JPH10135A - 椅子の肘掛け高さ調節装置 - Google Patents

椅子の肘掛け高さ調節装置

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JPH10135A
JPH10135A JP15383396A JP15383396A JPH10135A JP H10135 A JPH10135 A JP H10135A JP 15383396 A JP15383396 A JP 15383396A JP 15383396 A JP15383396 A JP 15383396A JP H10135 A JPH10135 A JP H10135A
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JP
Japan
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armrest
zigzag
engagement pin
hole
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Application number
JP15383396A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Horiki
敏幸 堀木
Masamitsu Miyashita
正光 宮下
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Takano Co Ltd
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Takano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肘掛けの高さをきめ細かく調節可能とする。 【解決手段】 所望の高さに肘掛けの高さを合わせる際
のベース部材3とスライド部材2との高さ調節方向への
相対移動に伴って、係合ピン5がジグザグ状長孔4の左
右の凸部9,9の斜面9a,9aに当接して反対側の凹
部4a,4bへ向けて交互に揺動しながらジグザグ状長
孔4内を相対的に移動すると共に交互に表れる凹部4a
あるいは4bのいずれか一方に係合ピン5をロック機構
の作動によって嵌合させてその位置に拘束するようにし
ている。一直線上に並べて凹部が形成される場合に比べ
て半分のピッチ(間隔)で肘掛けの高さ調節を実行でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は椅子の肘掛け部分の
改良に関する。更に詳述すると、本発明は椅子の肘掛け
の高さを調節可能とする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から着座者の体格や作業形態等に応
じて肘掛けの高さを調節できる椅子が提案されている。
この肘掛けの高さ調節を可能とする技術としては、例え
ば特開平7−327775号公報に開示された伸縮装置
がある。この伸縮装置では、椅子の座に取り付けられた
第1の部材101に一定間隔をあけて複数の係合凹部1
02a,…,102gを形成すると共に、肘掛け部10
3に取り付けられた第2の部材104に操作レバー10
5を設置している。操作レバー105には係合凹部10
2a,…,102gと同じピッチで設けられた2本の係
合突部106,106が備え付けられており、該係合突
部106,106をいずれかの係合凹部102a,…,
102gに選択的に嵌め込むことで、肘掛け部103の
高さを調節してからその位置にロックするように設けら
れている。この装置によると、係合突部106と係合凹
部102a,…,102gの嵌合の切替、即ち肘掛けの
高さ調節は、操作レバー105を一方の係合突部106
を中心に回転させて2つ先の係合凹部に嵌合させること
によって簡単に行われる。尚、図中の符合107は板ば
ね、108は押圧部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
伸縮装置では、係合突部106の直径よりも間隔を狭め
て各係合凹部102a,…,102gを形成すること
は、隣同士の係合凹部が干渉するためできない。また、
係合突部106を小径にするのには強度上の制約から限
界があり、現在一般に使用されている材質では6mmφ
が限界とされている。そこで、係合突部106が嵌まり
込む各係合凹部102a,…,102gも小さくするこ
とができず、ピッチをつめて各係合凹部を形成すること
ができなかった。このため、肘掛け部の高さ調節ピッチ
は、一般に10mm間隔程度とされている。
【0004】本発明は、肘掛けの高さをよりきめ細かく
調節できる椅子の肘掛け高さ調節装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、椅子本体側に取り付けられ
たベース部材に対して肘掛け側に取り付けられたスライ
ド部材を高さ方向に移動させて肘掛けの高さ調節を行う
椅子の肘掛け高さ調節装置において、ベース部材とスラ
イド部材のいずれか一方に高さ調節方向に沿って凹凸部
を一定ピッチで両側に交互に形成したジグザグ状長孔を
形成すると共に、ベース部材とスライド部材のいずれか
他方にジグザグ状長孔を貫通する係合ピンと該係合ピン
をほぼ水平に移動させてジグザグ状長孔の両側のいずれ
かの凹部に送り込んで係合させるロック機構とを備え、
かつジグザグ状長孔の内側に突出する凸部の頂部付近に
係合ピンを反対側の凹部へ向けて滑らせる斜面をそれぞ
れ設けると共に、斜向いの凸部の頂点間の高さ調節方向
と直交する方向の間隔を係合ピンの直径よりも狭くしか
つ斜面と斜面との間隔を係合ピンよりも広く形成するよ
うにしている。
【0006】したがって、肘掛けの高さを所望の高さに
合わせる際のベース部材とスライド部材との高さ調節方
向への相対移動に伴って、係合ピンが左右の凸部の斜面
に当接して反対側の凹部へ向けて交互に揺動しながらジ
グザグ状長孔内を相対的に移動する。そして、肘掛けを
所望の高さに合わせた任意の位置で、ロック機構によっ
て該当する凹部へ係合ピンを嵌合させると、係合ピンが
その位置で拘束されて、スライド部材がベース部材にロ
ックされる。
【0007】また、請求項2記載の発明では、ロック機
構を、ジグザグ状長孔に対向して配置された板状部材
と、該板状部材にほぼ水平方向に沿って細長く形成され
係合ピンが貫通する第1ガイド孔と、ジグザグ状長孔及
び第1ガイド孔に対して揺動可能な操作レバーと、該操
作レバーに形成されて係合ピンが貫通し、且つ係合ピン
を第1ガイド孔の一側に押し込む第1の斜面及び係合ピ
ンを第1ガイド孔の他側に押し込む第2の斜面を有する
ほぼV字形状の第2ガイド孔とを備えて構成している。
【0008】したがって、操作レバーが揺動すると、第
2ガイド孔の第1の斜面又は第2の斜面が係合ピンを該
当する凹部へ押し込む。係合ピンは板状部材の第1ガイ
ド孔に案内されて当該第1ガイド孔の右側又は左側に移
動し、該当する凹部に嵌まり込んでスライド部材をベー
ス部材にロックする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1及び図2に、本発明に係る椅子の肘掛
け高さ調節装置を示す。この肘掛け高さ調節装置1は、
椅子本体側に取り付けられたベース部材3に対して肘掛
け側に取り付けられたスライド部材2を高さ調節方向に
移動させて肘掛けの高さ調節を行うもので、スライド部
材2とベース部材3のいずれか一方に高さ調節方向に沿
って凹凸部4a,4b,9を一定ピッチで両側に交互に
形成したジグザグ状長孔4を形成すると共に、スライド
部材2とベース部材3のいずれか他方にジグザグ状長孔
4を貫通する係合ピン5と該係合ピン5をほぼ水平に移
動させてジグザグ状長孔4の両側の各凹部4a,4bに
選択的に係合させるロック機構とで構成されている。な
お、本実施形態では、ベース部材3にジグザグ状長孔4
を形成し、スライド部材2に係合ピン5及びロック機構
が備え付けられている。また、本実施形態では、ベース
部材3は例えば図3に示す座部6の底面に固定される支
柱であり、またスライド部材2は例えば肘掛け8の底面
に取り付けられる筒形の部材である。
【0011】スライド部材2は筒形を成しその中にベー
ス部材3が椅子のほぼ高さ方向に貫通するように収容さ
れている。このスライド部材2には、ベース部材3を摺
動自在に支持する複数の案内壁17とレール10とが形
成されており、ベース部材3をがたつきなく保持するよ
うに設けられている。レール10は、ロック機構を挟ん
でその上下にそれぞれ形成されている。尚、スライド部
材2は例えばコ形をなし、蓋部材2aによって塞がれる
ことによって筒形に形成されている。
【0012】ベース部材3は、例えば板状を成してい
る。そして、このベース部材3に形成されたジグザグ状
長孔4は、その両側に高さ調節方向に沿って凹部4aと
凸部9あるいは凹部4bと凸部9とを一定ピッチで交互
に形成されている。即ち、ジグザグ状長孔4の一方の側
縁(図1及び図4において右側:以下単に右側と呼ぶ)
に設けられる各凹部4a,…,4aと他方の側縁(図1
及び図4において左側:以下単に左側と呼ぶ)に設けら
れる各凹部4b,…,4bとは、高さ調節方向に半ピッ
チ分ずれて形成されており、高さ調節方向に沿って交互
に表れるようにされている。また、ジグザグ状長孔4に
は高さ調節方向に沿って交互に突出する複数の凸部9,
…,9が形成されている。ジグザグ状長孔の内側に突出
する凸部9の頂部付近は、係合ピン5を反対側の対応す
る凹部4aないし4bへ向けて滑らせる斜面9a,9a
がそれぞれ設けられた楔状に形成されている。また、こ
の両側に設けられた凸部9,9同士の間隔は、斜向いの
凸部9,9の頂点間の高さ調節方向と直交する方向の間
隔Lが係合ピン5の直径Dよりも狭く、かつ斜面9aと
斜面9aとの間隔Wが係合ピン直径Dよりも広く形成さ
れている。これによって、ベース部材3とベース部材3
との高さ調節方向への相対移動に伴って、係合ピン5が
必ず左右の凸部9,9のいずれかの斜面9aに当接して
反対側の凹部4aあるいは4bへ向けて滑らされるの
で、交互に左右の凹部4a,4bへ向けて揺動させられ
る。そして、ロック機構に対し必ずいずれかの凹部4
a,4bへ確実に振り分けられる位置に案内されてい
る。なお、凸部9,9の間隔Lは、場合によっては直径
Dとほぼ同じ程度とされることもあるが、作動を確実な
ものとするには係合ピン5の直径Dよりも狭くすること
が望まれる。
【0013】ロック機構は、ジグザグ状長孔4の上に重
なるように対向して配置された板状部材11と、該板状
部材11にほぼ水平方向に沿って細長く形成された第1
ガイド孔12と、ベース部材3に対して揺動自在に取り
付けられる操作レバー13と、該操作レバー13に形成
されたほぼV字形状の第2ガイド孔14とから構成され
ている。V字形の第2ガイド孔14は各辺が水平方向の
第1ガイド孔12に対してそれぞれ逆向きに斜交し、こ
れら第1及び第2ガイド孔12,14が交わる箇所でジ
グザグ状長孔4を貫通する係合ピン5を保持するように
している。
【0014】本実施形態では、板状部材11は、図2に
詳しく示すように、断面ほぼコ字形状を成しており、そ
の中にベース部材3を摺動自在に挟むように配置されて
いる。そして、第1ガイド孔12は、ベース部材3を挟
む板状部材11の各辺にそれぞれ形成され、ベース部材
3を貫通する係合ピン5を両端支持するように設けられ
ている。一方、操作レバー13も断面ほぼコ字形状を成
しており、両辺が板状部材11を挟むようにして配置さ
れている。そして、この操作レバー13の両辺にそれぞ
れ形成されるV字形の第2ガイド孔14によってベース
部材3のジグザグ状長孔4を貫通した係合ピン5の両端
を保持するように設けられている。尚、この操作レバー
13は、ベース部材3に固定されているシャフト15に
軸支されてトーションコイルスプリング16によってロ
ック位置に向けて常時付勢されると共に、該シャフト1
5周りに図4に2点鎖線で示すロック位置と実線で示す
解除位置との間で揺動可能とされている。また、操作レ
バー13は、ベース部材3に開口された操作用窓7から
露出する端部13aがベース部材3内に押し込まれるこ
とによってロック解除方向へ揺動する。
【0015】操作レバー13に形成された第2ガイド孔
14は、係合ピン5を第1ガイド孔12の右側に移動さ
せる第1の斜面14aと、係合ピン5を第1ガイド孔1
2の左側に移動させる第2の斜面14bとを有したほぼ
V字形状を成している。即ち、第2ガイド孔14の各斜
面14a〜14dのうち、右側に延びる第1の斜面14
aは操作レバー13が解除位置からロック位置に戻され
た場合に係合ピン5を右側に移動させ、また右側に延び
る第3の斜面14cは操作レバー13がロック位置から
解除位置に操作された場合に係合ピン5を第1ガイド孔
12のほぼ中央に移動させる。一方、左側に延びる第2
の斜面14bは操作レバー13が解除位置からロック位
置に戻された場合に係合ピン5を左側に移動させ、また
左側に延びる第4の斜面14dは操作レバー13がロッ
ク位置から解除位置に操作された場合に係合ピン5を第
1ガイド孔12のほぼ中央に移動させる。
【0016】係合ピン5は肘掛けにかかると想定される
荷重に対し十分な強度を有する太さ例えば6mmφ以上
で形成されている。また、係合ピン5には、図2に示す
ように、操作レバー13と貫通方向に係合するフランジ
5aが一体形成されており、当該係合ピン5の脱落を防
止している。
【0017】以上のように構成された肘掛け高さ調節装
置1によると、次のようにして肘掛け高さがより細かい
ピッチで調節することができる。
【0018】即ち、図1の状態において、操作用窓7か
ら操作レバー13の端部13aを押して操作レバー13
をトーションコイルスプリング16の付勢力に抗して解
除位置まで揺動させると、第2ガイド孔14の第3の斜
面14cが図4に示すように係合ピン5を第1ガイド孔
12のほぼ中央位置まで滑らせて移動させる。この状態
では、係合ピン5が係合凹部4aから離脱しているので
係合ピン5とベース部材3との係合が解かれ、ベース部
材3に対してスライド部材2を押し上げることができ
る。このとき、ベース部材3は、各案内壁17及び各レ
ール10に案内されてがたつくことなく相対的に円滑に
摺動し、また、係合ピン5はジグザグ状長孔4の両脇の
各凸部9の斜面9aに交互に軽く当たりながら左右に揺
動する。係合ピン5は第1ガイド孔12と第2ガイド孔
14の第3及び第4の斜面14c,14dとが交わる範
囲で左右に移動する。
【0019】そして、スライド部材2、即ち肘掛け8が
所望の位置まで上げられた時点で操作レバー13から手
を離すと、スプリング16の付勢力によって操作レバー
13がロック位置に戻される。このとき、係合ピン5は
ジグザグ状長孔4の左右の凹部4a,4bのいずれか一
方と嵌合すべく第2ガイド孔14の中心よりも右側ある
いは左側に凸部9の斜面9aの働きによって位置してい
るため、該当する凹部4aあるいは4bへ係合ピン5が
押し込まれロックされる。例えば図4の状態では、ジグ
ザグ状長孔4の左側に形成された凸部9の斜面9aに当
たって係合ピン5が第1ガイド孔12の中央よりも若干
右側に寄っているので、操作レバー12の戻りによって
第2ガイド孔14の第1の斜面14aが係合ピン5に当
たり、これをジグザグ状長孔4の凹部4aに係合させ
る。これにより、スライド部材2が所望の高さでベース
部材3にロックされる。
【0020】なお、係合ピン5の高さ位置がジグザグ状
長孔4の右側の凹部4aの高さ位置に対して若干ずれて
いる場合には、当該係合ピン5はジグザグ状長孔4のジ
グザグ形状に導かれてスライド部材2を若干移動させな
がら凹部4aに係合する。一方、上述の場合とは逆に、
係合ピン5の高さ位置がジグザグ状長孔4の左側の凹部
4bの高さ位置と一致している場合には、ジグザグ状長
孔4の右側に形成された凸部9の斜面9aに当たって係
合ピン5が第1ガイド孔12の中央よりも若干左側に寄
っているので、操作レバー13の戻りによって第2ガイ
ド孔14の第2の斜面14bが係合ピン5に当たり、こ
れをジグザグ状長孔4の凹部4bに係合させる。また、
係合ピン5の高さ位置がジグザグ状長孔4の他側の凹部
4bの高さ位置に対して若干ずれている場合には、当該
係合ピン5はジグザグ状長孔4のジグザグ形状に導かれ
てベース部材3を若干移動させながら凹部4bに係合す
る。
【0021】このようにして、係止ピン5をジグザグ状
長孔4の各凹部4a,4bのうちのいずれか一つに選択
的に係合させ、肘掛け8を所望の高さでロックする。各
凹部4a,4bは長孔4の両側に交互に形成されている
ので、係合ピン5の直径よりも細かいピッチで肘掛けの
高さを調節できる。
【0022】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、ジグザグ状長孔4をベー
ス部材3に形成すると共に係合ピン5及びロック機構を
スライド部材2に取り付けているが、ジグザグ状長孔4
をスライド部材2に形成すると共に係合ピン5及びロッ
ク機構をベース部材3に取り付けても良い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の肘掛け高さ調節装置では、所望の高さに肘掛け
の高さを合わせる際のベース部材とスライド部材との高
さ調節方向への相対移動に伴って、係合ピンがジグザグ
状長孔の左右の凸部の斜面に当接して反対側の凹部へ向
けて交互に揺動しながらジグザグ状長孔内を相対的に移
動すると共に交互に表れる凹部のいずれか一方に係合ピ
ンをロック機構の作動によって嵌合させてその位置に拘
束するようにしているので、一直線上に並べて凹部が形
成される場合に比べて半分のピッチ(間隔)で肘掛けの
高さ調節を実行できる。例えば、係合ピンの直径と同じ
あるいはそれ以下の間隔での細かい調節が可能となる。
【0024】また、請求項2記載の肘掛け高さ調節装置
によると、操作レバーの揺動によって係合ピンを該当す
る凹部へ向けて移動させ、スライド部材のロック及びロ
ック解除を操作することができるので、肘掛けの高さ調
節を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子の肘掛け高さ調節装置を
示す正面図である。
【図2】図1の矢線II−IIに沿う肘掛け高さ調節装
置の断面図である。
【図3】図1の肘掛け高さ調節装置を使用した椅子の斜
視図である。
【図4】図1の肘掛け高さ調節装置の作動状態を示す要
部拡大図である。
【図5】従来の肘掛け高さ調節装置の一部切り欠き正面
図である。
【符号の説明】
1 肘掛け高さ調節装置 2 スライド部材 3 ベース部材 4 ジグザグ状長孔 4a,4b 凹部 5 係合ピン 9 凸部 9a 斜面 12 第1ガイド孔 13 操作レバー 14 第2ガイド孔 14a 第1の斜面 14b 第2の斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体側に取り付けられたベース部材
    に対して肘掛け側に取り付けられたスライド部材を高さ
    方向に移動させて肘掛けの高さ調節を行う椅子の肘掛け
    高さ調節装置において、前記ベース部材とスライド部材
    のいずれか一方に高さ調節方向に沿って凹凸部を一定ピ
    ッチで両側に交互に形成したジグザグ状長孔を形成する
    と共に、前記ベース部材とスライド部材のいずれか他方
    に前記ジグザグ状長孔を貫通する係合ピンと該係合ピン
    をほぼ水平に移動させて前記ジグザグ状長孔の両側のい
    ずれかの凹部に送り込んで係合させるロック機構とを備
    え、かつ前記ジグザグ状長孔の内側に突出する前記凸部
    の頂部付近に前記係合ピンを反対側の前記凹部へ向けて
    滑らせる斜面をそれぞれ設けると共に、斜向いの凸部の
    頂点間の高さ調節方向と直交する方向の間隔を前記係合
    ピンの直径よりも狭くしかつ斜面と斜面との間隔を前記
    係合ピンよりも広くし、前記ベース部材と前記スライド
    部材との高さ調節方向への相対移動に伴って前記係合ピ
    ンを左右の凸部で交互に左右の凹部へ向けて揺動させ任
    意の位置で前記ロック機構によって該当する前記凹部へ
    前記係合ピンを嵌合させることを特徴とする椅子の肘掛
    け高さ調節装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構は、前記ジグザグ状長孔
    に対向して配置された板状部材と、該板状部材にほぼ水
    平方向に沿って細長く形成され前記係合ピンが貫通する
    第1ガイド孔と、前記ジグザグ状長孔及び第1ガイド孔
    に対して揺動可能な操作レバーと、該操作レバーに形成
    されて前記係合ピンが貫通し、且つ前記係合ピンを前記
    第1ガイド孔の一側に押し込む第1の斜面及び前記係合
    ピンを前記第1ガイド孔の他側に押し込む第2の斜面を
    有するほぼV字形状の第2ガイド孔とを備えることを特
    徴とする請求項1記載の椅子の肘掛け高さ調節装置。
JP15383396A 1996-06-14 1996-06-14 椅子の肘掛け高さ調節装置 Pending JPH10135A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100743935B1 (ko) * 2006-06-22 2007-07-30 주식회사 퍼시스 의자의 팔걸이 조절장치
KR100993612B1 (ko) 2008-06-17 2010-11-10 다이모스(주) 차량용 시트의 트랙 락킹 장치
WO2022196023A1 (ja) * 2021-03-15 2022-09-22 株式会社バンダイ 物品収容装置及び物品供給装置

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