JP3546776B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、軸受として転がり軸受を用いた回転電機に係り、特にインバータ駆動される誘導電動機として好適な交流電動機等の回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業の発展とともに、生産性や品質の向上を目的として広い分野で可変速運転の必要性が増大している。可変速運転のなかで、インバータ装置により電動機を可変速運転する方法は、使い易さ、経済性から、広く使われるようになってきている。
また、電動機の騒音の低減などの目的からインバータ装置のキャリア周波数を高く設定するようになり、インバータ装置により駆動される電動機の回転軸に、高周波誘導に基づいて発生する電圧(軸電圧)が増大する傾向になっている。
そして、この軸電圧の増大に伴って、回転軸を支持している転がり軸受の内輪と外輪との間に存在する電位差が大きくなり、転がり軸受内に電流(軸電流)が流れ易くなる。この軸電流は、内輪、外輪両軌道並びに転動体の転動面に電食と呼ばれる腐食を発生させて、転がり軸受の耐久性を悪化させるので、電食の発生を防止する対策が必要であった。
【0003】
図10は、従来例としての例えば特開平9−205799号公報に示された軸電圧の説明図で、(a)はモータの摸式図、(b)はモータ各部位のインピーダンスと等価回路を示す図である。
図において、Aは固定子コアBに巻回される電機子巻線(一次コイル)、Cはロータ(回転子)、DはモータのエンドブラケットEに設けてあるボールベアリングなどの軸受Fにより回転自在に支承されるモータの回転軸である。そして、エンドブラケットEがアースされ、接地点に接続されるようになっている。
【0004】
また、Vは軸電圧、VはPWM制御インバータによりモータを駆動した場合に、インバータの仮想中性点とモータ巻線の中性点との間に誘起される零相電圧で、等価的にはモータの電機子巻線(一次コイル)Aと接地点(共通電位点)の間に現われる。
【0005】
従って、これらモータの各部には、種々の浮遊静電容量が現われる。そこで、電機子巻線Aと固定子コアBの間の静電容量をC、電機子巻線AとロータCの間の静電容量をC、固定子コアBとロータCの間の静電容量をC、そして軸受Fの油膜による静電容量をCとすると、零相電圧Vに関するモータの等価回路は(b)に示すようになる。
【0006】
図11は、従来例としての例えば特開平10−32953号公報に示された誘導電動機の概略構成を示す図である。これは、仕切部材を用いることによって固定子コイルエンド、回転子エンドリング間の静電容量を小さくするようにしたもので、軸電圧の大きさが静電容量の分布によって決まることに着目し、その静電容量の分布を変更することで軸電圧を下げるようにしたものである。
【0007】
図において、誘導電動機10は、ハウジング(またはフレーム)11と、ハウジング11の内周に取付けられた固定子12と、ハウジング11の両側の開口部に嵌合し、かつボルト等の締結手段により取付けられエンドブラケット(またはブラケット)13a,13bと、これらエンドブラケット13a,13bにベアリング14a,14bを介し回転自在に支承されたシャフト15と、シャフト15に取付けられた回転子16とを有している。
【0008】
固定子12には、軸方向の両端部にコイルエンド22a,22bが突出するように三相交流巻線が装着されている。
シャフト15において、負荷側の反対側の一端部にはファン23が取付けられると共に、その近傍にはカバー24が配置され、ファン23が回転すると、外部空気をカバー24の内側に取り込むと共に、ハウジング11の外周に沿って通風し、冷却機能を果たすようにしている。
また、回転子16の軸方向の両端部にはエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bが軸方向に沿って突設されている。
【0009】
ハウジング11の内周部に、固定子12から突出するコイルエンド22a,22bと、回転子16から突出するエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bとの間を互い仕切るようにキャンド18a,18bが取付けられている。このキャンド18a,18bは、例えば薄鋼板のような導電材により断面L字形に形成されている。
【0010】
キャンド18a,18bにおいて、径方向に沿う部分である一端部が、ハウジング11に溶接やねじ止め等の電気接続兼用の取付手段を介し固定されると共に、軸方向に沿う部分である他端側が、固定子12のコイルエンド22a,22bと回転子16のエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bとの間に配置されることにより、それらコイルエンド22a,22bとエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bとの間を互いに仕切っている。
この場合、キャンド18a,18bはエンドリング20a,20bとコイルエンド22a,22bとに対し、若干の隙間をもつようにしている。
【0011】
さらに、キャンド18a,18bの他端側の面、すなわちコイルエンド22a,22b側の面には絶縁材19a,19bが貼付けられている。
【0012】
上述のように、固定子12から突出するコイルエンド22a,22bと、回転子16から突出するエンドリング20a,20bとを互いに仕切り、しかも導電材からなるキャンド18a,18bがハウジング11に取付けられているので、コイルエンド22a,22bおよびキャンド18a,18b間で静電結合が起こり、コイルエンド22a,22bとエンドリング20a,20bとの間の静電容量がおきかえられたことになり、静電容量の分布が変わり、軸電圧を小さくすることができ、ベアリングが損傷するのを防止することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の誘導電動機では、仕切部材(キャンド18a,18b)の径方向に沿う部分である一端部がハウジング11に固定されると共に、仕切部材の軸方向に沿う部分である他端側が固定子12のコイルエンド22a,22bと回転子16のエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bとの間に配置されることにより、それらコイルエンド22a,22bとエンドリング20a,20bおよび冷却用羽根21a,21bとの間を互いに仕切るものであり、仕切部材の取付作業が複雑であるという問題点があった。
【0014】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な部品の追加で軸電圧を下げることを可能とし、インバータ駆動される誘導電動機として好適な交流電動機等の回転電機を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る回転電機は、フレームおよびその両側開口部に取付けられるブラケットからなる固定部と、前記フレームの内周に取付けられ、スロットに巻線を巻回した固定子と、前記ブラケットにベアリングを介し回転自在に支承されたシャフトと、前記シャフトに取付けられる回転子と、を有する回転電機において、絶縁皮膜で包まれた短冊状の非磁性導体からなる静電シールド板を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、この静電シールド板の長手方向の片側を前記固定部に接続するようにしたものである。
【0019】
また、前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにしたものである。
【0020】
さらに、前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにした第1の静電シールド板と、前記固定子のスロットより外側にある前記巻線のコイルエンド部と前記回転子との間に挿入されるとともに、前記固定部に接続するようにした筒状の第2の静電シールド板と、を備えたものである。
【0021】
さらに、前記第1の静電シールド板における短冊状の非磁性導体を前記第2の静電シールド板の筒状の胴部に取り付けたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1である電動機の構成を示す図、図2はこの発明の実施の形態1である電動機の断面構成を示す図である。図において、11〜16、20〜23は図11の従来装置と同様のものであり、その説明を省略する。
【0023】
1は固定子12の円周上に設けられたスロット、2はスロット1に挿入される巻線、3はステンレス等の薄い非磁性体の金属板で、この金属板3を固定子12と回転子16間のギャップの固定子12側に接着材または粘着材により張り付け、固定子12と導通させることにより巻線2と回転子16はシールドされ、巻線2(電機子巻線A)と回転子16との間の静電容量Cはなくなる。
【0024】
金属板3としては、導体板または箔の他、アルミ箔でも良く、また、プラスチックのフィルムに銅、アルミ等を蒸着したものでも良い。
【0025】
さらに、この実施の形態においては、薄い非磁性体の金属板1を固定子12側の内周に張り付けるので、非常に薄い箔(例えば、20〜100μm)であっても良く、固定子12と回転子16間のギャップを特に広くする必要がない。これにより、電動機の効率を下げることはなくシールドができるので、容易で安価な電食の発生のない電動機を提供できる。
【0026】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係る電動機の断面構成を示す図である。図において、1は固定子12の円周上に設けられたスロット、2はスロット1に挿入される巻線、4は絶縁スリーブ、15は回転軸、16は回転子である。
【0027】
固定子12のスロット1内に巻いた電線2とスロット1の回転子16側への開口部との間に設ける絶縁スリーブ4の固定子12に接する側を導電膜5としたものであり、この導電膜5は固定子12に接触するので、回転子16側への開口部がシールドされる。
【0028】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3に係る電動機の構成を示す図、図5はこの発明の一実施の形態に係る電動機の断面構成を示す図である。図において、11〜16、20〜23は図11の従来装置と同様のものであり、その説明を省略する。図において、1は固定子12の円周上に設けられたスロット、2はスロット1に挿入される巻線、15は回転軸、16は回転子である。
また、31は非磁性導体からなる第1の静電シールド板で、固定子12のスロット1に巻回した巻線と、スロット1の回転子16側への開口部との間に設けられ、長手方向の片側を固定部に接続する。32(32a,32b)は、コイルエンド22a,22bと回転子16との間に設けられる第2の静電シールド板で、片側を固定部に接続する。33は第1の静電シールド板を包む絶縁皮膜である。
【0029】
第1の静電シールド板31または第2の静電シールド板32で使用する非磁性導体としては、アルミニウムや銅が使用できる。
【0030】
図6〜図8はこの発明の実施の形態3に係る静電シールド板の構成を示す図である。
図6は1個の第1の静電シールド板と2個の第2の静電シールド板とから静電シールド板を構成した例である。図において、31は第1の静電シールド板であり、複数の短冊状の非磁性導体をリングの片側に櫛状に接続した形状とし、この短冊状の非磁性導体をスロット1の開口部に挿入することにより容易に組み立てできる。また、32a,32bは第2の静電シールド板で、第1の静電シールド板31のリング形状外径よりも若干大きい径を有する筒状であり、コイルエンド22a,22bと第1の静電シールド板31との間に差し込むように取り付けることにより容易に組み立てできる。
第2の静電シールド板32a,32bは固定子12に溶接などで固定してもよく、また固定部に溶接などで固定してもよい。
【0031】
図7は第2の静電シールド板32bに図6の第1の静電シールド板31を構成する短冊状の非磁性導体を櫛状に接続した静電シールド板と、第2の静電シールド板32aとから静電シールド板を構成した例である。図において、33は第1の静電シールド板31における短冊状の非磁性導体を前記第2の静電シールド板32(図6における32b)の筒状の胴部に取り付けた静電シールド板である。
【0032】
図8は第2の静電シールド板32a,32bに図6の第1の静電シールド板31を構成する短冊状の非磁性導体を櫛状に接続した静電シールド板を2個使用して静電シールド板を構成した例である。図において、34,35は第1の静電シールド板31における短冊状の非磁性導体を前記第2の静電シールド板32(図6における32a,32b)の筒状の胴部に取り付けた静電シールド板で、スロット1の開口部に挿入する複数の短冊状の非磁性導体を静電シールド板34,35の両者で分担したものである。
【0033】
図9はこの発明の一実施の形態に係る静電シールド板を電動機に使用した場合の電圧を示す図である。図において、40は電動機の巻線に加えた電圧波形であり、200Vのステップ状の電圧変化がある。41はこの電圧変化によって回転子16に励起される電圧で、通常は5〜8Vの電圧が発生するが、上述の静電シールド板を電動機に使用した場合には図に示すように122mVという、約1/50に低減することができる。この電圧(122mV)では、転がり軸受に電流が流れず、転がり軸受が電食で損傷するのを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0035】
この発明に係る回転電機は、フレームおよびその両側開口部に取付けられるブラケットからなる固定部と、前記フレームの内周に取付けられ、スロットに巻線を巻回した固定子と、前記ブラケットにベアリングを介し回転自在に支承されたシャフトと、前記シャフトに取付けられる回転子と、を有する回転電機において、絶縁皮膜で包まれた短冊状の非磁性導体からなる静電シールド板を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、この静電シールド板の長手方向の片側を前記固定部に接続するようにしたので、固定部と同電位に保たれることになり、スロット1の開口部から回転子16への静電容量を遮断することができる。また、固定子12の磁界によって発生する電流が流れないので、損失を増加させたり、電動機の効率を低下させたりすることがない。
【0039】
また、前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにしたので、静電シールド板の組立の容易な回転電機を得ることができる。
【0040】
さらに、前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにした第1の静電シールド板と、前記固定子のスロットより外側にある前記巻線のコイルエンド部と前記回転子との間に挿入されるとともに、前記固定部に接続するようにした筒状の第2の静電シールド板と、を備えたので、静電シールド板の組立がさらに容易となる。
【0041】
さらに、前記第1の静電シールド板における短冊状の非磁性導体を前記第2の静電シールド板の筒状の胴部に取り付けたので、静電シールド板の組立がさらに容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である電動機の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1である電動機の断面構成を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る電動機の断面構成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態3に係る電動機の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態3に係る電動機の断面構成を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態3に係る静電シールド板の構成を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態3に係る静電シールド板の構成を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態3に係る静電シールド板の構成を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態3に係る静電シールド板を電動機に使用した場合の電圧を示す図である。
【図10】従来例としての軸電圧の説明図で、(a)はモータの摸式図、(b)はモータ各部位のインピーダンスと等価回路を示す図である。
【図11】従来例としての誘導電動機の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 スロット、 2 巻線、 3 薄い非磁性体の金属板、 4 絶縁スリーブ、 5 導電膜、 10 誘導電動機、 11 ハウジング(またはフレーム)、
12 固定子、 13a,13b エンドブラケット(またはブラケット)、 14a,14b ベアリング、 15 シャフト、 16 回転子、 18a,18b キャンド、 19a,19b 絶縁材 、 20a,20b エンドリング、 21a,21b 冷却用羽根、 22a,22b コイルエンド、 23 ファン、 24 カバー、 31 第1の静電シールド板、32a,32b 第2の静電シールド板、 33 絶縁皮膜、 33,34,35 静電シールド板、 40,41 電圧波形、 A 電機子巻線(一次コイル)、 B 固定子コア、 C ロータ(回転子)、 D モータの回転軸、 E エンドブラケット、 F 軸受、 V 軸電圧、 V 零相電圧、 C 電機子巻線Aと固定子コアBの間の静電容量、 C 電機子巻線AとロータCの間の静電容量、C 固定子コアBとロータCの間の静電容量、 C 軸受Fの油膜による静電容量。

Claims (4)

  1. フレームおよびその両側開口部に取付けられるブラケットからなる固定部と、前記フレームの内周に取付けられ、スロットに巻線を巻回した固定子と、前記ブラケットにベアリングを介し回転自在に支承されたシャフトと、前記シャフトに取付けられる回転子と、を有する回転電機において、
    絶縁皮膜で包まれた短冊状の非磁性導体からなる静電シールド板を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、この静電シールド板の長手方向の片側を前記固定部に接続するようにしたことを特徴とする回転電機。
  2. 前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 前記絶縁皮膜で包まれた複数の短冊状の非磁性導体をリング部の片側に櫛状に接続して形成され、前記短冊状の非磁性導体を、前記固定子のスロットに巻回した巻線と前記スロットの前記回転子側への開口部との間に挿入するとともに、前記リング部を前記固定部に接続するようにした第1の静電シールド板と、前記固定子のスロットより外側にある前記巻線のコイルエンド部と前記回転子との間に挿入されるとともに、前記固定部に接続するようにした筒状の第2の静電シールド板と、を備えたことを特徴とする請求項2記載の回転電機。
  4. 前記第1の静電シールド板における短冊状の非磁性導体を前記第2の静電シールド板の筒状の胴部に取り付けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の回転電機。
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