0030】この実施の形態では回転式の切換スイッチ
付き手動ボリュームを使用したがこれに限定するもので
はなく、例えば、図13に示すようにつまみを左右にス
ライド操作するスライド式の切換スイッチ付き手動ボリ
ューム61を使用してもよい。なお、前述した各実施の
形態では自動調光と手動調光を区別して表示する表示手
段として発光ダイオードを使用したが必ずしもこれに限
定するものではなく、ランプ等を使用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、調光制御を自動的に行うことにより面倒な操作を不
要にできるとともに室内の場所、時間帯、季節など状況
に応じたきめの細かい適切な調光制御ができ、しかも充
分な省電力化を図ることができ、また、必要に応じて手
動による好みの調光制御もでき、かつ、自動調光中か手
動調光中かを明確に区別して知らせることができる。ま
た、請求項2記載の発明によれば、さらに、手動ボリュ
ームと切換えスイッチを一体化しているので、筐体への
組み込みが簡単で、しかも省スペース化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における操作部の構成を示す図。
【図3】同実施の形態における調光制御手段の構成を示
すブロック図。
【図4】同実施の形態における制御量確定手段の構成を
示すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるタイムテーブルの構成を
示す図。
【図6】同実施の形態における関数パラメータを示すグ
ラフ。
【図7】同実施の形態における通信手段及びデータ入力
手段の構成を示すブロック図。
【図8】同実施の形態における制御量確定手段、手動ボ
リューム、切換スイッチ及び調光制御手段の間の信号関
係を説明する一例を示す図。
【図9】同実施の形態における制御量確定手段、手動ボ
リューム、切換スイッチ及び調光制御手段の間の信号関
係を説明する他の例を示す図。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示すブロック
図。
【図11】同実施の形態における操作部の構成を示す
図。
【図12】同実施の形態における切換スイッチ付き手動
ボリュームの回路構成を示す図。
【図13】同実施の形態における切換スイッチ付き手動
ボリュームの他の構成例を示す図。
【図14】従来例を示すブロック図。
【図15】同従来例の操作部の構成を示す図。
【符号の説明】
11a〜11c…蛍光灯照明器具 15…調光制御手段 16…制御量確定手段 17…タイムテーブル 20…手動ボリューム 21…切換スイッチ 22…発光ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源端子及び調光用端子を有する1又は
    複数の照明器具と、この照明器具の調光用端子に接続
    し、この照明器具の調光の度合いを制御する調光制御手
    段と、データや関数パラメータなどを因子として制御量
    を決定し、この決定した制御量に基づいて前記調光制御
    手段を駆動する制御量確定手段と、手動操作による抵抗
    値変化によって前記調光制御手段を駆動する手動操作手
    段と、前記制御量確定手段による調光制御と前記手動操
    作手段による調光制御を選択的に切換える切換スイッチ
    と、この切換スイッチによる調光制御の選択状態を区別
    して表示する表示手段とを備えたことを特徴とする照明
    制御装置。
  2. 【請求項2】 手動操作手段として手動ボリュームを使
    用し、この手動ボリュームと切換えスイッチを一体化し
    たことを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053188A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 調光器
JP2013174440A (ja) * 2013-06-14 2013-09-05 Sharp Corp 冷蔵庫

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