JPH10134154A - 複合カード及び複合カードのアクセスシステム - Google Patents

複合カード及び複合カードのアクセスシステム

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JPH10134154A
JPH10134154A JP8290631A JP29063196A JPH10134154A JP H10134154 A JPH10134154 A JP H10134154A JP 8290631 A JP8290631 A JP 8290631A JP 29063196 A JP29063196 A JP 29063196A JP H10134154 A JPH10134154 A JP H10134154A
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喜之 大熊
Takeshi Tanaka
武 田中
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NTT Data Corp
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合カードのアクセスシステムにおいて、上
位装置が、カード上の記録媒体を意識することなしに、
複合カード上のデータにアクセスできるようにする。 【解決手段】 複合ICカード101のICチップ10
3には、カード101上の複数種の実記録媒体103、
105、107と所定の仮想記憶領域のアドレス範囲と
の対応関係を表した記録媒体テーブル109が格納され
ている。上位装置121は、仮想記憶領域のアドレスを
指定してデータアクセスの為のコマンドを読み書き装置
111に送り、読み書き装置111はそのコマンドをI
Cチップ103に送る。ICチップ103は、記録媒体
テーブル109を参照して、そのコマンドを、実記録媒
体のアドレスを指定したコマンドに変換し、読み書き装
置11に返送する。読み書き装置111は、その返送さ
れたコマンドに従って、カード101上の実記録媒体1
03、105、107にアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICメモリや磁気
的記録媒体や光学的記録媒体のような複数種の記録媒体
を備えた複合カード、及び複合カードに情報を読み/書
きするためのアクセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ICメモリを備えたICカードは、一般
に、解読が困難でセキュリティが高いが、メモリ容量が
小さい。一方、磁気的又は光学的な記録媒体を備えた磁
気/光カードは、メモリ容量は大きいが、外部から読み
とられやすくセキュリティが低い。そこで、一枚のカー
ドにICメモリと磁気や光の記録媒体とを設けて両者の
長所を生かし、メモリ容量が大きく、かつ、セキュリテ
ィの高い複合ICカードが、例えば特開昭62−280
991号公報等で提案されている。複合ICカードで
は、例えば、磁気又は光記録媒体のランダムなアドレス
領域に情報を記録し、それらの情報のディレクトリをI
Cメモリに暗号化して記憶させるなどの方法により、大
きいメモリ容量と、高いセキュリティを得ることができ
る。
【0003】複合ICカードは一般に、図1に示すよう
に、プラスチックカード上に、半導体メモリ内蔵のIC
チップ3を有すると共に、磁気記録媒体5及び光記録媒
体7の一方又は双方を有している。このような複合IC
カード1にアクセスする一般的なシステムは、図2に示
すように、カード読み書き装置11とこれに接続された
上位装置31とを備えている。
【0004】読み書き装置11は、複合ICカードのI
Cチップ3、磁気記録媒体5及び光記録媒体7に対しそ
れぞれデータ読み書きを行うためのIC読み書き部1
3、磁気読み書き部15及び光読み書き部17を備え、
また、複合ICカード1を載せるトレイ19、トレイ1
9上のカードを各読み書き部13、15、17の位置へ
送るためにトレイ19を移動させる移動ベルト21を備
えている。さらに、読み書き装置11は、各読み書き部
13、15、17を制御する制御用コンピュータ25、
上位装置31との通信を行う通信装置23を備えてい
る。上位装置31は、読み書き装置11との通信を行う
通信装置33、読み書き装置11を制御するための制御
用ソフトウエア35、及び複合ICカード1のデータを
管理し且つ処理するためのアプリケーションソフトウエ
ア37を備えている。
【0005】従来、このような複合ICカードアクセス
システムにおいて、上位装置31は、複合ICカード1
上の各記録媒体3、5、7毎に個別に、各媒体にアクセ
スするための制御コマンドを作成して読み書き装置11
に送るようになっている。
【0006】具体例を図3及び図4を用いて説明する。
図3は、図2に示したシステムにおいて、ICチップ3
と磁気媒体5だけを有する複合ICカード41にアクセ
スする場合を示し、一方、図4は、同システムにおい
て、ICチップ3と磁気媒体5と光媒体7とを有する複
合ICカード51にアクセスする場合を示す。
【0007】図3に示す場合において、上位装置31
は、例えばデータAは磁気媒体5、データB及びCはI
Cチップ3というように、各データA、B、Cとそれが
記録される媒体3、5との対応関係43を予め認識して
いる。そして、上位装置31のアプリケーション37
は、例えば、データAを磁気媒体5から読み出す、デー
タBをICチップ3から読み出す、データCをICチッ
プ3に書き込むというように、個々の記録媒体3、5を
指定した形で各データのアクセスコマンドを生成して読
み書き装置11に送る。
【0008】一方、図4に示す場合では、図3の場合の
複合ICカード41とは異なる仕様の複合Iカード51
が用いられるため、上位装置31は、その複合Iカード
51の仕様に合せた別のデータ・媒体対応関係53を予
め記憶しておいて、それに基づき、例えばデータAを磁
気媒体5から読み出す、データBをICチップ3から読
み出す、データCを光媒体7に書き込むというように、
やはり個別に記録媒体3、5、7を指定したアクセスコ
マンドを生成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のアクセスシステムでは、上位装置は、データの書かれ
るカード上の記録媒体を把握し、個々のデータ毎に記録
媒体を指定してアクセスを行う。よって、上位装置及び
読み書き装置は、アクセスしたいデータがどの記録媒体
に書かれているかを意識しながらデータ処理を行わなけ
ればならないから、システムを流れるデータ量が多くな
り、結果として、システム全体の負荷が増大する。
【0010】さらに、図3と図4に示した2つの場合を
比較して分るように、将来の大容量化や新しい記録媒体
の追加等の複合カードの仕様変更があると、それに応じ
て上位装置のプログラムも変更する必要がある。
【0011】従って、本発明の目的は、複合カードのア
クセスシステムにおいて、上位装置が、データの書かれ
る記録媒体を意識することなしに、複合カード上のデー
タにアクセスできるようにし、もって、複合カードの大
容量化や新たな記録媒体の追加などの仕様変更へのシス
テムの対応を容易化することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、複
数の記録媒体を用いた実記憶領域を有する複合カード
と、複合カードにデータを読み書きする読み書き装置
と、読み書き装置にデータのアクセスコマンドを与える
上位装置とを備える。複合カードは、予め設定された仮
想記憶領域と実記憶領域との対応関係を記録した記録媒
体テーブルを格納している。また、複合カード、読み書
き装置及び上位装置のいずれかが、カードの記録媒体テ
ーブルを参照することにより、仮想記憶領域の特定の記
憶場所を実記憶領域の特定の記憶場所に変換して読み書
き装置に提供する為の変換手段を備える。
【0013】本システムによれば、上位装置が仮想記憶
領域の記憶場所を特定してアクセスコマンドを発行すれ
ば、複合カードに格納されている記録媒体テーブルに従
って、その仮想記憶領域の記憶場所が実記憶領域の記憶
場所に変換され、その実記憶領域の記憶場所が読み書き
装置に提供される。読み書き装置は、その実記憶領域の
記憶場所に従って、複合カードのデータにアクセスする
ことができる。従って、上位装置は、仮想記憶領域を把
握してさえいれば、実際にデータの書かれる記録媒体
(実際記憶領域)を意識する必要がない。複合カードの
実記憶領域の仕様が変更されても、仮想記憶領域さえ一
定にしておけば、上位装置のプログラムを変更する必要
がない。
【0014】変換手段が記憶媒体テーブルを参照する方
法には、概略2つのバリエーションがある。その一つ
は、後述する実施形態で行われている方法で、記憶媒体
テーブルは複合カード内だけに保持されていて、変換手
段は毎回そのカード内の記録媒体テーブルを参照すると
いう方法である。また、別の方法は、読み書き装置又は
上位装置又は適当な付属装置に予め複合カードから記憶
媒体テーブルのコピーをアップロードしておき、変換手
段はそのコピーを参照するという方法である。
【0015】後述する好適な実施形態では、複合カード
として、ICチップを備えた複合ICカードを用いる。
そして、この複合ICカードのICチップに、記録媒体
テーブルが格納されている。また、このICチップが、
読み書き装置から仮想記憶領域の記憶場所を受信し、記
録媒体テーブルを参照することより、その受信した仮想
記憶領域の記憶場所を実記憶領域の記憶場所に変換し、
これを読み書き装置に返送する機能を有している。ま
た、読み書き装置は、上位装置からアクセスコマンドを
受けると、それによって特定された仮想記憶領域の記憶
場所をICチップに送信し、そして、ICチップから実
記憶領域の記憶場所を受信して、その実記憶領域の記憶
場所にアクセスし、そのアクセス結果を上位装置に返送
する機能を備えている。
【0016】この実施形態によれば、上位装置は、複合
ICカードのICチップ以外の記録媒体を意識せずに、
複合ICカードへのデータアクセスができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図5は、本発明にかかる複合IC
カードアクセスシステムの一実施形態の構成を示す。
【0018】本システムは、上位装置121と、これに
通信可能に接続された複合ICカード読み書き装置11
1とを備える。上位装置121は、読み書き装置111
に対し、記録媒体を意識せずに複合ICカード101へ
アクセスするコマンドを送信し且つそのレスポンスを受
信する為の通信機構(例えばモデム;図示省略)と、こ
の通信機構を制御する為の制御ソフトウエア(図示省
略)を備え、これらで通信インターフェースを構成して
いる。
【0019】上位装置121は、複合ICカード101
のデータを管理し且つ処理するためのアプリケーション
123を備える。このアプリケーション123は、複合
ICカード101の具体的な記録媒体は意識せず、複合
ICカード101の記憶領域全体を所定の仮想記憶領域
として把握しており、複合ICカード101へのアクセ
スコマンドを発行する際、その仮想記憶領域の場所(例
えば、アドレス、レコード番号など)を指定するように
構成されている。
【0020】読み書き装置111は、複合ICカード1
01の各記録媒体103、105、107にそれぞれデ
ータを読み書きする為のIC読み書き部115、磁気読
み書き部117及び光読み書き部119と、これらを読
み書き部113〜119を制御し且つ上位装置121と
通信する為の制御コンピュータ113とを備える。
【0021】制御コンピュータ113は、上位装置12
1から複合ICカード101へのアクセスコマンド及び
データを受け取り、そのコマンドを実行したアクセス結
果を上位装置121へ返送する機能をもつ。また、制御
コンピュータ113は、後に詳述するように、上位装置
121からアクセスコマンド及びデータを受信すると、
まず、そのコマンド及びデータをIC読み書き部115
を通じてICチップ103に渡し、その結果ICチップ
103から返されるアクセスコマンド及びデータを受信
し、そのICチップ103からのアクセスコマンドに従
って磁気又は光読み書き部117、119を制御するこ
とにより、複合ICカード101の磁気又は光記録媒体
105、107に対するデータの書込み及び読み出しを
実現する機能を備えている。
【0022】複合ICカード101は、ICチップ10
3と、磁気記録媒体105と、光記録媒体107とを備
える。ICチップ103は一種のマイクロコンピュータ
であり、書き換え可能な記憶領域を有し、この記憶領域
はICチップ103自身が管理する領域(管理領域)
と、アプリケーション123が自由に使える領域(アプ
リケーション領域)との二つの領域を備えている。IC
チップ103のアプリケーション領域と、このカード1
01のICチップ103以外の記録媒体、つまり磁気記
録媒体105及び光記録媒体部107は、アプリケーシ
ョン123がデータを読み書きすることができる領域で
ある。
【0023】ICチップ103内の上記管理領域には、
ICチップ103のアプリケーション領域、磁気記録媒
体105及び光記録媒体107と、上述した仮想記憶領
域とを対応付ける為の参照テーブル(記録媒体テーブ
ル)109が格納されている。この記録媒体テーブル1
09には、図示のように、IC、磁気、光の各記録媒体
(ICの場合はアプリケーション領域)毎に、各々に対
応する仮想記憶領域の場所の範囲(例えばアドレス範
囲、レコード番号範囲など)が格納されている。図示の
例では、仮想記憶領域のアドレス範囲Aが磁気記録媒体
105に、アドレス範囲BがICチップ103のアプリ
ケーション領域に、また、アドレス範囲Cが光記録媒体
107にそれぞれ割り当てられている。そして、ICチ
ップ103のマイクロコンピュータは、読み書き装置1
11からアクセスコマンドを受け取ると、そのコマンド
に含まれている仮想記憶領域の場所指定を、記録媒体テ
ーブル109を参照して、カード101上の実際の記憶
場所の指定に変換することにより、実際の記憶領域の場
所指定を含んだアクセスコマンドに変換し、この変換し
たアクセスコマンドを読み書き装置111に返却する機
能を有する。
【0024】以下に、本システムによる複合ICカード
101に対するデータアクセス手順を説明する。先ず、
図6を参照してカード101からデータを読み出す手順
を説明する。
【0025】図6に示すように、まず、上位装置121
が、自身が把握している仮想的な複合ICカード101
の特定の記憶場所(具体的な記録媒体の指定は含まな
い)からデータを読み出す為のコマンドを、読み書き装
置111に送信する(ステップS1)。このアクセスコ
マンドを受けた読み書き装置111は、上位装置121
の特定した仮想的な記憶場所に対応する仮想記憶領域の
特定場所からデータを読み出す為のコマンドを、複合I
Cカード101のIC部103に送信する(S2)。
【0026】このコマンドを受けたIC部103は、自
身に備えられた記録媒体テーブル109を参照して、仮
想記憶領域の記憶場所を、カード101上の実際の記録
媒体の記憶場所に変換し、この変換結果から、実際の記
録媒体からのデータの読み出しコマンドを生成して読み
書き装置111に返送する(S3)。
【0027】すると、読み書き装置111は、IC部1
03から返送された読み出しコマンドを実行して、カー
ド101の該当する記録媒体の特定場所からデータを読
出す(S4、S5)。このとき、該当の記録媒体が磁気
記録媒体105又は光記録媒体107である場合は、読
み書き装置111が該当の記録媒体の特定記憶領域から
直接にデータを読み出す。一方、該当の記録媒体がIC
チップ103のアプリケーション領域である場合は、I
Cチップ103のマイクロコンピュータが自身の変換し
たコマンドを実行してアプリケーション領域の特定場所
からデータを読み出し、そのデータを読み書き装置11
1に渡すことになる。
【0028】読み出されたデータを受け取った読み書き
装置111は、このデータを、上位装置121の特定し
た記憶場所からの読み出し結果として、上位装置121
に返送する(S6)。
【0029】次に、図7を参照してデータを書き込む手
順を説明する。図7に示すように、まず、上位装置12
1が、自身の把握している仮想的な複合ICカード10
1の特定の記憶場所へデータを書き込む為のコマンド
を、そのデータと共に読み書き装置111に送信する
(S11)。読み書き装置111は、上位装置121の
特定した仮想的な記憶場所に対応する仮想記憶領域の特
定場所へデータを書き込む為のコマンドを、複合ICカ
ード101のIC部103に送信する(S12)。
【0030】IC部103は、自身に備えられた記録媒
体テーブル109を参照して、読み書き装置111から
の書込みコマンドに含まれる仮想記憶領域の特定場所
を、カード101上の実際の記録媒体の対応する特定場
所に変換し、その結果から、実際の記録媒体の特定場所
への書き込みコマンドを生成して読み書き装置111に
返送する(S13)。
【0031】読み書き装置111は、IC部103から
返却されたコマンドを実行して、カード101の該当す
る記録媒体の特定場所にデータを書込む(S14、S1
5)。このとき、該当の記録媒体が磁気記録媒体105
又は光記録媒体107である場合は、読み書き装置11
1がその記録媒体の特定記憶場所に直接にデータを書込
む。一方、該当の記録媒体がICチップ103のアプリ
ケーション領域である場合は、ICチップ103のマイ
クロコンピュータが自身の変換したコマンドを実行して
アプリケーション領域の特定場所にデータを書き込み、
その書き込み結果を読み書き装置111に返却すること
になる。
【0032】書き込みが正常に終わると、読み書き装置
111は、上位装置121の特定した記憶場所へデータ
を書き込に終わった旨の結果を、上位装置121に返送
する(S16)。
【0033】以上の様にして、複合ICカードのICチ
ップ103において、所定の仮想記憶領域と実際の記憶
領域との場所指定の変換を行うことにより、上位装置1
21は、複合カード101上の記録媒体を意識せずに、
複合ICカード101にアクセスすることができる。複
合ICカード101の仕様が変更された場合、仮想記憶
領域の仕様さえ一定にしておけば、上位装置121のプ
ログラムを変更せずとも、新しい仕様のカードにもアク
セスできる。
【0034】
【実施例】本発明のより具体的な2つの実施例を以下に
説明する。
【0035】まず、第1の実施例を図8〜図10を参照
して説明する。図8は、第1実施例における複合ICカ
ード101の仮想記憶領域と実記憶領域との関係を示し
た概念図である。図9は、第1実施例におけるICチッ
プ103内の記録媒体テーブル151を示す。また、図
10は、第1実施例におけるデータアクセス手順を示す
フローチャートである。
【0036】図8に示すように、複合ICカード101
は実際の記憶領域として磁気記憶領域133(=磁気記
録媒体105)、IC記憶領域135(=ICチップ1
03内のアプリケーション領域)、及び光記憶領域13
7(=光記録媒体107)を持っている。磁気記憶領域
133は、例えば、16バイトの容量をもち、アドレス
0000H〜000FHを有している。IC記憶領域1
35は、例えばアドレス0000H〜7FEFHを有
し、また、光記憶領域137は、例えばアドレス000
0H〜7FFFHを有している。
【0037】これらの実記憶領域133〜137に対応
して仮想記憶領域141が設定されている。仮想記憶領
域141は、例えば2バイトの物理アドレス0000H
〜FFFFHによってアクセスできるが、このうち、ア
ドレス0000H〜000FHは磁気記憶領域133
に、アドレス0010H〜7FFFHはIC記憶領域1
35に、アドレス8000H〜FFFFHは光記憶領域
137にそれぞれにマップされている。このような仮想
記憶領域141と実記憶領域133〜137との対応関
係は、図9に示すような記録媒体テーブル151に記録
されICチップ内に保管されている。この記録媒体テー
ブル151では、各実記憶領域133〜137毎に、対
応する仮想記憶領域の開始アドレスと最終アドレスとが
記録されている。
【0038】尚、仮想記憶領域141のアクセス処理を
行うプログラムはICチップ内のROMに格納され、I
Cチップ内のCPUがそのプログラムを実行する。記録
媒体テーブル151は、ICチップ内の不揮発性の書き
換え可能なメモリ(例えばEEPROM)に格納されて
いる。
【0039】以下に、上位装置121が複合ICカード
101にアクセスする手順を、複合ICカード101の
全記憶領域からデータを読出す場合を例に取り、図10
のフローチャートを参照して説明する。
【0040】まず、上位装置が、仮想記憶領域のアドレ
ス0000H〜8FFFHからデータを読み出す為のコ
マンドを、読み書き装置111に送信する(S21)。
読み書き装置111は、仮想記憶領域のアドレス000
0H〜8FFFHの読み出しコマンドを、複合ICカー
ド101のICチップ103に送信する(S22)。
【0041】ICチップ103は、自身に格納している
記録媒体テーブル151を参照して、まず、仮想記憶領
域のアドレス0000H〜8FFFHのうち磁気記憶領
域133に対応するアドレス範囲に関して変換を行うこ
とにより、磁気記憶領域133のアドレス0000H〜
000FHからデータを読み出す為のコマンドを生成
し、これを読み書き装置111に返送する(S23)。
このとき、ICチップ103は、まだ処理が終了してお
らず継続する旨も読み書き装置111に伝える。
【0042】読み書き装置111は、返送された読み出
しコマンドを実行することにより、磁気記憶領域133
のアドレス0000H〜000FHからデータを読み出
し(S24、S25)、そのデータを、カード読み出し
結果として上位装置121に返送する(S26)。この
とき、読み書き装置111は、まだ処理が継続する旨も
上位装置121に伝える。
【0043】処理の継続を伝えられた上位装置121
は、次に、後続のデータの送信要求を読み書き装置11
1に送信し(S27)、読み書き装置111は、この送
信要求をICチップ103に送信する(S28)。
【0044】この送信要求を受けたICチップ103
は、記録媒体テーブル151を参照して、仮想記憶領域
のアドレス0000H〜8FFFHのうち次のIC記憶
領域135に対応するアドレス範囲に関して変換を行う
ことにより、IC記憶領域135のアドレス0000H
〜7FEFHを取得し、これに基づいてIC記憶領域1
35からデータを読み出し、そのデータを読み書き装置
111に返送する(S29)。このとき、ICチップ1
03は、更に処理が継続する旨も読み書き装置111に
伝える(S29)。
【0045】読み書き装置は、ICチップ103から受
信したデータを上位装置121に送信し、次に更に処理
が継続する旨も伝える(S30)。
【0046】上位装置121は、更に次のデータの送信
要求を読み書き装置111に送信し(S31)、読み書
き装置111はICチップ103にこの送信要求を送信
する(S32)。
【0047】ICチップ103は、記録媒体テーブル1
51を参照して、仮想記憶領域のアドレス0000H〜
8FFFHのうち最後に残った光記憶領域137に対応
するアドレス範囲に関して変換を行うことにより、光記
憶領域137のアドレス0000H〜7FFFHからの
データ読み出しコマンドを生成して読み書き装置111
に返送し、同時に、これで処理が終了した事も伝える
(S33)。
【0048】読み書き装置111は、その読み出しコマ
ンドを実行することにより、光記憶領域137のアドレ
ス0000H〜7FFFHからデータを読み出し(S3
4、S35)、読み出したデータを上位装置に送信し、
同時に、これで処理が終了した旨も伝える(S36)。
【0049】以上で、複合ICカード101の仮想記憶
領域の全アドレス0000H〜8FFFHからのデータ
読み出しを終了する。
【0050】次に、本発明の第2の実施例について、図
11〜図13を参照して説明する。図11は、第2実施
例における複合ICカード101の仮想記憶領域と実記
憶領域との関係を示した概念図である。図12は、第2
実施例におけるICチップ103内の記録媒体テーブル
181を示す。また、図13は、第2実施例におけるデ
ータアクセス手順を示すフローチャートである。
【0051】図11に示すように、複合ICカード10
1は実際の記憶領域として磁気記憶領域163(=磁気
記録媒体105)、IC記憶領域165(=ICチップ
103内のアプリケーション領域)、及び光記憶領域1
67(=光記録媒体107)を持っている。これらの実
記憶領域163〜167は、レコード番号(実レコード
番号)で表される論理アドレスによってアクセスするこ
とができる。例えば、磁気記憶領域163は実レコード
番号0000H〜000FHの16レコードを有し、I
C記憶領域165は実レコード番号0000H〜7FE
FHを有し、光記憶領域167は実レコード番号000
0H〜7FFFHを有する。
【0052】これらの実記憶領域163〜167に対応
して仮想記憶領域171が設定されている。この仮想記
憶領域171は、名前で示されるファイル形式でFIF
Oのバッファ構造を持つ。この仮想記憶領域171に
は、ファイル名「Sample」177と64Kの仮想
レコード178とを持つ仮想ファイル179があり、こ
の仮想ファイル「Sample」179は、2バイトの
仮想レコード番号で表される論理アドレスによってアク
セスすることができる。この仮想ファイル「Sampl
e」179の仮想レコード番号0000H〜000FH
は磁気記憶領域163に、仮想レコード番号0010H
〜7FEFHはIC記憶領域165に、また、仮想レコ
ード番号8000H〜FFFFHは光記憶領域167に
それぞれマップされている。また、仮想記憶領域171
の内部には、現在の仮想レコード173を示すポインタ
175がある。
【0053】このような仮想記憶領域171と実記憶領
域163〜167との対応関係は、図12に示すような
記録媒体テーブル181に記録されICチップ103内
に保管されている。この記録媒体テーブル181では、
各実記憶領域163〜167毎に、対応する仮想ファイ
ル名、開始仮想レコード番号、長さ(レコード数)、対
応開始アドレス、長さ(アドレス数)が記録されてい
る。
【0054】以下に、この第2実施例におけるデータア
クセスの手順を、仮想ファイル「Sample」179
から8FFFH個のレコードを読み出す場合を例に取
り、図13のフローチャートを参照して説明する。ここ
で、アクセス開始の時点で、現在のレコードポインタ1
75が仮想レコード番号0002Hを示しているとす
る。
【0055】オペレータが、複合ICカードの仮想ファ
イル「Sample」の仮想レコードを8FFFH個読
み出す要求を上位装置121に入力すると、上位装置1
21は読み書き装置111に対して、複合ICカード1
01の仮想ファイル「Sample」179を開く為の
オープンコマンドを送信する(S41)。読み書き装置
111は、ICチップ103に対して、仮想ファイル
「Sample」179のオープンコマンドを送信する
(S42)。
【0056】このオープンコマンドを受けたICチップ
103は、以降のアクセスを仮想ファイル「Sampl
e」179のみに限定し、そして、読み書き装置111
に対して仮想ファイル「Sample」179のオープ
ン終了を伝える(S43)。読み書き装置111は上位
装置121に対して、仮想ファイル「Sample」の
オープン終了を伝える(S44)。
【0057】次に、上位装置121は、読み書き装置1
11に対して、仮想レコードを8FFFH個読み出すコ
マンドを送信する(S45)。読み書き装置111は、
ICチップ103に対して、仮想レコードを8FFFH
個読み出すコマンドを送信する(S46)。
【0058】ICチップ103は、記録媒体テーブル1
81を参照し、現在の仮想レコード番号0002Hから
実レコード番号への変換を開始して、まず磁気記憶領域
163の実レコード番号0002H〜000FHを読み
出すコマンドを生成して読み書き装置111に送信し、
同時に、まだ処理が継続する事も伝える(S47)。
【0059】読み書き装置111は、その読み出しコマ
ンドを実行して、磁気記憶領域163の実レコード番号
0002H〜000FHを読み出し(S48、S4
9)、読み出したレコードを上位装置121に送信し、
同時に、処理が継続する事も伝える(S50)。
【0060】次に、上位装置121は読み書き装置11
1に対し、後続のデータの送信要求を送信し(S5
1)、読み書き装置111はICチップ103対し、そ
の送信要求を送信する(S52)。
【0061】ICチップ103は、記録媒体テーブル1
81を参照して、次のIC記憶領域165の実レコード
番号0000H〜7FEFHを取得し、その実レコード
番号0000H〜7FEFHを読み出し、読み出したレ
コードを読み書き装置111に送信し、同時に、さらに
処理が継続する事も伝える(S53)。読み書き装置1
11は、ICチップ103から受信したレコードを上位
装置121に送信し、同時に、さらに処理が継続する事
も伝える(S54)。
【0062】次に、上位装置121は読み書き装置11
1に対し、次のデータの送信要求を送信し(S55)、
読み書き装置111はICチップ103に対し、その送
信要求を送信する(S56)。
【0063】ICチップ103は、記録媒体テーブル1
81を参照して、残りの光記憶領域167の実レコード
番号0000H〜0FFDHを読み出すコマンドを生成
し、これを読み書き装置111に送信し、同時に、これ
で処理が終わった事も伝える(S57)。
【0064】読み書き装置111は、そのコマンドを実
行して光記憶領域167の実レコード番号0000H〜
0FFDHを読み出し(S58、S59)、読み出した
レコードを上位装置121に送信し、同時に、処理終了
を伝える(S60)。
【0065】以上のようにして、上位装置121は、複
合ICカード101の記録媒体を意識せずに、ファイル
名とレコード数とによって複合ICカード101にアク
セスすることができる。
【0066】尚、本発明は上記実施形態、実施例以外の
種々の態様でも実施することができる事は云うまでもな
い。例えば、上記実施形態ではICチップが記録媒体テ
ーブルを有して仮想的な記憶場所から実際の記憶場所へ
の変換を行なっていたが、それに代えて、ICチップ以
外の適当な記録媒体(例えば光媒体のように不揮発性の
媒体が好ましい)に記録媒体テーブルを格納しておき、
読み書き装置(又は上位装置)の側で、そのテーブルを
参照して仮想的な記憶場所を実際の記憶場所に変換する
ように構成することもできる。そのようにすると、IC
チップを持たない複合カード、例えば磁気媒体と光媒体
だけをもつ複合カードに関しても、本発明を適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な複合ICカードの外観図。
【図2】一般的な複合ICカードのアクセスシステムの
構成図。
【図3】従来のシステムにおけるアクセス手順を示す説
明図。
【図4】従来のシステムにおける別のアクセス手順を示
す説明図。
【図5】本発明の実施形態にかかるシステムの構成図。
【図6】実施形態にかかるシステムの読み出し手順を示
すフローチャート。
【図7】実施形態にかかるシステムの書き込み手順を示
すフローチャート。
【図8】本発明の第1実施例における仮想記憶領域を説
明する概念図。
【図9】第1実施例の記録媒体テーブルを示す図。
【図10】第1実施例のアクセス手順を示すフローチャ
ート。
【図11】本発明の第2実施例における仮想記憶領域を
説明する概念図。
【図12】第2実施例の記録媒体テーブルを示す図。
【図13】第2実施例のアクセス手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
101 複合ICカード 103 IC部 105 磁気記録媒体 107 光記録媒体 109、151、181 記録媒体テーブル 111 複合ICカード読み書き装置(読み書き装置) 121 上位装置 123 上位装置のアプリケーションプログラム 133、163 磁気記憶領域 135、165 IC記憶領域 137、167 光記憶領域 141、171 仮想記憶領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録媒体を用いた実記憶領域を有
    する複合カードと、前記複合カードにデータを読み書き
    する読み書き装置と、前記読み書き装置にデータのアク
    セスコマンドを与える上位装置とを備えた複合カードの
    アクセスシステムにおいて、 前記複合カードが、予め設定された仮想記憶領域と前記
    実記憶領域との対応関係を記録した記録媒体テーブルを
    格納しており、 前記複合カード、前記読み書き装置及び前記上位装置の
    いずれかが、前記記録媒体テーブルを参照することによ
    り、前記仮想記憶領域の特定の記憶場所を前記実記憶領
    域の特定の記憶場所に変換して前記読み書き装置に提供
    する為の変換手段を備えていることを特徴とする複合カ
    ードの情報アクセスシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記複合カードがICチップを備え、このICチップ
    が、前記記録媒体テーブルを格納し且つ前記変換手段を
    有して、前記読み書き装置から受信した前記仮想記憶領
    域の特定の記憶場所を、前記実記憶領域の特定の記憶場
    所に変換して前記読み書き装置に返送することを特徴と
    する複合ICカードの情報アクセスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシステムにおいて、前記
    読み書き装置が、 前記上位装置からのアクセスコマンドに応答して、前記
    仮想記憶領域の特定の記憶場所を前記ICチップに送信
    し、且つ、特定の記憶場所に対応する前記実記憶領域の
    特定の記憶場所を前記ICチップから受信する手段と、 受信した前記実記憶領域の特定の記憶場所にアクセス
    し、且つ、アクセスした結果を前記上位装置に返送する
    手段と、を備えたことを特徴とする複合ICカードの情
    報アクセスシステム。
  4. 【請求項4】 複数の記録媒体を用いた実記憶領域と、 予め設定された仮想記憶領域と前記実記憶領域との対応
    関係を記録した記録媒体テーブルとを備えた複合カー
    ド。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の複合カードにおいて、I
    Cチップを備え、このICチップが、前記記録媒体テー
    ブルを格納し且つ前記変換手段を有して、外部から受信
    した前記仮想記憶領域の特定の記憶場所を前記実記憶領
    域の特定の記憶場所に変換して外部へ返送することを特
    徴とする複合カード。
  6. 【請求項6】 複数の記録媒体を用いた実記憶領域を有
    し且つ予め設定された仮想記憶領域と前記実記憶領域と
    の対応関係を記録した記録媒体テーブルを格納した複合
    カードと、この複合カードにデータを読み書きするため
    の読み書き装置と、前記読み書き装置にデータのアクセ
    スコマンドを与える上位装置とを備えた複合カードのア
    クセスシステムのための、前記読み書き装置において、 前記上位装置からのアクセスコマンドに応答して、前記
    複合カードの記録媒体テーブルを利用することにより、
    前記仮想記憶領域の特定の記憶場所に対応した前記実記
    憶領域の特定の記憶場所を取得する実記憶場所取得手段
    と、 取得した前記実記憶領域の特定の記憶場所にアクセス
    し、且つアクセスした結果を前記上位装置に返送する手
    段と、を備えた複合カードアクセスシステムの読み書き
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の読み書き装置において、 前記複合カードがICチップを備え、このICチップ
    が、前記記録媒体テーブルを格納し、且つ外部から受信
    した前記仮想記憶領域の特定の記憶場所を前記実記憶領
    域の特定の記憶場所に変換して外部へ返送する変換手段
    を備えており、 前記読み書き装置の実記憶場所取得手段が、前記上位装
    置からのアクセスコマンドに応答して、前記仮想記憶領
    域の特定の記憶場所を前記ICチップに送信し、且つ、
    特定の記憶場所に対応する前記実記憶領域の特定の記憶
    場所を前記ICチップから受信する手段を備えているこ
    とを特徴とする複合カードアクセスシステムの読み書き
    装置。
  8. 【請求項8】 複数の記録媒体を用いた実記憶領域を有
    し且つ予め設定された仮想記憶領域と前記実記憶領域と
    の対応関係を記録した記録媒体テーブルを格納した複合
    カードと、この複合カードにデータを読み書きするため
    の読み書き装置と、前記読み書き装置にデータのアクセ
    スコマンドを与える上位装置とを備えた複合カードのア
    クセスシステムのための、前記上位装置において、 前記仮想記憶領域の特定の記憶場所の指定を含んだ前記
    アクセスコマンドを前記読み書き装置に送信する手段を
    備えた複合カードアクセスシステムの上位装置。
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