JPH1014219A - Dc−dcコンバータ制御方式 - Google Patents

Dc−dcコンバータ制御方式

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JPH1014219A
JPH1014219A JP15697896A JP15697896A JPH1014219A JP H1014219 A JPH1014219 A JP H1014219A JP 15697896 A JP15697896 A JP 15697896A JP 15697896 A JP15697896 A JP 15697896A JP H1014219 A JPH1014219 A JP H1014219A
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JP
Japan
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voltage
coil
operation mode
converter
transistor
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Pending
Application number
JP15697896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Igarashi
茂 五十嵐
Yoshitaka Okubo
良孝 大久保
Katsuhiko Koseki
勝彦 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Tohoku Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Tohoku Oki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Tohoku Oki Electric Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DC−DCコンバータにおいて、従来の間欠
動作モードは負荷電流の大きさに依存しているので、負
荷の変動に伴って間欠動作モードとPWM動作モードの
間を行ったり来たりして、DC出力電圧の出力リップル
・リップルノイズが大きくなるという問題があった。 【解決手段】 電流検出抵抗の代りにコイルを使用し、
コイルに発生する電圧をDC−DCコンバータコントロ
ールICが検出することによって間欠動作モードとPW
M動作モードを制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDC−DCコンバー
タ、特にDC−DCコンバータコントロールICを用い
たDC−DCコンバータ制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のDC−DCコンバータコン
トロールICを用いたDC−DCコンバータの回路図で
ある。
【0003】TR1,TR2はNチャネルMOSFET
(以下トランジスタという)、D1はダイオード、C
1,C2は電解コンデンサ、L1はコイル、IC1はD
C−DCコンバータコントロールIC(以下コントロー
ル回路という)、R1は電流検出抵抗、RLは負荷、V
IはDC入力電圧、VOはDC出力電圧、IOは負荷電
流である。
【0004】トランジスタTR1はハイサイドMOSF
ETで、トランジスタTR2はローサイドMOSFET
である。トランジスタTR1はドレインが入力電源に、
ソースがトランジスタTR2のドレインに接続され、ゲ
ートがコントロール回路IC1のドライブハイサイド端
子DHに接続されている。トランジスタTR2はソース
がアースに、ゲートがコントロール回路IC1のドライ
ブローサイド端子DLに接続されている。
【0005】ダイオードD1はトランジスタTR2に並
列に接続され、コイルL1の一端はトランジスタTR1
とTR2の接続点に接続され、他端は電流検出抵抗R1
に接続されている。電流検出抵抗R1の他端は負荷RL
に接続され、更に電流検出抵抗R1の両端はコントロー
ル回路IC1の端子CS1,CS2に接続されている。
【0006】電解コンデンサC1は入力電源間に、電解
コンデンサC2は負荷と並列に接続されている。
【0007】図4は従来の回路の各部波形図で、VDS
はトランジスタTR1,TR2のドレイン−ソース間電
圧、VAKはダイオードD1のアノード−カソード間電
圧、ILはコイルL1に流れる電流、VLはコイルL1
の両端にかかる電圧、IRは電流検出抵抗R1に流れる
電流、VRは電流検出抵抗R1の両端にかかる電圧であ
る。尚、TON、TOFFはトランジスタTR1がオン
又はオフしている時間を示している。
【0008】図3、4を用いて動作を説明する。まずD
C入力電圧VIが図4のDC−DCコンバータに印加さ
れると、トランジスタTR1,TR2は、コントロール
回路IC1によってH(ハイレベルの信号)又はL(ロ
ーレベルの信号)が交互に供給されるので、交互にオン
する。
【0009】即ちコントロール回路IC1は、ドライブ
出力端子DHがHの時は端子DLはLになり、端子DH
がLの時は端子DLはHになるように構成されているの
で、トランジスタTR1は端子DHがHの時にオンし、
その時トランジスタTR2は端子DLがLなのでオフに
なっている。端子DHがLになるとトランジスタTR1
はオフになり、端子DLがHになってトランジスタTR
2がオンする。
【0010】コイルL1に流れる電流ILはトランジス
タTR1がオンの間は増加し、オフになると低下し、図
のように三角波状になる。
【0011】電流検出抵抗R1に流れる電流IRはコイ
ルL1に流れる電流ILと同様な三角波状の電流とな
り、電流検出抵抗R1の両端にかかる電圧VRは電流I
Rの変化に伴って図のような三角波状になる。
【0012】コントロール回路IC1の端子CS1,C
S2はトランジスタTR1のオン時に、電流検出抵抗R
1の両端にかかる電圧VRを監視する。
【0013】コントロール回路IC1は重負荷時(フル
ロードの約25%以上)の場合のPWMモードと軽負荷
時(フルロードの25%以下)の場合の間欠動作モード
を備えている。
【0014】PWM動作モードは端子DH,DLのスイ
ッチング周期(TON+TOFF)が一定で、TONと
TOFFの比率が入力電圧VIの変動に伴って変化する
モードである。間欠動作モードは多くのスイッチング周
期((TON+TOFF)をスキップし、TOFFの区
間を広くする動作モードである。
【0015】DC−DCコンバータの動作モードは電流
検出抵抗R1の両端にかかる電圧VRで判定され、従来
の回路ではスレショルド電圧が最大電圧降下の4分の1
(負荷電流IOが最大電流値の25%)で、これを越え
るとPWM動作モード、4分の1以下で間欠動作モード
になる。
【0016】図5は従来の間欠動作モードの場合の各部
波形図で、トランジスタTR1のオフしている時間TO
FFが長くなっている。
【0017】従って、間欠動作モードではスイッチング
回数をPWM動作モードのときより減らすことで、コン
トロール回路IC1の消費電流を減らし、DC−DCコ
ンバータの効率を高めている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
間欠動作モードは負荷電流IOの大きさに依存し、負荷
電流IOが最大電流値の25%以下で一律に動作する。
従って、負荷電流IOが負荷RLの変動に伴って変化す
ると、間欠動作モードとPWM動作モードの間を行った
り来たりするトランジションが発生する。
【0019】このトランジションにより、スイッチング
周期が変化し、ノイズの周波数特性が変わり、DC出力
電圧VOの出力リップル、リップルノイズが大きくなる
という問題があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題を解
決するために間欠動作モードの動作を開始する範囲を負
荷電流に依存させずに、任意に制御できるようにした制
御方式で、間欠動作モードを備えたDC−DCコンバー
タコントロールICを用いたDC−DCコンバータにお
いて、電流検出抵抗の代りにコイルを使用し、コイルに
発生する電圧をDC−DCコンバータコントロールIC
が検出することによって間欠動作モードとPWM動作モ
ードを制御するようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の回路図
で、図3と同じものには同じ符号を付してあるので、そ
の説明は省略する。尚、図1ではL1を第1のコイル、
新たに設けたL2を第2のコイルとして説明する。
【0022】第2のコイルL2の一端はトランジスタT
R1とTR2の接続点に一端が接続された第1のコイル
L1に接続され、他端は負荷RLに接続されている。ま
た第2のコイルL2の両端はコントロール回路IC1の
端子CS1,CS2に接続されている。丁度図3の電流
検出抵抗R1と第2のコイルL2を交換した状態であ
る。
【0023】図2は本発明の実施形態の各部波形図で、
図4と同じものには同じ符号を付してある。尚、VL1
は第1のコイルL1の両端にかかる電圧、VL2は第2
のコイルL2の両端にかかる電圧、N1は第1のコイル
L1の巻数、N2は第2のコイルL2の巻数である。
【0024】図1、2を用いて動作を説明する。まずD
C入力電圧VIが図1のDC−DCコンバータに印加さ
れると、トランジスタTR1,TR2は前記したように
交互にオンする。
【0025】その結果、第1のコイルL1、第2のコイ
ルL2には三角波状の電流ILが流れる。第2のコイル
L2にかかる電圧VL2はトランジスタTR1,TR2
のオン、オフに対応した図のような方形波となる。
【0026】電圧VL2の正側の波高値は、第1のコイ
ルL1の巻数N1、第2のコイルL2の巻数N2及び入
力電圧VI、出力電圧VOから、 (VI−VO)×N2/(N1+N2) (1) となり、電圧VL2の負側の波高値は、 −VO×N2/(N1+N2) (2) となる。
【0027】コントロール回路IC1の端子CS1,C
S2はトランジスタTR1のオン時に、第2のコイルL
2にかかる電圧VL2を監視する。DC−DCコンバー
タの動作モードはこの電圧VL2の正の電圧で判定さ
れ、この実施形態ではスレショルド電圧が最大電圧降下
の4分の1で、これを越えるとPWM動作、4分の1以
下で間欠動作モードとなる。尚、フルロードで負荷電流
IOが最大電流値になった時の第2のコイルL2にかか
る電圧が最大降下電圧である。
【0028】前記した第2のコイルL2にかかる電圧V
L2は、(1)、(2)式に示すように出力電力VOが
固定値なので負荷電流とは無関係である。従って、コン
トロール回路IC1の端子CS1,CS2の電圧を最大
電圧降下の4分の1より大きく、最大電圧降下以下にな
るように、(1)式において入力電圧VI及び出力電圧
VOから第1のコイルL1の巻数N1、第2のコイルL
2の巻数N2を定めることにより、DC−DCコンバー
タは負荷電流に依存せず、すべての負荷変動範囲でPW
M動作モードで動作するように制御できる。換言すれば
間欠動作モードの動作開始範囲を負荷電流に依存せずに
任意に制御できる。
【0029】
【発明の効果】上記したように、本発明は第2のコイル
にかかる電圧を検出して制御するので、負荷電流には全
く依存せず、従って負荷が変動する範囲すべてにわたっ
て安定して動作モードの制御が可能である。このため、
軽負荷時にスイッチングに伴うノイズの周波数特性も変
わらず、DC出力電圧の出力リップル、リップルノイズ
の小さいDC−DCコンバータが実現できる。
【0030】本発明はパーソナルコンピュータ等の電源
に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の回路図
【図2】本発明の実施形態の各部波形図
【図3】従来の回路図
【図4】従来の回路の各部波形図
【図5】従来の間欠動作モードの各部波形図
【符号の説明】
TR1 ハイサイドMOSFET TR2 ローサイドMOSFET L1 第1のコイル L2 第2のコイル RL 負荷 IC1 DC−DCコンバータコントロールIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小関 勝彦 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイサイドMOSFETとローサイドM
    OSFETと第1のコイルと負荷と間欠動作モードを備
    えたDC−DCコンバータコントロールICとを有する
    DC−DCコンバータにおいて、 前記第1のコイルと前記負荷との間に直列に第2のコイ
    ルを設け、 前記第2のコイルに発生する電圧を前記DC−DCコン
    バータコントロールICが検出し、検出した電圧がスレ
    ショルド電圧を超えるとPWM(パルス幅変調)モード
    にし、前記スレショルド電圧以下で間欠動作モードにな
    るように、前記DC−DCコンバータコントロールIC
    が前記ハイサイドMOSFETとローサイドMOSFE
    Tを制御することを特徴とするDC−DCコンバータ制
    御方式。
  2. 【請求項2】 前記スレショルド電圧が前記第2のコイ
    ル両端の最大電圧降下の4分の1であることを特徴とす
    る請求項1に記載のDC−DCコンバータ制御方式。
  3. 【請求項3】 前記第1のコイルと第2のコイルの巻数
    を、前記スレショルド電圧が前記第2のコイル両端の最
    大電圧降下の4分の1になるように定めることを特徴と
    する請求項2に記載のDC−DCコンバータ制御方式。
JP15697896A 1996-06-18 1996-06-18 Dc−dcコンバータ制御方式 Pending JPH1014219A (ja)

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