JPH10136162A - イメージスキャナの傾き補正機構 - Google Patents

イメージスキャナの傾き補正機構

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JPH10136162A
JPH10136162A JP8282126A JP28212696A JPH10136162A JP H10136162 A JPH10136162 A JP H10136162A JP 8282126 A JP8282126 A JP 8282126A JP 28212696 A JP28212696 A JP 28212696A JP H10136162 A JPH10136162 A JP H10136162A
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JP
Japan
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image
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image scanner
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Pending
Application number
JP8282126A
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English (en)
Inventor
Masami Hoshina
政美 保科
Shintaro Komuro
信太郎 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Yonezawa Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Yonezawa Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10136162A publication Critical patent/JPH10136162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査方向に対する原稿の傾きをなくしてから
イメージの読み取りを行うようにするイメージスキャナ
の傾き補正機構を提供する。 【解決手段】 原稿からイメージを取得する読み取り部
4と,前記読み取り部を一端に取り付けて固定した支柱
型の可動部5と,前記可動部の他端を保持すると共に前
記可動部をその支柱軸を中心に回転駆動する機構を含む
台座部6とを備え、原稿の端部と読み取り走査の方向と
の傾きが存在するとき前記傾きをなくする方向に前記可
動部を回転させる信号を前記機構に送出する制御部を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージスキャナの
傾き補正機構に関し、特にスタンド型イメージスキャナ
における原稿の傾きを補正するイメージスキャナの傾き
補正機構に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナでは、CCDセンサ,
レンズ,回転ミラーなどの光学系ユニットを含む読み取
り部が原稿から情報のイメージを取得する。特に、スタ
ンド型イメージスキャナでは、上記の読み取り部と原稿
の間に数十センチメートルの距離を得て配設することが
あり、通常、原稿を置く台座部に支柱を設け、その支柱
の上端部に読み取り部を取り付けている。この場合、読
み取り部の走査方向に対する原稿のわずかなズレや傾き
によって、読み取ったイメージが不完全なものになった
りすることがある。
【0003】従来、この種のイメージスキャナの原稿傾
き補正制御は、イメージスキャナに取り込んだ画像を上
位ホストのプログラムにて画像の傾きを修正することに
より補正していた。すなわち、傾いて入力された画像に
対して画像の回転を行い、最適な向きに画像を回転する
回転補正装置が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のイメージス
キャナの画像傾き補正は、第一にイメージスキャナで取
り込んだデジタルの画像データをプログラムにて補正し
ているので、補正時間がかかる。さらに画像を座標変換
することにより画像の傾きを修正する方法であることか
ら、座標変換による回転歪みが発生する。
【0005】また、読み取り原稿のサイズと同一サイズ
を入力範囲として読み込んだ場合、傾いた原稿の四隅の
いずれかが読み取り範囲からはずれ、画像データの欠落
が生じる。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を回避するた
めに、走査方向に対する原稿の傾きをなくしてからイメ
ージの読み取りを行うようにするイメージスキャナの傾
き補正機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるイメージス
キャナの傾き補正機構は、イメージの読み取り部を固定
した支柱型の可動部と,前記可動部を回転駆動する機構
を含み前記可動部を保持する台座部とを有し、前記読み
取り部が原稿の端部と読み取り走査の方向との傾きを検
知したとき、前記可動部を回転駆動して前記読み取り部
を回転させ前記傾きをなくするようにして構成される。
【0008】さらに、本発明によるイメージスキャナの
傾き補正機構において、前記読み取り部は原稿の端部と
読み取り走査の方向との傾きを検知した信号を上位装置
に送信し、前記上位装置は前記傾きをなくする方向に前
記可動部を回転駆動して前記読み取り部を回転させる信
号を返信し、前記原稿の端部と読み取り走査の方向とを
平行にするようにして構成される。
【0009】さらに、本発明によるイメージスキャナの
傾き補正機構は、原稿の端部と読み取り走査の方向との
傾きを検知する信号を受信し、前記信号に基づいて前記
傾きをなくする方向に前記可動部を回転駆動する信号を
生成する手段を具備して構成される。
【0010】また、本発明によるイメージスキャナの傾
き補正機構は、原稿からイメージを取得する読み取り部
と,前記読み取り部を一端に取り付けて固定した支柱型
の可動部と,前記可動部の他端を保持すると共に前記可
動部をその支柱軸を中心に回転駆動する機構を含む台座
部とを備え、原稿の端部と読み取り走査の方向との傾き
が存在するとき前記傾きをなくする方向に前記可動部を
回転させる信号を前記機構に送出する制御部を有して構
成される。
【0011】さらに、本発明によるイメージスキャナの
傾き補正機構において、前記読み取り部は原稿の端部と
読み取り走査の方向との傾きを検知した信号を前記制御
部に送信するようにして構成される。
【0012】すなわち、本発明によるイメージスキャナ
の傾き補正機構によれば、読み取り部を固定した可動部
を水平回転方向に回転することにより、読み取り部と原
稿と常に垂直水平になる機構を有している。したがって
原稿が傾いていた場合でも、イメージスキャナの副走査
方向と原稿の端を平行にして読み込みを行うことができ
るので、画像の歪みが発生しない。また、画像の歪みが
発生しないことにより、文字認識変換の認識率が向上す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の実施の一形態を示す説明図
である。同図において、(a)はスタンド型イメージス
キャナ1を示す外観図、(b)は上位装置(以下、上位
ホスト3という。)の正面図である。
【0015】同図を参照すると、スタンド型イメージス
キャナ1は、リニアCCDセンサ,レンズ,及び副走査
するミラー回転機構を有し下方の原稿を読みとる読み取
り部4と、読み取り部4を任意角度に水平回転を行う支
柱型の可動部5と、読み取り部4および可動部5を支え
る台座部6とを有する。スタンド型イメージスキャナ1
を制御する上位ホスト3はインタフェース部2を介して
スタンド型イメージスキャナ1と接続されている。スタ
ンド型イメージスキャナは、上位ホスト3の指令に基づ
いて動作を行い、読み込み画像を上位ホスト3へ送る。
読み込み画像は、上位ホスト3にある上位ホスト画面1
0に表示される。
【0016】図2は上記の読み取り部4の内部構成を示
す説明図である。同図において、読み取り部4はリニア
CCDセンサ41,レンズ42,ミラー43を有する。
【0017】図3はスタンド型イメージスキャナ1の可
動部5と台座部6の断面図である。同図において、台座
部6は、可動部5を水平回転方向に角度を変えるモータ
7と、モータ7に上位ホスト3からの角度を指令する制
御部8と、読み取り部4で読み込んだ画像データを上位
ホスト3へ送信する画像データ送信部9とを有する。
【0018】次に、本発明による傾き補正機構の動作に
ついて説明する。まず、上位ホスト3はインタフェース
部2を介してスタンド型イメージスキャナ1に画像の読
み込み指令を通知する。
【0019】スタンド型イメージスキャナ1の読み込み
部4には図2に示すようにリニアCCDセンサ41,レ
ンズ42,ミラー43が内蔵されており、原稿からの反
射光はミラー43で反射してレンズ42を介してリニア
CCDセンサ41に感光する。リニアCCDセンサは、
光を電気信号に変換して制御部8へアナログ信号を伝え
る。制御部8は、このアナログ信号をA/Dコンバータ
でデジタルデータに変換した上でインターフェース部2
を通じて上位ホスト3へ送る。
【0020】上位ホスト3は、読み込んだ画像を上位ホ
スト画面10に表示させる。そのとき、上位ホスト画面
10において読み込み画像が傾いていた場合、読み込み
画像の原稿の端を自動、もしくは使用者による手動によ
り検出し、読み込み部4と原稿の端が平行になる様に上
位ホスト画面10の画像を変化させる。
【0021】図4は上記の操作を示す説明図である。す
なわち、図4(b)に示す上位ホスト画面10の画像の
変化を、図4(a)に示す可動部5(すなわち読み取り
部4)の回転によって行なう。このとき台座部6および
原稿は静止している。
【0022】原稿の端の検出は、次のような方法で実施
する。自動で原稿の端を検出する場合、原稿の傾き角度
Θは、まず低解像度で読み込むプレスキャンにおいて傾
いた原稿を読んだ時、上位ホスト画面10に表示され
る。この画像データは同時に上位ホスト3のメモリ上に
も展開される。そして図5に示すように、このメモリ内
のP1のアドレス(x1,y1)とP2のアドレス(x
2,y2)を検出する。これらの点は、読み取り画像デ
ータの白から黒への変化点、もしくは黒から白への変化
点を検出することにより求めることができる。P1およ
びP2のアドレスが検出されたら、下記の式により原稿
傾き角度を求める。
【0023】
【0024】手動で原稿の端を検出する場合も同様に低
解像度で読み込みプレスキャンにおいて画像データを読
み込む。その後、図6(a)に示すように、ユーザが原
稿傾き角度Θを入力する,もしくはカーソルにて回転軸
と回転するポイントを設定して回転するポイントを回転
軸のポイントと平行になるように移動することにより、
上位ホスト画面10上で傾いた角度分だけ画面表示を変
更し、図6(b)に示すように、シュミレーションした
画像を上位ホスト画面10に表示し、ユーザに原稿傾き
補正角度の決定を促す。
【0025】原稿傾き角度Θが決定されたら、上位ホス
ト3はインタフェース部2を介して、制御部8へ可動部
5の回転角度Θを指令する。制御部8は上位ホスト3か
らの回転角度Θ分だけ、モータ7を駆動させる。モータ
7の駆動により、可動部5が水平回転方向に回転すると
ともに読みとり部4も同角度だけ水平回転方向に回転す
る。
【0026】指定された回転角度Θ分だけ読み取り部4
が回転を完了すると、制御部8はインタフェース部2を
介して上位ホスト3へ回転完了を通知する。回転完了が
通知されると、上位ホスト3は原稿の読み込みをスタン
ド型イメージスキャナ1に指令する。
【0027】スタンド型イメージスキャナ1は、水平回
転した角度のまま原稿を読み込む。読み込んだ画像は、
再度、画像データ送信部9を介し、上位ホスト3へ送信
される。これにより、垂直水平な画像が、上位ホスト画
面10に表示される。
【0028】なお、上記の実施の形態においては、スタ
ンド型イメージスキャナ1で読み込んだ画像を上位ホス
ト3で検証して原稿傾き角度の変更を指令しているが、
スタンド型イメージスキャナ1において同一の処理を実
行するように構成することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
第1の効果は、上位ホスト側で座標変換による画像の傾
き補正の処理が必要なくなることである。したがって低
速なホストでも高速に傾きの補正を行うことができる。
その理由は、イメージスキャナ側で読み取り部を原稿と
垂直水平にしているからである。
【0030】また、第2の効果は、文字認識変換の認識
率が向上することである。すなわち、原稿の読み込み時
点で垂直水平の画像を読み込む機構になっているので、
回転歪みが生じて文字パターンが崩れることがない。
【0031】さらに、第3の効果は、情報の欠落を避け
ることができるということである。すなわち、読み込み
部を原稿と垂直水平にすることにより、常に原稿の四隅
を取り込むことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す説明図。
【図2】イメージの読み取り部を示す説明図。
【図3】台座部の構成を示す断面図。
【図4】傾き補正機構の動作を示す説明図。
【図5】傾き角度を自動検出する方法を示す説明図。
【図6】傾き角度を決定する操作を示す説明図。
【符号の説明】
1 スタンド型イメージスキャナ 2 インタフェース 3 上位ホスト 4 読み込み部 5 可動部 6 台座部 7 モータ 8 制御部 9 画像データ送信部 10 上位ホスト画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージの読み取り部を固定した支柱型
    の可動部と,前記可動部を回転駆動する機構を含み前記
    可動部を保持する台座部とを有し、前記読み取り部が原
    稿の端部と読み取り走査の方向との傾きを検知したと
    き、前記可動部を回転駆動して前記読み取り部を回転さ
    せ前記傾きをなくすることを特徴とするイメージスキャ
    ナの傾き補正機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイメージスキャナの傾き
    補正機構において、前記読み取り部は原稿の端部と読み
    取り走査の方向との傾きを検知した信号を上位装置に送
    信し、前記上位装置は前記傾きをなくする方向に前記可
    動部を回転駆動して前記読み取り部を回転させる信号を
    返信し、前記原稿の端部と読み取り走査の方向とを平行
    にすることを特徴とするイメージスキャナの傾き補正機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のイメージスキャナの傾き
    補正機構において、原稿の端部と読み取り走査の方向と
    の傾きを検知する信号を受信し、前記信号に基づいて前
    記傾きをなくする方向に前記可動部を回転駆動する信号
    を生成する手段を具備することを特徴とするイメージス
    キャナの傾き補正機構。
  4. 【請求項4】 原稿からイメージを取得する読み取り部
    と,前記読み取り部を一端に取り付けて固定した支柱型
    の可動部と,前記可動部の他端を保持すると共に前記可
    動部をその支柱軸を中心に回転駆動する機構を含む台座
    部とを備え、原稿の端部と読み取り走査の方向との傾き
    が存在するとき前記傾きをなくする方向に前記可動部を
    回転させる信号を前記機構に送出する制御部を有するこ
    と特徴とするイメージスキャナの傾き補正機構。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のイメージスキャナの傾き
    補正機構において、前記読み取り部は原稿の端部と読み
    取り走査の方向との傾きを検知した信号を前記制御部に
    送信すること特徴とするイメージスキャナの傾き補正機
    構。
JP8282126A 1996-10-24 1996-10-24 イメージスキャナの傾き補正機構 Pending JPH10136162A (ja)

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JP8282126A JPH10136162A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 イメージスキャナの傾き補正機構

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JP8282126A JPH10136162A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 イメージスキャナの傾き補正機構

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JPH10136162A true JPH10136162A (ja) 1998-05-22

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ID=17648466

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JP8282126A Pending JPH10136162A (ja) 1996-10-24 1996-10-24 イメージスキャナの傾き補正機構

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JP (1) JPH10136162A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115118828A (zh) * 2021-03-17 2022-09-27 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置和图像处理方法
CN117784088A (zh) * 2024-01-30 2024-03-29 荣耀终端有限公司 激光扫描装置、系统、控制方法及存储介质

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CN115118828B (zh) * 2021-03-17 2024-03-08 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置和图像处理方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991124