JPH10135921A - 送受信システム、方法、送信装置及び受信装置 - Google Patents

送受信システム、方法、送信装置及び受信装置

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JPH10135921A
JPH10135921A JP30419696A JP30419696A JPH10135921A JP H10135921 A JPH10135921 A JP H10135921A JP 30419696 A JP30419696 A JP 30419696A JP 30419696 A JP30419696 A JP 30419696A JP H10135921 A JPH10135921 A JP H10135921A
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JP
Japan
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reply
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transmitting
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receiving
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JP30419696A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okano
寛 岡野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ側及び事業者側の双方に手数をかける
ことなく、ユーザから事業者へのアクセスを可能とする
送受信システム、方法、送信装置及び受信装置を提供す
る。 【解決手段】 FM文字多重放送の番組に対して、特定
の形式で返答するための返信フォームを予め用意してお
く。返信フォームは、受信機内のROMに記憶されてい
るか、或いは送信機から送信される。送信フォームが指
定されている番組においては、ユーザは、この送信フォ
ームを使用してメッセージ等を作成し、電話等を通じて
事業者にメッセージ等を送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受信システム、
方法、送信装置及び受信装置に関し、特に、双方向性の
情報提供サービスを実現するために好適な送受信システ
ム、方法、送信装置及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FMラジオ放送電波に文字等のコード情
報を多重化させて送信し、この多重化された情報(以
下、多重情報という)を受信機に設けた表示装置に表示
させるサービスがある。このFM文字多重放送のサービ
スは、例えば、JFN系列の「見えるラジオ」として、
既に実用化されている。
【0003】この「見えるラジオ」で使用されているD
ARC方式を用いたフォーマットを拡張して、新しいサ
ービスを提供することが考えられている。この新しいサ
ービスでは、放送局から送られてきた情報を受信機の表
示部に表示させるだけでなく、ユーザの側からも情報の
送信を要求できるようにすることが考えられている。す
なわち、このサービスは、ユーザが積極的に番組に参加
できる双方向性のサービスを目指すものである。
【0004】ところで、従来よりのFM文字多重放送の
形態では、ユーザから番組への意見や要望を述べたり、
懸賞プレゼントに応募したりする場合は、電話、FA
X、はがきなどの手段によらなければならなかった。す
なわち、ユーザからFMラジオ放送局などの事業者への
アクセスの手段は、まちまちであった。
【0005】しかしながら、このようにまちまちなアク
セス手段によっていた場合は、次のような問題が生じて
いた。まず、第1にユーザの側では、事業者へアクセス
したい場合があっても、その方法や形式が分からないこ
とがある。この場合、ユーザはアクセスすることを取り
やめるか、事業者にアクセスの方法や形式を問い合わせ
なければならなかった。一方、事業者の側でもユーザか
らアクセスの方法や形式についての問い合わせがある
と、その対応に煩わされていた。
【0006】第2に、ユーザからのアクセスの手段がま
ちまちであると、集められた情報の整理に手間がかかる
こととなる。従って、従来、事業者は、ユーザからのア
クセスされた情報の整理に相当の手間をかけていた。こ
のようにユーザ側及び事業者側の双方に多大の手数をか
ける従来よりのアクセス方法では、ユーザが積極的に番
組に参加することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
の問題点を解決するためになされたのであり、ユーザ側
及び事業者側の双方に手数をかけることなく、ユーザか
ら事業者へ容易にアクセスすることができる送受信シス
テム、方法、送信装置及び受信装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる送受信システムは、情
報を送信する送信装置と、この送信装置から送信された
情報を受信する受信装置とを備え、前記送信装置は、前
記情報に返信用書式の識別情報を付加する識別情報付加
手段と、この返信用書式の識別情報が付加された前記情
報を送信する送信手段と、を備え、前記受信装置は、返
信用書式を記憶する記憶手段と、前記送信手段から送信
された前記返信用書式の識別情報が付加された前記情報
を受信する受信手段と、この受信手段が受信した前記返
信用書式の識別情報に応じて、前記記憶手段に記憶され
た前記返信用書式を読み出す読み出し手段と、この読み
出し手段で読み出された前記返信用書式を出力する出力
手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】この送受信システムにおいて、前記記憶手
段は、複数の返信用書式を記憶するものであり、前記返
信用書式の識別情報は、前記記憶手段に記憶された前記
複数の返信用書式のうちいずれの返信用書式であるかを
も指定する情報を含むものであり、前記読み出し手段
は、前記返信用書式の識別情報に従って、いずれかの返
信用書式を読み出すものである、とすることができる。
【0010】また、前記記憶手段は、前記受信装置に着
脱可能に構成してもよい。
【0011】これにより、事業者は、ユーザからのアク
セスの方法などの問い合わせに煩わされることがない。
しかも、ユーザからのアクセスはすべて同じ形式でなさ
れるので、ユーザから送られた情報の整理に手間をかけ
ずに済む。一方、ユーザも事業者に対してアクセスする
方法について困ることがなく、積極的に番組に参加する
ことができる。
【0012】また、本発明の送受信システムは、情報を
送信する送信装置と、この送信装置から送信された情報
を受信する受信装置とを備え、前記送信装置は、前記情
報に返信用書式を付加する書式付加手段と、この返信用
書式が付加された前記情報を送信する送信手段と、を備
え、前記受信装置は、前記送信手段から送信された前記
返信用書式が付加された前記情報を受信する受信手段
と、この受信手段が受信した前記情報に付加された前記
返信用書式を出力する出力手段と、を備える、構成とす
ることができる。
【0013】これにより、情報の内容にあわせて多種多
様の返信用書式を使用することができる。
【0014】上記送受信システムにおいて、前記受信装
置は、さらに、前記出力手段が出力した返信用書式に従
って、返信用文書を入力する入力手段を備える、ものと
することができる。
【0015】ここで、前記受信装置は、さらに、前記入
力手段から入力された前記返信用文書を送信する送信手
段を備え、前記送受信システムは、さらに、この送信手
段から送信された前記返信用文書を受信する第2の受信
装置を備える、ものとすることができる。
【0016】また、上記送受信システムにおいて、前記
受信装置は、さらに、前記入力手段から入力された前記
返信用文書を格納する文書記憶手段を備える、ものとす
ることもできる。
【0017】ここで、前記受信装置は、さらに、前記文
書記憶手段に格納された前記返信用文書を送信する送信
手段を備え、前記送受信システムは、さらに、この送信
手段から送信された前記返信用文書を受信する第2の受
信装置を備える、ものとすることができる。
【0018】この送受信システムにおいて、前記受信装
置は、さらに、前記送信手段から前記第2の受信装置に
前記返信用文書を送信する前に、識別子を送信する手段
を備える、ものとすることもできる。
【0019】この識別子としてユーザ(受信装置)毎に
個別に与えられる暗証番号を用いれば、事業者にアクセ
スできるユーザの範囲を容易に制限できる。一方、この
識別子として送信された情報の区分を示すものであれ
ば、事業者はユーザから送信された返信用文書を容易に
整理することができる。
【0020】上記送受信システムは、FM文字多重放送
を通じた情報提供サービスに、特に有効である。すなわ
ち、前記送信手段は、FM放送電波を送信するものであ
り、前記送信装置は、さらに、前記情報をFM放送電波
に多重化する多重化手段を備え、前記情報は、この多重
化手段により多重化されたFM文字多重放送の番組或い
はページを単位とする情報であり、前記出力手段は、こ
のFM文字多重放送の文字情報を表示する表示手段によ
り構成される、ものとすることにより、FM文字多重放
送を通じた情報提供サービスに使用することができる。
【0021】また、上記目的を達成するため、本発明の
第2の観点にかかる送受信方法は、情報に返信用書式の
識別情報を付加する第1のステップと、この返信用書式
の識別情報が付加された前記情報を送信装置から送信す
る第2のステップと、この送信装置から送信された前記
返信用書式の識別情報が付加された前記情報を受信機に
おいて受信する第3のステップと、この第3のステップ
で受信した前記情報に付加された前記識別情報に応じ
て、記憶手段に記憶された複数の返信用書式のいずれか
を読み出す第4のステップと、この第5のステップで読
み出された返信用書式を出力する第5のステップと、を
含むことを特徴とする。
【0022】また、この送受信方法は、情報に返信用書
式を付加する第1のステップと、この返信用書式が付加
された前記情報を送信装置から送信する第2のステップ
と、この送信装置から送信された前記返信用書式が付加
された前記情報を受信装置において受信する第3のステ
ップと、この受信装置において受信した前記情報に付加
された返信用書式を出力する第4のステップと、を含む
ものとしてもよい。
【0023】上記送受信方法は、さらに、出力された前
記返信用書式に従って、返信用文書を入力するステップ
を含むものとすることができる。
【0024】さらに、入力された前記返信用文書を送信
するステップを含むものとしてもよい。
【0025】また、上記目的を達成するため、本発明の
第3の観点にかかる送信装置は、情報に、受信側から返
送する文書の書式を示す返信用書式の識別情報を付加す
る識別情報付加手段と、この返信用書式の識別情報が付
加された前記情報を送信する送信手段と、を備えること
を特徴とする。
【0026】また、この送信装置は、情報に、受信側か
ら返送する文書の書式を示す返信用書式を付加する書式
付加手段と、この返信用書式が付加された前記情報を送
信する送信手段と、を備えるものとしてもよい。
【0027】また、上記目的を達成するため、本発明の
第4の観点にかかる受信装置は、返信用書式を記憶する
記憶手段と、返信用書式の識別情報が付加された情報を
受信する受信手段と、この受信手段が受信した前記情報
に付加された前記識別情報に応じて、前記記憶手段に記
憶された返信用書式を読み出す読み出し手段と、この読
み出し手段で読み出された前記返信用書式を出力する出
力手段と、を備えることを特徴とする。
【0028】この受信装置において、前記記憶手段は、
複数の返信用書式を記憶するものであり、前記返信用書
式の識別情報は、前記記憶手段に記憶された前記複数の
返信用書式のうちいずれの返信用書式であるかをも指定
する情報を含むものであり、前記読み出し手段は、前記
返信用書式の識別情報に従って、いずれかの返信用書式
を読み出すものである、とすることができる。
【0029】ここで、前記記憶手段は、この受信装置と
着脱可能に構成してもよい。
【0030】また、本発明の受信装置は、返信用書式の
識別情報が付加された情報を受信する受信手段と、この
受信手段が受信した前記情報に付加された前記返信用書
式を出力する出力手段と、を備える構成とすることもで
きる。
【0031】上記受信装置は、さらに、前記出力手段が
出力した前記返信用書式に従って、返信用文書を入力す
る入力手段を備える、ものとすることができる。
【0032】ここで、この受信装置は、さらに、前記入
力手段から入力された前記返信用文書を送信する送信手
段を備える、ものとすることができる。
【0033】また、上記受信装置は、さらに、前記入力
手段から入力された前記返信用文書を格納する文書記憶
手段を備える、ものとすることもできる。
【0034】ここで、この受信装置は、さらに、前記文
書記憶手段に格納された前記返信用文書を送信する送信
手段を備える、ものとすることができる。
【0035】この受信装置は、さらに、前記送信手段か
ら前記返信用文書を送信する前に、識別子を送信する手
段を備える、ものとすることもできる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0037】[第1実施形態]図1は、この実施形態に
おけるFM文字多重放送のシステム構成を示す図であ
る。図に示すように、FM文字多重放送で提供される情
報(以下、多重情報という)は、FMラジオ放送電波に
多重化されて、FMラジオ放送局1に配置された送信機
から受信機2に送信される。受信機2は、受信した多重
情報を表示部に表示させる。
【0038】FM文字多重放送で提供される情報には、
全てのユーザが入手できる無料の情報と、特定の受信契
約を結んだ者だけが入手できる有料の情報とがある。I
Cカード3は、この有料の情報を入手するために使用さ
れる。すなわち、ICカード3が受信機2に装着されて
いるか否か、或いはICカード3にどのような情報が書
き込まれているかによって、入手できる情報の範囲が変
わる。
【0039】このシステムにおいて、ユーザは電話回線
を通じて事業者4にアクセスすることができる。このた
め、事業者4は、ユーザから送られたメッセージなどの
情報を受信するためのコンピュータ(図示せず)を有し
ている。このコンピュータは、ユーザから送られた情報
を種別(以下、受付サービス種別という)ごとに整理
し、所定の記憶領域(以下、受け付けボックスという)
に格納する。また、事業者4はユーザから求められた情
報の送信をFMラジオ放送局1に委託する。もっとも、
FMラジオ放送局1と事業者4とは、同一である場合も
ある。
【0040】以下、このFM文字多重放送システムにお
ける送信機及び受信機について、詳しく説明する。ま
ず、FMラジオ放送局1に配置される送信機10の構成
を、図2のブロック図を参照して説明する。この送信機
10は、送信処理部11と、計時部12と、多重化処理
部13と、送信部14とから構成される。
【0041】送信処理部11は、FMラジオ放送局1が
事業者4から委託を受けた情報、その他の情報をDAR
C方式のフォーマットに従って送信できるよう処理す
る。例えば、後述番組関係情報の付加などの処理を行
う。また、送信処理部11は、これらの情報に計時部1
2が計測した時間を示す情報、その他の付帯情報(後述
の呼出データなど)を処理する。そして、番組情報及び
付帯情報を適切な順で出力する。送信処理部11によっ
て処理された情報は、多重化処理部13の符号化部13
aに出力される。
【0042】多重化処理部13においては、まず、符号
化部13aが送信処理部11から送られた情報を符号化
する。多重化部13bは、符号化部13aで符号化され
た信号のバーストエラーを防ぐため、インターリーブを
行い、パリティパケットを付加する。誤り訂正付加器1
3cは、多重化信号に誤り訂正符号(ECC:errorcor
recting code)及び後述の行方向のパリティを付加す
る。L−MSK(LevelControlled Minimum Shift Keyi
ng)変調器13dは、ステレオ差信号(L−R信号)の
レベルに応じて4〜10%まで多重レベルを変化させる
変調をする。L−MSK変調器13dの出力信号は、送
信部14内のステレオ変調器14aに入力される。
【0043】送信部14では、まず、ステレオ変調器1
4aが音声信号のL、R信号をステレオ信号に変調する
と共に、入力された多重化信号をステレオ信号に付加す
る。FM変調器14bは、ステレオ信号及び多重化信号
をFM信号に変調する。FM送信部14cは、変調され
たFM信号を送信アンテナ14dを介して送信する。
【0044】この送信機10によってFMラジオ放送電
波に多重化された多重情報は、DARC方式のフォーマ
ットで送信される。次に、図3〜図5を参照して、この
DARC方式のフォーマットについて説明する。
【0045】送信機10から送信される多重情報の各フ
レームBは、図3(A)に示すように、272個のブロ
ックCから構成されている。ブロックCは、図3(B)
に示すように、ブロック識別符号(BIC)C1、デー
タパケットD、CRC(Cyclic Redundancy Code)C
2、及びパリティC3により構成されている。ブロック
識別符号C1は、ブロック同期及びフレーム同期をとる
ための符号である。パリティC3は、行方向のパリティ
である。
【0046】一方、列方向のパリティを伝送するため、
図4に示すように、データパケットDをパリティパケッ
トとした82個のブロックが、1つのフレームB中に分
散配置されている。従って、データ伝送用のブロック
は、1つのフレームB中に190個ある。なお、フレー
ムBは、16個のサブフレーム(図示せず)に分けられ
ている。
【0047】また、データパケットDは、図3(C)に
示すように、プリフィックスD1と、データブロックE
とで構成される。プリフィックスD1は、サービス識別
符号(図示せず)を含んでいる。サービス識別符号は、
各ブロック毎に付けられており、ページング情報或いは
番組の種類の識別に用いられる。
【0048】このデータブロックEが複数集まって、デ
ータグループを構成する。ページング情報或いは番組
は、データグループによって構成される。以下、データ
グループによって構成されるページング情報及び番組に
ついて、図5(A)〜(D)を参照して説明する。デー
タグループがページング情報あるいは番組であるかどう
かは、上記サービス識別符号によって、識別できる。
【0049】まず、データグループによってページング
情報が構成される場合について説明する。図5(A)に
示すように、データグループは、第1セグメントF1、
第2セグメントF2、第3セグメントF3、及びCRC
F4とから構成される。第1セグメントF1には、ス
クランブル情報が入れられている。第2セグメントF2
には、代替周波数情報が入れられている。第3セグメン
トF3には、呼び出しデータが入れられている。
【0050】次に、データグループによって番組が構成
される場合について説明する。図5(B)に示すよう
に、データグループは、ヘッディング開始符号(HC)
G1、データグループ開始符号(DGH)G2、番組管
理H、ページI、データグループ終了符号(DGE)G
3、CRC G4とから構成される。
【0051】図5(C)に示すように、番組管理Hは、
番組データヘッダ(DH)H1に任意の数のデータユニ
ットH2が付加されたものである。番組データヘッダH
1は、識別符号、番組番号、内容更新フラグ、ページ総
数、情報種別、表示フォーマットなどの情報を含んでい
る。データユニットH2は、種別コード、種別サイズ、
データ内容を含んでいる。
【0052】図5(D)に示すように、ページIは、ペ
ージデータヘッダ(DH)I1に任意の数のデータユニ
ットI2が付加されたものである。ページデータヘッダ
I1は、識別符号、番組番号、内容更新フラグ、ページ
番号、情報種別、表示フォーマットなどの情報を含んで
いる。データユニットI2は、種別コード、種別サイ
ズ、データ内容を含んでいる。
【0053】次に、受信機2のハードウェア構成につい
て、図6及び図7を参照して説明する。図6は、受信機
2の外観構成を示す斜視図である。図示するように、受
信機2の表面には、キー入力部21及び表示部22が配
置されている。受信機2の一方の側面には、ICカード
3を装着するためのスロット23が設けられている。ま
た、受信機2の他方の側面には、電源スイッチなどのス
イッチ類(図示せず)が配置されている。
【0054】キー入力部21は、複数のキーを有してい
る。受信機2で実行する機能の選択や後述する暗証番号
などの入力は、これらのキー入力部21にあるキーを操
作することによって行う。表示部22は、液晶ディスプ
レイなどで構成されており、多重情報を表示する。ま
た、表示部22は、タッチパネルとなっている。表示部
22に表示されたアイコンなどを指示すれば、所定の入
力をすることができる。
【0055】次に、図7を参照して、受信機2の回路構
成について説明する。図示するように、受信機2の回路
は、キー入力部21、表示部22、受信アンテナ24、
受信部25、音声再生部26、多重情報再生部27、及
び処理部28とから構成されている。
【0056】受信部25は、受信アンテナ24から受信
したFM放送電波をチューニングするFMチューナ25
aと、FM信号(L+R信号、L−R信号、及び多重信
号)を復調するFM復調器25bとから構成されてい
る。音声再生部26は、FM復調器25bで復調された
FM信号(L+R信号とL−R信号)をL信号とR信号
とに復調するステレオ復調器26aと、ステレオ復調器
26aで分離されたL信号とR信号をそれぞれ増幅する
アンプ26b、26cとから構成される。アンプ26
b、26cで増幅された信号は、スピーカ26d、26
eで音声に変換されて、出力される。
【0057】多重情報再生部27は、FM復調器25b
で復調されたL−R信号のレベルに応じて多重レベルを
4〜10%まで変化させて多重化されている多重信号を
分離、復調するL−MSK復調器27aと、L−MSK
復調器27aで復調された多重信号の誤りをCRC、パ
リティに基づいて訂正する誤り訂正復号器27bとから
構成される。
【0058】処理部28は、マイクロプロセッサユニッ
ト(MPU)28aを備えている。MPU28aには、
キー入力部21、表示部22、ROM28b、RAM2
8c、受信データメモリ28d、報音部28e、カード
処理部28f、オートダイアラ28g、受信制御部28
iが接続されている。オートダイアラ28gには、オー
トダイアラ28gが発したトーン信号を出力するスピー
カ28hが接続されている。
【0059】ROM28bは、MPU28aの処理プロ
グラムや定型的なメッセージ、さらには、図8に例示す
る複数の返信フォームなどを格納している。RAM28
cは、キー入力部21から入力された入力情報や、IC
カード3内のEEPROMから読み込んだ情報などを記
憶する。また、RAM28cは、MPU28aのワーク
エリアとして使用される。受信データメモリ28dは、
受信した多重情報を記憶する。
【0060】報音部28eは、MPU28aの処理結果
に応じて、アラーム音を発する。カード処理部28f
は、MPU28aとICカード3内のEEPROMとの
間の情報の読み書きを制御する。また、カード処理部2
8fは、スロット23にICカード3が装着されている
かどうかを示す情報をMPU28aに送る。オートダイ
アラ28gは、トーン信号を発し、このトーン信号をス
ピーカ28hを通じて出力する。受信制御部28iは、
チューニングキー(図示せず)の操作に応答して、FM
チューナ25aのチューニングを調整する。
【0061】誤り訂正復号器27bで復号された多重信
号は、MPU28aに入力される。MPU28aは、R
OM28bに格納されたプログラムに従って、この多重
信号に対して様々な処理を行う。受信機2は、受信機毎
に異なる個別呼出番号を有している。この個別呼出番号
は、ROM28bに格納されており、また、事業者4に
登録される。なお、後述する暗証番号は、この個別呼出
番号を指定して受信機毎に送信することができる。
【0062】FM文字多重放送で提供される情報には、
無料情報と有料情報とがある。ICカード3は、この有
料情報を入手するための情報が書き込まれるEEPRO
M(図示せず)を備えている。
【0063】このEEPROMは、図9に示すように、
番組番号3a、情報種別3b、有効期間3c、スクラン
ブルキー3d、放送局コード3e、事業者コード3f、
使用端末シリアルナンバー3g、使用開始年月日3h、
及び終了年月日3iを書き込む領域を有している。
【0064】番組番号3aは、番組の番号を示す。情報
種別3bは、受信した情報の情報種別と比較され、両者
が一致した場合のみ、情報を表示部22に表示すること
を可能にする。有効期間3cは、ICカード3を使用で
きる期間、すなわちユーザが有料情報を入手することが
できる期間を示す。スクランブルキー3dは、情報を限
定受信できるようにするためにスクランブルをかけた信
号のスクランブルを解除するために必要なキーである。
放送局コード3e、事業者コード3fは、このサービス
を行う放送局、事業者を表すコードであり、これらのコ
ードが受信した情報中のコードと一致するときに、その
情報を表示部22に表示することを可能にする。使用端
末シリアルナンバー3gは、受信機2のシリアルナンバ
ー(個別呼出番号と同一でもよい)を登録する。使用開
始年月日3hは、ICカード3を受信機2に装着し、使
用が開始された年月日を受信した時間情報に基づいて登
録する。終了年月日3lは、有効期間3cと使用開始年
月日3hとから計算した、ICカード3を使用できる期
限を登録する。
【0065】以下、この実施形態における、所定の返信
フォームを使用してユーザが番組に参加する方法につい
て説明する。この実施形態においては、送信側(事業者
4)が、ROM28bに格納された複数の返信フォーム
から1つを指定する。そして、ユーザはこの返信フォー
ムを使用して、FM文字多重放送の番組に対して返答す
る。
【0066】なお、この実施形態の説明中、返信フォー
ムが指定される情報(すなわち、ユーザが番組に返答す
ることができる情報)は、有料情報であるものとする。
また、以下の説明中、受信機2のスロット23には、有
料情報を受信することができる有効なICカード3が装
着されているものとする。
【0067】まず、FMラジオ放送局1の送信機10か
ら情報を送信する方法について説明する。送信処理部1
1は、メインメニューや番組等の情報と計時部12で計
時された時間情報を多重化処理部13に出力する。多重
化処理部13は、情報を多重化信号に変換する。多重化
信号は、送信部14にて音声信号と多重化され、文字放
送番組として送信アンテナ14dから送信される。
【0068】送信処理部11は、FMラジオ放送局1が
事業者4から送信の委託を受けた情報をFMラジオ放送
電波に多重化できる情報、すなわちDARC方式のフォ
ーマットに従った形に変換する。DARC方式のフォー
マットでは、情報を区分する最小単位は、データユニッ
トである。一方、FMラジオ放送局1が事業者4から送
信の委託を受けた情報(表示部22に表示されるべき情
報)は、文字情報である。この文字情報は、図10〜図
12に示すコード、及び2バイト系コード(図示せず)
に従って、送信される。
【0069】なお、送信機10から送信される情報に
は、前述の如く無料情報と有料情報とが含まれている。
この無料情報と有料情報とは、プリフィックスD1に含
まれているサービス識別コードによって区別される。例
えば、サービス識別コードが00hのとき無料情報と
し、01hのとき有料情報とできる。
【0070】また、無料情報と有料情報とは、番組番号
によって区別してもよい。番組番号の情報は、各番組の
番組管理内に含まれている。この場合、例えば、256
個の番組(番組番号00h〜FFh)があるとすると、
番組番号00h〜0Fhを無料情報、番組番号10h〜
FFhを有料情報とすることにより、無料情報と有料情
報の区別ができる。
【0071】この送信機10から送信される有料情報に
は、返信フォームが指定されて、ユーザが事業者4に対
してアクセスすることができる情報が含まれている。こ
の返信フォームを指定する情報は、番組あるいはページ
を単位として送られる。この返信フォームが番組を単位
として送られる場合は番組管理が、ページを単位として
送られる場合は各ページが、図13に示す番組返信関係
情報5をデータユニットとして含んでいる。
【0072】図示するように、番組返信関係情報5は、
種別コード5a、種別データサイズ5b、センター受付
サービス種別5c、センター受付ボックス番号5d、及
び返信フォーム種別データ5eによって構成される。
【0073】種別コード5aは、このデータユニットが
番組返信関係情報5であることを示す。種別コード5a
には、番組返信関係情報5であることを示すコード情報
が入れられる。種別データサイズ5bは、番組返信関係
情報5のデータのサイズを示す。なお、このデータのサ
イズが大きくなるときは、拡張データサイズが付加され
る。
【0074】センター受付サービス種別5cは、ユーザ
が電話回線を通じて事業者4にアクセスする時、その受
付に必要なサービス種別を示すものである。センター受
付ボックス番号5dは、ユーザが電話回線を通じて事業
者4にアクセスするとき、コンピュータ内のどの受付ボ
ックスにメッセージを入れるかを指示するコードであ
る。返信フォーム種別データ5eは、ROM28bに格
納された複数の返信フォームから、どの返信フォームを
選択するかを示すデータである。
【0075】以下、返信フォームを用いて、ユーザが事
業者4にアクセスするまでの処理を図14〜図16のフ
ローチャートに従って説明する。また、ここで、理解を
容易にするため、図17〜図29の画面表示例に従った
処理によるものとする。なお、このフローチャートの処
理では、番組返信関係情報5は、ページ単位で付されて
いるものとする。
【0076】このフローは、受信機2が番組返信関係情
報5が1データユニットとして付加されたページを受信
し、このページが受信データメモリ28dに格納される
ことによってスタートする。
【0077】フローがスタートすると、まず、図17に
例示するように、その返信フォームを有するページの文
字情報が表示部22に表示される。このとき、図の右上
に示す[送る]と表示されたボックスによって、ユーザ
はこのページが返信フォームを有するページであると知
ることができる(S1)。そして、このページが表示部
22に表示されると、表示部22のタッチパネルがタッ
チされたかどうかを判定する(S2)。
【0078】ステップS2で、[送る]と表示されたボ
ックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS5
に進む。ステップS2で、[ツール]と表示されたボッ
クスがタッチされたと判定した場合は、ステップS3に
進む。
【0079】ステップS2で、[送る]或いは[ツー
ル]と表示されたボックス以外がタッチされたと判定し
た場合、またはタッチパネルがタッチされていないと判
定した場合は、ステップS2を繰り返し、[送る]或い
は[ツール]と表示されたボックスがタッチされるのを
待つ。
【0080】ステップS3では、表示部22に、図18
に例示するようなツールボックスが表示される。そし
て、ツールボックスが表示部22に表示されると、表示
部22のタッチパネルがタッチされたかどうかを判定す
る(S4)。
【0081】ステップS4で、[戻る]のアイコンがタ
ッチされたと判定した場合は、ステップS1に戻り、返
信フォームを有するページが再度表示部22に表示され
る。ステップS4で、[送る]のアイコンがタッチされ
たと判定した場合は、ステップS5に進む。
【0082】ステップS4で、[戻る]或いは[送る]
のアイコン以外がタッチされたと判定した場合、または
タッチパネルがタッチされていないと判定した場合は、
ステップS4を繰り返し、[戻る]或いは[送る]のア
イコンがタッチされるのを待つ。
【0083】ステップS5では、MPU28aは、受信
データメモリ28dに記憶されたそのページの返信フォ
ーム種別データ5eに基づいて、ROM28bから所定
の返信フォームを読み出して、表示部22に表示させ
る。この返信フォームの表示例を図19に示す。
【0084】返信フォームが表示部22に表示される
と、ユーザは、キー入力部21のキーを操作することに
より、この返信フォームの形式に従って、メッセージ
(問題の解答などを含む。以下、同じ)を作成する(S
6)。この場合、返信フォームの形式に従って制限され
ている文字数以上のメッセージが入力できないように制
御される。そして、表示部22のタッチパネルがタッチ
されたかどうかを判定する(S7)。
【0085】ステップS7で、[戻る]と表示されたボ
ックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS1
に戻り、返信フォームを有するページが再度表示部22
に表示される。ステップS7で、[決定]と表示された
ボックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS
8に進む。
【0086】ステップS7で、[戻る]或いは[決定]
と表示されたボックス以外の場所がタッチされたと判定
した場合、または表示部22のタッチパネルがタッチさ
れていないと判定した場合は、ステップS6に戻り、メ
ッセージの作成を続行する。
【0087】ステップS8では、図20に例示するよう
な入力確認画面が所定の時間(例えば、5秒間)、表示
部22に表示される。この画面によって、ユーザはステ
ップS6で作成したメッセージが正しいかどうかを確認
することができる。
【0088】その後、ステップS6で作成したメッセー
ジのままでよいかどうかをユーザに選択させる、図21
に例示するような確認画面が表示部22に表示される
(S9)。そして、この確認画面が表示部22に表示さ
れると、表示部22のタッチパネルがタッチされたかど
うかを判定する(S10)。
【0089】ステップS10で、[戻る]と表示された
ボックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS
1に戻り、返信フォームを有するページが再度表示部2
2に表示される。ステップS10で、[いいえ]と表示
されたボックスがタッチされたと判定した場合は、ステ
ップS11に進む。ステップS10で、[はい]と表示
されたボックスがタッチされたと判定した場合は、ステ
ップS13に進む。
【0090】ステップS10で、[戻る]、[はい]或
いは[いいえ]と表示されたボックス以外の場所がタッ
チされたと判定した場合、または表示部22のタッチパ
ネルがタッチされていないと判定した場合は、ステップ
S10を繰り返し、[戻る]、[はい]或いは[いい
え]と表示されたボックスがタッチされるのを待つ。
【0091】ステップS11では、表示部22に、図2
2に例示するような修正確認画面が表示される。そし
て、修正確認画面が表示部22に表示されると、表示部
22のタッチパネルがタッチされたかどうかを判定する
(S12)。
【0092】ステップS12で、[戻る]または[やめ
る]と表示されたボックスがタッチされたと判定した場
合は、ステップS1に戻り、返信フォームを有するペー
ジが再度表示部22に表示される。ステップS12で、
[なおす]と表示されたボックスがタッチされたと判定
した場合は、ステップS6に戻り、メッセージの作成を
続行する。
【0093】ステップS12で、[戻る]、[やめる]
或いは[なおす]と表示されたボックス以外の場所がタ
ッチされたと判定した場合、または表示部22のタッチ
パネルがタッチされていないと判定した場合は、ステッ
プS12を繰り返し、[戻る]、[やめる]或いは[な
おす]と表示されたボックスがタッチされるのを待つ。
【0094】ステップS13では、表示部22に、図2
3に例示するような送信/記録選択画面が表示される。
そして、送信/記録選択画面が表示部22に表示される
と、表示部22のタッチパネルがタッチされたかどうか
を判定する(S14)。
【0095】ステップS14で、[戻る]と表示された
ボックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS
1に戻り、返信フォームを有するページが再度表示部2
2に表示される。ステップS14で、[記録する]と表
示されたボックスがタッチされたと判定した場合は、ス
テップS15に進む。ステップS14で、[送る]と表
示されたボックスがタッチされたと判定した場合は、ス
テップS17に進む。
【0096】ステップS14で、[戻る]、[記録す
る]或いは[送る]と表示されたボックス以外の場所が
タッチされたと判定した場合、または表示部22のタッ
チパネルがタッチされていないと判定した場合は、ステ
ップS14を繰り返し、[戻る]、[記録する]或いは
[送る]と表示されたボックスがタッチされるのを待
つ。
【0097】ステップS15では、ステップS6で作成
したメッセージをRAM28cの所定の領域に格納す
る。そして、メッセージの格納を終了すると、図24に
例示するような記録確認画面が表示部22に所定の時間
(例えば、5秒間)表示されて(S16)、ステップS
13に戻る。
【0098】ステップS17では、表示部22に、図2
5に例示するような電話選択画面が表示される。そし
て、電話選択画面が表示部22に表示されると、表示部
22のタッチパネルがタッチされたかどうかを判定する
(S18)。
【0099】ステップS18で、[戻る]と表示された
ボックスがタッチされたと判定した場合は、ステップS
1に戻り、返信フォームを有するページが再度表示部2
2に表示される。ステップS18で、[プッシュ]と表
示されたボックスがタッチされたと判定した場合は、ス
テップS19に進む。ステップS18で、[その他]と
表示されたボックスがタッチされたと判定した場合は、
ステップS23に進む。
【0100】ステップS18で、[戻る]、[プッシ
ュ]或いは[その他]と表示されたボックス以外の場所
がタッチされたと判定した場合、または表示部22のタ
ッチパネルがタッチされていないと判定した場合は、ス
テップS18を繰り返し、[戻る]、[プッシュ]或い
は[その他]と表示されたボックスがタッチされるのを
待つ。
【0101】ステップS19へ進んだ場合、電話回線と
してプッシュ回線が選択されている。この場合は、図2
6に例示するような送信指示画面が送信部22に表示さ
れる。そして、受信機2のスピーカ28hを受話器にあ
てて、受信機2に設けられた送信キー(図示せず)が押
されるのを待つ(S20)。
【0102】ステップS20で、送信キーが押されたと
判定すると、オートダイアラ28gは、スピーカ28h
を通じてトーン信号を発し、事業者4の電話番号をダイ
アルする(S21)。なお、この番号は、ICカード3
内のEEPROMに予め書き込まれているか、または送
信機10から送信され、受信データメモリ28dに記憶
されている。
【0103】ステップS21でダイアルを終了すると、
オートダイアラ28gは、続けて(一定時間間隔をあけ
て)スピーカ28hを通じて、ステップS6で作成した
メッセージの内容を示すトーン信号を発し、事業者4に
向けてメッセージの送信を開始する。なお、メッセージ
の送信に先だって、センター受付サービス種別5c及び
センター受付ボックス番号5dが、事業者4に送られる
(S22)。このとき、事業者4は、センター受付サー
ビス種別5c及びセンター受付ボックス番号5dによっ
てどのページに対するメッセージかを識別することがで
きる。そして、ステップS27に進む。
【0104】ステップS23へ進んだ場合、電話回線と
してダイアル回線が選択されている。この場合は、図2
7に例示するような送信指示画面が表示部22に表示さ
れる。そして、ユーザは、表示部22に表示された電話
番号に従って、ダイアルする(S24)。
【0105】そして、受信機2のスピーカ28hを受話
器にあてて、受信機2に設けられた送信キーが押される
のを待つ(S25)。
【0106】ステップS25で、送信キーが押されたと
判定すると、ステップS6で作成したメッセージの内容
を示すトーン信号を発し、事業者4に向けてメッセージ
の送信を開始する。なお、メッセージの送信に先立っ
て、センター受付サービス種別5c及びセンター受付ボ
ックス番号5dが、事業者4に送られる(S26)。こ
のとき、事業者4は、センター受付サービス種別5c及
びセンター受付ボックス番号5dによってどのページに
対するメッセージかを識別することができる。そして、
ステップS27に進む。
【0107】ステップS27では、図28に例示するよ
うな送信中画面が表示部22に表示される。そして、ス
テップS22またはS26で開始したメッセージの送信
を終了したかどうかを判定する(S28)。
【0108】ステップS28で、メッセージの送信を終
了したと判定するまでは、ステップS28の処理を繰り
返す。ステップS28で、メッセージの送信を終了した
と判定すると、図29に例示するような送信終了画面が
表示部22に所定時間(例えば、5秒間)、表示される
(S29)。そして、ステップS1に戻り、返信フォー
ムを有するページが再度表示部22に表示される。
【0109】以上説明したように、この実施形態の送受
信システムでは、事業者4は、ユーザが番組について事
業者4にアクセスする場合に、このためのフォームを指
定することができる。これにより、ユーザから事業者4
へのアクセスの方法や形式が統一される。
【0110】このため、事業者4は、ユーザからのアク
セスの方法などの問い合わせに煩わされることがない。
しかも、ユーザからのアクセスはすべて同じ形式でなさ
れるので、ユーザから送られた情報の整理に手間をかけ
ずに済む。一方、ユーザも事業者4に対してアクセスす
る方法について困ることがなく、積極的に番組に参加す
ることができる。
【0111】また、この実施形態の送受信システムで
は、ユーザからのメッセージの送信に先だって、センタ
ー受付サービス種別5c及びセンター受付ボックス番号
5dが、事業者4に送られる。つまり、事業者4は、セ
ンター受付サービス種別5c及びセンター受付ボックス
番号5dによって、どの情報に対するメッセージかを識
別できるので、ユーザから送られたメッセージを容易に
整理することができる。
【0112】[第2実施形態]上記第1実施形態では、
ROM28bに格納されている複数の返信フォームか
ら、番組返信関係情報5によっていずれかの返信フォー
ムを選択していた。これに対し、この実施形態では、返
信フォームはROM28bに格納されているのではな
く、送信機10から送信される。すなわち、この実施形
態では、番組返信関係情報5の代わりに、図30に示す
フォーマットの返信フォーム情報6がデータユニットと
して番組(またはページ)ごとに付加されている。
【0113】返信フォーム情報6は、図30に示すよう
に、種別コード6a、種別データサイズ6b、センター
受付サービス種別6c、センター受付ボックス番号6
d、及び返信フォームデータ6eとから構成される。こ
こで、種別コード6a、種別データサイズ6b、センタ
ー受付サービス種別6c、センター受付ボックス番号6
dは、番組返信関係情報のそれと同じである。返信フォ
ームデータ6eは、返信フォームの書式情報であり、事
業者4が任意に設定することができる。
【0114】なお、ハードウェアの構成は、ROM28
bが返信フォームを格納していないこと以外は、上記第
1実施形態の場合と同様である。また、この実施形態で
も、返信フォーム情報6が含まれている情報は、有料情
報であるものとする。また、受信機2のスロット23に
は、有料情報を受信することができる有効なICカード
3が装着されているものとする。
【0115】次に、この実施形態における処理について
説明する。この実施形態における処理では、上記第1実
施形態の処理(図14〜図16のフローチャート)とほ
ぼ同じである。但し、ステップS5の処理で、MPU2
8aは、ROM28bではなく、受信データメモリ28
dに格納されている返信フォームデータ6eを読み出
し、これを展開して表示部22に表示させる。他の処理
は、すべて上記第1実施形態の場合と同じである。
【0116】以上説明したように、この実施形態の送受
信システムでは、返信フォームは、送信機10から送信
される。そして、受信機2が受信した返信フォームを使
用して、ユーザは事業者4にメッセージを返すことがで
きる。このように返信フォームを事業者4が任意に設定
することができるので、事業者4は、情報の内容にあわ
せて多種多様の返信フォームを使用することができる。
【0117】[他の実施形態]上記第1、第2実施形態
では、返信フォームが付されたページを受信したすべて
の者が事業者4に対してメッセージを送れるようになっ
ていた。しかし、メッセージを送るために暗証番号を必
要とするようにし、この暗証番号を知っている者だけが
事業者4にアクセスできるようにしてもよい。
【0118】この場合、暗証番号は、ユーザ(受信機
2)ごとに個別に知らされる。そして、ユーザが事業者
4に対してアクセスする場合、ステップS22及びステ
ップS26のメッセージ送信の前に、まず、暗証番号を
送信すればよい。これにより、事業者4にアクセスでき
るユーザの範囲を容易に制限できる。
【0119】上記第1実施形態では、ROM28bに格
納された返信フォームは、複数あったが、1つだけでも
よい。この場合、返信フォーム付きの番組(またはペー
ジ)を送信する場合は、その番組(またはページ)が返
信フォーム付きのデータであるだけを示すデータユニッ
トを付加すればよい。もっとも、種別の指定によっても
よい。
【0120】上記第1実施形態では、MPU28aは、
返信フォーム種別データ5eに従って、ROM28bに
格納された返信フォームを読み出してきた。また、上記
第2実施形態では、MPU28aは、受信データメモリ
28dに記憶された番組(またはページ)がデータユニ
ットとして有する返信フォーム情報6から返信フォーム
データ6eを読み出してきた。そして、読み出した返信
フォームを表示部22に表示させていた。
【0121】しかしながら、MPU28aが返信フォー
ムを取得する方法は、これに限られない。例えば、IC
カード3内のEEPROMに返信フォームを書き込んで
おいて、MPU28aは、カード処理部28fを介して
このEEPROMに書き込まれた返信フォームを読み出
してもよい。
【0122】上記第1、第2実施形態では、受信機2が
受信した番組(またはページ)に番組返信関係情報5ま
たは返信フォーム情報6が付加されているかどうかは、
表示部22に[送る]というボックスが表示されること
によって示していた。
【0123】これに対し、番組返信関係情報5または返
信フォーム情報6が付加されている場合には、報音部2
8eからアラーム音を発したり、また、アラーム音と表
示の併用によって、ユーザに知らせてもよい。これによ
り、ユーザは、受信した番組(またはページ)が返信フ
ォームを利用できる番組(またはページ)であるかどう
かがより分かり易くなる。
【0124】上記第1、第2実施形態では、番組(ペー
ジ)の表示から、返信フォームを利用してユーザが事業
者4にアクセスするまでの処理(図14〜図16のフロ
ーチャート)は、一連のものであった。しかしながら、
一旦RAM28cに記録したメッセージを後から読み出
し、読み出したメッセージを電話を通じて事業者4に送
れるようにしてもよい。
【0125】この場合、例えば、上記フローチャートの
ステップS13で表示された送信/記録選択画面(図2
2)に、さらに、「終了」を指示するボックスを設け
る。この「終了」を指示するボックスがタッチされたと
きは、ここで一旦処理を終了する。そして、この記録し
たメッセージを送るには、例えば、ツールボックスを表
示部22に表示させ、「送る」をタッチすればよい。
【0126】上記第1、第2実施形態では、ユーザから
事業者4に電話回線を通じて送信するメッセージは、文
字情報であった。しかしながら、図形などの画像情報を
単独で、或いは文字情報と一緒に送信できるようにして
もよい。この場合、返信用フォームとして図形を作成で
きるものをROM28bに格納するか、番組(またはペ
ージ)に付加して送信してもよい。すなわち、送信でき
る文書は、単なる文字情報だけでなく、画像情報を含ん
でもよい。
【0127】上記第1、第2実施形態では、タッチパネ
ルとなっていた表示部22から受信機2が行う処理を指
示していたが、キー入力部21のキーを操作することに
よって、処理を指示してもよい。
【0128】上記第1、第2実施形態では、返信フォー
ムを使用してメッセージを事業者4に送るために、電話
回線を通じた方法を用いていたが、この方法はこれに限
られない。例えば、ユーザからはがきで事業者4に対し
てメッセージを送る場合の書式を指定するものであって
もよい。
【0129】上記第1、第2実施形態では、返信フォー
ムを利用できる番組は、有料で情報を提供する番組であ
るとしたが、無料で情報を提供する番組であってもよ
い。
【0130】上記第1、第2実施形態では、本発明をF
M文字多重放送を利用した送受信システムに適用した場
合について説明したが、これ以外の送受信システムにも
本発明を適用することができる。例えば、ポケベルやパ
ソコン通信などの送受信システムに本発明を適用しても
よい。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送受信シ
ステム、送受信方法、送信装置及び受信装置によれば、
ユーザが番組について事業者にアクセスする場合に、こ
のためのフォームが統一される。
【0132】これにより、事業者は、ユーザからのアク
セスの方法などの問い合わせに煩わされることがない。
しかも、ユーザからのアクセスはすべて同じ形式でなさ
れるので、ユーザから送られた情報の整理に手間をかけ
ずに済む。一方、ユーザも事業者に対してアクセスする
方法について困ることがなく、積極的に番組に参加する
ことができる。
【0133】また、ユーザが事業者にアクセスするため
のフォームを送信装置から送信すれば、このフォームを
事業者が任意に設定することができる。これにより、情
報の内容にあわせて多種多様のフォームを使用すること
ができる。
【0134】また、返信用書式またはこの識別情報が付
加されている情報を受信したときに、その旨を報知する
ことによって、ユーザは、その情報が返信用書式を利用
できる情報であるかどうかを知ることができる。
【0135】さらに、ユーザから返信用文書を送信する
前に、識別子を送信している。この識別子としてユーザ
(受信装置)毎に個別に与えられる暗証番号を用いれ
ば、事業者にアクセスできるユーザの範囲を容易に制限
できる。一方、この識別子として送信された情報の宛先
を示すものであれば、事業者はユーザから送信された返
信用文書を容易に整理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のFM文字多重放送のシ
ステム構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態のFMラジオ放送局に配
置される送信機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態の送信機から送信される
多重情報のフォーマットを示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態の送信機から送信される
多重情報のフォーマットを示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態の送信機から送信される
多重情報のフォーマットを示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態の受信機の外観構成を示
す斜視図である。
【図7】本発明の第1実施形態の受信機の回路構成を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第1実施形態のROMに格納されてい
る返信フォームの例を示す図である。
【図9】本発明の第1実施形態のICカード内のEEP
ROMに書き込まれる情報の構成を示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態の1バイト系文字コー
ドを示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態の1バイト系制御コー
ドを示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態の1/2バイト系コー
ドを示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態の番組返信関係情報の
フォーマットを示す図である。
【図14】本発明の第1実施形態の処理を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の第1実施形態の処理を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の第1実施形態の処理を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の第1実施形態の返信フォームを有す
るページを表示した例を示す図である。
【図18】本発明の第1実施形態のツールボックスを表
示した例を示す図である。
【図19】本発明の第1実施形態の返信フォームを表示
した例を示す図である。
【図20】本発明の第1実施形態の入力確認画面を表示
した例を示す図である。
【図21】本発明の第1実施形態の確認画面を表示した
例を示す図である。
【図22】本発明の第1実施形態の修正確認画面を表示
した例を示す図である。
【図23】本発明の第1実施形態の送信/記録選択画面
を表示した例を示す図である。
【図24】本発明の第1実施形態の記録確認画面を表示
した例を示す図である。
【図25】本発明の第1実施形態の電話選択画面を表示
した例を示す図である。
【図26】本発明の第1実施形態のプッシュ回線を選択
した場合の送信指示画面を示す図である。
【図27】本発明の第1実施形態のその他の回線を選択
した場合の送信指示画面を示す図である。
【図28】本発明の第1実施形態の送信中画面を表示し
た例を示す図である。
【図29】本発明の第1実施形態の送信終了画面を表示
した例を示す図である。
【図30】本発明の第2実施形態の返信フォーム情報の
フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10・・・送信機、11・・・送信処理部、13・・・多重化処
理部、14・・・送信部、2・・・受信機、21・・・キー入力
部、22・・・表示部、24・・・受信アンテナ、25a・・・
FMチューナ、25b・・・FM復調器、27a・・・L−M
SK復調器、27b・・・誤り訂正復号器、28a・・・マイ
クロプロセッサユニット(MPU)、28b・・・RO
M、28c・・・RAM、28d・・・受信データメモリ、2
8e・・・報音部、28f・・・カード処理部、28g・・・オ
ートダイアラ、28h・・・スピーカ、3・・・ICカード、
4・・・事業者、5・・・番組返信関係情報、5e・・・返信フ
ォーム種別データ、6・・・返信フォーム情報、6e・・・返
信フォームデータ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を送信する送信装置と、この送信装置
    から送信された前記情報を受信する受信装置とを備える
    送受信システムであって、 前記送信装置は、 前記情報に返信用書式の識別情報を付加する識別情報付
    加手段と、 この返信用書式の識別情報が付加された前記情報を送信
    する送信手段と、 を備え、 前記受信装置は、 返信用書式を記憶する記憶手段と、 前記送信手段から送信された前記返信用書式の識別情報
    が付加された前記情報を受信する受信手段と、 この受信手段が受信した前記返信用書式の識別情報に応
    じて、前記記憶手段に記憶された前記返信用書式を読み
    出す読み出し手段と、 この読み出し手段で読み出された前記返信用書式を出力
    する出力手段と、 を備える、 ことを特徴とする送受信システム。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、複数の返信用書式を記憶
    するものであり、 前記返信用書式の識別情報は、前記記憶手段に記憶され
    た前記複数の返信用書式のうちいずれの返信用書式であ
    るかをも指定する情報を含むものであり、 前記読み出し手段は、前記返信用書式の識別情報に従っ
    て、いずれかの返信用書式を読み出すものである、 ことを特徴とする請求項1に記載の送受信システム。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記受信装置に着脱可能
    に構成されている、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の送受信シス
    テム。
  4. 【請求項4】情報を送信する送信装置と、この送信装置
    から送信された情報を受信する受信装置とを備える送受
    信システムであって、 前記送信装置は、 前記情報に返信用書式を付加する書式付加手段と、 この返信用書式が付加された前記情報を送信する送信手
    段と、 を備え、 前記受信装置は、 前記送信手段から送信された前記返信用書式が付加され
    た前記情報を受信する受信手段と、 この受信手段が受信した前記情報に付加された前記返信
    用書式を出力する出力手段と、 を備える、 ことを特徴とする送受信システム。
  5. 【請求項5】前記受信装置は、さらに、 前記出力手段が出力した前記返信用書式に従って、返信
    用文書を入力する入力手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の送受信システム。
  6. 【請求項6】前記受信装置は、さらに、 前記入力手段から入力された前記返信用文書を送信する
    送信手段を備え、 前記送受信システムは、さらに、 この送信手段から送信された前記返信用文書を受信する
    第2の受信装置を備える、 ことを特徴とする請求項5に記載の送受信システム。
  7. 【請求項7】前記受信装置は、さらに、 前記入力手段から入力された前記返信用文書を格納する
    文書記憶手段を備える、 ことを特徴とする請求項5に記載の送受信システム。
  8. 【請求項8】前記受信装置は、さらに、 前記文書記憶手段に格納された前記返信用文書を送信す
    る送信手段を備え、 前記送受信システムは、さらに、 この送信手段から送信された前記返信用文書を受信する
    第2の受信装置を備える、 ことを特徴とする請求項7に記載の送受信システム。
  9. 【請求項9】前記受信装置は、さらに、 前記送信手段から前記第2の受信装置に前記返信用文書
    を送信する前に、識別子を送信する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6または8に記載の送受信シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記送信手段は、FM放送電波を送信す
    るものであり、 前記送信装置は、さらに、前記情報をFM放送電波に多
    重化する多重化手段を備え、 前記情報は、この多重化手段により多重化されたFM文
    字多重放送の番組またはページを単位とする情報であ
    り、 前記出力手段は、このFM文字多重放送の文字情報を表
    示する表示手段により構成される、 ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の送受信システム。
  11. 【請求項11】情報に返信用書式の識別情報を付加する
    第1のステップと、 この返信用書式の識別情報が付加された前記情報を送信
    装置から送信する第2のステップと、 この送信装置から送信された前記返信用書式の識別情報
    が付加された前記情報を受信機において受信する第3の
    ステップと、 この第3のステップで受信した前記情報に付加された前
    記識別情報に応じて、記憶手段に記憶された複数の返信
    用書式のいずれかを読み出す第4のステップと、 この第4のステップで読み出された返信用書式を出力す
    る第5のステップと、 を含むことを特徴とする送受信方法。
  12. 【請求項12】情報に返信用書式を付加する第1のステ
    ップと、 この返信用書式が付加された前記情報を送信装置から送
    信する第2のステップと、 この送信装置から送信された前記返信用書式が付加され
    た前記情報を受信装置において受信する第3のステップ
    と、 この受信装置において受信した前記情報に付加された返
    信用書式を出力する第4のステップと、 を含むことを特徴とする送受信方法。
  13. 【請求項13】さらに、出力された前記返信用書式に従
    って、返信用文書を入力するステップを含む、 ことを特徴とする請求項11または12に記載の送受信
    方法。
  14. 【請求項14】さらに、入力された前記返信用文書を送
    信するステップを含む、 ことを特徴とする請求項13に記載の送受信方法。
  15. 【請求項15】情報に、受信側から返送する文書の書式
    を示す返信用書式の識別情報を付加する識別情報付加手
    段と、 この返信用書式の識別情報が付加された前記情報を送信
    する送信手段と、 を備えることを特徴とする送信装置。
  16. 【請求項16】情報に、受信側から返送する文書の書式
    を示す返信用書式を付加する書式付加手段と、 この返信用書式が付加された前記情報を送信する送信手
    段と、 を備えることを特徴とする送信装置。
  17. 【請求項17】返信用書式を記憶する記憶手段と、 返信用書式の識別情報が付加された情報を受信する受信
    手段と、 この受信手段が受信した前記情報に付加された前記識別
    情報に応じて、前記記憶手段に記憶された返信用書式を
    読み出す読み出し手段と、 この読み出し手段で読み出された前記返信用書式を出力
    する出力手段と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  18. 【請求項18】前記記憶手段は、複数の返信用書式を記
    憶するものであり、 前記返信用書式の識別情報は、前記記憶手段に記憶され
    た前記複数の返信用書式のうちいずれの返信用書式であ
    るかをも指定する情報を含むものであり、 前記読み出し手段は、前記返信用書式の識別情報に従っ
    て、いずれかの返信用書式を読み出すものである、 ことを特徴とする請求項17に記載の受信装置。
  19. 【請求項19】前記記憶手段は、前記受信装置と着脱可
    能に構成されている、 ことを特徴とする請求項17または18に記載の受信装
    置。
  20. 【請求項20】返信用書式が付加された情報を受信する
    受信手段と、 この受信手段が受信した前記情報に付加された前記返信
    用書式を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする受信装置。
  21. 【請求項21】さらに、前記出力手段が出力した前記返
    信用書式に従って、返信用文書を入力する入力手段を備
    える、 ことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項に
    記載の受信装置。
  22. 【請求項22】さらに、前記入力手段から入力された前
    記返信用文書を送信する送信手段を備える、 ことを特徴とする請求項21に記載の受信装置。
  23. 【請求項23】さらに、前記入力手段から入力された前
    記返信用文書を格納する文書記憶手段を備える、 ことを特徴とする請求項21に記載の受信装置。
  24. 【請求項24】さらに、前記文書記憶手段に格納された
    前記返信用文書を送信する送信手段を備える、 ことを特徴とする請求項23に記載の受信装置。
  25. 【請求項25】さらに、前記送信手段から前記返信用文
    書を送信する前に、識別子を送信する手段を備える、 ことを特徴とする請求項22または24に記載の受信装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101059A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Nec Corp データ放送を利用した携帯電話機能拡張システムおよびデータ配信方法
JP2002101057A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Nec Corp データ放送を利用した情報処理装置表示機能拡張システムおよびデータ配信方法
JP2003101495A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Toshiba Digital Media Engineering Corp 情報収集システムおよび無線通信端末装置

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