JPH10143456A - メッセージシステム - Google Patents

メッセージシステム

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Publication number
JPH10143456A
JPH10143456A JP8304995A JP30499596A JPH10143456A JP H10143456 A JPH10143456 A JP H10143456A JP 8304995 A JP8304995 A JP 8304995A JP 30499596 A JP30499596 A JP 30499596A JP H10143456 A JPH10143456 A JP H10143456A
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JP
Japan
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data
conversion
request
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client
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Application number
JP8304995A
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Inventor
Kazuhisa Okada
和久 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントがデータ処理を行うサーバを意
識しなくとも、サーバに要求内容を送信するだけで、サ
ーバが他のサーバと連携してデータ変換処理を実行する
ことが可能なメッセージシステムを提供する。 【解決手段】 サーバに対して、要求内容を作成する連
携処理要求作成手段を受信クライアントに設け、サーバ
が他のサーバと連携処理を行う実行手順データ作成手段
およびデータ変換機能実行手段を設けることで、サーバ
は他のサーバと連携し、受信クライアントからのデータ
処理要求を実行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパーソナルコンピ
ュータやワークステーションなどで作成されたマルチメ
ディアメッセージを、ネットワークを介して上記コンピ
ュータを使用するユーザ間で送受信するメッセージシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】図27は、例えば特開平6−30331
5に示された従来のメッセージシステムを示す構成図で
ある。図において、1はメッセージの受信および再生を
行う受信クライアント、2はメッセージの送受信の中継
およびメッセージデータのデータ種類を変換するサーバ
A、3はメッセージの作成および送信を行う送信クライ
アントである。4から6はサーバA2と同様の処理を行
うサーバB、サーバC、サーバDである。ここで、受信
クライアント1は、受信したメッセージをデータ種類別
に分解するメッセージ分解手段8、分解したメッセージ
データの再生可能性を検査するメッセージデータ再生可
能性検査手段9、メッセージデータを再生する再生手段
10、再生不可能なメッセージデータのデータ種類を変
換するようサーバに対して要求を行う機能要求手段1
1、メッセージおよびデータ変換結果の受信およびデー
タ変換要求の送信を行う送受信手段7から構成されてい
る。
【0003】また、サーバA2は、メッセージの送受信
およびデータ変換要求の受信およびデータ変換結果の送
信を行う送受信手段14、データ種類変換を行うデータ
変換機能実行手段15から構成されている。
【0004】さらに、送信クライアント3は、一つ以上
のデータ種類を使用しメッセージの作成を行う作成手段
22、メッセージの送信を行う送受信手段21から構成
されている。
【0005】次に、従来のメッセージシステムの動作に
ついて説明する。まず、送信クライアント3において、
作成手段22を用いて一種類以上のデータ種から成るメ
ッセージを作成する。次に、送受信手段21を介して受
信クライアント1に対し、作成したメッセージを送信す
る。
【0006】受信クライアント1は、送受信手段7にお
いてメッセージを受信すると、メッセージ分解手段8を
用いてデータ種類別にメッセージを分解する。メッセー
ジデータ再生可能性検査手段9は、受信クライアント1
の再生可能データ種類を検出し、分解されたメッセージ
のデータ種類と再生可能性についての照合検査を行い、
再生可能なデータについては再生手段10で再生を行
う。一方、再生不可能なデータが存在する場合には、サ
ーバA2に対して再生不可能なデータ種類から再生可能
なデータ種類へのデータ変換を要求する。その結果、受
信クライアント1がサーバA2から再生可能となったデ
ータを受信すると、このデータ変換結果を再生手段10
により再生する。
【0007】サーバA2は、受信クライアント1からの
データ変換要求を受信すると、データ変換機能実行手段
15に渡す。データ変換機能実行手段15は、データ変
換要求が処理可能である場合にはデータ変換を行い、受
信クライアント1に対するデータ変換結果の送信を送受
信手段14に依頼する。一方、データ変換要求が処理不
可能であった場合には、受信クライアント1に対する処
理失敗通知の送信を、送受信手段14に依頼する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッセージシス
テムは以上のように構成されているため、受信クライア
ントは特定のサーバに対して明確なデータ変換指示を行
う必要があった。そのため、受信クライアントは要求を
送信するサーバの保持する機能を知っておかなければな
らないという問題点があった。また、サーバにおいてデ
ータ変換処理が不可能である場合は、受信クライアント
において再生不可能なメッセージデータが再生できない
という問題点があった。さらに、受信クライアントとサ
ーバとが遠距離である場合、通信負荷が高くなるという
問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、要求されたデータ変換機能が受
信クライアントおよびサーバに存在しない場合に、他の
サーバに対して変換要求を行い、他のサーバでも処理不
可能な場合には更に他のサーバに対して同様の要求を行
うというようにして、受信クライアントが当該データ変
換機能を実現するサーバ名を知らなくても、複数のサー
バが分散して保持するデータ変換機能を使用することが
でき、さらに受信クライアントの近辺に存在するサーバ
から順に変換要求を送信することで、通信負荷の軽減を
も可能としたメッセージシステムを得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるメッ
セージシステムは、ネットワークに接続されメッセージ
の受信および再生を行う少なくとも一つ以上の受信クラ
イアントと、上記ネットワークに接続されメッセージの
送受信およびデータ種類の変換処理を行う少なくとも一
つ以上のサーバと、上記ネットワークに接続されメッセ
ージの作成、送信およびデータ種類の変換処理を行う少
なくとも一つ以上の送信クライアントからなるメッセー
ジシステムにおいて、受信クライアントに、(1)受信
したメッセージをデータ種類別に分解するメッセージ分
解手段と、(2)分解したメッセージの各メッセージデ
ータが該受信クライアントにおいて再生可能であるか否
かを判定するメッセージデータ再生可能性判定手段と、
(3)メッセージデータを再生する再生手段と、(4)
再生不可能なメッセージデータ中のデータ種類の変換要
求を示す連携処理要求を作成する連携処理要求作成手段
と、(5)送信クライアントからのメッセージの受信お
よび連携処理要求を前記サーバに送信する送受信手段
と、を備え、サーバに、(1)連携処理要求で示された
要求を満たすデータ種類変換処理を行うデータ変換機能
実行手段と、(2)連携処理要求の受信およびデータ種
類変換処理結果の受信クライアントおよびサーバへの連
携処理要求の送信を行う送受信手段と、を備え、送信ク
ライアントに、(1)少なくとも一つ以上のデータ種類
のメッセージデータから構成されたメッセージを作成す
る作成手段と、(2)連携処理要求で示された要求を満
たすデータ種類変換処理を行うデータ変換機能実行手段
と、(3)連携処理要求の受信および作成したメッセー
ジまたはデータ変換機能実行結果の受信クライアントへ
の送信および前記サーバへの連携処理要求の送信を行う
送受信手段と、を備えるようにしたものである。
【0011】第2の発明は、第1の発明に係わるメッセ
ージシステムにおいて、受信クライアントに、(1)作
成した連携処理要求に該受信クライアントが保持する機
能情報を追加する変換機能内容追加手段を備え、サーバ
に、(1)受信した連携処理要求に対し、該サーバが保
持する機能情報を追加する連携処理要求追加手段と、
(2)連携処理要求に追加された各種機能を組み合わ
せ、要求されたデータ種類変換処理を行うための実行手
順データを作成する実行手順データ作成手段と、を備
え、(3)データ変換機能実行手段は、実行手順データ
に基づきデータ変換機能を実行し、(4)送受信手段
は、実行手順データに基づいてデータ種類変換機能を保
持するサーバまたはクライアントに実行手順データを送
信し、実行手順データの作成に失敗したときは、他サー
バまたは送信クライアントに連携処理要求を送信するよ
うにし、送信クライアントに、(1)受信した連携処理
要求に、該送信クライアントが保持する機能情報を追加
する連携処理要求追加手段と、(2)連携処理要求に追
加された各種機能を組み合わせ、要求されたデータ種類
変換処理を行うための実行手順データを作成する実行手
順データ作成手段と、を備え、(3)データ変換機能実
行手段は、実行手順データに基づきデータ変換機能を実
行し、(4)送受信手段は実行手順データに基づき、実
行手順データのデータ変換機能を保持するサーバまたは
クライアントへの送信および変換失敗通知の受信クライ
アントへの送信を行うようにしたものである。
【0012】第3の発明は、第1の発明に係わるメッセ
ージシステムにおいて、送信クライアントに、(1)受
信クライアントが再生可能なデータ種類要求を作成する
再生可能データ要求作成手段と、(2)受信した再生可
能データ要求に該送信クライアントの保持する機能情報
を追加する再生可能データ要求追加手段と、(3)再生
可能データ要求の各種機能を組み合わせ該送信クライア
ントの利用可能データ種類から受信クライアントの再生
可能データ種類への変換を行う実行手順データを作成す
る実行手順データ作成手段と、を備え(4)送受信手段
は、受信クライアントに再生可能データ要求の送信およ
び再生可能データ要求の受信を行い、(5)作成手段
は、変換に成功したデータ種類のみを使用してメッセー
ジを作成し、サーバに、(1)受信した再生可能データ
要求に該サーバが保持する機能情報を追加する再生可能
データ要求追加手段、を備え(2)送受信手段は、再生
可能データ要求の受信およびサーバに対して再生可能デ
ータ要求の送信を行うようにし、受信クライアントに、
(1)受信した再生可能データ要求に該受信クライアン
トが保持する機能情報を追加する再生可能データ要求追
加手段、を備え(2)送受信手段は再生可能データ要求
を受信するようにすることで、該受信クライアントで再
生不可能なデータ種類を使用することなくメッセージを
作成するようにしたものである。
【0013】第4の発明は、第2の発明に係わるメッセ
ージシステムにおいて、受信クライアントの変換機能内
容追加手段は、該受信クライアントの保持するデータ変
換機能における変換前および変換後のデータ量を示す予
測増量を追加し、サーバおよび送信クライアントに、
(1)データ変換手順が複数存在する場合に全データ変
換手順における通信データ量を計算し、通信負荷が軽い
データ変換手順を選択する通信負荷計算手段を備え、
(2)連携処理要求追加手段に、該サーバの保持するデ
ータ変換機能における変換前および変換後のデータ量を
示す予測増量を追加するようにしたものである。
【0014】第5の発明は、第2の発明に係わるメッセ
ージシステムにおいて、受信クライアントの変換機能内
容追加手段は、該受信クライアントの保持するデータ変
換機能のデータ変換機能精度を示す変換精度を追加し、
サーバおよび送信クライアントに、(1)データ変換手
順が複数存在する場合に全データ変換手順における総合
変換精度を計算し、総合変換精度が高いデータ変換手順
を選択する再生精度計算手段を備え、(2)連携処理要
求追加手段に、該サーバの保持するデータ変換機能にお
けるデータ変換機能の精度を示す変換精度を追加するよ
うにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明に係わるメッセージシステ
ムの第1の実施形態について、図1乃至図19に基づい
て説明する。図1は、第1の実施形態におけるメッセー
ジシステムの構成図である。図において、1はメッセー
ジシステムのユーザが使用する受信クライアント、2、
4、5、6は受信クライアント1とのメッセージの送受
信およびデータ変換等の処理を行う各々サーバA、サー
バB、サーバC、サーバDである。本実施形態ではサー
バは4台であるが、複数台以上あれば構わない。また、
3はメッセージシステムのユーザが使用する送信クライ
アントである。
【0016】受信クライアント1において、7はメッセ
ージの受信および処理要求の送信および処理要求結果の
受信を行う送受信手段、8は受信したメッセージをデー
タ種類別に分解するメッセージ分解手段、9はメッセー
ジデータの再生可能性を判定するメッセージデータ再生
可能性判定手段、10はメッセージデータを再生する再
生手段である。11は再生不可能なメッセージデータを
サーバと連携して変換処理してもらうための連携処理要
求を作成する連携処理要求作成手段、12は連携処理要
求にデータ変換機能内容を追加する変換機能内容追加手
段、13は再生可能データ要求にデータ変換機能内容を
追加する再生可能データ要求追加手段である。
【0017】一方、サーバA2において、14はメッセ
ージの送受信および処理要求の送受信および処理結果の
送信を行う送受信手段、16は連携処理要求にデータ変
換機能内容を追加する連携処理要求追加手段、17はサ
ーバが連携して処理を行うための実行手順データを作成
する実行手順データ作成手段、15はデータ変換機能を
実行するデータ変換機能実行手段である。また、20は
再生可能データ要求にデータ変換機能内容を追加する再
生可能データ要求追加手段、18はサーバが連携して処
理を行うための実行手順が複数存在する場合に総通信デ
ータ量が最低となる実行手順を選択する通信負荷軽減手
段、19はサーバが連携して処理を行うための実行手順
が複数存在する場合に変換密度が最高となる実行手順を
選択する再生精度維持手段である。尚、サーバB4、サ
ーバC5、サーバD6はサーバA2と同じ構成である。
【0018】さらに、送信クライアント3において、2
1はメッセージの送信および処理要求の受信および処理
結果の送信を行う送受信手段、22は一つ以上のデータ
種類を使用しメッセージを作成する作成手段、24は連
携処理要求にデータ変換機能内容を追加する連携処理要
求追加手段、25はサーバが連携して処理を行うための
実行手順データを作成する実行手順データ作成手段であ
る。23はデータ変換機能を実行するデータ変換機能実
行手段、28は再生可能データ要求にデータ変換機能内
容を追加する再生可能データ要求追加手段、29はサー
バが連携することにより受信クライアント1が再生可能
になるデータ種類を要求する再生可能データ要求作成手
段、26はサーバが連携して処理を行うための実行手順
が複数存在する場合に総通信データ量が最低となる実行
手順を選択する通信負荷軽減手段、27はサーバが連携
して処理を行うための実行手順が複数存在する場合に変
換精度が最高となる実行手順を選択する再生精度維持手
段である。
【0019】次に、本実施形態におけるメッセージシス
テムの受信クライアントがメッセージを受信したときの
動作に先立ち、まず図2乃至図8について説明する。図
2は、本メッセージシステムで送受信するメッセージ構
造を示したものである。図において、30はメッセージ
本体、31は受信クライアントアドレス、メッセージ題
目、送信クライアントアドレスを記述するメッセージ情
報フィールド、32はメッセージデータの種類を格納す
るデータ種類項目およびメッセージデータの開始バイト
および終了バイトを格納する始点位置項目および終了位
置項目から構成されるメッセージデータ情報フィール
ド、33はメッセージデータを格納するメッセージデー
タフィールドである。34はメッセージデータ種類テー
ブル、35はメッセージデータの種類を格納するデータ
種類項目、36はメッセージデータ情報テーブル34の
メッセージデータの先頭バイト位置を格納するデータ種
類項目、37はメッセージデータ情報テーブル34のメ
ッセージデータの終了バイト位置を格納するデータ種類
項目である。38はメッセージデータフィールド33に
格納されたテキストデータ、39はメッセージデータフ
ィールド33に格納されたBMP静止画データ、40は
メッセージデータフィールド33に格納されたPCM音
声データである。
【0020】図3はネットワーク上のサーバおよびクラ
イアントの再生可能データ種類およびデータ変換機能を
格納する利用可能データ種類テーブルである。図におい
て、41は受信クライアント1の再生可能データ種類お
よびデータ変換機能を格納する受信クライアント利用可
能データ種類テーブル、42はサーバA2の利用可能デ
ータ種類テーブル、43はサーバB4の利用可能データ
種類テーブル、44はサーバC5の利用可能データ種類
テーブル、45はサーバD6の利用可能データ種類テー
ブル、46は送信クライアント3の利用可能データ種類
テーブルである。47は再生可能データ種類を格納する
項目、48はデータ変換機能の入力データ種類を格納す
る項目、49はデータ変換機能の出力データ種類を格納
する項目、50はデータ変換機能の予想出力データ量を
入力データ量で割った予測増分を格納する項目である。
【0021】図4は連携処理要求の構造を示したもので
ある。図において51は連携処理要求、52は要求元の
クライアントアドレスを格納する要求元クライアントフ
ィールド、53は受信クライアント1が再生不可能なデ
ータ種類を格納するソースデータ種類フィールド、54
は受信クライアント1が再生可能なデータ種類を格納す
るディスティネーションデータ種類フィールドである。
55は受信クライアント1が再生不可能なソースデータ
本体を格納するソースデータ本体フィールド、56は受
信クライアントが保持するデータ種類変換機能の内容を
格納するデータ種類変換機能テーブル、58はデータ変
換機能を保持するマシンアドレスフィールド、59はデ
ータ変換機能における入力データ種類を格納する入力デ
ータ種類フィールド、60はデータ変換機能における出
力データ種類を格納する出力データ種類フィールド、6
1は予測出力データ量を入力データ量で割った予測増分
を格納する予測増分フィールドである。
【0022】図5は実行手順データの構造を示したもの
である。図において、62は実行手順データ、63は実
行する手順を示した実行手順テーブルであり、65は実
行する順番を格納する実行順序項目、66はデータ変換
機能を実行するサーバまたはクライアントアドレスを格
納する実行マシン項目である。67はデータ変換機能の
入力データ種類を格納する入力データ項目、68はデー
タ変換機能の出力データ種類を格納する出力データ項
目、68aはデータ変換機能の変換後の予測データ量/
変換前のデータ量を示す予測増分を格納する予測増分項
目、64はデータ種類変換を行うソースデータを格納す
るソースデータフィールドである。
【0023】図6から図8は、本実施形態のメッセージ
システムにおいて受信クライアントがメッセージを受信
したときの動作を示すフローチャートである。
【0024】次に動作について説明する。まず、受信ク
ライアント1の全体動作について、図6のフローチャー
トを用いて説明する。受信クライアント1が送受信手段
7においてメッセージを受信すると(ステップS2)、
受信したメッセージをメッセージ分解手段8に引き渡
す。メッセージ分解手段8において、メッセージをデー
タ種類別に分解する(ステップS3)。メッセージデー
タ再生可能性判定手段9において、受信したメッセージ
の各メッセージデータが受信クライアント1において再
生可能かどうか判定し(ステップS4)、データ変換の
組み合わせが存在する場合には、メッセージデータを再
生手段10に引き渡す(ステップS5)。一方、組み合
わせが存在しなかった場合には、連携処理要求作成手段
11に再生不可能なメッセージデータおよびデータ種類
を渡す(ステップS6)。
【0025】次に図7のフローチャートにおいて、受信
クライアント1が送受信手段7においてデータ変換結果
を受信すると(ステップS9)、データ変換結果を再生
手段10に引き渡す(ステップS10)。
【0026】次にメッセージデータ再生可能性判定手段
9の動作について、図8のフローチャートを用いて説明
する。受信したメッセージのメッセージデータ種類情報
テーブル34に格納されたデータ種類を取り出し(ステ
ップS13)、受信クライアント利用可能データ種類テ
ーブル41に格納された再生可能データ種類項目47に
存在するか否かを判定する(ステップS14)。図2の
メッセージデータ30は、テキスト、BMP静止画、P
CM音声を含むデータ種類から構成されているが、これ
らのデータが再生可能データ種類項目47に存在する場
合は、メッセージデータを再生手段10に引き渡す(ス
テップS15)。一方、存在しない場合には連携処理要
求作成手段11に再生不可能なメッセージデータおよび
データ種類を渡す(ステップS16)。具体的には、図
3の受信クライアント利用可能データ種類テーブル41
における再生可能データ種類項目47にはPCM音声が
格納されている。そのため、メッセージ30のPCM音
声のデータ種類の再生は可能であるが、テキストおよび
BMP静止画のデータ種類は再生ができない。そこでP
CM音声のメッセージデータのみを再生手段10に渡
し、再生不可能なデータ種類としてテキストおよびBM
P静止画のメッセージデータを連携処理要求作成手段1
1に渡す。以下、動作を理解しやすくするため、再生不
可能なメッセージデータはテキストのみとして説明を行
う。
【0027】次に連携処理要求作成手段11の動作につ
いて、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0028】先ず、図8のステップS16で渡された再
生不可能なメッセージデータを連携処理要求51のソー
スデータ本体フィールド55に格納し(ステップS1
9)、データ種類をソースデータ種類フィールド53に
格納し(ステップS20)、受信クライアントアドレス
を要求元クライアントフィールド52に格納し(ステッ
プS21)、受信クライアント利用可能データ種類テー
ブル41の再生可能データ種類項目47におけるデータ
種類をディスティネーションデータ種類フィールド54
に格納する(ステップS22)。次いで、受信クライア
ント利用可能データ種類テーブル41の入力データ種類
項目48における入力データ種類を入力データ種類フィ
ールド59に格納し(ステップS23)、受信クライア
ント利用可能データ種類テーブル41の出力データ種類
項目49における出力データ種類を出力データ種類フィ
ールド60に格納し(ステップS24)、受信クライア
ント利用可能データ種類テーブル41の予測増分項目5
0における予測増分を予測増分フィールド61に格納す
る(ステップS25)。最後に、メッセージをサーバA
2へ送信するよう、にして作成した連携処理要求を送受
信手段7に渡す(ステップS26)。具体的には、連携
処理要求作成手段11において、要求元クライアントフ
ィールド52に受信クライアント1のアドレスを格納
し、ソースデータ種類フィールド53にテキストを格納
し、ディスティネーションデータ種類フィールド54に
再生可能データ種類項目47のPCM音声を格納し、ソ
ースデータ本体フィールド55にメッセージ30のテキ
ストデータ38を格納する。受信クライアント1にはデ
ータ変換手段は存在しないため、データ種類変換機能テ
ーブル56への格納は行わない。受信クライアント1が
これらのデータを格納するまでは、連携処理要求51に
は何らの情報も格納されていない。
【0029】次にサーバA2の全体動作について、図1
0のフローチャートを用いて説明する。サーバA2が送
受信手段14において連携処理要求51を受信すると
(ステップS29)、連携処理要求追加手段16におい
てサーバA利用可能データ種類テーブル42から参照し
たサーバA2の保持するデータ変換機能情報を連携処理
要求に追加し、実行手順データ作成手段17に渡す(ス
テップS30)。実行手順データ作成手段17は、連携
処理要求51のデータ種類変換機能テーブル56の入力
データ種類項目59および出力データ種類項目60を組
み合わせ、連携処理要求51のソースデータ種類からデ
ィスティネーションデータ種類に変換する実行手順デー
タを作成する(ステップS31)。実行手順データが複
数作成された場合、通信負荷軽減手段18は通信負荷が
軽い実行手順データを選択し(ステップS33)、デー
タ変換機能実行手段15に渡す(ステップS34)。一
方、実行手順データの作成に失敗した場合は、連携処理
要求51をサーバB4に対して送信するよう、送受信手
段14に依頼する(ステップS36)。
【0030】次に、サーバB4からサーバD6における
連携処理要求の送受信について説明する。サーバB4、
サーバC5、サーバD6はサーバA2と同様の処理を行
う。サーバB4はサーバA2から連携処理要求51を受
信しサーバA2と同様の処理を行う。サーバB4が実行
手順データ62の作成に失敗した場合、サーバC5に対
して連携処理要求51を送信する。サーバC5はサーバ
B4から連携処理要求51を受信しサーバB4と同様の
処理を行う。サーバC5が実行手順データ62の作成に
失敗した場合、サーバD6に対して連携処理要求51を
送信する。以上のようにして、最終的に送信クライアン
ト3が接続されているサーバD6まで送信され、ここで
サーバD6が実行手順データ62の作成に失敗した場合
には、送信クライアント3に対して連携処理要求51を
送信する。
【0031】次にサーバA2における連携処理要求追加
手段20の動作について、図11のフローチャートを用
いて説明する。サーバA利用可能データ種類テーブル4
2の入力データ種類項目、出力データ種類項目、予測増
分項目から値を取り出し(ステップS39)、受信した
連携処理要求51のマシンアドレス項目58、入力デー
タ種類項目59、出力データ種類項目60、予測増分項
目61に追加し(ステップS40)、実行手順データ作
成手段17に渡す(ステップS41)。具体的には、サ
ーバA利用可能データ種類テーブル42に格納された2
種類のデータ種類変換機能の入出力データ種類および予
測増分を連携処理要求51のデータ種類変換機能テーブ
ル56に格納する。つまり、サーバA利用可能データ種
類テーブル42の入力データ種類であるAIFF音声と
AU音声をデータ種類変換機能テーブル56の入力デー
タ種類項目59に追加する。同様にして、出力データ種
類および予測増分についても追加する。
【0032】次にサーバA2における実行手順データ作
成手段17の動作について、図12のフローチャートを
用いて説明する。まず、渡された連携処理要求51のソ
ースデータ種類フィールド53の値を入力データ種類項
目59の値として持つデータ変換機能を検索する(ステ
ップS44)。存在した場合は、実行手順データ62に
追加を行い(ステップS46)、出力データ種類がディ
スティネーションデータ種類かどうか判定する(ステッ
プS47)。その結果、同定された場合は、実行手順デ
ータ62をデータ変換機能実行手段15に渡す(ステッ
プS48)。他方、同定されなかった場合には、さらに
出力データ種類を入力データ種類に持つデータ変換機能
を検索し(同図、ステップS49)、ステップS45に
移動する。また、ステップS45にて検索の結果、デー
タ変換機能が存在しなかった場合には、次のサーバであ
るサーバB4に対し連携処理要求51を送信する(ステ
ップS50)。具体的には、現時点ではデータ種類変換
機能テーブル56にはサーバAのデータ変換機能の情報
のみが格納されており、ソースデータ種類フィールド5
3と合致するデータ種類(即ち、テキストデータ)は、
まだデータ種類変換機能テーブル56の入力データ種類
項目59には格納されていない。そのため、更に、サー
バB4に対して連携処理要求51を送信するように、送
受信手段14へ渡す。
【0033】上記の処理をサーバB4およびサーバC5
およびサーバD6までくり返し行うことにより、連携処
理要求51のソースデータ種類フィールド53からディ
スティネーションデータ種類フィールド54に変換する
組み合わせを作成することができる。すなわち、(a)
サーバD6においてテキストからWAVE音声への変換
を行い、サーバB4においてWAVE音声からMIDI
音声への変換を行い、サーバC5においてMIDI音声
からAIFF音声への変換を行い、サーバA2において
AIFF音声からPCM音声への変換を行う組み合わせ
と、(b)サーバD6においてテキストからアナログ音
声への変換を行い、サーバB4においてアナログ音声か
らAU音声への変換を行い、サーバA2においてAU音
声からPCM音声への変換を行う組み合わせの2通りの
変換方法が可能となる。
【0034】次にサーバA2における通信負荷軽減手段
18の動作について、図13のフローチャートを用いて
説明する。渡された複数の実行手順データごとに、次の
処理を行う(ステップS53)。実行手順データ62の
ソースデータ量を参照する(ステップS54)。実行順
序項目65の手順通りに、参照したソースデータ量に予
測増分を掛けて行き、変換後の総データ量を計算する
(ステップS56)。複数の実行手順データに対してく
り返し計算を行い(ステップS57)、計算結果の中か
ら最も総データ量が少ない実行手順データを選択し(ス
テップS58)、その実行手順データをデータ変換機能
実行手段15に渡す(ステップS59)。具体的には、
メッセージデータ種類フィールド32のテキストは10
0のデータ量であることがわかるので、上記組み合わせ
(a)における総データ量は次の式により求められる。 (a1)サーバDによるテキスト→WAVE音声変換の
予測増分=変換データ量*100 (a2)サーバBによるWAVE音声→MIDI音声変
換の予測増分=変換データ量*0.1 (a3)サーバCによるMIDI音声→AIFF音声変
換の予測増分=変換データ量*10 (a4)サーバAによるAIFF音声→PCM音声変換
の予測増分=変換データ量*1 総データ量=a1+a2+a3+a4 =100*100+(100*100)*0.1+
((100*100)*0.1)*10)+(((10
0*100)*0.1)*10)*1)=31000 同様に、組み合わせ(b)における総データ量は次の式
により求められる。 (b1)サーバDによるテキスト→アナログ音声変換の
予測増分=変換データ量*50 (b2)サーバBによるアナログ音声→AU音声変換の
予測増分=変換データ量*0.5 (b3)サーバAによるAU音声→PCM音声変換の予
測増分=変換データ量*1 総データ量=b1+b2+b3 =100*50+(100*50)*0.5+((10
0*50)*0.5)*1)=10000 上記の計算の結果、組み合わせ(b)の総データ量が少
ないため、組み合わせ(b)の実行手順データをデータ
変換機能実行手段15に渡す。
【0035】次にサーバA2におけるデータ変換機能実
行手段15の動作について、図14のフローチャートを
用いて説明する。渡された実行手順データ62の次に実
行すべき手順を参照する(ステップS62)。参照した
手順の実行マシンを参照し(ステップS63)、サーバ
A2のアドレスが格納されていた場合、実行手順データ
62のソースデータ64に対し、指定されたデータ変換
を実行する(ステップS65)。一方、サーバA2のア
ドレスではなかった場合は、実行マシン項目66に格納
されているマシンアドレスに実行手順データ62を送信
するよう、送受信手段14に実行手順データを渡す(ス
テップS68)。実行後、実行手順データ62において
実行順序65の最後まで到達したかを判定し(ステップ
S66)、すべての手順を実行した場合、実行した変換
結果を要求元クライアントに送信する(ステップS6
7)。次の手順が存在する場合、次の手順を参照しステ
ップS64に移動する(ステップS69)。実際にはサ
ーバD6の実行手順データ作成手段17が、実行手順デ
ータ62を作成する。サーバD6のデータ変換機能実行
手段15は、実行手順データ62を受け取り、実行順序
項目65が”1”の行を参照し、実行マシン項目66が
サーバDであるため、ソースデータ64に対してテキス
ト→アナログ音声データ種類変換を実行し、変換後のデ
ータ(アナログ音声データ)をソースデータ64に格納
する。実行後、次の実行順序項目65が”2”の行を参
照し、実行マシン項目66がサーバBであるため、実行
手順データ62をサーバD6の送受信手段14にサーバ
B4に対して送信するように依頼する。サーバB4およ
びサーバA2も同様の処理を行い、最終的に受信クライ
アント1にデータ変換処理結果を送信する。
【0036】次に送信クライアント3の全体動作につい
て、図15のフローチャートを用いて説明する。送信ク
ライアント3が送受信手段21において連携処理要求5
1を受信すると(ステップS72)、連携処理要求追加
手段24において送信クライアント利用可能データ種類
テーブル46を参照し、マシンアドレス、入力データ種
類、出力データ種類を連携処理要求51に追加し(ステ
ップS73)、実行手順データ作成手段25に渡す(ス
テップS74)。実行手順データ作成手段25は、連携
処理要求51のデータ種類変換テーブル56内の入力デ
ータ種類項目59および出力データ種類項目60を組み
合わせ、連携処理要求51のソースデータ種類からディ
スティネーションデータ種類に変換する実行手順データ
を作成する(ステップS75)。実行手順データが複数
作成された場合は、通信負荷軽減手段26は通信負荷が
軽い実行手順データを選択し(ステップS78)、デー
タ変換機能実行手段23に渡す(ステップS77)。一
方、作成に失敗した場合には、要求元クライアント項目
52のマシンアドレスに対し変換失敗通知を送信するよ
う、送受信手段21に依頼する(ステップS79)。
【0037】次に送信クライアント3における連携処理
要求追加手段24の動作について、図16のフローチャ
ートを用いて説明する。送信クライアント利用可能デー
タ種類テーブル46を参照し、入力データ種類、出力デ
ータ種類、予測増分を取り出し(ステップS82)、受
信した連携処理要求51のマシンアドレス項目58、入
力データ種類項目59、出力データ種類項目60、予測
増分項目61に追加し(ステップS83)、実行手順デ
ータ作成手段25に渡す(ステップS84)。
【0038】次に送信クライアント3における実行手順
データ作成手段25の動作について、図17のフローチ
ャートを用いて説明する。渡された連携処理要求51の
ソースデータ種類53を入力データ種類59として持つ
データ変換機能を検索する(ステップS87)。存在し
た場合は、実行手順データ62に追加を行い(ステップ
S89)、出力データ種類がディスティネーションデー
タ種類54の値かどうかを判定する(ステップS9
0)。同定された場合には、実行手順データ62をデー
タ変換機能実行手段23に渡し(ステップS91)、同
定されなかった場合は、さらに出力データ種類を入力デ
ータ種類に持つデータ変換機能をデータ種類変換機能テ
ーブル56内から検索する(ステップS92)。他方、
ステップS87でデータ変換機能が存在しなかった場合
には、変換失敗通知を要求元クライアントに対して送信
するよう、送受信手段21に対して依頼する(ステップ
S93)。
【0039】次に送信クライアント3における通信負荷
軽減手段26の動作について、図18のフローチャート
を用いて説明する。渡された複数の実行手順データに対
し、次の処理を行う(ステップS96)。実行手順デー
タ62のソースデータ量を参照し(ステップS97)、
実行順序項目65の値の順番に、ソースデータ量に予測
増分68aを掛け合わせて行き、総変換データ量を計算
する(ステップS99)。複数の実行手順データに対し
て計算を行い(ステップS100)、すべての実行手順
データについての計算の終了後、最も総変換データ量の
少ない実行手順データを選択し(ステップS101)、
選択した実行手順データをデータ変換機能実行手段23
に渡す(ステップS102)。
【0040】次に送信クライアント3におけるデータ変
換機能実行手段23の動作について、図19のフローチ
ャートを用いて説明する。渡された実行手順データ62
の次に実行すべき手順を参照し(ステップS105)、
参照した手順の実行マシンアドレスを参照する(ステッ
プS106)。送信クライアント3のマシンアドレスで
あった場合には、実行手順テーブル63に指定されてい
る入力データ種類項目67の値から出力データ種類項目
68の値に変換を行うデータ種類変換機能を、ソースデ
ータ64に対して実行する(ステップS108)。一
方、送信クライアント3のマシンアドレスではなかった
場合は、参照した実行マシンアドレスに対し、実行手順
データ62を送信するよう送受信手段21に渡す(ステ
ップS110)。すべての手順を実行したか否かを判定
し(ステップS109)、すべての手順を実行した場合
には、実行したデータ変換結果を要求元クライアントに
送信する(ステップS110)。まだ次の手順が存在し
ている場合には、次の手順を参照し(ステップS11
1)、ステップS107に移動する。
【0041】以上のように、本実施形態によるメッセー
ジシステムでは、データ種類変換を行うサーバまたはク
ライアントを特定せずにデータ変換要求を送信すること
ができ、また要求を受信したサーバまたはクライアント
が要求内容を処理できない場合は、他のサーバまたはク
ライアントに処理を要求することが可能である。また、
データ種類変換に際して最も通信負荷の低い組み合わせ
を求め、この組み合わせに基づいて再生データへの変換
を行うようにしたので通信路負荷を考慮した効率のよい
システムを実現できる。
【0042】実施の形態2.次に、本発明の第2の実施
形態について、図20乃至図23に基づいて説明する。
本実施形態におけるメッセージシステムは、サーバA2
からサーバD6または送信クライアント3の実行手順デ
ータ作成手段が複数の実行手順データを作成した場合に
おいて、再生精度が高い変換手順を選択するようにした
ものである。図20は、図4の連携処理要求51の予測
増分項目61の代わりに変換精度を追加したものであ
る。図において69は連携処理要求、70は要求元クラ
イアントフィールド、71はソースデータ種類フィール
ド、72はディスティネーションデータ種類フィールド
である。また、73はソースデータ本体フィールド、7
5はデータ種類変換機能テーブル、76はマシンアドレ
ス項目、77は入力データ種類項目、78は出力データ
種類項目、79はデータ変換機能の変換精度を格納する
変換精度項目である。
【0043】図21は図5の実行手順データ62の予測
増分項目68aの代わりに、変換精度を追加したもので
ある。図において80は実行手順データ、81は実行す
る手順を示した実行手順テーブルであり、82は実行す
る順番を格納する実行順序項目、83はデータ変換機能
を実行するサーバまたはクライアントアドレスを格納す
る実行マシン項目、84はデータ変換機能の入力データ
種類を格納する入力データ項目である。また、85はデ
ータ変換機能の出力データ種類を格納する出力データ項
目、85aはデータ変換機能の変換精度を格納する変換
精度項目、86はデータ種類変換を行うソースデータを
格納するソースデータフィールドである。
【0044】図22は、図3におけるネットワーク上の
サーバおよびクライアントの再生可能データ種類および
データ変換機能を格納する利用可能データ種類テーブル
の予測増分項目の代わりに、変換精度を追加したもので
ある。図において、87は受信クライアント1の再生可
能データ種類およびデータ変換機能を格納する受信クラ
イアント利用可能データ種類テーブル、88はサーバA
2の利用可能データ種類テーブル、89はサーバB4の
利用可能データ種類テーブルである。また、90はサー
バC5の利用可能データ種類テーブル、91はサーバD
6の利用可能データ種類テーブル、92は送信クライア
ント3の利用可能データ種類テーブルである。93は再
生可能データ種類を格納する項目、94はデータ変換機
能の入力データ種類を格納する項目、95はデータ変換
機能の出力データ種類を格納する項目、96はデータ変
換機能の変換精度を格納する項目である。
【0045】図23は複数の実行手順データ80を渡さ
れた再生精度維持手段19の動作を示すフローチャート
である。
【0046】次に動作について、図23に基づいて説明
する。サーバA2の実行手順データ作成手段17におい
て複数の実行手順データが作成されたときに、再生精度
維持手段19に対して実行手順データを渡す(ステップ
S114)。再生精度維持手段19は、渡された複数の
実行手順データごとに、次の処理を行う。実行順序に従
い、変換精度を掛け合わせ、総変換精度を計算する(ス
テップS115)。すべての実行手順データについての
計算の終了後、最も変換精度の高い実行手順データを選
択し(ステップS117)、その実行手順データをデー
タ変換機能実行手段15に渡す(ステップS118)。
具体的には、発明の実施の形態1と同様に各サーバが保
持するデータ変換機能を組み合わせ、その組み合わせに
おける総変換精度を計算する。 (a1)サーバDによるテキスト→WAVE音声変換の
変換精度=変換データ量*0.5 (a2)サーバBによるWAVE音声→MADI音声変
換の変換精度=変換データ量*0.8 (a3)サーバCによるMIDI音声→AIFF音声変
換の変換精度=変換データ量*1 (a4)サーバAによるAIFF音声→PCM音声変換
の変換精度=変換データ量*1 総変換精度=a1*a2*a3*a4 =100*0.5*(100*.5)*0.8*((1
00*.5)*0.8)*1*(((100*.5)*
0.8)*1)*1=0.4 同様に、組み合わせ(b)における総データ量は次の式
により求められる。 (b1)サーバDによるテキスト→アナログ音声変換の
変換精度=変換データ量*0.7 (b2)サーバBによるアナログ音声→AU音声変換の
変換精度=変換データ量*0.3 (b3)サーバAによるAU音声→PCM音声変換の変
換精度=変換データ量*1 総変換精度=b1+b2+b3 =100*0.7*(100*0.7)*0.3*
((100*0.7)*0.3)*1=0.21 上記の計算の結果、組み合わせ(a)の総変換精度の方
が高いので、(a)の実行手順データをデータ変換機能
実行手段15に渡す。
【0047】以上のように、本実施形態によるメッセー
ジシステムでは、最も再生精度の高い組み合わせを持つ
ようにサーバを連携させデータ種類変換要求を行わせる
ことが可能である。
【0048】実施の形態3.次に本発明の第3の実施形
態について、図24乃至図26に基づいて説明する。本
実施形態におけるメッセージシステムは、送信クライア
ント3が受信クライアント1の再生可能なデータ種類を
事前に調査することより、メッセージの作成に使用する
データ種類を限定することで、受信クライアント1にお
いて必ずデータが再生可能となるようにしたものであ
る。そして、本機能の実現のために、受信クライアント
1の再生可能データ種類、および送信クライアント3と
受信クライアント1間でメッセージの中継を行うサーバ
の変換可能データ種類から再生可能データ種類を計算す
るようにしている。
【0049】送信クライアント3が受信クライアント1
に対して再生可能データ種類を要求するときの動作につ
いて、図24を用いて説明する。図24は、図4に示す
連携処理要求51を修正した、再生可能データ種類要求
である。図において97は再生可能データ種類要求、9
8は要求元のクライアントアドレスを格納する要求元ク
ライアントフィールド、99は受信クライアント1が再
生可能なデータ種類を格納するディスティネーションデ
ータ種類フィールド、100は受信クライアントが保持
するデータ種類変換機能の内容を格納するデータ種類変
換機能テーブルである。また、102はデータ変換機能
を保持するマシンアドレスフィールド、103はデータ
変換機能における入力データ種類を格納する入力データ
種類フィールド、104はデータ変換機能における出力
データ種類を格納する出力データ種類フィールド、10
561は予測出力データ量を入力データ量で割った予測
増分を格納する予測増分フィールドである。
【0050】図25は再生可能データ種類要求を受信ク
ライアント1に送信するときの送信クライアント3の動
作を示したフローチャートである。
【0051】次に、メッセージシステム全体の動作につ
いて、図25に基づいて説明する。送信クライアント3
の再生可能データ種類要求作成手段29において、要求
元クライアントフィールド98に送信クライアントアド
レスを格納した再生可能データ種類要求97を作成し、
受信クライアント1に送信する(ステップS121)。
受信クライアント1は再生可能データ種類要求97を受
信すると、受信クライアント利用可能データ種類テーブ
ル41の内容を、再生可能データ種類要求97のディス
ティネーションデータ種類フィールド99およびデータ
種類変換機能テーブル100に格納し、サーバA2に対
して送信する(ステップS122)。サーバA2はサー
バA利用可能データ種類テーブル42の内容を、再生可
能データ種類要求97のデータ変換機能テーブル100
に追加し、サーバB4に送信する。サーバC5、サーバ
D6でも同様の処理を行い(ステップS123)、最終
的に送信クライアント3まで送信する(ステップS12
4)。送信クライアント3は受信した再生可能データ種
類要求97に送信クライアント利用可能データ種類テー
ブル46の内容を追加し、サーバが連携処理を行うこと
により受信クライアントが再生可能となるデータ種類を
送信クライアントが計算し(ステップS126)、計算
された種類を用いたメッセージを作成する(ステップS
127)。
【0052】図26は、図25のステップS126にお
ける送信クライアント3の動作を示したフローチャート
である。
【0053】次に送信クライアント3の動作を、図26
に基づいて説明する。送信クライアント3は再生可能デ
ータ種類要求97を受信し(ステップS130)、送信
クライアント利用可能データ種類テーブル46に格納さ
れた送信クライアント3の再生可能データ種類および入
力データ種類および出力データ種類および予測増分を追
加し(ステップS131)、再生可能データ種類要求9
7のデータ変換機能内容テーブル100の入力データ種
類項目103および出力データ項目104を組み合わ
せ、送信クライアント3の再生可能データ種類からディ
スティネーションデータ種類99へ変換する組み合わせ
を計算する(ステップS132)。計算した結果、ディ
スティネーションデータ種類99へ変換する組み合わせ
が存在する送信クライアント3の再生可能データ種類の
みを作成手段22に渡し、そのデータ種類のみを使用し
たメッセージを作成するように依頼する(ステップS1
33)。
【0054】以上のように、本実施形態のメッセージシ
ステムによれば、送信クライアントが予め、サーバを連
携させて受信クライアントで再生可能なデータ種類を計
算してからメッセージデータ送信するようにしたので、
受信クライアントにおけるデータの再生を保証すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
クライアントは特定のサーバまたはクライアントを指定
せずにデータ変換要求を送信し、処理可能なサーバが見
つかるまでその要求をシステム中で連携して回送するよ
うにしたので、ユーザは処理要求を実行するサーバを意
識することなくデータ変換要求メッセージを送信するこ
とができる。
【0056】また、この発明によれば、各サーバが保持
しているデータ変換機能を連携要求処理に順次追加して
行き、その結果に基づいて変換の組み合わせを計算する
ようにしたので、各サーバが単体では処理不可能な場合
でも、システムを構成するサーバ全体として保持するデ
ータ変換機能を組み合わせた処理が可能である。
【0057】また、この発明によれば、送信クライアン
トがメッセージの作成に先立ち、サーバを連携させた場
合の再生可能なデータ処理手順を予め計算するようにし
たので、受信クライアントにおけるデータの再生を保証
することができる。
【0058】さらに、この発明によれば、サーバが連携
して要求を処理する手順が複数通り存在する場合におい
て、総合的な通信負荷を計算してデータ変換手順を決定
するようにしたので、通信負荷を軽減したメッセージシ
ステムを実現することができる。
【0059】加えて、この発明によれば、データ変換要
求を処理する手順が複数通り存在する場合において、総
合的な再生精度を計算してデータ変換手順を求めるよう
にしたので、再生精度の高いメッセージシステムを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すメッセージシステム
の構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における送信クライ
アントが作成するメッセージの構造図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態におけるサーバまた
はクライアントの利用可能なデータ種類を格納したテー
ブルの構造図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態における連携処理要
求の構造図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態における実行手順デ
ータの構造図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態における受信クライ
アントの全体の動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第1の実施形態における受信クライ
アントの送受信手段がデータ変換結果を受信したときの
動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の第1の実施形態における受信クライ
アントのメッセージデータ再生可能性判定手段の動作を
示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第1の実施形態における受信クライ
アントの連携処理要求作成手段の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】 本発明の第1の実施形態におけるサーバの
全体の動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の第1の実施形態におけるサーバの
連携処理要求追加手段の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】 本発明の第1の実施形態におけるサーバの
実行手順データ作成手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】 本発明の第1の実施形態におけるサーバの
通信負荷軽減手段の動作を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の第1の実施形態におけるサーバの
データ変換機能実行手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】 本発明の第1の実施形態における送信クラ
イアントの全体の動作を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の第1の実施形態における送信クラ
イアントの連携処理要求追加手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】 本発明の第1の実施形態における送信クラ
イアントの実行手順データ作成手段の動作を示すフロー
チャートである。
【図18】 本発明の第1の実施形態における送信クラ
イアントの通信負荷軽減手段の動作を示すフローチャー
トである。
【図19】 本発明の第1の実施形態における送信クラ
イアントのデータ変換機能実行手段の動作を示すフロー
チャートである。
【図20】 本発明の第2の実施形態における連携処理
要求の構造図である。
【図21】 本発明の第2の実施形態における実行手順
データの構造図である。
【図22】 本発明の第2の実施形態における利用可能
データ種類テーブルの構造図である。
【図23】 本発明の第2の実施形態におけるサーバの
再生精度維持手段の動作を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の第3の実施形態における再生可能
データ種類要求の構造図である。
【図25】 本発明の第3の実施形態における送信クラ
イアントの全体動作を示すフローチャートである。
【図26】 本発明の第3の実施形態における送信クラ
イアントが再生可能データ種類要求を受信したときの動
作を示すフローチャートである。
【図27】 従来のメッセージシステムを示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 受信クライアント、2 サーバA、3 送信クライ
アント、4 サーバB、5 サーバC、6 サーバD、
7 送受信手段、8 メッセージ分解手段、9メッセー
ジデータ再生可能性判定手段、10 再生手段、11
連携処理要求作成手段、12 変換機能内容追加手段、
13 再生可能データ要求追加手段、14 送受信手
段、15 データ変換機能実行手段、16 連携処理要
求追加手段、17 実行手順データ作成手段、18 通
信負荷軽減手段、19 再生精度維持手段、20 再生
可能データ要求追加手段、21 送受信手段、22 作
成手段、23 データ変換機能実行手段、24 連携処
理要求追加手段、25 実行手順データ作成手段、26
通信負荷軽減手段、27 再生精度維持手段、28
再生可能データ要求追加手段、29 再生可能データ要
求作成手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されメッセージの受
    信および再生を行う少なくとも一つ以上の受信クライア
    ントと、上記ネットワークに接続されメッセージの送受
    信およびデータ種類の変換処理を行う少なくとも一つ以
    上のサーバと、上記ネットワークに接続されメッセージ
    の作成、送信およびデータ種類の変換処理を行う少なく
    とも一つ以上の送信クライアントからなるメッセージシ
    ステムにおいて、 前記受信クライアントに、(1)受信したメッセージを
    データ種類別に分解するメッセージ分解手段と、(2)
    分解したメッセージの各メッセージデータが該受信クラ
    イアントにおいて再生可能であるか否かを判定するメッ
    セージデータ再生可能性判定手段と、(3)メッセージ
    データを再生する再生手段と、(4)再生不可能なメッ
    セージデータ中のデータ種類の変換要求を示す連携処理
    要求を作成する連携処理要求作成手段と、(5)前記送
    信クライアントからのメッセージの受信および連携処理
    要求を前記サーバに送信する送受信手段と、を備え、 前記サーバに、(1)連携処理要求で示された要求を満
    たすデータ種類変換処理を行うデータ変換機能実行手段
    と、(2)連携処理要求の受信およびデータ種類変換処
    理結果の受信クライアントおよび前記サーバへの連携処
    理要求の送信を行う送受信手段と、を備え、 前記送信クライアントに、(1)少なくとも一つ以上の
    データ種類のメッセージデータから構成されたメッセー
    ジを作成する作成手段と、(2)連携処理要求で示され
    た要求を満たすデータ種類変換処理を行うデータ変換機
    能実行手段と、(3)連携処理要求の受信および作成し
    たメッセージまたはデータ変換機能実行結果の受信クラ
    イアントへの送信および前記サーバへの連携処理要求の
    送信を行う送受信手段と、 を備えることによりデータ変換処理をサーバ同士が連携
    して行うようにしたことを特徴とするメッセージシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメッセージにおいて、 前記受信クライアントに、(1)作成した連携処理要求
    に該受信クライアントが保持する機能情報を追加する変
    換機能内容追加手段を備え、 前記サーバに、(1)受信した連携処理要求に対し、該
    サーバが保持する機能情報を追加する連携処理要求追加
    手段と、(2)連携処理要求に追加された各種機能を組
    み合わせ、要求されたデータ種類変換処理を行うための
    実行手順データを作成する実行手順データ作成手段と、
    を備え、(3)データ変換機能実行手段は、実行手順デ
    ータに基づきデータ変換機能を実行し、(4)送受信手
    段は、実行手順データに基づいてデータ種類変換機能を
    保持するサーバまたはクライアントに実行手順データを
    送信し、実行手順データの作成に失敗したときは、他サ
    ーバまたは送信クライアントに連携処理要求を送信する
    ようにし、 前記送信クライアントに、(1)受信した連携処理要求
    に、該送信クライアントが保持する機能情報を追加する
    連携処理要求追加手段と、(2)連携処理要求に追加さ
    れた各種機能を組み合わせ、要求されたデータ種類変換
    処理を行うための実行手順データを作成する実行手順デ
    ータ作成手段と、を備え、(3)データ変換機能実行手
    段は、実行手順データに基づきデータ変換機能を実行
    し、(4)送受信手段は実行手順データに基づき、実行
    手順データのデータ変換機能を保持するサーバまたはク
    ライアントへの送信および変換失敗通知の前記受信クラ
    イアントへの送信を行うようにすることで、前記サーバ
    およびクライアントの保持する各種変換機能の連携処理
    を可能としたことを特徴とするメッセージシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のメッセージシステムにお
    いて、 前記送信クライアントに、(1)前記受信クライアント
    が再生可能なデータ種類要求を作成する再生可能データ
    要求作成手段と、(2)受信した再生可能データ要求に
    該送信クライアントの保持する機能情報を追加する再生
    可能データ要求追加手段と、(3)再生可能データ要求
    の各種機能を組み合わせ該送信クライアントの利用可能
    データ種類から受信クライアントの再生可能データ種類
    への変換を行う実行手順データを作成する実行手順デー
    タ作成手段と、を備え(4)送受信手段は、前記受信ク
    ライアントに再生可能データ要求の送信および再生可能
    データ要求の受信を行い、(5)作成手段は、変換に成
    功したデータ種類のみを使用してメッセージを作成し、 前記サーバに、(1)受信した再生可能データ要求に該
    サーバが保持する機能情報を追加する再生可能データ要
    求追加手段、を備え(2)送受信手段は、再生可能デー
    タ要求の受信およびサーバに対して再生可能データ要求
    の送信を行うようにし、 前記受信クライアントに、(1)受信した再生可能デー
    タ要求に該受信クライアントが保持する機能情報を追加
    する再生可能データ要求追加手段、を備え(2)送受信
    手段は再生可能データ要求を受信するようにすること
    で、該受信クライアントで再生不可能なデータ種類を使
    用することなくメッセージを作成するようにしたことを
    特徴とするメッセージシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のメッセージシステムにお
    いて、 前記受信クライアントの変換機能内容追加手段は、該受
    信クライアントの保持するデータ変換機能における変換
    前および変換後のデータ量を示す予測増量を追加し、 前記サーバおよび送信クライアントに、(1)データ変
    換手順が複数存在する場合に全データ変換手順における
    通信データ量を計算し、通信負荷が軽いデータ変換手順
    を選択する通信負荷計算手段を備え、(2)連携処理要
    求追加手段に、該サーバの保持するデータ変換機能にお
    ける変換前および変換後のデータ量を示す予測増量を追
    加することで、通信負荷を軽減するようにしたことを特
    徴とするメッセージシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のメッセージシステムにお
    いて、 前記受信クライアントの変換機能内容追加手段は、該受
    信クライアントの保持するデータ変換機能のデータ変換
    機能精度を示す変換精度を追加し、 前記サーバおよび送信クライアントに、(1)データ変
    換手順が複数存在する場合に全データ変換手順における
    総合変換精度を計算し、総合変換精度が高いデータ変換
    手順を選択する再生精度計算手段を備え、(2)連携処
    理要求追加手段に、該サーバの保持するデータ変換機能
    におけるデータ変換機能の精度を示す変換精度を追加す
    ることで、変換精度の高いデータ変換を可能としたこと
    を特徴とするメッセージシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506882A (ja) * 2002-11-20 2006-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 情報キャリアの内容をユーザに提供するためのユーザインタフェースシステム
US7672296B2 (en) 2003-11-28 2010-03-02 Oki Electric Industry Co., Ltd. Real-time communications system of high communications quality and media terminal apparatus

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