JPH10142094A - アンバランス修正用ウエイト作製装置及びバランサー - Google Patents
アンバランス修正用ウエイト作製装置及びバランサーInfo
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- JPH10142094A JPH10142094A JP8303241A JP30324196A JPH10142094A JP H10142094 A JPH10142094 A JP H10142094A JP 8303241 A JP8303241 A JP 8303241A JP 30324196 A JP30324196 A JP 30324196A JP H10142094 A JPH10142094 A JP H10142094A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンバランス修正用ウエイトを無駄にせず、
また、剥離部材の回収を容易にする。 【解決手段】 ドラム装填部24に装填された帯状のア
ンバランス修正用ウエイト20の剥離用紙20Bを剥離
用紙剥離兼送り出しローラー100及びピンチローラー
102で挟持し、これらのローラを切断レバー46で回
転させて剥離用紙20Bを引っ張る。これにより鉛製の
帯状基部20Aが払い出し台30の上に引き出される。
ウエイトの引き出しは、払い出し台30に設けたスケー
ル116を見ながら行う。所定量引き出したウエイトは
切断レバー46を回転させてカッター112で切断す
る。なお、ウエイトから剥離された剥離用紙20Bは、
連続した状態で下方の回収箱103に回収される。
また、剥離部材の回収を容易にする。 【解決手段】 ドラム装填部24に装填された帯状のア
ンバランス修正用ウエイト20の剥離用紙20Bを剥離
用紙剥離兼送り出しローラー100及びピンチローラー
102で挟持し、これらのローラを切断レバー46で回
転させて剥離用紙20Bを引っ張る。これにより鉛製の
帯状基部20Aが払い出し台30の上に引き出される。
ウエイトの引き出しは、払い出し台30に設けたスケー
ル116を見ながら行う。所定量引き出したウエイトは
切断レバー46を回転させてカッター112で切断す
る。なお、ウエイトから剥離された剥離用紙20Bは、
連続した状態で下方の回収箱103に回収される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤがホイール
に組み込まれたタイヤ・リム組立体の重量バランスを修
正するために用いられる、貼着型のアンバランス修正用
ウエイトを作製するアンバラス修正用ウエイト作製装置
及び、このアンバラス修正用ウエイト作製装置を組み込
んだバランサーに関する。
に組み込まれたタイヤ・リム組立体の重量バランスを修
正するために用いられる、貼着型のアンバランス修正用
ウエイトを作製するアンバラス修正用ウエイト作製装置
及び、このアンバラス修正用ウエイト作製装置を組み込
んだバランサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバランサーは、単位重量に応じた
量の塊状の打ち込み型バランス修正ウエイトを使用する
ことを前提にしているため、バランサーの上面に仕切り
の入ったウエイト置きを設けている。
量の塊状の打ち込み型バランス修正ウエイトを使用する
ことを前提にしているため、バランサーの上面に仕切り
の入ったウエイト置きを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ではア
ルミホイールが普及しているが、スチールホイール用に
形成された塊状の打ち込み型バランス修正ウエイトはア
ルミホイールには用いることができない。
ルミホイールが普及しているが、スチールホイール用に
形成された塊状の打ち込み型バランス修正ウエイトはア
ルミホイールには用いることができない。
【0004】このため、アルミホイールには、張り付け
型ウエイトが用いられている。しかし、張り付け型ウエ
イトを使用する場合、かかる張り付け型ウエイトが単位
重量のウエイトがつながった棒状のものであるため使い
難く、また、正確なバランシングのために張り付けるウ
エイトに端数が出た場合にはウエイトの無駄が生し、資
源の無駄使いを引き起こす問題がある。また、ウエイト
裏面の剥離部材(剥離用紙)がウエイトの切断によって
飛散する等の使い勝手の悪さがあった。
型ウエイトが用いられている。しかし、張り付け型ウエ
イトを使用する場合、かかる張り付け型ウエイトが単位
重量のウエイトがつながった棒状のものであるため使い
難く、また、正確なバランシングのために張り付けるウ
エイトに端数が出た場合にはウエイトの無駄が生し、資
源の無駄使いを引き起こす問題がある。また、ウエイト
裏面の剥離部材(剥離用紙)がウエイトの切断によって
飛散する等の使い勝手の悪さがあった。
【0005】さらに剥離用紙はシリコン等で表面処理さ
れているため、一般の紙屑として再生紙用に混入した場
合には、紙の再生処理に問題を起こすため別に破棄する
必要があるが、剥離用紙が細かく切断されてしまうため
回収がやりにくい問題があった。
れているため、一般の紙屑として再生紙用に混入した場
合には、紙の再生処理に問題を起こすため別に破棄する
必要があるが、剥離用紙が細かく切断されてしまうため
回収がやりにくい問題があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、アンバランス
修正用ウエイトの無駄が無く、また、剥離部材の回収が
容易なアンバラス修正用ウエイト作製装置及びバランサ
ーを提供することが目的である。
修正用ウエイトの無駄が無く、また、剥離部材の回収が
容易なアンバラス修正用ウエイト作製装置及びバランサ
ーを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のアンバ
ラス修正用ウエイト作製装置は、単位長さ当たりの重量
が一定とされた帯状のアンバランス修正用ウエイトを装
填する装填部と、前記装填部に装填された前記アンバラ
ンス修正用ウエイトを引き出す引出手段と、前記引出手
段によって引き出された前記アンバランス修正用ウエイ
トの長さ及び重量の少なくとも一方を計測する計測手段
と、前記計測された前記アンバランス修正用ウエイトを
切断する切断手段と、を有するとを特徴としている。
ラス修正用ウエイト作製装置は、単位長さ当たりの重量
が一定とされた帯状のアンバランス修正用ウエイトを装
填する装填部と、前記装填部に装填された前記アンバラ
ンス修正用ウエイトを引き出す引出手段と、前記引出手
段によって引き出された前記アンバランス修正用ウエイ
トの長さ及び重量の少なくとも一方を計測する計測手段
と、前記計測された前記アンバランス修正用ウエイトを
切断する切断手段と、を有するとを特徴としている。
【0008】次に請求項1に記載のアンバラス修正用ウ
エイト作製装置の作用を説明する。先ず、作業者は、バ
ランサーで指示されたアンバランス修正用ウエイトの重
量に基づいて、装填部に装填された帯状のアンバランス
修正用ウエイトの長さ又は重量を計測手段で計測しなが
ら引出手段で引き出す。引出手段で引き出された分のア
ンバランス修正用ウエイトを切断手段で切断することに
より、バランサーで指示された重量のアンバランス修正
用ウエイトが得られる。
エイト作製装置の作用を説明する。先ず、作業者は、バ
ランサーで指示されたアンバランス修正用ウエイトの重
量に基づいて、装填部に装填された帯状のアンバランス
修正用ウエイトの長さ又は重量を計測手段で計測しなが
ら引出手段で引き出す。引出手段で引き出された分のア
ンバランス修正用ウエイトを切断手段で切断することに
より、バランサーで指示された重量のアンバランス修正
用ウエイトが得られる。
【0009】なお、引き出されたアンバランス修正用ウ
エイトの長さを計測する場合には、物差し(スケール)
のように計測手段に寸法を指示する目盛りを付与すれば
良い。この場合、引き出し前に、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量をアンバランス修
正用ウエイトの長さに換算しておき、換算した長さ分だ
けアンバランス修正用ウエイトを引き出せば良い。
エイトの長さを計測する場合には、物差し(スケール)
のように計測手段に寸法を指示する目盛りを付与すれば
良い。この場合、引き出し前に、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量をアンバランス修
正用ウエイトの長さに換算しておき、換算した長さ分だ
けアンバランス修正用ウエイトを引き出せば良い。
【0010】また、引き出されたアンバランス修正用ウ
エイトの重量を計測する場合には、重量を指示する目盛
りを付与すれば良い。この場合、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量と同じ重量となる
ように、目盛りを数えながらアンバランス修正用ウエイ
トを引き出せば良い。
エイトの重量を計測する場合には、重量を指示する目盛
りを付与すれば良い。この場合、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量と同じ重量となる
ように、目盛りを数えながらアンバランス修正用ウエイ
トを引き出せば良い。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のアンバランス修正用ウエイト作製装置において、前記
アンバランス修正用ウエイトの片面に剥離部材を貼り付
けた粘着剤層を設け、前記引出手段と前記切断手段との
間に前記剥離部材を前記粘着層から剥離する剥離手段を
設け、剥離した剥離部材を剥離部材収容手段に収容する
ことを特徴としている。
のアンバランス修正用ウエイト作製装置において、前記
アンバランス修正用ウエイトの片面に剥離部材を貼り付
けた粘着剤層を設け、前記引出手段と前記切断手段との
間に前記剥離部材を前記粘着層から剥離する剥離手段を
設け、剥離した剥離部材を剥離部材収容手段に収容する
ことを特徴としている。
【0012】次に請求項2に記載のアンバラス修正用ウ
エイト作製装置の作用を説明する。請求項2に記載のア
ンバラス修正用ウエイト作製装置では、アンバランス修
正用ウエイトが引出手段で引き出されると、剥離手段に
よって剥離部材が粘着層から剥離され、剥離された剥離
部材が剥離部材収容手段に収容される。剥離部材は切断
手段で切断されないので回収が容易になる。
エイト作製装置の作用を説明する。請求項2に記載のア
ンバラス修正用ウエイト作製装置では、アンバランス修
正用ウエイトが引出手段で引き出されると、剥離手段に
よって剥離部材が粘着層から剥離され、剥離された剥離
部材が剥離部材収容手段に収容される。剥離部材は切断
手段で切断されないので回収が容易になる。
【0013】請求項3に記載の発明は、タイヤ・リム組
立体の回転のアンバランス量を検出し、前記アンバラン
ス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの重量及び
取り付け位置を表示部に表示するバランサーであって、
単位長さ当たりの重量が一定とされた帯状のアンバラン
ス修正用ウエイトを装填する装填部と、前記装填部に装
填された前記アンバランス修正用ウエイトを引き出す引
出手段と、前記引出手段によって引き出された前記アン
バランス修正用ウエイトの長さ及び重量の少なくとも一
方を計測する計測手段と、前記計測された前記アンバラ
ンス修正用ウエイトを切断する切断手段と、を有するこ
とを特徴としている。
立体の回転のアンバランス量を検出し、前記アンバラン
ス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの重量及び
取り付け位置を表示部に表示するバランサーであって、
単位長さ当たりの重量が一定とされた帯状のアンバラン
ス修正用ウエイトを装填する装填部と、前記装填部に装
填された前記アンバランス修正用ウエイトを引き出す引
出手段と、前記引出手段によって引き出された前記アン
バランス修正用ウエイトの長さ及び重量の少なくとも一
方を計測する計測手段と、前記計測された前記アンバラ
ンス修正用ウエイトを切断する切断手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0014】次に請求項3に記載のバランサーの作用を
説明する。先ず、バランサーにタイヤ・リム組立体が取
り付けられて回転されると、タイヤ・リム組立体の回転
のアンバランス量が検出され、タイヤ・リム組立体のア
ンバランス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの
重量及び取り付け位置が表示部に表示される。
説明する。先ず、バランサーにタイヤ・リム組立体が取
り付けられて回転されると、タイヤ・リム組立体の回転
のアンバランス量が検出され、タイヤ・リム組立体のア
ンバランス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの
重量及び取り付け位置が表示部に表示される。
【0015】作業者は、バランサーで指示されたアンバ
ランス修正用ウエイトの重量に基づいて、装填部に装填
された帯状のアンバランス修正用ウエイトの長さ又は重
量を計測手段で計測しながら引出手段で引き出す。引出
手段で引き出された分のアンバランス修正用ウエイトを
切断手段で切断することにより、バランサーで指示され
た重量のアンバランス修正用ウエイトが得られる。
ランス修正用ウエイトの重量に基づいて、装填部に装填
された帯状のアンバランス修正用ウエイトの長さ又は重
量を計測手段で計測しながら引出手段で引き出す。引出
手段で引き出された分のアンバランス修正用ウエイトを
切断手段で切断することにより、バランサーで指示され
た重量のアンバランス修正用ウエイトが得られる。
【0016】なお、引き出されたアンバランス修正用ウ
エイトの長さを計測する場合には、物差し(スケール)
のように計測手段に寸法を指示する目盛りを付与すれば
良い。この場合、引き出し前に、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量をアンバランス修
正用ウエイトの長さに換算しておき、換算した長さ分だ
けアンバランス修正用ウエイトを引き出せば良い。
エイトの長さを計測する場合には、物差し(スケール)
のように計測手段に寸法を指示する目盛りを付与すれば
良い。この場合、引き出し前に、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量をアンバランス修
正用ウエイトの長さに換算しておき、換算した長さ分だ
けアンバランス修正用ウエイトを引き出せば良い。
【0017】また、引き出されたアンバランス修正用ウ
エイトの重量を計測する場合には、重量を指示する目盛
りを付与すれば良い。この場合、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量と同じ重量となる
ように、目盛りを数えながらアンバランス修正用ウエイ
トを引き出せば良い。
エイトの重量を計測する場合には、重量を指示する目盛
りを付与すれば良い。この場合、バランサーで指示され
たアンバランス修正用ウエイトの重量と同じ重量となる
ように、目盛りを数えながらアンバランス修正用ウエイ
トを引き出せば良い。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のバランサーにおいて、前記アンバランス修正用ウエイ
トは、片面に剥離可能な剥離部材の貼り付けられた粘着
剤層が設けられており、前記引出手段は、前記剥離部材
を前記粘着層から剥離する剥離手段を備えており、前記
剥離手段により剥離された剥離部材は、剥離部材収容手
段に収容されることを特徴としている。
のバランサーにおいて、前記アンバランス修正用ウエイ
トは、片面に剥離可能な剥離部材の貼り付けられた粘着
剤層が設けられており、前記引出手段は、前記剥離部材
を前記粘着層から剥離する剥離手段を備えており、前記
剥離手段により剥離された剥離部材は、剥離部材収容手
段に収容されることを特徴としている。
【0019】次に請求項4に記載のバランサーの作用を
説明する。請求項4に記載のバランサーでは、アンバラ
ンス修正用ウエイトが引出手段で引き出されると、剥離
手段によって剥離部材が粘着層から剥離され、剥離され
た剥離部材が剥離部材収容手段に収容される。剥離部材
は切断手段で切断されないので回収が容易になる。
説明する。請求項4に記載のバランサーでは、アンバラ
ンス修正用ウエイトが引出手段で引き出されると、剥離
手段によって剥離部材が粘着層から剥離され、剥離され
た剥離部材が剥離部材収容手段に収容される。剥離部材
は切断手段で切断されないので回収が容易になる。
【0020】また、請求項5に記載の発明は、タイヤ・
リム組立体の回転のアンバランス量を検出し、前記アン
バランス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの重
量及び取り付け位置を表示部に表示するバランサーであ
って、タイヤ・リム組立体の回転のアンバランス量を検
出部で検出し、前記アンバランス量を打ち消すアンバラ
ンス修正用ウエイトの重量及び取り付け位置を演算する
第1の演算手段と、単位長さ当たりの重量が一定とされ
た帯状のアンバランス修正用ウエイトを装填する装填部
と、前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウ
エイトの単位長さ当たりの重量を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記アンバランス修正用
ウエイトの単位長さ当たりの重量を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された前記アンバランス修正用
ウエイトの単位長さ当たりの重量に基づいて、前記第1
の演算手段により演算された前記重量を前記アンバラン
ス修正用ウエイトの長さに換算する第2の演算手段と、
前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トを、前記第2の演算手段により演算された長さ分だけ
引き出す引出手段と、前記引出手段により引き出された
前記アンバランス修正用ウエイトを切断する切断手段
と、を備えたことを特徴としている。
リム組立体の回転のアンバランス量を検出し、前記アン
バランス量を打ち消すアンバランス修正用ウエイトの重
量及び取り付け位置を表示部に表示するバランサーであ
って、タイヤ・リム組立体の回転のアンバランス量を検
出部で検出し、前記アンバランス量を打ち消すアンバラ
ンス修正用ウエイトの重量及び取り付け位置を演算する
第1の演算手段と、単位長さ当たりの重量が一定とされ
た帯状のアンバランス修正用ウエイトを装填する装填部
と、前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウ
エイトの単位長さ当たりの重量を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記アンバランス修正用
ウエイトの単位長さ当たりの重量を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された前記アンバランス修正用
ウエイトの単位長さ当たりの重量に基づいて、前記第1
の演算手段により演算された前記重量を前記アンバラン
ス修正用ウエイトの長さに換算する第2の演算手段と、
前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トを、前記第2の演算手段により演算された長さ分だけ
引き出す引出手段と、前記引出手段により引き出された
前記アンバランス修正用ウエイトを切断する切断手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0021】次に請求項5に記載のバランサーの作用を
説明する。先ず最初に、帯状のアンバランス修正用ウエ
イトを装填部に装填する。次に、装填部に装填されたア
ンバランス修正用ウエイトの単位長さ当たりの重量を入
力手段により入力する。入力された単位長さ当たりの重
量は記憶手段に記憶される。
説明する。先ず最初に、帯状のアンバランス修正用ウエ
イトを装填部に装填する。次に、装填部に装填されたア
ンバランス修正用ウエイトの単位長さ当たりの重量を入
力手段により入力する。入力された単位長さ当たりの重
量は記憶手段に記憶される。
【0022】次に、第2の演算手段が記憶手段に記憶さ
れたアンバランス修正用ウエイトの単位長さ当たりの重
量に基づいて、第1の演算手段により演算された重量を
アンバランス修正用ウエイトの長さに換算する。
れたアンバランス修正用ウエイトの単位長さ当たりの重
量に基づいて、第1の演算手段により演算された重量を
アンバランス修正用ウエイトの長さに換算する。
【0023】その後、引出手段が第2の演算手段により
演算された長さ分だけアンバランス修正用ウエイトを装
填部から引き出し、切断手段が引出手段で引き出された
分のアンバランス修正用ウエイトを切断手段で切断する
ことにより、必要重量に切断されたアンバランス修正用
ウエイトが自動的に得られる。
演算された長さ分だけアンバランス修正用ウエイトを装
填部から引き出し、切断手段が引出手段で引き出された
分のアンバランス修正用ウエイトを切断手段で切断する
ことにより、必要重量に切断されたアンバランス修正用
ウエイトが自動的に得られる。
【0024】
[第1の実施形態]本発明の第1の実施形態を図1乃至
図10にしたがって説明する。
図10にしたがって説明する。
【0025】図1に示すように、バランサー10の右側
(矢印R方向側)はバランス修正を行うタイヤ・リム組
立体12を取り付ける取り付け部14となっている。バ
ランサー10の上部の奥側(矢印B方向側)は、操作パ
ネル15となっており、操作パネル15にはリム径を入
力するダイヤル1、リム幅を入力するダイヤル2、修正
用ウエイトの重量及び張り付け位置(角度)を表示する
表示装置3、スタートスイッチ7が設けられている。
(矢印R方向側)はバランス修正を行うタイヤ・リム組
立体12を取り付ける取り付け部14となっている。バ
ランサー10の上部の奥側(矢印B方向側)は、操作パ
ネル15となっており、操作パネル15にはリム径を入
力するダイヤル1、リム幅を入力するダイヤル2、修正
用ウエイトの重量及び張り付け位置(角度)を表示する
表示装置3、スタートスイッチ7が設けられている。
【0026】図2に示すように、バランサー10は、内
部にタイヤ・リム組立体12を回転させるモーター4、
タイヤ・リム組立体12の回転バランスを検出するセン
サ5、演算装置及び記憶装置を有する制御装置6を備え
ている。
部にタイヤ・リム組立体12を回転させるモーター4、
タイヤ・リム組立体12の回転バランスを検出するセン
サ5、演算装置及び記憶装置を有する制御装置6を備え
ている。
【0027】制御装置6にはダイヤル1、ダイヤル2、
表示装置3及びスタートスイッチ7が接続されている。
制御装置6は、リム径及びリム幅が入力され、スタート
スイッチ7が入ると、モーター4でタイヤ・リム組立体
12を回転させ、センサ5からの信号を演算して修正用
ウエイトの重量及びウエイト張り付け位置を表示装置3
に表示させる。
表示装置3及びスタートスイッチ7が接続されている。
制御装置6は、リム径及びリム幅が入力され、スタート
スイッチ7が入ると、モーター4でタイヤ・リム組立体
12を回転させ、センサ5からの信号を演算して修正用
ウエイトの重量及びウエイト張り付け位置を表示装置3
に表示させる。
【0028】図1に示すように、バランサー10の上部
には、第1アンバランス修正用ウエイト作製装置16及
び第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18が設け
られている。
には、第1アンバランス修正用ウエイト作製装置16及
び第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18が設け
られている。
【0029】第1アンバランス修正用ウエイト作製装置
16と第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18と
は同一構造であるので、以下に第1アンバランス修正用
ウエイト作製装置16のみの説明をする。
16と第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18と
は同一構造であるので、以下に第1アンバランス修正用
ウエイト作製装置16のみの説明をする。
【0030】図3に示すように、ケーシング28の内部
には、帯状のアンバランス修正用ウエイト20が層状に
巻き取られたドラム22を装着するドラム装填部24が
設けられている。
には、帯状のアンバランス修正用ウエイト20が層状に
巻き取られたドラム22を装着するドラム装填部24が
設けられている。
【0031】ドラム22は、ドラム装填部24に設けら
れたシャフト26に回転自在に支持されており、交換可
能となっている。
れたシャフト26に回転自在に支持されており、交換可
能となっている。
【0032】図4に示すように、アンバランス修正用ウ
エイト20は、一定幅W、一定厚さtの鉛製の帯状基部
20Aを有しており、その片面はアクリル系粘着剤等が
塗布された耐熱性の粘着部20Cとされている。この耐
熱性の粘着部20Cにはシリコンコーティング等された
剥離用紙20Bが張り付けられている。
エイト20は、一定幅W、一定厚さtの鉛製の帯状基部
20Aを有しており、その片面はアクリル系粘着剤等が
塗布された耐熱性の粘着部20Cとされている。この耐
熱性の粘着部20Cにはシリコンコーティング等された
剥離用紙20Bが張り付けられている。
【0033】なお、本実施形態では、図3に示すよう
に、剥離用紙20Bを内側にしてアンバランス修正用ウ
エイト20がドラム22に巻き付けられている。
に、剥離用紙20Bを内側にしてアンバランス修正用ウ
エイト20がドラム22に巻き付けられている。
【0034】図1及び図3に示すように、ドラム22か
らバランサー前面側(矢印F方向側)へ引き出されたア
ンバランス修正用ウエイト20の端部は、ケーシング2
8の前面上部に水平に設けられた払い出し台30に搭載
されるようになっている。
らバランサー前面側(矢印F方向側)へ引き出されたア
ンバランス修正用ウエイト20の端部は、ケーシング2
8の前面上部に水平に設けられた払い出し台30に搭載
されるようになっている。
【0035】図3及び図5に示すように、ケーシング2
8の底板28Aには、互いに平行とされた軸受板32,
34が立設されている。
8の底板28Aには、互いに平行とされた軸受板32,
34が立設されている。
【0036】これらの軸受板32,34には、シャフト
36,38,40,42が掛け渡されている。なお、シ
ャフト36,38,42の両端は軸受板32,34に固
定されており、シャフト40は軸受板32,34に回転
自在に支持されている。
36,38,40,42が掛け渡されている。なお、シ
ャフト36,38,42の両端は軸受板32,34に固
定されており、シャフト40は軸受板32,34に回転
自在に支持されている。
【0037】シャフト36の中間部には、軸受板32の
側に円筒状の中空シャフト44が回転可能に支持されて
いる。
側に円筒状の中空シャフト44が回転可能に支持されて
いる。
【0038】中空シャフト44には、軸受板32の側に
切断レバー46の固定シャフト48が固定されており、
軸受板34の側に駆動ギヤ50が回転可能に支持されて
いる。
切断レバー46の固定シャフト48が固定されており、
軸受板34の側に駆動ギヤ50が回転可能に支持されて
いる。
【0039】なお、切断レバー46は、ケーシング28
の上板28Bに形成された長孔26から所定寸法突出し
ている。
の上板28Bに形成された長孔26から所定寸法突出し
ている。
【0040】駆動ギヤ50は、外周に複数の歯50Aが
所定ピッチで形成され、軸受板32の側の側面に複数の
歯50Bが所定ピッチで形成されており、冠歯車と平歯
車とを組み合わせたような形状となっている。
所定ピッチで形成され、軸受板32の側の側面に複数の
歯50Bが所定ピッチで形成されており、冠歯車と平歯
車とを組み合わせたような形状となっている。
【0041】図6に示すように、切断レバー46の固定
シャフト48の先端には握り玉52が固定されており、
固定シャフト48の外側には同軸的にパイプ状のスライ
ドシャフト54が設けられている。
シャフト48の先端には握り玉52が固定されており、
固定シャフト48の外側には同軸的にパイプ状のスライ
ドシャフト54が設けられている。
【0042】スライドシャフト54と固定シャフト48
との間には、コイルスプリング56が配設されている。
このコイルスプリング56は、一端がスライドシャフト
54の上側の端部に固定されたキャップ58に当接して
おり、他端が固定シャフト48の中間部に固定されたス
プリングストッパー60に当接している。
との間には、コイルスプリング56が配設されている。
このコイルスプリング56は、一端がスライドシャフト
54の上側の端部に固定されたキャップ58に当接して
おり、他端が固定シャフト48の中間部に固定されたス
プリングストッパー60に当接している。
【0043】スライドシャフト54の下端には、カム支
持部材62が固定されている。このカム支持部材62に
は固定シャフト48と同軸的に丸孔64が形成されてお
り、丸孔64には、カム66が回転可能に支持されてい
る。
持部材62が固定されている。このカム支持部材62に
は固定シャフト48と同軸的に丸孔64が形成されてお
り、丸孔64には、カム66が回転可能に支持されてい
る。
【0044】図7に示すように、カム66は楕円形状を
しており、外周の一部には前記駆動ギヤ50の歯50B
と噛み合い可能な複数の嵌合歯66Aが形成されてい
る。また、カム66には、回転中心と同軸的に丸孔68
が形成されており、この丸孔68に固定シャフト48が
回転及びスライド自在に貫通している。
しており、外周の一部には前記駆動ギヤ50の歯50B
と噛み合い可能な複数の嵌合歯66Aが形成されてい
る。また、カム66には、回転中心と同軸的に丸孔68
が形成されており、この丸孔68に固定シャフト48が
回転及びスライド自在に貫通している。
【0045】カム66の上側面には係止突起70が形成
されており、この係止突起70には、ゼンマイ状のカム
押えスプリング72の一端が係止されている。一方、カ
ム押えスプリング72の他端は、カム支持部材62(図
7では図示せず)の下面に形成された係止突起74に係
止されている。
されており、この係止突起70には、ゼンマイ状のカム
押えスプリング72の一端が係止されている。一方、カ
ム押えスプリング72の他端は、カム支持部材62(図
7では図示せず)の下面に形成された係止突起74に係
止されている。
【0046】カム押えスプリング72は、カム66を図
7の反時計回り方向(図7の矢印UC方向)に付勢して
おり、また、カム66は図示しないストッパーに当接し
て図7で図示した位置よりも反時計回り方向へは回転で
きないようになっている。
7の反時計回り方向(図7の矢印UC方向)に付勢して
おり、また、カム66は図示しないストッパーに当接し
て図7で図示した位置よりも反時計回り方向へは回転で
きないようになっている。
【0047】なお、通常時は、カム66の嵌合歯66A
が駆動ギヤ50の歯50Bと噛み合わないように、図3
に示すようにカム支持部材62(カム66)が駆動ギヤ
50の径方向外側に位置しており、コイルスプリング5
6を圧縮するようにスライドシャフト54をシャフト3
6側へ押し下げると、図5,6,7に示すようにカム6
6の嵌合歯66Aが駆動ギヤ50の歯50Bと噛み合う
ようになっている。
が駆動ギヤ50の歯50Bと噛み合わないように、図3
に示すようにカム支持部材62(カム66)が駆動ギヤ
50の径方向外側に位置しており、コイルスプリング5
6を圧縮するようにスライドシャフト54をシャフト3
6側へ押し下げると、図5,6,7に示すようにカム6
6の嵌合歯66Aが駆動ギヤ50の歯50Bと噛み合う
ようになっている。
【0048】図3及び図5に示すように、上板28Bの
下方には、上板28Bと平行にスライド板78が配置さ
れている。このスライド板78は、バランサー10の前
後方向(矢印F方向及び矢印B方向)にスライド可能な
ように、上板28Bの下面に取り付けられた角材80の
溝82にはめ込まれている。
下方には、上板28Bと平行にスライド板78が配置さ
れている。このスライド板78は、バランサー10の前
後方向(矢印F方向及び矢印B方向)にスライド可能な
ように、上板28Bの下面に取り付けられた角材80の
溝82にはめ込まれている。
【0049】図5及び図8に示すように、スライド板7
8には角孔84が形成されており、切断レバー46はこ
の角孔84を貫通している。
8には角孔84が形成されており、切断レバー46はこ
の角孔84を貫通している。
【0050】図8に示すように、角孔84は幅広部84
Aと幅狭部84Bとを有しており、スライドシャフト5
4がシャフト36側へ押し下げられていない通常時(図
3参照)には、スライドシャフト54に固定されたカム
支持部材62が、角孔84の幅広部84A内を貫通した
位置にある。なお、カム支持部材62の幅W1 は、幅狭
部84Bの幅W2 よりも広く、幅広部84Aの幅W3 よ
りも若干狭い寸法となっている。また、スライドシャフ
ト54の外径Dは、幅狭部84Bの幅W2 よりも若干狭
い寸法となっている。
Aと幅狭部84Bとを有しており、スライドシャフト5
4がシャフト36側へ押し下げられていない通常時(図
3参照)には、スライドシャフト54に固定されたカム
支持部材62が、角孔84の幅広部84A内を貫通した
位置にある。なお、カム支持部材62の幅W1 は、幅狭
部84Bの幅W2 よりも広く、幅広部84Aの幅W3 よ
りも若干狭い寸法となっている。また、スライドシャフ
ト54の外径Dは、幅狭部84Bの幅W2 よりも若干狭
い寸法となっている。
【0051】図3に示す通常の状態(スライドシャフト
54をシャフト36側へ押し下げない状態)の切断レバ
ー46を図3の時計回り方向へ回転させると、スライド
シャフト54のカム支持部材62が幅広部84Aと幅狭
部84Bとの間の段部(図8参照)に引っ掛かって図9
に示すようにスライド板78を矢印F方向へ移動する。
54をシャフト36側へ押し下げない状態)の切断レバ
ー46を図3の時計回り方向へ回転させると、スライド
シャフト54のカム支持部材62が幅広部84Aと幅狭
部84Bとの間の段部(図8参照)に引っ掛かって図9
に示すようにスライド板78を矢印F方向へ移動する。
【0052】一方、図5及び図10に示すように、スラ
イドシャフト54をコイルスプリング56に抗してシャ
フト36側へ押し下げ、カム66の嵌合歯66Aと駆動
ギヤ50の歯50Bとを噛み合わせた状態で切断レバー
46を図10の時計回り方向へ回転させると、カム66
の嵌合歯66Aと駆動ギヤ50の歯50Bとが噛み合っ
た状態で駆動ギヤ50が図10の時計回り方向へ回転す
る。
イドシャフト54をコイルスプリング56に抗してシャ
フト36側へ押し下げ、カム66の嵌合歯66Aと駆動
ギヤ50の歯50Bとを噛み合わせた状態で切断レバー
46を図10の時計回り方向へ回転させると、カム66
の嵌合歯66Aと駆動ギヤ50の歯50Bとが噛み合っ
た状態で駆動ギヤ50が図10の時計回り方向へ回転す
る。
【0053】スライドシャフト54をシャフト36側へ
押し下げた状態では、カム支持部材62がスライド板7
8の下方に位置しているため、この状態で切断レバー4
6を図10の想像線で示す位置に回転させても、スライ
ドシャフト54が角孔84の中の幅広部84Aから幅狭
部84Bへと移動するのみで、スライド板78は移動し
ない。
押し下げた状態では、カム支持部材62がスライド板7
8の下方に位置しているため、この状態で切断レバー4
6を図10の想像線で示す位置に回転させても、スライ
ドシャフト54が角孔84の中の幅広部84Aから幅狭
部84Bへと移動するのみで、スライド板78は移動し
ない。
【0054】また、スライドシャフト54を押し下げた
状態で切断レバー46を図10の想像線で示す位置から
反時計回り方向へ回転させて元の位置に戻すと、カム押
えスプリング72の付勢力に抗してカム66の嵌合歯6
6Aが駆動ギヤ50の歯50Bを乗り越えながら移動
し、駆動ギヤ50は回転しない。
状態で切断レバー46を図10の想像線で示す位置から
反時計回り方向へ回転させて元の位置に戻すと、カム押
えスプリング72の付勢力に抗してカム66の嵌合歯6
6Aが駆動ギヤ50の歯50Bを乗り越えながら移動
し、駆動ギヤ50は回転しない。
【0055】即ち、駆動ギヤ50の歯50B、カム66
及びカム押えスプリング72によって、駆動ギヤ50を
図10の時計回り方向にのみ回転可能とさせるワンウエ
イクラッチを構成している。
及びカム押えスプリング72によって、駆動ギヤ50を
図10の時計回り方向にのみ回転可能とさせるワンウエ
イクラッチを構成している。
【0056】ここで、駆動ギヤ50の駆動力は、ギヤ8
6、ギヤ88、ギヤ90及びギヤ92を介してギヤ94
に伝達される。なお、ギヤ86はシャフト38に回転自
在に支持されている。なお、ギヤ88はシャフト40
に、ギヤ94はシャフト42に固定されている。また、
ギヤ90は、軸受板32に回転可能に支持されたシャフ
ト96に固定されており、ギヤ92は、軸受板32に回
転可能に支持されたシャフト98に固定されている。
6、ギヤ88、ギヤ90及びギヤ92を介してギヤ94
に伝達される。なお、ギヤ86はシャフト38に回転自
在に支持されている。なお、ギヤ88はシャフト40
に、ギヤ94はシャフト42に固定されている。また、
ギヤ90は、軸受板32に回転可能に支持されたシャフ
ト96に固定されており、ギヤ92は、軸受板32に回
転可能に支持されたシャフト98に固定されている。
【0057】図3及び図5に示すように、シャフト40
にはギヤ88の軸受板34側に剥離用紙剥離兼送り出し
ローラー100が固定されており、シャフト42にはギ
ヤ94の軸受板34側にピンチローラー102が固定さ
れている。ピンチローラー102の外周表面はゴム等の
弾性体で形成されており、剥離用紙剥離兼送り出しロー
ラー100の外周表面に押圧されている。
にはギヤ88の軸受板34側に剥離用紙剥離兼送り出し
ローラー100が固定されており、シャフト42にはギ
ヤ94の軸受板34側にピンチローラー102が固定さ
れている。ピンチローラー102の外周表面はゴム等の
弾性体で形成されており、剥離用紙剥離兼送り出しロー
ラー100の外周表面に押圧されている。
【0058】このため、図3に示すように、剥離用紙2
0Bを剥離用紙剥離兼送り出しローラー100の外周面
に約半周巻き掛けてから剥離用紙剥離兼送り出しローラ
ー100とピンチローラー102との間に挟持し、剥離
用紙剥離兼送り出しローラー100を図3の時計回り方
向へ回転させると、剥離用紙20Bが矢印F方向に引っ
張られ、剥離用紙20Bと共に鉛製の帯状基部20Aが
ドラム22から引き出される。
0Bを剥離用紙剥離兼送り出しローラー100の外周面
に約半周巻き掛けてから剥離用紙剥離兼送り出しローラ
ー100とピンチローラー102との間に挟持し、剥離
用紙剥離兼送り出しローラー100を図3の時計回り方
向へ回転させると、剥離用紙20Bが矢印F方向に引っ
張られ、剥離用紙20Bと共に鉛製の帯状基部20Aが
ドラム22から引き出される。
【0059】また、ケーシング28の内部には、ピンチ
ローラー102の下方に回収箱103が配置されおり、
この回収箱103はケーシング28の前面に設けられた
開閉蓋105を開けて出し入れ可能となっている。
ローラー102の下方に回収箱103が配置されおり、
この回収箱103はケーシング28の前面に設けられた
開閉蓋105を開けて出し入れ可能となっている。
【0060】ここで、ドラム22から引き出されたアン
バランス修正用ウエイト20は、図3に示すように略直
線状となる。このようにして剥離用紙20Bが引き出さ
れると、柔軟な剥離用紙20Bは剥離用紙剥離兼送り出
しローラー100の外周面に沿って湾曲するが、剥離用
紙20Bに比較して剛性の高い鉛製の帯状基部20Aは
剥離用紙20Bが剥離した後に直線形状を保ったまま払
い出し台30の上部へと搬送される。なお、払い出し台
30の上面には帯状基部20Aが滑るようにテフロン等
がコーティングされている。
バランス修正用ウエイト20は、図3に示すように略直
線状となる。このようにして剥離用紙20Bが引き出さ
れると、柔軟な剥離用紙20Bは剥離用紙剥離兼送り出
しローラー100の外周面に沿って湾曲するが、剥離用
紙20Bに比較して剛性の高い鉛製の帯状基部20Aは
剥離用紙20Bが剥離した後に直線形状を保ったまま払
い出し台30の上部へと搬送される。なお、払い出し台
30の上面には帯状基部20Aが滑るようにテフロン等
がコーティングされている。
【0061】図3及び図8に示すように、スライド板7
8の下面には、リンク支持部材104が固定されてお
り、このリンク支持部材104には、連結リンク106
の一方が揺動自在に支持されている。また、連結リンク
106の他方は、楕円カム108の長手方向の一端側に
揺動自在に支持されている。
8の下面には、リンク支持部材104が固定されてお
り、このリンク支持部材104には、連結リンク106
の一方が揺動自在に支持されている。また、連結リンク
106の他方は、楕円カム108の長手方向の一端側に
揺動自在に支持されている。
【0062】図3及び図5に示すように、楕円カム10
8は、軸受板34に支持されたシャフト110に回転自
在に支持されている。
8は、軸受板34に支持されたシャフト110に回転自
在に支持されている。
【0063】楕円カム108の下方には、カッター11
2が配置されている。このカッター112は、シャフト
36に回転可能に支持されており、刃先112Aが払い
出し台30の矢印B方向側の端部近傍に位置している。
2が配置されている。このカッター112は、シャフト
36に回転可能に支持されており、刃先112Aが払い
出し台30の矢印B方向側の端部近傍に位置している。
【0064】なお、カッター112は、シャフト36の
外周に設けられたスプリング113(図5参照)によっ
て図3の反時計回り方向に付勢されており、図3に示す
ように切断レバー46が垂直状態にあり、スライド板7
8が矢印B方向側に位置している場合には、上面112
Bが楕円カム108の下面に当接し、刃先112Aが払
い出し台30の上面よりも所定寸法上方に位置してい
る。
外周に設けられたスプリング113(図5参照)によっ
て図3の反時計回り方向に付勢されており、図3に示す
ように切断レバー46が垂直状態にあり、スライド板7
8が矢印B方向側に位置している場合には、上面112
Bが楕円カム108の下面に当接し、刃先112Aが払
い出し台30の上面よりも所定寸法上方に位置してい
る。
【0065】ここで、スライド板78が図9に示すよう
に矢印F方向に所定量移動されると、楕円カム108が
連結リンク106に押されて図9の時計回り方向へ所定
角度回転し、カッター112を押し下げて刃先112A
が払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基部20
Aを切断する。なお、スライド板78の矢印F方向の端
部にはカッターカバー118が取り付けられており、切
断時に矢印F方向に移動して安全のために刃先112A
をカバーする。
に矢印F方向に所定量移動されると、楕円カム108が
連結リンク106に押されて図9の時計回り方向へ所定
角度回転し、カッター112を押し下げて刃先112A
が払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基部20
Aを切断する。なお、スライド板78の矢印F方向の端
部にはカッターカバー118が取り付けられており、切
断時に矢印F方向に移動して安全のために刃先112A
をカバーする。
【0066】図1及び図8に示すように、払い出し台3
0の上面には、送りだされる帯状基部20Aと平行にス
ケール116が取り付けられている。スケール116に
は、帯状基部20Aの長さに対応した重量(グラム)を
示す目盛りがふられている。また、0グラムを示す目盛
りの位置は、カッター112の刃先112Aが払い出し
台30の上に接触する位置の真横にある。
0の上面には、送りだされる帯状基部20Aと平行にス
ケール116が取り付けられている。スケール116に
は、帯状基部20Aの長さに対応した重量(グラム)を
示す目盛りがふられている。また、0グラムを示す目盛
りの位置は、カッター112の刃先112Aが払い出し
台30の上に接触する位置の真横にある。
【0067】なお、第1アンバランス修正用ウエイト作
製装置16のドラム22には単位長さ当たりの重量の軽
いアンバランス修正用ウエイト20が巻き取られてお
り、第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18に
は、第1アンバランス修正用ウエイト作製装置16のア
ンバランス修正用ウエイト20よりも単位長さ当たりの
重量の重いアンバランス修正用ウエイト20が巻き取ら
れている。
製装置16のドラム22には単位長さ当たりの重量の軽
いアンバランス修正用ウエイト20が巻き取られてお
り、第2アンバランス修正用ウエイト作製装置18に
は、第1アンバランス修正用ウエイト作製装置16のア
ンバランス修正用ウエイト20よりも単位長さ当たりの
重量の重いアンバランス修正用ウエイト20が巻き取ら
れている。
【0068】次に、本実施形態の作用を説明する。バラ
ンス修正を行うタイヤ・リム組立体12を取り付け部1
4に取り付け、リム径及びリム幅を入力してスタートス
イッチ7を押すと、タイヤ・リム組立体12が回転さ
れ、センサ5からの信号に基づいて演算が行われ、修正
用ウエイトの重量(グラム)及びウエイト張り付け位置
(角度)が表示装置3に表示される。
ンス修正を行うタイヤ・リム組立体12を取り付け部1
4に取り付け、リム径及びリム幅を入力してスタートス
イッチ7を押すと、タイヤ・リム組立体12が回転さ
れ、センサ5からの信号に基づいて演算が行われ、修正
用ウエイトの重量(グラム)及びウエイト張り付け位置
(角度)が表示装置3に表示される。
【0069】次に、作業者は以下の手順(1)乃至
(5)に従って作業を進める。 (1) 先ず、表示装置3に表示された修正用ウエイト
の重量を確認する。 (2) 表示された重量が比較的小さい場合には第1ア
ンバランス修正用ウエイト作製装置16のアンバランス
修正用ウエイト20を用い、表示された重量が比較的大
きい場合には第2アンバランス修正用ウエイト作製装置
18のアンバランス修正用ウエイト20を用いることに
する。
(5)に従って作業を進める。 (1) 先ず、表示装置3に表示された修正用ウエイト
の重量を確認する。 (2) 表示された重量が比較的小さい場合には第1ア
ンバランス修正用ウエイト作製装置16のアンバランス
修正用ウエイト20を用い、表示された重量が比較的大
きい場合には第2アンバランス修正用ウエイト作製装置
18のアンバランス修正用ウエイト20を用いることに
する。
【0070】次に、選ばれたアンバランス修正用ウエイ
ト20の装填された方のアンバランス修正用ウエイト作
製装置の切断レバー46のスライドシャフト54を把持
して押し下げ、押し下げた状態で切断レバー46を手前
に引く(図10参照)。これにより、カム66の嵌合歯
66Aと駆動ギヤ50の歯50Bとが噛み合って駆動ギ
ヤ50が時計回り方向へ回転し、剥離用紙剥離兼送り出
しローラー100とピンチローラー102との間に挟持
された剥離用紙20Bが引き出され、これに伴って鉛製
の帯状基部20Aが払い出し台30の上部を搬送され
る。なお、帯状基部20Aから剥がされた剥離用紙20
Bは、その後、ピンチローラー102の下方に設けられ
た回収箱103に回収される。 (3) 帯状基部20Aの先端が所望の目盛りの位置ま
で来たら、切断レバー46を元の垂直位置に戻してスラ
イドシャフト54から手を放す。スライドシャフト54
から手を放すと、コイルスプリング56によってスライ
ドシャフト54が元の位置に戻る。 (4) 次に、切断レバー46の握り玉52を把持して
切断レバー46を手前に引く(図9参照)。これによ
り、カム支持部材62がスライド板78を矢印F方向へ
移動し、楕円カム108がカッター112を押し下げて
払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基部20A
を刃先112Aで切断する。これにより、タイヤ・リム
組立体12のアンバランス修正に用いられる必要重量の
帯状基部20Aが得られる。切断後は、切断レバー46
を元の垂直位置に戻す。 (5) 切断された帯状基部20Aを、ホイールの指示
された位置に張り付ける。
ト20の装填された方のアンバランス修正用ウエイト作
製装置の切断レバー46のスライドシャフト54を把持
して押し下げ、押し下げた状態で切断レバー46を手前
に引く(図10参照)。これにより、カム66の嵌合歯
66Aと駆動ギヤ50の歯50Bとが噛み合って駆動ギ
ヤ50が時計回り方向へ回転し、剥離用紙剥離兼送り出
しローラー100とピンチローラー102との間に挟持
された剥離用紙20Bが引き出され、これに伴って鉛製
の帯状基部20Aが払い出し台30の上部を搬送され
る。なお、帯状基部20Aから剥がされた剥離用紙20
Bは、その後、ピンチローラー102の下方に設けられ
た回収箱103に回収される。 (3) 帯状基部20Aの先端が所望の目盛りの位置ま
で来たら、切断レバー46を元の垂直位置に戻してスラ
イドシャフト54から手を放す。スライドシャフト54
から手を放すと、コイルスプリング56によってスライ
ドシャフト54が元の位置に戻る。 (4) 次に、切断レバー46の握り玉52を把持して
切断レバー46を手前に引く(図9参照)。これによ
り、カム支持部材62がスライド板78を矢印F方向へ
移動し、楕円カム108がカッター112を押し下げて
払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基部20A
を刃先112Aで切断する。これにより、タイヤ・リム
組立体12のアンバランス修正に用いられる必要重量の
帯状基部20Aが得られる。切断後は、切断レバー46
を元の垂直位置に戻す。 (5) 切断された帯状基部20Aを、ホイールの指示
された位置に張り付ける。
【0071】本実施形態のバランサー10では、必要量
だけ帯状基部20Aを送りだして切断するので、余りが
出ず、ウエイトの無駄が発生したり、資源の無駄使いを
引き起こすことがない。
だけ帯状基部20Aを送りだして切断するので、余りが
出ず、ウエイトの無駄が発生したり、資源の無駄使いを
引き起こすことがない。
【0072】また、アンバランス修正用ウエイト20が
帯状であるため、単位重量毎に切断されたウエイトを使
用する場合に較べて正確なアンバランス修正を行い易
い。
帯状であるため、単位重量毎に切断されたウエイトを使
用する場合に較べて正確なアンバランス修正を行い易
い。
【0073】さらに、剥がした後の剥離用紙20Bを連
続した状態で回収箱103に回収するため、剥離用紙2
0Bが店内に飛散することを防止でき、回収に手間がか
からない。
続した状態で回収箱103に回収するため、剥離用紙2
0Bが店内に飛散することを防止でき、回収に手間がか
からない。
【0074】さらに、剥がした後の剥離用紙20Bを他
の紙屑と分離して処理できるため、他の紙屑との混入に
よる紙再生上の問題を回避でき、省資源に寄与できる。
の紙屑と分離して処理できるため、他の紙屑との混入に
よる紙再生上の問題を回避でき、省資源に寄与できる。
【0075】なお、剥がした後の剥離用紙20Bは、開
閉蓋105を開けて回収箱103から取り出せば良い。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
11乃至図13にしたがって説明する。なお、第1の実
施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明
は省略する。
閉蓋105を開けて回収箱103から取り出せば良い。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
11乃至図13にしたがって説明する。なお、第1の実
施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0076】本実施形態は、第1の実施形態で示したバ
ランサー10の自動化を図ったものである。
ランサー10の自動化を図ったものである。
【0077】図11に示すように、本実施形態のバラン
サー120では、駆動ギヤ50の歯50Aと噛み合うギ
ヤ122が設けられており、このギヤ122はパルスモ
ーター124で回転されるようになっている。
サー120では、駆動ギヤ50の歯50Aと噛み合うギ
ヤ122が設けられており、このギヤ122はパルスモ
ーター124で回転されるようになっている。
【0078】また、スライド板78の下面にはラック1
26が固定されており、このラック126にはピニオン
ギヤ128が噛み合っている。ピニオンギヤ128はモ
ーター130で回転されるようになっており、モーター
130の回転によってスライド板78がスライドするよ
うに構成されている。なお、モーター130には、制御
装置6と接続されてモーター130の回転軸の回転角度
を検出するエンコーダー132(図12参照)が取り付
けられている。
26が固定されており、このラック126にはピニオン
ギヤ128が噛み合っている。ピニオンギヤ128はモ
ーター130で回転されるようになっており、モーター
130の回転によってスライド板78がスライドするよ
うに構成されている。なお、モーター130には、制御
装置6と接続されてモーター130の回転軸の回転角度
を検出するエンコーダー132(図12参照)が取り付
けられている。
【0079】図12に示すように、これらのパルスモー
ター124、モーター130、エンコーダー132は制
御装置6に連結されている。パルスモーター124は制
御装置6より出力される駆動パルス数に応じて回転する
ようになっており、駆動パルス数とアンバランス修正用
ウエイト20の送り出し長さとが対応している。
ター124、モーター130、エンコーダー132は制
御装置6に連結されている。パルスモーター124は制
御装置6より出力される駆動パルス数に応じて回転する
ようになっており、駆動パルス数とアンバランス修正用
ウエイト20の送り出し長さとが対応している。
【0080】また、制御装置6には、第1アンバランス
修正用ウエイト作製装置16のドラム装填部24に装填
したアンバランス修正用ウエイト20の単位長さ当たり
の重量及び、第2アンバランス修正用ウエイト作製装置
18のドラム装填部24に装填したアンバランス修正用
ウエイト20の単位長さ当たりの重量を入力するキーボ
ード138が連結されている。
修正用ウエイト作製装置16のドラム装填部24に装填
したアンバランス修正用ウエイト20の単位長さ当たり
の重量及び、第2アンバランス修正用ウエイト作製装置
18のドラム装填部24に装填したアンバランス修正用
ウエイト20の単位長さ当たりの重量を入力するキーボ
ード138が連結されている。
【0081】なお、キーボード138により入力された
各アンバランス修正用ウエイト20の単位長さ当たりの
重量は制御装置6の記憶装置に記憶される。
各アンバランス修正用ウエイト20の単位長さ当たりの
重量は制御装置6の記憶装置に記憶される。
【0082】次に、本実施形態のウエイト作製順序を、
図13のフローチャートにしたがってて説明する。
図13のフローチャートにしたがってて説明する。
【0083】ステップ100では、単位長さ当たりの重
量が入力されたか否かが判断され、単位長さ当たりの重
量が入力されたと判断されるとステップ102へ進み、
単位長さ当たりの重量を記憶装置に記憶する。なお、第
1アンバランス修正用ウエイト作製装置16のドラム装
填部24に装填したアンバランス修正用ウエイト20の
単位長さ当たりの重量及び、第2アンバランス修正用ウ
エイト作製装置18のドラム装填部24に装填したアン
バランス修正用ウエイト20の単位長さ当たりの重量
は、作業者がキーボード138によって入力する。
量が入力されたか否かが判断され、単位長さ当たりの重
量が入力されたと判断されるとステップ102へ進み、
単位長さ当たりの重量を記憶装置に記憶する。なお、第
1アンバランス修正用ウエイト作製装置16のドラム装
填部24に装填したアンバランス修正用ウエイト20の
単位長さ当たりの重量及び、第2アンバランス修正用ウ
エイト作製装置18のドラム装填部24に装填したアン
バランス修正用ウエイト20の単位長さ当たりの重量
は、作業者がキーボード138によって入力する。
【0084】次のステップ104では、リム径が入力さ
れたか否かが判断され、リム径が入力されたと判断され
るとステップ106へ進み、リム径を記憶装置に記憶す
る。なお、リム径は作業者がダイヤル1によって入力す
る。
れたか否かが判断され、リム径が入力されたと判断され
るとステップ106へ進み、リム径を記憶装置に記憶す
る。なお、リム径は作業者がダイヤル1によって入力す
る。
【0085】次のステップ108では、リム幅が入力さ
れたか否かが判断され、リム幅が入力されたと判断され
るとステップ110へ進み、リム幅を記憶装置に記憶す
る。なお、リム幅は作業者がダイヤル2によって入力す
る。
れたか否かが判断され、リム幅が入力されたと判断され
るとステップ110へ進み、リム幅を記憶装置に記憶す
る。なお、リム幅は作業者がダイヤル2によって入力す
る。
【0086】次のステップ112では、スタートスイッ
チ7がオンされたか否かが判断され、スタートスイッチ
7がオンになったと判断されるとステップ114へ進
み、タイヤ・リム組立体12を回転させる。
チ7がオンされたか否かが判断され、スタートスイッチ
7がオンになったと判断されるとステップ114へ進
み、タイヤ・リム組立体12を回転させる。
【0087】タイヤ・リム組立体12が所定の回転数に
達するとステップ116へ進み、アンバランス量を測定
して修正重量及びウエイト張り付け位置を演算する。
達するとステップ116へ進み、アンバランス量を測定
して修正重量及びウエイト張り付け位置を演算する。
【0088】演算結果が出るとステップ118へ進み、
修正重量及びウエイト張り付け位置を表示装置3に表示
する。
修正重量及びウエイト張り付け位置を表示装置3に表示
する。
【0089】次のステップ119では、ウエイト作製可
能であるか否かを判断する。詳しくは、タイヤを回転さ
せて演算を行って出た結果が異常であるか否かを判断す
る。即ち、ホイールのチャッキング不良等がある場合に
は、タイヤ・リム組立体12が大きく振れて測定異常と
なり、演算結果が通常の修正範囲を越えるような異常値
を示すことになる。したがって、ここでは、修正重量が
予め定められた所定範囲内に入っているか否かを判断
し、所定範囲外であると判断した場合にはウエイト作製
不能と判断し、所定範囲内であると判断した場合にはウ
エイト作製可能と判断する。
能であるか否かを判断する。詳しくは、タイヤを回転さ
せて演算を行って出た結果が異常であるか否かを判断す
る。即ち、ホイールのチャッキング不良等がある場合に
は、タイヤ・リム組立体12が大きく振れて測定異常と
なり、演算結果が通常の修正範囲を越えるような異常値
を示すことになる。したがって、ここでは、修正重量が
予め定められた所定範囲内に入っているか否かを判断
し、所定範囲外であると判断した場合にはウエイト作製
不能と判断し、所定範囲内であると判断した場合にはウ
エイト作製可能と判断する。
【0090】ステップ119でウエイト作製可能である
と判断された場合にはステップ120へ進み、ウエイト
作製不能であると判断された場合にはステップ121を
経てステップ112へ戻る。ステップ121では、表示
装置3に、例えば、「ウエイト作製不能」等のエラー表
示を行い、オペレーターに異常があることを示唆する。
この表示を見たオペレーターは、チャッキング不良等の
異常原因を直した後、スタートスイッチ7をオンする。
と判断された場合にはステップ120へ進み、ウエイト
作製不能であると判断された場合にはステップ121を
経てステップ112へ戻る。ステップ121では、表示
装置3に、例えば、「ウエイト作製不能」等のエラー表
示を行い、オペレーターに異常があることを示唆する。
この表示を見たオペレーターは、チャッキング不良等の
異常原因を直した後、スタートスイッチ7をオンする。
【0091】ステップ120では、修正重量が所定値以
上であるか否かが判断される。ステップ120で、修正
重量が所定値以上であると判断されるとステップ122
へ進み、修正重量が所定値未満であると判断されるとス
テップ124へ進む。
上であるか否かが判断される。ステップ120で、修正
重量が所定値以上であると判断されるとステップ122
へ進み、修正重量が所定値未満であると判断されるとス
テップ124へ進む。
【0092】ステップ122では、修正重量を、単位長
さ当たりの重量が重い方のアンバランス修正用ウエイト
20の長さに換算し、送り出し長さ(切断するウエイト
長さ)を決定する。
さ当たりの重量が重い方のアンバランス修正用ウエイト
20の長さに換算し、送り出し長さ(切断するウエイト
長さ)を決定する。
【0093】ステップ126では、送り出し長さに基づ
いてパルスモーター124の駆動パルス数を決定し、パ
ルスモーター124を駆動する。これにより単位長さ当
たりの重量が重い方のアンバランス修正用ウエイト20
がステップ122で決定された長さ分だけ送り出され
る。
いてパルスモーター124の駆動パルス数を決定し、パ
ルスモーター124を駆動する。これにより単位長さ当
たりの重量が重い方のアンバランス修正用ウエイト20
がステップ122で決定された長さ分だけ送り出され
る。
【0094】ステップ128では、モーター130を駆
動して送りだされたアンバランス修正用ウエイト20を
カッター112で切断する。
動して送りだされたアンバランス修正用ウエイト20を
カッター112で切断する。
【0095】一方、ステップ124では、修正重量を、
単位長さ当たりの重量が軽い方のアンバランス修正用ウ
エイト20の長さに換算し、送り出し長さ(切断するウ
エイト長さ)を決定する。
単位長さ当たりの重量が軽い方のアンバランス修正用ウ
エイト20の長さに換算し、送り出し長さ(切断するウ
エイト長さ)を決定する。
【0096】ステップ130では、送り出し長さに基づ
いてパルスモーター124の駆動パルス数を決定し、パ
ルスモーター124を駆動する。これにより単位長さ当
たりの重量が軽い方のアンバランス修正用ウエイト20
がステップ124で決定された長さ分だけ送り出され
る。
いてパルスモーター124の駆動パルス数を決定し、パ
ルスモーター124を駆動する。これにより単位長さ当
たりの重量が軽い方のアンバランス修正用ウエイト20
がステップ124で決定された長さ分だけ送り出され
る。
【0097】ステップ132では、モーター130を駆
動して送りだされたアンバランス修正用ウエイト20を
カッター112で切断する。
動して送りだされたアンバランス修正用ウエイト20を
カッター112で切断する。
【0098】ステップ128又はステップ132の実行
後、オペレーターは切断されたアンバランス修正用ウエ
イト20を表示に従ってタイヤ・リム組立体12のホイ
ール部に貼り付け、貼り付け終了後にスタートスイッチ
7をオンする。
後、オペレーターは切断されたアンバランス修正用ウエ
イト20を表示に従ってタイヤ・リム組立体12のホイ
ール部に貼り付け、貼り付け終了後にスタートスイッチ
7をオンする。
【0099】ステップ134では、スタートスイッチ7
がオンされたか否かが判断され、スタートスイッチ7が
オンになったと判断されるとステップ136へ進む。
がオンされたか否かが判断され、スタートスイッチ7が
オンになったと判断されるとステップ136へ進む。
【0100】ステップ136では、アンバランス修正用
ウエイト20の貼り付けられたタイヤ・リム組立体12
を回転させてバランス状態を計測(演算)し、修正が終
了しか否かを判断する。即ち、ここでは、アンバランス
量が予め定められた範囲内に入っているか否かを判断
し、範囲内に入っていると判断された場合には回転を停
止して修正終了となり、範囲外である(例えば、貼り付
け異常等による修正不具合があった場合)と判断された
場合にはステップ138を経てステップ112へ戻る。
ステップ138では、回転を停止し、表示装置3に例え
ば、「修正不良」等のエラー表示を行い、オペレーター
に修正不良があることを示唆する。この表示を見たオペ
レーターは、アンバランス修正用ウエイト20の貼り付
けを修正した後、スタートスイッチ7をオンする。
ウエイト20の貼り付けられたタイヤ・リム組立体12
を回転させてバランス状態を計測(演算)し、修正が終
了しか否かを判断する。即ち、ここでは、アンバランス
量が予め定められた範囲内に入っているか否かを判断
し、範囲内に入っていると判断された場合には回転を停
止して修正終了となり、範囲外である(例えば、貼り付
け異常等による修正不具合があった場合)と判断された
場合にはステップ138を経てステップ112へ戻る。
ステップ138では、回転を停止し、表示装置3に例え
ば、「修正不良」等のエラー表示を行い、オペレーター
に修正不良があることを示唆する。この表示を見たオペ
レーターは、アンバランス修正用ウエイト20の貼り付
けを修正した後、スタートスイッチ7をオンする。
【0101】以上により、タイヤ・リム組立体12のア
ンバランス修正に必要な重量のアンバランス修正用ウエ
イト20が得られる。
ンバランス修正に必要な重量のアンバランス修正用ウエ
イト20が得られる。
【0102】本実施形態のバランサー120では、ウエ
イトの必要長さの送り出し及び切断を自動で行うので、
ウエイト作製作業が容易になる。
イトの必要長さの送り出し及び切断を自動で行うので、
ウエイト作製作業が容易になる。
【0103】また、本実施形態では、修正重量が所定値
以上であるか否かで切断するアンバランス修正用ウエイ
ト20を選択したが、最初に修正重量を単位長さ当たり
の重量が軽い方のアンバランス修正用ウエイト20の切
断長さに換算し、その切断長さが所定寸法以上の場合
(長すぎる場合)には、単位長さ当たりの重量が重い方
のアンバランス修正用ウエイト20の切断長さを換算
し、単位長さ当たりの重量が重い方のアンバランス修正
用ウエイト20を切断するようにしても良い。
以上であるか否かで切断するアンバランス修正用ウエイ
ト20を選択したが、最初に修正重量を単位長さ当たり
の重量が軽い方のアンバランス修正用ウエイト20の切
断長さに換算し、その切断長さが所定寸法以上の場合
(長すぎる場合)には、単位長さ当たりの重量が重い方
のアンバランス修正用ウエイト20の切断長さを換算
し、単位長さ当たりの重量が重い方のアンバランス修正
用ウエイト20を切断するようにしても良い。
【0104】また、カッター112は、モーター以外の
駆動手段、例えば、油圧または空気圧のシリンダーで駆
動しても良いのは勿論である。
駆動手段、例えば、油圧または空気圧のシリンダーで駆
動しても良いのは勿論である。
【0105】また、パルスモーター124の代わりに、
エンコーダー付きのモーターを用いることもできる。
エンコーダー付きのモーターを用いることもできる。
【0106】また、払い出し台30を駆動装置で前後方
向に移動するように構成し、切断後に払い出し台30を
手前側(矢印F方向)に移動して切断されたアンバラン
ス修正用ウエイト20を取り出すようにしても良い。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を図
14及び図15にしたがって説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説
明は省略する。
向に移動するように構成し、切断後に払い出し台30を
手前側(矢印F方向)に移動して切断されたアンバラン
ス修正用ウエイト20を取り出すようにしても良い。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を図
14及び図15にしたがって説明する。なお、前述した
実施形態と同一構成に関しては同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0107】本実施形態のバランサー201の図示しな
い軸受板に回転自在に支持されたシャフト200には、
送り出しレバー202が固定されており、駆動ギヤ50
及びカッター駆動ギア201が回転自在に支持されてい
る。
い軸受板に回転自在に支持されたシャフト200には、
送り出しレバー202が固定されており、駆動ギヤ50
及びカッター駆動ギア201が回転自在に支持されてい
る。
【0108】送り出しレバー202の上端付近にはレバ
ー204の一端が軸支されており、レバー204は揺動
自在となっている。
ー204の一端が軸支されており、レバー204は揺動
自在となっている。
【0109】レバー204は図示しないスプリングによ
って図14の時計回り方向に付勢されており、通常はレ
バー204の下端が駆動ギヤ50の歯50Aと歯50A
の間に挿入されている。
って図14の時計回り方向に付勢されており、通常はレ
バー204の下端が駆動ギヤ50の歯50Aと歯50A
の間に挿入されている。
【0110】ここで、送り出しレバー202を図14の
時計回り方向へ動かすと、レバー204の下端が歯50
Aと歯50Aの間に挿入された状態で駆動ギヤ50を図
14の時計回り方向へ回転させる。
時計回り方向へ動かすと、レバー204の下端が歯50
Aと歯50Aの間に挿入された状態で駆動ギヤ50を図
14の時計回り方向へ回転させる。
【0111】一方、図14の反時計回り方向へ動かす
と、レバー204の下端が歯50Aと歯50Aの間から
抜け出て歯50Aを反時計方向へ飛び越すため、駆動ギ
ヤ50は回転しない。
と、レバー204の下端が歯50Aと歯50Aの間から
抜け出て歯50Aを反時計方向へ飛び越すため、駆動ギ
ヤ50は回転しない。
【0112】送り出しレバー202の中間部には、切断
レバー206の中間部が軸支されており、切断レバー2
06は揺動自在となっている。切断レバー206とレバ
ー204とは、リンク208を介して連結されており、
レバー204の下端が歯50Aと歯50Aの間に挿入さ
れた状態では、切断レバー206の下端がカッター駆動
ギア201の歯201Aから所定寸法離間している。
レバー206の中間部が軸支されており、切断レバー2
06は揺動自在となっている。切断レバー206とレバ
ー204とは、リンク208を介して連結されており、
レバー204の下端が歯50Aと歯50Aの間に挿入さ
れた状態では、切断レバー206の下端がカッター駆動
ギア201の歯201Aから所定寸法離間している。
【0113】なお、切断レバー206の上端には握り玉
207が、送り出しレバー202の上端には握り玉20
3が取り付けられている。
207が、送り出しレバー202の上端には握り玉20
3が取り付けられている。
【0114】カッター駆動ギア201にはカム駆動ギア
210が噛み合っており、このカム駆動ギア210には
楕円カム212が取り付けられている。
210が噛み合っており、このカム駆動ギア210には
楕円カム212が取り付けられている。
【0115】楕円カム212の下方には、カッター21
4が配置されている。このカッター214は、シャフト
216に揺動可能に支持されており、刃先214Aが払
い出し台30の矢印B方向側の端部近傍に位置してい
る。
4が配置されている。このカッター214は、シャフト
216に揺動可能に支持されており、刃先214Aが払
い出し台30の矢印B方向側の端部近傍に位置してい
る。
【0116】カッター214は、スプリング218によ
って上方に付勢されており、上面が楕円カム212の下
面に当接している。
って上方に付勢されており、上面が楕円カム212の下
面に当接している。
【0117】図14に示すように、送り出しレバー20
2が垂直状態とされた基準位置では、楕円カム212の
長軸が傾斜している。
2が垂直状態とされた基準位置では、楕円カム212の
長軸が傾斜している。
【0118】次に、本実施形態の作用を説明する。先
ず、図14に示す基準位置にある送り出しレバー202
の握り玉203を把持し、送り出しレバー202のみを
装置手前側に引く。レバー204の下端は歯50Aと歯
50Aの間に挿入された状態であるので、駆動ギヤ50
が図14の時計回り方向へ回転し、これによって帯状基
部20Aが払い出し台30の上部を搬送される。
ず、図14に示す基準位置にある送り出しレバー202
の握り玉203を把持し、送り出しレバー202のみを
装置手前側に引く。レバー204の下端は歯50Aと歯
50Aの間に挿入された状態であるので、駆動ギヤ50
が図14の時計回り方向へ回転し、これによって帯状基
部20Aが払い出し台30の上部を搬送される。
【0119】なお、帯状基部20Aの先端が所望の目盛
りの位置まで来たら、送り出しレバー202を元の垂直
位置に戻す。なお、本実施形態では、握り玉203から
手を離せばスプリングによって送り出しレバー202が
元の垂直位置に自動的に戻される。
りの位置まで来たら、送り出しレバー202を元の垂直
位置に戻す。なお、本実施形態では、握り玉203から
手を離せばスプリングによって送り出しレバー202が
元の垂直位置に自動的に戻される。
【0120】次に、送り出しレバー202の握り玉20
3と切断レバー206の握り玉207とが接近するよう
に握り玉203と握り玉207とを一緒に把持する。こ
うすることによって切断レバー206の下端がカッター
駆動ギア201の歯201Aと歯201Aとの間に挿入
される共に、レバー204の下端が駆動ギヤ50の歯5
0Aと歯50Aの間から抜け出る。
3と切断レバー206の握り玉207とが接近するよう
に握り玉203と握り玉207とを一緒に把持する。こ
うすることによって切断レバー206の下端がカッター
駆動ギア201の歯201Aと歯201Aとの間に挿入
される共に、レバー204の下端が駆動ギヤ50の歯5
0Aと歯50Aの間から抜け出る。
【0121】その後、握り玉203と握り玉207とを
一緒に把持しながら、送り出しレバー202と切断レバ
ー206とを装置手前側へ引くと、カッター駆動ギア2
01に噛み合ったカム駆動ギア210が回転し、カム駆
動ギア210に連結された楕円カム212が反時計回り
方向に回転してカッター214を押し下げ、図15に示
すように払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基
部20Aが刃先214Aで切断される。
一緒に把持しながら、送り出しレバー202と切断レバ
ー206とを装置手前側へ引くと、カッター駆動ギア2
01に噛み合ったカム駆動ギア210が回転し、カム駆
動ギア210に連結された楕円カム212が反時計回り
方向に回転してカッター214を押し下げ、図15に示
すように払い出し台30の上に配設された鉛製の帯状基
部20Aが刃先214Aで切断される。
【0122】切断後、握り玉203及び握り玉207か
ら手を離すと、図示しないスプリングによって送り出し
レバー202及び切断レバー206が反時計回り方向に
回転されて元の垂直位置に自動的に戻され、レバー20
4の下端が歯50Aと歯50Aの間に挿入されると共に
切断レバー206の下端がカッター駆動ギア201の歯
201Aから離間した元の状態に戻る。
ら手を離すと、図示しないスプリングによって送り出し
レバー202及び切断レバー206が反時計回り方向に
回転されて元の垂直位置に自動的に戻され、レバー20
4の下端が歯50Aと歯50Aの間に挿入されると共に
切断レバー206の下端がカッター駆動ギア201の歯
201Aから離間した元の状態に戻る。
【0123】なお、第1の実施形態では、スケール11
6の目盛を見ながらアンバランス修正用ウエイト20を
送り出すようにしたが、アンバランス修正用ウエイト2
0の帯状基部20Aの表面に、例えば、図16及び図1
7に示すような基準目盛り140及び補助目盛り142
を刻印又は印刷し、この基準目盛り140及び補助目盛
り142を見ながらアンバランス修正用ウエイト20を
送り出すようにしても良い。また、スケール116にア
ンバランス修正用ウエイト20の寸法を計測するための
目盛りを付与しても良い。
6の目盛を見ながらアンバランス修正用ウエイト20を
送り出すようにしたが、アンバランス修正用ウエイト2
0の帯状基部20Aの表面に、例えば、図16及び図1
7に示すような基準目盛り140及び補助目盛り142
を刻印又は印刷し、この基準目盛り140及び補助目盛
り142を見ながらアンバランス修正用ウエイト20を
送り出すようにしても良い。また、スケール116にア
ンバランス修正用ウエイト20の寸法を計測するための
目盛りを付与しても良い。
【0124】また、前記実施形態では、剥離した後の剥
離用紙20Bを回収箱103で回収するようにしたが、
剥離用紙剥離兼送り出しローラー100及びピンチロー
ラー102と連動する回転軸を設け、この回転軸に剥離
した後の剥離用紙20Bを巻き取るようにしても良く、
これにより、剥離した後の剥離用紙20Bのかさを減ら
すことができる。
離用紙20Bを回収箱103で回収するようにしたが、
剥離用紙剥離兼送り出しローラー100及びピンチロー
ラー102と連動する回転軸を設け、この回転軸に剥離
した後の剥離用紙20Bを巻き取るようにしても良く、
これにより、剥離した後の剥離用紙20Bのかさを減ら
すことができる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
アンバラス修正用ウエイト作製装置は、帯状のアンバラ
ンス修正用ウエイトを必要量だけ引き出して切断できる
ので、正確なアンバランスの修正を行い易く、また、ア
ンバランス修正用ウエイトに無駄が生じず省資源に寄与
できるという優れた効果を有する。
アンバラス修正用ウエイト作製装置は、帯状のアンバラ
ンス修正用ウエイトを必要量だけ引き出して切断できる
ので、正確なアンバランスの修正を行い易く、また、ア
ンバランス修正用ウエイトに無駄が生じず省資源に寄与
できるという優れた効果を有する。
【0126】請求項2に記載のアンバラス修正用ウエイ
ト作製装置は、剥離した剥離部材を切断せずに連続して
剥離部材収容手段に収容できるので、剥離部材の回収が
容易となって他の紙屑と区別して処理できるようにな
り、他の紙屑との混入による紙再生上の問題を回避でき
ると共に省資源に寄与できるという優れた効果を有す
る。
ト作製装置は、剥離した剥離部材を切断せずに連続して
剥離部材収容手段に収容できるので、剥離部材の回収が
容易となって他の紙屑と区別して処理できるようにな
り、他の紙屑との混入による紙再生上の問題を回避でき
ると共に省資源に寄与できるという優れた効果を有す
る。
【0127】請求項3に記載のバランサーでは、帯状の
アンバランス修正用ウエイトを必要量だけ引き出して切
断できるので、正確なアンバランスの修正を行い易く、
また、アンバランス修正用ウエイトに無駄が生じず省資
源に寄与できるという優れた効果を有する。また、アン
バランス修正用ウエイトの作製部分がバランサーとが一
体となっているので、作業スペースが有効利用できる。
アンバランス修正用ウエイトを必要量だけ引き出して切
断できるので、正確なアンバランスの修正を行い易く、
また、アンバランス修正用ウエイトに無駄が生じず省資
源に寄与できるという優れた効果を有する。また、アン
バランス修正用ウエイトの作製部分がバランサーとが一
体となっているので、作業スペースが有効利用できる。
【0128】請求項4に記載のバランサーは、剥離した
剥離部材を切断せずに連続して剥離部材収容手段に収容
できるので、剥離部材の回収が容易となって他の紙屑と
区別して処理できるようになり、他の紙屑との混入によ
る紙再生上の問題を回避できると共に省資源に寄与でき
るという優れた効果を有する。
剥離部材を切断せずに連続して剥離部材収容手段に収容
できるので、剥離部材の回収が容易となって他の紙屑と
区別して処理できるようになり、他の紙屑との混入によ
る紙再生上の問題を回避できると共に省資源に寄与でき
るという優れた効果を有する。
【0129】また、請求項5に記載のバランサーでは、
帯状のアンバランス修正用ウエイトを必要量だけ引き出
して切断できるので、正確なアンバランスの修正を行い
易く、また、アンバランス修正用ウエイトに無駄が生じ
ず省資源に寄与できるという優れた効果を有する。さら
に、アンバランス修正用ウエイトの引き出し及び切断を
自動で行えるので、作業が楽になる。
帯状のアンバランス修正用ウエイトを必要量だけ引き出
して切断できるので、正確なアンバランスの修正を行い
易く、また、アンバランス修正用ウエイトに無駄が生じ
ず省資源に寄与できるという優れた効果を有する。さら
に、アンバランス修正用ウエイトの引き出し及び切断を
自動で行えるので、作業が楽になる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るバランサーの全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1に示すバランサーの電気系統を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】バランサーに組み込まれた第1アンバランス修
正用ウエイト作製装置の一部断面図(図5の3−3線断
面図)である。
正用ウエイト作製装置の一部断面図(図5の3−3線断
面図)である。
【図4】アンバランス修正用ウエイトの斜視図である。
【図5】第1アンバランス修正用ウエイト作製装置の正
面図である。
面図である。
【図6】切断レバーの断面図である。
【図7】カムを回転軸方向から見た一部断面図(図6の
7−7線断面図)である。
7−7線断面図)である。
【図8】スライド板付近の平面図である。
【図9】ウエイト切断時の第1アンバランス修正用ウエ
イト作製装置の一部断面図である。
イト作製装置の一部断面図である。
【図10】スライドシャフトを押し下げた状態の第1ア
ンバランス修正用ウエイト作製装置の一部断面図であ
る。
ンバランス修正用ウエイト作製装置の一部断面図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る第1アンバラ
ンス修正用ウエイト作製装置の一部断面図である。
ンス修正用ウエイト作製装置の一部断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るバランサーの
電気系統を示すブロック図である。
電気系統を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るバランサーの
制御の一例を説明するフローチャートである。
制御の一例を説明するフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施形態に係るバランサーの
要部の一部断面図である。
要部の一部断面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係るバランサーの
ウエイト切断時の要部の一部断面図である。
ウエイト切断時の要部の一部断面図である。
【図16】アンバランス修正用ウエイトの他の実施形態
である。
である。
【図17】アンバランス修正用ウエイトのさらに他の実
施形態である。
施形態である。
3 表示装置(表示部) 5 センサ(検出部) 6 制御装置(第1の演算手段、第2の演算手段) 10 バランサー 12 タイヤ・リム組立体 16 第1アンバランス修正用ウエイト作製装置 18 第2アンバランス修正用ウエイト作製装置 20 アンバランス修正用ウエイト 20B 剥離用紙(剥離部材) 20C 粘着部(粘着剤層) 24 ドラム装填部(装填部) 100 剥離用紙剥離兼送り出しローラー(引出手段、
剥離手段) 102 ピンチローラー(引出手段、剥離手段) 103 回収箱(剥離部材収容手段) 112 カッター(切断手段) 116 スケール(計測手段) 120 バランサー 124 パルスモーター(引出手段) 138 キーボード(入力手段) 201 バランサー
剥離手段) 102 ピンチローラー(引出手段、剥離手段) 103 回収箱(剥離部材収容手段) 112 カッター(切断手段) 116 スケール(計測手段) 120 バランサー 124 パルスモーター(引出手段) 138 キーボード(入力手段) 201 バランサー
Claims (5)
- 【請求項1】 単位長さ当たりの重量が一定とされた帯
状のアンバランス修正用ウエイトを装填する装填部と、 前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トを引き出す引出手段と、 前記引出手段によって引き出された前記アンバランス修
正用ウエイトの長さ及び重量の少なくとも一方を計測す
る計測手段と、 前記計測された前記アンバランス修正用ウエイトを切断
する切断手段と、 を有するとを特徴とするアンバラス修正用ウエイト作製
装置。 - 【請求項2】 前記アンバランス修正用ウエイトの片面
に剥離部材を貼り付けた粘着剤層を設け、 前記引出手段と前記切断手段との間に前記剥離部材を前
記粘着層から剥離する剥離手段を設け、 剥離した剥離部材を剥離部材収容手段に収容することを
特徴とする請求項1に記載のアンバランス修正用ウエイ
ト作製装置。 - 【請求項3】 タイヤ・リム組立体の回転のアンバラン
ス量を検出し、前記アンバランス量を打ち消すアンバラ
ンス修正用ウエイトの重量及び取り付け位置を表示部に
表示するバランサーであって、 単位長さ当たりの重量が一定とされた帯状のアンバラン
ス修正用ウエイトを装填する装填部と、 前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トを引き出す引出手段と、 前記引出手段によって引き出された前記アンバランス修
正用ウエイトの長さ及び重量の少なくとも一方を計測す
る計測手段と、 前記計測された前記アンバランス修正用ウエイトを切断
する切断手段と、 を有することを特徴とするバランサー。 - 【請求項4】 前記アンバランス修正用ウエイトは、片
面に剥離可能な剥離部材の貼り付けられた粘着剤層が設
けられており、 前記引出手段は、前記剥離部材を前記粘着層から剥離す
る剥離手段を備えており、 前記剥離手段により剥離された剥離部材は、剥離部材収
容手段に収容されることを特徴とする請求項3に記載の
バランサー。 - 【請求項5】 タイヤ・リム組立体の回転のアンバラン
ス量を検出し、前記アンバランス量を打ち消すアンバラ
ンス修正用ウエイトの重量及び取り付け位置を表示部に
表示するバランサーであって、 タイヤ・リム組立体の回転のアンバランス量を検出部で
検出し、前記アンバランス量を打ち消すアンバランス修
正用ウエイトの重量及び取り付け位置を演算する第1の
演算手段と、 単位長さ当たりの重量が一定とされた帯状のアンバラン
ス修正用ウエイトを装填する装填部と、 前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トの単位長さ当たりの重量を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記アンバランス修正用
ウエイトの単位長さ当たりの重量を記憶する記憶手段
と、 前記記憶手段に記憶された前記アンバランス修正用ウエ
イトの単位長さ当たりの重量に基づいて、前記第1の演
算手段により演算された前記重量を前記アンバランス修
正用ウエイトの長さに換算する第2の演算手段と、 前記装填部に装填された前記アンバランス修正用ウエイ
トを、前記第2の演算手段により演算された長さ分だけ
引き出す引出手段と、 前記引出手段により引き出された前記アンバランス修正
用ウエイトを切断する切断手段と、 を備えたことを特徴とするバランサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303241A JPH10142094A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | アンバランス修正用ウエイト作製装置及びバランサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303241A JPH10142094A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | アンバランス修正用ウエイト作製装置及びバランサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10142094A true JPH10142094A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17918582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8303241A Pending JPH10142094A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | アンバランス修正用ウエイト作製装置及びバランサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10142094A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000321162A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-11-24 | Denso Corp | 回転体のバランス修正方法及びバランス修正装置 |
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JP2014184544A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Taiho Kogyo Co Ltd | バランスウェイト切断装置 |
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US10603805B2 (en) | 2009-01-08 | 2020-03-31 | Esys Automation, Llc | Weight material dispensing and cutting system |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8303241A patent/JPH10142094A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |