JPH1013857A - ビデオ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視システム等における監視画像の不鮮明さ
と、異常時における記録画像の解析を容易にしたビデオ
装置を提供する。 【解決手段】 本発明のビデオ装置は、撮像部４、カメ
ラ信号処理部５および制御部６を有する監視ビデオカメ
ラ１、信号ケーブル２、輝度信号データ処理部７、色信
号データ処理部８、データ記録部９、切換制御部１０
ａ、スイッチ素子１０ｂ、キー入力部１１を備えた監視
ＶＴＲ３により構成される。監視ＶＴＲ３には異常を検
出するセンサ１２、１３が接続されていて、センサ１
２、１３の検出結果に基づいて切換制御部１０ａが制御
される。つまり、通常時には白黒記録モードを、異常時
にはカラー記録モードを選択する。これにより、通常時
には記録時間を延長できると共に、異常時にはカラーに
よる記録が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、監視用ビデオシス
テム等に適用して好適なビデオ装置に関し、更に詳しく
は、ビデオカメラで撮像して得られるビデオデータを白
黒（モノクロ）記録とカラー記録に切り換え可能とする
ことにより、監視用ビデオシステム等の機能の向上を図
るようにしたビデオ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ビデオカメラ（監視ビデオカメ
ラ）やデータ記録機器（監視ＶＴＲ）等からなる監視用
ビデオシステムが提案されている。この監視用ビデオシ
ステムでは、長時間記録の要求を満足するために、デー
タ記録機器において例えば間欠記録が行われる。この間
欠記録では、例えば１秒間に１フレーム分のビデオ信号
のみが記録されることから、２時間用のビデオテープを
使用した場合には６０時間に亘る記録が可能となる。ま
た、この監視用ビデオシステムでは、異常時における記
録画像の解析を容易とするため、可能な限りの高画質記
録が求められる。

【０００３】しかしながら、上述した従来の監視用ビデ
オシステムにおいては、通常時に間欠記録が行われてい
るため、監視画像の鮮明さに限界があり、異常時におけ
る記録画像の解析のための決定的瞬間を逃す虞れがあ
る。

【０００４】なお、本出願人は先に特願平０７−２４９
９２４号明細書に記載の「ビデオ装置」を出願したが、
本発明はこの先願例に関連するものであり、先願例のデ
ータ圧縮制御に加えて、輝度信号データ（Ｙ信号）と色
信号データ（Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ等）を個別に制御するよう
にして記録時間の延長を図るとともに、異常時にはカラ
ー記録に切り換えることにより、異常時の記録画像の解
析を容易とすることを骨子とする。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる観点に
鑑みてなされたもので、その課題は、従来の監視システ
ムなどにおける監視画像の不鮮明さと、異常時における
記録画像の解析を容易にしたビデオ装置を提供すること
にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の第１の発
明のカメラ装置は、ビデオカメラ（監視ビデオカメラ
等）と、ビデオカメラで撮像されて得られるビデオデー
タに対して輝度データの処理を行う輝度データ処理手段
と、色データ処理を行う色データ処理手段と、その輝度
データ処理手段および色データ処理手段より出力される
ビデオデータを記録媒体に記録するデータ記録機器（監
視ＶＴＲ等）と、データ記録機器に記録するビデオデー
タを、輝度データ処理手段の出力データを用いて白黒記
録する白黒記録モードと、輝度データ処理手段および色
データ処理手段との出力データを用いてカラー記録する
カラー記録モードとを切り換える切換制御手段とを備え
て構成する。

【０００７】好ましくは、第１の発明のカメラ装置は、
異常発生を検出する（モーションディテクタ等の）セン
サを有し、切換制御手段は、センサの検出結果に基づい
て、白黒記録モードとカラー記録モードとを自動的に切
り換えることが望ましい。

【０００８】第１の発明のカメラ装置では、ビデオカメ
ラで撮像されて得られるビデオデータは、切換制御手段
によって白黒記録モードとカラー記録モードとに切り換
えられる。例えばモーションディテクタで被写体の移動
などの異常を検出するまでは白黒記録モードで記録して
記録時間の延長を図るとともに、異常が検出されたとき
には自動的にカラー記録モードに切り換えて記録するこ
とにより、記録画像の解析を容易とする。

【０００９】請求項６記載の第２の発明のビデオ装置
は、ビデオカメラと、ビデオカメラで撮像されて得られ
るビデオデータに対して輝度データ処理を行う輝度デー
タ処理手段と、色データ処理を行う色データ処理手段
と、その輝度データ処理手段および色データ処理手段よ
り出力されるビデオデータを、輝度データ処理手段の出
力データを用いて白黒記録する白黒記録モードと、輝度
データ処理手段および色データ処理手段との出力データ
を用いてカラー記録するカラー記録モードとを切り換え
る切換制御手段とを、ビデオカメラ内に少なくとも１系
統以上有する。そして、１系統以上設けられた輝度デー
タ処理手段および色データ処理手段より出力されるデー
タを多重するデータ多重手段と、データ多重手段より出
力されるデータを記録媒体に記録する少なくとも１系統
以上のデータ記録機器とを備える。

【００１０】第２の発明のカメラ装置では、白黒記録モ
ードとカラー記録モードとを切り換える切換制御手段
を、ビデオカメラ内に少なくとも１系統以上有するよう
にし、切換制御手段によって白黒記録モードとカラー記
録モードとに切り換えるようにして記録時間の延長を図
るとともに、異常が検出されたときの記録画像の解析を
容易とする。また、第２の発明のカメラ装置では、通常
の監視モードにおいて、同一システムの信号ケーブル上
に複数の白黒画像を多重して伝送することが可能となる
ことから、システムの伝送効率を高めることができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。

【００１２】実施の形態例１ 先ず、図１を参照して本発明のビデオ装置を監視用ビデ
オシステムに適用した実施の形態例１の構成を説明す
る。図１は本発明のビデオ装置の実施の形態例１を示す
ブロック回路図である。

【００１３】図１に示す監視用ビデオシステムは、監視
ビデオカメラ１、データ伝送手段としての信号ケーブル
２、およびビデオデータを記録媒体たる磁気テープに記
録するデータ記録機器としての監視用ディジタルビデオ
テープレコーダ（以下、単に「監視ＶＴＲ」と略記す
る）３によって大略構成される。

【００１４】監視ビデオカメラ１は、例えばＣＣＤ(cha
rge coupled device) 固体撮像素子等の撮像部４、撮像
信号を処理してディジタルのビデオデータを得るための
カメラ信号処理部５、マイクロプロセッサ（ＣＰＵ）よ
りなる制御部６とを備えている。

【００１５】一方、監視ＶＣＲ３は、ビデオデータに対
して輝度信号（Ｙ）データ処理をする輝度信号データ処
理部７、色信号（Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ等）のデータ処理を行
う色信号データ処理部８、ビデオデータに記録処理を施
した後に磁気テープ等に記録するデータ記録部９、ＣＰ
Ｕを有して構成される切換制御部１０ａとスイッチ素子
１０ｂ、使用者による監視ＶＴＲ３の操作を可能とする
キー入力部１１とを備えている。切換制御部１０ａに
は、被写体の動きを検出するモーションディテクタ、赤
外線センサ、音声センサ等からなる異常検出用のセンサ
１２、センサ１３が接続されている。また、信号ケーブ
ル２には監視ビデオカメラ１で撮像して得られるビデオ
データによる画像を表示して確認するモニタ装置（図示
省略）が接続されている。

【００１６】かかる構成の本発明のビデオ装置の動作を
説明する。

【００１７】監視ビデオカメラ１の撮像部４における撮
像面には撮像レンズ（図示省略）が装着され、この撮像
レンズによって被写体像が結像される。カメラ信号処理
部５には撮像部４より出力される撮像信号が供給され、
ディジタルのビデオデータを得るための処理が行われ
る。カメラ信号処理部５の動作をはじめとして監視ビデ
オカメラ全体の動作は制御部６によって制御される。

【００１８】監視ビデオカメラ１で撮像して得られるビ
デオデータは、信号ケーブル２を介してモニタ装置に供
給されて撮像画像が表示される。また、監視ビデオカメ
ラ１から得られるビデオデータは、信号ケーブル２を介
して監視用ＶＴＲ３に送出され、ビデオデータの輝度信
号（Ｙ）は輝度信号データ処理部７に、色信号（Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙ）は色信号データ処理部８にそれぞれ供給さ
れる。

【００１９】切換制御部１０ａではセンサ１２、１３の
検出結果に基づいて、スイッチ素子１０ｂを制御して輝
度信号データ処理部７および色信号データ処理部８の選
択を行う。すなわち、センサ１２、１３に異常の発生し
ない通常記録モードにおいては、輝度信号データ記録部
７によって輝度信号（Ｙ）のみが処理され、白黒映像と
して記録媒体に記録される。センサ１２、１３によって
異常が検出された場合には、切換制御部１０ａによって
色信号データ処理部８により処理された色信号（Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙ）をスイッチ素子１０ｂを接続するように制
御することにより、自動的にカラー連続記録モードに切
り換えられ、輝度信号と色信号の両方がデータ記録部９
に供給されて磁気テープ等の記録媒体に記録される。

【００２０】なお、輝度信号データ処理部７および色信
号データ処理部８には各々データを圧縮制御するデータ
圧縮部（図示省略）が備えられており、磁気テープ等の
記録媒体には、圧縮されたビデオデータの他にデータ圧
縮部における圧縮処理方式の情報、量子化テーブルの情
報等もビデオデータと関連して記録されている。このデ
ータ圧縮部は先願例の如く、直行変換としてＤＣＴ(dis
crete cosine transform：離散コサイン変換）を基本と
する方式等により圧縮制御される。切換制御部１０ａで
は、上述したモード切り換え動作に加え、監視ＶＴＲ３
の全体の制御動作を司る。キー入力部１１は、使用者に
よる監視ＶＴＲ３の各種操作を可能とする。

【００２１】ここで、切換制御部１０ａの実際の動作に
ついて述べるならば、映像信号をディジタル記録する場
合には、輝度信号（Ｙ）および色信号（Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙ）とのサンプリング周波数の比を４：２：２や４：
１：１（４：２：０）として信号処理を行う。上述の如
く、通常時に白黒記録モードを採用することにより、
４：２：２の場合にはカラー記録モード時の２倍、４：
１：１（４：２：０）の場合には１．５倍の記録時間を
それぞれ確保することができる。

【００２２】一例として、４：１：１の信号処理におい
て１１ギガバイト(GB)の容量を有する記録媒体に１．５
Ｍｂｐｓの転送速度で圧縮映像を記録する場合におい
て、表１に示す如く、カラー記録モードでは略１６時間
の連続記録（３０フレーム／秒）であるのに対して、白
黒記録モードでは、２４時間つまり１日分の長時間連続
記録が可能となる。そればかりか、異常検出手段によっ
て異常が検出された際には、カラー記録モードに自動的
に切り換えて記録するようにしたため、異常時における
記録画像の解析のための決定的瞬間を逃すことを防止で
きる。

【００２３】

【表１】

【００２４】実施の形態例２ 本実施の形態例は、本発明のビデオ装置の機能、すなわ
ち白黒記録モードとカラー記録モードの切り換え機能を
監視ビデオカメラに内挿するようにした例であり、これ
を図２を参照して説明する。図２は本発明のビデオ装置
の実施の形態例２を示すブロック回路図である。なお、
図２において図１と対応する部分には同一参照符合を付
して示している。

【００２５】図２において、本実施形態例の監視用ビデ
オシステムは、一例として複数系統設けられた監視ビデ
オカメラ１内に切換制御部１０を有し、その切換制御部
１０には前述のセンサ１２等が接続されている。監視ビ
デオカメラ１内の切換制御部１０には、輝度信号データ
処理部、色信号データ処理部およびデータ圧縮部（何れ
も図示省略）が備えられており、切換制御部１０には、
これらの処理部によって処理された圧縮白黒モード１、
圧縮白黒モード２・・・圧縮カラーモード１、圧縮カラ
ーモード２・・・等の圧縮率および白黒／カラーモード
の異なる画像データが選択自在に接続されて構成されて
いる。

【００２６】複数系統設けられた監視ビデオカメラ１に
は、データ多重部１４、画像・音声・データ情報を伝送
する信号ケーブル２、データ分離部１５を介して同じく
複数系統設けられた監視ＶＴＲ３が接続されている。

【００２７】かかる構成の本実施形態例のビデオ装置の
動作を説明する。

【００２８】センサ１２の検出結果に基づいて切換制御
部１０により選択された圧縮白黒モード１等のビデオデ
ータは、データ多重部１４に供給され、多重化の処理が
行われる。データ多重部１４より出力される多重化デー
タは信号ケーブル２を介してデータ分離部１５に供給さ
れる。データ分離部１５では、パケットヘッダなどの情
報に基づいて各系統のビデオデータに分離される。そし
て、データ分離部１５より出力される各系統のビデオデ
ータがそれぞれ複数系統の監視ＶＴＲ３に供給され、図
示を省略したデータ記録部によって磁気テープ等に記録
される。以下の動作は実施の形態例１と同様であるため
省略する。

【００２９】このように、本実施形態例におけるカメラ
装置では、モーションディテクタ等のセンサ１２との組
み合わせにより、自動的に（無人化で）白黒／カラーモ
ードを切り換えるようにして、監視用画像の認識率を向
上することができる。つまり、このような機能は、従来
監視用ＶＴＲなどが有するものであるが、本実施の形態
例では、監視ビデオカメラ１側にこのような機能を備え
ることにより、上記と同様の効果を得るとともに、通常
の監視モードにおいては、同一システムの信号ケーブル
上に複数の白黒画像を多重して伝送することができるこ
とから、監視用ビデオシステムの伝送効率を高めること
が可能となる。

【００３０】本発明のビデオ装置によれば、以下の具体
的効果を得ることができる。 １．通常の記録モードとして白黒記録モードを設けるこ
とにより、限られた記録容量においても長時間の記録が
可能となる。また、映像圧縮を併用することにより、更
なる長時間連続記録が可能となる。 ２．異常発生時には、自動的にカラー連続記録モードに
切り換えることにより、高画質カラー画像での記録が可
能となり、後の画像解析の精度を高めることができる。 ３．監視ビデオカメラ側に記録モード切り換え機能を備
えている場合、通常の監視モードにおいては、複数の監
視ビデオカメラからの白黒映像を多重して伝送すること
ができ、同一システムに接続された信号ケーブル内の伝
送効率を高めることができる（実施の形態例２）。

【００３１】本発明は前記実施の形態例に限定されず、
種々の実施形態を採ることができる。例えば、上記実施
の形態例では、監視用ビデオシステム内のうち、監視ビ
デオカメラおよび監視ＶＴＲに輝度信号データ処理部、
色信号データ処理部および切換制御部を内挿した例を例
示したが、データ伝送手段として中継機器が接続されて
いる場合には、その中継機器に本発明を適用するうよに
しても良い。すなわち、本発明のビデオ装置は、切換制
御部によって輝度信号および色信号を選択記録・再生す
るシステムであれば、如何なるシステムにも適用可能で
あり、監視用ビデオシステムに限定されない。また、記
録媒体の一例としてディジタルＶＴＲを例示したが、デ
ィジタルＶＴＲ以外の電子機器、例えば監視ビデオカメ
ラを一体化したＶＴＲ、ＶＴＲを一体化してカメラ装置
および今後開発がなされる記録型ＤＶＤ等にも応用可能
であることは当然である。また、以上の一実施形態にと
らわれず様々な形態に発展できることは言うまでもな
い。

【００３２】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第１の
発明のビデオ装置によれば、白黒記録モードと、カラー
記録モードとをセンサの検出結果に基づいて切り換える
切換制御手段を設けた。そして、通常時の記録モードと
して白黒記録モードを選択するようにしたため、記録容
量の限られた記録媒体にも長時間の記録が可能となる。
また、画像圧縮を併用することにより、長時間連続記録
が可能となる。更に、異常発生時には、カラー記録モー
ドを選択することにより、高画質カラー映像の記録が可
能となり、後の記録画像の解析精度を高めることができ
る。

【００３３】第２の発明のカメラ装置では、白黒記録モ
ードやカラー記録モードを選択可能とする切換制御手段
を、ビデオカメラ内に１系統以上有するようにした。そ
して、通常の監視モードにおいては監視ビデオカメラか
ら画像データを白黒映像として多重化して伝送するよう
にしたため、同一システムに接続された信号ケーブル内
の伝送効率を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明のビデオ装置の実施の形態例１を示す
ブロック回路図である。

【図２】 本発明のビデオ装置の実施の形態例２を示す
ブロック回路図である。

【符号の説明】

１…監視ビデオカメラ、２…信号ケーブル、３…監視Ｖ
ＴＲ、４…撮像部、５…カメラ信号処理部、６…制御
部、７…輝度信号データ処理部、８…色信号データ処理
部、９…データ記録部、１０，１０ａ…切換制御部、１
０ｂ…スイッチ素子、１１…キー入力部、１２，１３…
センサ、１４…データ多重部、１５…データ分離部

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ビデオカメラと、 前記ビデオカメラで撮像されて得られるビデオデータに
   対して輝度データの処理を行う輝度データ処理手段と、 色データの処理を行う色データ処理手段と、 前記輝度データ処理手段および色データ処理手段より出
   力されるビデオデータを記録媒体に記録するデータ記録
   機器と、 前記データ記録機器に記録するビデオデータを、前記輝
   度データ処理手段の出力データを用いて白黒記録する白
   黒記録モードと、前記輝度データ処理手段および色デー
   タ処理手段との出力データを用いてカラー記録するカラ
   ー記録モードとを切り換える切換制御手段とを具備する
   ことを特徴とするビデオ装置。
2. 【請求項２】 前記輝度データ処理手段および色データ
   処理手段には、前記ビデオカメラで撮像されて得られる
   ビデオデータに対してデータ圧縮処理を行うデータ圧縮
   手段を備えていることを特徴とする請求項１に記載のビ
   デオ装置。
3. 【請求項３】 異常発生を検出するセンサを有し、 前記切換制御手段は、前記センサの検出結果に基づい
   て、白黒記録モードとカラー記録モードとを自動的に切
   り換えることを特徴とする請求項１に記載のビデオ装
   置。
4. 【請求項４】 前記ビデオカメラと前記データ記録機器
   は、データ伝送手段によって接続されていることを特徴
   とする請求項１に記載のビデオ装置。
5. 【請求項５】 前記輝度データ処理手段および色データ
   処理手段は、前記データ記録機器内に設けられることを
   特徴とする請求項１に記載のビデオ装置。
6. 【請求項６】 ビデオカメラと、 前記ビデオカメラで撮像されて得られるビデオデータに
   対して輝度データの処理を行う輝度データ処理手段と、 色データの処理を行う色データ処理手段と、 前記輝度データ処理手段および色データ処理手段より出
   力されるビデオデータを、前記輝度データ処理手段の出
   力データを用いて白黒記録する白黒記録モードと、前記
   輝度データ処理手段および色データ処理手段との出力デ
   ータを用いてカラー記録するカラー記録モードとを切り
   換える切換制御手段とを、前記ビデオカメラ内に少なく
   とも１系統以上有し、 １系統以上設けられた前記輝度データ処理手段および色
   データ処理手段より出力されるデータを多重するデータ
   多重手段と、 前記データ多重手段より出力されるデータを記録媒体に
   記録する少なくとも１系統以上設けられたデータ記録機
   器とを具備することを特徴とするビデオ装置。
7. 【請求項７】 前記輝度データ処理手段および色データ
   処理手段には、前記ビデオカメラで撮像されて得られる
   ビデオデータに対してデータ圧縮処理を行うデータ圧縮
   手段を備えていることを特徴とする請求項６に記載のビ
   デオ装置。
8. 【請求項８】 異常発生を検出するセンサを有し、 前記切換制御手段は、前記センサの検出結果に基づい
   て、白黒記録モードとカラー記録モードとを自動的に切
   り換えることを特徴とする請求項６に記載のビデオ装
   置。
9. 【請求項９】 前記ビデオカメラと前記データ記録機器
   は、データ伝送手段によって接続されていることを特徴
   とする請求項６に記載のビデオ装置。