JPH10136111A - 携帯電話端末装置 - Google Patents
携帯電話端末装置Info
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- JPH10136111A JPH10136111A JP8284226A JP28422696A JPH10136111A JP H10136111 A JPH10136111 A JP H10136111A JP 8284226 A JP8284226 A JP 8284226A JP 28422696 A JP28422696 A JP 28422696A JP H10136111 A JPH10136111 A JP H10136111A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯電話端末装置を使用してパソコン通信を行
う際には、MODEMと、携帯電話端末装置をMODE
Mに接続するケーブルとを用意する必要がある。 【解決手段】通話部と分離した通信部10はMODEM
14,PCカード・インタフェース部15を内蔵し、P
Cカード・インタフェース部15を情報処理装置40の
PCカード・スロット部41に接続し、情報処理装置4
0を操作してMODEM14から発信処理を行う。機能
切替部13,無線通信部12,無線アンテナ11を通し
た相手情報処理装置との接続が確認されると、MODE
M14は接続データの送受手順を実行して同期接続処理
の結果を情報処理装置40側へ通知する。同期接続が成
功すれば情報処理装置40と対向の情報処理装置との間
のデータ通信が行われ、通信完了時には情報処理装置4
0側の操作によりMODEM14は回線切断処理を実行
し、通信部10は無線通信回線網から解放される。
う際には、MODEMと、携帯電話端末装置をMODE
Mに接続するケーブルとを用意する必要がある。 【解決手段】通話部と分離した通信部10はMODEM
14,PCカード・インタフェース部15を内蔵し、P
Cカード・インタフェース部15を情報処理装置40の
PCカード・スロット部41に接続し、情報処理装置4
0を操作してMODEM14から発信処理を行う。機能
切替部13,無線通信部12,無線アンテナ11を通し
た相手情報処理装置との接続が確認されると、MODE
M14は接続データの送受手順を実行して同期接続処理
の結果を情報処理装置40側へ通知する。同期接続が成
功すれば情報処理装置40と対向の情報処理装置との間
のデータ通信が行われ、通信完了時には情報処理装置4
0側の操作によりMODEM14は回線切断処理を実行
し、通信部10は無線通信回線網から解放される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話端末装置に
関し、特にパーソナルコンピュータ(パソコン)などの
情報処理端末を使用してデータ通信を行う情報通信制御
機器において携帯電話と情報処理装置との接続を簡略化
し、屋外等での携帯型情報処理装置からのデータ通信に
好適な携帯電話端末装置に関する。
関し、特にパーソナルコンピュータ(パソコン)などの
情報処理端末を使用してデータ通信を行う情報通信制御
機器において携帯電話と情報処理装置との接続を簡略化
し、屋外等での携帯型情報処理装置からのデータ通信に
好適な携帯電話端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話を使用してパソコン等の
情報処理端末にてデータ通信を行うときは、携帯電話機
の他に、変復調装置(MODEM)と、両者間を接続す
る接続ケーブルとを用意する必要があった。
情報処理端末にてデータ通信を行うときは、携帯電話機
の他に、変復調装置(MODEM)と、両者間を接続す
る接続ケーブルとを用意する必要があった。
【0003】例えば、特開平7−222247号公報に
所載の「通信カード」では、屋外等におけるデータ通信
手段として、JEIDA(日本電子工業振興会)標準の
ICカードタイプのMODEMをパソコンのICカード
・スロットに挿入し、ICカードと携帯電話機とを接続
することによりデータ通信を行う技術が開示されてい
る。
所載の「通信カード」では、屋外等におけるデータ通信
手段として、JEIDA(日本電子工業振興会)標準の
ICカードタイプのMODEMをパソコンのICカード
・スロットに挿入し、ICカードと携帯電話機とを接続
することによりデータ通信を行う技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパソコン等
の情報処理装置は、携帯電話機と直接接続するためのイ
ンタフェースを有しておらず、MODEMを備えた情報
処理装置であっても接続ケーブルを別途必要としてい
た。したがって、この情報処理装置から携帯電話機を使
用してデータ通信を行う際には、情報処理装置と携帯電
話機の他に、外付け型またはカード型のMODEMと、
このMODEMと携帯電話機とを接続するための接続ケ
ーブルとを準備し、また、屋外等でデータ通信を行うと
きにはこれらの機器を持ち歩かなければならないという
問題点があった。
の情報処理装置は、携帯電話機と直接接続するためのイ
ンタフェースを有しておらず、MODEMを備えた情報
処理装置であっても接続ケーブルを別途必要としてい
た。したがって、この情報処理装置から携帯電話機を使
用してデータ通信を行う際には、情報処理装置と携帯電
話機の他に、外付け型またはカード型のMODEMと、
このMODEMと携帯電話機とを接続するための接続ケ
ーブルとを準備し、また、屋外等でデータ通信を行うと
きにはこれらの機器を持ち歩かなければならないという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は、通信部と通話部とを分離
し、通信部に変復調機能,パソコン・インタフェース機
能を内蔵させることにより、携帯電話機とパソコンとの
直接接続を可能とし、パソコン通信の簡便性を向上させ
た携帯電話端末装置を提供することにある。
し、通信部に変復調機能,パソコン・インタフェース機
能を内蔵させることにより、携帯電話機とパソコンとの
直接接続を可能とし、パソコン通信の簡便性を向上させ
た携帯電話端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、本体内
にパーソナルコンピュータを含む情報処理装置が公衆電
話回線を使用してデータ通信を行うための変復調装置と
情報処理装置カード・インタフェースとを備えることを
特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
にパーソナルコンピュータを含む情報処理装置が公衆電
話回線を使用してデータ通信を行うための変復調装置と
情報処理装置カード・インタフェースとを備えることを
特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
【0007】また、前記情報処理装置カード・インタフ
ェースはJEIDA標準に準拠したパソコンカード・イ
ンタフェースであり、JEIDA標準に準拠したパソコ
ンカード・スロットを有する情報処理装置に接続するこ
とにより相手の情報処理装置との通信を可能とすること
を特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
ェースはJEIDA標準に準拠したパソコンカード・イ
ンタフェースであり、JEIDA標準に準拠したパソコ
ンカード・スロットを有する情報処理装置に接続するこ
とにより相手の情報処理装置との通信を可能とすること
を特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
【0008】さらに、データ通信を行う通信部および通
話を行う通話部の2ブロックに分離した構成を有し、前
記通信部は無線アンテナを通して無線通信回線との信号
の送受を行う無線通信部と、通信時と通話時とで回路の
切替えを行う機能切替部と、無線通信回線信号をデータ
信号に変復調する変復調部と、パーソナルコンピュータ
とインタフェースするパソコンカード・インタフェース
部と、通話時に前記通話部からの音声を受ける受話部と
を備え、前記通話部は前記無線通信回線の通話制御を行
う通話制御部と、通話時の音声を入力する送話部と、発
信時の操作を行う操作部とを備えることを特徴とする携
帯電話端末装置が得られる。
話を行う通話部の2ブロックに分離した構成を有し、前
記通信部は無線アンテナを通して無線通信回線との信号
の送受を行う無線通信部と、通信時と通話時とで回路の
切替えを行う機能切替部と、無線通信回線信号をデータ
信号に変復調する変復調部と、パーソナルコンピュータ
とインタフェースするパソコンカード・インタフェース
部と、通話時に前記通話部からの音声を受ける受話部と
を備え、前記通話部は前記無線通信回線の通話制御を行
う通話制御部と、通話時の音声を入力する送話部と、発
信時の操作を行う操作部とを備えることを特徴とする携
帯電話端末装置が得られる。
【0009】さらにまた、前記他の情報処理装置との間
の通信はファクシミリ通信を含むデータ通信であること
を特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
の通信はファクシミリ通信を含むデータ通信であること
を特徴とする携帯電話端末装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】まず、本発明の作用について説明すると、
携帯電話端末装置内にMODEMを内蔵し、普段の通話
の時は一般の携帯電話として使用し、パソコン通信(デ
ータ通信)を行う時は通話部と通信部とを分離して通信
部内のPCカード・インタフェースにより情報処理装置
(パソコン:PC)と携帯電話端末装置とを直接接続す
ることができる。
携帯電話端末装置内にMODEMを内蔵し、普段の通話
の時は一般の携帯電話として使用し、パソコン通信(デ
ータ通信)を行う時は通話部と通信部とを分離して通信
部内のPCカード・インタフェースにより情報処理装置
(パソコン:PC)と携帯電話端末装置とを直接接続す
ることができる。
【0012】図1は本発明の一実施形態を示す分離型変
復調装置内蔵携帯電話端末装置のブロック図である。
復調装置内蔵携帯電話端末装置のブロック図である。
【0013】図1を参照すると、情報処理装置40と接
続された本実施形態の分離型変復調装置内蔵携帯電話端
末装置30は、情報処理装置40とデータ通信を行う通
信部10および通話を行う通話部20の2ブロックに分
離した構成を有している。
続された本実施形態の分離型変復調装置内蔵携帯電話端
末装置30は、情報処理装置40とデータ通信を行う通
信部10および通話を行う通話部20の2ブロックに分
離した構成を有している。
【0014】そして、通信部10は無線アンテナ11を
通して無線通信回線との間で信号の送受を行う無線通信
部12と、通信時と通話時とで回路の切替えを行う機能
切替部13と、無線通信回線信号をデータ信号に変復調
する変復調部(MODEM)14と、情報処理装置40
とインタフェースするPCカード・インタフェース部1
5と、通話時に通話部20からの音声を受ける受話部1
6とを備えている。
通して無線通信回線との間で信号の送受を行う無線通信
部12と、通信時と通話時とで回路の切替えを行う機能
切替部13と、無線通信回線信号をデータ信号に変復調
する変復調部(MODEM)14と、情報処理装置40
とインタフェースするPCカード・インタフェース部1
5と、通話時に通話部20からの音声を受ける受話部1
6とを備えている。
【0015】また、通話部20は無線通信回線の通話制
御を行う通話制御部21と、通話時の音声を入力する送
話部22と、発信時の操作を行う操作部23と、送受話
時に各部に電源を供給するバッテリー24とを備えてい
る。
御を行う通話制御部21と、通話時の音声を入力する送
話部22と、発信時の操作を行う操作部23と、送受話
時に各部に電源を供給するバッテリー24とを備えてい
る。
【0016】次に、本実施形態の分離型変復調装置内蔵
携帯電話端末装置を音声通信に使用するときの動作につ
いて図2を参照して説明する。
携帯電話端末装置を音声通信に使用するときの動作につ
いて図2を参照して説明する。
【0017】図2は本実施形態の分離型変復調装置内蔵
携帯電話端末装置を携帯電話端末装置として使用すると
きのブロック図であり、図1における情報処理装置40
を削除した構成である。
携帯電話端末装置を携帯電話端末装置として使用すると
きのブロック図であり、図1における情報処理装置40
を削除した構成である。
【0018】図2を参照すると、ユーザが操作部23で
オフフック操作を行った後、相手電話番号の入力操作を
行う。通常、機能切替部13は通話部20を選択してい
るので、通話制御部21からの送信データは無線通信部
12で無線基地局との通信に必要な信号に変換され、無
線アンテナ11を通して図示していない無線通信回線網
に送信される。
オフフック操作を行った後、相手電話番号の入力操作を
行う。通常、機能切替部13は通話部20を選択してい
るので、通話制御部21からの送信データは無線通信部
12で無線基地局との通信に必要な信号に変換され、無
線アンテナ11を通して図示していない無線通信回線網
に送信される。
【0019】通話相手先との通話回線が接続されると、
受話部16と送話部22とを使用して通話が行われ、終
話の際はユーザが操作部23でオンフック操作を行う。
受話部16と送話部22とを使用して通話が行われ、終
話の際はユーザが操作部23でオンフック操作を行う。
【0020】次に、本実施形態の分離型変復調装置内蔵
携帯電話端末装置をデータ通信に使用するときの動作に
ついて図3を参照して説明する。
携帯電話端末装置をデータ通信に使用するときの動作に
ついて図3を参照して説明する。
【0021】図3は本実施形態の分離型変復調装置内蔵
携帯電話端末装置をデータ通信装置として使用するとき
のブロック図であり、図1における通話部20を削除し
た構成である。
携帯電話端末装置をデータ通信装置として使用するとき
のブロック図であり、図1における通話部20を削除し
た構成である。
【0022】本実施形態の分離型変復調装置内蔵携帯電
話端末装置30をデータ通信(パソコン通信)に使用す
るときは、図1において、通信部10と通話部20とを
分離し、図3に示すように、通信部10のPCカード・
インタフェース部15をパソコン等の情報処理装置40
のPCカード・スロット部41に接続して使用する。こ
の時、通信部10の動作電源の給電は情報処理装置40
から行う。
話端末装置30をデータ通信(パソコン通信)に使用す
るときは、図1において、通信部10と通話部20とを
分離し、図3に示すように、通信部10のPCカード・
インタフェース部15をパソコン等の情報処理装置40
のPCカード・スロット部41に接続して使用する。こ
の時、通信部10の動作電源の給電は情報処理装置40
から行う。
【0023】情報処理装置40からの操作により通信部
10のMODEM14から発信処理を行い、機能切替部
13,無線通信部12および無線アンテナ11を通して
図示していない無線通信回線網との接続が行われる。
10のMODEM14から発信処理を行い、機能切替部
13,無線通信部12および無線アンテナ11を通して
図示していない無線通信回線網との接続が行われる。
【0024】データ通信相手の情報処理装置との接続が
確認されると、MODEM14はデータ通信の同期を取
るために接続データの送受手順を自動実行し、同期接続
処理の結果をPCカード・インタフェース部15を通し
て情報処理装置40側へ通知する。
確認されると、MODEM14はデータ通信の同期を取
るために接続データの送受手順を自動実行し、同期接続
処理の結果をPCカード・インタフェース部15を通し
て情報処理装置40側へ通知する。
【0025】同期接続が成功していれば、情報処理装置
40側から通信部10を通して対向の情報処理装置との
間でデータ通信が行われ、データ通信が完了したときに
は、情報処理装置40側の操作によりMODEM14は
回線切断処理を実行し、通信部10は無線通信回線網か
ら解放される。
40側から通信部10を通して対向の情報処理装置との
間でデータ通信が行われ、データ通信が完了したときに
は、情報処理装置40側の操作によりMODEM14は
回線切断処理を実行し、通信部10は無線通信回線網か
ら解放される。
【0026】次に、本発明の具体的な実施例について図
4,図5を参照して説明する。
4,図5を参照して説明する。
【0027】図4は本発明の分離型変復調装置内蔵携帯
電話端末装置の一実施例の構成を示すブロック図、図5
は携帯型パソコンと図4における通信部との接続概念を
示すブロック図である。
電話端末装置の一実施例の構成を示すブロック図、図5
は携帯型パソコンと図4における通信部との接続概念を
示すブロック図である。
【0028】図4および図5において、図1と同じ構成
要素には同じ名称および参照符号が付されている。
要素には同じ名称および参照符号が付されている。
【0029】つまり、本実施例は、図4に示すように、
相手先装置とデータ通信を行う通信部17および通話を
行う通話部25の2ブロックに分離した構成を有してお
り、通信部17は無線アンテナ11を通して無線通信回
線との信号の送受を行う無線通信部12と、通信時と通
話時とで回路の切替えを行う機能切替部13と、無線通
信回線信号をデータ信号に変復調するMODEM14
と、携帯型パソコンとの接続およびデータの送受を行う
JEIDA標準に準拠したPCカード・インタフェース
部15と、通話時に通話部25からの音声を受ける受話
部16とを備えている。
相手先装置とデータ通信を行う通信部17および通話を
行う通話部25の2ブロックに分離した構成を有してお
り、通信部17は無線アンテナ11を通して無線通信回
線との信号の送受を行う無線通信部12と、通信時と通
話時とで回路の切替えを行う機能切替部13と、無線通
信回線信号をデータ信号に変復調するMODEM14
と、携帯型パソコンとの接続およびデータの送受を行う
JEIDA標準に準拠したPCカード・インタフェース
部15と、通話時に通話部25からの音声を受ける受話
部16とを備えている。
【0030】また、通話部25は、無線通信回線の通話
制御を行う通話制御部21と、通話時の音声を入力する
送話部22と、発信時の操作を行う操作部23とを備え
ており、バッテリーの記載は省略してある。
制御を行う通話制御部21と、通話時の音声を入力する
送話部22と、発信時の操作を行う操作部23とを備え
ており、バッテリーの記載は省略してある。
【0031】図5の図4との相違は、通信部17が情報
処理装置としての携帯型パソコン50と接続されている
点だけである。
処理装置としての携帯型パソコン50と接続されている
点だけである。
【0032】続いて本実施例の動作について図4,図5
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0033】図4を参照すると、通信部17と通話部2
5とから構成される本実施例は、通常の携帯電話装置と
して使用するときは通信部17と通話部25とを接続し
た「一体型」で使用される。
5とから構成される本実施例は、通常の携帯電話装置と
して使用するときは通信部17と通話部25とを接続し
た「一体型」で使用される。
【0034】この「一体型」で使用するときのPCカー
ド・インタフェース部15の格納方法は、通話部25側
にPCカード・インタフェース部15を挿入するための
PCカード・スロット部26を設け、これを鞘としてP
Cカード・インタフェース部15を収納して、その保護
を図っている。
ド・インタフェース部15の格納方法は、通話部25側
にPCカード・インタフェース部15を挿入するための
PCカード・スロット部26を設け、これを鞘としてP
Cカード・インタフェース部15を収納して、その保護
を図っている。
【0035】このとき、機能切替部13は無線通信部1
2と通話制御部21との間を接続しているので、無線通
信部12は無線通信回線網における無線基地局と信号の
送受を行い、携帯電話交換システムに対し電波エリアの
認識(位置登録)を促し、電波エリア内の通信チャネル
を捕捉することができたかどうかの結果を無線基地局か
ら受信する。
2と通話制御部21との間を接続しているので、無線通
信部12は無線通信回線網における無線基地局と信号の
送受を行い、携帯電話交換システムに対し電波エリアの
認識(位置登録)を促し、電波エリア内の通信チャネル
を捕捉することができたかどうかの結果を無線基地局か
ら受信する。
【0036】ユーザが発呼のために操作部23でオフフ
ック操作を行った後、相手電話番号の入力操作を行う
と、通話制御部21はこの操作内容を認識して機能切替
部13を通して無線通信部12に発呼情報を送信する。
ック操作を行った後、相手電話番号の入力操作を行う
と、通話制御部21はこの操作内容を認識して機能切替
部13を通して無線通信部12に発呼情報を送信する。
【0037】無線通信部12は通信制御部21から受信
した情報をもとに、無線通信回線網において規定されて
いる発呼プロトコルにより発呼処理を行い、携帯電話交
換システムでは、ユーザからの発呼を確認して相手先端
末との接続処理を行う。
した情報をもとに、無線通信回線網において規定されて
いる発呼プロトコルにより発呼処理を行い、携帯電話交
換システムでは、ユーザからの発呼を確認して相手先端
末との接続処理を行う。
【0038】次に、通信部と通話部とから構成される本
実施例は、携帯型パソコン50と接続してデータ通信を
行うときは通信部と通話部とを分離した「分離型」で使
用し、図5に示すように、通信部17側のJEIDA標
準に準拠したPCカード・インタフェース部15を携帯
型パソコン50側のJEIDA標準に準拠したPCカー
ド・スロット部51に挿入して接続を行う。
実施例は、携帯型パソコン50と接続してデータ通信を
行うときは通信部と通話部とを分離した「分離型」で使
用し、図5に示すように、通信部17側のJEIDA標
準に準拠したPCカード・インタフェース部15を携帯
型パソコン50側のJEIDA標準に準拠したPCカー
ド・スロット部51に挿入して接続を行う。
【0039】通信部と通話部との分離を行ったときは、
機能切替部13はMODEM14と無線通信部12との
間を接続している。
機能切替部13はMODEM14と無線通信部12との
間を接続している。
【0040】ユーザがデータ通信を行うときには、携帯
型パソコン50において通信プログラムを起動し、PC
カード・インタフェース部15を通してMODEM14
を制御して発信処理を行う。
型パソコン50において通信プログラムを起動し、PC
カード・インタフェース部15を通してMODEM14
を制御して発信処理を行う。
【0041】相手のデータ通信装置(コンピュータ,フ
ァクシミリ通信装置等)との接続が確認されると、MO
DEM14はデータ通信の同期を取るために同期データ
の送受の手順を自動実行し、同期接続処理の結果をPC
カード・インタフェース部15を通して携帯型パソコン
50側へ通知する。
ァクシミリ通信装置等)との接続が確認されると、MO
DEM14はデータ通信の同期を取るために同期データ
の送受の手順を自動実行し、同期接続処理の結果をPC
カード・インタフェース部15を通して携帯型パソコン
50側へ通知する。
【0042】そして、同期接続が成功していれば、携帯
型パソコン50の通信プログラムは通信部17を通して
相手のコンピュータ等とのデータ通信を開始し、データ
種別,シーケンスに応じたデータの送受が行われる。
型パソコン50の通信プログラムは通信部17を通して
相手のコンピュータ等とのデータ通信を開始し、データ
種別,シーケンスに応じたデータの送受が行われる。
【0043】そのとき、MODEM14では、携帯型パ
ソコン50からの信号と無線通信部12からの信号の変
復調を行う。
ソコン50からの信号と無線通信部12からの信号の変
復調を行う。
【0044】データ通信が完了すると、携帯型パソコン
50側の操作によりMODEM14は回線切断処理を実
行し、通信部17は無線通信回線網から解放される。
50側の操作によりMODEM14は回線切断処理を実
行し、通信部17は無線通信回線網から解放される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、本体内に
パーソナルコンピュータを含む情報処理装置が公衆電話
回線を使用してデータ通信を行うための変復調装置と情
報処理装置カード・インタフェースとを備えることによ
り、また、上記情報処理装置カード・インタフェースは
JEIDA標準に準拠したパソコンカード・インタフェ
ースであり、JEIDA標準に準拠したパソコンカード
・スロットを有する情報処理装置に接続することにより
相手の情報処理装置との通信を可能とすることにより、
さらに、データ通信を行う通信部および通話を行う通話
部の2ブロックに分離した構成を有し、通信部は無線ア
ンテナを通して無線通信回線との信号の送受を行う無線
通信部と、上記通信時と通話時とで回路の切替えを行う
機能切替部と、無線通信回線信号をデータ信号に変復調
する変復調部と、パーソナルコンピュータとインタフェ
ースするパソコンカード・インタフェース部と、通話時
に通話部からの音声を受ける受話部とを備え、上記通話
部は無線通信回線の通話制御を行う通話制御部と、通話
時の音声を入力する送話部と、発信時の操作を行う操作
部とを備えることにより、さらにまた、他の情報処理装
置との間の通信はファクシミリ通信を含むデータ通信で
あることにより、情報処理装置にPCカード・スロット
と通信プログラムが装備されているだけで良いので、携
帯電話端末装置を使用してデータ通信(パソコン通信)
を行う際の必要機器が簡略化され、携帯電話と情報処理
装置との接続の容易化および携帯性の向上が実現される
という効果を有する。
パーソナルコンピュータを含む情報処理装置が公衆電話
回線を使用してデータ通信を行うための変復調装置と情
報処理装置カード・インタフェースとを備えることによ
り、また、上記情報処理装置カード・インタフェースは
JEIDA標準に準拠したパソコンカード・インタフェ
ースであり、JEIDA標準に準拠したパソコンカード
・スロットを有する情報処理装置に接続することにより
相手の情報処理装置との通信を可能とすることにより、
さらに、データ通信を行う通信部および通話を行う通話
部の2ブロックに分離した構成を有し、通信部は無線ア
ンテナを通して無線通信回線との信号の送受を行う無線
通信部と、上記通信時と通話時とで回路の切替えを行う
機能切替部と、無線通信回線信号をデータ信号に変復調
する変復調部と、パーソナルコンピュータとインタフェ
ースするパソコンカード・インタフェース部と、通話時
に通話部からの音声を受ける受話部とを備え、上記通話
部は無線通信回線の通話制御を行う通話制御部と、通話
時の音声を入力する送話部と、発信時の操作を行う操作
部とを備えることにより、さらにまた、他の情報処理装
置との間の通信はファクシミリ通信を含むデータ通信で
あることにより、情報処理装置にPCカード・スロット
と通信プログラムが装備されているだけで良いので、携
帯電話端末装置を使用してデータ通信(パソコン通信)
を行う際の必要機器が簡略化され、携帯電話と情報処理
装置との接続の容易化および携帯性の向上が実現される
という効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態を示す分離型変復調装置内
蔵携帯電話端末装置のブロック図である。
蔵携帯電話端末装置のブロック図である。
【図2】本実施形態の分離型変復調装置内蔵携帯電話端
末装置を携帯電話端末装置として使用するときのブロッ
ク図である。
末装置を携帯電話端末装置として使用するときのブロッ
ク図である。
【図3】本実施形態の分離型変復調装置内蔵携帯電話端
末装置をデータ通信装置として使用するときのブロック
図である。
末装置をデータ通信装置として使用するときのブロック
図である。
【図4】本発明の分離型変復調装置内蔵携帯電話端末装
置の一実施例の構成を示すブロック図である。
置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】携帯型パソコンと図4における通信部との接続
概念を示すブロック図である。
概念を示すブロック図である。
10,17 通信部 11 無線アンテナ 12 無線通信部 13 機能切替部 14 変復調部(MODEM) 15 PCカード・インタフェース部 16 受話部 20,25 通話部 21 通話制御部 22 送話部 23 操作部 24 バッテリー 26,41,51 PCカード・スロット部 30 分離型変復調装置内蔵携帯電話端末装置 40 情報処理装置 50 携帯型パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/10 H04B 7/26 109M 7/20 H04Q 7/02 A 7/22 7/04 K 7/28
Claims (4)
- 【請求項1】 本体内にパーソナルコンピュータを含む
情報処理装置が公衆電話回線を使用してデータ通信を行
うための変復調装置と情報処理装置カード・インタフェ
ースとを備えることを特徴とする携帯電話端末装置。 - 【請求項2】 前記情報処理装置カード・インタフェー
スはJEIDA標準に準拠したパソコンカード・インタ
フェースであり、JEIDA標準に準拠したパソコンカ
ード・スロットを有する情報処理装置に接続することに
より相手の情報処理装置との通信を可能とすることを特
徴とする請求項1記載の携帯電話端末装置。 - 【請求項3】 データ通信を行う通信部および通話を行
う通話部の2ブロックに分離した構成を有し、前記通信
部は無線アンテナを通して無線通信回線との信号の送受
を行う無線通信部と、通信時と通話時とで回路の切替え
を行う機能切替部と、無線通信回線信号をデータ信号に
変復調する変復調部と、パーソナルコンピュータとイン
タフェースするパソコンカード・インタフェース部と、
通話時に前記通話部からの音声を受ける受話部とを備
え、前記通話部は前記無線通信回線の通話制御を行う通
話制御部と、通話時の音声を入力する送話部と、発信時
の操作を行う操作部とを備えることを特徴とする請求項
2記載の携帯電話端末装置。 - 【請求項4】 前記他の情報処理装置との間の通信はフ
ァクシミリ通信を含むデータ通信であることを特徴とす
る請求項2記載の携帯電話端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284226A JPH10136111A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 携帯電話端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8284226A JPH10136111A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 携帯電話端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136111A true JPH10136111A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17675817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8284226A Pending JPH10136111A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 携帯電話端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10136111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010036843A (ko) * | 1999-10-12 | 2001-05-07 | 신광윤 | 컴퓨터 전화기 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP8284226A patent/JPH10136111A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010036843A (ko) * | 1999-10-12 | 2001-05-07 | 신광윤 | 컴퓨터 전화기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990302 |