JPH10136136A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10136136A
JPH10136136A JP8303473A JP30347396A JPH10136136A JP H10136136 A JPH10136136 A JP H10136136A JP 8303473 A JP8303473 A JP 8303473A JP 30347396 A JP30347396 A JP 30347396A JP H10136136 A JPH10136136 A JP H10136136A
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JP
Japan
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elastic
support member
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JP8303473A
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English (en)
Inventor
Norio Munakata
令夫 宗像
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取装置の装置本体に付加ユニットを取
り付けても、装置本体を重くしたりその製作コストをア
ップしたりすることなく、装置本体の筐体にひずみを発
生しないようにする。 【解決手段】 装置本体10を、プリンタ30上面のよ
うな載置面上に複数の弾性支持部材26を介して設置す
る画像読取装置において、装置本体10に付加ユニット
としてフィルムプロジェクタユニット32を取り付ける
とき、重心位置の変化に応じて弾性支持部材26の全部
または一部を、異なる弾性係数のものと取り換えたり、
たとえば弾性支持部材26への調整部材の取り付け取り
外しや交換を行うことによりそれ自身の弾性係数を変化
せしめたり、また弾性支持部材26の取り付け位置を変
更したり、取り付け個数を増減したりして、すべての弾
性支持部材26のたわみ量をほぼ等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体の原稿
台上に読取原稿をセットし、その原稿に記載された画像
情報を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像読取装置では、装置
本体を、ディスク・テーブル・ラック・プリンタなどの
載置面上に複数の弾性支持部材を介して設置し、それら
の弾性支持部材で振動を吸収して載置面を介して外部の
振動が装置本体に伝わることを阻止し、読取画像品質の
低下を防止していた。
【0003】そして、装置本体を載置面上に設置したと
き、各弾性支持部材で装置本体の荷重を均等に受けて装
置本体の筐体にひずみを発生することのないようにし、
筐体を薄い板金材料でできるだけ軽量かつ安価に製作可
能としていた。
【0004】一方、この種の画像読取装置では、たとえ
ばネガフィルムやポジフィルムの読み取りも行うことが
できるように、装置本体上にフィルムプロジェクタユニ
ットを取り付けることがある。また、原稿を自動的に給
排紙できるように、装置本体上に自動原稿搬送ユニット
を取り付けることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、装置本体上
にそのようなフィルムプロジェクタユニットや自動原稿
搬送ユニットなどの付加ユニットを取り付けると、全体
の重心位置が変化して個々の弾性支持部材に加わる荷重
が変化し、それぞれの弾性支持部材のたわみ量に相違を
生じて筐体にねじれや傾きなどのひずみを発生し、読取
画像にゆがみやぼけなどを生じて読取画像品質が低下す
ることとなる。
【0006】筐体にねじれや傾きなどのひずみを発生し
ないように筐体自身を堅牢につくることも考えられる
が、そのようにすると、筐体を形成する部材の厚みを増
したり、補強部材を余分に設けたりしなければならない
から、重くなったり高価となったりする、という課題が
あった。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述したよう
に装置本体を載置面上に複数の弾性支持部材を介して設
置する画像読取装置において、装置本体に付加ユニット
を取り付けても、装置本体の重量を増したりその製作コ
ストをアップしたりすることなく、装置本体の筐体にね
じれや傾きなどのひずみを発生しないようにすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとお
り、装置本体10を、プリンタ30上面のような載置面
上に複数の弾性支持部材26を介して設置する画像読取
装置において、前記装置本体10に、フィルムプロジェ
クタユニット32や自動原稿搬送ユニットなどの付加ユ
ニットを取り付けるとき、重心位置の変化に応じてすべ
ての前記弾性支持部材26のたわみ量a・b・c・dを
ほぼ等しくしてなる、ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載の画像読取装置において、たとえば以下の実
施の形態に示すとおり、前記装置本体10に付加ユニッ
トを取り付けるとき、重心位置の変化に応じて前記弾性
支持部材26の全部または一部を、異なる弾性係数のも
のと取り換え、すべての前記弾性支持部材26のたわみ
量a・b・c・dをほぼ等しくしてなる、ことを特徴と
する。
【0010】請求項3に記載の発明は、同じく請求項1
に記載の画像読取装置において、たとえば以下の実施の
形態に示すとおり、前記装置本体10に付加ユニットを
取り付けるとき、重心位置の変化に応じて前記弾性支持
部材26の全部または一部を、それ自身の弾性係数を変
化せしめ、すべての前記弾性支持部材26のたわみ量a
・b・c・dをほぼ等しくしてなる、ことを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、そのような請求
項3に記載の画像読取装置において、たとえば以下の図
7および図8の実施の形態に示すとおり、前記装置本体
10に付加ユニットを取り付けるとき、重心位置の変化
に応じて前記弾性支持部材26への調整部材50の取り
付け取り外しや交換をもってその弾性支持部材26自身
の弾性係数を変化せしめてなる、ことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の画像読取装置において、たとえば以下の図9の実
施の形態に示すとおり、前記装置本体10に付加ユニッ
トを取り付けるとき、重心位置の変化に応じて前記弾性
支持部材26の取り付け位置を変更し、すべての前記弾
性支持部材26のたわみ量a・b・c・dをほぼ等しく
してなる、ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、同じく上記請求
項1に記載の画像読取装置において、たとえば以下の図
10の実施の形態に示すとおり、前記装置本体10に付
加ユニットを取り付けるとき、重心位置の変化に応じて
前記弾性支持部材26の取り付け個数を増減し、すべて
の前記弾性支持部材26のたわみ量a・b・c・dをほ
ぼ等しくしてなる、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の
一実施の形態である画像読取装置の概略構成図である。
図中符号10は、画像読取装置の装置本体である。装置
本体10は、通常の画像読取装置と同様に、筐体11の
上面にコンタクトガラス12を設けて原稿台を形成し、
その上に圧板13を開閉自在に備えてなる。
【0015】一方、装置本体10の筐体11内には、コ
ンタクトガラス12に沿って図中左右に往復動する第1
キャリッジ14と、その第1キャリッジ14の図中左側
にあってその第1キャリッジ14の1/2の速度で同じ
く図中左右に往復動する第2キャリッジ15を設ける。
そして、第1キャリッジ14上には、光源16や第1ミ
ラー17を取り付ける。また、第2キャリッジ15上に
は、第2ミラー18と第3ミラー19を取り付けてな
る。
【0016】また、筐体11内の図中中央よりやや右寄
りには、底板11a上に保持枠20を設置し、その保持
枠20でフィルタ21とレンズ22とCCD23などを
支持する。さらに、その保持枠20の図中右側には、C
CD23と電気接続し、同じく底板11a上にそれに沿
って回路基板24を設けてなる。なお、図中符号25で
示すものは、筐体11内の図中左端に設ける冷却ファン
である。
【0017】ところで、このような装置本体10の底板
11aの四隅には、下方から弾性支持部材26を取り付
けてなる。弾性支持部材26は、たとえば弾性ゴム製
で、図3に示すように中央に下方拡径の段付き孔26a
を形成してなり、その段付き孔26a内に下方から挿入
したビス27を底板11aにねじ込むことで装置本体1
0に取り付けてなる。この他にも、たとえば図4に示す
ように、ねじ部28aを上向きに突出して弾性支持部材
26中にビス28を埋め込み、そのねじ部28aを底板
11aにねじ込むことで装置本体10に取り付けるよう
にしてもよい。
【0018】そして、以上のような画像読取装置は、た
とえば図2に示すように、プリンタ30上に弾性支持部
材26を介して設置し、図示省略するハーネスを用いて
該プリンタ30と電気的に接続してなる。
【0019】そうして、このような画像読取装置を用い
て読み取りを行うときは、圧板13を開き、原稿を読取
面を下にしてコンタクトガラス12上に載せ、再び圧板
13を閉じてその原稿を押さえ、原稿台上に読取原稿を
セットする。その後、不図示のスタートスイッチを押す
ことにより、第1キャリッジ14および第2キャリッジ
15を移動し、第1キャリッジ14が原稿面を走査する
とき、光源16からの光をコンタクトガラス12を透し
て原稿面に当て、その原稿面からの反射光を第1ミラー
17・第2ミラー18・第3ミラー19で反射する。そ
して、その反射光をフィルタ21を通してからレンズ2
2を透し、CCD23位置で結像してそれで光電変換
し、電気信号を回路基板24に入れる。
【0020】図示実施の形態では、読取画像信号をプリ
ンタ30へと送り、そこで用紙に記録を行い、読取原稿
の複写を行うことができるようになっている。
【0021】なお、図示実施の形態の画像読取装置で
は、装置本体10を4つの弾性支持部材26を介してプ
リンタ30上に設置することから、それらの弾性支持部
材26で吸収してプリンタ30の振動が装置本体10に
伝わることを阻止し、読取画像品質が低下することを防
止している。
【0022】さて、図示実施の形態の画像読取装置で
は、たとえばネガフィルムやポジフィルムの読み取りも
行うことができるように、装置本体10上に付加ユニッ
トとしてフィルムプロジェクタユニットを取り付けるこ
とがある。また、原稿を自動的に給排紙できるように、
装置本体10上に同じく付加ユニットとして自動原稿搬
送ユニットを取り付けることがある。
【0023】図1は、上述した画像読取装置に、付加ユ
ニットとしてフィルムプロジェクタユニット32を取り
付けた状態の構成説明図である。フィルムプロジェクタ
ユニット32は、図示するとおり、本体ユニット33と
ミラーユニット34とからなる。そして、本体ユニット
33は画像読取装置の装置本体10の図中右側側面に取
り付け、ミラーユニット34は装置本体10の上面上に
取り付けてなる。
【0024】本体ユニット33には、フィルムホルダ3
6の図中右側に、ハロゲンランプ37・リフレクタ38
・非球面レンズ39・防熱フィルタ40・コンデンサレ
ンズ41を備えるとともに、左側に、色補正フィルタ4
2・投影レンズ43を備えてなる。
【0025】一方、ミラーユニット34には、装置本体
10の上面に取り付ける基体44と、それに軸45を中
心として開閉自在に取り付ける蓋体46とを設ける。そ
して、基体44に、フレネルレンズ47を備えるととも
に、蓋体46に、折返しミラー48を備える。
【0026】そうして、このようなフィルムプロジェク
タユニット32を用いて読み取りを行うときは、フィル
ムホルダ36にネガまたはポジの原稿フィルムをセット
する。そして、ハロゲンランプ37からの光をリフレク
タ38で反射してその反射光を非球面レンズ39から防
熱フィルタ40・コンデンサレンズ41を通し、フィル
ムホルダ36にセットした原稿フィルムに当てる。次い
で、その原稿フィルムを透過した光は、色補正フィルタ
42を介して投影レンズ43に入れる。それから、その
投影レンズ43で投影したフィルム像は、ミラーユニッ
ト34の開いた蓋体46に備える折返しミラー48で反
射してフレネルレンズ47に入れ、コンタクトガラス1
2上に原稿フィルムの約6倍の大きさでフイルム像を形
成する。
【0027】コンタクトガラス12上に形成したフィル
ム像は、上述した原稿の場合と同様に、画像読取装置に
より読み取ることができ、またその読み取った画像情報
をプリンタ30を用いて用紙に記録することができる。
【0028】ところで、このように付加ユニットとして
たとえばフィルムプロジェクタユニット32を取り付け
た場合を考えると、特に画像読取装置の装置本体10の
図中右側側面に取り付ける本体ユニット33の重さか
ら、装置本体10には偏った荷重が加わり、重心位置
は、図5に示すようにフィルムプロジェクタユニット3
2取り付け前の画像読取装置だけの場合の位置Aからフ
ィルムプロジェクタユニット32取り付け後の位置Bへ
と移動することとなる。
【0029】したがって、4つの弾性支持部材26に
は、それぞれ異なった荷重が加わり、それらのたわみ量
は各々相違することとなる。つまり、図5に示すよう
に、装置本体10の右手前側の弾性支持部材を26a、
右奥側の弾性支持部材を26b、左奥側の弾性支持部材
を26c、左手前側の弾性支持部材を26dとすると、
図6に示すように、右手前側の弾性支持部材26aのた
わみ量aが最も大きくなり、次いで右奥側の弾性支持部
材26bのたわみ量bが大きくなり、その次に左手前側
の弾性支持部材26dのたわみ量dが大きくなり、左奥
側の弾性支持部材26cのたわみ量cが最も小さくな
る。
【0030】このため、画像読取装置の装置本体10の
筐体11には、図6中点線で示すようなひずみを発生
し、コンタクトガラス12と、第1ないし第3ミラー1
7・18・19やレンズ22やCCD23との位置関係
が変化することにより、読取画像にゆがみやぼけなどを
生じて読取画像品質が低下することとなる。
【0031】そこで、請求項1に記載の発明では、装置
本体10を、プリンタ30上面のような載置面上に複数
の弾性支持部材26を介して設置する画像読取装置にお
いて、前記装置本体10に、フィルムプロジェクタユニ
ット32や自動原稿搬送ユニットなどの付加ユニットを
取り付けるとき、重心位置の変化に応じてすべての前記
弾性支持部材26のたわみ量a・b・c・dをほぼ等し
くしてなる、ことを特徴とする。
【0032】請求項2に記載の発明では、そのような請
求項1に記載の画像読取装置において、装置本体10に
付加ユニットを取り付けるとき、具体的に重心位置の変
化に応じ、弾性支持部材26の全部または一部を、異な
る弾性係数のものと取り換え、すべての弾性支持部材2
6のたわみ量a・b・c・dをほぼ等しくしてなる、こ
とを特徴とする。
【0033】たとえば図示実施の形態では、装置本体1
0にフィルムプロジェクタユニット32を取り付けると
きは、左奥側の弾性支持部材26cはそのままとし、重
心位置の変化に応じて右手前側の弾性支持部材26aを
もっとも大きな弾性係数の弾性支持部材と交換し、右奥
側の弾性支持部材26bを次に大きな弾性係数のものに
取り換え、左手前側の弾性支持部材26dを少し大きな
弾性係数のものに取り換え、結局すべての弾性支持部材
26のたわみ量a・b・c・dがほぼ等しくなるように
する。
【0034】請求項3に記載の発明は、同じく請求項1
に記載の画像読取装置において、装置本体10に付加ユ
ニットを取り付けるとき、具体的に重心位置の変化に応
じ、弾性支持部材26の全部または一部を、それ自身の
弾性係数を変化せしめ、すべての弾性支持部材26のた
わみ量a・b・c・dをほぼ等しくしてなる、ことを特
徴とする。
【0035】たとえば請求項4に記載の発明のように、
弾性支持部材26への調整部材の取り付け取り外しや交
換をもってその弾性支持部材26自身の弾性係数を変化
せしめてなる。すなわち、装置本体10にフィルムプロ
ジェクタユニット32を取り付けるときは、たとえば図
7に示すように、重心位置の変化に応じて弾性支持部材
26に対してピン状の調整部材50を出し入れして取り
付け取り外しや交換することをもってその弾性支持部材
26自身の弾性係数を変化せしめ、結局すべての弾性支
持部材26のたわみ量a・b・c・dがほぼ等しくなる
ようにする。
【0036】図7に示すように調整部材50を1つしか
設けない場合には、取り付けた場合と取り付けない場合
の2段階の調整しかできないが、図8に示すように調整
部材50の数を2つにしたり、またはそれ以上とするこ
とにより、弾性支持部材26自身の弾性係数を複数段に
変化せしめることができる。
【0037】請求項5に記載の発明では、請求項1に記
載の画像読取装置において、装置本体10に付加ユニッ
トを取り付けるとき、具体的に重心位置の変化に応じ、
弾性支持部材26の取り付け位置を変更し、すべての弾
性支持部材26のたわみ量a・b・c・dをほぼ等しく
してなる、ことを特徴とする。
【0038】たとえば図9に示すように、装置本体10
にフィルムプロジェクタユニット32を取り付けるとき
は、左奥側の弾性支持部材26cの位置はそのままと
し、重心位置の変化に応じて右奥側の弾性支持部材26
bおよび左手前側の弾性支持部材26dの位置を右手前
側の弾性支持部材26a側に寄せ、結局すべての弾性支
持部材26a・26b・26c・26dのたわみ量がほ
ぼ等しくなるようにする。フィルムプロジェクタユニッ
ト32を取り付けるとき、弾性支持部材26b・26d
の取り付け位置を変更できるように、装置本体10には
あらかじめそれらの取り付け部を形成しておく。
【0039】請求項6に記載の発明では、請求項1に記
載の画像読取装置において、装置本体10に付加ユニッ
トを取り付けるとき、具体的に重心位置の変化に応じ、
弾性支持部材26の取り付け個数を増減し、すべての弾
性支持部材26のたわみ量a・b・c・dをほぼ等しく
してなる、ことを特徴とする。
【0040】たとえば図10に示すように、装置本体1
0にフィルムプロジェクタユニット32を取り付けると
きは、弾性支持部材26a・26b・26c・26dは
そのままにし、重心位置の変化に応じて新たに弾性支持
部材26e・26f・26g・26hを取り付け、結局
すべての弾性支持部材26のたわみ量a・b・c・dが
ほぼ等しくなるようにする。フィルムプロジェクタユニ
ット32を取り付けるとき、新たな弾性支持部材26e
・26f・26g・26hを取り付け得るように、装置
本体10にはあらかじめそれらの取り付け部を形成して
おく。
【0041】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1に記載の発明に
よれば、装置本体に付加ユニットを取り付けるとき、重
心位置の変化に応じてたとえば請求項2に記載の発明の
ように弾性支持部材を異なる弾性係数のものと取り換え
ることにより、請求項3に記載の発明のように弾性支持
部材自身の弾性係数を変化せしめることにより、請求項
4に記載の発明のように調整部材の取り付け取り外しや
交換をもってその弾性支持部材自身の弾性係数を変化せ
しめることにより、請求項5に記載の発明のように弾性
支持部材の取り付け位置を変更することにより、請求項
6に記載の発明のように弾性支持部材の取り付け個数を
増減することにより、すべての弾性支持部材のたわみ量
をほぼ等しくする。
【0042】よって、この発明によれば、装置本体に付
加ユニットを取り付けても、装置本体にひずみを発生す
ることなく、読取画像にゆがみやぼけを生ずるおそれを
なくして読取画像品質の低下を防止することができる。
また、装置本体に付加ユニットを取り付けることを考慮
して装置本体の筐体を堅牢につくったりする必要がない
から、軽量かつ安価のままで、装置本体にねじれや傾き
などのひずみの発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である画像読取装置
に、付加ユニットとしてフィルムプロジェクタユニット
を取り付け、プリンタ上に設置した状態の構成説明図で
ある。
【図2】プリンタ上に設置したその画像読取装置の概略
構成図である。
【図3】その画像読取装置の装置本体を支持する弾性支
持部材の一例の使用状態における断面図である。
【図4】その他例の使用状態における断面図である。
【図5】その弾性支持部材の取り付け位置を示す、フィ
ルムプロジェクタユニットを取り付けた画像読取装置の
概略平面図である。
【図6】フィルムプロジェクタユニットを取り付けたと
き画像読取装置の装置本体に発生するひずみの状態を説
明する説明図である。
【図7】自身の弾性係数を変化せしめることができる弾
性支持部材の一例の使用状態における断面図である。
【図8】その他例の使用状態における断面図である。
【図9】フィルムプロジェクタユニットを取り付けたと
き弾性支持部材の取り付け位置を変更することを説明す
る画像読取装置の概略平面図である。
【図10】フィルムプロジェクタユニットを取り付けた
とき弾性支持部材の個数を増加することを説明する画像
読取装置の概略平面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 26 弾性支持部材 30 プリンタ 32 フィルムプロジェクタユニット 50 調整部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体を載置面上に複数の弾性支持部
    材を介して設置する画像読取装置において、前記装置本
    体に付加ユニットを取り付けるとき、重心位置の変化に
    応じてすべての前記弾性支持部材のたわみ量をほぼ等し
    くしてなる、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体に付加ユニットを取り付け
    るとき、重心位置の変化に応じて前記弾性支持部材の全
    部または一部を、異なる弾性係数のものと取り換え、す
    べての前記弾性支持部材のたわみ量をほぼ等しくしてな
    る、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体に付加ユニットを取り付け
    るとき、重心位置の変化に応じて前記弾性支持部材の全
    部または一部を、それ自身の弾性係数を変化せしめ、す
    べての前記弾性支持部材のたわみ量をほぼ等しくしてな
    る、請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性支持部材への調整部材の取り付
    け取り外しや交換をもってその弾性支持部材自身の弾性
    係数を変化せしめてなる、請求項3に記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記装置本体に付加ユニットを取り付け
    るとき、重心位置の変化に応じて前記弾性支持部材の取
    り付け位置を変更し、すべての前記弾性支持部材のたわ
    み量をほぼ等しくしてなる、請求項1に記載の画像読取
    装置。
  6. 【請求項6】 前記装置本体に付加ユニットを取り付け
    るとき、重心位置の変化に応じて前記弾性支持部材の取
    り付け個数を増減し、すべての前記弾性支持部材のたわ
    み量をほぼ等しくしてなる、請求項1に記載の画像読取
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139394A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008141303A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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JP2008139394A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008141303A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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