JPH10144451A - 産業上の用途のための電気加熱素子 - Google Patents
産業上の用途のための電気加熱素子Info
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- JPH10144451A JPH10144451A JP29926797A JP29926797A JPH10144451A JP H10144451 A JPH10144451 A JP H10144451A JP 29926797 A JP29926797 A JP 29926797A JP 29926797 A JP29926797 A JP 29926797A JP H10144451 A JPH10144451 A JP H10144451A
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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-
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱電対の緩慢な反応を達成する産業上の用途
のための電気加熱素子を提供する。 【解決手段】 電気加熱手段が設けられており、この加
熱手段が、良好に熱を伝導することができる金属材料内
に埋め込まれており、加熱すべき媒体から離れた方の側
においてなるべく断熱材料によって覆われており、かつ
この加熱手段において加熱手段を調整するために埋め込
み材料内に熱電対が挿入されている、産業上の用途のた
めの、とくに合成物質射出過程のために加熱通路ノズル
を加熱するための電気加熱素子を提供し、ここにおいて
熱電対の緩慢な反応を達成するために、熱電対(5)の
測定点(6)が、わずかに熱伝導することができる材料
(7)によって囲まれているので、熱電対(5)の緩慢
な応答が引起こされていることが提案される。
のための電気加熱素子を提供する。 【解決手段】 電気加熱手段が設けられており、この加
熱手段が、良好に熱を伝導することができる金属材料内
に埋め込まれており、加熱すべき媒体から離れた方の側
においてなるべく断熱材料によって覆われており、かつ
この加熱手段において加熱手段を調整するために埋め込
み材料内に熱電対が挿入されている、産業上の用途のた
めの、とくに合成物質射出過程のために加熱通路ノズル
を加熱するための電気加熱素子を提供し、ここにおいて
熱電対の緩慢な反応を達成するために、熱電対(5)の
測定点(6)が、わずかに熱伝導することができる材料
(7)によって囲まれているので、熱電対(5)の緩慢
な応答が引起こされていることが提案される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気加熱手段が設
けられており、この加熱手段が、良好に熱を伝導するこ
とができる金属材料内に埋め込まれており、加熱すべき
媒体から離れた方の側においてなるべく断熱材料によっ
て覆われており、かつこの加熱手段において加熱手段を
調整するために埋め込み材料内に熱電対が挿入されてい
る、産業上の用途のための、とくに合成物質射出過程の
ために加熱通路ノズルを加熱するための電気加熱素子に
関する。
けられており、この加熱手段が、良好に熱を伝導するこ
とができる金属材料内に埋め込まれており、加熱すべき
媒体から離れた方の側においてなるべく断熱材料によっ
て覆われており、かつこの加熱手段において加熱手段を
調整するために埋め込み材料内に熱電対が挿入されてい
る、産業上の用途のための、とくに合成物質射出過程の
ために加熱通路ノズルを加熱するための電気加熱素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような電気加熱素子は、従来の技術
において種々に周知である。ここではしばしば管状の加
熱部材が問題になり、これら加熱部材は、加熱通路ノズ
ルを加熱するために使われる。加熱素子内に、ら旋等の
形の本来の加熱手段が配置されており、その際、この加
熱手段は、良好に熱を伝導する金属材料内に埋め込まれ
ている。加熱すべき媒体から離れた方の側において、な
るべく断熱カバーが、例えば高級鋼等が設けられてい
る。加熱すべき媒体の方に向いた側において、埋め込み
材料が、相応する加熱すべき媒体上に載っているので、
直接の熱伝達が保証されている。
において種々に周知である。ここではしばしば管状の加
熱部材が問題になり、これら加熱部材は、加熱通路ノズ
ルを加熱するために使われる。加熱素子内に、ら旋等の
形の本来の加熱手段が配置されており、その際、この加
熱手段は、良好に熱を伝導する金属材料内に埋め込まれ
ている。加熱すべき媒体から離れた方の側において、な
るべく断熱カバーが、例えば高級鋼等が設けられてい
る。加熱すべき媒体の方に向いた側において、埋め込み
材料が、相応する加熱すべき媒体上に載っているので、
直接の熱伝達が保証されている。
【0003】この加熱素子内に、加熱出力を調整するた
めに熱電対が挿入されている。その際、この熱電対の測
定点は、温度測定のため及びこれから導き出された調整
のためにとくに適した位置にある。管状の加熱部材にお
いて、この測定点は、管加熱部材の端部にある。
めに熱電対が挿入されている。その際、この熱電対の測
定点は、温度測定のため及びこれから導き出された調整
のためにとくに適した位置にある。管状の加熱部材にお
いて、この測定点は、管加熱部材の端部にある。
【0004】埋め込み材料としてしばしば黄銅又はアル
ミニウムが利用される。
ミニウムが利用される。
【0005】このような構成において、熱電対測定点
は、直接注型材料内にあり、したがってとりわけ加熱素
子の加熱段階においてきわめて迅速に応答するので、熱
電対は、比較的迅速に応答する。しかしそれにより熱電
対は、注型材料の温度だけを検出し、加熱すべき媒体の
実際のものを検出しないので、加熱素子の不正確な調整
を行なう結果になる。
は、直接注型材料内にあり、したがってとりわけ加熱素
子の加熱段階においてきわめて迅速に応答するので、熱
電対は、比較的迅速に応答する。しかしそれにより熱電
対は、注型材料の温度だけを検出し、加熱すべき媒体の
実際のものを検出しないので、加熱素子の不正確な調整
を行なう結果になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術から出
発して、本発明の課題は、熱電対の緩慢な反応を達成す
る初めに述べたような電気加熱素子を提供することにあ
る。
発して、本発明の課題は、熱電対の緩慢な反応を達成す
る初めに述べたような電気加熱素子を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に次のことを提案する。すなわち熱電対の測定点が、わ
ずかに熱伝導することができる材料によって囲まれてい
るので、熱電対の緩慢な応答が引起こされている。
に次のことを提案する。すなわち熱電対の測定点が、わ
ずかに熱伝導することができる材料によって囲まれてい
るので、熱電対の緩慢な応答が引起こされている。
【0008】その際、なるべく熱電対の測定点が、高級
鋼からなる部分によって囲まれていることが考慮されて
いる。
鋼からなる部分によって囲まれていることが考慮されて
いる。
【0009】とくに熱電対の測定点が、加熱すべき媒体
を構成する材料に相当する又はこの材料と同じ材料であ
る材料によって囲まれていることが考慮されている。
を構成する材料に相当する又はこの材料と同じ材料であ
る材料によって囲まれていることが考慮されている。
【0010】とくに有利な具体化は、次の点にある。す
なわち電気加熱素子は、管状の加熱部材であり、この加
熱部材が、高級鋼からなる外周面を有し、その際、加熱
素子内に電気的に絶縁された加熱手段が、渦巻き線状に
又はら旋状に配置されており、かつ黄銅、アルミニウム
又は同様に良好に熱伝導する材料からなる注型材料内に
埋め込まれており、注型材料が、加熱部材の内周面を形
成しており、内周面の近くにおいて注型材料内に軸線方
向に、わずかに伝導可能な材料、とくに高級鋼からなる
管を有する熱電対が挿入されており、なるべく加熱部材
の一方の端部の近くに配置された熱電対の測定点が、わ
ずかに熱伝導することができる材料からなる挿入部分に
よって囲まれている。
なわち電気加熱素子は、管状の加熱部材であり、この加
熱部材が、高級鋼からなる外周面を有し、その際、加熱
素子内に電気的に絶縁された加熱手段が、渦巻き線状に
又はら旋状に配置されており、かつ黄銅、アルミニウム
又は同様に良好に熱伝導する材料からなる注型材料内に
埋め込まれており、注型材料が、加熱部材の内周面を形
成しており、内周面の近くにおいて注型材料内に軸線方
向に、わずかに伝導可能な材料、とくに高級鋼からなる
管を有する熱電対が挿入されており、なるべく加熱部材
の一方の端部の近くに配置された熱電対の測定点が、わ
ずかに熱伝導することができる材料からなる挿入部分に
よって囲まれている。
【0011】その際、なるべく挿入部分が、加熱部材の
内周面において注型材料によって覆われていることを考
慮することができる。
内周面において注型材料によって覆われていることを考
慮することができる。
【0012】この構成において、内側穴は完全に注型材
料からなるので、内側穴は、切削によって容易に製造す
ることができる。
料からなるので、内側穴は、切削によって容易に製造す
ることができる。
【0013】その代わりに、挿入部分が、加熱部材の内
周面にまで突出しており、かつこれと同一面において終
っていることも可能である。
周面にまで突出しており、かつこれと同一面において終
っていることも可能である。
【0014】この構成において挿入部分は、加熱素子の
内周面にまで突出しており、したがって注型材料によっ
て完全に囲まれているわけではない。このことは、機能
基本方式に何の影響も及ぼさない。しかし内側穴は、挿
入部分の材料が切削により製造することが困難なので、
製造困難である。
内周面にまで突出しており、したがって注型材料によっ
て完全に囲まれているわけではない。このことは、機能
基本方式に何の影響も及ぼさない。しかし内側穴は、挿
入部分の材料が切削により製造することが困難なので、
製造困難である。
【0015】さらになるべく、挿入部分が、加熱通路ノ
ズルと同じ材料から、とくに高級鋼からなることが考慮
されている。
ズルと同じ材料から、とくに高級鋼からなることが考慮
されている。
【0016】本発明によれば、加熱素子を調整する熱電
対のセンサの測定点は、直接注型材料内に配置されてい
るのではなく測定点は、挿入部分内にあり、この挿入部
分は、一層わずかにしか熱伝導することができない。加
熱素子は、通常のようにノズル部材(合成物質射出工具
における加熱通路ノズル)を加熱するために利用され
る。それ故に挿入部分の材料は、ノズル部材の材料と同
じであることがもっとも良好である。しかし類似の材料
でも、まったく可能であり(通常は高級鋼)、かつ機能
基本方式に何の影響も及ぼさない。
対のセンサの測定点は、直接注型材料内に配置されてい
るのではなく測定点は、挿入部分内にあり、この挿入部
分は、一層わずかにしか熱伝導することができない。加
熱素子は、通常のようにノズル部材(合成物質射出工具
における加熱通路ノズル)を加熱するために利用され
る。それ故に挿入部分の材料は、ノズル部材の材料と同
じであることがもっとも良好である。しかし類似の材料
でも、まったく可能であり(通常は高級鋼)、かつ機能
基本方式に何の影響も及ぼさない。
【0017】加熱素子が加熱されると、加熱素子によっ
て発生された熱は、まず注型材料(アルミニウム又は黄
銅)に移行し、しかも通常の熱損失を考慮して移行す
る。もちろん熱は、挿入部分にまで導かれる。しかしこ
のことは、熱を異なった材料及びこれら材料の特性に基
づいて、例えば挿入部分に対する高級鋼及び注型材料に
対する黄銅に基づいて転送しにくいので、熱電対は緩慢
に反応する。したがってこの熱電対は、加熱素子とノズ
ル部材の間の緩慢な温度特性をシミュレートする。なぜ
ならここでも異なった2つの材料の間の、例えば注型材
料の黄銅とノズル部材の高級鋼材料との間の熱の移行が
行なわれるからである。熱電対測定点が直接注型材料内
に(したがって挿入部分なしに)、又はそれどころか加
熱素子内に配置されている場合、ちょうど加熱段階にお
いて熱電対はあまりに迅速に応答し、したがってノズル
部材の所望の温度は達成されない。
て発生された熱は、まず注型材料(アルミニウム又は黄
銅)に移行し、しかも通常の熱損失を考慮して移行す
る。もちろん熱は、挿入部分にまで導かれる。しかしこ
のことは、熱を異なった材料及びこれら材料の特性に基
づいて、例えば挿入部分に対する高級鋼及び注型材料に
対する黄銅に基づいて転送しにくいので、熱電対は緩慢
に反応する。したがってこの熱電対は、加熱素子とノズ
ル部材の間の緩慢な温度特性をシミュレートする。なぜ
ならここでも異なった2つの材料の間の、例えば注型材
料の黄銅とノズル部材の高級鋼材料との間の熱の移行が
行なわれるからである。熱電対測定点が直接注型材料内
に(したがって挿入部分なしに)、又はそれどころか加
熱素子内に配置されている場合、ちょうど加熱段階にお
いて熱電対はあまりに迅速に応答し、したがってノズル
部材の所望の温度は達成されない。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に示し、か
つ以下に詳細に説明する。
つ以下に詳細に説明する。
【0019】図面に、産業上の用途のための、とくに合
成物質射出工具の加熱通路ノズルを加熱するための電気
加熱素子1が示されている。端子が8のところにおいて
外方に通じている電気加熱手段2からなる。加熱手段2
は、良好に熱を伝導する金属材料内に埋め込まれており
(注型材料3)、加熱すべき媒体から離れた方の側にお
いて断熱材料(高級鋼)4によって覆われている。加熱
手段を調整するために埋め込み材料内に熱電対5が挿入
されている。本発明によれば、熱電対5の測定点6は、
わずかに熱伝導することができる材料(挿入部分7)に
よって囲まれているので、熱電対5の緩慢な応答が達成
されている。
成物質射出工具の加熱通路ノズルを加熱するための電気
加熱素子1が示されている。端子が8のところにおいて
外方に通じている電気加熱手段2からなる。加熱手段2
は、良好に熱を伝導する金属材料内に埋め込まれており
(注型材料3)、加熱すべき媒体から離れた方の側にお
いて断熱材料(高級鋼)4によって覆われている。加熱
手段を調整するために埋め込み材料内に熱電対5が挿入
されている。本発明によれば、熱電対5の測定点6は、
わずかに熱伝導することができる材料(挿入部分7)に
よって囲まれているので、熱電対5の緩慢な応答が達成
されている。
【0020】その際、測定点は6、高級鋼からなる部分
7によって囲まれていることができる。なるべく熱電対
5の測定点6は、加熱すべき媒体を構成する材料に相当
する材料7によって囲まれている。
7によって囲まれていることができる。なるべく熱電対
5の測定点6は、加熱すべき媒体を構成する材料に相当
する材料7によって囲まれている。
【0021】本実施例において、電気加熱素子1は、管
状の加熱部材であり、この加熱部材は、高級鋼からなる
外周面4を有し、その際、加熱素子1内に電気的に絶縁
された加熱手段2が、渦巻き線状に又はら旋状に配置さ
れており、かつ黄銅、アルミニウム又は同様に良好に熱
伝導する材料からなる注型材料3内に埋め込まれてい
る。
状の加熱部材であり、この加熱部材は、高級鋼からなる
外周面4を有し、その際、加熱素子1内に電気的に絶縁
された加熱手段2が、渦巻き線状に又はら旋状に配置さ
れており、かつ黄銅、アルミニウム又は同様に良好に熱
伝導する材料からなる注型材料3内に埋め込まれてい
る。
【0022】注型材料3は、加熱部材の内周面を形成し
ている。内周面の近くにおいて注型材料3内に軸線方向
に、わずかに熱伝導可能な材料、とくに高級鋼からなる
管を有する熱電対5が挿入されている。熱電対5の測定
点6は、加熱部材の一方の端部の近くに配置されてお
り、かつわずかに熱伝導することができる材料からなる
挿入部分7によって囲まれている。本実施例において、
挿入部分7は、加熱部材の内周面にまで突出しており、
かつこれと同一面内において終っている。合成物質成形
工具の加熱通路ノズルを加熱するために加熱部材を利用
する際、挿入部分7は、なるべく加熱通路ノズルと同じ
材料からなる。
ている。内周面の近くにおいて注型材料3内に軸線方向
に、わずかに熱伝導可能な材料、とくに高級鋼からなる
管を有する熱電対5が挿入されている。熱電対5の測定
点6は、加熱部材の一方の端部の近くに配置されてお
り、かつわずかに熱伝導することができる材料からなる
挿入部分7によって囲まれている。本実施例において、
挿入部分7は、加熱部材の内周面にまで突出しており、
かつこれと同一面内において終っている。合成物質成形
工具の加熱通路ノズルを加熱するために加熱部材を利用
する際、挿入部分7は、なるべく加熱通路ノズルと同じ
材料からなる。
【0023】本発明は、実施例に限定されるわけではな
く、開示の枠内において多様に変更することができる。
く、開示の枠内において多様に変更することができる。
【0024】明細書及び/又は図面に開示されたあらゆ
る新しい個別及び組合わせ特徴は、本発明にとって重要
とみなされる。
る新しい個別及び組合わせ特徴は、本発明にとって重要
とみなされる。
【図1】本発明による電気加熱素子を示す中心長手断面
図である。
図である。
【図2】本発明による電気加熱素子を示す一部切り欠い
た端面図である。
た端面図である。
1 加熱素子 2 加熱手段 3 注型材料 4 外周面 5 熱電対 6 測定点 7 挿入部分
Claims (7)
- 【請求項1】 電気加熱手段が設けられており、この加
熱手段が、良好に熱を伝導することができる金属材料内
に埋め込まれており、加熱すべき媒体から離れた方の側
においてなるべく断熱材料によって覆われており、かつ
この加熱手段において加熱手段を調整するために埋め込
み材料内に熱電対が挿入されている、産業上の用途のた
めの、とくに合成物質射出過程のために加熱通路ノズル
を加熱するための電気加熱素子において、熱電対(5)
の測定点(6)が、わずかに熱伝導することができる材
料(7)によって囲まれているので、熱電対(5)の緩
慢な応答が引起こされていることを特徴とする、産業上
の用途のための、とくに合成物質射出過程のために加熱
通路ノズルを加熱するための電気加熱素子。 - 【請求項2】 熱電対(5)の測定点(6)が、高級鋼
からなる部分(7)によって囲まれていることを特徴と
する、請求項1記載の電気加熱素子。 - 【請求項3】 熱電対(5)の測定点(6)が、加熱す
べき媒体を構成する材料に相当する又はこの材料と同じ
材料である材料(7)によって囲まれていることを特徴
とする、請求項1又は2記載の電気加熱素子。 - 【請求項4】 電気加熱素子(1)が、管状の加熱部材
であり、この加熱部材が、高級鋼からなる外周面(4)
を有し、その際、加熱素子(1)内に電気的に絶縁され
た加熱手段(2)が、渦巻き線状に又はら旋状に配置さ
れており、かつ黄銅、アルミニウム又は同様に良好に熱
伝導する材料からなる注型材料(3)内に埋め込まれて
おり、注型材料(3)が、加熱部材の内周面を形成して
おり、内周面の近くにおいて注型材料内に軸線方向に、
わずかに伝導可能な材料、とくに高級鋼からなる管を有
する熱電対(5)が挿入されており、なるべく加熱部材
の一方の端部の近くに配置された熱電対(5)の測定点
(6)が、わずかに熱伝導することができる材料からな
る挿入部分(7)によって囲まれていることを特徴とす
る、請求項1ないし3の1つに記載の電気加熱素子。 - 【請求項5】 挿入部分(7)が、加熱部材の内周面に
おいて注型材料によって覆われていることを特徴とす
る、請求項4記載の電気加熱素子。 - 【請求項6】 挿入部分(7)が、加熱部材の内周面に
まで突出しており、かつこれと同一面において終ってい
ることを特徴とする、請求項4記載の電気加熱素子。 - 【請求項7】 挿入部分(7)が、加熱通路ノズルと同
じ材料から、とくに高級鋼からなることを特徴とする、
合成物質成形工具の加熱通路ノズルを加熱するための、
請求項4ないし6の1つに記載の電気加熱素子。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29618715.1 | 1996-10-28 | ||
DE29618715U DE29618715U1 (de) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | Elektrische Heizvorrichtung |
DE19707802.8 | 1997-02-27 | ||
DE19707802 | 1997-02-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144451A true JPH10144451A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=26034321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29926797A Pending JPH10144451A (ja) | 1996-10-28 | 1997-09-26 | 産業上の用途のための電気加熱素子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10144451A (ja) |
CA (1) | CA2218832A1 (ja) |
DE (1) | DE19744823A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105128273A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-12-09 | 苏州市博奥塑胶电子有限公司 | 注塑机喷嘴 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19943192A1 (de) * | 1999-09-09 | 2001-04-05 | Hotset Heizpatronen Zubehoer | Rohrförmiges Heizelement |
-
1997
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- 1997-10-10 DE DE19744823A patent/DE19744823A1/de not_active Withdrawn
- 1997-10-22 CA CA 2218832 patent/CA2218832A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105128273A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-12-09 | 苏州市博奥塑胶电子有限公司 | 注塑机喷嘴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2218832A1 (en) | 1998-04-28 |
DE19744823A1 (de) | 1998-04-30 |
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