JPH10137825A - パススケジュール決定装置 - Google Patents

パススケジュール決定装置

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Publication number
JPH10137825A
JPH10137825A JP8295331A JP29533196A JPH10137825A JP H10137825 A JPH10137825 A JP H10137825A JP 8295331 A JP8295331 A JP 8295331A JP 29533196 A JP29533196 A JP 29533196A JP H10137825 A JPH10137825 A JP H10137825A
Authority
JP
Japan
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rolling
pass
schedule
path
width
Prior art date
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Application number
JP8295331A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Okiya
宜保 沖谷
Kozo Yamahashi
浩三 山橋
Susumu Mukumoto
進 椋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの負担を軽減し、生産効率の向上
を図ることのできるパススケジュール決定装置を提供す
る。 【解決手段】 圧延荷重や圧延トルク等が予定のリミッ
ト値を越えたか否かを判定するリミット判定部42と、
このリミット判定部42によりリミット値を越えたと判
定された場合には、そのパスの圧下量を軽減させるよう
な板厚の再スケジュールを求める再スケジュール演算部
41と、この再スケジュール演算部41により、前記圧
延ロールギャップ、圧延荷重、圧延トルク、及び圧延パ
ワーを再計算する処理を複数回繰り返しても全ての項目
が、全ての圧延パスにおいてリミット値以内になるよう
なスケジュールを得ることができないときには、圧延パ
ス数を増加させて、各パス毎の圧下量を軽減させるパス
数増加制御部43とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パス数を増減する
パススケジュール決定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧延制御システムにおいて
は、原材料の寸法、製品の寸法、及び材料の成分(材料
の特性)からオフラインで各スタンドでの圧延パス数、
寸法(板厚や板幅)を解析してこれらを予めテーブルに
格納しておき、オンラインでは、このテーブルデータを
基に各パスでの寸法を決定し、これら各パス寸法に基づ
いてアクチュエータの設定値を計算している。ここでい
うアクチュエータの設定値とは、ロールギャップやロー
ル速度のことをいう。この他に、圧延荷重、圧延トル
ク、圧延パワー等の圧延情報、変形抵抗、及び先進率や
後進率をモデル式を用いて計算している。この場合、圧
延荷重や圧延トルク等の圧延情報がリミット値を越えた
ときは各パスでの板厚の圧下量を変更、すなわち、パス
数は変更せずに各パスに割当られる圧下量等を変更する
ことで、リミット内に収まる各パスの寸法を再度決定
し、設定値を求めていた。この再設定処理を数回繰り返
しても、どこかのパスで圧延荷重や圧延トルク等がリミ
ット値を越えてしまう場合はそこで計算処理を打ち切
り、オペレータの介入を促していた。オペレータは、板
厚スケジュールや速度、あるいはパス数を変更し、再計
算要求をかける。そこで、再び設定計算を行い、今度は
オペレータによって指定された値を使用する。このサイ
クルを繰り返し、圧延荷重リミットや圧延トルクリミッ
ト等にかかることなく所望の製品を作り出すことができ
る設定値を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、オフラインで解析した結果が適用でき
ないような新しい材料(材料特性や寸法に関して、これ
まで当該プラントで作り出したことがないという意味)
に対して計算するときや、また圧延状況の変化などの要
因のために学習項(この学習項は制御の結果を反映させ
るために圧延モデル式中に設定されている。)により圧
延モデル式から得られる値に若干の変化が起こる場合
は、リミットオーバーで演算がストップしてしまうとい
う問題があった。そして、リミットオーバーによるスト
ップの度にオペレータの介入が必要となり、オペレータ
への負担が重く、また、介入のために操業自体が停止
し、生産効率に支障をきたすという問題点があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、オペレータの負担を軽減し、生産効
率の向上を図ることのできるパススケジュール決定装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、請求項1では、圧延パス数や各パス毎の厚
み、幅等の情報に基づき各パスの圧延ロールギャップ、
圧延荷重、圧延トルク、圧延パワーを計算して各パスの
スケジュールを決定する可逆圧延システムにおけるパス
スケジュール決定装置において、前記圧延荷重や圧延ト
ルク等の圧延情報が予定のリミット値を越えたか否かを
判定するリミット判定部と、このリミット判定部により
リミット値を越えたと判定された場合には、そのパスの
圧下量を軽減させるような板厚の再スケジュールを求め
る再スケジュール演算部と、この再スケジュール演算部
により、前記圧延ロールギャップ、圧延荷重、圧延トル
ク、及び圧延パワーを再計算する処理を複数回繰り返し
ても全ての項目が、全ての圧延パスにおいてリミット値
以内になるようなスケジュールを得ることができないと
きには、圧延パス数を増加させて、各パス毎の圧下量を
軽減させるパス数増加制御部とを具備することを特徴と
するものである。
【0006】上記構成によれば、リミットオーバーで演
算がストップするような場合でも、自動でパスを増や
し、再スケジュールをすることができので、オペレータ
の負担を軽減でき、効率的にパススケジュールを決定で
きる。
【0007】請求項2では、請求項1記載のパススケジ
ュール決定装置において、前記パス数を増加した場合に
前記再スケジュール演算部では、厚みのスケジュールに
ついてはパス間で線形補間し、幅のスケジュールについ
ては、パス数を増加する前の幅スケジュールはそのまま
保持し、増加したパスは増加する前の最終パスの幅を保
持させるような再スケジュールをすることを特徴とする
ものである。
【0008】上記構成によれば、正確かつ効率的な再ス
ケジュールが可能となる。
【0009】請求項3では、請求項1記載のパススケジ
ュール決定装置において、前記パス数増加制御部により
上流スタンド、下流スタンド双方のパスを増加する場合
には、オリジナルのパス数分の幅スケジュールを上流ス
タンドの1パスから順に適用し、オリジナルのパス数分
が終わった時点でまだ幅が割り付けられていないパスに
ついてはオリジナルの最終パスの幅を割り付けていくこ
とを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、効率的なパススケジュ
ールが可能となる。
【0011】請求項4では、圧延パス数や各パス毎の厚
み、幅等の情報に基づき各パスの圧延ロールギャップ、
圧延荷重、圧延トルク、圧延パワーを計算して各パスの
スケジュールを決定する可逆圧延システムにおけるパス
スケジュール決定装置において、前記圧延ロールギャッ
プ、圧延荷重、圧延トルク、圧延パワー等圧延情報の負
荷的な余裕度を判定する負荷余裕度判定部と、前記圧延
ロールギャップ、圧延荷重、圧延トルク、圧延パワーが
全てのパスにおいてリミット値以内となるスケジュール
であっても、前記負荷余裕度判定部により、負荷的な余
裕があると判定された場合には、前記圧延パス数を減少
させて各パス毎の圧下量を増加させる圧延パス数減少制
御部とを具備することを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、圧延負荷に余裕がある
ときには不要なパスを自動で減らすことができ、生産効
率を向上させることが可能となる。
【0013】請求項5では、請求項4記載のパススケジ
ュール決定装置において、前記負荷余裕度判定部は、圧
延荷重、圧延トルク、圧延パワー、及び噛み込み角の各
項目について、その予測値と前記リミット値との差と、
前記リミット値との割合を各項目の余裕度とし、前記圧
延パス数減少制御部は、各項目の余裕度を平均した値ま
たは各項目の余裕度の内の最小の値が、各予定の値以上
である場合に、パススケジュールに負荷的余裕度がある
と判断してパス数を減少させることを特徴とするもので
ある。
【0014】上記構成によれば、正確かつ効率的なパス
スケジュールが可能となる。
【0015】請求項6では、請求項4記載のパススケジ
ュール決定装置において、前記厚みのスケジュールは、
パス間で線形補間し、幅のスケジュールは、圧延材料に
座屈が起こりにくい上流のパスに幅圧下量を多く割り振
ることを特徴とするものである。
【0016】上記構成によれば、正確かつ効率的なパス
スケジュールが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るパススケジ
ュール決定装置の実施の形態における機能構成を示すブ
ロック図である。図2は、本発明に係るパススケジュー
ル決定装置が適用される圧延制御システムの全体構成を
示すブロック図である。
【0018】初めに、図2に示す圧延制御システムにつ
いて説明する。図示のように、この圧延制御システム
は、通信制御装置1を基幹としてこの通信制御装置1に
計算機2と、複数のコントローラ3とが接続される構成
となっている。計算機2には、本発明に係るパススケジ
ュール決定装置4を有する設定計算機能5が内蔵されて
おり、この設定計算機能5で計算された各種の設定値が
通信制御装置1を介して対応するコントローラ3に伝送
され、対応するコントローラ3は、供給された設定値に
従ってアクチュエータを駆動制御する。具体的には、圧
延ロールを回転するモータの速度や圧延ロールのギャッ
プ等を操作する。
【0019】この実施の形態において、前記パススケジ
ュール決定装置4はその機能上、図1に示すように、パ
ススケジュール演算部41と、リミット判定部42と、
パス数増加制御部43と、負荷余裕度判定部44と、パ
ス数減少制御部45と、パススケジュール出力部46と
を備えている。
【0020】パススケジュール演算部41は、テーブル
索引によりパス数を決定し、テーブル索引での板厚、板
幅スケジュールから対象の材料の現寸法と製品寸法とに
見合う板厚と板幅スケジュールを決定する。ここで、板
幅スケジュールとは、原材料の板厚や板幅から各パス毎
にどのような板厚や板幅に順次変更されていくかを示す
ものである。また、このとき、材料の搬送速度もテーブ
ル索引により決定する。また、このパススケジュール演
算部41は、決定されたパス数、板厚・板幅スケジュー
ル、及び搬送速度に基づき、各パス毎の変形抵抗、圧延
荷重、圧延トルク、モータパワーをそれぞれ数式モデル
を用いて予測計算する。さらに、このパススケジュール
演算部41は、リミット判定部42、パス数増加制御部
43、及びパス数減少制御部45からの各指令に基づい
て再スケジューリングを実行する再スケジュール演算部
として機能する。
【0021】リミット判定部42は、計算により求めら
れた変形抵抗、圧延荷重、圧延トルク、及び圧延パワー
の各項目について予定のリミット値を越えているか否か
を判定するものであり、再スケジューリングを複数回実
行してもリミット値を越えている場合には、パス増加制
御部43にパス増加指令を出力する。
【0022】パス数増加制御部43は、リミット判定部
42から供給されるパス増加指令を受けてパス数を増加
する制御を実行する。
【0023】負荷余裕度判定部44は、リミット判定部
42によるリミットチェックの結果、リミット以内であ
る場合に、負荷余裕度を判定し、負荷に余裕が有る場合
には、パス数減少制御部45にパス減少指令を出力す
る。
【0024】パス数減少制御部45は、負荷余裕度判定
部44から供給されるパス減少指令を受けてパス数を減
少する制御を実行する。
【0025】パススケジュール出力部46は、パススケ
ジュール演算部41で決定された最終スケジュールを出
力する。
【0026】次に、上述のように構成されたパススケジ
ュール決定装置の作用を説明する。事前のオフライン解
析にて得られたパス数、板厚、板幅スケジュール(各パ
ス毎の目標板厚、板幅)はテーブル化されており、材料
の種類(特性)、製品寸法、原料寸法(スラブ寸法)な
どをインデックスとして持つテーブルとなっている。そ
して、プラントに材料が到達し、その材料に対する圧延
スケジュールを決定するために設定計算機能5が動作す
ると、この設定計算機能5の前記パススケジュール決定
装置4では以下のような制御を実行してパススケジュー
ルを決定する。ここで、圧延スケジュールとは、パス
数、各パスでの板厚、板幅、及びそれを実現するための
圧延ロールギャップやロール速度をいう。
【0027】<パス数の増加>先ず、パススケジュール
演算部41は、テーブル索引により、パス数を決定し、
テーブル索引での板厚、板幅スケジュールから対象の材
料の現寸法と製品寸法とに見合う板厚と板幅スケジュー
ルを決定する(ステップS1)。ここで、板幅スケジュ
ールとは、原材料の板厚や板幅から各パス毎にどのよう
な板厚や板幅に順次変更されていくかを示すものであ
る。また、このとき、材料の搬送速度もテーブル索引に
より決定する。
【0028】次に、パススケジュール演算部41は、決
定されたパス数、板厚・板幅スケジュール、及び搬送速
度に基づき、各パス毎の変形抵抗、圧延荷重、圧延トル
ク、モータパワーをそれぞれ数式モデルを用いて予測計
算する(ステップS2)。
【0029】次に、リミット判定部42では、予測計算
された圧延荷重、圧延トルク、及びモータパワーについ
てのそれぞれリミットチェックを行う(ステップS
3)。リミットオーバーであれば、板厚スケジュールを
変更して、ステップS2に戻る(ステップS4,S
5)。これをいずれのスタンド、いずれのパスにおいて
もリミットにかかるものがなくなるまで繰り返す。N回
(例えば、2〜3回)繰り返しても全ての条件を満足す
る、すなわちリミットにかからないものが得られないと
きは、その時点で処理を終了し、人間の判断を仰ぐ。こ
こまでは従来より一般的に行われていた処理である。こ
の実施の形態では、繰り返し回数を監視し、N回繰り返
しても全ての条件を満足しない場合は、パス数を増加す
る。また、板厚、及び板幅の再スケジューリングを実行
する(ステップS6)。
【0030】このように、リミットオーバーで演算がス
トップするような場合でも、自動でパスを増やし、再ス
ケジュールをすることができので、オペレータの負担を
軽減でき、効率的にパススケジュールを決定できる。
【0031】具体的なパス数の増やし方としては、下流
スタンドから2パス数ずつ増やす(可逆圧延のため2パ
スがパス増の最小単位)方法が挙げられる。これは、上
流スタンドのパスで幅圧下を主として行い、下流スタン
ドのパスで厚みの圧下を行うような圧延状態に対応した
ものである。
【0032】《パス増加時における板厚・板幅の再スケ
ジューリング》ステップS6において板厚の再スケジュ
ールを行う際には、図4に示すように、パス間で線形補
間を実行してパス数を効率的に増加させるようにしてい
る。図4において、黒丸印は、オリジナルな板厚キース
ケジュールを示し、各々の圧延スタンドで3パスずつ圧
延を行うオリジナルスケジュールを示している。なお、
図中において、Ri-j はRi スタンドにおけるjパス
(i=1,2,…、j=1,2,…)を示す。
【0033】図4に示す例は、R1 スタンドで3パス
(R1-1 ,R1-2 ,R1-3 )、R2 スタンドで3パス
(R2-1 ,R2-2 ,R2-3 )のオリジナルスケジュール
からR1スタンドのパス数は変更しないで、R2 スタン
ドのパス数を3パスから5パス(R2-1 ,R2-2 ,R
2-3 ,R2-4 ,R2-5 )に増加させた場合のキースケジ
ュールであり、オリジナルスケジュールからパス数に対
して線形補間したものである。パス数を増加した場合の
キースケジュールを×印で示す。
【0034】ところで、上流パスでは、幅圧下を目的と
し、板厚の圧下を行わずにエッジャロールでの板幅圧下
でできた、いわゆるドッグボーン(断面が骨の如く、両
端部に幅圧下に起因する膨らみを持つ形状)の端部を水
平にするために水平ロールを使用する場合がある。この
ような水平ロールを使用するパスにおいては、線形補間
後のスケジュールであっても板厚の圧下を行わない。こ
のような制御の場合の再スケジューリングを図5に示
す。
【0035】図5において、パスR1-1 では、幅圧下の
みを行い、パスR1-2 では、幅圧下によりできた前記ド
ッグボーンを平に矯正する水平ロールを実行する。そし
て、次のパスR1-3 から板厚の圧下制御が開始される。
従って、パス増加後のスケジュールにおいても、パスR
1-1 ,R1-2 については、オリジナルのままであり、パ
スR1-3 から線形補間により新たなパススケジュールを
決定する。
【0036】《自動パス増加時における板幅の再スケジ
ューリング》上述のようにパスを増加した場合には、板
厚のみならず板幅についても再スケジュールをしなけれ
ばならない。各正パスでの出側幅で決定される板幅スケ
ジュールでは、増加したパスの出側幅は前パスの出側幅
をキープさせるものとする。図6は、圧延方向に対する
水平ロールの出側幅を示している。図6において、実線
と黒丸印はオリジナルの幅キースケジュールを示し、破
線と×印はパス数増加時の幅スケジュールを示してい
る。
【0037】図6において、パスR1-1 では、板厚、板
幅の制御が実行され、パス1-2 では板厚制御のみが実行
され、パスR1-3 では、板厚、板幅の制御が実行され
る。次のR2 スタンドでは、パスR2-1 で板厚、板幅の
制御が実行され、パス2-2 で板厚制御のみが実行され、
パスR2-3 で板厚、板幅の制御が実行される。そして、
自動増加されたパスR2-4 では、板幅制御はされず、板
厚制御のみが実行され、パスR2-5 では、パスR2-3
同じ板幅となるように、板厚、板幅制御が実行される。
このように、自動で増やしたパスR2-5 の出側幅は、オ
リジナルの最終パスR2-3 の出側幅と同じにする。
【0038】なお、板幅スケジュールについても板厚ス
ケジュールと同様に線形補間でパス数増加時のスケジュ
ールを決めるようにしても良い。
【0039】《上流スタンドと下流スタンドのパスの双
方を増やす場合》通常は下流スタンドのパスを2パスず
つ増やしていくが、1つのスタンドでの最大可能パス数
は一般に限定されており、上流のスタンドのパス数を増
やさなければならない場合もある。この場合の板幅スケ
ジュールでは、オリジナルのキースケジュールで与えら
れた板幅スケジュールを上流パスから順に割り当てるこ
とで板厚が厚いパスで幅圧下を行うことで圧延材料の座
屈を起こりにくくする。割当が終了した後の残ったパス
については前正パス出側幅をキープしていく。
【0040】これを、図7により具体的に説明する。図
7はR1 スタンドで3パス、R2 スタンドで3パスを行
うスケジュールから、R1 スタンドで5パス、R2 スタ
ンドで5パスを行う“自動パス増”時のスケジューリン
グを示している。オリジナルスケジュールのパス
1-1 、パスR1-3 、パスR2-1 、パスR2-3 の各正パ
ス出側幅を各パスR1-1 ,R1-3 ,R1-5 ,R2-1 の各
幅に割り当てていく。残ったパスR2-3 、パスR2-5
ついてはパスR2-1 での幅をキープさせる。
【0041】<パス数の減少>次に、パス数を減少させ
る処理について説明する。この処理は、請求項4乃至6
に対応している。
【0042】図8のフローチャートにおいて、ステップ
S1からステップS5の各処理は、パス数増加処理で示
した図3のフローチャートと同じである。すなわち、パ
ススケジュール演算部2は、テーブル索引により、パス
数を決定し、テーブル索引での板厚、板幅スケジュール
から対象の材料の現寸法と製品寸法とに見合う板厚と板
幅スケジュールを決定する(ステップS1)。また、こ
のとき、材料の搬送速度もテーブル索引により決定す
る。次に、決定されたパス数、板厚・板幅スケジュー
ル、及び搬送速度に基づき、各パス毎の変形抵抗、圧延
荷重、圧延トルク、モータパワーをそれぞれ数式モデル
を用いて予測計算する(ステップS2)。次に、予測計
算された圧延荷重、圧延トルク、及びモータパワーにつ
いてのそれぞれリミットチェックを行う(ステップS
3)。リミットオーバーであれば、板厚スケジュールを
変更して、ステップS2に戻る(ステップS4,S
5)。これをいずれのスタンド、いずれのパスにおいて
もリミットにかかるものがなくなるまで繰り返す。
【0043】このパス数減少処理では、ステップS3の
リミットチェック処理において、各スタンドの各パスに
おいて、予測計算された圧延荷重、圧延トルク、及びモ
ータパワーがリミット以内になっている場合、次に、そ
の負荷余裕度を計算し(ステップS7)、この負荷余裕
度をチェックし(ステップS8)、余裕がある場合には
パス数を減少すると共に、減少したパス数に基づく板
厚、板幅の再スケジュールを実行する(ステップS
9)。再スケジューリング後は、再びステップS2に戻
り、変形抵抗や圧延荷重等を再計算する。この計算値が
リミット値を越えた場合には、ステップS5にて再スケ
ジューリングを実行して、さらに計算処理(ステップS
2)、リミットチェック処理(ステップS3)を繰り返
す。この繰り返しを数回実行してもリミットを越える項
目が1つでもある場合にはパス数を元に戻す処理を実行
する。
【0044】上述したパス数減少処理を具体的に説明す
ると、先ず、パス数減少を判定するための各項目の余裕
度は以下の(1)式〜(4)式で示される。
【0045】
【数1】 PMG(ij)=(PMAX −P(ij))/PMAX ……(1) GMG(ij)=(GMAX −G(ij))/GMAX ……(2) PWMG(ij)=(PWMAX −PW(ij))/PWMAX ……(3) AMG(ij)=(AMAX −P(ij))/AMAX ……(4) 但し、PMG(ij):圧延荷重の余裕度 GMG(ij):圧延トルクの余裕度 PWMG(ij):圧延パワーの余裕度 AMG(ij):噛み込み角の余裕度 P(ij):予想圧延荷重(計算値) G(ij):予想圧延トルク(計算値) PW(ij):予測圧延パワー(計算値) A(ij):予想噛み込み角(計算値) PMAX :圧延荷重最大許容値 GMAX :圧延トルク最大許容値 PWMAX :圧延パワー最大許容値 AMAX :噛み込み角最大許容値 なお、各々の最大許容値PMAX 、GMAX 、PWMAX 、A
MAX は各スタンド毎に持つ場合もある。
【0046】パス数を減らす判断基準となる余裕度MG
を前記余裕度の最小値とすると、以下の(5)式のよう
に定義できる。
【0047】
【数2】 MG=MIN (PMG(ij),GMG(ij),PWMG(ij),AMG(ij)) ……(5) この余裕度MGが、ある値以上のとき、すなわち、次の
条件式が成立するとき、余裕有りと判断してパス数を減
らす。
【0048】MG>X ……(6) 但し、X:パス数削減基準値 また、余裕度MGを前記各々の項目の余裕度の平均と考
えることも可能である。すなわち、
【数3】 MG=AVE (PMG(ij),GMG(ij),PWMG(ij),AMG(ij)) ……(7) そして、この余裕度MGがパス数削減基準値Xを越えて
いるとき、余裕有りと判断してパス数を減らすのであ
る。
【0049】このように、負荷に余裕があるときにはパ
ス数を自動的に減らすことができるので、生産効率を向
上させることが可能となる。
【0050】《パス減少時における板厚・板幅の再スケ
ジューリング》図9に板厚の再スケジュール例を示す。
これは、R1 スタンドで3パス、R2スタンドで5パス
圧延するオリジナルスケジュールをR1 スタンドで3パ
ス、R2 スタンドで3パス圧延するスケジュールに”自
動パス減”した場合を示している。ここで、黒丸印はオ
リジナルの板厚キースケジュールである。×印はパス数
を減らした場合のキースケジュールである。
【0051】また、図10に、図5の場合と同様、ドッ
グボーンの端部を水平にするために水平ロールを使用す
る制御の再スケジューリングを示す。前述したように、
上流パスでは、幅圧下を目的とし、板厚の圧下を行わず
にエッジャロールでの板幅圧下でできたドッグボーンの
端部を水平にするための水平ロールを使用する。この水
平ロールを使用するパスにおいて、オリジナルスケジュ
ールで板厚の圧下を行わないと指定されている場合は、
線形補間後のスケジュールでも板厚の圧下を行わない。
【0052】図10において、パスR1-1 では、幅圧下
のみを行い、パスR1-2 では、幅圧下によりできた前記
ドッグボーンを平に矯正する水平ロールを実行する。そ
して、次のパスR1-3 から板厚の制御が開始される。従
って、パス減少後のスケジュールにおいても、パスR
1-1 ,R1-2 については、オリジナルのままであり、パ
スR1-3 から線形補間により新たな減少されたパススケ
ジュールを決定する。
【0053】《自動パス減少時における板幅の再スケジ
ューリング》自動でパスを減少した場合における板幅ス
ケジュール(各正パスでの出側幅)では、減らしたパス
の幅圧下量を残ったパスに割り振らなければならない。
この場合、板厚が厚く、座屈が起こりにくい上流パスに
多く割り当てられるように以下の(8)式で各パスの幅
圧下量を決定する。
【0054】
【数4】 ΔWi,new =ΔWi,org +αi *ΔW/Σαi ……(8) 但し、ΔWi,new :再スケジュール後の幅圧下量 ΔWi,org :再スケジュール前の幅圧下量 ΔW:減らしたパスでの幅圧下量 αi :幅圧下量割当重み 上流パスでの幅圧下量を多くしたい場合には、上流パス
に対応するαi(例えばi=1やi=2) の値を大きくす
る。
【0055】この場合の再スケジュール例を図11に示
す。ここで、実線と黒丸印はオリジナルの板幅キースケ
ジュールであり、破線と×印はパス数を減らした場合の
キースケジュールである。これは、R1 スタンドで3パ
ス、R2 スタンドで5パスのオリジナルスケジュールを
1 スタンドで3パス、R2 スタンドで3パスのスケジ
ュールに自動パス減した場合の例である。
【0056】同図に示すように、パス減少後のパスにお
ける幅圧下量ΔWのパスR1-1 、パスR1-3 、及びパス
2-1 に対する割当量をそれぞれa1 ,a2 ,a3 とす
ると、 a1 =α1 ・ΔW/Σαi ……(9) a2 =α2 ・ΔW/Σαi ……(10) a3 =α3 ・ΔW/Σαi ……(11) となる。そして、これらを、各再スケジュール前(オリ
ジナル)の幅圧下量ΔWi,org に加算して、各再スケジ
ュール後の幅圧下量ΔWi,new を求めるのである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、前記圧延荷重や圧延トルク等の圧延情報が
予定のリミット値を越えたか否かを判定し、リミット値
を越えたと判定された場合には、そのパスの圧下量を軽
減させるような板厚の再スケジュールを求め、前記圧延
ロールギャップ、圧延荷重、圧延トルク、及び圧延パワ
ーを再計算する処理を複数回繰り返しても全ての項目
が、全ての圧延パスにおいてリミット値以内になるよう
なスケジュールを得ることができないときには、圧延パ
ス数を増加させて、各パス毎の圧下量を軽減させるよう
に構成したので、オペレータの負担が軽減される。
【0058】また、請求項2では、パス数を増加した場
合に、厚みのスケジュールについてはパス間で線形補間
し、幅のスケジュールについては、パス数を増加する前
の幅スケジュールはそのまま保持し、増加したパスは増
加する前の最終パスの幅を保持させるような再スケジュ
ールをするように構成したので、正確かつ効率的な再ス
ケジュールが可能となる。
【0059】また、請求項3では、上流スタンド、下流
スタンド双方のパスを増加する場合には、オリジナルの
パス数分の幅スケジュールを上流スタンドの1パスから
順に適用し、オリジナルのパス数分が終わった時点でま
だ幅が割り付けられていないパスについてはオリジナル
の最終パスの幅を割り付けていくように構成したので、
効率的なパススケジュールが可能となる。
【0060】また、請求項4では、圧延ロールギャッ
プ、圧延荷重、圧延トルク、圧延パワー等の圧延情報の
負荷的な余裕度を判定し、前記圧延ロールギャップ、圧
延荷重、圧延トルク、圧延パワーが全てのパスにおいて
リミット値以内となるスケジュールであっても、負荷的
な余裕があると判定された場合には、前記圧延パス数を
減少させて各パス毎の圧下量を増加させるように構成し
たので、圧延負荷に余裕があるときには不要なパスを自
動で減らすことができ、生産効率を向上させることが可
能となる。
【0061】また、請求項5では、圧延荷重、圧延トル
ク、圧延パワー、及び噛み込み角の各項目について、そ
の予測値と前記リミット値との差と、前記リミット値と
の割合を各項目の余裕度とし、各項目の余裕度を平均し
た値または各項目の余裕度の内の最小の値が、各予定の
値以上である場合に、パススケジュールに負荷的余裕度
があると判断してパス数を減少させるように構成したの
で、正確かつ効率的なパススケジュールが可能となる。
【0062】また、請求項6では、厚みのスケジュール
は、パス間で線形補間し、幅のスケジュールは、圧延材
料に座屈が起こりにくい上流のパスに幅圧下量を多く割
り振るように構成したので、正確かつ効率的なパススケ
ジュールが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパススケジュール決定装置の実施
の形態における機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るパススケジュール決定装置を含む
圧延制御システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】パスを自動増加させる処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】パスを自動増加させる際の板厚再スケジューリ
ングを示す説明図である。
【図5】パスを自動増加させる際の板厚再スケジューリ
ングの他の例を示す説明図である。
【図6】パスを自動増加させる際の板幅再スケジューリ
ングを示す説明図である。
【図7】上流パスと下流パスの双方を自動増加させる際
の板幅再スケジューリングを示す説明図である。
【図8】余裕度をチェックしてパスを自動減少させる処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】パスを自動減少させる際の板厚再スケジューリ
ングを示す説明図である。
【図10】パスを自動減少させる際の板厚再スケジュー
リングの他の例を示す説明図である。
【図11】パスを自動減少させる際の板幅再スケジュー
リングを示す説明図である。
【符号の説明】
1 通信制御システム 2 計算機 3 コントローラ 4 パススケジュール決定装置 5 設定計算機能 41 パススケジュール演算部(再スケジュール演算
部) 42 リミット判定部 43 パス数増加制御部 44 負荷余裕度判定部 45 パス数減少制御部 46 パススケジュール出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延パス数や各パス毎の厚み、幅等の情
    報に基づき各パスの圧延ロールギャップ、圧延荷重、圧
    延トルク、圧延パワーを計算して各パスのスケジュール
    を決定する可逆圧延システムにおけるパススケジュール
    決定装置において、 前記圧延荷重や圧延トルク等の圧延情報が予定のリミッ
    ト値を越えたか否かを判定するリミット判定部と、 このリミット判定部によりリミット値を越えたと判定さ
    れた場合には、そのパスの圧下量を軽減させるような板
    厚の再スケジュールを求める再スケジュール演算部と、 この再スケジュール演算部により、前記圧延ロールギャ
    ップ、圧延荷重、圧延トルク、及び圧延パワーを再計算
    する処理を複数回繰り返しても全ての項目が、全ての圧
    延パスにおいてリミット値以内になるようなスケジュー
    ルを得ることができないときには、圧延パス数を増加さ
    せて、各パス毎の圧下量を軽減させるパス数増加制御部
    と、 を具備することを特徴とするパススケジュール決定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパススケジュール決定装
    置において、 前記パス数を増加した場合に前記再スケジュール演算部
    では、厚みのスケジュールについてはパス間で線形補間
    し、 幅のスケジュールについては、パス数を増加する前の幅
    スケジュールはそのまま保持し、増加したパスは増加す
    る前の最終パスの幅を保持させるような再スケジュール
    をすることを特徴とするパススケジュール決定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパススケジュール決定装
    置において、 前記パス数増加制御部により上流スタンド、下流スタン
    ド双方のパスを増加する場合には、オリジナルのパス数
    分の幅スケジュールを上流スタンドの1パスから順に適
    用し、オリジナルのパス数分が終わった時点でまだ幅が
    割り付けられていないパスについてはオリジナルの最終
    パスの幅を割り付けていくことを特徴とするパススケジ
    ュール決定装置。
  4. 【請求項4】 圧延パス数や各パス毎の厚み、幅等の情
    報に基づき各パスの圧延ロールギャップ、圧延荷重、圧
    延トルク、圧延パワーを計算して各パスのスケジュール
    を決定する可逆圧延システムにおけるパススケジュール
    決定装置において、 前記圧延ロールギャップ、圧延荷重、圧延トルク、圧延
    パワー等の圧延情報の負荷的な余裕度を判定する負荷余
    裕度判定部と、 前記圧延ロールギャップ、圧延荷重、圧延トルク、圧延
    パワーが全てのパスにおいてリミット値以内となるスケ
    ジュールであっても、前記負荷余裕度判定部により、負
    荷的な余裕があると判定された場合には、前記圧延パス
    数を減少させて各パス毎の圧下量を増加させる圧延パス
    数減少制御部と、 を具備することを特徴とするパススケジュール決定装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパススケジュール決定装
    置において、 前記負荷余裕度判定部は、圧延荷重、圧延トルク、圧延
    パワー、及び噛み込み角の各項目について、その予測値
    と前記リミット値との差と、前記リミット値との割合を
    各項目の余裕度とし、 前記圧延パス数減少制御部は、各項目の余裕度を平均し
    た値または各項目の余裕度の内の最小の値が、各予定の
    値以上である場合に、パススケジュールに負荷的余裕度
    があると判断してパス数を減少させることを特徴とする
    パススケジュール決定装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のパススケジュール決定装
    置において、 前記厚みのスケジュールは、パス間で線形補間し、 幅のスケジュールは、圧延材料に座屈が起こりにくい上
    流のパスに幅圧下量を多く割り振ることを特徴とするパ
    ススケジュール決定装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107597854A (zh) * 2017-09-20 2018-01-19 广西柳州银海铝业股份有限公司 往复可逆轧机道次负荷优化的控制方法

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