JPH10143734A - 情報提供端末装置及び情報提供システム - Google Patents

情報提供端末装置及び情報提供システム

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JPH10143734A
JPH10143734A JP30170996A JP30170996A JPH10143734A JP H10143734 A JPH10143734 A JP H10143734A JP 30170996 A JP30170996 A JP 30170996A JP 30170996 A JP30170996 A JP 30170996A JP H10143734 A JPH10143734 A JP H10143734A
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JP
Japan
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terminal device
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JP30170996A
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English (en)
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Kazuma Yoshimura
一馬 吉村
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタ装置と端末装置との間の情報のやりと
りを合理化させ、かつ、利用者に余分な操作をさせるこ
とのない情報提供端末装置及び情報提供システムを提供
する。 【解決手段】 予めホストコンピュータ50が提供する
サービスメニューの提供時間を、該ホストコンピュータ
から情報提供端末装置1に送信し、該情報提供端末装置
1のHDD42にメニュー管理テーブル42aとして記
憶しておき、該情報提供端末装置1のCRT表示装置3
がメニュー選択画面を表示するときに、前記サービスメ
ニュー管理テーブルを参照して、その提供時間帯に該当
するものだけを表示し、利用者に選択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の情報を提供
可能な情報提供端末装置及び情報提供システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、イベント情報の提供、地図案内、
商品情報の提供、各種証明書の交付等を行う、いわゆる
情報提供端末装置において、それらの表示画面には提供
可能な情報メニューが表示されている。
【0003】例えば、センタ装置としてのホストコンピ
ュータと通信回線等で接続された情報提供端末装置にお
いては、ホストコンピュータ側に提供可能な複数の情報
を格納しており、情報提供端末装置がそれらの情報を通
信回線等を介して受信した上で利用者等に対して提供し
ている。そして、それらホストコンピュータから送られ
る複数の情報の提供時間帯は、個々の情報の種類毎に異
なっており、例えばある一定時間においては、それら複
数の情報のうち提供できる情報と提供できない情報とが
でてくる場合がある。即ち、時間帯によって、情報提供
端末装置が提供することのできる情報の数及び種類が異
なってくる。
【0004】そうした場合であっても、情報提供端末装
置における表示画面には、提供することのできる情報
を、提供できない情報も含めて、一律に該複数種類の情
報を表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにホストコンピュータ等のセンタ装置が情報を提供
することが不可能な時間帯にもかかわらず情報提供端末
装置におけるメニュー選択画面にその提供不可能な情報
に関するサービスメニューが表示されていると、利用者
が該メニュー選択画面に表示されたサービスメニューを
見て、その情報は表示画面に表示されているので提供可
能なものであると誤解してしまい、該メニューを選択し
てしまうことがあった。
【0006】このような、提供不可能な時間帯であるに
もかかわらず、利用者が情報提供端末装置の表示画面を
見て、そのサービスメニューを選択した場合、該選択信
号が通信回線を通して該情報提供端末装置と接続された
ホストコンピュータへ送信され、ホストコンピュータ
が、その選択信号に対して何も応答しないでタイムアウ
トになり、その旨を通信回線を通して該情報提供端末装
置に送られ、タイムアウトを検知することにより処理を
中断して再び最初のスタート画面に復帰し、待機状態に
なる。
【0007】あるいは、ホストコンピュータ側で全ての
サービスメニューの提供時間を管理するプログラムを準
備していた場合、情報提供端末側で、サービス提供時間
外のメニューが選択された場合には、ホストコンピュー
タが、該選択信号に対して該情報は提供できない旨の応
答を情報提供端末装置側へ送信し、情報提供端末装置の
利用者にその旨を知らせた上で、情報提供端末装置を再
び待機状態に復帰させる。
【0008】そうした情報提供端末装置の応答を認識す
ることによって、はじめて利用者が、該メニューを選択
することができないと認識することができた。
【0009】いずれにしても、提供できないにも係わら
ず情報提供端末装置の表示画面には該情報サービスメニ
ューが表示されているので、該表示画面を見た利用者に
対して、該表示画面に表示されている提供不可能な該メ
ニューを選択させてしまうという無駄な操作をさせ、そ
のために無駄な待ち時間を発生させてしまうことにな
る。
【0010】また、ホストコンピュータ側においては、
情報の提供可能時間帯に関係なく、情報提供端末装置側
からの選択信号に応答しなければならなかった。
【0011】つまり。例えばクライアントサーバ型シス
テムのように複数のサーバコンピュータとしてのセンタ
装置にクライアントとしての情報提供端末装置が接続さ
れている場合、情報提供端末装置側でサービスメニュー
の選択操作がなされた場合、該サービスメニューがサー
バコンピュータの本来の提供時間帯外であっても、その
旨の応答を返す必要があるため、サーバコンピュータ側
においては常にクライアントに対して応答可能な状態に
しておく必要があり、そのため、足並みを揃えてサーバ
コンピュータを運用しなければならず、情報内容の変
更、更新作業のために、個別にサーバコンピュータの運
用を止めることができなかった。
【0012】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、センタ装置における管理の負荷
を軽減させ、かつ、利用者に余分な操作をさせることの
ない情報提供端末装置及び情報提供システムを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の情報提供端末装置は、複数種類の
情報を表示する表示手段を有する情報提供端末装置であ
って、前記複数種類の情報のうち、稼働時間に基づいて
提供可能な情報と提供不能な情報とを区別して表示させ
る表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】本情報提供端末装置は、表示手段が複数種
類の情報を表示し、表示制御手段が複数種類の情報のう
ち、提供可能な情報と提供不能な情報とを区別して前記
表示手段に表示させるのである。
【0015】ゆえに、情報提供端末装置の利用者は、表
示制御手段によって表示手段に表示された内容から、あ
らかじめ提供可能な情報と提供不能な情報とを識別する
ことができるので、提供不可能な情報については、わざ
わざ選択操作をしてしまうことを防ぐことができる。
【0016】また、請求項2に記載の情報提供端末装置
は、請求項1に記載の情報提供端末装置であって、前記
表示制御手段は、前記複数種類の情報のうち、提供可能
な情報のみを表示手段に表示させることを特徴とする。
【0017】ゆえに、表示手段には、表示制御手段によ
って提供可能な情報のみが表示されているので、情報提
供端末装置の利用者は、表示手段に表示されている情報
を全て選択しても、その結果、実は該選択した情報が提
供不可能であったと後で判明することを防ぐことができ
る。すなわち、情報提供端末装置の利用者は、表示装置
に表示された情報の中からそのまま何のためらいもなく
選択操作をすることで所望の情報を取得することができ
る。
【0018】請求項3に記載の情報提供システムは、複
数種類の情報を格納するセンタ装置と、前記センタ装置
から通信回線を通して前記複数種類の情報を受信し、情
報提供処理を実行可能な請求項1または請求項2に記載
の情報提供端末装置とで構成された情報提供システムで
ある。
【0019】ゆえに、センタ装置は、複数種類の情報を
格納し、情報提供端末装置は、センタ装置における送信
手段が通信回線を通して送信した複数種類の情報を受信
手段により受信する。その時、情報提供端末装置の表示
制御手段が、提供可能な情報と提供不能な情報を、例え
ば提供可能な情報のみを表示すると言ったかたちで区別
して、表示手段に表示させる。
【0020】このような構成をとることにより、情報提
供端末装置側において提供不可能な情報の選択操作を
し、その為にセンタ装置と不必要な交信をしてしまうと
いったことを防ぐことができる。
【0021】また、請求項4に記載の情報提供システム
は、請求項3に記載の情報提供システムであって、前記
情報提供端末装置は、前記センタ装置から受信可能な情
報の時間を記憶する記憶手段を備え、前記表示制御手段
は前記記憶手段に記憶された時間に基づいて提供可能な
情報のみを表示することを特徴とする。
【0022】本情報提供システムは、情報提供端末装置
における記憶手段が、センタ装置から受信可能な情報の
時間を記憶し、表示制御手段が記憶手段に記憶された時
間に基づいて提供可能な情報のみを表示手段に表示させ
る。
【0023】ゆえに、表示制御手段が、記憶手段に記憶
された受信可能な時間に基づいて表示手段に提供可能な
情報のみを表示させるので、情報提供端末装置の利用者
は、表示手段に表示されている情報の全てを選択操作す
ることにより取得することができる。
【0024】また、情報提供端末装置側において、その
記憶手段に記憶されているセンタ装置から受信、提供可
能な情報の時間帯に基づいて、表示制御手段が提供可能
な情報のみを表示するので、センタ装置が常に、情報提
供端末装置からの選択操作に応じる必要はなく、また情
報提供端末装置の稼働時間帯に左右されることなく、セ
ンタ装置を個々に、提供する情報内容の変更若しくは更
新のために停止させたりする等の運用が可能となる
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を証明書自動交付機
として具体化した一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0026】図1は証明書自動交付機の外観を示す概略
図である。本実施例の証明書自動交付機1の前面には、
IDカードの所有者が証明書自動交付機1を利用すると
きにIDカードを挿入するためのカード挿入口2aが設
けられており、このカード挿入口2aの奥にはIDカー
ドの読取手段として周知のカードリーダ2(図2参照)
が設けられている。そのカードリーダ2の上方には、取
引の操作方法や案内、情報サービスメニュー等が表示さ
れる表示手段としてのCRT表示装置3と、CRT表示
装置3上の表示されている部分に直接指で触れることに
より、利用者が所望する情報を選択入力することのでき
る入力手段として周知のタッチパネル4が設けられてい
る。
【0027】前記カード挿入口2aの近傍には、利用者
が操作方法が判らない場合や、操作中にトラブルが起き
た場合などに係員を呼び出すための呼出ボタン9が設け
られている。
【0028】前記CRT表示装置3の右方には、証明書
発行に要する手数料を収受するための硬貨投入口5aお
よび紙幣投入口6aが形成されており、これらはそれぞ
れ金銭徴収手段として周知のコインメック5およびビル
バリ6(図2参照)とに連通している。これらの硬貨投
入口5aおよび紙幣投入口6aの下方には、前記手数料
の収受で釣銭が生じた場合に支払う釣銭、及び前記手数
料の領収書を取り出すための釣銭レシート取り出し口8
と、証明書印刷手段としてのレーザプリンタ34で印刷
された住民票等の証明書を排出するための証明書発行口
7とが形成されている。
【0029】図2は本発明を具体化した証明書自動交付
機1を含む証明書自動交付システムの電気的構成を示す
ブロック図である。
【0030】本実施例の証明書自動交付機1は、CPU
31の指令によって動作し、このCPU31は、本発明
における表示制御手段として機能し、通信手段としての
通信制御装置32及び通信回線を介してホストコンピュ
ータ50(ホスト計算機)50と接続されている。
【0031】CPU31は、前記証明書自動交付機1全
体の制御を行う機能を有し、このCPU31には、CP
U31を制御するための動作プログラム等が格納されて
いるROM40、ワークエリアとしてのRAM41、後
述するHDD42が接続されている。
【0032】そして、このCPU31は、取引操作に必
要なIDカードを取り込み、IDカード内に記憶されて
いる情報を読み取るカードリーダ2と、取引の種類の表
示、取引の操作手順および取引条件などを指定するため
の表示を行うCRT表示装置3と、CRT表示装置3上
に密着して取り付けられ、CRT表示装置3の表示内容
を指で触れることによって選択入力することができるタ
ッチパネル4と、カードリーダ2から読み取った個人識
別情報とタッチパネル4から入力された暗証番号をホス
トコンピュータ50に送信するとともに、暗証番号の照
合結果や取引に必要なデータをホストコンピュータ50
から受信するための通信制御装置32と、取引の手数料
を収受するためのコインメック5およびビルバリ6と、
手数料の領収書を印刷し釣銭レシート取り出し口8に落
下させるレシートプリンタ33と、証明書の印刷を行う
レーザプリンタ34と、印刷された証明書を搬送する用
紙搬送ユニット37と、搬送された該証明書を証明書発
行口7へ排出する用紙排出ユニット38と、証明書が複
数枚で構成される場合に、該証明書を綴じるステープラ
35と、該複数枚の証明書に契印を付す契印機36とが
接続されている。
【0033】なお、HDD42には、例えば図7に示
す、後述する情報サービスメニュー管理テーブルが記憶
されている。
【0034】また、ホストコンピュータ50には、住民
情報等を格納しているデータベース51が接続されてお
り、このデータベース51、ホストコンピュータ50
が、センタ装置として機能する。もっとも、データベー
ス51とホストコンピュータ50は一体型であってもよ
いし、データベース51に格納されている情報は、住民
情報以外であってもよい。
【0035】従って、情報提供端末装置としての証明書
自動交付機1、ホストコンピュータ50、データベース
51とから情報提供システムが構成されている。
【0036】次に、上記構成を有する証明書自動交付機
1の動作について図3に示すフローチャートにしたがっ
て説明する。このフローチャートは、本発明における複
数種類の情報を表示するメニュー選択表示画面の表示方
式に関して説明するためのもので、例外的な場合の処理
(例えば、不正なIDカードの挿入、タッチパネルの入
力において所定時間内に入力がされない、等)および選
択されたサービスメニューについての詳細な処理につい
ては、記述を省略する。以下、図3のフローチャートに
したがって説明を行う。
【0037】証明書自動交付機1の電源が投入されると
CPU31は、動作プログラムにおいて予め決められた
手順に従って各装置の自己診断処理を行う(S1)。自
己診断処理の結果が正常でない場合は(S2:N)、運
用担当者にその原因を判るようにして稼働を中止する
(S20)。自己診断処理の結果が正常の場合(S2:
Y)、CPU31は通信制御装置32を介してホストコ
ンピュータ50に当該稼働日に提供するサービスメニュ
ーの提供時間を問い合わせて、ホストコンピュータ50
からの回答を受信する(S3)。
【0038】CPU31は、S3においてホストコンピ
ュータ50から受信したデータをもとにHDD42に記
録されているメニュー管理テーブル(図7参照)のう
ち、受信したメニュー名と一致するレコードの提供開始
時間と提供終了時間を書き換えて記録する(S4)。例
えば図4におけるサービスメニュー提供時間表に示すデ
ータを受信した場合、CPU31は、該受信データをH
DD42内に記録されているメニュー管理テーブルに書
き込み、例えば図7で表すような形式とする。
【0039】そのため、HDD42内のメニュー管理テ
ーブル42aは、ホストコンピュータ50から通信回線
を介して受信可能な情報を記憶する記憶手段となってい
る。ここでメニュー管理テーブル42aにおける処理プ
ログラムは、当該メニューが選択された場合に、その処
理を実行するプログラムの名称である。また序列番号
は、メニュー選択画面に表示されたメニューの表示順番
を表し、利用者がタッチパネル4に触れたときの入力信
号から選択番号を割り出し、この選択番号から序列番号
を導き出してメニュー選択画面の何番目のものが選択さ
れたかを判断する。この序列番号とは、CRT表示装置
3に表示される箇所を示す番号であり、例えば番号が1
のメニューから、画面上のから順に表示される。そし
て、序列番号が0であるものは、CRT表示装置3にお
ける表示画面に表示されないことを意味する。
【0040】次にCPU31は、CRT表示装置3に、
例えば図5に示すような待機画面を表示して(S5)、
現在時刻が稼働終了時間になるかどうかを判断し(S
6)、現在時刻が情報提供端末装置1の稼働終了時間に
なった場合(S6:Y)、情報提供端末は稼働を終了す
る(S16)。一方、現在時刻が情報提供端末装置1の
稼働終了時間でなければ、次に、利用者がCRT表示装
置3における待機画面にタッチしたかどうかを判断し
(S7)、タッチされたのを検知すると(S7:Y)、
CPU31は、HDD42に記録されているメニュー管
理テーブル42a(図7参照)の先頭からレコードを読
み取り、現在時刻が提供開始時間と提供終了時間の時間
帯に含まれるメニューがあると検知した場合には(S
9:Y)、その一致件数をカウントアップして当該レコ
ードの序列番号に割り当てる(S10)。
【0041】一方、メニュー管理テーブル42a内のレ
コードにおいて、現在時刻が提供開始時間と提供終了時
間の時間帯に含まれない場合には(S9:N)、当該レ
コードの序列番号を”0”にする(S11)。そして、
ステップS9〜S11をメニュー管理テーブル42a内
のレコードを全件処理するまで繰り返す。そして、CP
U31が、メニュー管理テーブル42a内のレコードを
全件処理すると(S12:Y)、メニュー管理テーブル
の序列番号が1以上のものを抽出して、例えば図6
(b)に示すように、該当するメニュー名のみで構成さ
れるメニュー選択画面を表示する(S13)。
【0042】なお、このフローチャートの例では、説明
を簡単にするためにメニュー選択画面が単一画面に収ま
る場合を仮定しており、メニュー選択画面が複数画面に
わたる場合は、繰り返しの終了条件に前記一致件数が所
定数値に達したかを書き加えてもよい。また、さらに前
画面の処理、次画面の処理等の制御も必要とされるが、
本発明の実施を妨げることはない。この場合、むしろメ
ニュー選択面を複数画面にわたらせることにより、1画
面に表示される選択メニューが簡素化され、利用者にと
って選択し易くなるとの効果が大きい。
【0043】また、図6(b)に例示したようにメニュ
ー選択画面は、操作した時間によって動的に変化する。
すなわち、午前9時においては、CRT表示装置3にお
けるメニュー選択画面には、「サービスメニューA」と
「サービスメニューD」とが表示され、12時には、C
RT表示装置3におけるメニュー選択画面には、「サー
ビスメニューA」、「サービスメニューB」。「サービ
スメニューC」及び「サービスメニューD」とが表示さ
れ、15時すなわち午後3時には、CRT表示装置3に
おけるメニュー選択画面には、「サービスメニューB」
と「サービスメニューC」と「サービスメニューD」と
が表示される。
【0044】これは、例えば午前9時において、CPU
31がS9からS11までの処理の結果、現在時刻であ
る午前9時における提供可能なサービスメニューとし
て、HDD42内のメニュー管理テーブル42aにおけ
る序列番号を「サービスメニューA」と「サービスメニ
ューD」についてカウントアップし、該番号を読み出し
たことにより、CRT表示装置3に表示させるのであ
る。
【0045】また、12時においては、CPU31がS
9からS11までの処理の結果、現在時刻である午前9
時における提供可能なサービスメニューとして、HDD
42内のメニュー管理テーブル42aにおける序列番号
を「サービスメニューA」、「サービスメニューB」、
「サービスメニューC」及び「サービスメニューD」に
ついてカウントアップし(図7参照)、該番号を読み出
したことにより、CRT表示装置3に表示させるのであ
る。
【0046】更に、15時においては、CPU31がS
9からS11までの処理の結果、現在時刻である午前9
時における提供可能なサービスメニューとして、HDD
42内のメニュー管理テーブル42aにおける序列番号
を「サービスメニューB」、「サービスメニューC」及
び「サービスメニューD」についてカウントアップし
(図7参照)、該番号を読み出したことにより、CRT
表示装置3に表示させるのである。
【0047】上述したことにより、利用者は、CRT表
示装置3に表示されているメニュー選択画面に触れるこ
とにより所望するメニューを選択できる。従来は、図6
(a)に示すように、どの時間帯においても、CRT表
示装置3には、「サービスメニューA」、「サービスメ
ニューB」、「サービスメニューC」及び「サービスメ
ニューD」が表示されており、例えば15時に利用者が
「サービスメニューA」を選択すると、該メニューは当
該時間には提供不可能であるため、ホストコンピュータ
50との所定の通信のやりとりをして、所定時間が経過
した後に、結局該メニューは提供することができない旨
の表示等がCRT表示装置3になされ、利用者に不必要
な時間待たせることがあったが、上述した構成であれば
そのようなことを防ぐことができる。
【0048】すなわち、利用者は、CRT表示装置3に
サービスメニューが表示されておれば、該メニューを全
て選択し、取得することができる。
【0049】その後、利用者がCRT表示装置3におい
て表示されたメニューを選択するのを検知すると(S1
4:Y)、該選択されたメニューに該当する処理が実行
された(S15)、再び利用者待機画面をCRT表示装
置3に表示させ、待機状態になる(S5)。
【0050】以上説明した証明書自動交付機1によれ
ば、上述した利用者側における効果の他に、ホストコン
ピュータ50側においては、情報提供可能時間帯に関係
なく証明書自動交付機1からの選択操作に応じるために
稼働させ続ける必要もなくなり、ホストコンピュータ5
0の運用を個別にすることができる。
【0051】このことは、例えば、証明書自動交付機1
が複数の自治体にまたがって使用可能とする、いわゆる
広域化対応の構成を取った場合には、各自治体毎のホス
トコンピュータ50を個別に管理することができる点に
おいて、非常に有効である。なお、本発明は上述した実
施例に限定される訳ではなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で、種々の応用が可能である。
【0052】例えば、上述したフローチャートでは証明
書自動交付機1の電源投入時にホストコンピュータ50
から、サービス提供時間のデータを受信する例を説明し
たが、サービス提供時間のデータを受信するのは、ホス
トコンピュータ50が稼動しておれば何時でもよいよう
に構成することも可能である。何時でもサービス提供時
間のデータを取得することができるように構成すると、
例えば、通常は午後5時まで提供しているサービスを、
緊急に午後3時までとしたい場合にホストコンピュータ
50から証明書自動交付機1にその旨のデータを送信す
ればよいし、また、運用によっては翌日のサービス提供
時間を前日に決定して証明書自動交付機1に送信して登
録しておくといったことも可能である。
【0053】また、本実施例においては、メニュー選択
の入力手段としてタッチパネル4を用いたが、CRT表
示装置3の両横に選択キーを配列した構成をとってもよ
い。また、本発明の情報提供端末装置は、証明書自動交
付機に限定されるものではなく、イベント情報の提供、
地図案内、商品情報の提供等、端末装置から情報を利用
者に提供するものであれば何でもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の情報提供端末装置によれば、表示制御手
段が複数種類の情報のうち、提供可能な情報と提供不能
な情報とを区別して表示させるので、情報提供端末装置
の利用者は、表示制御手段によって表示手段に表示され
た内容から、あらかじめ提供可能な情報と提供不能な情
報とを識別することができるので、提供不可能な情報に
ついては、わざわざ選択操作をしてしまうことを防ぐこ
とができる。
【0055】また、請求項2に記載の情報提供端末装置
によれば、表示制御手段が、前記複数種類の情報のう
ち、提供可能な情報のみを表示手段に表示させるので、
表示手段には、表示制御手段によって提供可能な情報の
みが表示されおり、情報提供端末装置の利用者は、表示
手段に表示されている情報を全て選択しても、その結
果、実は該選択した情報が提供不可能であったと後で判
明することを防ぐことができる。すなわち、情報提供端
末装置の利用者は、表示装置に表示された情報の中から
そのまま何のためらいもなく選択操作をすることで所望
の情報を取得することができる。
【0056】請求項3に記載の情報提供システムによれ
ば、センタ装置は、提供可能な複数種類の情報を格納
し、情報提供端末装置は、センタ装置における送信手段
が通信回線を通して送信した複数種類の情報を受信す
る。その時、情報提供端末装置の表示制御手段が、提供
可能な情報と提供不能な情報を、例えば提供可能な情報
のみを表示すると言ったかたちで区別して、表示手段に
表示させる。
【0057】このような構成をとることにより、情報提
供端末装置側において提供不可能な情報の選択操作を
し、その為にセンタ装置と不必要な交信をしてしまうと
いったことを防ぐことができる。
【0058】また、請求項4に記載の情報提供システム
によれば、情報提供端末装置における記憶手段が、セン
タ装置から受信可能な情報の時間を記憶し、表示制御手
段が記憶手段に記憶された時間に基づいて提供可能な情
報のみを表示手段に表示させるので、情報提供端末装置
の利用者は、表示手段に表示されている情報の全てを選
択操作することにより取得することができる。
【0059】また、情報提供端末装置における表示手段
に時間に応じて常に選択操作をすることができる情報メ
ニューのみを表示し、提供不可能な情報メニューを表示
することがないので、情報提供端末装置の利用者に対し
て、操作時間毎に最適なメニュー選択画面が表示される
ので、利用者に無駄な選択をさせたり、待ち時間を発生
させることがなく、情報提供端末装置の稼働効率を上げ
ることが出来る。
【0060】また情報提供端末装置の無効な操作による
センタ装置とのトランザクションがなくなり、センタ装
置としてのホストコンピュータの負荷の軽減が図れ、更
には、個々の情報提供端末装置の稼働時間帯に左右され
ないでホストコンピュータの運用を個別に停止すること
も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における証明書自動交付機の概略外観
図である。
【図2】本実施例における証明書自動交付機の電気的構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施例における証明書自動交付機の動作を示
したフローチャートである。
【図4】証明書自動交付機におけるサービスメニューの
提供時間表を示す図である。
【図5】証明書自動交付機における表示画面を示す図で
ある。
【図6】証明書自動交付機における従来の表示画面を示
す図である。
【図7】証明書自動交付機における表示画面を示す図で
ある。
【図8】証明書自動交付機における記憶装置内のメニュ
ー管理テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 証明書自動交付機 2a カードリーダ 3 CRT表示装置 4 タッチパネル 5a 硬貨投入口 6a 紙幣投入口 7 証明書発行口 8 釣銭レシート排出口 9 呼出ボタン 31 CPU 42 HDD 50 ホストコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の情報を表示する表示手段を有
    する情報提供端末装置において、 前記複数種類の情報のうち、稼働時間に基づいて提供可
    能な情報と提供不能な情報とを区別して表示させる表示
    制御手段を備えたことを特徴とする情報提供端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報提供端末装置にお
    いて、 前記表示制御手段は、前記複数種類の情報のうち、提供
    可能な情報のみを前記表示手段に表示することを特徴と
    する情報提供端末装置。
  3. 【請求項3】 複数種類の情報を格納するセンタ装置
    と、 前記センタ装置から通信回線を通して前記複数種類の情
    報を受信し、情報提供処理を実行可能な請求項1または
    請求項2に記載の情報提供端末装置とで構成された情報
    提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報提供システムにお
    いて、 前記情報提供端末装置は、 前記センタ装置から受信可能な情報の時間を記憶する記
    憶手段を備え、 前記表示制御手段は前記記憶手段に記憶された時間に基
    づいて提供可能な情報のみを前記表示手段に表示するこ
    とを特徴とする情報提供システム。
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