JPH10143023A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10143023A
JPH10143023A JP8296516A JP29651696A JPH10143023A JP H10143023 A JPH10143023 A JP H10143023A JP 8296516 A JP8296516 A JP 8296516A JP 29651696 A JP29651696 A JP 29651696A JP H10143023 A JPH10143023 A JP H10143023A
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JP
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job
time
image
image forming
unit
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JP8296516A
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English (en)
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Shigeru Sawada
茂 沢田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者のタイムロスを少なくし、使い勝手の
よい画像形成装置を提供する。 【解決手段】 次の複写動作の予約のためのキーが押さ
れたとき(♯101でYES)、装置に記録されている
すべての作業を遂行するための合計時間Tsumが演算
され(♯102)、それが表示される(♯103)。ま
た、その時間が所定時間以上であれば(♯104でYE
S)、ユーザが確認を行なうまで、動作の予約の登録を
中止する(♯105〜♯107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に原稿画像の情報を蓄積する画像蓄積機能(メモ
リ)を有し、複数の原稿群(ジョブ)を一旦メモリに蓄
積した後に順次読出して処理し、出力できる画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像蓄積機能を有する画像形成装
置として、たとえばファクシミリ装置などのように数種
類の原稿画像の画像情報を画像蓄積メモリに蓄積して、
順次送信処理する装置が知られている。また、特開平1
−261966号公報に開示されているように、複数枚
の原稿からなるあるジョブの複写を行なっている最中に
でも別のジョブの原稿を読取ることを可能にした複写装
置が知られる。このような装置においては、上記別のジ
ョブの原稿を一旦先読みさせ入力するために、複写中の
ジョブのすべての原稿の複写動作の完了までオペレータ
は待たなくてよい。それによってオペレータの作業性が
向上していた。
【0003】さらに、特開平5−122472号公報で
開示されるように、あるジョブの原稿をすべて読み込ん
だ時、画像蓄積メモリに蓄積されたそのジョブの画像情
報の複写処理が終了する時間をオペレータに知らせるよ
うにした装置が知られる。このような装置においては、
オペレータはあるジョブの原稿すべての読取完了時にそ
のジョブの複写処理の終了時刻の目安を知ることができ
るため、複写機のそばから離れることができる。これに
より、作業効率が向上していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな画像を蓄積させることのできる装置において、多く
のジョブの複写が予約されているときには、新たになさ
れたジョブが実行されるまで長時間を要する。このよう
な場合においても、オペレータはそのジョブの原稿画像
の読取が終了するまでは、そのジョブの複写完了時刻を
知ることができない。
【0005】したがって、あるジョブが緊急に必要であ
るときに、そのジョブの原稿画像の読取が終了した後
に、オペレータが複写の終了時刻が非常に遅いことを知
るのでは非常に都合が悪い。しかも、そのジョブの原稿
を一旦は読取らねばならないため、その時間が無駄であ
る。特に原稿の量が多いときには著しいタイムロスとな
る。
【0006】そこでこの発明は、操作者のタイムロスを
少なくし、使い勝手のよい画像形成装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面に従
うと、画像形成装置は、ジョブの画像を形成するための
画像形成手段と、新規ジョブを登録するためのジョブ登
録手段と、ジョブ登録手段により新規ジョブが登録され
る前に、新規ジョブに対する画像形成処理が開始される
時間を警告する警告手段とを備える。
【0008】さらに好ましくは、警告手段は、新規ジョ
ブに対する画像形成処理が開始される時間を表示する表
示手段であることを特徴とする。
【0009】さらに好ましくは、画像形成装置は、新規
ジョブの登録を指示するジョブ登録指示手段をさらに備
え、ジョブ登録指示手段の指示時に、新規ジョブに対す
る画像形成処理が開始される時間を警告することを特徴
とする。
【0010】さらに好ましくは、画像形成装置は、新規
ジョブに対する画像形成処理が開始される時間が所定の
時間より遅くなるか否かを判断する判断手段と、判断手
段により、新規ジョブに対する画像形成処理が開始され
る時間が所定の時間より遅くなると判断されたときは、
新規ジョブの登録の再確認を行なう手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0011】このような発明に従うと、新規ジョブが登
録される前に、新規ジョブに対する画像形成処理が開始
される時間が警告されるため、操作者は不必要な登録を
することがなくなり、これにより操作者のタイムロスが
少なくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の1つ
における複写機1の全体構成を示す断面正面図である。
【0013】複写機1は、イメージリーダIRと、ペー
ジプリンタPRTとから構成されるデジタル複写機であ
る。
【0014】イメージリーダIRの本体は、原稿台ガラ
ス18上に載置された原稿を画素に分解して読取る走査
系10、走査系10が出力する光電変換信号の量子化と
種々の画像形成モードに応じた信号処理とを行なう画像
信号処理部20、および原稿に対応した画像データを記
憶するメモリユニット部30から構成されている。そし
て、この本体の上部に原稿カバーを兼ねた自動両面原稿
送り装置(ADFR)500がその後端部を支点に開閉
可能に組付けられている。
【0015】走査系10は、ライン走査方向の画像読取
機構であって、原稿照射用ランプ11とミラー12とを
有したスキャナ19、固定ミラー13a,13b、集光
レンズ14、CCDアレイからなるイメージセンサ1
6、およびスキャナ19を駆動するスキャンモータM2
から構成されている。画像信号処理部20およびメモリ
ユニット部30については後述する。
【0016】ADFR500は、原稿スタッカ510上
にセットされた原稿を、給紙ローラ501、捌きローラ
502、捌きパッド503、中間ローラ504、レジス
トローラ505、および搬送ベルト506によって原稿
台ガラス18上に搬送し、読取後の原稿を排紙ローラ5
09によって原稿排出トレイ511上に排出する。AD
FR502には、原稿スケール512、原稿の有無を検
出する原稿センサSE50、原稿の送り方向のサイズを
検出するセンサSE51、および原稿の排出センサSE
52が設けられている。
【0017】たとえば、複数枚の原稿のコピーに際し
て、オペレータは、原稿をその表面を上側に向けて原稿
スタッカ510にセットする。原稿スタッカ510上の
各原稿は、最下部の原稿から1枚ずつ引出され、表面を
下側に向けて原稿台ガラス18上の読取位置に正確にセ
ットされる。そして、片面原稿モードの場合には、読取
終了後、原稿は図の左方向に搬送され、上面が表面とな
るように排出される。また、両面原稿モードの場合に
は、表面の読取終了後に左方向に搬送された原稿は、反
転ローラ507によって表裏が反転されて原稿台ガラス
18上の読取位置に戻され、裏面の読取終了後に再び左
方向に送られて排出される。
【0018】ページプリンタPRTは、露光制御信号を
出力する印字処理部40、半導体レーザ62を光源とす
るプリントヘッド60、感光体ドラム71とその周辺装
置とからなる現像・転写系70A、定着ローラ対84
と、排出ローラ85などとを有した定着・排紙系70
B、および再給紙ユニット600を含む循環系の用紙搬
送系70Cなどから構成され、イメージリーダIRから
転送された画像データに基づいて電子写真プロセスによ
って複写画像をプリントする。ページプリンタPRTの
下部には、数百枚程度の用紙を収納できる2つのカセッ
ト80a,80b、用紙サイズセンサSE11,SE1
2、および給紙ローラ群が設けられている半導体レーザ
62から射出されたレーザビームは、ポリゴンミラー6
5で主走査方向に偏向され、主レンズ69および各種の
ミラー67a,68,67cを経て感光体ドラム71の
露光位置に導かれる。感光体ドラム71の表面は帯電チ
ャージャ72によって一様に帯電する。露光により形成
された潜像は、現像機73を経てトナー像になり、その
トナー像は転写位置で転写チャージャ74により用紙上
に転写される。そして、用紙は分離チャージャ75によ
り感光体ドラム上から分離され、搬送ベルト83によっ
て定着ローラ対84へ送られ、フェースアップ排出され
る。
【0019】再給紙ユニット600は、両面コピーを自
動化するための付加装置としてページプリンタPRTの
側面に組付けられており、排出ローラ85によりページ
プリンタ本体から排出された用紙を一旦収納し、スイッ
チバック搬送を行なってページプリンタ本体に送り返す
機能を有している。
【0020】片面コピーモードにおいて、用紙は再給紙
ユニット600を素通りして排紙トレイ621上に排出
される。これに対して、両面コピーモードにおいては、
図示しないソレノイドによって切換爪601の左端部が
上方へ移動し、排出ローラ85から排出された用紙は、
搬送ローラ602を通って正反転ローラ603に達す
る。用紙後端が用紙センサSE61を抜けると正反転ロ
ーラ603が反転する。これによって、用紙はページプ
リンタ本体に戻される。
【0021】戻された用紙は、水平搬送ローラ86a,
86b,86cを順に通ってタイミングローラ82へ送
られて待機する。ここで、複数枚の用紙が連続給紙され
た場合は、各用紙が互いに重ならないように所定の用紙
間隔を設けて次々に搬送されて再給紙ユニット600に
送り込まれる。用紙の搬送経路長は一定であるので、再
給紙ユニット600および水平搬送ローラ86a〜86
cによる1循環の用紙枚数(最多循環枚数)Nは、用紙
サイズに依存することになる。
【0022】図2は操作パネルOPの平面図、図3は操
作パネルOPに表示される操作画面の一例を示す図であ
る。
【0023】操作パネルOPには、状態表示および各種
のモード設定のための液晶タッチパネル91、コピーの
数値条件(枚数や倍率など)を入力するためのテンキー
92、数値条件を標準値に戻すためのクリアキー93、
コピーモードを初期化するためのパネルリセットキー9
4、コピー中止を指示するためのストップキー95、コ
ピー開始を指示するためのスタートキー96、片面原稿
であるか両面原稿であるかを指示するための原稿指定キ
ー100、両面コピーと片面コピーとを切換えるための
コピーモードキー101、電子ソートの要否を指定する
ための仕上モードキー102、および画像出力中に次の
ユーザの原稿の読取を開始させるためのジョブ予約キー
103などが配置されている。
【0024】前のジョブの原稿の読込は終了しており液
晶タッチパネル91上にプリント中の表示(図2の表
示)がなされているときに、オペレータがジョブ予約モ
ードキー103を押下(オン)すると、入力モードが予
約モードになり図3(A)のような画面が表示される。
すなわち前のジョブがプリント出力中でも、新規に予約
するジョブの複写動作のモード設定および原稿読込の開
始が指定できる。さらに、現在出力待ちのジョブが登録
されている場合には、それらの出力処理に必要な時間か
ら、新規に予約するジョブ(以下新規予約ジョブと記
す)のプリント出力が開始される予定の時間が計算さ
れ、図3(A)に示されるように、「プリント開始は1
0分後です」などと表示される。
【0025】ここで、計算された新規予約ジョブの出力
開始予定時間が所定時間より長い場合(たとえば60
分)は、図3(B)に示されるように、そのジョブを本
当に予約するかをオペレータに対し確認する表示が行な
われる。出力開始予定時間の演算処理については後で詳
しく説明する。
【0026】図4および図5は複写機1の制御部100
の構成を示すブロック図である。図4と図5とは、シリ
アルI/Oの部分において連結される。
【0027】制御部100は、8個のCPU101〜1
08を中心に構成され、これら各CPU101〜108
には、それぞれのプログラムを格納したROM111〜
118、およびプログラム実行のワークエリアとなるR
AM121〜128が設けられている。なお、CPU1
06はメモリユニット部30内に設けられている。
【0028】CPU101は、操作パネルOPの各種操
作キーからの信号入力の処理や表示の制御を行なう。C
PU102は、画像信号処理部20の各部の制御を行な
い、CPU103は走査系10の駆動制御を行なう。C
PU104は、印字処理部40を含むページプリンタP
RT全体の制御を行なう。
【0029】CPU105は、制御部100の全体的な
タイミング調整、および動作モードの設定のための処理
を担う。そのため、CPU105は、他のCPUとのシ
リアル通信を行なって、制御に必要なコマンドやレポー
トなどの送受を行なう。
【0030】CPU106は、画像情報の記憶および読
出の制御を行なう。CPU107は、ADFR500に
よる原稿搬送の制御を行なう。そして、CPU108
は、再給紙ユニット600の制御を行なう。
【0031】図6は、画像信号処理部20の具体的な構
成を示すブロック図である。画像信号処理部20は、A
/D変換部21、画像処理部22、画像モニタ用メモリ
23、およびこれら各部の動作の同期信号を出力するタ
イミング制御部24から構成されている。
【0032】A/D変換部21は、イメージセンサ(C
CD)16の光電変換信号を量子化して8ビット(25
6階調)の画像データに変換する。画像処理部22は、
シェーディング補正、MTF補正、ガンマ補正、および
変倍処理などの画像処理を行ない、処理後の画像データ
D2を読取情報として出力する。画像モニタ用メモリ2
3は、シェーディング補正のためのサンプルデータの記
憶などに用いられる。
【0033】図7はメモリユニット部30の構成を示す
ブロック図である。メモリユニット部30は、バス切換
部301、2値化処理部302、マルチポートの画像メ
モリ304、圧縮器311と伸長器312とを有した符
号処理部305、マルチポートの符号メモリ306、回
転処理部308、多値化処理部309、およびこれらを
制御する上述のCPU106を有し、メモリの小容量化
のために画像情報を圧縮して記憶するように構成されて
いる。なお、画像メモリ304は、400dpiの解像
度で読取った2頁分の画像データの記憶が可能な容量を
有する。
【0034】原稿走査(スキャン)によって読取った画
像を一旦記憶するメモリモードのコピーにおいて、メモ
リユニット部30の2値化処理部302には、画像信号
処理部20からバス切換部301を介して8ビットの画
像データD2が入力される。2値化処理部302は、た
とえばディザ法などによって、2つの画像データD2を
復元可能な範囲で2値の画像データに変換する処理を行
なう。2値化後の画像データは、画像メモリ304に一
旦書込まれる。
【0035】符号処理部305は、画像メモリ304に
書込まれた画像データを読出しかつ圧縮して符号データ
(圧縮データ)を生成し、それを符号メモリ306に書
込む。また、符号処理部305は、プリントの対象とな
る符号データを符号メモリ306から読出して伸長し、
得られた画像データを画像メモリ304に書込む。な
お、圧縮器311および伸長器312は、コピー速度の
向上のために互いに独立してかつ並行に動作可能に構成
されており、これらと符号メモリ306との間では、デ
ータがそれぞれ図示しないDMA(ダイレクトメモリア
クセス)コントローラによりDMA転送されるようにな
っている。
【0036】伸長により1頁分の画像データが再生され
ると、そのデータが画像メモリ304から読出され、必
要に応じて回転処理が施された後、多値化処理部309
で多値の画像データに復元される。そして、その多値の
画像データが露光制御データD3として印字処理部40
へ転送される。
【0037】このような原稿画像の一時的な記憶に際し
て、符号メモリ306はRAM126内に設けられた管
理テーブルMT1によって管理される。
【0038】図8は、管理テーブルMT1と符号メモリ
306との関係を示す図である。符号メモリ306は、
図8(B)に示されるように32Kバイト単位のメモリ
領域に区分されている。書込(読取時)と読出(プリン
ト時)との同時制御を可能とすることを考慮して、それ
ぞれの領域にはページごとの圧縮符号データが格納され
る。
【0039】管理テーブルMT1には、符号メモリ30
6の領域を示す番号、書込順(原稿のスキャン順)に付
与される画像データのページ番号(原稿画像の番号)P
N、連結されている領域の番号、および圧縮方式やデー
タ長などの圧縮伸長処理に必要な各種の付加情報が格納
されており、これらの情報に基づいて符号メモリ306
を動的に管理するようになっている。
【0040】図8(A)における「前連結」は、各ペー
ジ内における32Kバイトごとの領域の前方向へのつな
がりを示す情報であり、この情報が「00」である場合
には、1ページ分のデータの最初の格納領域であること
を示し、この情報が「00」以外の場合にはその前につ
ながる領域の番号を示す。「後連結」もそれと同様に
「FF」である場合には、最後の領域であることを示
し、「FF」以外の場合には後につながる領域の番号を
示す。
【0041】図8(A)の管理テーブルMT1に対応し
て、符号メモリ306には図8(B)のようにデータが
格納される。
【0042】CPU106は、符号メモリ306から画
像データを読出して圧縮する際に、管理テーブルMT1
の情報を作成しながら、圧縮器311を制御して画像デ
ータを符号メモリ306に格納していく。また、画像デ
ータを出力する際には、それと逆の動作により符号メモ
リ306から符号データを読出していく。管理テーブル
MT1内の情報は、該当ページの情報が正常に読出さ
れ、オペレータの指定した枚数(部数)Mのコピーが完
了したときに消去される。
【0043】ジョブの終了時間を演算する処理は、複写
機本体の処理を行なうCPU105が行なう。ROM1
15には処理時間の演算に使用する演算テーブルが予め
記憶されている。そして、CPU105は、操作パネル
OPからの操作指示情報が得られ、さらに操作パネルO
Pからジョブ予約が得られると、すなわち操作パネル上
のジョブ予約キー103が押されると、その時点で操作
指示情報とROM115に記録されている演算テーブル
とを用いて現在登録されているジョブがすべて処理され
るまでの時間の演算を開始する。
【0044】図9は、演算テーブルの一例を示す図であ
る。図9(A)に示すテーブルMT2は、処理時間の演
算に使用するためにROM115に記憶されている演算
テーブルの一例を示したものである。テーブルMT2
は、各ペーパーサイズごとの1枚当りのコピー時間t1
〜t4を記憶している。コピーすべき枚数(部数)M
と、コピーのペーパーサイズ情報と、テーブルMT2を
参照して得られる1枚当りのコピー時間tとに基づい
て、登録されている各ジョブごとに、 T=t×M の演算が行なわれる。そして、各ジョブごとに処理時間
Tが図9(B)のテーブルMT3に示されるような形
で、RAM125内に記憶される。
【0045】上記のようにして記憶されたテーブルMT
3を使って、新規予約ジョブのプリント開始時間が算出
される。この処理を図10に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0046】ジョブ予約キーがONされると(♯10
1)、♯102において、そのときにメモリ304に蓄
えられているジョブについてテーブルMT3に記憶され
ている処理時間の各々の合計が演算される。そのとき、
合計時間TsumがパネルOP上に表示される(♯10
3)。さらに、時間Tsumが所定時間以上(たとえば
60分以上)のときは(♯104でYES)、♯105
において、オペレータに対し本当にその予約を行なうか
どうかの確認の表示が行なわれる。♯106で、オペレ
ータがジョブの予約を行なうためのキーを押した時点
で、そのジョブの登録処理が行なわれる(♯107)。
【0047】具体的には、♯102で演算された結果は
パネルOPの表示部にたとえば図3(A)のように、
「プリント開始は10分後です」のようなメッセージで
表示される。また、プリント開始時刻を表示するときに
は、ジョブ予約キーが押された時刻に♯102の演算に
よって求められた処理時間Tsumを加算した結果を、
パネルOPの表示部に、たとえば、「プリント開始時刻
**時**分」のようなメッセージで表示してもよい。
【0048】さらには、演算がされた結果、プリント開
始時間が所定時間以上(たとえば60分以上)のとき
(♯104でYES)は、パネルOPの表示部に、たと
えば図3(B)のように、「プリント開始は60分後で
す」「時間がかかりますが予約しますか?」のように、
オペレータに対して、再度予約を行なうかどうかの確認
を促すメッセージが表示される。
【0049】以上述べたように、本実施の形態では、新
しくジョブを予約登録しようとする際に、すぐにオペレ
ータはそのジョブの出力が開始される時間を知ることが
できる。そのため、長い時間待たなければジョブの出力
が開始されないような場合には、オペレータはそのまま
予約を行なうか、または別の複写機のところへ行ってコ
ピー作業を行なうかの判断を素早くすることができる。
これによりオペレータの作業性は改善する。
【0050】なお、上述した実施例では、演算されたプ
リント開始時間の結果をパネルOPの操作表示部に表示
することによって、オペレータに通知することとした
が、オペレータがファクシミリ装置やボイスメール装
置、または電子メールなどによってプリント開始時間を
知るようにすることもできる。
【0051】また、上記実施の形態では、デジタル複写
機のプリント開始時間の演算方法を中心に説明している
が、ファクシミリ装置やプリンタ装置においても、演算
テーブルMT2の内容を変えることにより、同様に本発
明を実施することができる。さらに、ファクシミリ装置
やプリンタ装置と複写装置とを併有する複合機器におい
ても、演算テーブルMT2の内容を追加、変更すること
により同様に本発明を適用することができる。
【0052】また、上記実施の形態においては、ジョブ
予約キーが押下されたときにプリント開始時間を表示す
ることとしたが、装置のパネルに常に次のジョブの開始
時間を表示させるようにしてもよい。その場合には、図
11のフローチャートを参照して、周期的に次回に登録
されるジョブのプリント開始時刻Tsumを演算し(♯
201)、それを表示(♯202)すればよい。
【0053】さらに、上記実施の形態においては、ジョ
ブ予約キーがオンされたときに、そのジョブのプリント
開始時刻を表示するようにしたが、たとえば(1)次の
ジョブの原稿をADFRにセットしたとき、(2)パネ
ルの操作があったとき、(3)センサにより人間が複写
機の前に来たことを検出したとき、などのタイミングで
プリント開始時間を表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける複写機の正
面断面図である。
【図2】操作パネルOPの平面図である。
【図3】操作パネルに表示されるジョブ予約設定画面を
示した図である。
【図4】複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4に続くブロック図である。
【図6】画像信号処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】メモリユニット部の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】メモリ管理テーブルと符号メモリとの関係を示
す図である。
【図9】各ペーパーサイズごとの処理時間テーブルと、
未処理の各ジョブの出力に要する時間を記憶したテーブ
ルとを示す図である。
【図10】ジョブ予約時のプリント開始時間表示処理の
流れを示すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートの変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 101〜108 CPU 304 画像メモリ 306 符号メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブの画像を形成するための画像形成
    手段と、 新規ジョブを登録するためのジョブ登録手段と、 前記ジョブ登録手段により新規ジョブが登録される前
    に、新規ジョブに対する画像形成処理が開始される時間
    を警告する警告手段と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記警告手段は、新規ジョブに対する画
    像形成処理が開始される時間を表示する表示手段である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 新規ジョブの登録を指示するジョブ登録
    指示手段をさらに備え、前記ジョブ登録指示手段の指示
    時に、新規ジョブに対する画像形成処理が開始される時
    間を警告することを特徴とする、請求項1に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 新規ジョブに対する画像形成処理が開始
    される時間が所定の時間より遅くなるか否かを判断する
    判断手段と、 前記判断手段により、新規ジョブに対する画像形成処理
    が開始される時間が所定の時間より遅くなると判断され
    たときは、新規ジョブの登録の再確認を行なう手段とを
    さらに備えたことを特徴とする、請求項1に記載の画像
    形成装置。
JP8296516A 1996-11-08 1996-11-08 画像形成装置 Withdrawn JPH10143023A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178166A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Brother Ind Ltd 画像処理装置

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JP2010178166A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Brother Ind Ltd 画像処理装置

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