JPH1014281A - 電動機の制御装置 - Google Patents
電動機の制御装置Info
- Publication number
- JPH1014281A JPH1014281A JP8165507A JP16550796A JPH1014281A JP H1014281 A JPH1014281 A JP H1014281A JP 8165507 A JP8165507 A JP 8165507A JP 16550796 A JP16550796 A JP 16550796A JP H1014281 A JPH1014281 A JP H1014281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- motor
- control device
- gain
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力変換部の出力電流が断続状態となっても制
御応答が変化しないようにする。 【解決手段】電力変換部１の出力電流が断続状態になる
と、断続検出部９が出力電流検出値Ｉから電力変換部１
の出力電流のゼロ電流期間を検出すると共に、該ゼロ電
流期間に基づいてゲイン補正信号Ｃを出力する。電流制
御部８はゲイン補正信号Ｃに基づいて電流制御系のルー
プゲインをほぼ一定に保つようにゲインを変化させる。
これにより、電力変換部１の出力電流が断続状態となっ
ても制御応答が変化しないようにすることができる。
御応答が変化しないようにする。 【解決手段】電力変換部１の出力電流が断続状態になる
と、断続検出部９が出力電流検出値Ｉから電力変換部１
の出力電流のゼロ電流期間を検出すると共に、該ゼロ電
流期間に基づいてゲイン補正信号Ｃを出力する。電流制
御部８はゲイン補正信号Ｃに基づいて電流制御系のルー
プゲインをほぼ一定に保つようにゲインを変化させる。
これにより、電力変換部１の出力電流が断続状態となっ
ても制御応答が変化しないようにすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイリスタレオナ
ード装置に係り、特に電流断続補償機能を備えた電動機
の制御装置に関する。
ード装置に係り、特に電流断続補償機能を備えた電動機
の制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】サイリスタレオナード装置の一般的な構
成を図４に示す。図４は電流マイナー制御を有する速度
制御装置の例を示したもので、サイリスタ変換器１は位
相制御器７からの点弧パルス指令により交流電源から供
給される交流電圧Ｖa を所望の直流電圧ＶM に変換して
出力し、電動機２に所望の電流を供給して駆動する。電
動機２の駆動速度ωは速度検出器３で検出され、速度制
御部４は速度基準ω* と検出速度ωとを比較して電流基
準Ｉ* を出力し、電流制御部５は電流基準Ｉ* と電流検
出器６を介して検出される電動機電流Ｉとを比較し位相
基準Ｐ* を出力する。位相制御器７は位相基準Ｐ* に基
づいて点弧パルスを出力する。
成を図４に示す。図４は電流マイナー制御を有する速度
制御装置の例を示したもので、サイリスタ変換器１は位
相制御器７からの点弧パルス指令により交流電源から供
給される交流電圧Ｖa を所望の直流電圧ＶM に変換して
出力し、電動機２に所望の電流を供給して駆動する。電
動機２の駆動速度ωは速度検出器３で検出され、速度制
御部４は速度基準ω* と検出速度ωとを比較して電流基
準Ｉ* を出力し、電流制御部５は電流基準Ｉ* と電流検
出器６を介して検出される電動機電流Ｉとを比較し位相
基準Ｐ* を出力する。位相制御器７は位相基準Ｐ* に基
づいて点弧パルスを出力する。
【０００３】上記構成において、速度基準ω* と検出速
度ωとの間に偏差が生じると、その偏差を減少させるよ
うに電流基準Ｉ* が出力され、電流基準Ｉ* と電動機電
流Ｉとの間に偏差が生じると、その偏差を減少させるよ
うに位相基準Ｐ* が出力される。位相制御器７は位相基
準Ｐ* に基づいて所望の制御角αのタイミングで点弧パ
ルスを出力し、サイリスタ変換器１は点弧パルスにより
位相基準Ｐ* にほぼ比例した直流電圧ＶM を出力し、電
動機２は速度基準ω* に対応した速度に制御される。
度ωとの間に偏差が生じると、その偏差を減少させるよ
うに電流基準Ｉ* が出力され、電流基準Ｉ* と電動機電
流Ｉとの間に偏差が生じると、その偏差を減少させるよ
うに位相基準Ｐ* が出力される。位相制御器７は位相基
準Ｐ* に基づいて所望の制御角αのタイミングで点弧パ
ルスを出力し、サイリスタ変換器１は点弧パルスにより
位相基準Ｐ* にほぼ比例した直流電圧ＶM を出力し、電
動機２は速度基準ω* に対応した速度に制御される。
【０００４】
【解決しようとする課題】上述した従来の装置では、電
動機２の主回路のインダクタンスが小さく、サイリスタ
変換器１の出力電圧ＶM が低レベルのときや、電動機２
の負荷が軽いときに、サイリスタ変換器１の出力電流が
断続状態になると、位相基準Ｐ* と直流電圧ＶM との比
例関係が変化し、電流制御系のループゲインが変化して
予定された制御応答が得られないという問題が生じる。
動機２の主回路のインダクタンスが小さく、サイリスタ
変換器１の出力電圧ＶM が低レベルのときや、電動機２
の負荷が軽いときに、サイリスタ変換器１の出力電流が
断続状態になると、位相基準Ｐ* と直流電圧ＶM との比
例関係が変化し、電流制御系のループゲインが変化して
予定された制御応答が得られないという問題が生じる。
【０００５】図５は位相基準Ｐ* と出力電圧ＶM との関
係を示した特性図で、位相基準Ｐ*が０のとき制御角α
が９０°で位相基準Ｐ* が負（右）方向に増大すると制
御角αが進み方向に変化する。特性Ａはサイリスタ変換
器１の出力電流が連続状態の場合を示し、この場合、制
御角αの０〜１８０°の範囲で出力電圧ＶM は下式の関
係を有することが周知であり、出力電圧ＶM は位相基準
Ｐ* にほぼ比例するように考慮される。
係を示した特性図で、位相基準Ｐ*が０のとき制御角α
が９０°で位相基準Ｐ* が負（右）方向に増大すると制
御角αが進み方向に変化する。特性Ａはサイリスタ変換
器１の出力電流が連続状態の場合を示し、この場合、制
御角αの０〜１８０°の範囲で出力電圧ＶM は下式の関
係を有することが周知であり、出力電圧ＶM は位相基準
Ｐ* にほぼ比例するように考慮される。
【０００６】
【数１】ＶM ＝Ｋ0 Ｖa cos α （但しＫ0 は整流回路
の構成で定まる定数） 特性Ｂは制御角αが９０°より進み側の所定の制御角か
らサイリスタ変換器１の出力電流が断続状態となった場
合の例を示したもので、この場合、所定の制御角から遅
れ（左）方向に変化するに伴って位相基準Ｐ* の変化量
に対する出力電圧ＶM の変化量が次第に小さくなる。従
って、位相基準Ｐ* から出力電圧ＶM に至る電圧増幅の
比例ゲインが低下し、電流制御系のループゲインが低下
して予定された制御応答が得られなくなるという問題が
生じる。
の構成で定まる定数） 特性Ｂは制御角αが９０°より進み側の所定の制御角か
らサイリスタ変換器１の出力電流が断続状態となった場
合の例を示したもので、この場合、所定の制御角から遅
れ（左）方向に変化するに伴って位相基準Ｐ* の変化量
に対する出力電圧ＶM の変化量が次第に小さくなる。従
って、位相基準Ｐ* から出力電圧ＶM に至る電圧増幅の
比例ゲインが低下し、電流制御系のループゲインが低下
して予定された制御応答が得られなくなるという問題が
生じる。
【０００７】本発明は、上記問題を解消しようとしてな
されたもので、その目的とするところは、電流の断続期
間に応じて電流制御部のゲインを変化させ、断続状態と
なっても制御応答が大きく変化しないようにした電動機
の制御装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、電流の断続期
間に応じて電流制御部のゲインを変化させ、断続状態と
なっても制御応答が大きく変化しないようにした電動機
の制御装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電動機の制御装置は、点弧パルスによって
制御され、交流電圧を所望の直流電圧に変換し、該直流
電圧を電動機に供給する電力変換部と、電流基準と前記
電力変換部の出力電流検出値とを比較して位相基準を出
力する電流制御部と、該位相基準に基づいて前記点弧パ
ルスを出力する位相制御部と、前記出力電流検出値から
前記電力変換部の出力電流のゼロ電流期間を検出すると
共に、該ゼロ電流期間に基づいてゲイン補正信号を出力
する断続検出部を備え、このゲイン補正信号に基づいて
前記電流制御部のゲインを変化させ、電力変換部の出力
電流が断続状態となっても電流制御系のループゲインを
ほぼ一定に保つようにする。（請求項１） 更に、前記電力変換部の制御素子としてサイリスタ素子
を用いる。（請求項２） 更に、前記断続検出部は、前記出力電流検出値が所定値
以下のときゼロ電流信号を出力するゼロ電流検出部と、
該ゼロ電流信号が出力されている期間中、一定周期のク
ロックパルスをカウントしてゼロ電流期間を検出するカ
ウンタと、該ゼロ電流期間に基づいてゲイン補正信号を
出力する関数発生部とを備えて構成する。（請求項３） 更に、前記電流制御部は、電流基準と前記電力変換部の
出力電流検出値との偏差に前記ゲイン補正信号を乗じる
乗算器と、この乗算結果に基づいて位相基準を出力する
比例積分増幅部とを備えて構成する。（請求項４） 更に、速度基準と前記電動機の速度検出値とを比較して
前記電流基準を出力する速度制御部を備え、電動機の速
度を速度基準に対応した値に制御する。（請求項５）
に、本発明の電動機の制御装置は、点弧パルスによって
制御され、交流電圧を所望の直流電圧に変換し、該直流
電圧を電動機に供給する電力変換部と、電流基準と前記
電力変換部の出力電流検出値とを比較して位相基準を出
力する電流制御部と、該位相基準に基づいて前記点弧パ
ルスを出力する位相制御部と、前記出力電流検出値から
前記電力変換部の出力電流のゼロ電流期間を検出すると
共に、該ゼロ電流期間に基づいてゲイン補正信号を出力
する断続検出部を備え、このゲイン補正信号に基づいて
前記電流制御部のゲインを変化させ、電力変換部の出力
電流が断続状態となっても電流制御系のループゲインを
ほぼ一定に保つようにする。（請求項１） 更に、前記電力変換部の制御素子としてサイリスタ素子
を用いる。（請求項２） 更に、前記断続検出部は、前記出力電流検出値が所定値
以下のときゼロ電流信号を出力するゼロ電流検出部と、
該ゼロ電流信号が出力されている期間中、一定周期のク
ロックパルスをカウントしてゼロ電流期間を検出するカ
ウンタと、該ゼロ電流期間に基づいてゲイン補正信号を
出力する関数発生部とを備えて構成する。（請求項３） 更に、前記電流制御部は、電流基準と前記電力変換部の
出力電流検出値との偏差に前記ゲイン補正信号を乗じる
乗算器と、この乗算結果に基づいて位相基準を出力する
比例積分増幅部とを備えて構成する。（請求項４） 更に、速度基準と前記電動機の速度検出値とを比較して
前記電流基準を出力する速度制御部を備え、電動機の速
度を速度基準に対応した値に制御する。（請求項５）
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明による電動機の制御装置の
実施例を図１に示す。図１において、８は電流制御部
で、ゲイン補正信号Ｃに基づいてゲインＧ3 を変化させ
る機能を備え、電流基準Ｉ* と検出電流Ｉとを比較し位
相基準Ｐ* を出力する。９は断続検出部で、検出電流Ｉ
を監視し、サイリスタ変換器１の出力電流が断続状態に
なったとき、電流の断続期間を検出すると共に、該断続
期間に応じてゲイン補正信号Ｃを出力する。その他は従
来（図４）と同じもので構成される。
実施例を図１に示す。図１において、８は電流制御部
で、ゲイン補正信号Ｃに基づいてゲインＧ3 を変化させ
る機能を備え、電流基準Ｉ* と検出電流Ｉとを比較し位
相基準Ｐ* を出力する。９は断続検出部で、検出電流Ｉ
を監視し、サイリスタ変換器１の出力電流が断続状態に
なったとき、電流の断続期間を検出すると共に、該断続
期間に応じてゲイン補正信号Ｃを出力する。その他は従
来（図４）と同じもので構成される。
【００１０】上記構成において、サイリスタ変換器１の
出力電流が連続状態で流れる場合、断続検出部９は電流
制御部８が従来と同様のゲインで一定に保つようにゲイ
ン補正信号Ｃを出力し、電流制御部８は電流基準Ｉ* と
検出電流Ｉとの偏差ΔＩに基づいて従来と同様のゲイン
で増幅し、電流制御系は従来と同様の制御応答特性で動
作する。しかし、電動機２の主回路のインダクタンスが
小さく、サイリスタ変換器１の出力電圧ＶM が低レベル
のときや、電動機２の負荷が軽いときに、サイリスタ変
換器１の出力電流が断続状態になり、図２(a) に示すよ
うに、検出電流Ｉの値がゼロとなる期間すなわち断続期
間ｔz が生じると、断続検出部９は該断続期間ｔz を検
出すると共に、図２(b) に示すように該断続期間ｔz が
増大するに従って電流制御部８のゲインを増大させる所
定関数でなるゲイン補正信号Ｃを出力する。この所定関
数は該断続期間ｔz によって生じる電力変換部のゲイン
（位相基準Ｐ* の変化量に対する出力電圧ＶM の変化
量）の変化を抑制するように予め調整して設定される。
従って、サイリスタ変換器１の出力電流が断続状態にな
っても電流制御系のゲインをほぼ一定に保つことがで
き、制御応答が変化しないようにすることができる。例
えば、サイリスタ変換器１が３相全波整流回路で構成さ
れ、電源周波数が５０Ｈz で使用される場合、断続期間
ｔz が３．３ｍＳで電流制御部８のゲインが最大とな
り、断続電流がほぼゼロになるまでの期間中、電流制御
系のゲインを一定に保つような関数のゲイン補正信号Ｃ
が設定される。なお、断続状態になったとき位相基準Ｐ
* の動作点にオフセットが生じるが、電流制御部８の積
分動作によりオフセットを相殺するように自動的にバイ
アス成分が与えられる。
出力電流が連続状態で流れる場合、断続検出部９は電流
制御部８が従来と同様のゲインで一定に保つようにゲイ
ン補正信号Ｃを出力し、電流制御部８は電流基準Ｉ* と
検出電流Ｉとの偏差ΔＩに基づいて従来と同様のゲイン
で増幅し、電流制御系は従来と同様の制御応答特性で動
作する。しかし、電動機２の主回路のインダクタンスが
小さく、サイリスタ変換器１の出力電圧ＶM が低レベル
のときや、電動機２の負荷が軽いときに、サイリスタ変
換器１の出力電流が断続状態になり、図２(a) に示すよ
うに、検出電流Ｉの値がゼロとなる期間すなわち断続期
間ｔz が生じると、断続検出部９は該断続期間ｔz を検
出すると共に、図２(b) に示すように該断続期間ｔz が
増大するに従って電流制御部８のゲインを増大させる所
定関数でなるゲイン補正信号Ｃを出力する。この所定関
数は該断続期間ｔz によって生じる電力変換部のゲイン
（位相基準Ｐ* の変化量に対する出力電圧ＶM の変化
量）の変化を抑制するように予め調整して設定される。
従って、サイリスタ変換器１の出力電流が断続状態にな
っても電流制御系のゲインをほぼ一定に保つことがで
き、制御応答が変化しないようにすることができる。例
えば、サイリスタ変換器１が３相全波整流回路で構成さ
れ、電源周波数が５０Ｈz で使用される場合、断続期間
ｔz が３．３ｍＳで電流制御部８のゲインが最大とな
り、断続電流がほぼゼロになるまでの期間中、電流制御
系のゲインを一定に保つような関数のゲイン補正信号Ｃ
が設定される。なお、断続状態になったとき位相基準Ｐ
* の動作点にオフセットが生じるが、電流制御部８の積
分動作によりオフセットを相殺するように自動的にバイ
アス成分が与えられる。
【００１１】図３は電流制御部８と断続検出部９の具体
的な実施例を示したもので、電流制御部８は乗算器８ａ
とＰＩ制御部８ｂで構成し、断続検出部９はゼロ電流検
出器９ａとカウンタ９ｂと関数発生器９ｃとで構成する
ことができる。この実施例の場合、ゼロ電流検出器９ａ
は検出電流Ｉの値が電流監視レベルREF 以下に低下する
とサイリスタ変換器１の出力電流がゼロになったと判定
しゼロ電流検出信号Ｉz を出力し、カウンタ９ｂはゼロ
電流検出信号Ｉz が出力されている期間中に一定の周期
で与えられるクロックパルスをカウントし断続期間ｔz
を検出する。関数発生器９ｃは断続期間ｔz に基づき、
該断続期間ｔz によって生じる電力変換部のゲイン（位
相基準Ｐ* の変化量に対する出力電圧ＶM の変化量）の
変化を相殺するように図２に示したようなゲイン補正信
号Ｃを出力し、断続状態による電流制御系のループゲイ
ンの変化を抑制する。
的な実施例を示したもので、電流制御部８は乗算器８ａ
とＰＩ制御部８ｂで構成し、断続検出部９はゼロ電流検
出器９ａとカウンタ９ｂと関数発生器９ｃとで構成する
ことができる。この実施例の場合、ゼロ電流検出器９ａ
は検出電流Ｉの値が電流監視レベルREF 以下に低下する
とサイリスタ変換器１の出力電流がゼロになったと判定
しゼロ電流検出信号Ｉz を出力し、カウンタ９ｂはゼロ
電流検出信号Ｉz が出力されている期間中に一定の周期
で与えられるクロックパルスをカウントし断続期間ｔz
を検出する。関数発生器９ｃは断続期間ｔz に基づき、
該断続期間ｔz によって生じる電力変換部のゲイン（位
相基準Ｐ* の変化量に対する出力電圧ＶM の変化量）の
変化を相殺するように図２に示したようなゲイン補正信
号Ｃを出力し、断続状態による電流制御系のループゲイ
ンの変化を抑制する。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、サイリスタ変換器の出
力電流が断続状態になっても電流制御系のゲインをほぼ
一定に保つことができ、断続状態となっても制御応答が
変化しないようにした電動機の制御装置を提供すること
ができる。
力電流が断続状態になっても電流制御系のゲインをほぼ
一定に保つことができ、断続状態となっても制御応答が
変化しないようにした電動機の制御装置を提供すること
ができる。
【図１】本発明による電動機の制御装置の実施例の構成
図。
図。
【図２】上記実施例の作用を説明するための図で、(a)
は電流波形図、(b) は断続期間ｔz に対するゲイン補正
信号Ｃの関係を示す特性図。
は電流波形図、(b) は断続期間ｔz に対するゲイン補正
信号Ｃの関係を示す特性図。
【図３】上記実施例における電流制御部８と断続期間検
出部９の具体的な構成図。
出部９の具体的な構成図。
【図４】従来の電動機の制御装置の構成図。
【図５】上記従来装置の問題点を説明するための位相基
準Ｐ* と出力電圧ＶM の関係を示す特性図。
準Ｐ* と出力電圧ＶM の関係を示す特性図。
１…サイリスタ変換器 ２…電動機 ３…速度検出器 ４…速度制御部 ６…電流検出器 ７…位相制御部 ８…電流制御部 ８ａ…乗算器 ８ｂ…ＰＩ制御
部 ９…断続期間検出部 ９ａ…ゼロ電流検出器 ９ｂ…カウンタ ９ｃ…関数発生器
部 ９…断続期間検出部 ９ａ…ゼロ電流検出器 ９ｂ…カウンタ ９ｃ…関数発生器
フロントページの続き (72)発明者 吉川 忠光 東京都府中市東芝町１番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (5)
- 【請求項１】点弧パルスによって制御され、交流電圧を
所望の直流電圧に変換し、該直流電圧を電動機に供給す
る電力変換部と、電流基準と前記電力変換部の出力電流
検出値とを比較して位相基準を出力する電流制御部と、
該位相基準に基づいて前記点弧パルスを出力する位相制
御部と、前記出力電流検出値から前記電力変換部の出力
電流のゼロ電流期間を検出すると共に、該ゼロ電流期間
に基づいてゲイン補正信号を出力する断続検出部を備
え、このゲイン補正信号に基づいて前記電流制御部のゲ
インを変化させ、電力変換部の出力電流が断続状態とな
っても電流制御系のループゲインをほぼ一定に保つこと
を特徴とする電動機の制御装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の電動機の制御装置におい
て、前記電力変換部の制御素子としてサイリスタ素子を
用いることを特徴とする電動機の制御装置。 - 【請求項３】請求項１に記載の電動機の制御装置におい
て、前記断続検出部は、前記出力電流検出値が所定値以
下のときゼロ電流信号を出力するゼロ電流検出部と、該
ゼロ電流信号が出力されている期間中、一定周期のクロ
ックパルスをカウントしてゼロ電流期間を検出するカウ
ンタと、該ゼロ電流期間に基づいてゲイン補正信号を出
力する関数発生部とを備えて構成することを特徴とする
電動機の制御装置。 - 【請求項４】請求項１に記載の電動機の制御装置におい
て、前記電流制御部は、電流基準と前記電力変換部の出
力電流検出値との偏差に前記ゲイン補正信号を乗じる乗
算器と、この乗算結果に基づいて位相基準を出力する比
例積分増幅部とを備えて構成することを特徴とする電動
機の制御装置。 - 【請求項５】請求項１に記載の電動機の制御装置におい
て、速度基準と前記電動機の速度検出値とを比較して前
記電流基準を出力する速度制御部を備え、電動機の速度
を速度基準に対応した値に制御することを特徴とする電
動機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165507A JPH1014281A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8165507A JPH1014281A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電動機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014281A true JPH1014281A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15813714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8165507A Pending JPH1014281A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 電動機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014281A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002034287A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | サイリスタレオナード装置の制御回路 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP8165507A patent/JPH1014281A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002034287A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-31 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | サイリスタレオナード装置の制御回路 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5928159B2 (ja) | 励磁調整装置 | |
| JPH1014281A (ja) | 電動機の制御装置 | |
| JP3158805B2 (ja) | 電圧コンバータ回路 | |
| JPS61173698A (ja) | 可変速水車発電装置 | |
| KR100269450B1 (ko) | 모터구동제어장치 | |
| JPS6038960B2 (ja) | インバ−タの電圧制御装置 | |
| JP3057332B2 (ja) | 無瞬断電源切替方法および無瞬断無停電電源装置 | |
| JP2637178B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JP2578200B2 (ja) | 発電装置の電圧制御装置 | |
| JP3898254B2 (ja) | モータ制御装置及びそれを用いた空調機 | |
| JP2617428B2 (ja) | 同期発電機の自動電圧調整装置 | |
| JPH09163751A (ja) | Ｐｗｍ制御自励式整流装置 | |
| JPH0767311B2 (ja) | 交流電動機駆動用インバ−タ装置の電流及びトルク制限回路 | |
| JPH10112989A (ja) | 太陽電池用インバータの始動方法 | |
| JPH04178170A (ja) | 力率改善形整流装置 | |
| JPS6148351B2 (ja) | ||
| JPH06209572A (ja) | 電力変換装置におけるスイッチング素子の保護装置 | |
| JPH0779600A (ja) | ディーゼルエンジン発電装置の自動電圧調整装置 | |
| JP2519078Y2 (ja) | 主機軸駆動発電装置の周波数制御装置 | |
| JPH1080199A (ja) | 同期発電機の自動電圧調整器 | |
| JPH07222499A (ja) | 磁束制御形インバータの制御回路 | |
| JPS61258677A (ja) | 電圧形インバ−タ制御方法 | |
| JPH07118937B2 (ja) | 同期電動機制御装置 | |
| JP2001351799A (ja) | 電子線照射装置用高周波電源装置 | |
| JPH09322577A (ja) | モータ駆動回路 |