JPH10137923A - 取鍋ノズル用詰砂切出し装置 - Google Patents
取鍋ノズル用詰砂切出し装置Info
- Publication number
- JPH10137923A JPH10137923A JP29851196A JP29851196A JPH10137923A JP H10137923 A JPH10137923 A JP H10137923A JP 29851196 A JP29851196 A JP 29851196A JP 29851196 A JP29851196 A JP 29851196A JP H10137923 A JPH10137923 A JP H10137923A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand
- bucket
- lifter
- receiving
- discharged
- Prior art date
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- Granted
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 取鍋ノズルへの砂詰め作業を自動化できる
詰砂切出し装置を提供する。 【解決手段】 上部に砂受入口91,92 、下部に砂払出装
置81,82 を有する複数のバンカ１，２と、前記砂払出装
置から払い出された砂を受容するバケット３と、該バケ
ットを上下させるリフタ５と、該リフタの上端でバケッ
トを傾転させる傾転機構10と、傾転されたバケットから
排出された砂を受けて砂詰め作業用カップ４に導くシュ
ート７とからなる取鍋ノズル用詰砂切出し装置。
詰砂切出し装置を提供する。 【解決手段】 上部に砂受入口91,92 、下部に砂払出装
置81,82 を有する複数のバンカ１，２と、前記砂払出装
置から払い出された砂を受容するバケット３と、該バケ
ットを上下させるリフタ５と、該リフタの上端でバケッ
トを傾転させる傾転機構10と、傾転されたバケットから
排出された砂を受けて砂詰め作業用カップ４に導くシュ
ート７とからなる取鍋ノズル用詰砂切出し装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、詰砂切出し装置に
関し、特に、取鍋ノズルの詰砂切出し装置に関する。
関し、特に、取鍋ノズルの詰砂切出し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば溶鋼取鍋のように底部にノズル
（取鍋ノズル）を有する取鍋においては、使用開始前の
取鍋ノズルをタンディッシュ注入時のノズル閉塞から保
護するために、当該取鍋ノズルのノズル孔に詰砂とよば
れる砂（数種類使う場合がある）を詰めることが一般に
行われている。この砂詰め作業は、取鍋段取り場に設置
された砂詰め作業用カップに砂を投入するという単純な
作業であるが、従来、作業者が砂の入った袋を人力で運
搬し、砂の種類毎に砂詰め作業用カップに投入するとい
う方式で行われていた。
（取鍋ノズル）を有する取鍋においては、使用開始前の
取鍋ノズルをタンディッシュ注入時のノズル閉塞から保
護するために、当該取鍋ノズルのノズル孔に詰砂とよば
れる砂（数種類使う場合がある）を詰めることが一般に
行われている。この砂詰め作業は、取鍋段取り場に設置
された砂詰め作業用カップに砂を投入するという単純な
作業であるが、従来、作業者が砂の入った袋を人力で運
搬し、砂の種類毎に砂詰め作業用カップに投入するとい
う方式で行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、作
業者の負荷が非常に大きいという問題があった。また、
一度に１種類の砂しか投入できないことから、例えば２
種類の砂を使う場合には２度の運搬作業が必要であり、
作業時間がかかるという問題もあった。本発明の目的
は、上記従来技術の問題を解決し、取鍋ノズルへの砂詰
め作業を自動化できる詰砂切出し装置を提供することに
ある。
業者の負荷が非常に大きいという問題があった。また、
一度に１種類の砂しか投入できないことから、例えば２
種類の砂を使う場合には２度の運搬作業が必要であり、
作業時間がかかるという問題もあった。本発明の目的
は、上記従来技術の問題を解決し、取鍋ノズルへの砂詰
め作業を自動化できる詰砂切出し装置を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に砂受入
口、下部に砂払出装置を有する複数のバンカと、前記砂
払出装置から払い出された砂を受容するバケットと、該
バケットを上下させるリフタと、該リフタの上端でバケ
ットを傾転させる傾転機構と、傾転されたバケットから
排出された砂を受けて砂詰め作業用カップに導くシュー
トとからなることを特徴とする取鍋ノズル用詰砂切出し
装置である。
口、下部に砂払出装置を有する複数のバンカと、前記砂
払出装置から払い出された砂を受容するバケットと、該
バケットを上下させるリフタと、該リフタの上端でバケ
ットを傾転させる傾転機構と、傾転されたバケットから
排出された砂を受けて砂詰め作業用カップに導くシュー
トとからなることを特徴とする取鍋ノズル用詰砂切出し
装置である。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態の一例を
示す（ａ）は側面図、（ｂ）は背面図である。同図に示
すように、本発明は、上部に砂受入口91，92、下部に砂
払出装置81，82を有する複数（この例では２個）のバン
カ１，２（架台６を骨組みとしている）を備える。各バ
ンカ１，２の容量は、一度に数回分の砂が蓄えられる容
量とするのがよい。各バンカ１，２は、例えば１つの容
器の内部に仕切り板を設けたものであってもよい。
示す（ａ）は側面図、（ｂ）は背面図である。同図に示
すように、本発明は、上部に砂受入口91，92、下部に砂
払出装置81，82を有する複数（この例では２個）のバン
カ１，２（架台６を骨組みとしている）を備える。各バ
ンカ１，２の容量は、一度に数回分の砂が蓄えられる容
量とするのがよい。各バンカ１，２は、例えば１つの容
器の内部に仕切り板を設けたものであってもよい。
【０００６】また、本発明は、前記砂払出装置81,82 に
よって適時適量排出される砂を受容するバケット３と、
該バケット３を上下させるリフタ５を備える。そして、
該リフタ５の上端には該リフタ５で揚げられた砂入りの
バケット３を傾転させる傾転機構10を有し、さらに、傾
転されたバケット３から排出される砂を上端で受けるシ
ュート７を有する、このシュート７は、その傾斜に沿っ
て滑り落ちる砂が、シュート７下端から砂詰め作業用カ
ップ４内に落下するように設計される。
よって適時適量排出される砂を受容するバケット３と、
該バケット３を上下させるリフタ５を備える。そして、
該リフタ５の上端には該リフタ５で揚げられた砂入りの
バケット３を傾転させる傾転機構10を有し、さらに、傾
転されたバケット３から排出される砂を上端で受けるシ
ュート７を有する、このシュート７は、その傾斜に沿っ
て滑り落ちる砂が、シュート７下端から砂詰め作業用カ
ップ４内に落下するように設計される。
【０００７】なお、本発明をなす構成部材（砂払出装置
81,82 、傾転機構10等々）の各々については常法に従い
容易に構成できる。この構成により、バンカ１，２下部
より砂を排出し、この砂を一旦バケット３に受け、その
バケット３をリフタ５で上昇させた後、傾転機構10で傾
けてバケット３内の砂をシュート７に移すという一連の
作業を自動的に行うことができ、作業者が砂袋を担ぐ等
の重筋作業が大幅に軽減される。なお、シュート７に移
された砂が重力によってシュート７下端に運ばれ、そこ
から砂詰め作業用カップ４内に自由落下することはいう
までもない。
81,82 、傾転機構10等々）の各々については常法に従い
容易に構成できる。この構成により、バンカ１，２下部
より砂を排出し、この砂を一旦バケット３に受け、その
バケット３をリフタ５で上昇させた後、傾転機構10で傾
けてバケット３内の砂をシュート７に移すという一連の
作業を自動的に行うことができ、作業者が砂袋を担ぐ等
の重筋作業が大幅に軽減される。なお、シュート７に移
された砂が重力によってシュート７下端に運ばれ、そこ
から砂詰め作業用カップ４内に自由落下することはいう
までもない。
【０００８】また、本発明によれば、バンカ１，２を複
数個備えたことにより、バンカ１，２毎に種類の異なる
砂を蓄えておき、用途に応じて異種の砂を適時混合して
使用できる。すなわち、従来のように砂の種類毎に砂袋
をいちいち砂詰め作業用カップ４まで運搬する必要はな
くなるから、作業時間も短縮する。また、カップ上方に
設けたバンカから直接カップに砂を投入する方式（発明
者らの検討に係る別方式（図示せず））と比較すると、
シュート７を用いたことで、異種の砂が干渉し合いなが
ら滑落するので混合の均一度が増し、また、リフタ５を
用いたことで、バンカ１，２の高さを低くできて一層コ
ンパクト化できるから、砂受入口91,92 への砂の投入が
容易であり、かつ占有スペースも節減できる。
数個備えたことにより、バンカ１，２毎に種類の異なる
砂を蓄えておき、用途に応じて異種の砂を適時混合して
使用できる。すなわち、従来のように砂の種類毎に砂袋
をいちいち砂詰め作業用カップ４まで運搬する必要はな
くなるから、作業時間も短縮する。また、カップ上方に
設けたバンカから直接カップに砂を投入する方式（発明
者らの検討に係る別方式（図示せず））と比較すると、
シュート７を用いたことで、異種の砂が干渉し合いなが
ら滑落するので混合の均一度が増し、また、リフタ５を
用いたことで、バンカ１，２の高さを低くできて一層コ
ンパクト化できるから、砂受入口91,92 への砂の投入が
容易であり、かつ占有スペースも節減できる。
【０００９】なお、この実施形態ではバンカを２個備え
た例を開示したが、バンカが３個以上の場合でも本発明
が適用されることは自明である。
た例を開示したが、バンカが３個以上の場合でも本発明
が適用されることは自明である。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、取鍋ノズルへの砂詰め
作業をコンパクトな装置で自動化でき、当該作業におけ
る作業者の負荷が軽減し、かつ作業時間が短縮するとい
う優れた効果を奏する。
作業をコンパクトな装置で自動化でき、当該作業におけ
る作業者の負荷が軽減し、かつ作業時間が短縮するとい
う優れた効果を奏する。
【図１】本発明の実施形態の一例を示す（ａ）は側面
図、（ｂ）は背面図である。
図、（ｂ）は背面図である。
１，２ バンカ ３ バケット ４ 砂詰め作業用カップ ５ リフタ ６ 架台 ７ シュート 81，82 砂払出装置 91，92 砂受入口 10 傾転機構
Claims (1)
- 【請求項１】 上部に砂受入口、下部に砂払出装置を有
する複数のバンカと、前記砂払出装置から払い出された
砂を受容するバケットと、該バケットを上下させるリフ
タと、該リフタの上端でバケットを傾転させる傾転機構
と、傾転されたバケットから排出された砂を受けて砂詰
め作業用カップに導くシュートとからなることを特徴と
する取鍋ノズル用詰砂切出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08298511A JP3083132B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 取鍋ノズル用詰砂切出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08298511A JP3083132B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 取鍋ノズル用詰砂切出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10137923A true JPH10137923A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3083132B2 JP3083132B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17860674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08298511A Expired - Fee Related JP3083132B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 取鍋ノズル用詰砂切出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083132B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103286305A (zh) * | 2013-06-20 | 2013-09-11 | 济钢集团有限公司 | 一种有效提高钢包灌砂效果的装置 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP08298511A patent/JP3083132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103286305A (zh) * | 2013-06-20 | 2013-09-11 | 济钢集团有限公司 | 一种有效提高钢包灌砂效果的装置 |
| CN103286305B (zh) * | 2013-06-20 | 2015-12-02 | 济钢集团有限公司 | 一种有效提高钢包灌砂效果的装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3083132B2 (ja) | 2000-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |