JP2015023681A - 電動機及び電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受における電食の発生を抑制した電動機およびそれを備えた電気機器を提供することを目的とする。【解決手段】固定子鉄心11には、固定子鉄心11を絶縁するインシュレータとしての樹脂21が介在して、固定子巻線12が巻装されている。そして、このような固定子鉄心11は、他の固定部材とともにモールド材としての絶縁樹脂13にてモールド成形されている。これらの部材をこのようにモールド一体成形することにより、外形が概略円筒形状をなす固定子10が構成されている。固定子10の内側には、空隙を介して回転子14が挿入されている。回転子14は、回転子鉄心31を含む円板状の回転体30と、回転体30の中央を貫通するようにして回転体30を締結したシャフト16とを有している。回転体30は、固定子10の内周側に対向して周方向に永久磁石であるフェライト樹脂の磁石32を保持している。【選択図】図1
Description
本発明は、電動機に関して、特に軸受の電食の発生を抑制するように改良された電動機に関する。
周知のとおり、正弦波による対称三相交流回路において各相の回路条件を等しくするときは、Y結線の中性点は常に一定値を示し、電源側のY結線の中性点と負荷側のY結線の中性点との間には、電位差は生じない。なお、この際の三相電源の正弦波は、高調波成分を含まない無歪の正弦波であることが、前提であることは言うまでもない。
また、三相回路の各相の回路ループの条件が不平衡のときは、Y結線の負荷側の中性点は零電位ではなく、ある値の電位を示す。これらのことは、例えば特許文献1などのとおり、良く知られている。なお、軸電圧の観測は、三相交流回路のいずれかの回路箇所や、便宜的に設けた分圧回路の中点による擬似的中性点などとの電位差として測定するなどの多少の工夫を要するものである。
実際の対称三相交流回路においては、種々の要因により、三相電源の不平衡や、三相電源の正弦波に若干の高調波成分を含み、電源側のY結線の中性点及び負荷側のY結線の中性点に多少の電位の発生が観測される。さらに、この中性点の電位変化に起因して、発電機の回転軸や、電動機の回転軸に誘起される電圧値、所謂、軸電圧が観測される。この軸電圧は、回転軸を回転自在に支承する軸受けの内輪へも印加されることとなる。
一方、軸受けの外輪は、電気的には発電機又は電動機の外郭や、接地部位と接続されているために、軸受けの内輪の電位とは、異なる電位となり、軸受けの内輪と外輪間には電位差が生じる。そして、軸受けの転動体を介して、外輪と内輪とが電気的に接続されると、外輪、転動体、内輪、これらの間に放電が起きる。この放電の箇所には放電痕が生じ、この放電痕を電食と呼称している。そして、この放電痕、つまり電食によって軸受の回転には不具合を起こす。
例えば、特許文献2〜4などに記されているように、三相電源の発電機には、発電機の組み立ての不整に起因する磁気回路の不平衡によって、対称三相交流が得られずに不平衡の三相交流が生じ、中性点電位発生に起因する軸電圧が発生する。
また、発電機の励磁巻線の励磁電源が、サイリスタ等による励磁装置である場合は、励磁巻線に高調波を多量に含む非正弦波波形の電圧が印加されることとなる。この非正弦波波形の電圧は、励磁巻線ほかの発電機の構成部材による等価インピーダンス成分を介して、上述の励磁装置の励磁電力に起因する軸電圧の発生となる。
また、前述の特許文献などに記されているように、発電機特有の現象としては、蒸気タービンの羽に衝突した蒸気の一部がイオン化して、帯電する。そして、蒸気のイオン化による電荷は、発電機の構成部材による等価インピーダンス成分を介して回転軸へと伝わり、発電機の軸電圧として現れて、軸受けの電食を招くことが知られている。
一方、三相交流回路における負荷側の電動機においても、例えば特許文献5などに記されているように、三相交流の不平衡に起因する軸電圧による軸受けの電食の発生が知られている。また、同文献等に記されているように、電動機をインバータ装置を用いて駆動した場合には、電源のスイッチング毎に一瞬に起こる電圧不平衡により非常に高い周波数成分(数MHz)の中性点電位の変動に起因する軸電圧(軸電流)が発生し、電動機の軸受けの電食が生じる。
昨今、電動機の分野にては、インバータ装置による駆動技術が隆盛を極めている。このインバータ装置による駆動は、無歪の正弦波電圧原による駆動とは全く異なるものであり、矩形波状の電圧源を構成して、擬似的な三相駆動を図っている。インバータ装置による駆動では、上述の特許文献5ごとく、中性点電位の変動に起因する軸電流(軸電圧)が発生し、電動機の軸受けの電食が生じ易い。
周知のとおり、インバータ装置による駆動は、無歪の正弦波による対称三相交流による駆動ではない。従って、電動機のY結線の中性点では、各相の電圧値が互いに打ち消しあって、常に零レベルになることは無く、何らかの電圧値が、生じていることは自ずと明らかである。
例えば、非特許文献1などに記されるとおり、インバータ装置によって駆動される電動機のY結線の中性点には、最大値はインバータ装置の電源電圧値にも達する凸状波形波及び方形波による周期的な大きな振幅の電圧変化を示す。そして、同非特許文献などに記されるとおり、この中性点の電位変化に起因して、回転軸の軸電圧として観測される。
非特許文献1などにも記されるように、インバータ装置からの各相の駆動電圧は、電動機の固定子の固定子巻線から固定子構成部材のインピーダンス成分を経て固定子の外部へ電気的エネルギーとして伝播する。この電気的エネルギーの伝播は、電動機の固定子及び回転子間の分布容量成分を介して、電動機の回転子へと伝播し、さらには、回転子構成部材のインピーダンス成分を経由して回転軸に到達する。ここで回転軸は、三相交流回路の等価的なY結線の中性点に位置することから、この回転軸には何らかの電位の変化が観測される。この電位の変化は、軸電圧と呼称されることは、上述のとおりである。
ところで、三相交流回路における各相の第3次高調波成分であるが、これは互いに相殺されることはなく、Y結線の中性点にて観測され得ることは、周知のとおりである。またY結線の中性点にては、各相の不平衡成分も観測され得ることは、周知のとおりである。
さて、インバータ駆動であるが、具体的には、パルス幅変調(Pulse Width Modulation)方式(以下、PWM方式という)のインバータにより駆動する方式を採用するケースが多い。こうしたPWM方式のインバータ駆動の場合、巻線の中性点の電位は零とならず何らかの電圧が発生する理由は、上述のとおりである。
また、上述の中性点の電位変化について、電動機の各構成要素の電気的な等価インピーダンス成分による等価回路を三相交流回路としての視点で解析した場合には、電動機の回転軸は前述の等価回路における等価的なY結線の中性点とも考察され、何らかの電位変化が回転軸に生じることはいうまでもない。
この電動機の各構成要素の電気的な等価インピーダンス成分による等価回路の視点で、軸電圧の発生を解析し、電食の抑制を図ることについては、前述の特許文献5などの公知文献に散見される。電動機の等価回路は、分布定数回路の視点での解析によるものや、分布定数回路を集中定数回路へモデル化した視点での解析によるものなど、多岐である。
電動機のインバータ駆動による軸電圧の発生に起因して、軸受の外輪と内輪との間に電位差が発生する。そして、軸電圧には、スイッチングによる高周波成分を含んでいる。軸電圧に起因する電位差が軸受内部の油膜の絶縁破壊電圧に達すると、軸受の内部に高周波電流が流れ、軸受内部には電食が発生する。この電食が進行した場合、軸受内輪または外輪の内部に波状摩耗現象が発生して異常音に至ることがあり、電動機における代表的な不具合現象として、その解決が常に希求されている。
上述のごとく、この電食は、軸受材料がアーク放電によって損傷を受ける現象であり、軸電圧に起因する軸受の内輪と軸受の外輪との間に発生した電位差によって、軸受の内輪−玉−軸受の外輪という経路で軸電流が流れることによる。従って、電動機の電食を抑制するためには、以下のような対策が提案される。
(1)軸受内輪と外輪を導通状態にする。
(2)軸受内輪と外輪を絶縁状態にする。
(3)軸電圧を低減する。
(1)軸受内輪と外輪を導通状態にする。
(2)軸受内輪と外輪を絶縁状態にする。
(3)軸電圧を低減する。
さて、上記(1)の具体的方法としては、軸受の潤滑剤を導電性にすることが挙げられる。ただし、導電性潤滑剤は、時間経過とともに導電性特性が劣化することや摺動信頼性に欠けるなどの課題がある。また、回転軸にブラシを設置し、導通状態にする方法も考えられるが、この方法もブラシ摩耗粉やスペースが必要となるなどの課題がある。
また、上記(1)の別の方法として、軸受を滑り軸受とする構成も考察される。例えば、金属焼結含油軸受を採用することによって、軸受部を導通状態にすることが可能である。周知のとおり、近年のPWM方式のインバータ駆動の電動機では一対の玉軸受を採用する電動機が主流となっているが、以前は一対のすべり軸受を用いる電動機が見られた。
例えば、特許文献6、特許文献7などに記されたものは一例である。軸受部は導通状態であるため放電の発生はなく、電食は生じないが、シャフトの回転精度は玉軸受を用いたものよりも劣り、また、軸受損失が大きいため、玉軸受を用いたものよりも電動機の効率が低下してしまうことは、周知のとおりである。
さて、上記(2)の具体的方法としては、軸受内部の転動体の材質を導電性材料の鉄などの金属材から絶縁体のセラミックス材などに置換することが挙げられる。この方法は、電食の防止には非常に効果はあるが、セラミックス材の場合はコストが高く、経済的側面の課題を招く。
また、上記(2)の別の方法として、軸受を絶縁性の滑り軸受とする構成も考察される。例えば、特許文献8などに記された樹脂を用いた絶縁性の滑り軸受を採用することによって、軸受部を絶縁状態にすることが可能である。絶縁性を有する軸受部には、電食は生じることはない。しかし、上述と同様に、シャフトの回転精度は玉軸受を用いたものよりも劣り、また、軸受損失が大きいため、玉軸受を用いたものよりも電動機の効率が低下してしまうことは、周知のとおりである。
また、上記(3)の具体的方法としては、固定子鉄心と導電性を有した金属製のブラケットとを電気的に短絡させることで、電動機の等価回路を変化させて、静電容量成分の寄与度を変化させて軸電圧を低減する方法が知られている(例えば特許文献9など)。また、電動機の固定子鉄心などを大地のアースへ電気的に接続する構成も知られている(例えば、特許文献10など)。
「富士時報 第72巻、第2号(1999年2月)」、インバータ駆動誘導電動機の軸電圧 P.144〜P.149
しかしながら、特許文献9のような従来の方法は、固定子鉄心と金属製のブラケットを短絡させる方法なので、電動機の等価回路における静電容量分布が全体的に高くなり、軸電圧が高くなってしまう場合があった。
また、電動機をPWM方式にてインバータ駆動する駆動回路(制御回路などを含む)の電源供給回路と、その電源供給回路の1次側回路および1次側回路側の大地へのアースとは電気的に絶縁された構成である場合、特許文献10のように電動機の固定子鉄心などを大地のアースへ電気的に接続する構成を採用しても、軸電圧の低減は困難であった。
また、軸電圧が軸受単体の絶縁破壊耐電圧と比較して十分に小さな電圧値でなければ、軸受内で発生する電気的な短絡現象を長期的に防止することが難しく、電食を抑制することが困難であった。これは、軸受に軸電圧が長期に渡って印可された場合、グリスの劣化やベアリング表面の損傷によって軸受単体の絶縁破壊耐電圧が低下する為である。
よって、モータの駆動初期では軸電圧よりも軸受の絶縁破壊耐電圧が高く、短絡現象が発生しない場合でも、長期に渡り駆動した場合、軸受単品の絶縁破壊耐電圧が低下し、軸電圧よりも軸受単体の絶縁破壊耐電圧が小さくなってしまうことにより、短絡現象が起こり、結果として電食の発生が起こる。
軸受の絶縁破壊耐電圧はグリスの油膜を厚くすることで増加させることができ、一般的にグリスの基油の動粘度を増加させる方法が用いられる。しかし、グリスの基油の動粘度は増加させると、軸受損失が増加し電動機の効率が低下する為、油膜厚さを増加させるには限界があった。
本発明の電動機は、上記課題に鑑みなされたものであり、軸受における電食の発生を抑制した電動機およびそれを備えた電気機器を提供することを目的とする。
第1の発明は、巻線を巻装した固定子と、前記固定子に対向して周方向に永久磁石を保持した回転体と、前記回転体を締結したシャフトとを含む回転子と、前記シャフトを回転自在に支持する玉軸受と、前記シャフトに締結され前記玉軸受の内輪に電気的に接続されるスラストプレートを備える電動機において、前記スラストプレートは、前記玉軸受の外輪に電気的に接続されるシールド板の平面部と相対する対向面を有する電動機である。
第2の発明は、第1の発明において、前記玉軸受のシールド板の平面部の外径よりも、前記スラストプレートの外径の方が大きい構成を含む電動機である。
第3の発明は、第1の発明において、前記玉軸受の外輪に接続通電されたシールド板と、前記スラストプレートとの距離が50μmから100μmの構成を含む電動機である。
第4の発明は、第1の電動機を搭載する電気機器である。
本発明の電動機によれば、軸受における電食騒音を抑制した電動機およびそれを備えた電気機器を提供可能である。
以下、本発明について、図面及び表を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態及び実施例によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における電動機の断面を示した構造図である。本実施の形態では、電気機器としてのエアコン用に搭載され、送風ファンを駆動するためのブラシレスモータである電動機の一例を挙げて説明する。また、本実施の形態では、回転子が固定子の内周側に回転自在に配置されたインナロータ型の電動機の例を挙げて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電動機の断面を示した構造図である。本実施の形態では、電気機器としてのエアコン用に搭載され、送風ファンを駆動するためのブラシレスモータである電動機の一例を挙げて説明する。また、本実施の形態では、回転子が固定子の内周側に回転自在に配置されたインナロータ型の電動機の例を挙げて説明する。
図1において、固定子鉄心11には、固定子鉄心11を絶縁するインシュレータとしての樹脂21が介在して、固定子巻線12が巻装されている。そして、このような固定子鉄心11は、他の固定部材とともにモールド材としての絶縁樹脂13にてモールド成形されている。本実施の形態では、これらの部材をこのようにモールド一体成形することにより、外形が概略円筒形状をなす固定子10が構成されている。
固定子10の内側には、空隙を介して回転子14が挿入されている。回転子14は、回転子鉄心31を含む円板状の回転体30と、回転体30の中央を貫通するようにして回転体30を締結したシャフト16とを有している。回転体30は、固定子10の内周側に対向して周方向に永久磁石であるフェライト樹脂の磁石32を保持している。
図1では、回転体30として、これらの回転子鉄心31およびフェライト樹脂の磁石32が一体成形された構成例を示している。このように、固定子10の内周側と回転体30の外周側とが対向するように配置されている。
回転子14のシャフト16には、シャフト16を支持する出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bが取り付けられている。出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、複数の鉄ボールを有した円筒形状のベアリングであり、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの内輪側がシャフト16に固定されている。
図1では、シャフト16がブラシレスモータ本体から突出した側となる出力軸側において、出力軸側軸受15aがシャフト16を支持し、その反対側(反出力軸側)において、反出力軸側軸受15bがシャフト16を支持している。
そして、これらの出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、それぞれ導電性を有した金属製のブラケットにより、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの外輪側が固定されている。図1では、出力軸側軸受15aが出力軸側ブラケット17により固定され、反出力軸側軸受15bが反出力軸側ブラケット19により固定されている。以上のような構成により、シャフト16が出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bに支承され、回転子14が回転自在に回転する。
なお、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、その軸受内部の内部空間の一部を満たすグリスが充填されている。これらの出力軸側軸受15a、15bは、「両側シールド形の玉軸受」と呼称され、軸受分野にては「呼び記号」の項目で「ZZ」と標記され、広く知られているものである。
さらに、本実施例のブラシレスモータには制御回路を含めた駆動回路を実装したプリント基板18が内蔵されている。このプリント基板18を内蔵したのち、出力軸側ブラケット17を固定子10に圧入することにより、ブラシレスモータが形成される。
また、プリント基板18には、巻線の電源電圧Vdc、制御回路の電源電圧Vccおよび回転数を制御する制御電圧Vspを印加するリード線や制御回路のグランド線などの接続線20が接続されている。
なお、駆動回路を実装したプリント基板18上のゼロ電位点部は、大地のアースおよび1次側(電源)回路とは絶縁され、大地のアースおよび1次側電源回路の電位とは、フローティングされた状態である。
ここで、ゼロ電位点部とは、プリント基板18上における基準電位としての0ボルト電位の配線のことであり、通常グランドと呼ばれるグランド配線を示している。接続線20に含まれるグランド線は、このゼロ電位点部、すなわちグランド配線に接続される。
また、駆動回路が実装されたプリント基板18に接続される巻線の電源電圧を供給する電源回路、制御回路の電源電圧を供給する電源回路、制御電圧を印加するリード線及び制御回路のグランド線などは、巻線の電源電圧を供給する電源回路に対する1次側(電源)回路、制御回路の電源電圧を供給する電源回路に対する1次側(電源)回路、これら1次側(電源)回路と接続された大地のアース及び独立して接地された大地のアースのいずれとも電気的に絶縁されている。
つまり、1次側(電源)回路電位および大地のアースの電位に対して、プリント基板18に実装された駆動回路は電気的に絶縁された状態であることから、電位が浮いた状態となっている。
これは電位がフローティングされた状態とも表現され、よく知られている。また、このようなことから、プリント基板18に接続される巻線の電源電圧を供給する電源回路および制御回路の電源電圧を供給する電源回路の構成は、フローティング電源とも呼称され、これもよく知られた表現である。
以上のように構成された本ブラシレスモータに対して、接続線20を介して各電源電圧および制御信号を供給することにより、プリント基板18の駆動回路により固定子巻線12が駆動される。固定子巻線12が駆動されると、固定子巻線12に駆動電流が流れ、固定子鉄心11から磁界が発生する。
そして、固定子鉄心11からの磁界とフェライト樹脂の磁石32からの磁界とにより、それら磁界の極性に応じて吸引力および反発力が生じ、これらの力によってシャフト16を中心に回転子14が回転する。
次に、本ブラシレスモータのより詳細な構成について説明する。まず、本ブラシレスモータは、上述したように、シャフト16が出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bで支持されるとともに、それぞれの出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bもブラケットにより固定され、支持されている。
さらに、上述したようなクリープによる不具合を抑制するため、本実施の形態では、それぞれ出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bが、導電性を有した金属製のブラケットにより固定されるような構成としている。すなわち、本実施の形態では、予め鋼板で加工され寸法精度の良好な導電性のブラケットを出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの固定に採用している。特に、電動機の高出力化が要求される場合には、このような構成とすることがより好ましい。
具体的には、まず、反出力軸側軸受15bに対して、反出力軸側軸受15bの外周径とほぼ等しい外周径の反出力軸側ブラケット19により固定している。また、この反出力軸側ブラケット19は、絶縁樹脂13とモールド一体成形されている。
反出力軸側ブラケット19は中空円筒状となるカップ形状を有しており、より具体的には、一方を開いたブラケットの円筒部19aと、開いた側の円筒端部から外方向に少しだけ広がった環状のブラケットのつば部19bとを有している。ブラケットの円筒部19aの内周径は反出力軸側軸受15bの外周径とほぼ等しく、ブラケットの円筒部19aに反出力軸側軸受15bを圧入することにより、反出力軸側軸受15bは反出力軸側ブラケット19を介するようにして絶縁樹脂13にも固定されることになる。
このように構成することで、反出力軸側軸受15bの外輪側は金属製の反出力軸側ブラケット19に固定されるため、クリープによる不具合を抑制できる。また、ブラケットのつば部19bの外周径は反出力軸側軸受15bの外周径よりも少しだけ大きくしている。
すなわち、ブラケットのつば部19bの外周径は、反出力軸側軸受15bの外周径よりも大きく、かつ少なくとも回転体30の外周径よりも小さくしている。反出力軸側ブラケット19をこのような形状とすることにより、例えばつば部が回転体30の外周を超えて固定子10まで広がるような構造に比べて、コスト高となる金属材料の使用を抑制している。
次に、出力軸側軸受15aに対しては、固定子10の外周径とほぼ等しい外周径の出力軸側ブラケット17により固定している。出力軸側ブラケット17は概略円板形状であり、円板の中央部に出力軸側軸受15aの外周径とほぼ等しい径の突出部を有しており、この突出部の内側は中空となっている。プリント基板18を内蔵したのち、このような出力軸側ブラケット17の突出部の内側を出力軸側軸受15aに圧入するとともに、出力軸側ブラケット17の外周に設けた接続端部と固定子10の接続端部とが嵌合するように、出力軸側ブラケット17を固定子10に圧入することにより、本ブラシレスモータが形成される。
このように構成することで、組立作業の容易化を図るとともに、出力軸側軸受15aの外輪側は金属製の出力軸側ブラケット17に固定されるため、クリープによる不具合も抑制している。
図2は、本発明の実施例1及び実施例2における軸受部の構造断面図である。軸受はJIS呼び番号が608である単列深溝玉軸受を用いる。
図3は、本発明の実施例1におけるスラストプレート60のモータ組立前の外観斜視図である。
図1に示すように、軸受は内輪41と、この内輪41の外周部に配置される転動体42と、この転動体42を内輪41と狭持する外輪43と、転動体42の側部を覆い外輪43と接続通電されたシールド板44と、内輪41及びシャフト16と接続通電された図3に示すような形状のスラストプレート60とを備え、シールド板44とスラストプレート60が面対向した構成である。
シールド板44は図2の形状のように、外径部の渦巻き部によって外輪43と接続しており、シールド板44がスラストプレート60と対向する平面形状部の外周となる箇所を、スラスト板44の平面部の外周50とする。
実施例1では、シールド板の外周46の径よりも、スラストプレート60の外径が大きくなっており、シールド板44とスラストプレート60との間は50μmの間隔である。
このときのシールド板44とスラストプレート60との間の静電容量は15pFとなり、本実施例では1つの電動機に2つの軸受と2つのスラストプレートを用いることから、シールド板44とスラストプレート60との間の合計の静電容量は30pFとなる。
本実施例で用いた軸受は、内輪と外輪間の静電容量が、2つの軸受を合計して80pFであり、本発明に関わるスラストプレート60を用いた場合、2つの軸受の内輪と外輪間の静電容量は110pFとなった。
図3に本実施の形態における軸受の内輪と外輪間の静電容量の変化と、軸電圧の変化との関係を示す。本発明に関わるスラストプレートを用いない場合、軸受の内輪と外輪間との静電容量は80pFであり、軸電圧は5.5Vである。
図3に示すように、実施例1に関わるスラストプレート60を用いることにより、軸受の内輪と外輪間との静電容量が、110pFとなることから、軸電圧が4.0Vとなり、軸電圧を1.5V低減することができ、軸受内部で発生する電食のエネルギーが小さくなることから、電食による騒音発生を防止することが出来る。
また、スラストプレート60は軸受の内輪41とシャフトと固定保持されており、軸受に加わるスラスト荷重を受ける機能も有している。一般的にこれらのモータの軸受にはEリングと呼ばれるE型形状の金属板を用いて、軸受のスラスト荷重を支えていたが、一般的なEリングは、シールド板の平面部の外周50よりも、外径がかなり小さく、且つEリングとシールド板との間の間隔が200μm以上離れた構造であったため、Eリングとシールド板との静電容量が非常に小さかった。
軸受のシールド板44とスラストプレート60との間隔は50μm〜100μmが最適である。シールド板44とスラストプレート60との間隔が100μmよりも大きい場合、一般的なEリングと同様に、シールド板44とスラストプレート60との間の静電容量が小さくなり、軸電圧を低減する効果が得られ難い。
また、シールド板44とスラストプレート60との間隔が50μmより小さい場合、モータ駆動時に、シールド板44とスラストプレート60とが接触する可能性が高くなり、騒音や接触摩耗等の異常が発生しやすくなる。
また、シールド板44とスラストプレート60との間隔を50μm〜100μmに調整する手段として、シールド板44の平面部をスラストプレート40に近づけて調整手段と、スラストプレートにシールド板に対向するように突起部を設けて、スラストプレートの形状で調整する手段がある。
図4は、本発明の実施例2におけるE型スラストプレート61のモータ組立前の斜視図である。実施例2では、実施例1のスラストプレート60を、E型スラストプレート61に入れ替えた以外、その他の構成は実施例1と同様である。
E型スラストプレート61は図4のようにE型形状をしているが、外径はスラストプレート60と同様に、軸受のシールド板の平面部の外径50よりも大きい。
このときのシールド板44とE型スラストプレート61との間の静電容量は10pFになり、本実施例1つの電動機に2つの軸受と2つのスラストプレートを用いることから、シールド板44とE型スラストプレート61との間の合計の静電容量は20pFとなる。実施例2で用いた軸受は、実施例1と同様に内輪と外輪との間の静電容量が、2つの軸受を合計して80pFであったため、スラストプレートを用いた場合の2つの軸受の内輪と外輪の静電容量は100pFとなった。
このときのシールド板44とE型スラストプレート61との間の静電容量は10pFになり、本実施例1つの電動機に2つの軸受と2つのスラストプレートを用いることから、シールド板44とE型スラストプレート61との間の合計の静電容量は20pFとなる。実施例2で用いた軸受は、実施例1と同様に内輪と外輪との間の静電容量が、2つの軸受を合計して80pFであったため、スラストプレートを用いた場合の2つの軸受の内輪と外輪の静電容量は100pFとなった。
図3に示すように、実施例2に関わるE型スラストプレート61を用いて、軸受の内輪と外輪間との静電容量が100pFとなることから、軸電圧が4.5Vとなり、軸電圧を1V低減することができることから、軸受内部で発生する電食のエネルギーを小さくすることができ、電食による騒音発生を防止することが出来る。
E型スラストプレート61は、その形状のため、スラストプレート60よりも軸受のシールド板44との対向面積が小さくなる。
このため、スラストプレート60を用いる場合と比較して、シールド板44との静電容量が小さくなるが、E型スラストプレート61は、シャフトへの接続工法として、シャフトの軸方向と垂直方向から、E型スラストプレート61をシャフトへ加圧することにより、シャフトに締結することが出来るので、スラストプレートの組立工法が簡便である。
本発明の電動機は、軸受の電食発生を抑制したものであり、主に電動機の低価格化および高寿命化が要望されるエアコン室内機などの機器に搭載される電動機に有用である。
10 固定子
11 固定子鉄心
12 固定子巻線
13 絶縁樹脂
14 回転子
15a 出力軸側軸受
15b 反出力軸側軸受
16 シャフト
17 出力軸側ブラケット
18 プリント基板
19 反出力軸側ブラケット
19a ブラケットの円筒部
19b ブラケットのつば部
20 接続線
21 樹脂(インシュレータ)
30 回転体
31 回転子鉄心
32 磁石
41 内輪
42 転動体
43 外輪
11 固定子鉄心
12 固定子巻線
13 絶縁樹脂
14 回転子
15a 出力軸側軸受
15b 反出力軸側軸受
16 シャフト
17 出力軸側ブラケット
18 プリント基板
19 反出力軸側ブラケット
19a ブラケットの円筒部
19b ブラケットのつば部
20 接続線
21 樹脂(インシュレータ)
30 回転体
31 回転子鉄心
32 磁石
41 内輪
42 転動体
43 外輪
Claims (4)
- 巻線を巻装した固定子と、前記固定子に対向して周方向に永久磁石を保持した回転体と、前記回転体を締結したシャフトとを含む回転子と、前記シャフトを回転自在に支持する玉軸受と、前記シャフトに締結され前記玉軸受の内輪に電気的に接続されるスラストプレートを備える電動機において、前記スラストプレートは、前記玉軸受の外輪に電気的に接続されるシールド板の平面部と相対する対向面を有する電動機。
- 請求項1記載の電動機において、前記玉軸受のシールド板の平面部の外径よりも、前記スラストプレートの外径の方が大きい構成を含む電動機。
- 請求項1記載の電動機において、前記玉軸受の外輪に接続通電されたシールド板と、前記スラストプレートとの距離が50μmから100μmの構成を含む電動機。
- 請求項1記載の電動機を搭載する電気機器。
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JPWO2017090074A1 (ja) * | 2015-11-24 | 2018-09-13 | 株式会社日立産機システム | アキシャルギャップ型回転電機及び回転電機用固定子 |
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