JPH10138872A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH10138872A
JPH10138872A JP30187096A JP30187096A JPH10138872A JP H10138872 A JPH10138872 A JP H10138872A JP 30187096 A JP30187096 A JP 30187096A JP 30187096 A JP30187096 A JP 30187096A JP H10138872 A JPH10138872 A JP H10138872A
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unlocking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アクチュエータ部の配置位置の自
由度を高め、また、ロック解除時に電気的駆動手段のロ
ックを起こさないようにする。 【解決手段】 アクチュエータ部6は操作部とは分離し
ており、このアクチュエータ部6は、ステアリングシャ
フト7に対してロックおよびその解除を行なうロック部
材10と、ロック制御機構15とを有し、ロック制御機
構15は、所定方向へ往復移動可能に設けられた駆動体
12と、ロック解除用ばね部材である第2のばね部材1
4と、このばね力を受けるように設けられたロックスト
ッパ13とを含んで構成され、駆動体12はモータ15
により駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キー装置等の操作
部に対して、ステアリングシャフトをロックおよびロッ
ク解除するアクチュエータ部が分離した構成のステアリ
ングロック装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ステアリン
グロック装置は、キー部分と、ステアリングシャフトの
ロック機構部分とが機械的に連動する構成で、一体的に
ユニット化されている。その一般的構造について述べる
と、キーロータと、ステアリングシャフトのロック機構
部分との間には、キーロータと一体回転するカム部材が
該キーロータと同軸状態でロック機構部分まで延出され
ていると共に、キーの挿入・抜取りに連動するロッキン
グレバーが介在しており、キーが「ACC」位置から
「LOCK」位置に回動されると、カム部材が動作し、
これに基づいて、ステアリングシャフト側のロック機構
に設けられたロック部材が動作して、ステアリングシャ
フトとロック可能状態とされるようになっている。そし
て、キーが「LOCK」位置から抜き取られると、前記
ロッキングレバーが動作し、これに基づいてロック部材
が動作してステアリングシャフトの溝に嵌合してロック
がなされる。
【0003】そして、キー抜脱状態からキーを「LOC
K」位置状態のキーロータに挿入し、キーを、作動位置
(「ACC」,「ON」,「START」位置)へ回動
操作すると、カム部材が動作してロック部材が解除位置
に移動されるものである。ところが、上述の構成のもの
では、キー部分と、ステアリングシャフトのロック機構
部分とが機械的に連動するようにユニット化された構成
であるため、キー部分が運転席のインストルメントパネ
ルに設けられると、ロック機構部分が運転者の膝前方に
位置し、ロック機構部分の強度や設置位置に制約を及ぼ
すことがある。
【0004】この対策として、キー装置等の操作部と、
ロック機構等のアクチュエータ部とを分離し、ロック機
構におけるロック部材をばね部材によりロック位置に移
動させ、キーが挿入されて「ACC」位置に回動操作さ
れた場合(ロックを解除するような場合)には、これを
例えば検出手段等により検出し、この検出信号に基づい
てモータ等の駆動手段を駆動させてロック部材をロック
解除位置へ移動させることが考えられている。
【0005】ところで、ロック部材がステアリングシャ
フトのロック溝に嵌合した状態でいわゆるハンドルトル
クを受けた状況であると、上述の嵌合度合いがきつくな
って、モータをオンしてもロック部材がロック解除位置
方向へ全く動かないことがある。この場合、ハンドルを
若干動かしてハンドルトルクを解放した後、再度モータ
をオンすれば、ロック溝からロック部材が抜け出るもの
であるが、最初にモータがロックする不具合があり、し
かもモータを2回起動しなければならないという面倒が
あり、モータの使用寿命の低下につながることが予測さ
れる。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、キー装置等の操作部と、アクチュ
エータ部とを分離して、アクチュエータ部の配置位置の
自由度を高め得、しかも、ロック解除するに際してハン
ドルトルクによるロック部材の不動作状態があっても、
電気的駆動手段のロックおよび複数回起動を起こさず
に、ロック部材を動作させることが可能となるステアリ
ングロック装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、キー装置等の
操作部と、この操作部とは分離されこの操作部の操作に
関連してステアリングシャフトをロックおよびロック解
除するアクチュエータ部とを備え、前記アクチュエータ
部は、前記ステアリングシャフトをロックする位置とそ
のロックを解除する位置との間で移動し得るように設け
られたロック部材と、前記操作部の操作に基づいて制御
される電気的駆動手段と、前記電気的駆動手段により往
復移動される駆動体を有すると共に、前記ロック部材を
ロック解除位置方向へ付勢するロック解除用ばね部材を
有し、前記駆動体の往復移動に基づいて前記ロック部材
をロック動作およびロック解除動作させ、且つ、前記ロ
ック部材にハンドルトルクが作用した状態において前記
電気的駆動手段がロック解除動作されたときに、前記駆
動体の移動変位を吸収しつつ前記ロック解除用ばね部材
のばね力を蓄勢させて前記ロック部材に作用させるロッ
ク制御機構とを有して構成されているところに特徴を有
する。
【0008】上記構成においては、キー装置等の操作部
と、アクチュエータ部とが分離されているから、アクチ
ュエータ部の配置位置の自由度が高まり、例えば、この
アクチュエータ部を、運転席において足元部に配置する
ことも可能で有効スペースが大きくなる。
【0009】操作部の操作に基づいて電気的駆動手段が
ロック動作およびロック解除動作し、これにより、駆動
体が往復移動し、ロック制御機構がロック部材がロック
動作およびロック解除動作する。特に、電気的駆動手段
が解除動作する際において、通常の場合(ロック部材に
ハンドルトルクが作用していない場合)には、ロック部
材がロック解除動作可能状態であるから、ロック部材は
支障なくロック解除位置に移動するが、ロック部材にハ
ンドルトルクが作用しているとすると、ロック部材がロ
ック解除動作不可能状態となっており、この状態で電気
的駆動手段が解除動作されても、ロック部材がロック解
除動作されないことがある。このとき、電気的駆動手段
がロックしてしまうことが懸念される。
【0010】しかし上記構成においては、ハンドルトル
クが発生した状態で、電気的駆動手段が解除動作される
と、駆動体の移動変位はロック解除用ばね部材により吸
収されるから、電気的駆動手段がロックされることはな
い。このとき、ロック解除用ばね部材のばね力が蓄勢さ
れていて、その蓄勢力は、ロック部材にも作用してい
る。この後、運転者によりハンドルトルクが解放される
と、ロック部材が動作可能となるから、蓄勢されたロッ
ク解除用ばね部材のばね力を受けているロック部材がロ
ック解除位置に移動する。このように、電気的駆動手段
がロックすることがなく、しかも一回駆動するのみで、
ロック部材をロック解除位置に動作できるものである。
【0011】請求項2の発明は、ロック制御機構が、ロ
ック部材の移動方向とほぼ交差する方向へ往復移動可能
に設けられ電気的駆動手段により往復移動される駆動体
と、この駆動体にこれと同方向に移動可能に設けられ、
該駆動体の一方向へ3の移動力をロック解除用ばね部材
を介して受けて動作し、この動作に基づいて前記ロック
部材をロック解除位置へ移動させ、駆動体の他方向への
移動時にこれと一体的に移動して前記ロック部材のロッ
ク位置へ移動を許容するロックストッパとを備え、前記
ロック部材にハンドルトルクが作用した状態において前
記電気的駆動手段がロック解除動作されたときには、前
記ロック解除用ばね部材により駆動体の移動変位を吸収
し且つ該ロック解除用ばね部材にばね力を蓄勢させるよ
うになっているところに特徴を有する。
【0012】上記構成においては、ハンドルトルクが発
生した状態では、ロック部材が動き得ない状態であるか
ら、電気的駆動手段が解除動作されてもロックストッパ
も動き得ないが、駆動体の移動変位はロック解除用ばね
部材により吸収されるから、電気的駆動手段がロックさ
れることはない。このとき、ロック解除用ばね部材のば
ね力が蓄勢されていて、その蓄勢力は、ロック部材にも
作用している。この後、運転者によりハンドルトルクが
解放されると、ロック部材が動作可能となるから、蓄勢
されたロック解除用ばね部材のばね力を受けているロッ
クストッパが動作してロック部材をロック解除位置に移
動させる。このように、電気的駆動手段がロックするこ
とがなく、しかも一回駆動するのみで、ロック部材をロ
ック解除位置に動作できるものである。しかも、駆動体
がロック部材の移動方向とほぼ交差する方向に移動可能
であるから、ロック部材の移動方向についてのスペース
が小さくて済む。
【0013】請求項3の発明は、ロック制御機構が、ロ
ック部材の移動方向と同方向へ往復移動可能に設けられ
電気的駆動手段により移動される駆動体と、この駆動体
にこれと同方向に移動可能で且つ前記ロック部材との間
にロック解除用ばね部材が介在するように設けられ、駆
動体のロック解除方向への移動時にロック解除用ばね部
材を介してロック部材と一体的に移動するばね受け部材
とを備え、前記ロック部材にハンドルトルクが作用した
状態において前記電気的駆動手段がロック解除動作され
たときには、前記ロック解除用ばね部材によりばね受け
部材および駆動体の移動変位を吸収し且つ該ロック解除
用ばね部材にばね力を蓄勢させるようになっているとこ
ろに特徴を有する。
【0014】上記構成においては、ハンドルトルクが発
生した状態では、ロック部材が動き得ない状態であり、
電気的駆動手段が解除動作されると、ばね受け部材およ
び駆動体の移動変位はロック解除用ばね部材により吸収
されるから、電気的駆動手段がロックされることはな
い。このとき、ロック解除用ばね部材のばね力が蓄勢さ
れていて、その蓄勢力は、ロック部材にも作用してい
る。この後、運転者によりハンドルトルクが解放される
と、ロック部材が動作可能となるから、蓄勢されたロッ
ク解除用ばね部材のばね力を受けているロック部材がロ
ック解除位置に移動される。このように、電気的駆動手
段がロックすることがなく、しかも一回駆動するのみ
で、ロック部材をロック解除位置に動作できるものであ
る。しかも、駆動体がロック部材の移動方向と同じ方向
に移動可能であるから、ロック部材の移動方向と交差す
る方向についてのスペースが小さくて済む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図9を参照して説明する。まず、図4にお
いて、キー装置1は自動車のインストルメントパネルに
組み込まれており、これは、キーケース2内にキーロー
タ3を設けており、このキーロータ3にはキー挿入孔4
が形成されている。キーロータ3は、「LOCK」位置
でキー挿入孔4に対するキーの抜き差しが可能で、その
「LOCK」位置から、キーにより「ACC」,「O
N」,「START」の各作動位置へ順に回動されるよ
うになっており、これらの作動位置ではキーの抜取りが
できないようになっている。このキー装置1には、キー
の挿入および抜取りを検知するキー挿入・抜脱検知手段
5a(図9参照)、キー内に内蔵されている電気的なキ
ーコードを読取り照合するためのキーコード読取・照合
装置5b(同図参照)、キーの回動位置を検知するキー
回動位置検知手段5cが設けられている。
【0016】上記キー挿入・抜脱検知手段5aはキーが
挿入された時にキー挿入検知信号Kinを、また抜脱さ
れたときにキー抜脱検知信号Koutをそれぞれ出力
し、これを後述するロック制御回路24に与えられるよ
うになっている。上記キーコード読取・照合装置5bは
正規キーか否かを判別して正規キーの時には正規キー判
別信号Kを、また、正規キーでない時には非正規キー判
別信号NGをそれぞれ出力する。また、キー回動位置検
知手段5cは、挿入されたキーが「LOCK」位置から
「ACC」位置以降に回動操作されると「ACC」位置
検知信号Kaccを出力し、「ACC」位置から「LO
CK」位置へ回動されると「LOCK」位置検知信号K
lockを出力する。なお、これらキー装置1や、キー
挿入・抜脱検知手段5a、キーコード読取・照合装置5
b、さらにキー回動位置検知手段5c等を含めて操作部
5が構成されている。
【0017】一方、図1ないし図3においては、アクチ
ュエータ部6を示しており、これは、前記操作部5とは
分離して、ステアリングシャフト7近くのうち適宜部位
に設けられており、以下、このアクチュエータ部6につ
いて述べる。ステアリングシャフト7の外周囲には、ブ
ラケット8が設けられており、このブラケット8のガイ
ド部9には、ほぼ角柱状をなすロック部材10が図1中
上下に移動可能に配置されている。このロック部材10
は、その下端部10eがステアリングシャフト7のロッ
ク溝7aと係合してステアリングロックを行なうもの
で、上記係合位置すなわちロック位置と、この係合が外
れる位置すなわちロック解除位置との間で移動される。
【0018】また、このロック部材10は、その上端部
側に設けられたロック用ばね部材たる例えば圧縮コイル
ばねからなる第1のばね部材11により常時ステアリン
グシャフト7をロック位置へ付勢されている。このロッ
ク部材10には、図1において横方向に開通するストッ
パ孔10aが形成され、さらに、図3に示すように、側
面10bにロック解除保持用係合部たる保持溝10cが
形成され、さらにその上方には、切欠部10dが形成さ
れている。
【0019】前記ストッパ孔10aとほぼ対向する位置
に、駆動体12が矢印A方向およびその反対方向(ロッ
ク部材10の移動方向とほぼ交差する方向)へ往復移動
可能に設けられており、その下面にはラック12aが形
成されている。この駆動体12には、ロックストッパ1
3がロック解除用ばね部材たる圧縮コイルばねからなる
第2のばね部材14と連結された形態で矢印A方向へ動
作し得るように設けられている。この場合、ロックスト
ッパ13の反矢印A方向への動作は、駆動体12が反矢
印A方向へ移動する時に、その係合部12a(図2参
照)がロックストッパ13の被係合部13aと係合する
ことにより行なわれる。
【0020】ロックストッパ13において図1左側には
斜面状のカム面13bが形成されていると共に、その先
端部は常時前記ロック部材10のストッパ孔10aに挿
入されている。この場合、図2に示すようにこの駆動体
12の側面12bは、ロック部材10の側面10bとほ
ぼ面一に並ぶ平坦面とされ、この側面12bに対して上
がり傾斜状の斜面12cと、これに連なる一段高い平坦
面12dとが連続している。
【0021】ここで、上記第2のばね部材14は、第1
のばね部材11のばね力より強いものである。従って、
駆動体12が一方向である矢印A方向へ移動すると、第
2のばね部材14のばね力を受けているロックストッパ
13が、ロック部材10を第1のばね部材11のばね力
に抗して矢印B方向へ移動させ、ロック解除位置に至ら
せるようになっている。これら駆動体12、ロックスト
ッパ13、第2のばね部材14はロック制御機構15を
構成しており、この場合駆動体12は係合解除制御部材
を兼用している。なお、ガイド部9にはロックストッパ
13のカム面13bの先端部を逃げるための逃げ部9a
が形成されている。
【0022】また、前記ブラケット8には、電気的駆動
手段としての例えばパルスモータからなるモータ16が
配設されており、これの回転軸にはウォームギア16a
が取着されている。そして、このウォームギア16aと
噛み合うようにウォームホィール17が設けられてお
り、その軸17aの端部には前記ラック12aと噛み合
うピニオン18が取着されている。これらによりギア機
構19が構成されていて、モータ16が例えば正回転さ
れると、これらのギア機構19を介して駆動体12が矢
印A方向へ移動し、逆回転されるとその反対方向へ駆動
体12が移動するようになっている。
【0023】一方、図2に示すように、前記ロック部材
10において前記保持溝10cが存する側面10bと、
駆動体12の側面12bとに跨がるようにロック解除保
持部材20が設けられている。このロック解除保持部材
20は、その中央の軸部がほぼU字形の溝を有する軸保
持部8bに回動可能に保持されている。そして、ロック
解除保持部材20の一端部20a側には、この部分を側
面10b側へ付勢する解除保持用ばね部材たる例えば圧
縮コイルばねからなるばね部材21が設けられている。
この図2の状態から駆動体12が矢印A方向へ移動され
ると、ロック解除保持部材20の他端部20bが、相対
的に駆動体12の側面12bから斜面12cを経て平坦
面12dへと摺動する。また、図2および図1の状態か
ら、ロック部材10が矢印B方向へ移動するとロック解
除保持部材20の一端部20aが保持溝10cに嵌入係
合することになる。
【0024】また、上記ロック解除保持部材20の他端
部20b側には、この部分を側面12b側へ押圧するた
めの保持解除用電気的駆動手段たるソレノイド22が設
けられていて、プランジャ22aが上記ロック解除保持
部材20の他端部20bに対向している。さらに、前記
ロック部材10の切欠部10dにアクチュエータ23a
が対応するようにロック解除検知手段としてのリミット
スイッチからなるロック解除検知スイッチ23が設けら
れている。今、図3の状態ではロック解除検知スイッチ
23はオフ状態で、ロック部材10が矢印B方向へ移動
するとオンするようになっている。このオンへの変化を
もってロック解除検知信号Lout(図9参照)を、ま
たオフへの変化をもってロック検知信号Lonを出力す
る。
【0025】また、ロック制御手段たるロック制御回路
24は、前述した操作部5の正規キー判別信号Kや、キ
ー挿入検知信号Kinおよびキー抜脱検知信号Kou
t、上述のロック解除検知信号Lout、ロック検知信
号Lon等が与えられるものであり、これらの信号に応
じて、モータ16やソレノイド22を制御するようにな
っている。また、ハンドルトルクがある場合にこれを表
示するための表示器25が図示しないインストルメント
パネルに設けられていて、この表示器25もロック制御
回路24により制御されるようになっている。
【0026】次に上記構成の作用について、図5ないし
図8も参照して述べる。各図(a)には要部を平面的に
見ており、また各図(b)には各(a)の状態に対応す
る同要部を正面的に見ている。まず、図1ないし図3に
は、キーが挿入されていない状況に対応する各部の状態
を示している。すなわち、ロック部材10はその下端部
10eがステアリングシャフト7のロック溝7aに嵌入
係合したところのロック位置にある。
【0027】この状態から、キーが差し込まれると、キ
ー挿入検知信号Kinがロック制御回路24に与えら
れ、正規キーであると正規キー判別信号Kが与えられ、
そして、キーが「ACC」以降に回動操作されると「A
CC」位置検知信号Kaccがロック制御回路24に与
えられる。ロック制御回路24は、これらの信号が与え
られると、モータ16に所定数のパルスを印加してこれ
を正回転させる。これにて、ピニオン18が矢印C方向
に回転され、駆動体12が矢印A方向へ移動される。こ
の駆動体12の移動により第2のばね部材14を介して
ロックストッパ13も同方向へ動作し、そのカム面13
bにより、ロック部材10が第1のばね部材11のばね
力に抗して矢印B方向へ押し上げられ、もって、その下
端部10eがステアリングシャフト7のロック溝7aか
ら抜脱すると共に、ロック部材10がロック解除位置
(図5参照)に至る。
【0028】ロック部材10の矢印B方向への移動と共
に、該ロック部材10の保持溝10cおよび切欠部10
dが移動する。これにより、ロック解除保持部材20の
一端部20aがばね21のばね力により保持溝10cに
嵌入係合し、ロック部材10がロック解除位置に保持さ
れ、且つ他端部20bが駆動体12の斜面12cを経て
平坦面12dに至る。これと同時にロック解除検知スイ
ッチ23のアクチュエータ23aが切欠部10dから側
面10dに至ることによりオンしてLロック解除検知信
号Loutを出力する。つまり、ロック部材10が正常
にロック解除される場合には、モータ16が駆動されて
(キーが挿入されて)一定時間後にはこのロック解除検
知信号Loutが出力されることになる。
【0029】ロック制御回路24は、「ACC」位置検
知信号Kaccが入力されてからタイムカウントを開始
していて、所定時間以内に上記ロック解除検知信号Lo
utが与えられると、ロック部材10が正常にロック解
除された(ハンドルトルク発生無し)と判定し、この場
合、表示器25に「ハンドルトルク解放」の表示はしな
い。
【0030】なお、この後、キーが抜脱されるべく、
「ACC」位置から「LOCK」位置に回動操作される
と、「LOCK」位置検知信号Klockがロック制御
回路24に与えられる。するとロック制御回路24は、
図5の状態から、モータ16を逆回転させる。これによ
り、駆動体12が矢印Aとは反対方向へ移動され、これ
に伴いロックストッパ13も同方向へ動作してロック部
材10の大部分がストッパ孔10aから抜脱される。こ
の状態を図6に示す。しかし、この場合ロック解除保持
部材20の一端部20aは、保持溝10cに嵌入係合し
たままにあるから、ロック部材10は依然ロック解除位
置に保持されている。また、駆動体12の平坦面12d
がロック解除保持部材20の他端部20bに対して後退
し、側面12bが離間した状態となる。つまり、ロック
解除保持部材20の係合解除動作である矢印D方向の回
動動作が許容された状態となる。
【0031】そして、キーが「LOCK」位置で抜脱さ
れると、キー抜脱検知信号Koutがロック制御回路2
4に与えられる。するとロック制御回路24は、図6か
らソレノイド22を駆動してそのプランジャ22aを突
出させる。この場合、ロック解除保持部材20は矢印D
方向の回動動作が許容された状態であるから、ロック解
除保持部材20の他端部20aが押圧されて上記矢印D
方向へ回動動作し、一端部20aが保持溝10cから抜
脱して係合が解除され、これにてロック部材10が第1
のばね部材11のばね力によりロック位置に至ってステ
アリングシャフト7のロック溝7aと嵌入係合し、これ
をロックする(図7参照)。これと同時に、マイクロス
イッチ23のアクチュエータ23aが切欠部10dに入
り込んでオフし、すなわち、ロック検知信号Lonが出
力されてロック制御回路24に与えられる。すると、ロ
ック制御回路24は初期状態に戻る。
【0032】ところで、「LOCK」位置でキーを挿入
し、そして「ACC」位置へ回動したときに、ロック部
材10にハンドルトルクが発生している場合について述
べる。図1ないし図3の状態から、キーが差し込まれて
キー挿入検知信号Kinおよび正規キー判別信号Kがロ
ック制御回路24に与えられ、そして、キーが「AC
C」以降に回動操作されて「ACC」位置検知信号Ka
ccがロック制御回路24に与えられると、ロック制御
回路24は、モータ16に所定数のパルスを印加してこ
れを正回転させる。これにて、ピニオン18が矢印C方
向に回転され、駆動体12が矢印A方向へ移動される。
このとき、ロック部材10にハンドルトルクが作用して
いるから、ロックストッパ13は動作し得ずに、図8に
示すように駆動体12のみが第2のばね部材14のばね
力に抗して移動する。つまり、第2のばね部材14によ
り駆動体12の移動変位が吸収され、このとき第2のば
ね部材14のばね力は蓄勢される。
【0033】しかして、ロック制御回路24は、「AC
C」位置検知信号Kaccが入力されてからタイムカウ
ントを開始していて、所定時間以内にロック解除検知ス
イッチ23からロック解除検知信号Loutが与えられ
ないと、ロック部材10にハンドルトルクが作用してい
ると判定し、表示器25に「ハンドルトルク解放」の表
示をさせる。この後、運転者がハンドルを適宜動かして
ハンドルトルクを解放すると、ロック部材10の動き得
る状態となるので、第2のばね部材14の蓄勢されたば
ね力を受けているロックストッパ13が、矢印A方向へ
動作して、第1のばね部材11のばね力に抗してロック
部材10を押し上げてロック解除位置へと移動させる。
【0034】このように本実施例によれば、キー装置等
の操作部5と、アクチュエータ部6とが分離されている
から、アクチュエータ部6の配置位置の自由度が高ま
り、例えば、このアクチュエータ部6を、運転席におい
て足元部に配置することも可能となり、有効スペースが
大きくなる。
【0035】また、本実施例においては、ハンドルトル
クが発生した状態で、モータ16が解除動作されると、
駆動体12の移動変位は第2のばね部材14により吸収
されるから、モータ16がロックされることはない。こ
のとき、第2のばね部材14のばね力が蓄勢されてい
て、その蓄勢力は、ロックストッパ13を介してロック
部材10にも作用しているから、この後、運転者により
ハンドルトルクが解放されると、ロック部材10がロッ
ク解除位置に移動する。このように、モータ15がロッ
クすることがなく、しかも一回駆動するのみで、ロック
部材10をロック解除位置に動作できるものである。し
かも、駆動体12がロック部材10の移動方向とほぼ交
差する方向に移動可能であるから、ロック部材10の移
動方向についてのスペースが小さくて済み、図1の上下
方向の小形化に寄与できる。
【0036】図10ないし図12は本発明の第2の実施
例を示しており、この実施例では、ロック制御機構31
の構成が第1の実施例と異なる。すなわち、ステアリン
グシャフト7のロック溝7aと係合するロック部材32
の側面32aには保持溝32bが形成されている。さら
に、このロック部材32の上部には、幅狭なロッド部3
3が延出されており、このロッド部33の上端には幅広
な抜け止め部33aが形成されている。そして、ロッド
部33には、枠状の駆動体34がロック部材32の移動
方向と同方向に往復移動可能に設けられている。さらに
この駆動体34の内部においてロッド部33にはばね受
け部材35がこの駆動体34と同方向に移動可能に設け
られている。駆動体34の上壁部34aとばね受け部材
35の上壁部35aとの間には、例えば圧縮コイルばね
からなる第1のばね部材36が設けられており、このば
ね部材36によりロック部材32をロック位置方向(矢
印E方向)に付勢している。
【0037】抜け止め部33aと前記ばね受け部材35
の下壁部35aとの間には、ばね受け部材35を、矢印
E方向へ付勢するロック解除用ばね部材たる例えば圧縮
コイルばねからなる第2のばね部材37が設けられてお
り、この第2のばね部材37は常にはばね受け部材35
をロッド部33の抜け止め部33aに当接させる位置
(駆動体13内における矢印E方向移動限度位置)に保
持させており、この第2のばね部材37のばね力は前記
第1のばね部材36のばね力より強いばね力を有してい
る。
【0038】一方、駆動体34の側面にはギア34bが
形成されている。電気的駆動手段たるモータ38の回転
軸38aにはギア39が取着されており、このギア39
と前記駆動体34のギア34bとの間には、これらに噛
み合うギア40が設けられている。従って、モータ38
が正回転されると駆動体34を矢印Eと反対方向へ移動
させ、モータ38が逆回転されると、矢印E方向へ移動
させるようになっている。
【0039】ロック解除保持部材41は、矢印F方向お
よびその反対方向へ移動可能に設けられており、これ
は、キー装置1と図示しないコントロールワイヤにて連
結されていて、ロック部材32がロック解除位置(図1
1参照)に至り、この状態で、キーが「ACC」位置か
ら「ON」位置へ回動操作されると、矢印F方向へ移動
して保持溝32bに係合するようになっている。なお、
この第2の実施例においても、図示しないがロック制御
回路を備えている。
【0040】今、図10の状態では、キーが挿入されて
いない状態を示している。すなわち、ロック部材32は
その下端部32cがステアリングシャフト7のロック溝
7aに嵌入係合したところのロック位置にある。また、
ロック解除保持部材41はロック部材32の側面32a
に接近した位置にある。
【0041】この状態から、キーが差し込まれると、キ
ー挿入検出信号Kinおよび正規キー判別信号Kがロッ
ク制御回路に与えられ、そして、キーが「ACC」以降
に回動操作されると「ACC」位置検出信号Kaccが
ロック制御回路に与えられる。ロック制御回路は、これ
らの信号が与えられると、モータ38に所定数のパルス
を印加してこれを正回転させる。これにより、ギア3
9、40および34bを介して、駆動体34が矢印Eと
反対方向へ移動される。この駆動体34の移動により第
2のばね部材37を介してばね受け部材35およびロッ
ク部材32が同方向に移動され、もって、その下端部3
2cがステアリングシャフト7のロック溝7aから抜脱
すると共に、ロック部材32がロック解除位置(図11
参照)に至る。
【0042】これと同時に、ロック部材32の保持溝3
2bが図11に示すようにロック解除保持部材41に対
向する(未だ係合はしない)。この状態から、キーの回
動操作によりキーロータ3が「ACC」位置から「O
N」位置に回動されると、ロック解除保持部材41が矢
印F方向へ移動されてロック部材32の保持溝32bに
嵌入係合する。これにより、ロック解除状態が保持され
る。
【0043】なお、この図11の状態から、モータ38
が逆回転されることにより、駆動体34は、矢印E方向
に移動するが、ロック解除保持部材41が嵌入係合して
いるため、ロック部材32およびばね受け部材35は移
動せず、ばね部材36に力が蓄勢され、ロック解除保持
部材41が反矢印F方向へ移動することにより、ばね部
材36の力により、図10に示したようにロック部材3
2がステアリングシャフト7のロック溝7aに係合す
る。
【0044】さて、ハンドルトルクが発生した状態で
は、ロック部材32が動き得ない状態であり、この状態
でモータ38が解除動作(正回転)されると、ロック部
材32は動き得ないものの、ばね受け部材35および駆
動体34は第2のばね部材37のばね力に抗して移動
し、つまりそれらの移動変位は第2のばね部材37によ
り吸収されるから、モータ38がロックされることはな
い。このとき、第2のばね部材37のばね力が蓄勢され
ていて、その蓄勢力は、ロック部材32にも作用してい
る(図12参照)。この後、運転者によりハンドルトル
クが解放されると、ロック部材32が動作可能となるか
ら、蓄勢された第2のばね部材37のばね力を受けてい
るロック部材32がロック解除位置に移動される。この
ようにこの実施例においても、モータ38がロックする
ことがなく、しかも一回駆動するのみで、ロック部材3
2をロック解除位置に動作できるものである。しかも、
この第2の実施例によれば、駆動体34がロック部材3
2の移動方向と同じ方向に移動可能であるから、ロック
部材32の移動方向と交差する方向についてのスペース
が小さくて済み、その方向についての小形化を図ること
ができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、キー装置等の操作部と、アクチュエータ部とが分
離されているから、アクチュエータ部の配置位置の自由
度を高くでき、例えば、このアクチュエータ部を、運転
席において足元部に配置することも可能で有効スペース
が大きくなる。しかも、ロック解除するに際してハンド
ルトルクによるロック部材の不動作状態があっても、電
気的駆動手段のロックおよび複数回起動を起こさずに、
ロック部材を動作させることができる。
【0046】請求項2の発明によれば、駆動体がロック
部材の移動方向とほぼ交差する方向に移動可能であるか
ら、ロック部材の移動方向についてのスペースを小さく
できる。請求項3の発明によれば、駆動体がロック部材
の移動方向と同じ方向に移動可能であるから、ロック部
材の移動方向と交差する方向についてのスペースを小さ
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すステアリングシャ
フトの軸方向から見たアクチュエータ部の縦断正面図
【図2】アクチュエータ部の横断平面図
【図3】アクチュエータ部の縦断側面図
【図4】操作部の一部を示す平面図
【図5】動作説明のための図
【図6】動作説明のための図
【図7】動作説明のための図
【図8】動作説明のための図
【図9】電気的構成のブロック図
【図10】本発明の第2の実施例を示すアクチュエータ
部の概略的側面図
【図11】動作説明のための図
【図12】動作説明のための図
【符号の説明】
1はキー装置、2はキーケース、3はキーロータ、5は
操作部、6はアクチュエータ部、7はステアリングシャ
フト、10はロック部材、11は第1のばね部材、12
は駆動体、13はロックストッパ、14は第2のばね部
材(ロック解除用ばね部材)、15はロック制御機構、
16はモータ(電気的駆動手段)、19はギア機構、2
0はロック解除保持部材、23はロック解除検知スイッ
チ、24はロック制御回路、31はロック制御機構、3
2はロック部材、34は駆動体、35はばね受け部材、
36は第1のばね部材、37は第2のばね部材(ロック
解除用ばね部材)、38はモータ(電気的駆動手段)、
41はロック解除保持部材を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー装置等の操作部と、 この操作部とは分離されこの操作部の操作に関連してス
    テアリングシャフトをロックおよびロック解除するアク
    チュエータ部とを備え、 前記アクチュエータ部は、 前記ステアリングシャフトをロックする位置とそのロッ
    クを解除する位置との間で移動し得るように設けられた
    ロック部材と、 前記操作部の操作に基づいて制御される電気的駆動手段
    と、 前記電気的駆動手段により往復移動される駆動体を有す
    ると共に、前記ロック部材をロック解除位置方向へ付勢
    するロック解除用ばね部材を有し、前記駆動体の往復移
    動に基づいて前記ロック部材をロック動作およびロック
    解除動作させ、且つ、前記ロック部材にハンドルトルク
    が作用した状態において前記電気的駆動手段がロック解
    除動作されたときに、前記駆動体の移動変位を吸収しつ
    つ前記ロック解除用ばね部材のばね力を蓄勢させて前記
    ロック部材に作用させるロック制御機構とを有して構成
    されていることを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】 ロック制御機構は、 ロック部材の移動方向とほぼ交差する方向へ往復移動可
    能に設けられ電気的駆動手段により往復移動される駆動
    体と、 この駆動体にこれと同方向に移動可能に設けられ、該駆
    動体の一方向への移動力をロック解除用ばね部材を介し
    て受けて動作し、この動作に基づいて前記ロック部材を
    ロック解除位置へ移動させ、駆動体の他方向への移動時
    にこれと一体的に移動して前記ロック部材のロック位置
    へ移動を許容するロックストッパとを備え、 前記ロック部材にハンドルトルクが作用した状態におい
    て前記電気的駆動手段がロック解除動作されたときに
    は、前記ロック解除用ばね部材により駆動体の移動変位
    を吸収し且つ該ロック解除用ばね部材にばね力を蓄勢さ
    せるようになっていることを特徴する請求項1記載のス
    テアリングロック装置。
  3. 【請求項3】 ロック制御機構は、 ロック部材の移動方向と同方向へ往復移動可能に設けら
    れ電気的駆動手段により移動される駆動体と、 この駆動体にこれと同方向に移動可能で且つ前記ロック
    部材との間にロック解除用ばね部材が介在するように設
    けられ、駆動体のロック解除方向への移動時にロック解
    除用ばね部材を介してロック部材と一体的に移動するば
    ね受け部材とを備え、 前記ロック部材にハンドルトルクが作用した状態におい
    て前記電気的駆動手段がロック解除動作されたときに
    は、前記ロック解除用ばね部材によりばね受け部材およ
    び駆動体の移動変位を吸収し且つ該ロック解除用ばね部
    材にばね力を蓄勢させるようになっていることを特徴す
    る請求項1記載のステアリングロック装置。
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