JPH10133114A - 防振ズームレンズ - Google Patents

防振ズームレンズ

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JPH10133114A
JPH10133114A JP8307001A JP30700196A JPH10133114A JP H10133114 A JPH10133114 A JP H10133114A JP 8307001 A JP8307001 A JP 8307001A JP 30700196 A JP30700196 A JP 30700196A JP H10133114 A JPH10133114 A JP H10133114A
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JP
Japan
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lens group
lens
vibration
refractive power
optical axis
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Application number
JP8307001A
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English (en)
Inventor
Masayuki Aoki
正幸 青木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防振機能を有し、しかも高性能かつ小型軽量な
防振ズームレンズを提供する。 【解決手段】物体側より順に、正屈折力を有する第1レ
ンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、負屈折
力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レ
ンズ群G4、負屈折力を有する第5レンズ群G5を有し、
ズーミングに際して隣接する各レンズ群の各間隔が全て
変化するズームレンズにおいて、第4レンズ群G4は、
正屈折力を有し光軸に対して偏心可能に配置された防振
レンズ群G4Bを有し、かつ、f4B:第4レンズ群G4
の防振レンズ群G4Bの焦点距離、f4:第4レンズ群G4
の焦点距離としたとき、1.0<f4B/f4<2.5な
る条件式を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用やビデオ用
等のズームレンズに関し、特に、防振機能を有するズー
ムレンズに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、防振機能を
備えたズームレンズについては様々な提案がなされてい
る。例えば、特開平1−189621、特開平1−19
1112、特開平1−191113号公報には、2群以
上のレンズ群からなるズームレンズにおいて、いずれか
のレンズ群を光軸に対して垂直に移動させることによ
り、防振補正を行うズームレンズが開示されている。ま
た特開平1−284823号公報には、変倍時に固定の
第1レンズ群中の一部のレンズ群を光軸に対して垂直に
移動させることにより、防振補正を行うズームレンズが
開示されている。また特開平6−130330号公報に
は、第4レンズ群全体を光軸に対して垂直に移動させる
ことにより、防振補正を行うズームレンズが開示されて
いる。しかしこれらの従来の防振ズームレンズのうち、
あるものは結像性能が必ずしも十分に優れているとはい
えず、またあるものはズームレンズ全体の構成が大型で
重いという問題点があった。したがって本発明は、写真
用やビデオ用等に用いることができるズームレンズにお
いて、防振機能を有し、しかも高性能かつ小型軽量な防
振ズームレンズを提供することを課題とするものであ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、物体側より順
に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有
する第2レンズ群G2、負屈折力を有する第3レンズ群
3、正屈折力を有する第4レンズ群G4、負屈折力を有
する第5レンズ群G5を有し、ズーミングに際して隣接
する各レンズ群の各間隔が全て変化するズームレンズに
おいて、第4レンズ群G4は、正屈折力を有し光軸に対
して偏心可能に配置された防振レンズ群G4Bを有し、か
つ、 f4B:第4レンズ群G4中の防振レンズ群G4Bの焦点距
離 f4:第4レンズ群G4の焦点距離 としたとき、 1.0<f4B/f4<2.5 (1) なる条件式を満足することにより、上記課題を解決し
た。
【0004】一般に、防振のために光軸に対して偏心さ
せる防振レンズ群は、小型軽量で、かつ、光軸に対する
変位量が少ない方が、保持及び駆動機構の小型化と消費
電力量の軽減のために望ましい。また、防振時の光学性
能の劣化を極力抑えるためには、特に軸外光束が全ズー
ム領域に亘ってできるだけ光軸近傍を通るレンズ群を防
振レンズ群とすることが望ましく、従って、絞り近傍の
レンズ群を防振レンズ群として採用すれば良い。そこで
本発明においては、このような条件を満足するために、
第4レンズ群G4中のレンズ群G4Bを防振レンズ群とし
て防振補正を行っている。
【0005】また、防振レンズ群G4Bは、上記条件式
(1)を満足するように形成されている。条件式(1)
は、防振レンズ群G4Bと第4レンズ群G4との適切な屈
折力配分を規定するものである。条件式(1)の上限値
を越える場合には、防振時の防振レンズ群G4Bの光軸に
対する偏心量が増え、保持及び駆動機構の大型化と消費
電力量の増大を招いてしまう。また、下限値を越える場
合には、防振レンズ群G4Bのペッツバール和が大きくな
り、防振時の性能劣化が著しくなってしまう。
【0006】また、本発明によるズームレンズにおいて
は、5つのレンズ群の間の全ての間隔がズーミングの際
に変化する、多群移動ズームタイプを採用している。各
レンズ群の構成は、像側には、いわゆるテレフォトタイ
プである正、負の2群を配置して、全長の短縮を実現
し、物体側には、正、負、負の3群を配置し、全体とし
ては、物体側より順に正、負、負、正、負の5群構成と
している。これにより、特に広角端での小型化を図るこ
とができ、また、ズーミングの際に変倍を担うレンズ群
が多いことから、比較的容易に高倍率化を図ることがで
きる。しかも可動群が多いことは収差補正上有利であ
り、したがって全ズーム領域に亘って高い結像性能を得
ることができる。
【0007】また、本発明においては、第1レンズ群G
1から第5レンズ群G5までの5つのレンズ群の中でも、
特に第4レンズ群G4の屈折力が大きくなる傾向が強
い。それ故、第4レンズ群G4を少なくとも3つのレン
ズ成分より構成して、そのうちのいずれか一つのレンズ
成分を防振レンズ群G4Bとすることが望ましい。これに
より、特に広角端において、球面収差及び軸外コマ収差
の発生を小さく抑えることができ、高い性能を達成する
ことが可能となる。また、本発明においては、防振を行
う際に、防振レンズ群G4Bを光軸に対してほぼ垂直方向
に移動させる方法(シフト方式)と、光軸上の一点を中
心に回転させる方法(ティルト方式)の2つの手法を用
いることが可能である。
【0008】更に、本発明においては、以下の各条件式
を満足することが望ましい。 2.0<FT・f1/fT<3.6 (2) 1.0<f2/f3<2.0 (3) 0.6<|fW23|/fW<1.2 (4) 0.6<f4/|f5|<1.2 (5) 但し、fW:広角端における全系の合成焦点距離 fT:望遠端における全系の合成焦点距離 f1:第1レンズ群G1の焦点距離 f2:第2レンズ群G2の焦点距離 f3:第3レンズ群G3の焦点距離 f4:第4レンズ群G4の焦点距離 f5:第5レンズ群G5の焦点距離 fW23:広角端における第2レンズ群G2と第3レンズ群
3の合成焦点距離 FT:望遠端におけるF値 である。
【0009】条件式(2)は、望遠端における第1レン
ズ群G1の明るさ(見掛けのF値)の適切な値を与える
条件式である。条件式(2)の上限値を越える場合に
は、第1レンズ群G1の焦点距離が長くなり過ぎ、フォ
ーカシングの際に、第1レンズ群G1の繰り出し量が大
きくなり、小型軽量化が達成できなくなってしまう。ま
た、下限値を越える場合には、第1レンズ群G1の焦点
距離が短くなり過ぎ、望遠端において、諸収差のフォー
カシングによる変動が抑えられなくなり、結像性能が低
下してしまう。
【0010】条件式(3)は、第2レンズ群G2の焦点
距離と第3レンズ群G3の焦点距離との適切な比率を与
える条件式である。条件式(3)の上限値及び下限値の
いずれを越えてしまう場合でも、ズーミングの際のコマ
収差の変動が大きくなり、また、望遠端における球面収
差が補正過剰となってしまうため、好ましくない。
【0011】条件式(4)は、広角端における第2レン
ズ群G2と第3レンズ群G3の合成焦点距離と、広角端に
おける全系の合成焦点距離との適切な比率を与える条件
式である。条件式(4)の上限値を越える場合には、必
要とされる十分なバックフォーカスを広角端において確
保することが難しくなる。また、下限値を越える場合に
は、第4レンズ群G4及び第5レンズ群G5のレンズ径が
大きくなってしまい、小型軽量化が困難となってしま
う。
【0012】条件式(5)は、第4レンズ群G4の焦点
距離と第5レンズ群G5の焦点距離の適切な比率を与え
る条件式である。条件式(5)の上限値を越える場合に
は、第5レンズ群G5の焦点距離が短くなり過ぎ、ペッ
ツバール和がマイナスに行き過ぎてしまい、良好な結像
性能が得られなくなる。また、下限値を越える場合も、
第4レンズG4の焦点距離が短くなり過ぎ、全ズーム領
域に亘って、球面収差及びコマ収差の変動が大きくな
り、やはり、結像性能の低下を招いてしまう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1、図6、図11、図16、及び図21
は、それぞれ本発明による防振ズームレンズの第1〜第
5実施例のレンズ構成図を示す。各実施例とも、物体側
より順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折
力を有する第2レンズ群G2、負屈折力を有する第3レ
ンズ群G 3、正屈折力を有する第4レンズ群G4、負屈折
力を有する第5レンズ群G5よりなるズームレンズであ
り、隣接する各レンズ群の各間隔を全て変化させること
によりズーミングを行っている。また第4レンズ群G4
中のレンズ成分である防振レンズ群G4Bは、正屈折力を
有し、光軸に対して偏心可能に配置されている。各実施
例とも、防振レンズ群G4Bを光軸に対してほぼ直交する
方向に移動することにより、あるいは光軸上の1点を中
心に回転することにより、振動による像位置のズレを補
正している。
【0014】以下の表1〜表5に、第1〜第5実施例の
諸元を示す。各表の[全体諸元]中、fは全系の焦点距
離、FNOはF値、2ωは画角を表す。[レンズ諸元]
中、第1欄Noは物体側からの各レンズ面の番号、第2
欄rは各レンズ面の曲率半径、第3欄dは各レンズ面の
間隔、第4欄νdは各レンズのd線(λ=587.6n
m)を基準としたアッベ数、第5欄ndは各レンズのd
線に対する屈折率、第6欄は各レンズの属するレンズ群
の番号を表す。[変倍における可変間隔]中、d0は物
点距離を表す。
【0015】
【表1】 [全体諸元] f=71.40〜292.00 FNO=4.31〜5.61 2ω=33.66°〜8.46° [レンズ諸元] No r d νdd 1 217.6503 2.2000 33.89 1.803840 G1 2 89.1633 6.8000 82.52 1.497820 G1 3 -498.8014 0.4000 4 89.4670 5.8000 64.10 1.516800 G1 5 -3736.0158 (d5) 6 -158.2214 1.7000 45.37 1.796681 G2 7 45.6099 2.0000 8 35.4537 4.6000 33.75 1.648311 G2 9 238.8331 (d9) 10 -65.2722 1.5000 40.90 1.796310 G3 11 47.0116 1.6000 12 58.7953 4.3000 27.83 1.699110 G3 13 -115.2664 (d13) 14 9317.0204 2.0000 40.90 1.796310 G4 15 85.9814 3.6000 58.90 1.518230 G4 16 -86.4694 0.8000 17 80.0000 6.0000 60.03 1.640000 G4B 18 -35.3500 1.5000 33.89 1.803840 G4B 19 -106.9423 0.8000 20 77.4474 4.1000 70.41 1.487490 G4 21 -56.9160 2.0000 38.03 1.603420 G4 22 -144.4759 (d22) 23 191.6480 3.0000 27.83 1.699110 G5 24 -73.6202 3.8000 25 -65.3122 1.5000 49.45 1.772789 G5 26 33.4495 (d26) [変倍における可変間隔] f 71.40000 150.00000 292.00000 d0 ∞ ∞ ∞ d5 2.17556 29.01922 66.69506 d9 3.39403 13.26123 8.12835 d13 51.08990 20.17832 4.63923 d22 24.98578 19.18650 2.18263 d26 42.27512 65.86963 93.39435 [防振時の諸量] 広角端 望遠端 シフト方式 防振レンズ群の移動量 0.661mm 0.661mm 像の移動量 0.790mm 1.000mm ティルト方式 防振レンズ群の移動量 0.00331rad 0.00331rad 像の移動量 0.804mm 1.025mm 回転中心:光軸上、防振レンズ群G4Bの最も物体側の面から物体 方向へ200mm
【0016】
【表2】 [全体諸元] f=71.40〜292.00 FNO=4.18〜5.61 2ω=33.66°〜8.46° [レンズ諸元] No r d νdd 1 214.0290 2.2000 33.27 1.806100 G1 2 90.2555 6.8000 82.52 1.497820 G1 3 -498.1887 0.4000 4 89.3973 5.8000 64.10 1.516800 G1 5 -11932.36800 (d5) 6 -145.6476 1.7000 45.37 1.796681 G2 7 43.5093 2.0000 8 34.8640 4.6000 33.75 1.648311 G2 9 351.0881 (d9) 10 -64.4069 1.5000 40.90 1.796310 G3 11 49.7607 1.6000 12 64.4924 4.3000 27.83 1.699110 G3 13 -109.7160 (d13) 14 -225.3807 2.0000 40.90 1.796310 G4 15 123.3469 3.6000 58.90 1.518230 G4 16 -63.6497 0.8000 17 69.2577 6.5000 60.03 1.640000 G4B 18 -33.7390 1.3000 33.89 1.803840 G4B 19 -98.7166 0.8000 20 85.6308 4.0000 70.41 1.487490 G4 21 -74.7968 2.0000 38.03 1.603420 G4 22 -235.8495 (d22) 23 202.1553 3.0000 27.83 1.699110 G5 24 -73.3733 3.8000 25 -65.4273 1.5000 49.45 1.772789 G5 26 34.5540 (d26) [変倍における可変間隔] f 71.40000 150.00000 292.00000 d0 ∞ ∞ ∞ d5 2.86170 29.88992 67.94453 d9 2.48092 12.38252 6.88488 d13 51.18721 20.27195 5.42781 d22 25.43404 19.41949 1.70665 d26 42.30030 66.00760 94.11647 [防振時の諸量] 広角端 望遠端 シフト方式 防振レンズ群の移動量 0.573mm 0.573mm 像の移動量 0.795mm 1.000mm ティルト方式 防振レンズ群の移動量 0.00382rad 0.00382rad 像の移動量 0.816mm 1.032mm 回転中心:光軸上、防振レンズ群G4Bの最も物体側の面から物体 方向へ150mm
【0017】
【表3】 [全体諸元] f=71.40〜292.00 FNO=4.20〜5.61 2ω=33.66°〜8.46° [レンズ諸元] No r d νdd 1 217.7078 2.2000 33.27 1.806100 G1 2 90.9050 6.8000 82.52 1.497820 G1 3 -474.4389 0.4000 4 89.7631 5.8000 64.10 1.516800 G1 5 -9349.9556 (d5) 6 -155.3731 1.7000 45.37 1.796681 G2 7 45.1775 2.0000 8 35.3655 4.6000 33.75 1.648311 G2 9 257.2371 (d9) 10 -64.8092 1.5000 40.90 1.796310 G3 11 48.3160 1.6000 12 61.1563 4.3000 27.83 1.699110 G3 13 -113.2450 (d13) 14 -312.7995 2.0000 40.90 1.796310 G4 15 217.5946 3.6000 64.10 1.516800 G4 16 -72.0826 0.8000 17 74.3000 6.0000 60.03 1.640000 G4B 18 -34.8329 1.3000 33.89 1.803840 G4B 19 -106.5600 0.8000 20 94.8233 4.1000 60.03 1.640000 G4 21 -78.2658 2.0000 33.89 1.803840 G4 22 -329.8677 (d22) 23 199.3341 3.0000 27.83 1.699110 G5 24 -71.7671 3.8000 25 -63.1707 1.5000 49.45 1.772789 G5 26 33.8745 (d26) [変倍における可変間隔] F 71.40000 150.00000 292.00000 d0 ∞ ∞ ∞ d5 2.26707 29.11073 66.78655 d9 3.18533 13.05253 7.91966 d13 51.70377 20.79218 5.25307 d22 25.02380 19.22452 2.22069 d26 42.27122 65.86573 93.39030 [防振時の諸量] 広角端 望遠端 シフト方式 防振レンズ群の移動量 0.625mm 0.625mm 像の移動量 0.791mm 1.000mm ティルト方式 防振レンズ群の移動量 0.00208rad 0.00208rad 像の移動量 0.800mm 1.016mm 回転中心:光軸上、防振レンズ群G4Bの最も物体側の面から物体 方向へ300mm
【0018】
【表4】 [全体諸元] f=72.00〜292.00 FNO=4.20〜5.64 2ω=33.40°〜8.46° [レンズ諸元] No r d νdd 1 215.4811 2.2000 33.27 1.806100 G1 2 91.9226 6.8000 82.52 1.497820 G1 3 -474.6497 0.4000 4 91.3271 5.8000 64.10 1.516800 G1 5 -6333.1535 (d5) 6 -189.4134 1.7000 45.37 1.796681 G2 7 50.6942 2.0000 8 37.0210 4.6000 33.75 1.648311 G2 9 149.1064 (d9) 10 -60.0215 1.5000 40.90 1.796310 G3 11 48.1105 1.6000 12 58.3502 4.3000 27.83 1.699110 G3 13 -102.1363 (d13) 14 -617.4713 2.0000 40.90 1.796310 G4 15 81.9385 3.6000 58.90 1.518230 G4 16 -79.4737 0.8000 17 73.5897 6.0000 60.03 1.640000 G4B 18 -33.8537 1.3000 33.89 1.803840 G4B 19 -101.9100 0.8000 20 67.3041 4.1000 70.41 1.487490 G4 21 -74.1129 2.0000 38.03 1.603420 G4 22 -187.3444 (d22) 23 225.6792 3.0000 27.83 1.699110 G5 24 -66.9730 3.8000 25 -57.7477 1.5000 49.45 1.772789 G5 26 32.7659 (d26) [変倍における可変間隔] f 72.00000 150.00000 292.00000 d0 ∞ ∞ ∞ d5 0.72072 27.24305 63.99765 d9 5.83864 15.54781 10.98458 d13 50.99489 20.31159 3.37677 d22 23.65967 18.11147 2.85492 d26 42.35174 65.60872 91.96291 [防振時の諸量] 広角端 望遠端 シフト方式 防振レンズ群の移動量 0.603mm 0.603mm 像の移動量 0.779mm 1.000mm ティルト方式 防振レンズ群の移動量 0.00302rad 0.00302rad 像の移動量 0.793mm 1.022mm 回転中心:光軸上、防振レンズ群G4Bの最も物体側の面から物体 方向へ200mm
【0019】
【表5】 [全体諸元] f=71.35〜292.00 FNO=4.18〜5.61 2ω=33.68°〜8.46° [レンズ諸元] No r d νdd 1 237.9442 2.2000 33.75 1.648311 G1 2 81.6842 7.0000 82.52 1.497820 G1 3 -575.1013 0.4000 4 94.1119 5.3000 64.10 1.516800 G1 5 10132.4596 (d5) 6 -150.3205 1.7000 45.37 1.796681 G2 7 44.9891 2.0000 8 35.2221 4.6000 33.75 1.648311 G2 9 274.0872 (d9) 10 -67.7019 1.5000 40.90 1.796310 G3 11 47.4777 1.6000 12 60.5925 4.3000 27.83 1.699110 G3 13 -119.0804 (d13) 14 3947.4620 2.0000 40.90 1.796310 G4 15 99.9113 3.6000 60.23 1.518350 G4 16 -85.2173 0.8000 17 69.4771 6.3000 60.03 1.640000 G4B 18 -34.2443 1.3000 33.89 1.803840 G4B 19 -103.0796 0.8000 20 99.5847 4.1000 70.41 1.487490 G4 21 -57.1575 2.0000 38.03 1.603420 G4 22 -168.8056 (d22) 23 207.1823 3.0000 27.83 1.699110 G5 24 -70.3425 3.8000 25 -61.8019 1.5000 49.45 1.772789 G5 26 34.1859 (d26) [変倍における可変間隔] f 71.35482 150.00000 292.00000 d0 ∞ ∞ ∞ d5 2.43382 29.30493 66.98711 d9 2.86307 12.73541 7.57770 d13 51.91294 20.98517 5.48083 d22 24.28169 18.46600 1.44589 d26 42.22227 65.83371 93.38334 [防振時の諸量] 広角端 望遠端 シフト方式 防振レンズ群の移動量 0.590mm 0.590mm 像の移動量 0.791mm 0.999mm ティルト方式 防振レンズ群の移動量 0.00393rad 0.00393rad 像の移動量 0.811mm 1.032mm 回転中心:光軸上、防振レンズ群G4Bの最も物体側の面から物体 方向へ150mm
【0020】
【表6】 実施例番号 1 2 3 4 5 f1 140.000 140.000 140.000 140.000 139.992 f2 -159.690 -159.690 -159.690 -159.690 -159.762 f3 -99.273 -99.201 -99.273 -102.419 -99.261 f4 46.590 47.000 46.590 45.500 46.585 f5 -50.370 -51.742 -50.370 -46.783 -50.376 f4B 92.803 80.772 88.167 86.020 82.693 fW 71.400 71.400 71.400 72.000 71.355 fT 292.000 292.000 292.000 292.000 292.000 fW23 -59.293 -59.266 -59.293 -60.428 -59.299 FT 5.609 5.607 5.610 5.640 5.612 (1)f4B/f4 1.992 1.719 1.892 1.891 1.775 (2)FT・f1/fT 2.689 2.688 2.690 2.704 2.691 (3)f2/f3 1.609 1.610 1.609 1.559 1.610 (4)|fW23|/fW 0.830 0.830 0.830 0.839 0.831 (5)f4/|f5| 0.925 0.908 0.925 0.973 0.925
【0021】図2と図3に、第1実施例について防振レ
ンズ群G4Bを光軸に対して同心に配置したときの、それ
ぞれ広角端と望遠端における球面収差、非点収差、歪曲
収差、及び横収差を示す。また図4と図5に、第1実施
例について、それぞれシフト方式の防振時、すなわち防
振レンズ群G4Bを光軸と直交する方向に移動したとき
と、ティルト方式の防振時、すなわち防振レンズ群G4B
を光軸上の1点を中心として旋回したときの広角端と望
遠端における横収差を示す。同様に図7〜図10、図1
2〜図15、図17〜図20、及び図22〜図25に第
2、第3、第4及び第5実施例の諸収差を示す。各収差
図中、Yは像高を表す。また非点収差中、点線Mはメリ
ジオナル像面を表し、実線Sはサジタル像面を表す。各
収差図より明らかなように、各実施例とも、各変倍領域
にわたり、且つ防振補正の方式を問わず、優れた結像性
能を有することが解る。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、防振機能
を有し、かつ、高性能でコンパクトなズームレンズが実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のレンズ構成図
【図2】第1実施例の広角端における諸収差図
【図3】第1実施例の望遠端における諸収差図
【図4】第1実施例のシフト方式による防振時における
横収差図
【図5】第1実施例のティルト方式による防振時におけ
る横収差図
【図6】第2実施例のレンズ構成図
【図7】第2実施例の広角端における諸収差図
【図8】第2実施例の望遠端における諸収差図
【図9】第2実施例のシフト方式による防振時における
横収差図
【図10】第2実施例のティルト方式による防振時にお
ける横収差図
【図11】第3実施例のレンズ構成図
【図12】第3実施例の広角端における諸収差図
【図13】第3実施例の望遠端における諸収差図
【図14】第3実施例のシフト方式による防振時におけ
る横収差図
【図15】第3実施例のティルト方式による防振時にお
ける横収差図
【図16】第4実施例のレンズ構成図
【図17】第4実施例の広角端における諸収差図
【図18】第4実施例の望遠端における諸収差図
【図19】第4実施例のシフト方式による防振時におけ
る横収差図
【図20】第4実施例のティルト方式による防振時にお
ける横収差図
【図21】第5実施例のレンズ構成図
【図22】第5実施例の広角端における諸収差図
【図23】第5実施例の望遠端における諸収差図
【図24】第5実施例のシフト方式による防振時におけ
る横収差図
【図25】第5実施例のティルト方式による防振時にお
ける横収差図
【符号の説明】
1…第1レンズ群 G2…第2レンズ群 G3…第3レンズ群 G4…第4レンズ群 G5…第5レンズ群 G4B…防振レンズ群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、正屈折力を有する第1レ
    ンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、負屈折
    力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レ
    ンズ群G4、負屈折力を有する第5レンズ群G5を有し、
    ズーミングに際して隣接する前記各レンズ群の各間隔が
    全て変化するズームレンズにおいて、 前記第4レンズ群G4は、正屈折力を有し光軸に対して
    偏心可能に配置された防振レンズ群G4Bを有し、かつ、
    以下の条件式を満足することを特徴とする防振ズームレ
    ンズ。 1.0<f4B/f4<2.5 但し、f4B:前記第4レンズ群G4中の前記防振レンズ
    群G4Bの焦点距離 f4:前記第4レンズ群G4の焦点距離 である。
  2. 【請求項2】前記第4レンズ群G4は、前記防振レンズ
    群G4Bを含む少なくとも3つのレンズ成分からなる、請
    求項1記載の防振ズームレンズ。
  3. 【請求項3】前記防振レンズ群G4Bは、光軸に対してほ
    ぼ直交する方向に移動可能に配置された、請求項1又は
    2記載の防振ズームレンズ。
  4. 【請求項4】前記防振レンズ群G4Bは、光軸上の1点を
    中心に回転可能に配置された、請求項1又は2記載の防
    振ズームレンズ。
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