JPH1014159A - 送風機用軸受保護装置 - Google Patents
送風機用軸受保護装置Info
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- JPH1014159A JPH1014159A JP8159377A JP15937796A JPH1014159A JP H1014159 A JPH1014159 A JP H1014159A JP 8159377 A JP8159377 A JP 8159377A JP 15937796 A JP15937796 A JP 15937796A JP H1014159 A JPH1014159 A JP H1014159A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 5
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 5
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置で駆動される送風機におい
て、電動機本体に特殊な手段を講じることなく、通常の
電動機を使用したまま、軸電流による軸受の電食による
損傷を軽減もしくは無くすることを目的とする。 【解決手段】 電動機の固定子巻線５と大地との間で発
生するリプル電圧Ｖrを電源とし、軸３と軸受４間の油
膜を通じて放電または通電をし、軸受４に流れる軸電流
Ｉjに対して、閉回路１１に軸電流Ｉjを低減もしくは無
くする手段１２を配することで、軸受４に流れる軸電流
Ｉjを低減もしくは無くし、電動機本体に特殊な手段を
講じることなく、通常の電動機を使用したまま、軸電流
Ｉjによる軸受４の電食による損傷を軽減もしくは無く
する効果が得られる。
て、電動機本体に特殊な手段を講じることなく、通常の
電動機を使用したまま、軸電流による軸受の電食による
損傷を軽減もしくは無くすることを目的とする。 【解決手段】 電動機の固定子巻線５と大地との間で発
生するリプル電圧Ｖrを電源とし、軸３と軸受４間の油
膜を通じて放電または通電をし、軸受４に流れる軸電流
Ｉjに対して、閉回路１１に軸電流Ｉjを低減もしくは無
くする手段１２を配することで、軸受４に流れる軸電流
Ｉjを低減もしくは無くし、電動機本体に特殊な手段を
講じることなく、通常の電動機を使用したまま、軸電流
Ｉjによる軸受４の電食による損傷を軽減もしくは無く
する効果が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置に
より駆動される送風機の送風機用軸受保護装置に関す
る。
より駆動される送風機の送風機用軸受保護装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、送風機の駆動方法において、イン
バータ装置を用いて羽根の回転速度の調整を行う方法が
主流となっている。
バータ装置を用いて羽根の回転速度の調整を行う方法が
主流となっている。
【０００３】しかし、電動機をインバータ装置を用いて
駆動した場合、電動機の軸受を介して軸と大地間に軸電
圧と呼ばれる電圧が発生し、軸と軸受間の油膜を通じて
放電または通電をし、軸電流と呼ばれる電流が流れ、軸
受を電食により損傷させる問題があった。
駆動した場合、電動機の軸受を介して軸と大地間に軸電
圧と呼ばれる電圧が発生し、軸と軸受間の油膜を通じて
放電または通電をし、軸電流と呼ばれる電流が流れ、軸
受を電食により損傷させる問題があった。
【０００４】そこで従来、この種の軸受保護装置として
は、特開昭６１−２２４８３６号公報に記載されたもの
が知られている。
は、特開昭６１−２２４８３６号公報に記載されたもの
が知られている。
【０００５】以下、その軸受保護装置について図５を参
照しながら説明する。図５に示す方法は軸１０１に固定
された軸受１０２の外輪と、接地されている電動機のフ
レーム１０３の間に、絶縁材１０４を配して、固定子巻
線１０５と大地との間に発生するリプル電圧Ｖrの電気
的閉回路を開放にし、軸受１０２に軸電流Ｉjを流れな
くさせることで、軸受１０２の電食を防止するものであ
る。
照しながら説明する。図５に示す方法は軸１０１に固定
された軸受１０２の外輪と、接地されている電動機のフ
レーム１０３の間に、絶縁材１０４を配して、固定子巻
線１０５と大地との間に発生するリプル電圧Ｖrの電気
的閉回路を開放にし、軸受１０２に軸電流Ｉjを流れな
くさせることで、軸受１０２の電食を防止するものであ
る。
【０００６】また、軸電流を低減させる方法として他に
は、インバータ装置のスイッチング素子のスイッチング
速度を遅くする方法などが知られている。
は、インバータ装置のスイッチング素子のスイッチング
速度を遅くする方法などが知られている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法ではいくつかの課題が発生していた。
な従来の方法ではいくつかの課題が発生していた。
【０００８】まず、電動機が軸電流対策を施した特殊な
電動機となるため、既に複数台の電動機が稼働している
現場にて軸電流による軸受の損傷が発生した場合、その
全数の電動機を軸電流対策を施した特殊な電動機に交換
することになり、莫大な費用が発生する。
電動機となるため、既に複数台の電動機が稼働している
現場にて軸電流による軸受の損傷が発生した場合、その
全数の電動機を軸電流対策を施した特殊な電動機に交換
することになり、莫大な費用が発生する。
【０００９】また、軸受の外輪と電動機のフレームの間
に絶縁材を配するため、構造的に複雑になり、工場での
生産の際、嵌合の寸法調整が困難である。
に絶縁材を配するため、構造的に複雑になり、工場での
生産の際、嵌合の寸法調整が困難である。
【００１０】また、軸受部は非常に高温になるため、絶
縁材の耐久性に問題があった。また、軸電流を低減させ
る方法として、インバータ装置のスイッチング素子のス
イッチング速度を遅くする方法を採用すると、インバー
タ装置のパルス幅変調された出力電圧の形態を制御して
いるキャリア周波数を、下げなければならない。この
時、キャリア周波数を数十ｋＨｚから数ｋＨｚに下げる
と、電動機の運転音に高音の耳障りな騒音が発生するこ
とになり、人々が集まる空間の空調設備として、使用さ
れる送風機の電動機の駆動方法として使用出来なくな
る。
縁材の耐久性に問題があった。また、軸電流を低減させ
る方法として、インバータ装置のスイッチング素子のス
イッチング速度を遅くする方法を採用すると、インバー
タ装置のパルス幅変調された出力電圧の形態を制御して
いるキャリア周波数を、下げなければならない。この
時、キャリア周波数を数十ｋＨｚから数ｋＨｚに下げる
と、電動機の運転音に高音の耳障りな騒音が発生するこ
とになり、人々が集まる空間の空調設備として、使用さ
れる送風機の電動機の駆動方法として使用出来なくな
る。
【００１１】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、電動機本体に特殊な手段を講じることな
く、通常の電動機を使用し、インバータ装置の出力電圧
のキャリア周波数を数十ｋＨｚにて、軸電流による軸受
の損傷を無くすることを目的とする。
るものであり、電動機本体に特殊な手段を講じることな
く、通常の電動機を使用し、インバータ装置の出力電圧
のキャリア周波数を数十ｋＨｚにて、軸電流による軸受
の損傷を無くすることを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の、送風機用軸受
保護装置は上記目的を達成するために、電動機とインバ
ータ装置と大地との間で構成された電気的閉回路に、軸
受に流れる軸電流を低減もしくは無くする手段を配した
ものである。
保護装置は上記目的を達成するために、電動機とインバ
ータ装置と大地との間で構成された電気的閉回路に、軸
受に流れる軸電流を低減もしくは無くする手段を配した
ものである。
【００１３】本発明によれば、軸受に流れる軸電流を低
減もしくは無くすることで、電動機本体に特殊な手段を
講じることなく、通常の電動機を使用し、インバータ装
置の出力電圧のキャリア周波数を数十ｋＨｚにて、軸受
の電食による損傷を無くすることができる送風機用軸受
保護装置が得られる。
減もしくは無くすることで、電動機本体に特殊な手段を
講じることなく、通常の電動機を使用し、インバータ装
置の出力電圧のキャリア周波数を数十ｋＨｚにて、軸受
の電食による損傷を無くすることができる送風機用軸受
保護装置が得られる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、固定子鉄心と対をなした回転子を貫通する軸と、こ
の軸を回転自在に支持する一対の軸受と固定子巻線で構
成され、固定子鉄心と軸受の外輪を支持し、電気的に接
続されているフレームが接地されている電動機と羽根で
構成された送風機と、電動機の固定子巻線にパルス幅変
調された電圧を給電し、シャーシが接地されたインバー
タ装置と、電動機とインバータ装置と大地との間で構成
された電気的閉回路とこの閉回路に配された、閉回路内
の軸受に流れる軸電流を低減もしくは無くする手段とで
構成されたものであり、軸受に流れる軸電流を低減もし
くは無くすることで、軸受の電食による損傷を無くする
という作用を有する。
は、固定子鉄心と対をなした回転子を貫通する軸と、こ
の軸を回転自在に支持する一対の軸受と固定子巻線で構
成され、固定子鉄心と軸受の外輪を支持し、電気的に接
続されているフレームが接地されている電動機と羽根で
構成された送風機と、電動機の固定子巻線にパルス幅変
調された電圧を給電し、シャーシが接地されたインバー
タ装置と、電動機とインバータ装置と大地との間で構成
された電気的閉回路とこの閉回路に配された、閉回路内
の軸受に流れる軸電流を低減もしくは無くする手段とで
構成されたものであり、軸受に流れる軸電流を低減もし
くは無くすることで、軸受の電食による損傷を無くする
という作用を有する。
【００１５】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１６】
（実施例１）図１は本発明の実施例１の構成図を示し、
図２はその回路図を示す。図１において固定子鉄心１と
対をなした回転子２を貫通する軸３と、この軸３を回転
自在に支持する一対の軸受４と固定子巻線５で構成さ
れ、固定子鉄心１と軸受４の外輪を支持し、電気的に接
続されているフレーム６が接地されている電動機７と羽
根８で構成された送風機９は、電動機７の固定子巻線５
にパルス幅変調された電圧を給電し、シャーシが接地さ
れたインバータ装置１０により駆動されている。この
時、電動機７とインバータ装置１０と大地との間で電気
的閉回路１１が構成され、この閉回路１１において固定
子巻線５と大地の間にリプル電圧Ｖrが発生すると、閉
回路１１の静電誘導により軸受４を介して軸３と大地間
に軸電圧Ｖbが分圧される。ここで図２を用いて軸電圧
Ｖbの発生原理を示す。固定子巻線５と大地間にリプル
電圧Ｖrが存在すると、これが固定子巻線５と軸３との
キャパシタンスＣwと、軸３と軸受４の油膜、および軸
受４と接地された電動機フレーム６とのキャパシタンス
Ｃbとで分圧され、キャパシタンスＣbの分担電圧は式
（１）で表され、 Ｖb＝Ｖr×Ｃw／（Ｃw＋Ｃb）・・・（１） となり、この分担電圧が軸電圧Ｖbとして、軸受４を介
して軸３と大地間に発生する。ここで軸電圧Ｖbがある
規格値を越えると、軸３と軸受４間の油膜を通じて放電
または通電をし、軸受４に軸電流Ｉjと呼ばれる電流が
流れる。そこで閉回路１１に軸電流Ｉjを低減もしくは
無くする手段１２を配することで、軸受４に流れ軸電流
Ｉjを低減もしくは無くすることができる。
図２はその回路図を示す。図１において固定子鉄心１と
対をなした回転子２を貫通する軸３と、この軸３を回転
自在に支持する一対の軸受４と固定子巻線５で構成さ
れ、固定子鉄心１と軸受４の外輪を支持し、電気的に接
続されているフレーム６が接地されている電動機７と羽
根８で構成された送風機９は、電動機７の固定子巻線５
にパルス幅変調された電圧を給電し、シャーシが接地さ
れたインバータ装置１０により駆動されている。この
時、電動機７とインバータ装置１０と大地との間で電気
的閉回路１１が構成され、この閉回路１１において固定
子巻線５と大地の間にリプル電圧Ｖrが発生すると、閉
回路１１の静電誘導により軸受４を介して軸３と大地間
に軸電圧Ｖbが分圧される。ここで図２を用いて軸電圧
Ｖbの発生原理を示す。固定子巻線５と大地間にリプル
電圧Ｖrが存在すると、これが固定子巻線５と軸３との
キャパシタンスＣwと、軸３と軸受４の油膜、および軸
受４と接地された電動機フレーム６とのキャパシタンス
Ｃbとで分圧され、キャパシタンスＣbの分担電圧は式
（１）で表され、 Ｖb＝Ｖr×Ｃw／（Ｃw＋Ｃb）・・・（１） となり、この分担電圧が軸電圧Ｖbとして、軸受４を介
して軸３と大地間に発生する。ここで軸電圧Ｖbがある
規格値を越えると、軸３と軸受４間の油膜を通じて放電
または通電をし、軸受４に軸電流Ｉjと呼ばれる電流が
流れる。そこで閉回路１１に軸電流Ｉjを低減もしくは
無くする手段１２を配することで、軸受４に流れ軸電流
Ｉjを低減もしくは無くすることができる。
【００１７】（実施例２）図３は本発明の実施例２の構
成図を示し、図３において軸電流Ｉjを低減もしくは無
くす手段として、電動機７とインバータ装置１０と大地
との間で構成された電気的閉回路１１に、抵抗１３とコ
ンデンサ１４で構成された軸電圧を軽減もしくは無くす
る手段１２ａを電動機７のアース線１５と電気的に並列
に配したものである。
成図を示し、図３において軸電流Ｉjを低減もしくは無
くす手段として、電動機７とインバータ装置１０と大地
との間で構成された電気的閉回路１１に、抵抗１３とコ
ンデンサ１４で構成された軸電圧を軽減もしくは無くす
る手段１２ａを電動機７のアース線１５と電気的に並列
に配したものである。
【００１８】電動機７の運転時、回転子２に発生した電
荷１７に相当する相反する電荷１８が固定子鉄心１に蓄
積されているため、この固定子鉄心１に蓄積されている
電荷１８を取り除くことで回転子２に発生した電荷１７
は取り除かれ、軸受４を介して回転子２を貫通する軸３
と大地間に発生する軸電圧Ｖbを低減することができ
る。固定子鉄心１に蓄積された電荷１８を取り除くた
め、固定子鉄心１と電気的および機械的に接続されてい
るフレーム６より軸電圧を軽減もしくは無くする手段１
２ａの抵抗１３を通し、コンデンサ１４に固定子鉄心１
の電荷１８を吸収させる。この場合の抵抗１３の抵抗値
Ｒ1はアース線１５の抵抗値Ｒ0と比較して式（２）の関
係を満足するもので、コンデンサ１４への電荷を充電す
る場合の制限抵抗である。
荷１７に相当する相反する電荷１８が固定子鉄心１に蓄
積されているため、この固定子鉄心１に蓄積されている
電荷１８を取り除くことで回転子２に発生した電荷１７
は取り除かれ、軸受４を介して回転子２を貫通する軸３
と大地間に発生する軸電圧Ｖbを低減することができ
る。固定子鉄心１に蓄積された電荷１８を取り除くた
め、固定子鉄心１と電気的および機械的に接続されてい
るフレーム６より軸電圧を軽減もしくは無くする手段１
２ａの抵抗１３を通し、コンデンサ１４に固定子鉄心１
の電荷１８を吸収させる。この場合の抵抗１３の抵抗値
Ｒ1はアース線１５の抵抗値Ｒ0と比較して式（２）の関
係を満足するもので、コンデンサ１４への電荷を充電す
る場合の制限抵抗である。
【００１９】Ｒ0≫Ｒ1・・・（２） また、コンデンサ１４については式（３）において高周
波時、低いインピーダンスとすることができるため、ア
ース線１５よりかなり低いインピーダンスとなり、結果
として固定子鉄心１に発生した電荷１８はコンデンサ１
４に蓄積され、固定子鉄心１に次の電荷１８が発生する
までに抵抗１３を介して放電されることとなる。
波時、低いインピーダンスとすることができるため、ア
ース線１５よりかなり低いインピーダンスとなり、結果
として固定子鉄心１に発生した電荷１８はコンデンサ１
４に蓄積され、固定子鉄心１に次の電荷１８が発生する
までに抵抗１３を介して放電されることとなる。
【００２０】Ｚ＝１／（２πｆｃ）・・・（３） Ｚ・・・インピーダンス ｆ・・・インバータで発生するスイッチング周波数 ｃ・・・コンデンサ容量 なお、インバータ１０で発生するスイッチング周波数は
数ＭＨｚである。
数ＭＨｚである。
【００２１】（実施例３）図４は本発明の実施例３の構
成図を示し、図４において電動機７とインバータ装置１
０と大地との間で構成された電気的閉回路１１におい
て、軸電流Ｉjを低減もしくは無くする手段として、軸
電流Ｉjの周波数に対応した周波数特性を有したインピ
ーダンスに設計されたフィルター回路１２ｂを直列に配
することで、軸電流Ｉjを低減もしくは無くすることと
した。
成図を示し、図４において電動機７とインバータ装置１
０と大地との間で構成された電気的閉回路１１におい
て、軸電流Ｉjを低減もしくは無くする手段として、軸
電流Ｉjの周波数に対応した周波数特性を有したインピ
ーダンスに設計されたフィルター回路１２ｂを直列に配
することで、軸電流Ｉjを低減もしくは無くすることと
した。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動機本
体に特殊な手段を講じることなく、通常の電動機を使用
したまま、軸電流を低減もしくは無くすることで電食に
よる軸受の損傷を軽減もしくは無くするという有利な効
果が得られる。
体に特殊な手段を講じることなく、通常の電動機を使用
したまま、軸電流を低減もしくは無くすることで電食に
よる軸受の損傷を軽減もしくは無くするという有利な効
果が得られる。
【図１】本発明の実施例１による送風機用軸受保護装置
を示す構成図
を示す構成図
【図２】同回路図
【図３】同実施例２による送風機用軸受保護装置を示す
構成図
構成図
【図４】同実施例３による送風機用軸受保護装置を示す
構成図
構成図
【図５】従来の軸受保護装置を示す構成図
１ 固定子鉄心 ２ 回転子 ３ 軸 ４ 軸受 ５ 固定子巻線 ６ フレーム ７ 電動機 ８ 羽根 ９ 送風機 １０ インバータ装置 １１ 閉回路 １２ 軸電流を低減もしくは無くする手段
Claims (3)
- 【請求項１】固定子鉄心と対をなした回転子を貫通する
軸と、この軸を回転自在に支持する軸受と固定子巻線を
有し、前記固定子鉄心と軸受の外輪を支持し、電気的に
接続されているフレームが接地されている電動機と羽根
で構成され、前記電動機の固定子巻線にパルス幅変調さ
れた電圧を給電し、シャーシが接地されたインバータ装
置により駆動される送風機において、前記電動機とイン
バータ装置と大地との間で構成された電気的閉回路に配
され、この閉回路内の軸受に流れる軸電流を低減もしく
は無くする手段を設けた送風機用軸受保護装置。 - 【請求項２】軸電流を低減もしくは無くする手段とし
て、電動機とインバータ装置と大地との間で構成された
電気的閉回路に、軸受を介して軸と大地間に発生してい
る軸電圧を軽減もしくは無くする手段を設けた請求項１
記載の送風機用軸受保護装置。 - 【請求項３】軸電流を低減もしくは無くする手段とし
て、電動機とインバータ装置と大地との間で構成された
電気的閉回路に、軸電流の周波数に対応して、軸電流を
低減するように設計されたインピーダンスを有したフィ
ルター回路を直列に配してなる請求項１記載の送風機用
軸受保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159377A JPH1014159A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 送風機用軸受保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159377A JPH1014159A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 送風機用軸受保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014159A true JPH1014159A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15692493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8159377A Pending JPH1014159A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 送風機用軸受保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014159A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2011160575A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
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-
1996
- 1996-06-20 JP JP8159377A patent/JPH1014159A/ja active Pending
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