JPH10133817A - ガラスタッチパネル - Google Patents
ガラスタッチパネルInfo
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- JPH10133817A JPH10133817A JP8307195A JP30719596A JPH10133817A JP H10133817 A JPH10133817 A JP H10133817A JP 8307195 A JP8307195 A JP 8307195A JP 30719596 A JP30719596 A JP 30719596A JP H10133817 A JPH10133817 A JP H10133817A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、画質、耐久性、操作性、安全性等に優れたタ
ッチパネルを提供する。 【構成】 上下の透明基板(1a)(1b)としてのガ
ラス透明基板に透明導電膜(ITO)(2a)(2b)
を配設して対向配置し、スペーサー(3)を配置して、
ガラス・ガラス方式のタッチパネルとする。
ッチパネルを提供する。 【構成】 上下の透明基板(1a)(1b)としてのガ
ラス透明基板に透明導電膜(ITO)(2a)(2b)
を配設して対向配置し、スペーサー(3)を配置して、
ガラス・ガラス方式のタッチパネルとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーナビゲーション用
ディスプレイ等の各種ディスプレイにおいて有用な指先
・ペン入力が可能であり、さらに画面が美しく、耐久性
・耐磨耗性等にも優れ、尚かつ反射防止・飛散防止機能
も兼ね備えたガラス・ガラス方式のタッチパネルに関す
るものである。
ディスプレイ等の各種ディスプレイにおいて有用な指先
・ペン入力が可能であり、さらに画面が美しく、耐久性
・耐磨耗性等にも優れ、尚かつ反射防止・飛散防止機能
も兼ね備えたガラス・ガラス方式のタッチパネルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CRTディスプレイ等の各種
のディスプレイにおいては、指先やペンによる押圧で入
力することのできるタッチパネルが採用されている。こ
のタッチパネルについては、これまでにも様々な細部の
工夫、改善がなされてきているが、その構造はガラス基
板の上に透明樹脂板を配置し、その両者の対向面に導電
膜を設けることを基本としている。また、この構造にお
いてガラス基板と樹脂基板との間にスペーサーを配置す
ることも適宣になされてきている。
のディスプレイにおいては、指先やペンによる押圧で入
力することのできるタッチパネルが採用されている。こ
のタッチパネルについては、これまでにも様々な細部の
工夫、改善がなされてきているが、その構造はガラス基
板の上に透明樹脂板を配置し、その両者の対向面に導電
膜を設けることを基本としている。また、この構造にお
いてガラス基板と樹脂基板との間にスペーサーを配置す
ることも適宣になされてきている。
【0003】しかしながら、これまでのタッチパネルで
は、耐久性・耐環境性・耐磨耗性が必ずしも充分でなく
傷つきやすく、また画面の鮮明度が満足できるものでな
く、経時的に画面の色あせが生じるという欠点があっ
た。このため従来のタッチパネルに代わる優れた性能の
構成からなるタッチパネルの実現が望まれている。
は、耐久性・耐環境性・耐磨耗性が必ずしも充分でなく
傷つきやすく、また画面の鮮明度が満足できるものでな
く、経時的に画面の色あせが生じるという欠点があっ
た。このため従来のタッチパネルに代わる優れた性能の
構成からなるタッチパネルの実現が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は以上のよう
な事情に鑑みてなされたものであって、従来のタッチパ
ネルの欠点を解消し、耐久性・耐環境性・耐磨耗性等に
優れ、画面が美しく、色あせや色むらが生じにくく、ま
た、ガラス・ガラスの欠点である反射・破損による飛散
を防止するための工夫も施されている新しい構成のタッ
チパネルを提供することを目的としている。
な事情に鑑みてなされたものであって、従来のタッチパ
ネルの欠点を解消し、耐久性・耐環境性・耐磨耗性等に
優れ、画面が美しく、色あせや色むらが生じにくく、ま
た、ガラス・ガラスの欠点である反射・破損による飛散
を防止するための工夫も施されている新しい構成のタッ
チパネルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、一対の透明電導膜を配設した透
明基板がその透明導電膜面において対向設置されたタッ
チパネルであって、上部基板(入力部)及び下部基板と
もガラスであることを特徴としておりさらに反射防止・
飛散防止・画像視認性の改善を図るため、円偏光フィル
ム及び位相差フィルムを貼付することを特徴としている
ガラスタッチパネル(請求項1)を提供する。
を解決するものとして、一対の透明電導膜を配設した透
明基板がその透明導電膜面において対向設置されたタッ
チパネルであって、上部基板(入力部)及び下部基板と
もガラスであることを特徴としておりさらに反射防止・
飛散防止・画像視認性の改善を図るため、円偏光フィル
ム及び位相差フィルムを貼付することを特徴としている
ガラスタッチパネル(請求項1)を提供する。
【0006】そしてまた、この発明は以下の態様等も提
供するものである。光透過率が70%以上であるガラス
タッチパネル(請求項2) 動作温度が90%RH以下の条件において−10〜60
℃であるガラスタッチパネル(請求項3) 保存温度が95%RH以下の条件において−30〜85
℃であるガラスタッチパネル(請求項4) 動作荷重が先端R4mm・φ5mm・硬度60°の試験
棒で、上部ガラス基板を押してスイッチが導通状態にな
ったときの荷重が180g±20gであるガラスタッチ
パネル(請求項5) 下部ガラス基板の透明導電膜面上には超微粒ドットスペ
ーサーが配設されているガラスタッチパネル、並びに、
ドットスペーサーは、その径が20μm・高さ3〜6μ
m・ドット間ピッチが1.5〜3mmであり、光硬化型
樹脂により形成されているガラスタッチパネル(請求項
6及び請求項7) 上部ガラス基板と下部ガラス基板を貼り合わせるために
使用する接着剤等には、径が50μmのグラスファイバ
ーを混ぜ合わせているガラスタッチパネル(請求項8) 上部ガラスはホウケイ酸ガラス(厚さ0.2mm)から
なり、下部ガラス(厚さ1.1mm)はソーダガラスか
らなるガラスタッチパネル(請求項9) 透明導電膜は、ITOが任意の形状に配設されており、
その蒸着方法はスパッタリング及びCVDであるガラス
タッチパネル(請求項10) 定格電圧がDC5Vの場合に1mA以下で、絶縁抵抗が
DC25Vの場合に上下電極間において10MΩ以上で
あり、直線性が±3%以下で、バウンスが指による通常
操作方法にて10msec以下のガラスタッチパネル
(請求項11及び請求項12及び請求項13) 静電気耐圧が15kV以上で、ダイナミックレンジが下
限0〜0.7V、上限5〜4.6Vのガラスタッチパネ
ル(請求項14及び請求項15) 上部ガラス基板に貼付する円偏光フィルムが、三酢酸セ
ルロース及びポリビニール・アルコールからなり、下部
ガラス基板に貼付する位相差フィルムが、ポリカーボネ
ートからなるガラスタッチパネル(請求項16及び請求
項17)
供するものである。光透過率が70%以上であるガラス
タッチパネル(請求項2) 動作温度が90%RH以下の条件において−10〜60
℃であるガラスタッチパネル(請求項3) 保存温度が95%RH以下の条件において−30〜85
℃であるガラスタッチパネル(請求項4) 動作荷重が先端R4mm・φ5mm・硬度60°の試験
棒で、上部ガラス基板を押してスイッチが導通状態にな
ったときの荷重が180g±20gであるガラスタッチ
パネル(請求項5) 下部ガラス基板の透明導電膜面上には超微粒ドットスペ
ーサーが配設されているガラスタッチパネル、並びに、
ドットスペーサーは、その径が20μm・高さ3〜6μ
m・ドット間ピッチが1.5〜3mmであり、光硬化型
樹脂により形成されているガラスタッチパネル(請求項
6及び請求項7) 上部ガラス基板と下部ガラス基板を貼り合わせるために
使用する接着剤等には、径が50μmのグラスファイバ
ーを混ぜ合わせているガラスタッチパネル(請求項8) 上部ガラスはホウケイ酸ガラス(厚さ0.2mm)から
なり、下部ガラス(厚さ1.1mm)はソーダガラスか
らなるガラスタッチパネル(請求項9) 透明導電膜は、ITOが任意の形状に配設されており、
その蒸着方法はスパッタリング及びCVDであるガラス
タッチパネル(請求項10) 定格電圧がDC5Vの場合に1mA以下で、絶縁抵抗が
DC25Vの場合に上下電極間において10MΩ以上で
あり、直線性が±3%以下で、バウンスが指による通常
操作方法にて10msec以下のガラスタッチパネル
(請求項11及び請求項12及び請求項13) 静電気耐圧が15kV以上で、ダイナミックレンジが下
限0〜0.7V、上限5〜4.6Vのガラスタッチパネ
ル(請求項14及び請求項15) 上部ガラス基板に貼付する円偏光フィルムが、三酢酸セ
ルロース及びポリビニール・アルコールからなり、下部
ガラス基板に貼付する位相差フィルムが、ポリカーボネ
ートからなるガラスタッチパネル(請求項16及び請求
項17)
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は、上記した通りのガラ
ス・ガラス方式のタッチパネルからなるものであり、こ
れまでのタッチパネルとは基本的にその構成、構造が相
違しているものである。たとえば、図1及び図2は、そ
の断面を例示したものである。
ス・ガラス方式のタッチパネルからなるものであり、こ
れまでのタッチパネルとは基本的にその構成、構造が相
違しているものである。たとえば、図1及び図2は、そ
の断面を例示したものである。
【0008】図1及び図2のいずれの例の場合も、透明
導電膜(2a)(2b)が各々配設された上下のガラス
透明基板(1a)(1b)が対向配置された構成を有
し、図2の場合には、さらに、下部ガラス透明基板(1
b)の透明導電膜(2b)上には超微粒ドットスペーサ
ー(3)が設けられている。そして、このような構成の
ガラスタッチパネルにおいては、透明導電膜には銀(A
g)等による引き回し線(4)が所定の配置で設けられ
ており、また上部ガラス透明基板(1a)と下部ガラス
透明基板(1b)とは、適度なギャップを保持するため
径50μmのグラスファイバーを混ぜ合わせた接着剤等
からなる接合手段(5)によって固定されている。透明
導電膜(2a)(2b)は、適宣な所定の形状パターン
で配置されていてよい。
導電膜(2a)(2b)が各々配設された上下のガラス
透明基板(1a)(1b)が対向配置された構成を有
し、図2の場合には、さらに、下部ガラス透明基板(1
b)の透明導電膜(2b)上には超微粒ドットスペーサ
ー(3)が設けられている。そして、このような構成の
ガラスタッチパネルにおいては、透明導電膜には銀(A
g)等による引き回し線(4)が所定の配置で設けられ
ており、また上部ガラス透明基板(1a)と下部ガラス
透明基板(1b)とは、適度なギャップを保持するため
径50μmのグラスファイバーを混ぜ合わせた接着剤等
からなる接合手段(5)によって固定されている。透明
導電膜(2a)(2b)は、適宣な所定の形状パターン
で配置されていてよい。
【0009】さらに、上部ガラス基板には反射防止及び
飛散防止機能を兼ね備えた円偏光フィルム(6)が貼付
されており、また、それによる光透過率の減衰と画像視
認性の改善を図るため、下部ガラス基板には位相差フィ
ルムが貼付されているのが特徴である。
飛散防止機能を兼ね備えた円偏光フィルム(6)が貼付
されており、また、それによる光透過率の減衰と画像視
認性の改善を図るため、下部ガラス基板には位相差フィ
ルムが貼付されているのが特徴である。
【0010】次に動作温度であるが、より好ましくは9
0%RH以下の条件において−10〜60℃であり、保
存温度は、結露がないことを条件とした場合に−30〜
85℃(12時間)程度が目安とされている。耐湿性
は、60℃−95%RHの条件において120時間をク
リアーすることが目安とされている。また、耐熱性は8
5℃及び耐寒性は−30℃においてもクリアーされる。
0%RH以下の条件において−10〜60℃であり、保
存温度は、結露がないことを条件とした場合に−30〜
85℃(12時間)程度が目安とされている。耐湿性
は、60℃−95%RHの条件において120時間をク
リアーすることが目安とされている。また、耐熱性は8
5℃及び耐寒性は−30℃においてもクリアーされる。
【0011】機械的特性についてみると、一般的な目安
としては、動作荷重が、先端R4mm・φ5mm・硬度
60°の試験棒で、上部ガラス基板上の円偏光フィルム
(6)を押して導通状態になったときの荷重が180g
±20gとしている。表面硬度は、モース硬さ5〜7で
ある。図2のように、ドットスペーサ(3)を設ける場
合には、その径が20μm、ドット厚は3〜6μm、ド
ット間ピッチが1.5〜3mmとすることを好ましいも
のとしている。
としては、動作荷重が、先端R4mm・φ5mm・硬度
60°の試験棒で、上部ガラス基板上の円偏光フィルム
(6)を押して導通状態になったときの荷重が180g
±20gとしている。表面硬度は、モース硬さ5〜7で
ある。図2のように、ドットスペーサ(3)を設ける場
合には、その径が20μm、ドット厚は3〜6μm、ド
ット間ピッチが1.5〜3mmとすることを好ましいも
のとしている。
【0012】耐久性の指標としてのヒートサイクルにつ
いては、温度−30℃の雰囲気中に1時間放置後、常温
で0.5時間放置し、さらに温度+85℃の雰囲気中に
1時間放置後、常温で0.5時間放置することを1サイ
クルとし、200サイクル以上動作することを目安とし
ている。
いては、温度−30℃の雰囲気中に1時間放置後、常温
で0.5時間放置し、さらに温度+85℃の雰囲気中に
1時間放置後、常温で0.5時間放置することを1サイ
クルとし、200サイクル以上動作することを目安とし
ている。
【0013】上部ガラス基板と下部ガラス基板を貼り合
わせるために使用する接着剤等には、適度なギャップを
保持するため径50μmのグラスファイバーを混ぜ合わ
せており、さらに、封正直前に活性化ガスを注入するこ
とにより、干渉縞の発生を防止すると共に、入力後のガ
ラスの戻り(バウンス)がスムーズになるよう工夫がな
されている。
わせるために使用する接着剤等には、適度なギャップを
保持するため径50μmのグラスファイバーを混ぜ合わ
せており、さらに、封正直前に活性化ガスを注入するこ
とにより、干渉縞の発生を防止すると共に、入力後のガ
ラスの戻り(バウンス)がスムーズになるよう工夫がな
されている。
【0014】素材構成の観点からは、まず、上部ガラス
透明基板(1a)については、ホウケイ酸素ガラスが例
示される。そして、上部ガラス透明基板(1a)につい
ては、たとえば次の表1の物性を持つことを目安として
いる。
透明基板(1a)については、ホウケイ酸素ガラスが例
示される。そして、上部ガラス透明基板(1a)につい
ては、たとえば次の表1の物性を持つことを目安として
いる。
【表1】 熱膨張係数(0〜300℃) 70〜80×10−7/℃ ヤング率 7〜8×103kg/mm2 ポアソン比 0.20〜0.24 ヌープ硬度 590〜615KHN100 密 度 2.30〜1.85 歪 点 480〜520℃ 徐冷点 520〜580℃ 軟化点 700〜750℃ 体積抵抗率 8〜10logρΩ・cm 誘電特性(1MHz、20℃) 誘電率 6〜8 損 率 0.2〜0.6 屈折率 1.5〜1.54 このようなガラスについては市販品として利用できる。
また、超微粒ドットスペーサーについては、光硬化型樹
脂とすることができる。そして、透明導電膜について
は、たとえばITO、酸化スズ等の薄膜、特にスパッタ
リング及びCVDにより形成したものが例示される。S
iO2等を蒸着した上にITO等を蒸着してもよい。上
記蒸着は膜の密着性・均一性において好ましい方法であ
る。
また、超微粒ドットスペーサーについては、光硬化型樹
脂とすることができる。そして、透明導電膜について
は、たとえばITO、酸化スズ等の薄膜、特にスパッタ
リング及びCVDにより形成したものが例示される。S
iO2等を蒸着した上にITO等を蒸着してもよい。上
記蒸着は膜の密着性・均一性において好ましい方法であ
る。
【0015】タッチパネルとしての電気的特性について
は、次の表2を一般的な目安とすることができる。
は、次の表2を一般的な目安とすることができる。
【表2】 定 格 DC5V 1mA以下 絶縁抵抗 DC25V 10MΩ以上 (上下電極間) 直線性 ±3%以下 バウンス 10msec以下 静電気耐圧 15kV以上 ダイナミックレンジ 下限0〜0.7V、上限5〜4.6V
【0016】上部ガラス基板及び下部ガラス基板に貼付
する円偏光フィルム・位相差フィルムの光学的関係は次
の通りである。円偏光フィルムの透過軸とタッチパネル
が組み込まれる液晶表示装置の上部直線偏光フィルムの
透過軸を合致させ、さらにタッチパネル下部ガラス基板
に貼付するλ/4位相差フィルムの遅延軸を円偏光フィ
ルムの遅延軸と直交(90度)させることにより、透過
率の減衰と画像視認性の改善が図られている。
する円偏光フィルム・位相差フィルムの光学的関係は次
の通りである。円偏光フィルムの透過軸とタッチパネル
が組み込まれる液晶表示装置の上部直線偏光フィルムの
透過軸を合致させ、さらにタッチパネル下部ガラス基板
に貼付するλ/4位相差フィルムの遅延軸を円偏光フィ
ルムの遅延軸と直交(90度)させることにより、透過
率の減衰と画像視認性の改善が図られている。
【0017】この発明のタッチパネルの製造は、例えば
図2の構成では、次の工程に従うことができる。 1) ガラス透明基板へのITO等の透明導電膜の形成
(スパッタリング及びCVD) 2) ITOのパターニング(レジストの塗布、露光、
現像、エッチング、剥離) 3) ドット形成(レジストの塗布、露光、現像) 4) 電極形成(ペースト印刷、焼成) 5) シール印刷 6) 貼り合わせ たとえば、以上の構成並びに製造工程によって、この発
明のガラスタッチパネルが提供されることになる。この
ガラスタッチパネルは、反射防止が施されており画面が
美しく、経時変化が極めて少ないので、画面の色あせが
極めて少なく、伸びがほとんどないためにタッチ感がほ
とんど変わらない。
図2の構成では、次の工程に従うことができる。 1) ガラス透明基板へのITO等の透明導電膜の形成
(スパッタリング及びCVD) 2) ITOのパターニング(レジストの塗布、露光、
現像、エッチング、剥離) 3) ドット形成(レジストの塗布、露光、現像) 4) 電極形成(ペースト印刷、焼成) 5) シール印刷 6) 貼り合わせ たとえば、以上の構成並びに製造工程によって、この発
明のガラスタッチパネルが提供されることになる。この
ガラスタッチパネルは、反射防止が施されており画面が
美しく、経時変化が極めて少ないので、画面の色あせが
極めて少なく、伸びがほとんどないためにタッチ感がほ
とんど変わらない。
【0018】また、平滑性に優れていることから画面の
歪みもなく、画質のむらも生じないばかりか、ガラスの
欠点である飛散防止も工夫されている。従って、操作
性、画質、耐久性、デザイン自由度、入力精度、安全性
等のいずれの点においても、従来に比べてはるかに優れ
たタッチパネルが実現される。
歪みもなく、画質のむらも生じないばかりか、ガラスの
欠点である飛散防止も工夫されている。従って、操作
性、画質、耐久性、デザイン自由度、入力精度、安全性
等のいずれの点においても、従来に比べてはるかに優れ
たタッチパネルが実現される。
【0019】以下、さらに実施例を示し、さらに詳しく
この発明の実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態について説明する。
【0020】図2に示した構成を有するガラスタッチパ
ネルを製造した。このものの主要寸法は、次の通りとし
た。 上部ガラス基板(1a) :厚み 0.2mm 下部ガラス基板(1b) :厚み 1.1mm 外形寸法 145×89mm 動作エリア寸法 135.2×64mm 1)ITO薄膜の形成 まず、薄膜用基板として市販されている亜鉛ホウケイ酸
透明ガラスを、上部ガラス透明基板(1a)に、ソーダ
ガスを下部ガラス透明基板(1b)として採用し、スパ
ッタリング及びCVD法によりITO薄膜を、膜厚10
0〜200Åで形成した。 1)ITOパターニング 続いて次の操作を順次行った。
ネルを製造した。このものの主要寸法は、次の通りとし
た。 上部ガラス基板(1a) :厚み 0.2mm 下部ガラス基板(1b) :厚み 1.1mm 外形寸法 145×89mm 動作エリア寸法 135.2×64mm 1)ITO薄膜の形成 まず、薄膜用基板として市販されている亜鉛ホウケイ酸
透明ガラスを、上部ガラス透明基板(1a)に、ソーダ
ガスを下部ガラス透明基板(1b)として採用し、スパ
ッタリング及びCVD法によりITO薄膜を、膜厚10
0〜200Åで形成した。 1)ITOパターニング 続いて次の操作を順次行った。
【0021】・超音波による前洗浄 ・スピンナー(回転数1500rpm)によるレジスト
塗布 ・90℃で20〜30分仮焼成 ・プリント(露光カウント 120Count) ・現像(20〜30秒)(P−3現像液) ・125℃で約30分焼成 ・塩化第二鉄−塩酸によるエッチング ・アルカリにより剥離処理 ・超音波による後洗浄 3)ドット形成 次の操作を順次行った。
塗布 ・90℃で20〜30分仮焼成 ・プリント(露光カウント 120Count) ・現像(20〜30秒)(P−3現像液) ・125℃で約30分焼成 ・塩化第二鉄−塩酸によるエッチング ・アルカリにより剥離処理 ・超音波による後洗浄 3)ドット形成 次の操作を順次行った。
【0022】・スピンナー(回転数1500rpm)に
よるネガレジスト塗布 ・90℃で30分仮焼成(ドット径20μm、ドット厚
5μm、ドットピッチ3mm) ・プリント(露光カウント 180Count) ・現像(SL現像液) ・250℃で約60分焼成 4)電極形成 ・銀ペースト印刷 ・130℃で約60分焼成 5)シール印刷 ・グラスファイバー攪拌(径50μm) ・ストラクトボンドによりシール印刷 ・90℃で約30分焼成 6)貼り合わせ 最後に、次の手順で、ガラス透明基板(1a)(1b)
を貼り合わせた。
よるネガレジスト塗布 ・90℃で30分仮焼成(ドット径20μm、ドット厚
5μm、ドットピッチ3mm) ・プリント(露光カウント 180Count) ・現像(SL現像液) ・250℃で約60分焼成 4)電極形成 ・銀ペースト印刷 ・130℃で約60分焼成 5)シール印刷 ・グラスファイバー攪拌(径50μm) ・ストラクトボンドによりシール印刷 ・90℃で約30分焼成 6)貼り合わせ 最後に、次の手順で、ガラス透明基板(1a)(1b)
を貼り合わせた。
【0023】・貼り合わせ(銀ペースト微小量を接点に
塗布) ・硬化治具セット ・150℃で約60分焼成、徐冷 ・カット ・活性化ガス注入 ・封止(UV接着剤) ・円偏光フィルム貼り合わせ(上部ガラス基板) ・位相差フィルム貼り合わせ(下部ガラス基板) 以上の工程により、次の表3の特徴、性能を持つガラス
タッチパネルを得た。
塗布) ・硬化治具セット ・150℃で約60分焼成、徐冷 ・カット ・活性化ガス注入 ・封止(UV接着剤) ・円偏光フィルム貼り合わせ(上部ガラス基板) ・位相差フィルム貼り合わせ(下部ガラス基板) 以上の工程により、次の表3の特徴、性能を持つガラス
タッチパネルを得た。
【0024】
【表3】 駆動方式 アナログ方式 書込み方法 指またはペン 光線透過率 70% 動作温度 −10〜60℃(90%RH以下) 耐湿性 140時間(60℃−95%RH) ヒートサイクル 250サイクル(−30℃、+85℃) 耐熱性 85℃ 動作荷重 300g 表面モース硬さ 6 定 格 0.8mA(DC5V) 絶縁抵抗 12MΩ(DC25V) 直線性 +2.5% バウンス 8msec
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
り、画質・耐久性・操作性・デザイン自由度・入力精度
・安全性などの諸特性において極めて優れたガラス・ガ
ラス方式によるタッチパネルが提供される。
り、画質・耐久性・操作性・デザイン自由度・入力精度
・安全性などの諸特性において極めて優れたガラス・ガ
ラス方式によるタッチパネルが提供される。
【図1】この発明のガラスタッチパネルを例示した断面
図である。
図である。
【図2】この発明のガラスタッチパネルの別の例を示し
た断面図である。
た断面図である。
1a、1b ガラス透明基板 2a、2b 透明導電膜 3 超微粒ドットスペーサー 4 引き回し線 5 接合手段 6 円偏光フィルム 7 位相差フィルム
Claims (17)
- 【請求項1】 一対の透明導電膜を配設した透明基板が
その透明導電膜面において対向設置されたタッチパネル
であって上部基板(入力部)及び下部基板ともガラスで
あることを特徴としており、さらにガラスであるがゆえ
の反射防止・飛散防止・画像視認性の改善を図るため、
円偏光フィルム及び位相差フィルムを貼付することを特
徴としているガラスタッチパネル - 【請求項2】 光透過率が70%以上である請求項1の
ガラスタッチパネル - 【請求項3】 動作温度が90%RH以下の条件におい
て−10〜60℃である請求項1ないし請求項2のいず
れかのガラスタッチパネル - 【請求項4】 保存温度が95%RH以下の条件におい
て−30〜85℃である請求項1ないし請求項3のいず
れかのガラスタッチパネル - 【請求項5】 動作荷重が先端R4mm・φ5mm・硬
度60°の試験棒で、上部ガラス基板を押してスイッチ
が導通状態になったときの荷重が180g±20gであ
る請求項1ないし請求項4のいずれかのガラスタッチパ
ネル - 【請求項6】 下部ガラス基板の透明導電膜面上には超
微粒ドットスペーサーが配設されている請求項1ないし
請求項5のいずれかのガラスタッチパネル - 【請求項7】 ドットスペーサーは、その径が20μm
・高さ3〜6μm・ドット間ピッチが1.5〜3mmで
あり、光硬化型樹脂により形成されている請求項6のガ
ラスタッチパネル - 【請求項8】 上部ガラス基板と下部ガラス基板を貼り
合わせるために使用する接着剤には、径が50μmのグ
ラスファイバーを混ぜ合わせている請求項1ないし請求
項7のいずれかのガラスタッチパネル - 【請求項9】 上部ガラスはホウケイ酸ガラス(厚さ
0.2mm)からなり、下部ガラス(厚さ1.1mm)
はソーダガラスからなる請求項1ないし請求項8のいず
れかのガラスタッチパネル - 【請求項10】 透明導電膜は、ITOが任意の形状に
配設されており、その蒸着方法はスパッタリング及びC
VDである請求項1ないし請求項9のいずれかのガラス
タッチパネル - 【請求項11】 定格電圧がDC5Vの場合に1mA以
下で、絶縁抵抗がDC25Vの場合に上下電極間におい
て10MΩ以上である請求項1ないし請求項10のいず
れかのガラスタッチパネル - 【請求項12】 直線性が±3%以下の請求項1ないし
請求項11のいずれかのガラスタッチパネル - 【請求項13】 バウンスが指による通常操作方法にて
10msec以下の請求項1ないし請求項12のいずれ
かのガラスタッチパネル - 【請求項14】 静電気耐圧が15kV以上の請求項1
ないし請求項13のいずれかのガラスタッチパネル - 【請求項15】 ダイナミックレンジが下限0〜0.7
V、上限5〜4.6Vの請求項1ないし請求項14のい
ずれかのガラスタッチパネル - 【請求項16】 上部ガラス基板に貼付する円偏光フィ
ルムが、三酢酸セルロース及びポリビニール・アルコー
ルからなる請求項1ないし請求項15のいずれかのガラ
スタッチパネル - 【請求項17】 下部ガラス基板に貼付する位相差フィ
ルムが、ポリカーボネートからなる請求項1ないし請求
項16のいずれかのガラスタッチパネル
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