JPH10132411A - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

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Publication number
JPH10132411A
JPH10132411A JP8285661A JP28566196A JPH10132411A JP H10132411 A JPH10132411 A JP H10132411A JP 8285661 A JP8285661 A JP 8285661A JP 28566196 A JP28566196 A JP 28566196A JP H10132411 A JPH10132411 A JP H10132411A
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JP
Japan
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cooling
storage tank
pipe
cooling water
water
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Application number
JP8285661A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Enomoto
英一 榎本
Yoshihiro Erikawa
好弘 襟川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加温運転から冷却運転への移行を迅速にする
構成を小型安価に構成した吸収冷温水機を提供する。 【解決手段】 吸収冷温水機100は、吸収液2a・2
b・24a・24bを循環して、蒸発器26の熱交換用
配管26Bを通る冷/温水戻水35aを、冷却する冷却
運転と加温する加温運転とに切換運転する。冷却運転時
には冷却用水32aを冷却管1A・冷却管B23A・放
熱冷却部51の経路で循環する。小さい貯留槽71を冷
却管1B・23Aよりも下方に設ける。加温運転に移行
する際に、開閉弁V7を開き、冷却管1B・23A内の
冷却用水32aを落差で貯留槽71に貯留して、冷却管
1B・23A内を空にする。冷却運転に移行する際に
は、開閉弁V7を閉じ開閉弁V8を開いて、貯留槽71
内の冷却用水32aを落差で貯留槽59Aまたはポンプ
せ2に戻し入れる。冷却用水32aの貯留・戻入を落差
で行うので、ポンプなどの流体駆動装置が不要になり、
小型安価に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱吸収剤を蒸発
可能な冷媒に混合した吸収液を用いて冷水または温水を
供給する吸収冷温水機、特に、冷房運転、つまり、冷却
運転と、暖房運転、つまり、加温運転との自動切換を短
時間で行えるようにした吸収冷温水機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、例えば、吸収剤を
臭化リチウム、冷媒を水として混合した臭化リチウム水
溶液などの吸収液を用いたる収冷温水機が周知であり、
図3のような吸収冷温水機100のな構成(以下、第1
従来技術という)が本願出願人による出願にもとづく特
開平6−147685などにより開示されている。
【0003】図3において、太い実線部分は冷媒液・吸
収液・冷却用水などの液体管路、二重線部分は冷媒蒸気
の蒸気管路であり、まず、吸収液の循環系を、吸収器1
の底部に溜っている低濃度の吸収液、つまり、稀液2a
を起点として説明する。
【0004】稀液2aは、ポンプP1により、管路3を
経て、高温再生器5に入る。高温再生器5は、下方から
バーナーなどの加熱器6で加熱しているので、稀液2a
に中に含まれている冷媒が蒸発して、高温になった中濃
度の吸収液、つまり、中間液2bと、冷媒蒸気7aとに
分離する。
【0005】高温の中間液2bは、管路8を経て、高温
側の熱交換器9に入る。熱交換器9で、高温の中間液2
bは、管路3を通る稀液2aに熱を与えて放熱し、温度
が低下した後、管路10を経て、低温再生器11に入
る。
【0006】低温再生器11では、管路21を経て、中
間液2bを加熱する低温再生器11内の放熱管11Aに
冷媒蒸気7aを送り込んで加熱しているので、中間液2
bの中に含まれている冷媒が蒸発して、高温になった高
濃度の吸収液、つまり、濃液2cと、冷媒蒸気7bとに
分離する。
【0007】高温の濃液2cは、管路12を経て、低温
側の熱交換器13に入る。熱交換器13で、高温の濃液
2cは、管路3を通る稀液2aに熱を与えて放熱し、中
温になった後、管路14を経て、吸収器1内の散布器1
Aに入り、散布器1Aの多数の穴から散布する。
【0008】散布した濃液2cは、吸収器1内の冷却管
1Bを流通する冷却用水32aによって冷却する。濃液
2cは、冷却管1Bの外側を流下する際に、隣接する蒸
発器26から入ってくる冷媒蒸気7cを吸収して稀薄化
し、低温の稀液2aに戻り、吸収液の一巡が終えるとい
う吸収液循環を繰り返すものである。
【0009】次に、冷媒の循環系を、吸収器1に入った
冷媒蒸気7Cを起点にして説明する。冷媒蒸気7cは、
上記の吸収液循環系で説明したように、吸収器1内の散
布器1Aから分散した濃液2cに吸収されて、稀液2a
の中に入り、高温再生器5で冷媒蒸気7aになる。
【0010】冷媒蒸気7aは、管路21を経て、低温再
生器11の放熱管11Aに入り、中間液2bに熱を与え
て放熱し、凝縮して冷媒液24aになった後、管路22
を経て、凝縮器23の底部に入る。
【0011】凝縮器23は、隣接する低温再生器11と
の間の多数の通路11Bを経て入ってくる冷媒蒸気7b
を、凝縮器23内の冷却管23Aを通る冷却用水32a
で冷却し、冷媒蒸気7bを凝縮して低温の冷媒液24a
にする。冷媒液24aは、管路25を経て、蒸発器26
に入り、蒸発器26の低部に溜まって冷媒液24bにな
る。
【0012】ポンプP3は、冷媒液24bを、管路28
を経て、散布器26Aに送り、散布器26Aの多数の穴
から散布することを繰り返す。散布した冷媒液24b
は、蒸発器26内の熱交管26Bを通る被熱操作流体、
つまり、冷/温戻水35aを冷却する。この冷却の際
に、冷媒液24bは、冷/温戻水35aから熱を吸収し
て蒸発し、冷媒蒸気7cになった後、隣接する吸収器1
との間の多数の通路26Cを経て、吸収器1に戻り、冷
媒の一巡が終えるという冷媒循環を繰り返すものであ
る。
【0013】以上のように、高温再生器5と低温再生器
11との二重の再生動作によって、吸収液と冷媒、つま
り、熱操作流体を循環しながら蒸発器26内の熱交管2
6B、つまり、熱交換用配管によって、管路36から与
えられる被熱操作流体、つまり、冷/温戻水35aを冷
却し、管路37から冷水35bを室内冷房機器などの冷
却対象機器(図示せず)に冷却用被熱操作流体として与
える運転を、二重効用の冷却運転と言い、主として、冷
房用に用いているため、冷房運転とも言っている。
【0014】これに対して、高温再生器5で蒸発した冷
媒蒸気7aと高温熱交換器9に入れるべき高温の中間液
2bを、側路して蒸発器26に与える管路41に設けた
開閉弁V1を開いて、直接、蒸発器26に戻すととも
に、散布器26Aより散布すべき冷媒液24bを、管路
28と管路4との間を側路する管路43に設けた開閉弁
V2を開いて冷媒液24bを吸収液2aに混入するよう
にし、低温再生器11を用いずに、高温再生器5のみの
運転によって、吸収液循環と冷媒循環とを行いながら蒸
発器26内の熱交管26B、つまり、熱交換用配管によ
って、管路36から与えられる被熱操作流体、つまり、
冷/温戻水35aを加温し、管路37から温水35bを
室内暖房機器などの加温対象機器(図示せず)に加温用
被熱操作流体として与える運転を、加温運転(ボイラー
運転)と言い、主として、暖房用に用いているため、暖
房運転とも言っている。また、この冷却運転時には、吸
収器1と凝縮器23との冷却は不要なので、管路31か
らの冷却用水32aの送水を停止している。
【0015】放熱装置50は、貯留槽59の貯留水59
Aを管路31から冷却用水32aとして与え、冷却管1
Bと冷却管23Aとを冷却して、管路34に冷却戻水3
2bとして流出する冷却用水を、放熱冷却部51により
放熱冷却することにより冷却用水として再生する部分で
あって、一般に、冷却塔とも言われている部分であり、
冷却運転時にのみ冷却動作する。
【0016】放熱冷却部51は、送風機52・散布器5
3・冷却層54などによって形成してあり、冷却運転時
にのみ、ポンプP2を運転し、冷却戻水32bを散布器
53から散布して冷却層54に流し込みながら、送風機
52により送風して散布した冷却戻水32bを放熱冷却
する。
【0017】冷却層54には、多数の蛇行路が形成して
あり、冷却戻水32bが蛇行路を流下する際に、送風機
52からの送風を受けて放熱冷却するように構成されて
いるものである。
【0018】加温運転時には、ポンプP2を停止し、冷
却用水の流通を停止する。散布器53に残っている水は
散布器53から散布されて無くなる。逆止弁68は、ポ
ンプP2内の水抜けを阻止して、空転によるポンプ故障
を防止する。
【0019】貯留水59Aが所定量以上になったとき
は、溢水受62から管路63・64を経て排水65とし
て排出し、貯留水59Aが所定量以下になったときは、
貯留水59Aの水面に浮かぶ浮子により浮子弁58が開
いて水道水57を給水することにより、貯留水59Aを
所定量に維持している。
【0020】冷却水が濃縮するのを防止するなどのため
に、浮子弁58を強制的に開いて散布器53から分岐し
た経路、つまり、管路61・溢水受62・管路63を介
して管路64から排水する。
【0021】制御部80は、図4のように、マイクロコ
ンピュータによる処理制御器、例えば、市販のCPUボ
ード(CPU/B)を主体にして構成した制御部であっ
て、各操作信号と各検出信号とを、入出力ポート81か
ら取り込んで、作業メモリ83に一時的に記憶し、作業
メモリ83に記憶したデータと、処理メモリ82に記憶
した制御処理フローのプログラムと、所定温度などの基
準値データと、計時回路84で計時した待時間などの時
間値データとなどによる演算処理にもとづいて、所要の
制御処理を行って得られる各制御信号を入出力ポート8
1から出力するとともに、作業メモリ83に記憶してい
る記憶データの内容から所要のものを表示部85に与え
て表示するように構成したものである。
【0022】そして、制御部80により、必要に応じ
て、開閉弁V1・V2を開閉とポンプP1・P2の運転
・停止とを制御することにより、冷却運転と加温運転と
に切換運転するとともに、各運転中において、冷却対象
機器または加温対象機器に与える冷/温水35bの所定
の温度に維持するために、設定操作器(図示せず)など
から与える所要の各操作信号と、冷/温戻水35aと冷
/温水35bとの温度を検出する温度検出器S1・S
2、冷却用水32aと冷却戻水32bとの温度を検出す
る温度検出器S3・S4などから与える各検出信号とに
もとづいて、加熱器6の加熱量を調節する加熱調整器6
Aなどを制御することにより、定常の温度制御運転を行
うように構成してある。このため、各制御対象となる機
器部分は電動型のもので構成してある。
【0023】開閉弁V6は、貯留槽59内の底部に沈澱
物が生じた場合、または、生することを未然に防止する
などの目的で、貯留水59Aを全部排出して入れ換える
作業などに用いるもので、開閉弁V5・V6を開いて、
貯留水59を管路64から排水65として放出する。な
お、開閉弁V3は、冷却用水32aの流量を運転状態に
応じて調整制御するためのものである。
【0024】上記の吸収冷温水機100の構成には、放
熱装置50を、その他の部分、つまり、吸収冷温水機本
体側の部分と一体にした一体構成のものと、これらを別
体にした別体構成のものとが周知である。
【0025】上記の第1従来技術の構成における吸収冷
温水機本体側の部分として、図5のように簡略化した構
成(以下、第2従来技術という)が本願出願人による出
願にもとづく特開平6−229645により開示されて
いる。
【0026】図5において、図3の符号と同一符号で示
した部分は、図3によって説明した同一符号の部分と同
一の機能をもつ部分であり、また、吸収冷凍機のみの構
成にしてあるので、冷却運転・加温運転の切換を行う吸
収冷温水機として構成する部分を省略してある。
【0027】そして、図3の構成における開閉弁V2の
部分を不要にしてあり、蒸発器26内の冷媒液24bの
稀液2a側への合流は、冷媒液24bを貯留する受槽部
分1Dと稀液2aを貯留する受槽部分1Eとを、図5の
ように、落差を設けて配置することにより、冷媒液24
bが増加すると受槽部分1Dを越えて受槽部分1E側に
流れ込むように構成している。
【0028】また、高温再生器5を、図3の構成におけ
る高温再生器5に代えて、加熱槽5A・管路5B・分離
槽5Cに分けて構成にするとともに、図3におけるポン
プP2に代えて、熱交換用の放熱管72をもつ気泡ポン
プ73を設け、この気泡ポンプ73によって冷媒液24
bを循環させている。
【0029】そして、上記のような吸収冷温水機100
では、加温運転から冷却運転に切り換える場合には、管
路31から管路34に至る間に残っている冷却用水32
aが加温運転時に60〜70°C程度の高温になってい
るので、合成樹脂材の冷却層54を変形させてしまうた
め、高温になった冷却用水32aが自然放熱まで待った
後に、冷却運転に移行させる構成(以下、第3従来技術
という)が周知である。
【0030】また、加温運転・冷却運転の切換を手動で
行うものでは、管路34に設けた開閉弁、例えば、開閉
弁V3と、管路31に設けた開閉弁(図示せず)を閉じ
るとともに、例えば、管路31から管路64に直接排水
できる開閉弁(図示せず)を開くなどによって、管路3
1から管路34に至る間に残っている高温の冷却用水3
2aを放出する構成(以下、第4従来技術という)や、
例えば、管路34から貯留槽59へ直接排出できるよう
にした開閉弁(図示ぜす)を設け、この開閉弁を開くと
ともにポンプP2を運転状態にすることによって、高温
の冷却用水32aを貯留水59A、つまり、低温の冷却
水に混入する構成(以下、第5従来技術という)が周知
である。
【0031】さらに、上記の第3従来技術のものでは、
自然放熱に1〜2時間を要するため、直ちに、冷却運転
に移行できないので、加温運転に移行する前に、開閉弁
V5を閉じ、開閉弁V3・V6を開いて、管路31から
管路34までの間に保有している冷却用水32aを外部
に放出して捨てることにより、管路31から管路34ま
での間を、空の管路状態、つまり、空管状にしておく構
成(以下、第6従来技術という)が周知である。
【0032】また、加温運転から冷却運転に移行する際
に、外部からの補給水、つまり、水道水57を、例え
ば、放熱装置50の散布器53に直接的に与えるなどに
より、冷却戻水32bに混入して強制的に冷却戻水32
bの温度を低下させる構成(以下、第7従来技術とい
う)が本願出願人による出願にもとづく特開平7−19
643により開示されている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記の第4従来技術〜
第6従来技術の構成では、その都度、冷却用水32aを
無駄に捨てるという浪費を行っているので、運転コスト
が高くなるほか、その都度、捨てた分の水量を外部から
補給する必要があるという不都合がある。
【0034】また、第7従来技術の構成でも、温度を低
下させるために、その都度、外部から冷却水を補給する
必要があるため、冷却用水を無駄に消費しているので、
運転コストが高くなるという不都合がある。
【0035】このため、こうした不都合のない簡便な構
成によるものの提供が望まれているという課題がある。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交換器類の所要
部分を経由して熱操作流体を循環することにより蒸発器
内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、冷却する冷却
運転と、加温する加温運転とに、切換運転するととも
に、冷却運転時にのみ上記の吸収器・凝縮器などの所要
部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放熱装置の
放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留しながら循環
する吸収冷温水機において、
【0037】上記の第1の貯留槽とは別体に設けられて
上記の第1の貯留槽よりも小さく、少なくとも上記の吸
収器を冷却する冷却管の入口から上記の凝縮器を冷却す
る冷却管の出口までの間に保有される上記の冷却用水、
つまり、器内冷却用水の水量分を貯留し得る容積をもつ
第2の貯留槽を、各上記の冷却管よりも下方の位置に配
置する第2貯留槽配置手段と、
【0038】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽に貯留して各上記の冷却管
の内部を空管状にした後に、上記の加温運転を行う加温
運転手段とを設ける第1の構成と、
【0039】上記の第1の構成と同様の吸収冷温水機に
おいて、上記の第1の貯留槽とは別体に設けられて上記
の第1の貯留槽よりも小さく、少なくとも上記の吸収器
を冷却する冷却管の入口から上記の凝縮器を冷却する冷
却管の出口までの間に保有される上記の冷却用水、つま
り、器内冷却用水の水量分を貯留し得る容積をもつ第2
の貯留槽を、各上記の冷却管よりも下方の位置であって
上記の第1の貯留槽よりも上方の位置に配置する第2貯
留槽配置手段と、
【0040】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽に貯留して各上記の冷却管
の内部を空管状にした後に、上記の加温運転を行う加温
運転手段と、
【0041】上記の第2の貯留槽に貯留した上記の冷却
用水を上記の第1の貯留槽に戻し入れる冷却用水戻入手
段とを設ける第2の構成と、
【0042】この第2の構成における加温運転手段と冷
却用水戻入手段とに代えて、上記の第2の貯留槽と上記
の入口または上記の入口の付近の上記の管路とを第1の
開閉弁を介して接続するとともに、上記の第2の貯留槽
と上記の第1の貯留槽とを第2の開閉弁を介して接続す
る開閉弁接続手段と、
【0043】上記の加温運転の開始前に、上記の第1の
開閉弁を開いて上記の器内冷却用水を上記の第2の貯留
槽に貯留することにより各上記の冷却管の内部を空管状
にした後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0044】上記の冷却運転の開始前または開始同時
に、上記の第2の開閉弁を開くとともに上記の第1の開
閉弁を閉じて上記の冷却運転を行う冷却運転手段とを設
ける第3の構成と、
【0045】凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交換
器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環することに
より蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、冷
却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転す
るとともに、冷却運転時にのみ上記の吸収器・凝縮器な
どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留した
後にポンプにより循環する吸収冷温水機において、
【0046】上記の第1の貯留槽とは別体に設けられて
上記の第1の貯留槽よりも小さく、少なくとも上記の吸
収器を冷却する冷却管の入口から上記の凝縮器を冷却す
る冷却管の出口までの間に保有される上記の冷却用水、
つまり、器内冷却用水の水量分を貯留し得る容積をもつ
第2の貯留槽を、各上記の冷却管よりも下方の位置であ
って上記の第1の貯留槽よりも上方の位置に配置する第
2貯留槽配置手段と、
【0047】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽に貯留して各上記の冷却管
の内部を空管状にした後に、上記の加温運転を行う加温
運転手段と、
【0048】上記の第2の貯留槽に貯留した上記の冷却
用水を上記のポンプの入口側に戻し入れる冷却用水戻入
手段とを設ける第4の構成と、
【0049】この第4の構成における加温運転手段と冷
却用水戻入手段とに代えて、上記の第2の貯留槽と上記
の入口または上記の入口の付近の上記管路とを第1の開
閉弁を介して接続するとともに、上記の第2の貯留槽と
上記のポンプの入口側の上記の管路とを第2の開閉弁を
介して接続する開閉弁接続手段と、
【0050】上記の加温運転の開始前に、上記の第1の
開閉弁を開いて上記の器内冷却用水を上記の第2の貯留
槽に貯留することにより各上記の冷却管の内部を空管状
にした後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0051】上記の冷却運転の開始前または開始同時
に、上記の第2の開閉弁を開くとともに上記の第1の開
閉弁を閉じて上記の冷却運転を行う冷却運転手段とを設
ける第5の構成とにより上記の課題を解決したものであ
る。
【0052】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、こ
の発明を、図3の構成における吸収器1の部分を図5の
構成における吸収器1の構成に変更した構成の吸収冷温
水機100に適用した場合の実施例を説明する。
【0053】
【実施例】以下、実施例を図1・図2により説明する。
これらの図において、図3〜図5の符号と同一符号で示
した部分は、図3〜図5によって説明した同一符号の部
分と同一の機能をもつ部分であり、また、図1・図2で
は、図3・図5における熱交換器6・13や、吸収液2
a・2b、冷媒蒸気7a・7b、冷媒液24a・24b
などの熱操作流体の循環路などの部分を省略または点線
で簡略化して画いてある。なお、図1・図2において同
一符号で示す部分は、図1・図2のいずれかにおいて説
明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0054】〔第1実施例〕まず、図1により第1実施
例を説明する。図1の構成において、図3の構成と異な
る箇所は、放熱装置50の貯留槽59とは別個の貯留槽
71を、吸収器1の冷却管1Aの入口またはこの入口の
付近の管路31と、放熱装置50の貯留槽59との間に
設け、冷却管1A側には開閉弁V7を、また、貯留槽5
9側には開閉弁V8とを介在させて設けた箇所であり、
これら開閉弁V7・V8は電動型の開閉弁、例えば、電
磁弁で構成してある。
【0055】そして、貯留槽71を配置する位置は、冷
却管1Aと冷却管23Aのいずれに対しても低い位置、
つまり、下方の位置になるように、また、貯留槽59に
対しては高い位置、つまり、上方の位置になるように配
置してある。
【0056】また、貯留槽71は、大きさが貯留槽59
よりも小さいが、少なくとも吸収器1の冷却管1Aの入
口から凝縮器23の冷却管23Aの出口までの間に保有
される冷却用水23aの水量分、つまり、冷却管1・管
路33・冷却管23Aに保有される水量分を貯留し得る
容積をもっており、例えば、合成樹脂材または金属材で
筒状の容器に形成してある。
【0057】したがって、加温運転の開始前に、開閉弁
V8を閉じた状態で、開閉弁V7を開くと、冷却管1・
管路33・冷却管23Aに保有されていた冷却用水32
aを、その自重により、貯留槽71の内部に取り込んで
貯留し、冷却管1・管路33・冷却管23Aによる管路
の内部が空管状にすることができるので、加温運転中
に、各冷却管1A・23Aによって冷却用水32aが高
温に加熱されることがなくなるので、。
【0058】また、冷却運転の開始前または開始同時
に、開閉弁V7・開閉弁V8を開くと、貯留槽71に貯
留していた冷却用水32aを貯留槽59に戻し入れるこ
とができ、その後に、開閉弁V7を閉じて冷却運転を行
えば、ポンプP2によって冷却用水32aを各冷却管1
A・23Aに循環させて所要の冷却を行うことができる
ことになる。
【0059】そして、こうした開閉弁V7・開閉弁V8
に対する動作の制御処理は、制御部80の処理メモリ8
2に記憶しておく制御処理フローのプログラムを、予め
上記の各動作を行い得るように構成しておくことによっ
て自動的に制御処理を行うことができるわけである。
【0060】〔第2実施例〕次に、図2により第2実施
例を説明する。図2の構成において図1の構成と異なる
箇所は、貯留槽71に貯留されていた冷却用水32aを
開閉弁V8を介して戻し入れる箇所をポンプP2の入口
側の管路に戻し入れるように構成した箇所であり、各開
閉弁による動作は、第1実施例の場合と同様である。
【0061】〔実施例の構成の要約〕上記の各実施例の
構成を要約すると、第1実施例の構成では、凝縮器23
・蒸発器26・吸収器1などを含む熱交換器類の所要部
分を経由して熱操作流体、つまり、吸収液を循環するこ
とにより蒸発器26内の熱交換用配管、例えば、熱交換
管26Bを通る被熱操作流体、例えば、冷/温戻水35
aを、例えば、制御部80の制御処理によって、冷却す
る冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転すると
ともに、冷却運転時にのみ上記の吸収器1・凝縮器23
などの所要部分を冷却するための管路、例えば、管路6
6・管路31・冷却管1A・管路33・冷却管23A・
管路34を通る冷却用水32aを放熱装置50の放熱冷
却部51で冷却して第1の貯留槽、例えば、貯留槽59
に貯留しながら循環する吸収冷温水機100において、
【0062】上記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽59
とは別体に設けられて上記の第1の貯留槽、例えば、貯
留槽59よりも小さく、少なくとも上記の吸収器1を冷
却する冷却管1Aの入口から上記の凝縮器23を冷却す
る冷却管23Aの出口までの間に保有される上記の冷却
用水32a、つまり、器内冷却用水の水量分を貯留し得
る容積をもつ第2の貯留槽、例えば、貯留槽71を、各
上記の冷却管1A・23Aよりも下方の位置に配置する
第2貯留槽配置手段と、
【0063】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71に貯
留して各上記の冷却管1A・23Aの内部を空管状にし
た後に、上記の加温運転を行う加温運転手段とを設ける
第1の構成と、
【0064】上記の第1の構成と同様の吸収冷温水機1
00において、上記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽5
9とは別体に設けられて上記の第1の貯留槽、例えば、
貯留槽59よりも小さく、少なくとも上記の吸収器1を
冷却する冷却管1Aの入口から上記の凝縮器23を冷却
する冷却管23Aの出口までの間に保有される上記の冷
却用水32a、つまり、器内冷却用水の水量分を貯留し
得る容積をもつ第2の貯留槽、例えば、貯留槽71を、
各上記の冷却管1A・23Aよりも下方の位置であって
上記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽59よりも上方の
位置に配置する第2貯留槽配置手段と、
【0065】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71に貯
留して各上記の冷却管1A・23Aの内部を空管状にし
た後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0066】上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71
に貯留した上記の冷却用水32aを上記の第1の貯留
槽、例えば、貯留槽59に戻し入れる冷却用水戻入手段
とを設ける第2の構成と、
【0067】この第2の構成における加温運転手段と冷
却用水戻入手段とに代えて、上記の第2の貯留槽、例え
ば、貯留槽71と上記の入口、つまり、冷却管1Aの入
口または上記の入口の付近の上記の管路、例えば、管路
31とを第1の開閉弁、例えば、開閉弁V7を介して接
続するとともに、上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽
71と上記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽59とを第
2の開閉弁、例えば、開閉弁V8を介して接続する開閉
弁接続手段と、
【0068】上記の加温運転の開始前に、上記の第1の
開閉弁、例えば、開閉弁V7を開いて上記の器内冷却用
水を上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71に貯留す
ることにより各上記の冷却管1A・23Aの内部を空管
状にした後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0069】上記の冷却運転の開始前または開始同時
に、上記の第2の開閉弁、例えば、開閉弁V8を開くと
ともに上記の第1の開閉弁、例えば、開閉弁V7を閉じ
て上記の冷却運転を行う冷却運転手段とを設ける第3の
構成とを構成していることになり、
【0070】また、第2実施例の構成では、凝縮器23
・蒸発器26・吸収器1などを含む熱交換器類の所要部
分を経由して熱操作流体、つまり、吸収液を循環するこ
とにより蒸発器26内の熱交換用配管、例えば、熱交換
管26Bを通る被熱操作流体、例えば、冷/温戻水35
aを、例えば、制御部80の制御処理によって、冷却す
る冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転すると
ともに、冷却運転時にのみ上記の吸収器1・凝縮器23
などの所要部分を冷却するための管路、例えば、管路6
6・管路31・冷却管1A・管路33・冷却管23A・
管路34を通る冷却用水32aを放熱装置50の放熱冷
却部51で冷却して第1の貯留槽、例えば、貯留槽59
に貯留した後にポンプP2により循環する吸収冷温水機
100において、
【0071】上記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽59
とは別体に設けられて上記の第1の貯留槽、例えば、貯
留槽59よりも小さく、少なくとも上記の吸収器1を冷
却する冷却管1Aの入口から上記の凝縮器23を冷却す
る冷却管23Aの出口までの間に保有される上記の冷却
用水32a、つまり、器内冷却用水の水量分を貯留し得
る容積をもつ第2の貯留槽、例えば、貯留槽71を、各
上記の冷却管1A・23Aよりも下方の位置であって上
記の第1の貯留槽、例えば、貯留槽59よりも上方の位
置に配置する第2貯留槽配置手段と、
【0072】上記の加温運転の開始前に、上記の器内冷
却用水を上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71に貯
留して各上記の冷却管1A・23Aの内部を空管状にし
た後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0073】上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71
に貯留した上記の冷却用水32aを上記のポンプP2の
入口側、例えば、管路66に戻し入れる冷却用水戻入手
段とを設ける第4の構成と、
【0074】この第4の構成における加温運転手段と冷
却用水戻入手段とに代えて、上記の第2の貯留槽、例え
ば、貯留槽71と上記の入口、つまり、冷却管1Aの入
口または上記の入口の付近の上記の管路、例えば、管路
31とを第1の開閉弁、例えば、開閉弁V7を介して接
続するとともに、上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽
71と上記のポンプP2の入口側の上記の管路、例え
ば、管路66とを第2の開閉弁、例えば、開閉弁V8を
介して接続する開閉弁接続手段と、
【0075】上記の加温運転の開始前に、上記の第1の
開閉弁、例えば、開閉弁V7を開いて上記の器内冷却用
水を上記の第2の貯留槽、例えば、貯留槽71に貯留す
ることにより各上記の冷却管1A・23Aの内部を空管
状にした後に、上記の加温運転を行う加温運転手段と、
【0076】上記の冷却運転の開始前または開始同時
に、上記の第2の開閉弁、例えば、開閉弁V8を開くと
ともに上記の第1の開閉弁、例えば、開閉弁V7を閉じ
て上記の冷却運転を行う冷却運転手段とを設ける第5の
構成とを構成していることになるものである。
【0077】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することができる。
【0078】(1)吸収冷温水機100の構成を、図3
に点線で示したように、管路21を通る高温再生器5か
らの高温の冷媒蒸気7aと熱交換して温水35cを得る
ための温水用熱交換30を設けた構成にしたものに適用
して構成する。
【0079】(2)冷却戻水32bの管路34を、図3
の構成と同様に、凝縮器23の上方側を迂回させて放熱
装置50に導くようにするとともに、貯留槽71の大き
さ、つまり、容積を、さらに、管路34を上方に迂回さ
せた管路内に保有される冷却用水32aの水量分だけ大
きくして構成する。
【0080】(3)貯留槽71の大きさ、つまり、容積
を上記の説明または上記(2)において述べた容積に対
して、いくらか余裕をもつ大きさ、例えば、1.2倍程
度の容積にして構成する。
【0081】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、加温
運転の開始前に、吸収器の冷却管と凝縮器の冷却管など
に加温に保有されている冷却用水を、放熱装置の配置位
置を下方に下げることにより、開閉弁のみの操作により
冷却用水の自重によって、放熱装置の第1の貯留槽とは
別体にして設けた第2の貯留槽内に取り込んで貯留した
後に加温運転を行うように構成しているため、各冷却管
からの冷却用水の取込にポンプなどの流体駆動装置を設
ける必要がない。
【0082】また、同様にして、冷却運転の開始前また
は開始同時に、第2の貯留槽から、第1の貯留槽または
冷却用水循環用のポンプの入口側への戻し入れについて
も、冷却用水の自重によって戻し入れているため、ポン
プなどの流体駆動装置を設ける必要がないので装置を安
価に構成して提供し得るなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図1・図2はこの発明の実施例を、また、図3〜図5は
従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体ブロック構成略図
【図2】全体ブロック構成略図
【図3】全体ブロック構成図
【図4】要部ブロック構成図
【図5】要部ブロック構成図
【符号の説明】
1 吸収器 1A 散布器 1B 冷却管 1D 受槽部分 1E 受槽部分 2a 稀液 2b 中間液 2c 濃度 3 管路 5 高温再生器 5A 加熱槽 5B 管路 5C 分離槽 6 加熱器 6A 加熱調整器 6B 排気路 7a 冷媒蒸気 7b 冷媒蒸気 7c 冷媒蒸気 8 管路 9 熱交換器 10 管路 11 低温再生器 11A 放熱管 11B 通路 12 管路 13 熱交換器 14 管路 21 管路 22 管路 23 凝縮器 23A 冷却管 24a 冷媒液 24b 冷媒液 25 管路 26 蒸発器 26A 散布器 26B 冷却管 28 管路 30 温水用熱交換器 31 管路 32a 冷却用水 32b 冷却戻水 33 管路 34 管路 35a 冷/温戻水 35b 冷/温水 35c 温水 35d 温戻水 36 管路 37 管路 41 管路 43 管路 50 放熱装置 51 放熱冷却部 52 送風機 53 散布器 54 冷却層 57 水道水 58 浮子弁 59 貯留槽 59A 貯留水 61 管路 62 溢水受 63 管路 64 管路 65 排水 66 管路 68 逆止弁 71 貯留槽 72 放熱管 73 気泡ポンプ 80 制御部(CPU/B) 81 入出力ポート 82 処理メモリ 83 作業メモリ 84 計時回路 85 表示部 100 吸収冷温水機 P1 ポンプ P2 ポンプ P3 ポンプ S1 温度検出器 S2 温度検出器 S3 温度検出器 S4 温度検出器 V1 開閉弁 V2 開閉弁 V3 開閉弁 V5 開閉弁 V6 開閉弁 V7 開閉弁 V8 開閉弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交
    換器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環すること
    により蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、
    冷却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転
    するとともに、冷却運転時にのみ前記吸収器・凝縮器な
    どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
    熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留しな
    がら循環する吸収冷温水機であって、 前記第1の貯留槽とは別体に設けられて前記第1の貯留
    槽よりも小さく、少なくとも前記吸収器を冷却する冷却
    管の入口から前記凝縮器を冷却する冷却管の出口までの
    間に保有される前記冷却用水(以下、器内冷却用水とい
    う)の水量分を貯留し得る容積をもつ第2の貯留槽を、
    各前記冷却管よりも下方の位置に配置する第2貯留槽配
    置手段と、 前記加温運転の開始前に、前記器内冷却用水を前記第2
    の貯留槽に貯留して各前記冷却管の内部を空管状にした
    後に、前記加温運転を行う加温運転手段とを具備するこ
    とを特徴とする吸収冷温水機。
  2. 【請求項2】 凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交
    換器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環すること
    により蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、
    冷却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転
    するとともに、冷却運転時にのみ前記吸収器・凝縮器な
    どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
    熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留しな
    がら循環する吸収冷温水機であって、 前記第1の貯留槽とは別体に設けられて前記第1の貯留
    槽よりも小さく、少なくとも前記吸収器を冷却する冷却
    管の入口から前記凝縮器を冷却する冷却管の出口までの
    間に保有される前記冷却用水(以下、器内冷却用水とい
    う)の水量分を貯留し得る容積をもつ第2の貯留槽を、
    各前記冷却管よりも下方の位置であって前記第1の貯留
    槽よりも上方に位置に配置する第2貯留槽配置手段と、 前記加温運転の開始前に、前記器内冷却用水を前記第2
    の貯留槽に貯留して各前記冷却管の内部を空管状にした
    後に、前記加温運転を行う加温運転手段と、 前記第2の貯留槽に貯留した前記冷却用水を前記第1の
    貯留槽に戻し入れる冷却用水戻入手段とを具備すること
    を特徴とする吸収冷温水機。
  3. 【請求項3】 凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交
    換器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環すること
    により蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、
    冷却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転
    するとともに、冷却運転時にのみ前記吸収器・凝縮器な
    どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
    熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留しな
    がら循環する吸収冷温水機であって、 前記第1の貯留槽とは別体に設けられて前記第1の貯留
    槽よりも小さく、少なくとも前記吸収器を冷却する冷却
    管の入口から前記凝縮器を冷却する冷却管の出口までの
    間に保有される前記冷却用水(以下、器内冷却用水とい
    う)の水量分を貯留し得る容積をもつ第2の貯留槽を、
    各前記冷却管よりも下方の位置であって前記第1の貯留
    槽よりも上方に位置に配置する第2貯留槽配置手段と、 前記第2の貯留槽と前記入口または前記入口の付近の管
    路とを第1の開閉弁を介して接続するとともに、前記第
    2の貯留槽と前記第1の貯留槽とを第2の開閉弁を介し
    て接続する開閉弁接続手段と、 前記加温運転の開始前に、前記第1の開閉弁を開いて前
    記器内冷却用水を前記第2の貯留槽に貯留することによ
    り各前記冷却管の内部を空管状にした後に、前記加温運
    転を行う加温運転手段と、 前記冷却運転の開始前または開始同時に、前記第2の開
    閉弁を開くとともに前記第1の開閉弁を閉じて前記冷却
    運転を行う冷却運転手段とを具備することを特徴とする
    吸収冷温水機。
  4. 【請求項4】 凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交
    換器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環すること
    により蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、
    冷却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転
    するとともに、冷却運転時にのみ前記吸収器・凝縮器な
    どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
    熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留した
    後にポンプにより循環する吸収冷温水機であって、 前記第1の貯留槽とは別体に設けられて前記第1の貯留
    槽よりも小さく、少なくとも前記吸収器を冷却する冷却
    管の入口から前記凝縮器を冷却する冷却管の出口までの
    間に保有される前記冷却用水(以下、器内冷却用水とい
    う)の水量分を貯留し得る容積をもつ第2の貯留槽を、
    各前記冷却管よりも下方の位置であって前記第1の貯留
    槽よりも上方に位置に配置する第2貯留槽配置手段と、 前記加温運転の開始前に、前記器内冷却用水を前記第2
    の貯留槽に貯留して各前記冷却管の内部を空管状にした
    後に、前記加温運転を行う加温運転手段と、 前記第2の貯留槽に貯留した前記冷却用水を前記ポンプ
    の入口側に戻し入れる冷却用水戻入手段とを具備するこ
    とを特徴とする吸収冷温水機。
  5. 【請求項5】 凝縮器・蒸発器・吸収器などを含む熱交
    換器類の所要部分を経由して熱操作流体を循環すること
    により蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を、
    冷却する冷却運転と、加温する加温運転とに、切換運転
    するとともに、冷却運転時にのみ前記吸収器・凝縮器な
    どの所要部分を冷却するための管路を通る冷却用水を放
    熱装置の放熱冷却部で冷却して第1の貯留槽に貯留した
    後にポンプにより循環する吸収冷温水機であって、 前記第1の貯留槽とは別体に設けられて前記第1の貯留
    槽よりも小さく、少なくとも前記吸収器を冷却する冷却
    管の入口から前記凝縮器を冷却する冷却管の出口までの
    間に保有される前記冷却用水(以下、器内冷却用水とい
    う)の水量分を貯留し得る容積をもつ第2の貯留槽を、
    各前記冷却管よりも下方の位置であって前記第1の貯留
    槽よりも上方に位置に配置する第2貯留槽配置手段と、 前記第2の貯留槽と前記入口または前記入口の付近の前
    記管路とを第1の開閉弁を介して接続するとともに、前
    記第2の貯留槽と前記ポンプの入口側の前記管路とを第
    2の開閉弁を介して接続する開閉弁接続手段と、 前記加温運転の開始前に、前記第1の開閉弁を開いて前
    記器内冷却用水を前記第2の貯留槽に貯留することによ
    り各前記冷却管の内部を空管状にした後に、前記加温運
    転を行う加温運転手段と、 前記冷却運転の開始前または開始同時に、前記第2の開
    閉弁を開くとともに前記第1の開閉弁を閉じて前記冷却
    運転を行う冷却運転手段とを具備することを特徴とする
    吸収冷温水機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112175780A (zh) * 2020-11-06 2021-01-05 贵溪市塘湾五谷丰酒厂 一种多功能白酒冷却装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112175780A (zh) * 2020-11-06 2021-01-05 贵溪市塘湾五谷丰酒厂 一种多功能白酒冷却装置

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