JPH10141778A - 燃焼機器の安全装置 - Google Patents

燃焼機器の安全装置

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JPH10141778A
JPH10141778A JP30317296A JP30317296A JPH10141778A JP H10141778 A JPH10141778 A JP H10141778A JP 30317296 A JP30317296 A JP 30317296A JP 30317296 A JP30317296 A JP 30317296A JP H10141778 A JPH10141778 A JP H10141778A
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JP
Japan
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combustion
long
linear
fuse member
metal wire
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Withdrawn
Application number
JP30317296A
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English (en)
Inventor
Masanobu Saito
正信 斉藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線状長尺ヒューズ部材の交換が容易に行える
燃焼機器の安全装置を提供する。 【解決手段】 燃焼機器の燃焼筒7の外部に、絶縁材1
6で被覆された所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒュ
ーズ部材15を配置し、この線状長尺ヒューズ部材15
の溶断により燃焼を強制的に停止させるようにした燃焼
機器の安全装置であり、線状長尺ヒューズ部材15が燃
焼筒7の外部に固定保持された長尺の金属線コイル部材
13内に収容されている構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス給湯機、ガス
温水暖房機等の燃焼機器の安全装置に関し、特に、燃焼
機器の燃焼筒に異常過熱によるひび割れや穴あき等が生
じた際に燃焼を強制的に停止させるようにした燃焼機器
の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種燃焼機器の安全装置として
は、例えば、実公平7−40838号公報に開示されて
いるように、燃焼機器の燃焼筒の外部の背面側に、絶縁
材で被覆され、所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒュ
ーズ部材を配置し、この線状長尺ヒューズ部材の溶断に
より燃焼を強制的に停止させるようにして、異常過熱に
よる燃焼筒のひび割れや穴あき等による火災の危険を未
然に防止したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した線状長尺ヒュ
ーズ部材は、燃焼筒のひび割れ部や穴あき部から漏れた
燃焼ガスの熱によって溶断されることにより、異常過熱
による安全を確保するものであるため、燃焼筒の冷熱繰
り返し(ヒートサイクル)による熱疲労や腐食、及び劣
化等、燃焼ガスの漏れ以外の原因で安全装置が働いた場
合、線状長尺ヒューズ部材を交換する必要が生じる。し
かしながら、上述した従来構造の燃焼機器では、線状長
尺ヒューズ部材が、燃焼筒の外部の背面側に設けられた
板体に保持されているため、燃焼筒をバーナから分離し
てからでないと、線状長尺ヒューズ部材を交換すること
ができず、交換作業に大変な手間と時間がかかる問題が
あった。
【0004】本発明は、上述した事実に鑑みてなされた
ものであり、線状長尺ヒューズ部材の交換が容易に行え
る燃焼機器の安全装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
では、燃焼機器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、
所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置
し、この線状長尺ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制
的に停止させるようにした燃焼機器の安全装置におい
て、前記線状長尺ヒューズ部材が燃焼筒の外部に固定保
持された長尺の金属線コイル部材内に収容されている構
成である。
【0006】請求項2に記載の本発明では、燃焼機器の
燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、所定の温度以上で
溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置し、この線状長尺
ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制的に停止させるよ
うにした燃焼機器の安全装置において、前記線状長尺ヒ
ューズ部材が燃焼筒の外周に巻回状態で固定保持された
長尺の金属線コイル部材内に収容されている構成であ
る。
【0007】請求項3に記載の本発明では、燃焼機器の
燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、所定の温度以上で
溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置し、この線状長尺
ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制的に停止させるよ
うにした燃焼機器の安全装置において、前記線状長尺ヒ
ューズ部材が燃焼筒の外周に取付具により固定保持され
た長尺の金属線コイル部材内に収容されており、前記取
付具は、前記燃焼筒に巻回された水管に係着される水管
係着部と、金属線コイル部材を保持するコイル部材保持
部とを備えた構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態例を図
1ないし図3の図面に基づいて説明する。図において、
1はガス給湯機等の燃焼機器の外装ケースであり、この
外装ケース1は取付金具2、2により取付壁3に取り付
けられたケース主体1Aと、このケース主体1Aの前面
部に着脱可能に取り付けられた前カバー1Bとから構成
されている。前記外装ケース1内には、送風機4と、こ
の送風機4によって燃焼空気が供給されるバーナユニッ
ト5と、このバーナユニット5の上に連結され、内部を
燃焼室6とした燃焼筒7と、この燃焼筒7の上部に設け
られた熱交換器8と、この熱交換器8の上部に連結され
た排気フード9とが収容され、前記バーナユニット5内
には、複数のガスバーナ10が設置されいる。
【0009】前記燃焼筒7の外面には水管11が螺旋状
に巻回して設けられ、この水管11は前記熱交換器8の
吸熱管12の入口側に接続され、前記燃焼筒7及び熱交
換器8をガスバーナ10の燃焼ガスで加熱することによ
り、水管11及び吸熱管12を流れる水を昇温させて、
吸熱管12の出口側に接続された給湯管(図示せず)か
ら浴槽等の利用部に湯を供給するようになっている。
【0010】13は前記燃焼筒7の外周に巻回して配置
した長尺の金属線コイル部材であり、この金属線コイル
部材13は、前記水管11と所定間隔を存して、この水
管11に沿うように、前記燃焼筒7の外周に螺旋状に巻
回されており、その途中適所は複数の取付具14、14
を介して水管11に固定保持されている。
【0011】15は前記金属線コイル部材13内に挿入
されて燃焼筒7の外周に配置された一連の線状長尺ヒュ
ーズ部材であり、この線状長尺ヒューズ部材15は、表
面が絶縁材16で被覆され、予め設定された温度(例え
ば、120℃)以上で溶断する導電性の低温溶融金属で
作られている。そして、この線状長尺ヒューズ部材15
が溶断すると、制御器(図示せず)がガスバーナ10へ
のガス燃料の供給を遮断して、燃焼を強制的に停止させ
るようになっている。また、図示しないが、前記線状長
尺ヒューズ部材15の両端部には、それぞれコネクタが
取り付けられている。
【0012】前記取付具14は、図3に示すように、金
属板にてなる板体17と、この板体17の両端部に一体
に設けられ、前記水管11を挟んでこの水管11に係着
する一対の挟持片18、18にて構成された水管係着部
19、19と、前記板体17の外面側の略中央部に装着
され、前記金属線コイル部材13を保持する円筒状のコ
イル部材保持部20とを備えている。そして、この取付
具14は、両端部の水管係着部19、19を上下の水管
11にそれぞれ係着することにより、これら水管11に
保持され、前記金属線コイル部材13の途中の多箇所を
固定保持することになる。21はケース主体1Aの背面
の内側に設けられた保護板である。
【0013】本実施形態例によれば、表面が絶縁材16
で被覆され、予め設定された温度(例えば、120℃)
以上で溶断する一連の線状長尺ヒューズ部材15が、燃
焼筒7の外部に固定保持された長尺の金属線コイル部材
13内に収容されている構成であるから、ヒートサイク
ルによる熱疲労や腐食、及び劣化等、燃焼ガスの漏れ以
外の原因で線状長尺ヒューズ部材15が溶断し、それを
交換する場合、この溶断した線状長尺ヒューズ部材15
の一端のコネクタ部分に、新たな線状長尺ヒューズ部材
15の一端を適宜な手段で繋ぎ、溶断した線状長尺ヒュ
ーズ部材15の一端をゆっくりと引っぱって、金属線コ
イル部材13から引き抜くことにより、交換する新たな
線状長尺ヒューズ部材15が、金属線コイル部材13内
に収容されることになる。そのため、燃焼筒7を取り外
したりすることなく、線状長尺ヒューズ部材15の交換
が容易に、かつ、スムーズに行え、しかも、線状長尺ヒ
ューズ部材15は所定の位置に安定的に配置される。
【0014】また、線状長尺ヒューズ部材15を収容す
る長尺の金属線コイル部材13が、燃焼筒7の外周に複
数回の巻回状態で固定保持されている構成であるから、
燃焼筒7の全周囲の広範囲にわたって、異常過熱による
燃焼筒7のひび割れや穴あきに対応でき、安全性を一層
高めることができる。
【0015】また、線状長尺ヒューズ部材15を収容す
る金属線コイル部材13が、燃焼筒9の外部に複数の取
付具14、14により固定保持されており、そして、こ
の取付具14は、燃焼筒7に巻回された水管11に係着
される水管係着部19、19を板体17の両端部に備
え、金属線コイル部材13を保持するコイル部材保持部
20を板体17の中央部に備えた構成であるから、両端
部の水管係着部19、19を上下の水管11にそれぞれ
係着することにより、金属線コイル部材13の途中の多
箇所を、水管11を利用して容易に固定保持することが
可能となり、しかも、金属線コイル部材13内に収容さ
れた線状長尺ヒューズ部材15は、水管11や燃焼筒7
からの距離が略一定に保たれることになる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、燃焼
機器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、所定の温度
以上で溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置し、この線
状長尺ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制的に停止さ
せるようにした燃焼機器の安全装置において、前記線状
長尺ヒューズ部材が燃焼筒の外部に固定保持された長尺
の金属線コイル部材内に収容されている構成であるか
ら、燃焼筒を取り外したりすることなく、線状長尺ヒュ
ーズ部材の交換が容易に、かつ、スムーズに行えるとと
もに、金属線コイル部材によって線状長尺ヒューズ部材
を所望の位置に安定的に配置できる。
【0017】請求項2に記載の本発明によれば、燃焼機
器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、所定の温度以
上で溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置し、この線状
長尺ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制的に停止させ
るようにした燃焼機器の安全装置において、前記線状長
尺ヒューズ部材が燃焼筒の外周に巻回状態で固定保持さ
れた長尺の金属線コイル部材内に収容されている構成で
あるから、請求項1に記載の効果に加えて、燃焼筒の全
周囲の広範囲にわたって、異常過熱による燃焼筒のひび
割れや穴あきに対応でき、安全性を一層高めることがで
きる。
【0018】請求項3に記載の本発明によれば、燃焼機
器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被覆され、所定の温度以
上で溶断する線状長尺ヒューズ部材を配置し、この線状
長尺ヒューズ部材の溶断により燃焼を強制的に停止させ
るようにした燃焼機器の安全装置において、前記線状長
尺ヒューズ部材が燃焼筒の外部に取付具により固定保持
された長尺の金属線コイル部材内に収容されており、前
記取付具は、前記燃焼筒に巻回された水管に係着される
水管係着部と、金属線コイル部材を保持するコイル部材
保持部とを備えた構成としているので、請求項1に記載
の効果に加えて、金属線コイル部材の途中適所を、水管
を利用して容易に固定保持することができ、しかも、金
属線コイル部材内に収容された線状長尺ヒューズ部材
は、水管や燃焼筒からの距離が略一定に保たれるので、
線状長尺ヒューズ部材の感温精度を安定化させることが
でき、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す縦断面図である。
【図2】同じく要部正面図である。
【図3】要部を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
7 燃焼筒 11 水管 13 金属線コイル部材 14 取付具 15 線状長尺ヒューズ部材 16 絶縁材 19 水管係着部 20 コイル部材保持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被
    覆され、所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒューズ部
    材を配置し、この線状長尺ヒューズ部材の溶断により燃
    焼を強制的に停止させるようにした燃焼機器の安全装置
    において、前記線状長尺ヒューズ部材が燃焼筒の外部に
    固定保持された長尺の金属線コイル部材内に収容されて
    いることを特徴とする燃焼機器の安全装置。
  2. 【請求項2】 燃焼機器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被
    覆され、所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒューズ部
    材を配置し、この線状長尺ヒューズ部材の溶断により燃
    焼を強制的に停止させるようにした燃焼機器の安全装置
    において、前記線状長尺ヒューズ部材が燃焼筒の外周に
    巻回状態で固定保持された長尺の金属線コイル部材内に
    収容されていることを特徴とする燃焼機器の安全装置。
  3. 【請求項3】 燃焼機器の燃焼筒の外部に、絶縁材で被
    覆され、所定の温度以上で溶断する線状長尺ヒューズ部
    材を配置し、この線状長尺ヒューズ部材の溶断により燃
    焼を強制的に停止させるようにした燃焼機器の安全装置
    において、前記線状長尺ヒューズ部材が燃焼筒の外部に
    取付具により固定保持された長尺の金属線コイル部材内
    に収容されており、前記取付具は、前記燃焼筒に巻回さ
    れた水管に係着される水管係着部と、金属線コイル部材
    を保持するコイル部材保持部とを備えた構成としている
    ことを特徴とする燃焼機器の安全装置。
JP30317296A 1996-11-14 1996-11-14 燃焼機器の安全装置 Withdrawn JPH10141778A (ja)

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Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040223

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