JPH10144168A - 面状スイッチ - Google Patents

面状スイッチ

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JPH10144168A
JPH10144168A JP8314149A JP31414996A JPH10144168A JP H10144168 A JPH10144168 A JP H10144168A JP 8314149 A JP8314149 A JP 8314149A JP 31414996 A JP31414996 A JP 31414996A JP H10144168 A JPH10144168 A JP H10144168A
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JP
Japan
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planar
switch according
conductive
flexible
switch
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Application number
JP8314149A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Otani
靖彦 大谷
Atsushi Taniguchi
篤 谷口
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Sensor Technology Co Ltd Japan
Original Assignee
Sensor Technology Co Ltd Japan
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/78Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2203/00Form of contacts
    • H01H2203/008Wires
    • H01H2203/0085Layered switches integrated into garment, clothes or textile
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2203/00Form of contacts
    • H01H2203/008Wires
    • H01H2203/01Woven wire screen

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  • Contacts (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 10数mA或いはそれ以上の制御電流を長時
間に亘って通電する事が可能で且つ安価な面状スイッチ
を提供することにある。 【解決手段】 上下一対の面状電極2をスペーサ9を介
して所定間隔で対向配置し、その表面に作用する圧力に
よって、前記面状電極が接触してスイッチ回路を閉成す
る様にしてなる面状スイッチ1において、前記面状電極
の少なくとも一方を、可撓性を有する非導電性の面状体
の表面に露出する様に、可撓性を有する複数の線状又は
テープ状の導電性接点部材2aを配置して可撓性面状電
極2、或いは導電性線材で形成した織布で構成した可撓
性面状電極とする点に特徴を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種用途に使用さ
れる面状スイッチに関するものであり、特に定格電圧,
電流値の高い面状スイッチの構造に関し、更に詳しく
は、自動車の乗員検知装置に好適な面状スイッチを提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の面状スイッチが提案さ
れ且つ使用されており、その代表的なものを図6に示し
ている。図6において、面状スイッチ1は、基盤となる
ポリエステルシート28a,28bの片面に、導電性樹
脂からなる面状電極部22,23及び接点部材20a,
20bをスクリーン印刷によって形成し、これをスペー
サ29a,29bを介して所定間隔に保持させたもので
ある。このスイッチを操作する場合には、その上部より
圧力Pを作用させて上部シート28aをスペーサ29
a,29b間で撓ませ、上下の接点部材20a,20b
を接触させて回路を閉成する様にしたものである。尚、
上部シート28aの押圧時に、上下電極28a,28b
と左右のスペーサ29a,29bとの間の空間30内に
圧力が籠もらない様に、該空間30と外気とを連通する
通気孔31が形成されている。
【0003】係る面状スイッチは、薄型,軽量化が可能
な事から、電卓や家電製品及び各種AV機器のパネルス
イッチとして広く使用されている。しかしながら、接点
部及び電極部の材質及びその構造上、その殆どが0.1
〜1mA程度の極微小電流しか流す事ができず、10数
mA或いはそれ以上の制御電流を長時間に亘って通電す
るスイッチとしては使用する事ができなかった。
【0004】近年、自動車の安全対策の普及と共に、助
手席乗員の存在を検知して助手席用エアバッグの展開の
要否を判断したり、シートベルト着用の要否の指示を出
すための助手席乗員検知センサが要求されている。係る
センサとしては、助手席シート内に埋設し、乗員が座乗
した際に該シートに作用する圧力によって回路を閉成す
る面状スイッチを用いる方式が簡便な方式として、既に
一部で実用化されているが、そのセンサ方式によって
は、面状スイッチに、10数mA或いはそれ以上の制御
電流を長時間に亘って通電する事が要求されるが、上述
の通り、従来の汎用面状スイッチでは、構造上この要求
に対応する事が困難であり、又、対応するには、面状ス
イッチの価格が高価になる欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る従来の
面状スイッチの有する欠点、即ち、10数mA或いはそ
れ以上の制御電流を長時間に亘って通電する事が困難で
ある点及び定格電流値を上げるのは、その対策の為に高
価なスイッチとなる点に鑑み、10数mA或いはそれ以
上の制御電流を長時間に亘って通電する事が可能で且つ
安価な面状スイッチを提供する事を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下一対の面
状電極をスペーサを介して所定間隔で対向配置し、その
表面に作用する圧力によって、前記面状電極が接触して
スイッチ回路を閉成する様にしてなる面状スイッチであ
って、前記面状電極の少なくとも一方を、可撓性を有す
る非導電性の面状体の表面に露出する様に可撓性を有す
る複数の線状又はテープ状の導電性接点部材を配置して
なる可撓性面状電極、或いは導電性線材で形成した織布
で構成した可撓性面状電極とする点に特徴を有するもの
である。
【0007】この可撓性面状電極を形成する手段として
は、合成繊維製の織布の一部に銅線等の良電導性の金属
細線を織り込んだり、該合成繊維製の織布或いは合成樹
脂シートに良電導性の金属線を所定模様にミシン等によ
って縫い込んだり、或いは、合成繊維製の織布の一部
に、合成樹脂の繊維の表面に良電導性の金属を被覆した
繊維を用いたり、更には、良導電性の線状又はテープ状
部材を、合成繊維製の織布又はシートの片面に融着する
事によって、前記導電性の接点部材が合成繊維製の織布
又は合成樹脂シートの表面に露出した可撓性面状電極を
形成する事ができる。
【0008】又、この可撓性面状電極を対向配置して面
状スイッチを構成する方式や、上部電極のみに、係る可
撓性面状電極を配置し、下部電極には銅箔等の良電導性
金属箔を配置する方式がある。又、両面状電極間に配置
するスペーサも、多数の孔或いはスリットを形成した合
成樹脂シートで構成し、上部面状電極に上方から押圧力
が作用すると、前記孔又はスリット部で上下の面状電極
が接触して回路を閉成する様になす事もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1(a),図1(b)
は、本発明で使用する可撓性面状電極の一例を示す概念
図であり、図1(a)は断面図,図1(b)は平面図を
示している。同図において、ポリエステル等の非電導性
合成樹脂繊維の糸5aからなる織布5を構成する繊維の
一部に、接点部材となる導電性の線材2aが所定間隔で
織り込まれている。同図においては、接点部材としての
導電性線材2aが、合成繊維5aと一本おきに織り込ま
れて均等に配置されているが、所定間隔で集中的に織り
込む事により、接点部材2aの配置に疎密を形成する様
にしてもよい。
【0010】ここで使用する接点部材としての導電性線
材2aは、銅,アルミニウム或いはその他の良導電性金
属細線の複数本を束ねたり、撚り合わせたりしたもの、
或いは織布5を構成する合成繊維の糸の表面に良導電性
金属を蒸着又はメッキ等により被覆したものが用いられ
る。又、線材に代えてテープ状のものを使用する事も可
能である。更に、織布全体を導電性材料、即ち導電性の
金属細線或いは導電性金属を被覆した合成繊維で形成す
る事も可能である。
【0011】図2は、図1に示した可撓性面状電極2を
用いた本発明の面状スイッチ1の1実施例を示す要部断
面図であり、スペーサ9a,9bを挟んで、図1に示し
た上部面状電極2と下部面状電極3とを配置し、これを
ポリエステルシート等の合成樹脂シート8a,8bで被
覆している。ここで、下部面状電極3は、銅箔或いはア
ルミニウム箔等の良導電性金属箔は使用される。この面
状スイッチ1では、その上面から押圧力Pが作用する
と、表面シート8aと共に織布からなる上部面状電極2
が下方に変形して該織布中に織り込まれている接点部材
としての金属線材2aと下部面状電極3とが接触してス
イッチ回路が閉成される事になる。尚、下部面状電極3
と下部シート8bとには、押圧時に両電極間の空間10
内の圧力が上がらない様に、通気孔11が穿設されてい
る。係る構造の面状スイッチにおいて、接点部材は良電
導性の金属部で構成され且つその接点も多数生じる事に
なるから、電気抵抗は従来の導電性樹脂に比べて著しく
小さくなるから、10数mA程度の電流を通電する事は
容易となる。
【0012】次に、図3は本発明の他の実施例を示す要
部断面図であり、図2に示したものと相違する点は、上
部面状電極2と下部面状電極4の両方に、図1に示した
織布からなる面状電極を用いた点である。この場合に、
上部面状電極2と下部面状電極4の配置方向は、夫々に
織り込まれた接点部材となる金属線材2a,4aの方向
が交差する様に配置されている。尚、図2の実施例の場
合には、上面から作用する圧力が局部的で大きい場合に
は、下部電極を構成する金属箔が塑性変形して上下の電
極2,3が接触したまま元に復帰しない場合が生じるお
それがあるが、本実施例の場合には、両電極が可撓性を
有する織布で構成されているため、両電極共に塑性変形
するおそれは殆どなくなり、面状スイッチに大きな力が
局部的に作用する場合にも、安定して使用できる効果が
ある。特に、面状電極2,4を合成樹脂シートに融着し
て構成した場合には、面状電極の復元力のみならず合成
樹脂シートの復元力も加味されるため、塑性変形し難く
なり、スイッチの接点が接触したまま離れない様な事態
は確実に回避される事となる。
【0013】次に、図4は本発明の他の実施例を示す面
状電極の平面図であり、ポリエステル等で形成したシー
ト或いは織布からなる可撓性の非導電性面状体5に、銅
線等の電導性金属細線2aを用いて、ミシン掛け等によ
り表面に露出した縫製線7を形成したものであって、こ
の露出した縫製線7が、面状電極の接点となるものであ
る。この場合に、面状体5の端部には、銅合金等の電導
性金属テープで形成した端子部材6が配置され、両者
は、銅線等の金属細線6aによって縫着されており、且
つ前記接点部材としての金属細線2aの縫製線7の端部
7aは、前記端子部材6をも縫い込む様に該端子部材6
の内部にまで達し、該端子部材6と面状体5との縫着と
共に、端子部材6と接点部材2aとを電気的に接続する
役目も果している。この様に、非導電性の合成繊維のシ
ート或いは織布5の上に、単にミシン掛けのみによって
接点部材2aを縫着形成する事ができるので、面状電極
を安価に且つ容易に成形する事が可能となる。又、縫製
線7で形成される模様は、全く任意であるが、面状体表
面に均一に分布する様に形成するのが好ましい。
【0014】尚、導電性の端子部材6を導電性金属細線
によって縫着する方式は、図2、図3に示した構造の面
状スイッチにおいても適用できる事は勿論であり、又、
本発明に係るその他の構造の面状電極を用いる場合にも
適用できることはいうまでもない。更に、この可撓性面
状電極を用いて面状スイッチを構成する場合には、前記
図2に示した様に、上部電極のみをこの面状電極で構成
する方式と、図3に示した様に上下電極共に係る面状電
極で構成する方式の2通りがあるが、いずれの方式であ
っても良い事は勿論である。
【0015】次に、図5は、本発明の面状スイッチに使
用するスペーサ9の一例を示す平面図であって、前記ポ
リエステル等の合成樹脂製シートにスリット12を所定
間隔で形成し、面状電極に押圧力が作用した場合には、
該スリット12の部分で上下の面状電極の接点部材が接
触してスイッチ回路を閉成する様にしている。このスリ
ット12の間隔は、上下の面状電極が撓みにより接触し
ない程度の間隔であれば良く、その開孔形状も図示の如
き長方形に限られず、円形,楕円形,正方形等の任意の
形状が採用し得る。又、成形に際しては、打ち抜き成形
が最も簡便な成形方法である。
【0016】以上の説明は、主として可撓性を有する非
導電性の合成繊維の織布を基材として使用し、この一部
に接点部材となる導電性の線材を織り込んで面状電極を
形成した場合について説明したが、本発明の面状電極の
代表的な構成には以下の如きものがある。即ち、 (1)可撓性を有する合成繊維の織布の一部に、接点部
材となる導電性線状又はテープ状部材を織り込んだも
の。 (2)可撓性を有する合成繊維の織布又は合成樹脂シー
トに、接点部材となる導電性線状又はテープ状部材を縫
い込んだもの。 (3)可撓性を有する合成繊維の織布又は合成樹脂シー
トに、接点部材となる導電性線状又はテープ状部材を融
着したもの。 (4)前記導電性線状又はテープ状部材を、複数本の導
電性細線を束ねて、又は撚り合わせて形成したもの、或
いは、合成樹脂繊維に導電性金属を蒸着,メッキ等によ
りコーティングしたもの。 (5)導電性を有する線状又はテープ状部材を用いて可
撓性を有する織布を形成し、該織布全体を面状電極とし
たもの。
【0017】又、端子部材6も、図4に示した比較的広
幅の金属テープ6aを1本用いる方式の他に、比較的狭
幅のテープを複数本用いる事も可能であり、更に、基材
として合成繊維の織布を用いる場合には、導電性を有す
る線状又はテープ状部材を該織布の端部に密に織り込ん
で端子部材を形成する事も可能である。
【0018】又、面状電極上下面のシート部材8a,8
bについても、面状電極が合成樹脂シートの片面に融着
して形成されている場合には、その部分の被覆材として
の樹脂シートは省略し、面状電極を融着する樹脂シート
に電極被覆材としての樹脂シートを兼用させる事も可能
である。
【0019】次に、本発明の面状スイッチの用途とし
て、自動車の乗員検知システムに用いる場合には、該面
状スイッチを助手席シート内の適所に埋設しておき、助
手席に搭乗者が存在すると、その搭乗者の重量によって
上下面状電極が接触してスイッチ回路を閉成する。この
閉成信号により、助手席側のエアバッグに展開許可信号
を出し、衝突事故が生じた場合には該エアバッグを展開
させる事になる。又、シートベルトの場合には、上記閉
成信号により、シートベルトの着用指示信号を出し、助
手席搭乗者にシートベルトの着用を促す事になる。更
に、エアバッグの展開許可信号とシートベルトの着用指
示信号の両方を発信する様にする事も可能である。尚、
上記以外にも各種用途に使用できる事は言うまでもな
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の面状スイッ
チによると、非導電性の可撓性を有する面状体の表面
に、良導電性材料で形成した接点部材が露出する様に配
置されているので、接点が閉成された際に流れる電流
は、良導電性の線状又はテープ状部材を導体として流れ
るから、従来の導電性樹脂で形成した電極部材に比して
大きな電流を通電する事が可能となる。特に、面状電極
自体を銅線等の良導電性の材料の織布で形成した場合に
は、この効果は顕著である。従って、従来の面状スイッ
チでは適用が困難であった自動車の助手席乗員検知等に
使用される10数mA以上の制御電流を用いる場合にお
いても、本発明の面状スイッチは、問題なく適用する事
が可能となる。
【0021】又、本発明の面状スイッチを構成する面状
電極は、合成繊維の織布に銅線等の導電性金属細線を織
り込んだり、或いは合成樹脂製シートや織布に金属細線
を用いてミシン掛け等によって表面に露出する縫製線を
形成するだけで、面状電極が形成されるから、その製作
も極めて容易であり且つ安価に製作する事が可能とな
る。更に、銅線を平織りして形成した銅織布等の良導電
性金属織布の場合には、これをそのまま面状電極として
使用可能であり、更に、これを合成樹脂シートに融着さ
せて保持部材させて面状電極を構成する場合には、その
製作が極めて容易となり、その結果大幅なコストダウン
が達成され、その用途も飛躍的に拡大する事が期待され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する面状電極の一例を示すもの
で、(a)はその断面図,(b)は平面図である。
【図2】図1に示した面状電極を用いた本発明の面状ス
イッチの一例を示す断面図である。
【図3】図1に示した面状電極を用いた本発明の面状ス
イッチの他の例を示す断面図である。
【図4】本発明に使用する面状電極の他の例を示す平面
図である。
【図5】本発明に使用するスペーサの一例を示す平面図
である。
【図6】従来の面状スイッチの構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 面状スイッチ 2 上部面状電極 2a,4a 接点部材(金属細線) 3,4 下部面状電極 5 可撓性非導電性面状体 6 端子部材 6a 端子部材の縫着線 7 接点部材となる縫着線 7a 接点部材と端子部材との縫着線 8a 上部被覆シート 8b 下部被覆シート 9 スペーサのシート 9a,9b スペーサ 10 空間 11 通気孔

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の面状電極(2,3,4)をス
    ペーサ(9)を介して所定間隔で対向配置し、その表面
    に作用する圧力によって、前記面状電極が接触してスイ
    ッチ回路を閉成する様にしてなる面状スイッチ(1)に
    おいて、 前記面状電極の少なくとも一方を、可撓性を有する非導
    電性の面状体の表面に露出する様に、可撓性を有する複
    数の線状又はテープ状の導電性接点部材(2a,4a)
    を配置して可撓性面状電極(2,4)を形成した事を特
    徴とする面状スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性面状電極は、合成繊維製の織
    布の一部に、前記導電性接点部材(2a,4a)となる
    良電導性の線状又はテープ状部材を織り込んで形成した
    ものである請求項1に記載の面状スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性面状電極は、前記導電性接点
    部材(2a,4a)となる良電導性の線状又はテープ状
    部材を、合成繊維製の織布又は合成樹脂シートの一部に
    縫い込んで、所定模様の縫製線(7)を形成し、該縫製
    線を接点となす様にしたものである請求項1に記載の面
    状スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記可撓性面状電極は、前記導電性接点
    部材(2a,4a)となる良電導性の線状又はテープ状
    部材を、合成繊維製の織布又は合成樹脂シートの片面に
    融着したものである請求項1に記載の面状スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記接点部材(2a,4a)となる良電
    導性の線状又はテープ状部材は、複数本の良導電性金属
    細線を束ねて形成したものである請求項2乃至4のいず
    れかに記載の面状スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記接点部材(2a,4a)となる良電
    導性の線材は、複数本の良導電性の金属細線を撚り合わ
    せて紐状に形成したものである請求項2乃至4のいずれ
    かに記載の面状スイッチ。
  7. 【請求項7】 前記接点部材(2a,4a)が、銅又は
    アルミニウム或いは良導電性合金で形成されたものであ
    る請求項2乃至6のいずれかに記載の面状スイッチ。
  8. 【請求項8】 前記接点部材(2a,4a)となる良電
    導性の線状又はテープ状部材は、合成樹脂の線状又はテ
    ープ状部材の表面に良電導性の金属を被覆したものであ
    る請求項2乃至4のいずれかに記載の面状スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記可撓性面状電極が、前記接点部材
    (2a,4a)と電気的に接続された良電導性の金属テ
    ープで形成した端子部材(6)を、合成繊維製の織布又
    は合成樹脂シートの端部に配置してなるものである請求
    項2乃至8のいずれかに記載の面状スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記端子部材(6)が、良電導性の金
    属細線(6a)によって、前記合成繊維製の織布又は合
    成樹脂シートの端部に縫着されてなるものである請求項
    9に記載の面状スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記端子部材(6)が、良電導性の金
    属細線(6a)によって、前記合成繊維製の織布又はシ
    ートの端部に縫着され且つ前記導電性接点部材(2a,
    4a)となる良電導性の線状又はテープ状部材を、合成
    繊維製の織布又は合成樹脂シートの他部に縫い込んで所
    定模様の縫製線(7)を形成すると共に、該縫製線
    (7)の端部は、前記端子部材(6)をも縫製している
    ものである請求項10に記載の面状スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記端子部材(6)が、複数の良電導
    性金属のテープ状部材からなり、前記合成繊維製の織布
    の端部に織り込まれているものである請求項9に記載の
    面状スイッチ。
  13. 【請求項13】 前記端子部材(6)が、銅又はアルミ
    ニウム或いは良導電性合金で形成されたものである請求
    項2乃至12のいずれかに記載の面状スイッチ。
  14. 【請求項14】 上下一対の面状電極(2,3,4)を
    スペーサ(9)を介して所定間隔で対向配置し、その表
    面に作用する圧力によって、前記面状電極が接触してス
    イッチ回路を閉成する様にしてなる面状スイッチ(1)
    において、 前記面状電極の少なくとも一方を、導電性線材で形成し
    た可撓性織布で構成した可撓性面状電極である事を特徴
    とする面状スイッチ。
  15. 【請求項15】 前記導電性線材が、銅又はアルミニウ
    ム或いは良導電性合金である請求項14に記載の面状ス
    イッチ。
  16. 【請求項16】 前記導電性線材が、合成樹脂繊維の表
    面に良導電性金属を被覆したものである請求項14に記
    載の面状スイッチ。
  17. 【請求項17】 前記上下一対の面状電極(2,3,
    4)の間に配置されたスペーサ(9)は、多数の孔或い
    はスリット(9a)を有する合成樹脂シートであり、前
    記面状電極の表面に作用する圧力により、前記一対の面
    状電極が、該孔或いはスリットの部分で接触する事によ
    ってスイッチ回路を閉成する様にしてなる請求項1乃至
    16のいずれかに記載の面状スイッチ。
  18. 【請求項18】 前記可撓性面状電極の一対(2,4)
    を対向配置してなる請求項1乃至17のいずれかに記載
    の面状スイッチ。
  19. 【請求項19】 前記一対の可撓性面状電極(2,4)
    の夫々の前記接点部材(2a,4a)の配置方向が、交
    差する様に対向配置されてなる請求項18に記載の面状
    スイッチ。
  20. 【請求項20】 前記可撓性面状電極を上部面状電極
    (2)となし、下部面状電極(3)を銅又はアルミニウ
    ムの箔体で形成し、両者を対向配置してなる請求項1乃
    至17のいずれかに記載の面状スイッチ。
  21. 【請求項21】 前記一対の面状電極の外面を、合成樹
    脂シート(8a,8b)で被覆してなる請求項1乃至請
    求項20のいずれかに記載の面状スイッチ。
  22. 【請求項22】 前記面状スイッチが、自動車のシート
    内に埋設配置され、乗員の有無を検知するためのセンサ
    ー装置に使用されるものである請求項1乃至請求項21
    のいずれかに記載の面状スイッチ。
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