JPH10143903A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JPH10143903A
JPH10143903A JP8311366A JP31136696A JPH10143903A JP H10143903 A JPH10143903 A JP H10143903A JP 8311366 A JP8311366 A JP 8311366A JP 31136696 A JP31136696 A JP 31136696A JP H10143903 A JPH10143903 A JP H10143903A
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JP
Japan
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lens
optical element
liquid crystal
optical pickup
optical
Prior art date
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Application number
JP8311366A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamaguchi
山口  泰弘
Makoto Itonaga
誠 糸長
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さが異なる複数の光ディスクを共用再生可
能な光ピックアップを提供する。 【解決手段】 少なくとも、レーザ光源1、ビームスプ
リッタ2、対物レンズ4、受光素子6、回折型光学素子
レンズ8を備え、電圧の印加により回折効率が変化する
回折型光学素子レンズ8は、レーザ光源1と対物レンズ
4との間に介挿されており、一方の厚さの光ディスク7
を再生する場合は、回折型光学レンズ8に電圧を印加し
て屈折率を変化し、他方の厚さの光ディスク7を再生す
る場合には、回折型光学レンズ8に電圧を印加せずに屈
折率を変化させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単板あるいは貼り
合わせにより厚さが異なる複数の光ディスクを共用再生
可能な光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクの分野においては、外
観形状は同一であるが、厚さが異なる複数のディスクが
知られている。例えば、CD(コンパクトディスク)
は、直径12cm、厚さ1.2mmであり、また、DV
D(デジタルビデオディスク)は、直径12cm、厚さ
0.6mmあるいは1.2mmである。特に、DVDは
厚さ0.6mmの単板を貼り合わせた2層構造のものが
ある(貼りわせて0.6mm,1.2mm)。このため
に、光ディスクプレーヤに搭載される光ピックアップに
は、こうした厚さが異なりしかもディスクフォーマット
が相違する複数種類の光ディスクを確実に再生するため
には、第1に、光ディスクの厚さ(0.6mmあるいは
1.2mm)に応じて、その光ディスク信号面上に正確
に再生レーザ光を集光照射可能な機能が求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、こうした厚さ
が異なる複数種類の光ディスクを確実に再生するための
光ピックアップとして、いくつかの互換再生方式が提案
されている。一つの互換再生方式の光ピックアップとし
ては、薄いあるいは厚い光ディスクに対応するホログラ
ム格子パターンが光軸を中心として同心円状に形成され
てあるホログラムレンズを用いた2重焦点方式の光ピッ
クアップが知られている(例えば特開平7−98431
号公報)。
【0004】しかしながら、このホログラムレンズを用
いた2重焦点方式の光ピックアップは、次にあげるよう
な問題点がある。
【0005】(1) ホログラムにより、光が常に回折
されているために、光の利用率が低い。特に、高いS/
Nでの信号検出が要求されるDVD再生時には、充分な
信号を得るために、半導体レーザのパワーをかなり大き
くしなければならず、レーザの寿命にとって大きな問題
である。
【0006】(2) 常に2つ以上の光スポットが、ホ
ログラムレンズによって作られている。このため、フォ
ーカスエラー信号に複数の偽信号が発生するため、ディ
スクに応じて、所望の点にフォーカス動作を引き込むこ
とが困難である。
【0007】また、他方の互換再生方式の光ピックアッ
プとしては、光ディスクの厚さの差によって生じる収差
とは逆の収差を発生するような曲面を、1対のガラス基
板間に配置した1対の透明電極内部に液晶を封入してこ
の1対の透明電極に電圧印加することにより、液晶の屈
折率を変化させて収差の補償を行う光ピックアップが知
られている(例えば特公平7−77031号公報)。
【0008】しかしながら、この収差補償に液晶を用い
た2重焦点方式の光ピックアップにおいては、厚さが
0.6mmの光ディスクを再生する場合、0.6mm分
の球面収差を発生させる必要があるために、対物レンズ
の光軸と液晶レンズの光軸とが僅か(20μm程度)で
も、ずれると大きなコマ収差及び非点収差が発生し、良
好な再生が望めないと言う問題点がある。
【0009】そこで、本発明は上記の問題点に着目して
なされたものであり、収差補正に有利なホログラム方式
を用いる一方で、従来のホログラム方式が持つ上記の欠
点を改善した光ピックアップを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は次(1)〜(6)の構成になる光ピッ
クアップを提供する。
【0011】(1) 図1,図2にそれぞれ示すよう
に、厚さが異なる複数の光ディスク(厚さ0.6mmの
光ディスクあるいは厚さ1.2mmの光ディスク)を共
用再生可能な光ピックアップA,Bであって、少なくと
も、レーザ光源1と、ビームスプリッタ2と、対物レン
ズ4と、受光素子6と、電圧の印加により回折効率が変
化する回折型光学素子レンズ8とを備え、前記回折型光
学素子レンズ8は、前記レーザ光源1と対物レンズ4と
の間に介挿されており、一方の厚さの光ディスク(厚さ
0.6mmの光ディスクあるいは厚さ1.2mmの光デ
ィスク)を再生する場合は、前記回折型光学レンズ8に
電圧を印加して屈折率を変化させ、他方の光ディスク
(厚さ1.2mmの光ディスクあるいは厚さ0.6mm
の光ディスク)を再生する場合には、前記回折型光学レ
ンズ8に電圧を印加せずに屈折率を変化させないことを
特徴とする光ピックアップ。
【0012】(2) 図1に示すように、上記(1)記
載の光ピックアップAであって、前記回折型光学素子レ
ンズ8は、レーザ光源1とビームスプリッタ2との間に
介挿されることを特徴とする光ピックアップA。
【0013】(3) 図2に示すように、上記(1)記
載の光ピックアップBであって、前記回折型光学素子レ
ンズ8は、ビームスプリッタ2と対物レンズ4との間に
介挿されることを特徴とする光ピックアップB。
【0014】(4) 図3,図5にそれぞれ示すよう
に、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の光ピックア
ップA,Bに用いられる前記回折型光学素子レンズ8
A,8Cは、一対の透明基板(円板状ガラス基板)8A
8,8A9,8C8,8C9と、この一対の透明基板
(円板状ガラス基板)8A8,8A9,8C8,8C9
間において、光軸oを中心として同心円状に配置される
各一対の透明電極8A2a,8A4a,8A6a,8A
2b,8A4b,8A6b,8C1a,8C3a,8C
5a,8C1b,8C3b,8C5bと、前記一対の透
明電極8A2a〜8A6a,8A2b〜8A6b,8C
1a〜8C5a,8C1b〜8C5b間に封入される回
折型光学素子(液晶)8A2,8A4,8A6,8C
1,8C3,8C5とから成り、前記一対の透明電極8
A2a〜8A6a,8A2b〜8A6b,8C1a〜8
C5a,8C1b〜8C5b間に所定の電圧を印加して
前記回折型光学素子(液晶)8A2,8A4,8A6,
8C1,8C3,8C5の配向状態を変化させて、屈折
率を変化させることを特徴とする光ピックアップ。
【0015】(5) 図4に示すように、上記(1)〜
(3)のいずれかに記載の光ピックアップA,Bに用い
られる前記回折型光学素子レンズ8Bは、光軸oを中心
として同心円状に山型突起8B41,8B42,8B4
3,8B44,8B45が形成された一方の面8B4a
を有する一方の透明基板(円板状ガラス基板)8B4と
他方の透明基板(円板状ガラス基板)8B1とからなる
一対の透明基板(円板状ガラス基板)8B1,8B4
と、この一方の透明基板(円板状ガラス基板)8B4の
一方の面8B4aに対向する山型突起8B2b1,8B
2b2,8B2b3,8B2b4,8B2b5が形成さ
れた一方の透明電極8B2bと、前記他方の透明基板
(円板状ガラス基板)8B1に対向する他方の透明電極
8B2aとからなる一対の透明電極8B2a,8B2b
と、この一対の透明電極8B2a,8B2b間に封入さ
れる回折型光学素子(液晶)8B3とから成り、前記一
対の透明電極8B2a,8B2bへ印加する電圧に応じ
て前記回折型光学素子(液晶)8B3の配向状態を変化
させて、屈折率を変化させることを特徴とする光ピック
アップ。
【0016】(6) 図3〜図5にそれぞれ示すよう
に、上記(4)又は(5)記載の前記回折型光学素子レ
ンズ8A〜8Cを構成する回折型光学素子は、液晶素子
であることを特徴とする光ピックアップ。
【0017】
【発明の実施の態様】以下、本発明の光ピックアップに
ついて、図1〜図5に沿って説明する。図1,図2はそ
れぞれ本発明の光ピックアップの構成を示す第1,第2
実施例図、図3,図4,図5はそれぞれ回折型光学素子
レンズである液晶型ホログラムレンズの第1,第2,第
3実施例を示す縦断面拡大図である。
【0018】本発明の光ピックアップは、所定の電圧が
印加されたときのみ所定のホログラム回折パターンが出
現して透過する光の屈折率を変化させる(凸レンズ効果
あるいは凹レンズ効果が現れる)構造の回折型光学素子
レンズである液晶型ホログラムレンズを用いたことに特
徴があるものである。そして、この液晶型ホログラムレ
ンズに印加する電圧の有無により、厚さが異なる2種類
のディスクの互換再生を可能とする光ピックアップであ
る。
【0019】本発明の光ピックアップの実施例につい
て、光ピックアップA,Bの順に説明する。 [光ピックアップAの構成]本発明の光ピックアップA
は、図1に示すように、レーザ光源1、ビームスプリッ
タ2、コリメータレンズ3、対物レンズ4、円筒レンズ
5、受光素子6、液晶型ホログラムレンズ8から構成さ
れる。7は光ディスク、oは光軸。光ディスク7は、例
えば、厚さ0.6mmのディスク(薄いディスクと称す
る)あるいは厚さ1.2mmのディスク(厚いディスク
と称する))のいずれかである。
【0020】前記した液晶型ホログラムレンズ8は、レ
ーザ光源1とビームスプリッタ2との間に光軸oにその
光軸が一致するように介挿されている。そして、液晶型
ホログラムレンズ8は、薄いディスク7を再生する場合
は、液晶型ホログラムレンズ8に所定の電圧を印加して
屈折率を変化させて凸レンズ効果をもたらし、また、厚
いディスク7を再生する場合には、液晶型ホログラムレ
ンズ8に電圧を印加せずに一定の屈折率(あるいは屈折
率0)とするのである。
【0021】勿論、必要に応じて、厚いディスク7を再
生する場合は、液晶型ホログラムレンズ8に所定の電圧
を印加して屈折率を変化させて凸レンズ効果あるいは凹
レンズ効果をもたらし、また、薄いディスク7を再生す
る場合には、液晶型ホログラムレンズ8に電圧を印加せ
ずに一定の屈折率(あるいは屈折率0)としても良い
が、以下の説明においては、液晶型ホログラムレンズ8
が前者の状態にあるもの(薄いディスク7を再生する場
合にのみ所定の電圧を印加して凸レンズ効果をもたらす
もの)として説明する。
【0022】[光ピックアップAの再生動作]次に、前
記した構成の光ピックアップAの再生動作について、 (1)薄いディスク7を再生する場合 (2)厚いディスク7を再生する場合 について、順次説明する。
【0023】(1)薄いディスク7を再生する場合 図示せぬターンテーブルに載置されてあるディスク7の
厚さを図示せぬ検知装置によって検知し、この検知結果
が薄いディスク7であると、図示せぬ電圧発生器は所定
の電圧を液晶型ホログラムレンズ8に印加する。これに
より、液晶型ホログラムレンズ8には所定のホログラム
格子パターンが出現して入射による光の屈折率が変化す
る(凸レンズ効果が現れる)。
【0024】これと相前後して、レーザ光源1から出射
する再生レーザ光は、液晶型ホログラムレンズ8に入射
し、ここで凸レンズ効果により再生レーザ光が一段と集
光され、ビームスプリッタ2を透過し、コリメータレン
ズ3で平行光とした後、対物レンズ4で絞られて、ディ
スク7の螺旋状あるいは同心円状に形成された信号面上
に正確に集光されつつ連続照射される。つまり、液晶型
ホログラムレンズ8に凸レンズ効果がない場合に比較し
て、信号面上に到達する再生レーザ光の絞り深度は浅く
なる。
【0025】一方、信号面上から反射するレーザ光の戻
り光は、対物レンズ4、コリメータレンズ3を透過した
後、ビームスプリッタ2で反射し、円筒レンズ5を介し
て受光素子6に入射する。受光素子6から得られる光出
力はトラッキング検出信号、再生信号として用いられ
る。こうして、光ピックアップAは薄いディスク7を良
好に再生することができる。
【0026】(2)厚いディスク7を再生する場合 図示せぬターンテーブルに載置されてあるディスク7の
厚さを図示せぬ検知装置によって検知し、この検知結果
が厚いディスク7であると、図示せぬ電圧発生器は所定
の電圧を液晶型ホログラムレンズ8に印加しない。これ
により、液晶型ホログラムレンズ8は一定の屈折率(あ
るいは屈折率0)が保たれる。
【0027】これと相前後して、レーザ光源1から出射
する再生レーザ光は、液晶型ホログラムレンズ8に入射
し、ここで一定の屈折率で屈折され(あるいは屈折され
ずにそのまま透過され)、ビームスプリッタ2を透過
し、コリメータレンズ3で平行光とした後、対物レンズ
4で絞られて、ディスク7の螺旋状あるいは同心円状に
形成された信号トラック上に正確に集光されつつ連続照
射される。つまり、液晶型ホログラムレンズ8に凸レン
ズ効果がある場合に比較して、信号面上に到達する再生
レーザ光の絞り深度は深くなる。
【0028】一方、信号面上から反射するレーザ光の戻
り光は、対物レンズ4、コリメータレンズ3を透過した
後、ビームスプリッタ2で反射し、円筒レンズ5を介し
て受光素子6に入射する。受光素子6から得られる光出
力はトラッキング検出信号、再生信号として用いられ
る。こうして、光ピックアップAは厚いディスク7を良
好に再生することができる。上述したように、前記した
構成の光ピックアップAは、厚さが異なる2種類のディ
スク7の互換再生を良好に行うことができる。
【0029】[光ピックアップBの構成]さて、上述し
た光ピックアップAは、液晶型ホログラムレンズ8をレ
ーザ光源1とビームスプリッタ2との間に介挿して構成
したものであったが、次に説明する本発明の光ピックア
ップBは、図2に示すように、光ピックアップAの構成
中、液晶型ホログラムレンズ8の介挿位置を、コリメー
タレンズ3と対物レンズ4との間に光軸oにその光軸が
一致するように変更したものと同様なものである。これ
以外の構成は両者同一である。前述したものと同一構成
部分は同一符号を付しその説明を省略する。
【0030】[光ピックアップBの再生動作]次に、前
記した構成の光ピックアップBの再生動作について、 (1)薄いディスク7を再生する場合 (2)厚いディスク7を再生する場合 について、順次説明する。
【0031】(1)薄いディスク7を再生する場合 図示せぬターンテーブルに載置されてあるディスク7の
厚さを図示せぬ検知装置によって検知し、この検知結果
が薄いディスク7であると、図示せぬ電圧発生器は所定
の電圧を液晶型ホログラムレンズ8に印加する。これに
より、液晶型ホログラムレンズ8には所定のホログラム
格子パターンが出現して入射光の屈折率が変化する(凸
レンズ効果が現れる)。
【0032】これと相前後して、レーザ光源1から出射
する再生レーザ光は、ビームスプリッタ2を透過し、コ
リメータレンズ3で平行光とした後、液晶型ホログラム
レンズ8に入射し、ここで凸レンズ効果により再生レー
ザ光が一段と集光され、対物レンズ4で絞られて、ディ
スク7の螺旋状あるいは同心円状に形成された信号面上
に正確に集光されつつ連続照射される。つまり、液晶型
ホログラムレンズ8に凸レンズ効果がない場合に比較し
て、信号面上に到達する再生レーザ光の絞り深度は浅く
なる。
【0033】一方、信号面上から反射するレーザ光の戻
り光は、対物レンズ4、を透過した後、液晶型ホログラ
ムレンズ8、コリメータレンズ3を透過した後、ビーム
スプリッタ2で反射し、円筒レンズ5を介して受光素子
6に入射する。こうして、受光素子6から得られる光出
力はトラッキング検出信号、再生信号として用いられ
る。こうして、光ピックアップBは比較的薄い厚さのデ
ィスク7を良好に再生することができる。
【0034】(2)厚いディスク7を再生する場合 図示せぬターンテーブルに載置されてあるディスク7の
厚さを図示せぬ検知装置によって検知し、この検知結果
が厚いディスク7であると、図示せぬ電圧発生器は所定
の電圧を液晶型ホログラムレンズ8に印加しない。これ
により、液晶型ホログラムレンズ8は一定の屈折率(あ
るいは屈折率0)が保たれる。
【0035】これと相前後して、レーザ光源1から出射
する再生レーザ光は、ビームスプリッタ2を透過し、コ
リメータレンズ3で平行光とした後、液晶型ホログラム
レンズ8に入射し、ここで一定の屈折率で屈折され(あ
るいは屈折されずにそのまま透過され)、対物レンズ4
で絞られて、ディスク7の螺旋状あるいは同心円状に形
成された信号トラック上に正確に集光されつつ連続照射
される。つまり、液晶型ホログラムレンズ8に凸レンズ
効果がある場合に比較して、信号面上に到達する再生レ
ーザ光の絞り深度は深くなる。
【0036】一方、信号面上から反射するレーザ光の戻
り光は、対物レンズ4、を透過した後、液晶型ホログラ
ムレンズ8、コリメータレンズ3を透過した後、ビーム
スプリッタ2で反射し、円筒レンズ5を介して受光素子
6に入射する。こうして、受光素子6から得られる光出
力はトラッキング検出信号、再生信号として用いられ
る。こうして、光ピックアップBは厚いディスク7を良
好に再生することができる。上述したように、前記した
構成の光ピックアップBは、厚さが異なる2種類のディ
スク7の互換再生を良好に行うことができる。
【0037】さて、次に、上述した液晶型ホログラムレ
ンズ8について、図3〜図5を用いて順に説明する。
【0038】液晶型ホログラムレンズ8は、2枚の円板
状ガラス基板とその外枠とがなす円筒状の外観をしてい
る。そして、この円筒内の空間には、その中心(光軸
o)から同心円状あるいは螺旋状に透明電極及び液晶が
所定のパターン(ホログラム格子パターン)形状で封入
配置されている。
【0039】そして、透明電極板に所定の電圧を印加す
ると、その両端に透明電極が隣接する液晶の配向状態が
変化し屈折率が変化する(即ち所定のホログラム格子パ
ターンが液晶配向状態によって出現する)。例えば、光
軸oに対して平行に配向されていた液晶粒子群が、電圧
を印加することにより、光軸oに対して平行でないよう
に(光軸oに対して斜めに)液晶粒子群が配向される。
この斜め配向により光軸oに対して平行に入射している
入射光の光路が変更される結果、入射光が集光される
(凸レンズ効果)。こうしたホログラムによる回折効果
の切り換えにより、例えば、厚いディスク7から薄いデ
ィスク7にかわったことによって生じる(深度)収差を
補正することができる。
【0040】これに対して、透明電極板に所定の電圧を
印加しないと、液晶の配向状態が変化することはないの
で屈折率は変化しない(即ち所定のホログラム格子パタ
ーンは液晶配向状態は不変であるために出現しない)。
例えば、光軸oに対して平行に配向されていた液晶粒子
群はそのままの状態であるので、光軸oに対して平行に
入射している入射光はそのまま透過出力される。
【0041】次に、前記した液晶型ホログラムレンズ8
の第1実施例〜第3実施例について、図3〜図5に沿っ
て説明する。図3〜図5はそれぞれ液晶型ホログラムレ
ンズ8A〜8Cの縦断拡大図である。
【0042】[液晶型ホログラムレンズ8の第1実施
例]液晶型ホログラムレンズ8の第1実施例である液晶
型ホログラムレンズ8Aは、図3に示すように、円筒状
レンズの外観をしており、光軸oを中心として外側へ向
かって順次、液晶8A1,8A2,8A3,8A4,8
A5,8A6,8A7が同心円状に配置されている。こ
の同心円状のホログラム格子パターンは内周から外周へ
いくほどそのピッチが狭くなる。
【0043】前記した液晶8A2は、入射光側の透明電
極8A2aと出射光側の透明電極8A2bとにより挟持
される。同様に、液晶8A4は入射光側の透明電極8A
4aと出射光側の透明電極8A4bとにより挟持され、
そして、液晶8A6は入射光側の透明電極8A6aと出
射光側の透明電極8A6bとにより挟持されている。同
図中、矢印aは入射光側(レーザ光源側)から出射光側
(ディスク側)に至る方向を示す。
【0044】前記した透明電極8A2a,8A4a,8
A6aは電気的に共通接続されており、また、透明電極
8A2b,8A4b,8A6bも電気的に共通接続され
ている。この結果、上述した所定の電圧を、透明電極8
A2a,8A4a,8A6aと透明電極8A2b,8A
4b,8A6b間に印加することによって、液晶8A
2,8A4,8A6の配向を変えることができる。
【0045】一対の透明電極8A2a,8A4a,8A
6a,8A2b,8A4b,8A6b間に所定の電圧を
印加すると、液晶8A2,8A4,8A6の配向状態が
同一に変化して同心円状のホログラム格子パターンが出
現する(液晶8A1,8A3,8A5の配向状態は液晶
8A2,8A4,8A6の配向状態に準じて変化す
る)。例えば、光軸oに対して平行に配向されていた液
晶8A2,8A4,8A6が、電圧を印加することによ
り、光軸oに対して平行でないように(光軸oに対して
斜めに)液晶8A1〜8A7が配向されるのである。こ
の斜め配向により光軸oに対して平行に矢印a方向から
入射している入射光の光路が屈折(変更)される結果、
入射光が多少集光される状態となる凸レンズ効果が現れ
る。こうしたホログラムによる回折効果の切り換えによ
り、例えば、厚いディスク7から薄いディスク7にかわ
ったことによって生じる(深度)収差を補正することが
できる。
【0046】これに対して、一対の透明電極8A2a,
8A4a,8A6a,8A2b,8A4b,8A6b間
に所定の電圧を印加しないと、液晶8A1〜8A7の配
向状態が変化することはないので、同心円状のホログラ
ム格子パターンは出現しない。例えば、光軸oに対して
平行に配向されていた液晶8A1〜8A7はそのままの
状態であるので、光軸oに対して平行に矢印a方向から
入射している入射光はそのまま透過出力される。
【0047】この液晶型ホログラムレンズ8の入射光側
全面には円板状ガラス基板8A8が配置され、一方、そ
の出射光側全面には円板状ガラス基板8A9が配置され
る。
【0048】[液晶型ホログラムレンズ8の第2実施
例]液晶型ホログラムレンズ8の第2実施例である液晶
型ホログラムレンズ8Bは、図4に示すように、円筒状
レンズの外観をしており、入射光側から出射光側に向か
って(同図中矢印方向a)、順次、円板状ガラス基板8
B1、円板状透明電極8B2a、液晶8B3、光軸oを
中心として外側へ向かって同心円状に山型突起8B2b
1,8B2b2,8B2b3,8B2b4,8B2b5
が形成された透明電極8B2b、その一方の面は透明電
極8B2bの山型突起8B2b1,8B2b2,8B2
b3,8B2b4,8B2b5に良好に対向する山型突
起8B41,8B42,8B43,8B44,8B45
が形成された面であり、その他方の面は円板状ガラス基
板8B4、図示せぬ外枠から構成される。この同心円状
の山型突起8B2b1〜8B2b5、8B418B45
からなるホログラム格子パターンは内周から外周へいく
ほどそのピッチが狭くなる。
【0049】前記した液晶8A3は、入射光側の透明電
極8B2aと出射光側の透明電極8B2bとにより挟持
される。同図中、矢印は入射光側(レーザ光源側)から
出射光側(ディスク側)に至る方向を示す。この結果、
上述した所定の電圧を透明電極8B2a,8B2b間に
印加することによって、液晶8B3の配向を変えること
ができる。
【0050】一対の透明電極8B2a,8B2b間に所
定の電圧を印加すると、液晶8B3の配向状態が変化し
て同心円状のホログラム格子パターンが出現する。例え
ば、光軸oに対して平行に配向されていた液晶8B3
が、電圧を印加することにより、光軸oに対して平行で
ないように(光軸oに対して斜めに)配向されるのであ
る。この斜め配向により光軸oに対して平行に矢印a方
向から入射している入射光の光路が屈折(変更)される
結果、入射光が多少集光される状態となる凸レンズ効果
が現れる。こうしたホログラムによる回折効果の切り換
えにより、例えば、厚いディスク7から薄いディスク7
にかわったことによって生じる(深度)収差を補正する
ことができる。
【0051】これに対して、一対の透明電極8B2a,
8B2b間に所定の電圧を印加しないと、液晶8B3の
配向状態が変化することはないので、この同心円状のホ
ログラム格子パターンは出現しない。例えば、光軸oに
対して平行に配向されていた液晶8B3はそのままの状
態であるので、光軸oに対して平行に矢印a方向から入
射している入射光はそのまま透過出力される。
【0052】[液晶型ホログラムレンズ8の第3実施
例]液晶型ホログラムレンズ8の第3実施例である液晶
型ホログラムレンズ8Cは、図5に示すように、基本的
構成は図3に示した液晶型ホログラムレンズ8Aの例と
同じだが、対向する透明電極のパターンを工夫してあ
り、電圧をかけると屈折率の変わった液晶が山型形状と
なり、ホログラムの効果をなす。
【0053】即ち、液晶型ホログラムレンズ8Cは、円
筒状レンズの外観をしており、光軸oを中心として外側
へ向かって順次、液晶8C1,8C2,8C3,8C
4,8C5,8C6が同心円状に配置されている。この
同心円状のホログラム格子パターンは内周から外周へい
くほどそのピッチが狭くなる。
【0054】前記した液晶8C1は、入射光側の透明電
極8C1aと出射光側の透明電極8C1bとにより挟持
される。同様に、液晶8C3は入射光側の透明電極8C
3aと出射光側の透明電極8C3bとにより挟持され、
そして、液晶8C5は入射光側の透明電極8C5aと出
射光側の透明電極8C5bとにより挟持されている。同
図中、矢印aは入射光側(レーザ光源側)から出射光側
(ディスク側)に至る方向を示す。
【0055】前記した透明電極の大きさは、 入射光側の透明電極8C1a>出射光側の透明電極8C
1b 入射光側の透明電極8C3a>出射光側の透明電極8C
3b 入射光側の透明電極8C5a>出射光側の透明電極8C
5b の関係がある。
【0056】前記した透明電極8C1a,8C3a,8
C5aは電気的に共通接続されており、また、透明電極
8C1b,8C3b,8C5bも電気的に共通接続され
ている。この結果、上述した所定の電圧を、透明電極8
C1a,8C3a,8C5aと透明電極8C1b,8C
3b,8C5b間に印加することによって、液晶8C
1,8C3,8C5の配向を変えることができる(液晶
8C2,8C4,8C6の配向状態は液晶8C1,8C
3,8C5の配向状態に準じて変化する)。
【0057】一対の透明電極8C1a,8C3a,8C
5a,8C1b,8C3b,8C5b間に所定の電圧を
印加すると、液晶8C1〜8C6の配向状態が同一に変
化して同心円状のホログラム格子パターンが出現する。
例えば、光軸oに対して平行に配向されていた液晶8C
1,8C3,8C5が、電圧を印加することにより、光
軸oに対して平行でないように(光軸oに対して斜め
に)液晶8C1〜8C6が配向されるのである。この斜
め配向により光軸oに対して平行に矢印a方向から入射
している入射光の光路が屈折(変更)される結果、入射
光が多少集光される状態となる。こうしたホログラムに
よる回折効果の切り換えにより、例えば、厚いディスク
7から薄いディスク7にかわったことによって生じる
(深度)収差を補正することができる。
【0058】これに対して、一対の透明電極8C1a,
8C3a,8C5a,8C1b,8C3b,8C5b間
に所定の電圧を印加しないと、液晶8C1,8C3,8
C5の配向状態(液晶8C1〜8C6の配向状態)が変
化することはないので、同心円状のホログラム格子パタ
ーンは出現しない。例えば、光軸oに対して平行に配向
されていた液晶8C1,8C3,8C5はそのままの状
態であるので、光軸oに対して平行に矢印a方向から入
射している入射光はそのまま透過出力される。
【0059】この液晶型ホログラムレンズ8Cの入射光
側全面には円板状ガラス基板8C7が配置され、一方、
その出射光側全面には円板状ガラス基板8C8が配置さ
れる。
【0060】上記した液晶型ホログラムレンズ8,8A
〜8Cにおける屈折率の変化は、液晶の種類特性に応じ
た適切な電圧の範囲でリニアである。ここでは、電圧の
有無の2値に対応した変化により、回折効率が2値に変
化する最も簡単な構成で所期の目的を達成できる。回折
効率の変化比は、大きければ大きいほど良いが、実質的
には、電圧の有無による1次回折光の光量が10倍程度
の変化量であっても充分に良好な特性を得ることが出来
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ピックア
ップによれば、厚さが異なる複数の光ディスクを共用再
生可能な光ピックアップであって、電圧の印加の有無に
より回折型光学素子レンズの回折効率(屈折率)を変化
させることにより、例えばDVDにおける厚さ0.6m
mのディスクと、厚さ1.2mmのCDとの互換切り換
え再生が容易に可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップの構成を示す第1実施
例図である。
【図2】本発明の光ピックアップの構成を示す第2実施
例図である。
【図3】液晶型ホログラムレンズの第1実施例を示す縦
断面拡大図である。
【図4】液晶型ホログラムレンズの第2実施例を示す縦
断面拡大図である。
【図5】液晶型ホログラムレンズの第3実施例を示す縦
断面拡大図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 ビームスプリッタ 4 対物レンズ 6 受光素子 8,8A〜8C 回折型光学素子レンズ(回折型光学素
子) 8A1〜8A7,8B3,8C1〜8C6 液晶 8A8,8A9,8B1,8B4,8C7,8C8 円
板状ガラス基板(透明基板) 8A2a〜8A6a,8A2b〜8A6b,8B2a,
8B2b,8C1a〜8C5a,8C1b〜8C5b
透明電極 8B2a,8B4a 面 8B2b1〜8B2b5,8B41〜8B45 山型突
起 A,B ピックアップ o 光軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さが異なる複数の光ディスクを共用再生
    可能な光ピックアップであって、 少なくとも、レーザ光源と、ビームスプリッタと、対物
    レンズと、受光素子と、電圧の印加により回折効率が変
    化する回折型光学素子レンズとを備え、 前記回折型光学素子レンズは、前記レーザ光源と対物レ
    ンズとの間に介挿されており、 一方の厚さの光ディスクを再生する場合は、前記回折型
    光学レンズに電圧を印加して屈折率を変化させ、他方の
    厚さの光ディスクを再生する場合には、前記回折型光学
    レンズに電圧を印加せずに屈折率を変化させないことを
    特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ピックアップであって、 前記回折型光学素子レンズは、レーザ光源とビームスプ
    リッタとの間に介挿されることを特徴とする光ピックア
    ップ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ピックアップであって、 前記回折型光学素子レンズは、ビームスプリッタと対物
    レンズとの間に介挿されることを特徴とする光ピックア
    ップ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光ピックアップに用いられる前記回折型光学素子レンズ
    は、 一対の透明基板と、 この一対の透明基板間において光軸を中心として同心円
    状に配置される各一対の透明電極と、 前記一対の透明電極間に封入される回折型光学素子とか
    ら成り、 前記一対の透明電極へ印加する電圧に応じて前記回折型
    光学素子の配向状態を変化させて、屈折率を変化させる
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光ピックアップに用いられる前記回折型光学素子レンズ
    は、 光軸を中心として同心円状に山型突起が形成された一方
    の面を有する一方の透明基板と他方の透明基板とからな
    る一対の透明基板と、 この一方の透明基板の一方の面に対向する山型突起が形
    成された一方の透明電極と、前記他方の透明基板に対向
    する他方の透明電極とからなる一対の透明電極と、 この一対の透明電極間に封入される回折型光学素子とか
    ら成り、 前記一対の透明電極へ印加する電圧に応じて前記回折型
    光学素子の配向状態を変化させて、屈折率を変化させる
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の前記回折型光学素子
    レンズを構成する回折型光学素子は、液晶素子であるこ
    とを特徴とする光ピックアップ。
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