JPH10136344A - 撮像装置システム - Google Patents
撮像装置システムInfo
- Publication number
- JPH10136344A JPH10136344A JP8288440A JP28844096A JPH10136344A JP H10136344 A JPH10136344 A JP H10136344A JP 8288440 A JP8288440 A JP 8288440A JP 28844096 A JP28844096 A JP 28844096A JP H10136344 A JPH10136344 A JP H10136344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- value
- zoom ratio
- image pickup
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像のプライバシーを保護するための処理を
高速で行うことが可能な撮像装置システムを提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 視野角を大小変更可能な撮像手段と、撮
像手段の撮像方向を経時的に変更する撮像方向変更手段
と、撮像方向を検出する検出手段と、撮像を制限する対
象を撮像方向に関連させて記憶している記憶手段と、検
出手段により検出されている撮像方向での撮像範囲に記
憶手段に記憶されている撮像制限対象が入っているかど
うか判定する判定手段と、判定手段が入っている旨の判
定をすると撮像手段の視野角を変更する視野角変更手段
とを備えている撮像装置システムであるので、撮像を制
限する対象が撮像している視野に入ると（ステップＳ
６）、その対象を保護するための処理は画像処理ではな
く撮像手段の視野角を変更することでなされる（ステッ
プＳ７）。
高速で行うことが可能な撮像装置システムを提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 視野角を大小変更可能な撮像手段と、撮
像手段の撮像方向を経時的に変更する撮像方向変更手段
と、撮像方向を検出する検出手段と、撮像を制限する対
象を撮像方向に関連させて記憶している記憶手段と、検
出手段により検出されている撮像方向での撮像範囲に記
憶手段に記憶されている撮像制限対象が入っているかど
うか判定する判定手段と、判定手段が入っている旨の判
定をすると撮像手段の視野角を変更する視野角変更手段
とを備えている撮像装置システムであるので、撮像を制
限する対象が撮像している視野に入ると（ステップＳ
６）、その対象を保護するための処理は画像処理ではな
く撮像手段の視野角を変更することでなされる（ステッ
プＳ７）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視用等の撮像装
置システムに関する。
置システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、災害上或は災害発生時の緊急活動
を支援するためにカメラを用いた監視システムの活用が
注目されている。この活用において、高倍率，高解像な
映像が要求され、特に監視現場が市街地である場合に
は、より高い性能が要求される。例えば、消防署におけ
るカメラを用いた火のみ櫓のシステムでは、倍率が５０
倍以上の高性能ＴＶカメラレンズ，水平８００画素のＣ
ＣＤを用いた撮像装置等により、鮮明で高倍率な映像を
得ることができる。
を支援するためにカメラを用いた監視システムの活用が
注目されている。この活用において、高倍率，高解像な
映像が要求され、特に監視現場が市街地である場合に
は、より高い性能が要求される。例えば、消防署におけ
るカメラを用いた火のみ櫓のシステムでは、倍率が５０
倍以上の高性能ＴＶカメラレンズ，水平８００画素のＣ
ＣＤを用いた撮像装置等により、鮮明で高倍率な映像を
得ることができる。
【０００３】しかし、このような高い性能の監視装置を
用いた市街地の監視では、居住区を高倍率で監視するこ
ともできるので、プライバシー保護ができないという弊
害がある。このような弊害を避けるために、２次元のメ
モリと映像スイッチャを用いて、通常のカメラ旋回時に
居住区の映像を撮影した場合、居住区部分の映像のみマ
スク処理してテレビ画面に居住区が表示されないように
した方法（特開平６−１８１５３９号公報）がある。
用いた市街地の監視では、居住区を高倍率で監視するこ
ともできるので、プライバシー保護ができないという弊
害がある。このような弊害を避けるために、２次元のメ
モリと映像スイッチャを用いて、通常のカメラ旋回時に
居住区の映像を撮影した場合、居住区部分の映像のみマ
スク処理してテレビ画面に居住区が表示されないように
した方法（特開平６−１８１５３９号公報）がある。
【０００４】これによって、プライバシーの保護を図る
ことが可能となる。
ことが可能となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記マ
スク処理の技術においては、カメラのレンズ画面を幾つ
かのブロックに分割しておき、その各ブロックにプライ
バシーを保護すべき視野範囲が入ったかどうかの判定を
行い、その判定結果に基づきプライバシー保護に該当す
るブロックに対してマスク処理を施すので、分割された
ブロック数に応じて、プライバシー保護のための処理に
時間を要していた。
スク処理の技術においては、カメラのレンズ画面を幾つ
かのブロックに分割しておき、その各ブロックにプライ
バシーを保護すべき視野範囲が入ったかどうかの判定を
行い、その判定結果に基づきプライバシー保護に該当す
るブロックに対してマスク処理を施すので、分割された
ブロック数に応じて、プライバシー保護のための処理に
時間を要していた。
【０００６】このようにプライバシー保護のための処理
に時間が費やされると、監視現場で災害が発生したと
き、実際の災害発生時刻とのタイムラグが大きくなり、
リアルタイムで現場を撮影し、その状況を伝達するとい
う監視機能が十分でなくなってしまう。本発明は、上記
の点に鑑みてなされたものであって、撮影すべきでない
視野の保護のための処理を高速で行うことが可能な撮像
装置システムを提供することを目的としている。
に時間が費やされると、監視現場で災害が発生したと
き、実際の災害発生時刻とのタイムラグが大きくなり、
リアルタイムで現場を撮影し、その状況を伝達するとい
う監視機能が十分でなくなってしまう。本発明は、上記
の点に鑑みてなされたものであって、撮影すべきでない
視野の保護のための処理を高速で行うことが可能な撮像
装置システムを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、視野角を大小変更可能な撮像手段と、撮
像手段の撮像方向を経時的に変更する撮像方向変更手段
と、撮像方向を検出する検出手段と、撮像を制限する対
象を撮像方向に関連させて記憶している記憶手段と、検
出手段により検出されている撮像方向での撮像範囲に記
憶手段に記憶されている撮像制限対象が入っているかど
うか判定する判定手段と、判定手段が入っている旨の判
定をすると撮像手段の視野角を変更する視野角変更手段
とを備えている撮像装置システムを提供している。
成するために、視野角を大小変更可能な撮像手段と、撮
像手段の撮像方向を経時的に変更する撮像方向変更手段
と、撮像方向を検出する検出手段と、撮像を制限する対
象を撮像方向に関連させて記憶している記憶手段と、検
出手段により検出されている撮像方向での撮像範囲に記
憶手段に記憶されている撮像制限対象が入っているかど
うか判定する判定手段と、判定手段が入っている旨の判
定をすると撮像手段の視野角を変更する視野角変更手段
とを備えている撮像装置システムを提供している。
【０００８】また、固定された観測点に設置された回転
台装置と、当該回転台装置に装着されたカメラと、前記
カメラの方位をリアルタイムに検出する状態検出器と、
前記回転台の動作及び前記カメラのズーム率を制御する
カメラ制御装置とから構成され、予め前記カメラ制御装
置は前記固定された観測点に対して、カメラのズーム率
毎に１〜Ｋ個（Ｋは自然数）の立体角範囲を、前記立体
角範囲の水平方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値Ｄ
Ｖ（ｋ）、水平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂
直方向範囲幅の１／２の値ＷＶ（ｋ）で保存しておき
（ｋは１以上Ｋ以下の自然数）、前記カメラ及び回転台
が動作中に前記カメラ制御装置は、前記状態検出器から
前記カメラの方位の情報を受け、前記カメラの垂直方向
中心値Ｖｃ、水平方向中心値Ｈｃを算出し、更に、第１
のズーム率を基に垂直方向範囲幅の１／２の値Ｖｗ、水
平方向範囲幅の１／２の値Ｈｗを算出し、上記の値を基
に、不等式｜Ｖｃ−ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ）、
｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）が同時に成立
する場合は第２のズーム率に制御し、成立しない場合は
第１のズーム率で前記カメラを制御することを特徴とす
る撮像装置システムを提供している。
台装置と、当該回転台装置に装着されたカメラと、前記
カメラの方位をリアルタイムに検出する状態検出器と、
前記回転台の動作及び前記カメラのズーム率を制御する
カメラ制御装置とから構成され、予め前記カメラ制御装
置は前記固定された観測点に対して、カメラのズーム率
毎に１〜Ｋ個（Ｋは自然数）の立体角範囲を、前記立体
角範囲の水平方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値Ｄ
Ｖ（ｋ）、水平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂
直方向範囲幅の１／２の値ＷＶ（ｋ）で保存しておき
（ｋは１以上Ｋ以下の自然数）、前記カメラ及び回転台
が動作中に前記カメラ制御装置は、前記状態検出器から
前記カメラの方位の情報を受け、前記カメラの垂直方向
中心値Ｖｃ、水平方向中心値Ｈｃを算出し、更に、第１
のズーム率を基に垂直方向範囲幅の１／２の値Ｖｗ、水
平方向範囲幅の１／２の値Ｈｗを算出し、上記の値を基
に、不等式｜Ｖｃ−ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ）、
｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）が同時に成立
する場合は第２のズーム率に制御し、成立しない場合は
第１のズーム率で前記カメラを制御することを特徴とす
る撮像装置システムを提供している。
【０００９】さらに、カメラのズーム率毎に１〜Ｋ個
（Ｋは自然数）の立体角範囲を、前記立体角範囲の水平
方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ（ｋ）、水
平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直方向範囲幅
の１／２の値ＷＶ（ｋ）で保存する保存手順（ｋは１以
上Ｋ以下の自然数）と、カメラの方位の情報を基に、カ
メラの垂直方向中心値Ｖｃ、水平方向中心値Ｈｃを算出
する第１の算出手順と、カメラの第１のズーム率を基に
垂直方向範囲幅の１／２の値Ｖｗ、水平方向範囲幅の１
／２の値Ｈｗを算出する第２の算出手順と、前記第１及
び第２の手順で得られる結果を用いて、不等式｜Ｖｃ−
ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ）、｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）
｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）が同時に成立するか否かの判定を
行う判定手順と、当該判定手順で前記不等式が同時に成
立する場合は第１のズーム率に、成立しない場合に第２
のズーム率にカメラのズーム率を制御するズーム率制御
手順を実行させるためのプログラムを記録した媒体を提
供する。
（Ｋは自然数）の立体角範囲を、前記立体角範囲の水平
方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ（ｋ）、水
平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直方向範囲幅
の１／２の値ＷＶ（ｋ）で保存する保存手順（ｋは１以
上Ｋ以下の自然数）と、カメラの方位の情報を基に、カ
メラの垂直方向中心値Ｖｃ、水平方向中心値Ｈｃを算出
する第１の算出手順と、カメラの第１のズーム率を基に
垂直方向範囲幅の１／２の値Ｖｗ、水平方向範囲幅の１
／２の値Ｈｗを算出する第２の算出手順と、前記第１及
び第２の手順で得られる結果を用いて、不等式｜Ｖｃ−
ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ）、｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）
｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）が同時に成立するか否かの判定を
行う判定手順と、当該判定手順で前記不等式が同時に成
立する場合は第１のズーム率に、成立しない場合に第２
のズーム率にカメラのズーム率を制御するズーム率制御
手順を実行させるためのプログラムを記録した媒体を提
供する。
【００１０】
〔実施形態１〕以下本発明に係る実施形態について、図
面を参照しながら説明する。図１は、本実施形態の撮像
装置システム５の構成図であり、１はカメラ、２はカメ
ラ１を取り付けた回転台装置、３はカメラ１の方位を検
知する状態検出器、４はカメラの方位、視野角、カメラ
ズーム率他カメラ自体の画質調整を行うカメラ制御装置
である。この制御装置４は、中央演算装置（ＣＰＵ）を
搭載し、状態検出装置３からの信号や直接オペレータが
指示した信号を処理する。具体的に、この装置３はカメ
ラ旋回モードとカメラ手動操作モードの２つの動作モー
ドを有し、オペレータが直接カメラ動作モードを指示で
きる。カメラ旋回モードの場合は予め設定された範囲を
カメラ制御装置４がカメラ１を動作させ、カメラ手動モ
ードの場合はオペレータが操作した信号をカメラ制御装
置４によりカメラ側に送信し直接カメラ１を制御する。
面を参照しながら説明する。図１は、本実施形態の撮像
装置システム５の構成図であり、１はカメラ、２はカメ
ラ１を取り付けた回転台装置、３はカメラ１の方位を検
知する状態検出器、４はカメラの方位、視野角、カメラ
ズーム率他カメラ自体の画質調整を行うカメラ制御装置
である。この制御装置４は、中央演算装置（ＣＰＵ）を
搭載し、状態検出装置３からの信号や直接オペレータが
指示した信号を処理する。具体的に、この装置３はカメ
ラ旋回モードとカメラ手動操作モードの２つの動作モー
ドを有し、オペレータが直接カメラ動作モードを指示で
きる。カメラ旋回モードの場合は予め設定された範囲を
カメラ制御装置４がカメラ１を動作させ、カメラ手動モ
ードの場合はオペレータが操作した信号をカメラ制御装
置４によりカメラ側に送信し直接カメラ１を制御する。
【００１１】前記の状態検出器３のカメラ方位の検出は
公知であるが、例えば次のような方式が挙げられる。即
ち、可変抵抗の抵抗体を円周状にして水平方向と垂直方
向に設け、カメラが旋回するのと同期して、針棒が抵抗
体と接触した状態で回転するようなスライダック式の方
式とし、基準点との間の抵抗値で方位を特定することが
できる。或はトランシット等の測量機器に用いられてい
る水平、垂直角の測定法を用い、それを光学的に読み取
るようにしてもよい。
公知であるが、例えば次のような方式が挙げられる。即
ち、可変抵抗の抵抗体を円周状にして水平方向と垂直方
向に設け、カメラが旋回するのと同期して、針棒が抵抗
体と接触した状態で回転するようなスライダック式の方
式とし、基準点との間の抵抗値で方位を特定することが
できる。或はトランシット等の測量機器に用いられてい
る水平、垂直角の測定法を用い、それを光学的に読み取
るようにしてもよい。
【００１２】以上の構成で、カメラ１は火のみ櫓の目と
して高所に取り付けられ、周辺の状況をズーム率固定で
旋回監視する。カメラ監視する際、居住区等の視野領域
は水平方向と垂直方向の２方向で予めカメラ制御装置４
に登録し、プライバシー保護のためのデータとして利用
する。なお、カメラ１は１／２インチ光学系（縦／横＝
４．８ｍｍ／６．４ｍｍ）で５５倍ズームレンズ（ｆ
９．５〜５２５ｍｍ）を用いて、通常のカメラ旋回では
レンズズーム率ｆ９．５ｍｍで、プライバシー保護処理
時には後述するようにズーム率ｆ２０ｍｍに変更するも
のである。ここでズーム率とは、レンズの射出ひとみの
直径で焦点距離を割った値である。
して高所に取り付けられ、周辺の状況をズーム率固定で
旋回監視する。カメラ監視する際、居住区等の視野領域
は水平方向と垂直方向の２方向で予めカメラ制御装置４
に登録し、プライバシー保護のためのデータとして利用
する。なお、カメラ１は１／２インチ光学系（縦／横＝
４．８ｍｍ／６．４ｍｍ）で５５倍ズームレンズ（ｆ
９．５〜５２５ｍｍ）を用いて、通常のカメラ旋回では
レンズズーム率ｆ９．５ｍｍで、プライバシー保護処理
時には後述するようにズーム率ｆ２０ｍｍに変更するも
のである。ここでズーム率とは、レンズの射出ひとみの
直径で焦点距離を割った値である。
【００１３】図２，図３は、本発明の撮像装置システム
の動作処理を示すフローチャートである。カメラ１が旋
回監視する前にＫ組のプライバシー保護データ、即ち居
住区等のプライバシーに係る視野範囲のデータを、その
水平範囲（Ｄｈｓ（ｋ）〜Ｄｈｅ（ｋ））、垂直範囲
（Ｄｖｓ（ｋ）〜Ｄｖｅ（ｋ））という値でカメラ制御
装置４に予め入力する（ステップＳ１）。カメラ制御装
置４はそれらのデータを下記の式１〜式４で表すような
水平方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ
（ｋ）、水平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直
方向範囲幅の１／２の値ＷＶ（ｋ）で（ｋは１以上Ｋ以
下の自然数）、予め保存しておく（ステップＳ２）。
の動作処理を示すフローチャートである。カメラ１が旋
回監視する前にＫ組のプライバシー保護データ、即ち居
住区等のプライバシーに係る視野範囲のデータを、その
水平範囲（Ｄｈｓ（ｋ）〜Ｄｈｅ（ｋ））、垂直範囲
（Ｄｖｓ（ｋ）〜Ｄｖｅ（ｋ））という値でカメラ制御
装置４に予め入力する（ステップＳ１）。カメラ制御装
置４はそれらのデータを下記の式１〜式４で表すような
水平方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ
（ｋ）、水平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直
方向範囲幅の１／２の値ＷＶ（ｋ）で（ｋは１以上Ｋ以
下の自然数）、予め保存しておく（ステップＳ２）。
【００１４】 式１ ＤＨ（ｋ）＝（Ｄｈｓ（ｋ）＋Ｄｈｅ（ｋ））／２ 式２ ＤＶ（ｋ）＝（Ｄｖｓ（ｋ）＋Ｄｖｅ（ｋ））／２ 式３ ＷＨ（ｋ）＝｜Ｄｈｓ（ｋ）−Ｄｈｅ（ｋ）｜／２ 式４ ＷＶ（ｋ）＝｜Ｄｖｓ（ｋ）−Ｄｖｅ（ｋ）｜／２ ここで、Ｄｈｓ（ｋ）、Ｄｈｅ（ｋ）、Ｄｖｓ（ｋ）、
Ｄｖｅ（ｋ）はｋ番目のプライバシー保護データで、そ
れぞれ水平方向の開始角度、終了角度、垂直方向の開始
角度、終了角度である。
Ｄｖｅ（ｋ）はｋ番目のプライバシー保護データで、そ
れぞれ水平方向の開始角度、終了角度、垂直方向の開始
角度、終了角度である。
【００１５】次に第２過程では、カメラの水平、垂直視
野角の範囲を視野中心値（水平方向中心値Ｈｃ，垂直方
向中心値Ｖｃ）と水平、垂直方向範囲幅の１／２の値
（Ｈｗ，Ｖｗ）で表すこととし、それらの値を準備す
る。これらの値について視野中心値（水平方向中心値Ｈ
ｃ、垂直方向中心値Ｖｃ）はカメラ１旋回中にリアルタ
イムで変動するため予めセットすることはできないが、
水平、垂直方向範囲幅の１／２の値（Ｈｗ，Ｖｗ）につ
いては、本実施の形態では、通常の監視には、カメラは
レンズズーム率がｆ９．５ｍｍに固定された状態で旋回
するため、前もってセットすることができる。Ｈｗ及び
Ｖｗは以下の式５及び式６で求めることができ、これら
の値を予めセットしておく。また、後で用いるズームｆ
ｌａｇを０とする（ステップＳ３）。
野角の範囲を視野中心値（水平方向中心値Ｈｃ，垂直方
向中心値Ｖｃ）と水平、垂直方向範囲幅の１／２の値
（Ｈｗ，Ｖｗ）で表すこととし、それらの値を準備す
る。これらの値について視野中心値（水平方向中心値Ｈ
ｃ、垂直方向中心値Ｖｃ）はカメラ１旋回中にリアルタ
イムで変動するため予めセットすることはできないが、
水平、垂直方向範囲幅の１／２の値（Ｈｗ，Ｖｗ）につ
いては、本実施の形態では、通常の監視には、カメラは
レンズズーム率がｆ９．５ｍｍに固定された状態で旋回
するため、前もってセットすることができる。Ｈｗ及び
Ｖｗは以下の式５及び式６で求めることができ、これら
の値を予めセットしておく。また、後で用いるズームｆ
ｌａｇを０とする（ステップＳ３）。
【００１６】 式５ Ｈｗ＝ａｒｃｔａｎ｛（１／２）×（６．４／９．５）｝ 式６ Ｖｗ＝ａｒｃｔａｎ｛（１／２）×（４．８／９．５）｝ ここで、ａｒｃｔａｎは逆正接である。次からはカメラ
旋回中の処理になりリアルタイムにカメラ状態データを
受け取り、カメラのズーム制御を行うことになる。
旋回中の処理になりリアルタイムにカメラ状態データを
受け取り、カメラのズーム制御を行うことになる。
【００１７】第３過程では、まず、カメラ制御装置４が
カメラ１の動作モードが旋回モードになっているかどう
か調べる（ステップＳ４）。旋回モードの場合はカメラ
を指定した範囲で旋回させ、以下の処理を行い（ステッ
プＳ５〜Ｓ１０）、そうでない場合はカメラを停止さ
せ、以下の処理を行わない（ＥＮＤ）。カメラ制御装置
４が状態検出器３からカメラ１の方位、即ちカメラ視野
中心値（水平方向中心値Ｈｃ、垂直方向中心値Ｖｃ）を
受信し（ステップＳ５）、以下の式７及び式８を満たす
か否かの判定、処理を行う（ステップＳ６）。
カメラ１の動作モードが旋回モードになっているかどう
か調べる（ステップＳ４）。旋回モードの場合はカメラ
を指定した範囲で旋回させ、以下の処理を行い（ステッ
プＳ５〜Ｓ１０）、そうでない場合はカメラを停止さ
せ、以下の処理を行わない（ＥＮＤ）。カメラ制御装置
４が状態検出器３からカメラ１の方位、即ちカメラ視野
中心値（水平方向中心値Ｈｃ、垂直方向中心値Ｖｃ）を
受信し（ステップＳ５）、以下の式７及び式８を満たす
か否かの判定、処理を行う（ステップＳ６）。
【００１８】 式７ ｜Ｖｃ−ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ） 式８ ｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ） 上記２つの不等式が同時に成立する場合のみカメラ制御
装置４がズーム率をｆ２０ｍｍに制御し（ステップＳ
７）、少なくともどちらか１つの不等式が成立しない場
合は通常のカメラ旋回ズーム率ｆ９．５ｍｍに制御する
（ステップＳ８）。この処理はリアルタイムに、登録デ
ータ１〜ｋに渡って行う。但し、ズーム制御を毎回行わ
なくて済むようにズームｆｌａｇの値で判定する（ステ
ップＳ９，ステップＳ１０）。即ち、（ｎ−１）個目の
プライバシー保護区についての登録データが、ステップ
Ｓ６で２つの不等式を満たす（ｎは１〜ｋの自然数）場
合に、ステップＳ７でズーム率をｆ２０ｍｍに設定し且
つｆｌａｇ値を１にしておく。そして更に、ｎ個目の登
録データも同様に２つの不等式を満たす場合に、ｆｌａ
ｇの値が１であれば、既に前のデータのときにズーム率
はｆ２０ｍｍに設定されているので改めてｆ２０ｍｍの
ズーム率に再設定する必要がない。
装置４がズーム率をｆ２０ｍｍに制御し（ステップＳ
７）、少なくともどちらか１つの不等式が成立しない場
合は通常のカメラ旋回ズーム率ｆ９．５ｍｍに制御する
（ステップＳ８）。この処理はリアルタイムに、登録デ
ータ１〜ｋに渡って行う。但し、ズーム制御を毎回行わ
なくて済むようにズームｆｌａｇの値で判定する（ステ
ップＳ９，ステップＳ１０）。即ち、（ｎ−１）個目の
プライバシー保護区についての登録データが、ステップ
Ｓ６で２つの不等式を満たす（ｎは１〜ｋの自然数）場
合に、ステップＳ７でズーム率をｆ２０ｍｍに設定し且
つｆｌａｇ値を１にしておく。そして更に、ｎ個目の登
録データも同様に２つの不等式を満たす場合に、ｆｌａ
ｇの値が１であれば、既に前のデータのときにズーム率
はｆ２０ｍｍに設定されているので改めてｆ２０ｍｍの
ズーム率に再設定する必要がない。
【００１９】以上のような流れでデータ処理することに
よって、撮像視野範囲にプライバシー保護区が入った
ら、ズーム率を通常監視時より下げるので、プライバシ
ー区域の保護を図ることが可能となる。また、従来のよ
うにカメラ画面をブッロクに分割し（例えばブロック数
９６個）、ブロック毎の判定ではなく、カメラ画面全体
について上記の式７及び式８を満たすか否かの判定であ
るので、処理時間は約２／９６倍に短縮されることにな
る。
よって、撮像視野範囲にプライバシー保護区が入った
ら、ズーム率を通常監視時より下げるので、プライバシ
ー区域の保護を図ることが可能となる。また、従来のよ
うにカメラ画面をブッロクに分割し（例えばブロック数
９６個）、ブロック毎の判定ではなく、カメラ画面全体
について上記の式７及び式８を満たすか否かの判定であ
るので、処理時間は約２／９６倍に短縮されることにな
る。
【００２０】〔実施形態２〕上記実施形態１では、カメ
ラ旋回中、通常領域の監視でのズーム率はｆ９．５ｍｍ
に固定的であったが、これに限定されるものではなく、
随時ズーム率を取り込み処理するものであっても良い。
この場合、図４，図５に示すような動作手順になる。な
お、システム構成は前記システム５と同一とし、通常の
カメラ旋回時にはＬ段階でズーム率ｆを変更，設定が可
能とする。なお図４及び図５において、ｍは１以上Ｌ以
下の自然数である。
ラ旋回中、通常領域の監視でのズーム率はｆ９．５ｍｍ
に固定的であったが、これに限定されるものではなく、
随時ズーム率を取り込み処理するものであっても良い。
この場合、図４，図５に示すような動作手順になる。な
お、システム構成は前記システム５と同一とし、通常の
カメラ旋回時にはＬ段階でズーム率ｆを変更，設定が可
能とする。なお図４及び図５において、ｍは１以上Ｌ以
下の自然数である。
【００２１】ステップＳ１１，ステップＳ１２では、前
述と同様に予め各ズーム率でのプライバシー保護区の情
報を入力しておく（Ｋ個のプライバシー保護区に対して
Ｌ段階のズーム率、即ちＫ×Ｌ個のプライバシー保護区
の情報）。そして、カメラ動作モードが旋回モードであ
れば（ステップＳ１３）、動作中に設定されているズー
ム率からステップＳ１４で２つの式９及び式１０からカ
メラの視野範囲の１／２の値、Ｈｗ及びＶｗを算出す
る。次に、ステップＳ１５で当該ズーム率で動作中のカ
メラの視野中心値を受信し、ステップＳ１６で式７及び
式８の不等式を同時に満たすか否かの判定を行い、ズー
ム率の制御を行う（ステップＳ１７〜Ｓ１８）。この制
御は基本的には前述の場合と同様であるが、上記２つの
式を同時に満たす場合には、ズーム率を（ｆ＋α）に下
げて設定する（ステップＳ１７）。２つの式を同時に満
たさないときには、ズーム率はｆに設定する（ステップ
Ｓ１８）。
述と同様に予め各ズーム率でのプライバシー保護区の情
報を入力しておく（Ｋ個のプライバシー保護区に対して
Ｌ段階のズーム率、即ちＫ×Ｌ個のプライバシー保護区
の情報）。そして、カメラ動作モードが旋回モードであ
れば（ステップＳ１３）、動作中に設定されているズー
ム率からステップＳ１４で２つの式９及び式１０からカ
メラの視野範囲の１／２の値、Ｈｗ及びＶｗを算出す
る。次に、ステップＳ１５で当該ズーム率で動作中のカ
メラの視野中心値を受信し、ステップＳ１６で式７及び
式８の不等式を同時に満たすか否かの判定を行い、ズー
ム率の制御を行う（ステップＳ１７〜Ｓ１８）。この制
御は基本的には前述の場合と同様であるが、上記２つの
式を同時に満たす場合には、ズーム率を（ｆ＋α）に下
げて設定する（ステップＳ１７）。２つの式を同時に満
たさないときには、ズーム率はｆに設定する（ステップ
Ｓ１８）。
【００２２】 式９ Ｈｗ＝ａｒｃｔａｎ｛（１／２）×（６．４／ｆ）｝ 式１０ Ｖｗ＝ａｒｃｔａｎ｛（１／２）×（４．８／ｆ）｝ 〔その他の事項〕上記何れの実施形態においても、カメ
ラ旋回動作中にカメラのズーム制御を行って映像のプラ
イバシーを保護する処理であったが、特にカメラ旋回中
に限定されるものではない。
ラ旋回動作中にカメラのズーム制御を行って映像のプラ
イバシーを保護する処理であったが、特にカメラ旋回中
に限定されるものではない。
【００２３】また、カメラの光学系が１／２インチ系、
ズームレンズは５５倍でｆ９．５ｍｍ〜５２５ｍｍであ
ったがこれに限定されるのは言うまでもない。なお、カ
メラ動作の制御は図１に示したような制御装置によって
実現したが、本発明は図２〜図５の各手順を実行するプ
ログラムによって実現し、これをフロッピーディスク，
ＩＣカード，ＲＯＭカセット等の記録媒体に記録して譲
渡，移転等することにより、独立した他のコンピュータ
システムで容易に実施することができる。
ズームレンズは５５倍でｆ９．５ｍｍ〜５２５ｍｍであ
ったがこれに限定されるのは言うまでもない。なお、カ
メラ動作の制御は図１に示したような制御装置によって
実現したが、本発明は図２〜図５の各手順を実行するプ
ログラムによって実現し、これをフロッピーディスク，
ＩＣカード，ＲＯＭカセット等の記録媒体に記録して譲
渡，移転等することにより、独立した他のコンピュータ
システムで容易に実施することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、視
野角を大小変更可能な撮像手段と、撮像手段の撮像方向
を経時的に変更する撮像方向変更手段と、撮像方向を検
出する検出手段と、撮像を制限する対象を撮像方向に関
連させて記憶している記憶手段と、検出手段により検出
されている撮像方向での撮像範囲に記憶手段に記憶され
ている撮像制限対象が入っているかどうか判定する判定
手段と、判定手段が入っている旨の判定をすると撮像手
段の視野角を変更する視野角変更手段とを備えている撮
像装置システムにおいて、撮像を制限する対象が撮像し
ている視野に入ると、その対象を保護するための処理は
画像処理ではなく撮像手段の視野角を変更することでな
されるので、画像処理によって保護処理をする従来技術
と比較して当該保護のための処理を高速になすことが可
能となる。
野角を大小変更可能な撮像手段と、撮像手段の撮像方向
を経時的に変更する撮像方向変更手段と、撮像方向を検
出する検出手段と、撮像を制限する対象を撮像方向に関
連させて記憶している記憶手段と、検出手段により検出
されている撮像方向での撮像範囲に記憶手段に記憶され
ている撮像制限対象が入っているかどうか判定する判定
手段と、判定手段が入っている旨の判定をすると撮像手
段の視野角を変更する視野角変更手段とを備えている撮
像装置システムにおいて、撮像を制限する対象が撮像し
ている視野に入ると、その対象を保護するための処理は
画像処理ではなく撮像手段の視野角を変更することでな
されるので、画像処理によって保護処理をする従来技術
と比較して当該保護のための処理を高速になすことが可
能となる。
【００２５】その結果、従来のように監視機能の低下を
招くことがない。
招くことがない。
【図１】実施の形態１に係る撮像装置システムの構成図
である。
である。
【図２】図１の撮像装置システムの動作処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】図２に示すフローチャートの続きである。
【図４】実施の形態２に係る撮像装置システムの動作処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図５】図４に示すフローチャートの続きである。
１ カメラ ２ 回転台装置 ３ 状態検出器 ４ カメラ制御装置 ５ 撮像装置システム
Claims (3)
- 【請求項１】 視野角を大小変更可能な撮像手段と、 撮像手段の撮像方向を経時的に変更する撮像方向変更手
段と、 撮像方向を検出する検出手段と、 撮像を制限する対象を撮像方向に関連させて記憶してい
る記憶手段と、 検出手段により検出されている撮像方向での撮像範囲に
記憶手段に記憶されている撮像制限対象が入っているか
どうか判定する判定手段と、 判定手段が入っている旨の判定をすると撮像手段の視野
角を変更する視野角変更手段と、 を備えている撮像装置システム。 - 【請求項２】 固定された観測点に設置された回転台装
置と、当該回転台装置に装着されたカメラと、前記カメ
ラの方位をリアルタイムに検出する状態検出器と、前記
回転台の動作及び前記カメラのズーム率を制御するカメ
ラ制御装置とから構成され、 予め前記カメラ制御装置は前記固定された観測点に対し
て、カメラの第１のズーム率における１〜Ｋ個（Ｋは自
然数）の立体角範囲を、前記立体角範囲の水平方向中心
値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ（ｋ）、水平方向範
囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直方向範囲幅の１／２
の値ＷＶ（ｋ）で保存しておき（ｋは１以上Ｋ以下の自
然数）、 前記カメラ及び回転台が動作中に前記カメラ制御装置
は、前記状態検出器から前記カメラの方位の情報を受
け、前記カメラの垂直方向中心値Ｖｃ、水平方向中心値
Ｈｃを算出し、更に、第１のズーム率を基に垂直方向範
囲幅の１／２の値Ｖｗ、水平方向範囲幅の１／２の値Ｈ
ｗを算出し、 上記の値を基に、不等式｜Ｖｃ−ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋
ＷＶ（ｋ）、｜Ｈｃ−ＤＨ（ｋ）｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）
が同時に成立する場合は第２のズーム率に制御し、成立
しない場合は第１のズーム率で前記カメラを制御するこ
とを特徴とする撮像装置システム。 - 【請求項３】 カメラの第１のズーム率における１〜Ｋ
個（Ｋは自然数）の立体角範囲を、前記立体角範囲の水
平方向中心値ＤＨ（ｋ）、垂直方向中心値ＤＶ（ｋ）、
水平方向範囲幅の１／２の値ＷＨ（ｋ）、垂直方向範囲
幅の１／２の値ＷＶ（ｋ）で保存する保存手順（ｋは１
以上Ｋ以下の自然数）と、 カメラの方位の情報を基に、カメラの垂直方向中心値Ｖ
ｃ、水平方向中心値Ｈｃを算出する第１の算出手順と、 カメラのズーム率を基に垂直方向範囲幅の１／２の値Ｖ
ｗ、水平方向範囲幅の１／２の値Ｈｗを算出する第２の
算出手順と、 前記第１及び第２の手順で得られる結果を用いて、不等
式｜Ｖｃ−ＤＶ（ｋ）｜＜Ｖｗ＋ＷＶ（ｋ）、｜Ｈｃ−
ＤＨ（ｋ）｜＜Ｈｗ＋ＷＨ（ｋ）が同時に成立するか否
かの判定を行う判定手順と、 当該判定手順で前記不等式が同時に成立する場合は第２
のズーム率に、成立しない場合に第１のズーム率にカメ
ラのズーム率を制御するズーム率制御手順を実行させる
ためのプログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28844096A JP3242578B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 撮像装置システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28844096A JP3242578B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 撮像装置システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10136344A true JPH10136344A (ja) | 1998-05-22 |
| JP3242578B2 JP3242578B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17730248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28844096A Expired - Fee Related JP3242578B2 (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | 撮像装置システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3242578B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003523666A (ja) * | 2000-02-17 | 2003-08-05 | センサーマチック・エレクトロニックス・コーポレーション | カメラ監視システム用監視装置 |
| JP2005117163A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Canon Inc | カメラサーバ装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
| US10891846B2 (en) | 2015-06-12 | 2021-01-12 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP28844096A patent/JP3242578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003523666A (ja) * | 2000-02-17 | 2003-08-05 | センサーマチック・エレクトロニックス・コーポレーション | カメラ監視システム用監視装置 |
| JP2005117163A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Canon Inc | カメラサーバ装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
| JP4514185B2 (ja) * | 2003-10-03 | 2010-07-28 | キヤノン株式会社 | カメラサーバ装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム |
| US10891846B2 (en) | 2015-06-12 | 2021-01-12 | Sony Corporation | Information processing device, information processing method, and program |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3242578B2 (ja) | 2001-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060139484A1 (en) | Method for controlling privacy mask display | |
| JP2661657B2 (ja) | 画像合成装置 | |
| GB2411310A (en) | Image stabilisation using field of view and image analysis. | |
| US7528881B2 (en) | Multiple object processing in wide-angle video camera | |
| JP2004080669A (ja) | 監視カメラ装置 | |
| KR101778744B1 (ko) | 다중 카메라 입력의 합성을 통한 실시간 모니터링 시스템 | |
| US6476861B1 (en) | Video camera having display for displaying movement speed and hand wobble | |
| JP3242578B2 (ja) | 撮像装置システム | |
| KR101619956B1 (ko) | 감시카메라용 자동 다중 추적 영상처리장치 | |
| JPH11252534A (ja) | カメラシステム | |
| JP3354626B2 (ja) | 移動体検出方法 | |
| JPH10336632A (ja) | 監視装置 | |
| JP2007058687A (ja) | マルチディスプレイ装置及び表示装置 | |
| KR20000004436A (ko) | 씨씨티브이 시스템의 움직임 추적 감시 방법 | |
| JPH08305841A (ja) | 歪曲収差画像補正表示装置 | |
| JPH0837615A (ja) | 移動体撮影装置 | |
| JP2006013832A (ja) | 映像撮影装置および映像撮影プログラム | |
| JP2005109557A (ja) | 監視装置および監視方法 | |
| JP4407530B2 (ja) | 動き検出装置 | |
| JPH11103457A (ja) | 監視カメラシステム | |
| JP2003264764A (ja) | 画像記録再生装置 | |
| KR101255143B1 (ko) | 영역 감시기능을 구비한 차량 탑재형 카메라 시스템 및 그 감시방법 | |
| JP2002247424A (ja) | 監視カメラ装置 | |
| KR20180134114A (ko) | 실시간 영상 감시 시스템 | |
| KR101915199B1 (ko) | Ｐｔｚ 카메라의 촬영 영역을 기반으로 하는 영상 검색 방법 및 장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |