JPH1014135A - 監視装置 - Google Patents
監視装置Info
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- JPH1014135A JPH1014135A JP16807196A JP16807196A JPH1014135A JP H1014135 A JPH1014135 A JP H1014135A JP 16807196 A JP16807196 A JP 16807196A JP 16807196 A JP16807196 A JP 16807196A JP H1014135 A JPH1014135 A JP H1014135A
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- Japan
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- equation
- connection
- polarity
- polarity pattern
- phase
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極性の誤接続を判定し、CT二次回路を開放
せず、接続変更と等価な電気的特性値の演算方法の変更
が可能な監視装置を提供する。 【課題を解決する手段】 CT3およびVT2により電
力系統R、S、T相の電流、電圧を検出し、検出された
電流と電圧から極性パターンの接続に応じた算出方法で
電気的特性値を算出し、算出値よりCT3およびVT2
の極性パターン接続の正誤を判定し、判定が正規接続時
には算出を続行させ、誤接続時には有効な電気特性値が
得らる算出方法に応じた極性パターンの接続を特定する
ようにしたことを特徴とするものである。
せず、接続変更と等価な電気的特性値の演算方法の変更
が可能な監視装置を提供する。 【課題を解決する手段】 CT3およびVT2により電
力系統R、S、T相の電流、電圧を検出し、検出された
電流と電圧から極性パターンの接続に応じた算出方法で
電気的特性値を算出し、算出値よりCT3およびVT2
の極性パターン接続の正誤を判定し、判定が正規接続時
には算出を続行させ、誤接続時には有効な電気特性値が
得らる算出方法に応じた極性パターンの接続を特定する
ようにしたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CT(計器用変流
器)およびVT(計器用変圧器)により電流および電圧を
入力し、有効電力・無効電力・力率(本明細書では電気
的特性値という)を演算する監視装置に係り、特に、C
T、VTの誤接続時に自動的に補正を行い、有効な電気
的特性値を演算するのに好適な監視装置に関するもので
ある。
器)およびVT(計器用変圧器)により電流および電圧を
入力し、有効電力・無効電力・力率(本明細書では電気
的特性値という)を演算する監視装置に係り、特に、C
T、VTの誤接続時に自動的に補正を行い、有効な電気
的特性値を演算するのに好適な監視装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、電力系統に接続され
ている監視装置は、所定の極性をマッチングして結線さ
せてあるCT、VTの入力から定められた演算式によ
り、電気的特性値を演算させていた。そのため、CT、
VTが誤配線されている時は、意味のない電気的特性値
を演算していた。図9は、従来のCT、VTの誤配線時
の配線変え手順を示すPAD図である。ステップS02
3においては、最初、電流値および電圧値の入力が停止
し、監視装置が停止されている状態とする。ステップS
024にて、CT、VTが正規の極性接続にしたがい、
結線が行われる。ステップS025にて、電流値および
電圧値の入力が開始され、監視装置が稼働し始める。ス
テップS026にて、監視装置に内蔵されているデータ
処理装置で、電気的特性値を演算する。ステップS02
7にて、演算した電気的特性値が有効な値であるか、無
効な値であるかを判断する。前記判断の結果、演算結果
が有効な場合は、ステップS026からステップS02
7までを繰り返し、有効な電気的特性値を演算、判断が
行われる。ステップS028にて、演算結果が無効であ
るとの判断の場合は、監視装置の稼働停止が可能かどう
かが判断される。前記判断の結果、監視装置の停止が不
可能な場合は、ステップS026からステップS027
までを繰り返し、無効な値のまま演算がつづけられる。
ステップS029にて、ステップS028の判断が監視
装置の停止が可能な場合は、電流値および電圧値の入力
を停止し、監視装置を停止させる。ステップS030に
て、監視装置を停止させた停電状態において、CT、V
Tの結線を修正する。ステップS031にて、再び、電
流値および電圧値の入力を開始し、監視装置の稼働を開
始して、ステップS026からステップS027まで演
算および演算結果の有効、無効の判断を繰り返えさせて
いた。
ている監視装置は、所定の極性をマッチングして結線さ
せてあるCT、VTの入力から定められた演算式によ
り、電気的特性値を演算させていた。そのため、CT、
VTが誤配線されている時は、意味のない電気的特性値
を演算していた。図9は、従来のCT、VTの誤配線時
の配線変え手順を示すPAD図である。ステップS02
3においては、最初、電流値および電圧値の入力が停止
し、監視装置が停止されている状態とする。ステップS
024にて、CT、VTが正規の極性接続にしたがい、
結線が行われる。ステップS025にて、電流値および
電圧値の入力が開始され、監視装置が稼働し始める。ス
テップS026にて、監視装置に内蔵されているデータ
処理装置で、電気的特性値を演算する。ステップS02
7にて、演算した電気的特性値が有効な値であるか、無
効な値であるかを判断する。前記判断の結果、演算結果
が有効な場合は、ステップS026からステップS02
7までを繰り返し、有効な電気的特性値を演算、判断が
行われる。ステップS028にて、演算結果が無効であ
るとの判断の場合は、監視装置の稼働停止が可能かどう
かが判断される。前記判断の結果、監視装置の停止が不
可能な場合は、ステップS026からステップS027
までを繰り返し、無効な値のまま演算がつづけられる。
ステップS029にて、ステップS028の判断が監視
装置の停止が可能な場合は、電流値および電圧値の入力
を停止し、監視装置を停止させる。ステップS030に
て、監視装置を停止させた停電状態において、CT、V
Tの結線を修正する。ステップS031にて、再び、電
流値および電圧値の入力を開始し、監視装置の稼働を開
始して、ステップS026からステップS027まで演
算および演算結果の有効、無効の判断を繰り返えさせて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、CT、VTの誤接続時は、CT、VTの配線変えの
作業が必要であるという問題がある。前記CT、VTの
誤接続の配線変え作業は、稼働時では給電されており、
活線作業を行えばともかく、通常の作業では困難である
ので、監視装置を停止しなければならないという問題が
ある。本発明の目的は、かかる従来技術における問題点
を解決するためになされたもので、CT、VTの極性パ
ターンの誤接続時に、監視装置を停止せずに、自動的に
必要な電力値が得られるように補正を行わせる手段を備
えた監視装置を提供することにある。
は、CT、VTの誤接続時は、CT、VTの配線変えの
作業が必要であるという問題がある。前記CT、VTの
誤接続の配線変え作業は、稼働時では給電されており、
活線作業を行えばともかく、通常の作業では困難である
ので、監視装置を停止しなければならないという問題が
ある。本発明の目的は、かかる従来技術における問題点
を解決するためになされたもので、CT、VTの極性パ
ターンの誤接続時に、監視装置を停止せずに、自動的に
必要な電力値が得られるように補正を行わせる手段を備
えた監視装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る監視装置の構成は、極性パターンに従
い接続されたCTおよびVTにより電力系統の電流、電
圧を検出し、当該検出された電流と電圧から前記極性パ
ターンの接続に応じた算出方法で電気的特性値を算出す
る手段と、前記算出値より前記CTおよびVTの極性パ
ターン接続の正誤を判定する手段と、前記判定が正規接
続時には算出を続行させ、誤接続時には前記算出手段に
より有効な電気的特性値が得られる算出方法に応じる極
性パターンの接続を特定する判断手段とを備えたことを
特徴とするものである。前項記載の監視装置において、
前記判断手段は、有効な電気的特性値が得られる算出方
法に応じる極性パターンが複数存在すると判断した場合
には、最適な極性パターンを特定することを特徴とする
ものである。前項記載の監視装置において、前記誤接続
の極性パターンを、正規接続の極性パターンと比較して
表示する手段を備えたことを特徴とするものである。
め、本発明に係る監視装置の構成は、極性パターンに従
い接続されたCTおよびVTにより電力系統の電流、電
圧を検出し、当該検出された電流と電圧から前記極性パ
ターンの接続に応じた算出方法で電気的特性値を算出す
る手段と、前記算出値より前記CTおよびVTの極性パ
ターン接続の正誤を判定する手段と、前記判定が正規接
続時には算出を続行させ、誤接続時には前記算出手段に
より有効な電気的特性値が得られる算出方法に応じる極
性パターンの接続を特定する判断手段とを備えたことを
特徴とするものである。前項記載の監視装置において、
前記判断手段は、有効な電気的特性値が得られる算出方
法に応じる極性パターンが複数存在すると判断した場合
には、最適な極性パターンを特定することを特徴とする
ものである。前項記載の監視装置において、前記誤接続
の極性パターンを、正規接続の極性パターンと比較して
表示する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る監
視装置におけるCT、VTとの結線図、図2は、電圧相
を固定とし、電流相の接続を変えた各極性パターンの接
続図、図3は、図2の各極性パターンの接続の内、C
T、VTが正規接続されている場合の電圧、電流の入力
信号波形図、図4は、図2のCT、VT結線が誤接続さ
れている場合の電圧、電流の入力信号波形図、図5は、
極性パターンにおける当該極性の自動補正処理手順を示
すPAD図、図6は、図5の極性判定後の処理手順の一
例を示すPAD図、図7は、有効な電気的特性値がえら
れる極性パターン(以下、有効な極性パターン接続)が
複数ある場合の処理手順の一例を示すPAD図、図8
は、極性異常時の表示処理の説明図である。
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る監
視装置におけるCT、VTとの結線図、図2は、電圧相
を固定とし、電流相の接続を変えた各極性パターンの接
続図、図3は、図2の各極性パターンの接続の内、C
T、VTが正規接続されている場合の電圧、電流の入力
信号波形図、図4は、図2のCT、VT結線が誤接続さ
れている場合の電圧、電流の入力信号波形図、図5は、
極性パターンにおける当該極性の自動補正処理手順を示
すPAD図、図6は、図5の極性判定後の処理手順の一
例を示すPAD図、図7は、有効な電気的特性値がえら
れる極性パターン(以下、有効な極性パターン接続)が
複数ある場合の処理手順の一例を示すPAD図、図8
は、極性異常時の表示処理の説明図である。
【0006】まず、図1を参照して、電力系統における
監視装置の配線を説明する。図1において、1は監視装
置、2はVT、3はCT、4はR−S線間電圧入力信
号、5はS−T線間電圧入力信号、6はR相電流入力信
号、7はT相電流入力信号である。なお、R、S、T
は、三相三線式の各相を示すものであり、相回転は、R
→S→Tの順とする。一般に、変圧器の結線において
は、同相極性に接続端子を配置するのが通常であり、計
器用変圧器および計器用変流器も同様である。このよう
な極性パターン接続の場合には正確な電気的特性値が得
られていた。監視装置1へ、VT2から、R−S線間電
圧入力信号4をu−vと、S−T線間電圧入力信号5を
u′−vに入力させる。CT3において、R相電流入力
信号6をR相と交叉するl−k巻線から端子Rlと端子
Rkを介して入力させ、T相電流入力信号7をT相と交
叉するl−k巻線から端子Tlと端子Tkを介して入力
させる。
監視装置の配線を説明する。図1において、1は監視装
置、2はVT、3はCT、4はR−S線間電圧入力信
号、5はS−T線間電圧入力信号、6はR相電流入力信
号、7はT相電流入力信号である。なお、R、S、T
は、三相三線式の各相を示すものであり、相回転は、R
→S→Tの順とする。一般に、変圧器の結線において
は、同相極性に接続端子を配置するのが通常であり、計
器用変圧器および計器用変流器も同様である。このよう
な極性パターン接続の場合には正確な電気的特性値が得
られていた。監視装置1へ、VT2から、R−S線間電
圧入力信号4をu−vと、S−T線間電圧入力信号5を
u′−vに入力させる。CT3において、R相電流入力
信号6をR相と交叉するl−k巻線から端子Rlと端子
Rkを介して入力させ、T相電流入力信号7をT相と交
叉するl−k巻線から端子Tlと端子Tkを介して入力
させる。
【0007】次ぎに、いま、電圧相を固定とし、電流相
の組合せを変える接続方法を示すと、三相回路の場合に
おける極性パターンは、正規接続の極性パターンを含め
て4パターンとなる。これらの4パターンには、正規の
電気的特性値が得られる正規接続の極性パターン、極性
を間違えて接続されていても、適用する演算式により有
効な電気的特性値が得られる場合を有効な極性パターン
の接続、前記有効な極性パターンの接続のうち、正規の
電気的特性値に最も近い特性値が得られる最適な極性パ
ターンの接続がある。これら各極性パターンの接続を判
定する手段について、以下説明する。ここで、正規の電
気的特性値とは、極性パターンの接続の判定に用いら
れ、正規接続され、R相、S相、T相の三相がそれぞれ
の電流、電圧の位相および波高値ともに平衡しており、
かつ電流、電圧の位相が合っている理想的な状態の値で
ある。
の組合せを変える接続方法を示すと、三相回路の場合に
おける極性パターンは、正規接続の極性パターンを含め
て4パターンとなる。これらの4パターンには、正規の
電気的特性値が得られる正規接続の極性パターン、極性
を間違えて接続されていても、適用する演算式により有
効な電気的特性値が得られる場合を有効な極性パターン
の接続、前記有効な極性パターンの接続のうち、正規の
電気的特性値に最も近い特性値が得られる最適な極性パ
ターンの接続がある。これら各極性パターンの接続を判
定する手段について、以下説明する。ここで、正規の電
気的特性値とは、極性パターンの接続の判定に用いら
れ、正規接続され、R相、S相、T相の三相がそれぞれ
の電流、電圧の位相および波高値ともに平衡しており、
かつ電流、電圧の位相が合っている理想的な状態の値で
ある。
【0008】図2は、電圧相を固定とし、電流相の接続
を変えた接続パターン図である。図2の(a)、
(b)、(c)、(d)を参照して四つの極性パターン
を説明する。いま、説明を簡単にするため、電圧相を固
定するので、当該電圧相を省略し、電流相の接続パター
ン図のみを示したものである。図2(a)は、正規接続
の極性パターンを示している。R相のl−k巻線からR
k、Rl端子に入力し、T相のl−k巻線からTk、T
lに入力する。正規接続における有効電力の演算式を数
(1)に示す。
を変えた接続パターン図である。図2の(a)、
(b)、(c)、(d)を参照して四つの極性パターン
を説明する。いま、説明を簡単にするため、電圧相を固
定するので、当該電圧相を省略し、電流相の接続パター
ン図のみを示したものである。図2(a)は、正規接続
の極性パターンを示している。R相のl−k巻線からR
k、Rl端子に入力し、T相のl−k巻線からTk、T
lに入力する。正規接続における有効電力の演算式を数
(1)に示す。
【数1】 正規接続における無効電力の演算式を数(2)に示す。
【数2】 正規接続における力率演算式を数(3)に示す。
【数3】
【0009】図2(b)は、誤接続における一つの極性
パターンを示す。R相のl−k巻線からRk、Rl端子
に入力し、T相のl−k巻線からTk、Tlへの入力を
逆に接続した場合、T相電流の極性を反転した場合であ
る。この場合の有効電力の演算式を数(4)に示す。
パターンを示す。R相のl−k巻線からRk、Rl端子
に入力し、T相のl−k巻線からTk、Tlへの入力を
逆に接続した場合、T相電流の極性を反転した場合であ
る。この場合の有効電力の演算式を数(4)に示す。
【数4】 この場合の無効電力の演算式を数(5)に示す。
【数5】
【0010】図2(c)は、誤接続における他の一つの
極性パターンを示す。T相のl−k巻線からTk、Tl
端子に入力し、R相のl−k巻線からRk、Rlへの入
力を逆に接続、R相電流の極性を反転した場合を示した
ものである。この場合の有効電力の演算式を数(6)に
示す。
極性パターンを示す。T相のl−k巻線からTk、Tl
端子に入力し、R相のl−k巻線からRk、Rlへの入
力を逆に接続、R相電流の極性を反転した場合を示した
ものである。この場合の有効電力の演算式を数(6)に
示す。
【数6】 この場合の無効電力の演算式を数(7)に示す。
【数7】
【0011】図2(d)は、誤接続における更に他の一
つの極性パターンを示す。R相のl−k巻線からRk、
Rl端子への入力を逆に接続し、T相のl−k巻線から
Tk、Tlへの入力を逆に接続、すなわちR相電流の極
性と、T相電流の極性を反転した場合を示したものであ
る。この場合の有効電力の演算式を数(8)に示す。
つの極性パターンを示す。R相のl−k巻線からRk、
Rl端子への入力を逆に接続し、T相のl−k巻線から
Tk、Tlへの入力を逆に接続、すなわちR相電流の極
性と、T相電流の極性を反転した場合を示したものであ
る。この場合の有効電力の演算式を数(8)に示す。
【数8】 この場合の無効電力の演算式を数(9)に示す。
【数9】
【0012】上記〔式1〕から〔式9〕において、各符
号の説明は、下記の通りである。 PAC:有効電力 PRE:無効電力 n:サンプル回数 j:1〜n VRSj:R−S線間電圧瞬時入力値 VSTj:S−T線間電圧瞬時入力値 iRj:R相電流瞬時入力値 iTj:T相電流瞬時入力値 iRj′:R相電流瞬時入力値の位相がπ/2遅れ iTj′:T相電流瞬時入力値の位相がπ/2遅れ
号の説明は、下記の通りである。 PAC:有効電力 PRE:無効電力 n:サンプル回数 j:1〜n VRSj:R−S線間電圧瞬時入力値 VSTj:S−T線間電圧瞬時入力値 iRj:R相電流瞬時入力値 iTj:T相電流瞬時入力値 iRj′:R相電流瞬時入力値の位相がπ/2遅れ iTj′:T相電流瞬時入力値の位相がπ/2遅れ
【0013】図3は、図2(a)の正規接続の極性パタ
ーンにおける入力信号の波形を示すものである。この場
合には、入力信号は、下記の〔式10〕から〔式13〕
に表わされる。
ーンにおける入力信号の波形を示すものである。この場
合には、入力信号は、下記の〔式10〕から〔式13〕
に表わされる。
【数10】
【数11】
【数12】
【数13】 上式において、〔式1〕から〔式9〕までと同一符号
は、同一値を表示し、Vは電圧実効値、Iは電流実効値
である。上記において〔式10〕は、R−S線間電圧入
力信号8、〔式11〕は、S−T線間電圧入力信号9、
〔式12〕は、R相電流入力信号10、〔式13〕は、
T相電流入力信号11を示している。
は、同一値を表示し、Vは電圧実効値、Iは電流実効値
である。上記において〔式10〕は、R−S線間電圧入
力信号8、〔式11〕は、S−T線間電圧入力信号9、
〔式12〕は、R相電流入力信号10、〔式13〕は、
T相電流入力信号11を示している。
【0014】上記の〔式10〕、〔式11〕、〔式1
2〕、〔式13〕値を、〔式1〕、〔式2〕、〔式3〕
に代入し、これにより演算した結果を、下記の〔式1
4〕、〔式15〕、〔式16〕に示す。
2〕、〔式13〕値を、〔式1〕、〔式2〕、〔式3〕
に代入し、これにより演算した結果を、下記の〔式1
4〕、〔式15〕、〔式16〕に示す。
【数14】
【数15】
【数16】 この場合は、正規接続の極性パターンの場合には、〔式
1〕、〔式2〕、〔式3〕の演算式により、正規の電気
的特性値を得ることができる。
1〕、〔式2〕、〔式3〕の演算式により、正規の電気
的特性値を得ることができる。
【0015】図2(b)の誤接続における一つの極性パ
ターン、T相電流の極性を反転した場合について演算す
る。図4は、図2(b)に示すT相電流の極性kとlを
逆に結線した場合の入力信号の波形を示すものである。
R相電流入力信号10は、正規接続の極性パターンと同
様に〔式12〕であり、T相電流入力信号12は〔式1
7〕で示される。
ターン、T相電流の極性を反転した場合について演算す
る。図4は、図2(b)に示すT相電流の極性kとlを
逆に結線した場合の入力信号の波形を示すものである。
R相電流入力信号10は、正規接続の極性パターンと同
様に〔式12〕であり、T相電流入力信号12は〔式1
7〕で示される。
【数17】
【0016】上記〔式12〕、〔式17〕の値を、〔式
1〕、〔式2〕、〔式3〕に代入し、演算した結果を、
〔式18〕、〔式19〕、〔式20〕に示される。
1〕、〔式2〕、〔式3〕に代入し、演算した結果を、
〔式18〕、〔式19〕、〔式20〕に示される。
【数18】
【数19】
【数20】 この場合は、正規接続の極性パターンの演算式、〔式
1〕、〔式2〕、〔式3〕で計算すると、電気的に意味
のない無効な電気的特性値が得られる。
1〕、〔式2〕、〔式3〕で計算すると、電気的に意味
のない無効な電気的特性値が得られる。
【0017】そこで、図2(b)のT相電流の極性を反
転した場合の演算式〔式4〕、〔式5〕および、力率の
演算式〔式3〕に〔式12〕、〔式17〕を代入し、演
算した結果を〔式21〕、〔式22〕、〔式23〕に示
す。
転した場合の演算式〔式4〕、〔式5〕および、力率の
演算式〔式3〕に〔式12〕、〔式17〕を代入し、演
算した結果を〔式21〕、〔式22〕、〔式23〕に示
す。
【数21】
【数22】
【数23】 この場合は、有効な電気的特性値が得られることができ
る。
る。
【0018】さらに、図2(c)は、誤接続における他
の一つの極性パターンを示す。前記極性パターンに対す
る演算式、〔式6〕、〔式7〕と、力率計算式〔式3〕
に〔式12〕、〔式17〕を代入し、演算した結果を
〔式24〕、〔式25〕、〔式26〕に示す。
の一つの極性パターンを示す。前記極性パターンに対す
る演算式、〔式6〕、〔式7〕と、力率計算式〔式3〕
に〔式12〕、〔式17〕を代入し、演算した結果を
〔式24〕、〔式25〕、〔式26〕に示す。
【数24】
【数25】
【数26】 この場合は、上記の極性パターンにおける〔式6〕、
〔式7〕では、電気的に無効な値となる。
〔式7〕では、電気的に無効な値となる。
【0019】さらに、図2(d)は、誤接続における他
の一つの極性パターンを示す。前記極性パターンに対す
る演算式、〔式8〕、〔式9〕と、力率計算式〔式3〕
に、〔式12〕、〔式17〕を代入し、演算した結果を
〔式27〕、〔式28〕、〔式29〕に示す。
の一つの極性パターンを示す。前記極性パターンに対す
る演算式、〔式8〕、〔式9〕と、力率計算式〔式3〕
に、〔式12〕、〔式17〕を代入し、演算した結果を
〔式27〕、〔式28〕、〔式29〕に示す。
【数27】
【数28】
【数29】 上記場合には、上記の極性パターンに応ずる演算式で
は、無効な電気的特性値となる。以上のことから、図2
(b)の誤接続の場合は、〔式4〕、〔式5〕および力
率の演算式〔式3〕を適用すると、有効な電気的特性値
が得られる。
は、無効な電気的特性値となる。以上のことから、図2
(b)の誤接続の場合は、〔式4〕、〔式5〕および力
率の演算式〔式3〕を適用すると、有効な電気的特性値
が得られる。
【0020】図5を参照して、極性の自動判定処理を説
明する。図5において、ステップS001にて、正規接
続の極性パターンに基づく演算式、(式1)、(式
2)、(式3)を設定する。ステップS002にて、前
記設定された演算式により電力・力率を演算する。ステ
ップS003にて、演算結果が有効な電気的特性値であ
るか、無効な電気的特性値であるかを判定する。前記判
定の結果、演算結果が有効な場合は、ステップS002
からステップS003までを繰り返し実施させる。
明する。図5において、ステップS001にて、正規接
続の極性パターンに基づく演算式、(式1)、(式
2)、(式3)を設定する。ステップS002にて、前
記設定された演算式により電力・力率を演算する。ステ
ップS003にて、演算結果が有効な電気的特性値であ
るか、無効な電気的特性値であるかを判定する。前記判
定の結果、演算結果が有効な場合は、ステップS002
からステップS003までを繰り返し実施させる。
【0021】前記判定の結果、演算結果が無効値である
場合は、ステップS004にて、ステップS005、ス
テップS006、ステップS007を各極性パターンの
演算式による演算をn回分だけ、繰り返えさせるよう設
定させる。すなわち、ステップS005にて、図2
(b)に示す極性パターンの演算式〔式4〕、〔式
5〕、図2(c)に示す極性パターンの演算式〔式
6〕、〔式7〕、図2(d)に示す極性パターンの演算
式〔式8〕、〔式9〕および、力率の演算式〔式3〕を
設定する。ステップS006にて、前記設定された演算
式に、〔式10〕、〔式11〕〔式12〕、〔式13〕
を代入し、電力・力率等の電気的特性値を演算する。ス
テップS007にて、上記演算結果を記憶させる。前記
ステップS005からステップS007までを前記の如
く、1からn回分だけ繰り返えさせるので、n個の演算
結果が蓄積される。ステップS008にて、上記n個の
演算結果から、最適な極性とその接続を判定する。すな
わち、上述した〔式18〕から〔式29〕に示す演算結
果のうち、有効電力<0、力率=0等の電気的特性値と
して有りえない数値となった場合は、極性パターンが誤
接続であり、異常であると判断する。前記各演算結果の
うち、有効な電気的特性値が得られた有効な極性パター
ン接続のうち、正規の電気的特性値に最も近い特性値が
えられる極性パターンの接続を最適な極性パターンと判
定する。ステップS009にて、最適な極性パターンの
接続と、その演算式が設定される。
場合は、ステップS004にて、ステップS005、ス
テップS006、ステップS007を各極性パターンの
演算式による演算をn回分だけ、繰り返えさせるよう設
定させる。すなわち、ステップS005にて、図2
(b)に示す極性パターンの演算式〔式4〕、〔式
5〕、図2(c)に示す極性パターンの演算式〔式
6〕、〔式7〕、図2(d)に示す極性パターンの演算
式〔式8〕、〔式9〕および、力率の演算式〔式3〕を
設定する。ステップS006にて、前記設定された演算
式に、〔式10〕、〔式11〕〔式12〕、〔式13〕
を代入し、電力・力率等の電気的特性値を演算する。ス
テップS007にて、上記演算結果を記憶させる。前記
ステップS005からステップS007までを前記の如
く、1からn回分だけ繰り返えさせるので、n個の演算
結果が蓄積される。ステップS008にて、上記n個の
演算結果から、最適な極性とその接続を判定する。すな
わち、上述した〔式18〕から〔式29〕に示す演算結
果のうち、有効電力<0、力率=0等の電気的特性値と
して有りえない数値となった場合は、極性パターンが誤
接続であり、異常であると判断する。前記各演算結果の
うち、有効な電気的特性値が得られた有効な極性パター
ン接続のうち、正規の電気的特性値に最も近い特性値が
えられる極性パターンの接続を最適な極性パターンと判
定する。ステップS009にて、最適な極性パターンの
接続と、その演算式が設定される。
【0022】図6を参照して、極性判定後の処理例を説
明する。ステップS010にて、極性の判定を行わせ
る。ステップS012にて、極性が異常の場合は、極性
異常を知らせる表示を行わせる。ステップS013に
て、最適な極性パターンを表示する。ステップS014
にて、前記最適な極性パターンへ極性変更確認の表示を
行わせる。ステップS015にて、極性変更の有/無の
選択操作を行わせる。極性変更を行う場合は、ステップ
S016にて、最適な極性パターンに表示や適用する演
算式を変更する。
明する。ステップS010にて、極性の判定を行わせ
る。ステップS012にて、極性が異常の場合は、極性
異常を知らせる表示を行わせる。ステップS013に
て、最適な極性パターンを表示する。ステップS014
にて、前記最適な極性パターンへ極性変更確認の表示を
行わせる。ステップS015にて、極性変更の有/無の
選択操作を行わせる。極性変更を行う場合は、ステップ
S016にて、最適な極性パターンに表示や適用する演
算式を変更する。
【0023】図7を参照して、有効な電気的特性値がえ
られる極性パターンが複数存在する場合の処理例を説明
する。ステップS017にて、極性の判定を行う。前記
判定において、極性が異常の場合は、ステップS018
にて、極性異常を知らせる表示を行わせる。ステップS
019にて、有効な電気的特性値がえられる極性パター
ンの接続が複数有る場合には、その複数の有効な極性パ
ターン表示させる。ステップS020にて、極性の選択
確認の表示を行わせる。ステップS021にて、最っと
も適切な極性パターン、すなわち正規の値に最っとも近
い値が得られた極性パターンを選択する操作を行わせ
る。ステップS022にて、選択された最適の極性パタ
ーンに表示を変更し、最適の極性パターンに応ずる演算
式を適用するように変更する。このようにして、選択さ
れた最適の極性パターンにおいて得られた電気的特性値
は、3相回路の不平衡や位相ずれが有る場合には、正規
接続の場合における正規の電気特性値とずれがあるが、
前記不平衡や位相ずれの値が判明しておれば、ずれの許
容範囲を求めることができる。
られる極性パターンが複数存在する場合の処理例を説明
する。ステップS017にて、極性の判定を行う。前記
判定において、極性が異常の場合は、ステップS018
にて、極性異常を知らせる表示を行わせる。ステップS
019にて、有効な電気的特性値がえられる極性パター
ンの接続が複数有る場合には、その複数の有効な極性パ
ターン表示させる。ステップS020にて、極性の選択
確認の表示を行わせる。ステップS021にて、最っと
も適切な極性パターン、すなわち正規の値に最っとも近
い値が得られた極性パターンを選択する操作を行わせ
る。ステップS022にて、選択された最適の極性パタ
ーンに表示を変更し、最適の極性パターンに応ずる演算
式を適用するように変更する。このようにして、選択さ
れた最適の極性パターンにおいて得られた電気的特性値
は、3相回路の不平衡や位相ずれが有る場合には、正規
接続の場合における正規の電気特性値とずれがあるが、
前記不平衡や位相ずれの値が判明しておれば、ずれの許
容範囲を求めることができる。
【0024】図8に、極性異常時、端子銘板を変更する
例を説明する。極性判定の結果、配線16の極性k、l
が逆であると判定した場合、端子銘板14は、正規の表
示とは反転して表示し、配線が間違っていることを表示
させる。さらに、内部においても、極性を反転した演算
式により、有効な電気的特性値を演算する。また、極性
反転の結果、配線15の極性k、lは正しいと判定した
場合、端子銘板13は、変更せず、適用する演算式も変
更しない。
例を説明する。極性判定の結果、配線16の極性k、l
が逆であると判定した場合、端子銘板14は、正規の表
示とは反転して表示し、配線が間違っていることを表示
させる。さらに、内部においても、極性を反転した演算
式により、有効な電気的特性値を演算する。また、極性
反転の結果、配線15の極性k、lは正しいと判定した
場合、端子銘板13は、変更せず、適用する演算式も変
更しない。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく、本発明の
構成によれば、極性を間違えて接続した場合、その誤接
続が早く検出すると共に、有効な電気的特性値が得られ
る極性接続を判定するため、CT二次回路を開放するこ
となく、配線変更と等価な効果がある演算方法の変更が
できる機能を備えた監視装置を提供することができる。
構成によれば、極性を間違えて接続した場合、その誤接
続が早く検出すると共に、有効な電気的特性値が得られ
る極性接続を判定するため、CT二次回路を開放するこ
となく、配線変更と等価な効果がある演算方法の変更が
できる機能を備えた監視装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る監視装置におけるC
T、VTとの結線図である。
T、VTとの結線図である。
【図2】電圧相を固定とし、電流相の接続を変えた各極
性パターンの接続図である。
性パターンの接続図である。
【図3】図2のCT、VT結線が正規にされている場合
の電圧、電流の入力信号波形図である。
の電圧、電流の入力信号波形図である。
【図4】図2のCT、VT結線が誤接続されている場合
の電圧、電流の入力信号波形図である。
の電圧、電流の入力信号波形図である。
【図5】極性パターンにおける当該極性の自動補正処理
手順を示すPAD図である。
手順を示すPAD図である。
【図6】図5の極性判定後の処理手順の一例を示すPA
D図である。
D図である。
【図7】有効な極性パターン接続が複数ある場合の処理
手順の一例を示すPAD図である。
手順の一例を示すPAD図である。
【図8】極性異常時の表示処理の説明図である。
【図9】従来のCT、VTの誤接続時、配線変え手順の
PAD図である。
PAD図である。
1…監視装置、2…VT、3…CT、13…正規の端子
銘板、14…反転した端子銘板、15…正規の配線、1
6…極性kとlが逆の配線。
銘板、14…反転した端子銘板、15…正規の配線、1
6…極性kとlが逆の配線。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の極性パターンに従い接続されたC
TおよびVTからの電力系統の電流、電圧より前記極性
パターンの接続に応じた算出方法で電気的特性値を算出
する手段と、前記算出値より前記CTおよびVTの極性
パターン接続の正誤を判定する手段と、前記判定が正規
接続時には算出を続行させ、誤接続時には前記算出手段
により有効な電気的特性値が得られる算出方法に応じた
極性パターンの接続を特定する判断手段とを備えたこと
を特徴とする監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の監視装置において、 前記判断手段は、有効な電気的特性値が得られる算出方
法に応じる極性パターンの接続が複数存在すると判断し
た場合には、最適な極性パターンを特定することを特徴
とする監視装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の監視装置において、 前記誤接続の極性パターンを、正規接続の極性パターン
と比較して表示する手段を備えたことを特徴とする監視
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16807196A JPH1014135A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16807196A JPH1014135A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1014135A true JPH1014135A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15861307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16807196A Pending JPH1014135A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1014135A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002286785A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Osaka Gas Co Ltd | コージェネレーションシステムの診断装置 |
WO2014027422A1 (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | 富士通株式会社 | 交流電力測定装置及び交流電力測定方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16807196A patent/JPH1014135A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002286785A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Osaka Gas Co Ltd | コージェネレーションシステムの診断装置 |
WO2014027422A1 (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-20 | 富士通株式会社 | 交流電力測定装置及び交流電力測定方法 |
US9170284B2 (en) | 2012-08-17 | 2015-10-27 | Fujitsu Limited | A.C. power measuring apparatus and A.C. power measuring method |
JP5888421B2 (ja) * | 2012-08-17 | 2016-03-22 | 富士通株式会社 | 交流電力測定装置及び交流電力測定方法 |
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