JPH10132313A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH10132313A
JPH10132313A JP8291422A JP29142296A JPH10132313A JP H10132313 A JPH10132313 A JP H10132313A JP 8291422 A JP8291422 A JP 8291422A JP 29142296 A JP29142296 A JP 29142296A JP H10132313 A JPH10132313 A JP H10132313A
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JP
Japan
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heat
plate
heat absorbing
thermoelectric element
thermo module
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Application number
JP8291422A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Kawabe
義和 川邉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電素子を用いて冷房および暖房を行う空気
調和装置において、結露の発生を抑え、外力が加わって
も損傷することがなく床などにも取り付け可能とする。 【解決手段】 内側吸放熱板103、外側吸放熱板10
5の熱拡散性をあげ、サーモモジュールの熱交換能力を
損なうことなく結露を生じない範囲に制御する電源制御
部を備えたものである。また、外力を内側吸放熱板10
3のみが受ける構造を備えたものである。これにより、
室内外の吸放熱板と雰囲気温度との差を小さくして結露
を抑え、外力による熱電素子へのストレスを少なくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ効果を示
す熱電素子で構成したサーモモジュールと、これを用い
て室内の冷房及び暖房を行う空気調和装置とに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱電素子を用いた空気調和装置
は、図5に示すように、室内に面した壁、天井等に平板
のペルチェ素子3,6を板面3aが露出した状態で配置
する構成を採っていた。
【0003】ペルチェ素子の室内とは反対側に、空気の
供給通路と、ペルチェ素子の板面3bに連通する空気の
排出通路を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ペルチェ素子の板面3a,3bに結露が
生じた場合、結露が蓄積し滴下したり、建材の汚染や劣
化をまねく可能性がある。
【0005】また、ペルチェ素子の板面3aが露出して
いるため、板面3aに外力が加わった場合ペルチェ素子
の破損をまねく可能性があり、床などに設置するには難
がある。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、露出の発生を抑え、外力による破損の少な
い、熱電素子を用いて冷房および暖房を行う空気調和装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、熱拡散性の吸放熱部材と、サーモモジュー
ルの熱交換能力を結露が生じない範囲に制御する電源制
御部を備えたものである。
【0008】また、外力を室内側の吸放熱板のみが受け
る構造を備えたものである。これにより、室内外の吸放
熱板と雰囲気温度との差を小さくして結露を抑え、外力
による熱電素子へのストレスを少なくすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、第1の
吸放熱板の面積を大きくし、第2の吸放熱板にフィンを
設けることで熱拡散性を高めるとともに、予め実験など
で得た結露を生じない限界出力設定値を記憶した電源制
御部を備え、第2の吸放熱板のみを落とし込み部に固定
し支持する支持部材とを備えたものである。
【0010】これにより、能力が同じでも第1、第2の
吸放熱板と雰囲気との温度差を少くし結露を防ぐことが
でき、外力は第1の吸放熱板で受けとめるので熱電素子
への影響を少なくすることができる。
【0011】請求項2,3に記載の発明はさらに、第1
の吸放熱板および支持部材を熱伝導性の良い薄いシート
で全て覆ってしまうもので、熱拡散性を高めるととも
に、空気調和装置の室内面の装飾が容易となる。
【0012】請求項4に記載の発明はまた、熱電素子の
動作検出器と、第1と第2の吸放熱板の温度を検出する
第1,第2の温度検出器と室内あるいはダクト内の少な
くとも一方の湿度を測定する湿度検出器と、これらの検
出情報に基づいてサーモモジュールの電源部の設定値を
決定する電源制御部を備えたものである。
【0013】これにより、熱交換性能を必要以上に抑え
ることなく,状況に適した能力設定を実現することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0015】(実施例1)図1に示す様に、実施例1は
ペルチェ効果により熱電変換を行う熱電素子101と、
室内102との熱交換を仲介する、第1の吸放熱板にあ
たる内側吸放熱板103と、ダクト104内の空気との
熱交換を仲介する、第2の吸放熱板にあたる外側吸放熱
板105でサーモモジュールを構成している。加えて、
サーモモジュールを固定する、支持部材にあたる支持板
106と、熱電素子101に電力を供給する電源回路1
07と、電源107に指令を送る電源制御回路108と
で装置全体を構成している。
【0016】熱電素子101は、ビスマステルルなどの
材料を用いたp型半導体101a、n型半導体101b
を所定の能力を出すのに必要な数だけ直列に接合し、電
流を流した時、p型のプラス極とn型のマイナス極の接
合部を同一面上に並べ、p型のマイナス極とn型のプラ
ス極の接合部を相対する反対面上に並べて構成される。
【0017】内側吸放熱板103は、熱電素子101や
外側吸放熱板105よりも面積を大きくして熱拡散性を
高くし、構造部材としても所定の荷重に耐えられるよう
設計された平板である。
【0018】外側吸放熱板105は、少ない設置面積で
も良好な吸放熱を行えるようにフィンを持った構造と
し、フィンの向きはダクト104を流れる空気の流れと
同じ方向になるよう設置されている。図1において空気
の流れは紙面に対して垂直である。
【0019】内側吸放熱板103と外側吸放熱板105
の設計にあたっては十分な熱拡散性能を確保する必要が
ある。
【0020】冷房を行っている場合を例に考えると、仮
に室内に最大相対湿度を80%とすれば、湿り空気線図
によれば概ね4°Cの温度低下で結露が生じる。そこ
で、内側吸放熱板103は温度差4°C以下でも所定の
吸熱能力を得られるだけの面積を確保する必要がある。
【0021】支持板106は、室内側表面には装飾され
たシート109が張られており、内側吸放熱板103を
固定するための段がついた穴110にサーモモジュール
をはめ込む構造となっているので、室内側からの荷重は
内側吸放熱板103と支持板106とで受けることにな
り、熱電素子101には影響が少なく損傷を受けにく
い。従って、天井や壁だけでなく床にも設置することが
できる。
【0022】電源制御回路108は、電源回路107の
オン/オフと直流電圧の設定を指令する。このとき、電
源制御回路108は人の操作に合わせ、予め設定した結
露を生じない限界設定値を越えない範囲で、直流電圧設
定の指令を送る。
【0023】図4は実際に部屋に取り付けた様子を概略
示すもので、主空気調和装置420で空調した空気をダ
クト404を使って吸気口422から部屋402a,4
02bへ送り、排気口423から回収し、建物全体の空
調を行っている。本発明の空気調和装置421は、内側
吸放熱板103が部屋402a,402b内に、外側吸
放熱板105がダクト404内になるよう配置されてい
る。
【0024】本発明の空気調和装置421は、輻射と自
然対流により空調を行っているので気流による不快感な
どを少なくすることができる。
【0025】また、主空気調和装置420の設定を少し
抑え目にし、人のいる部屋402aだけを人数や好みな
どに合わせて空調すれば、快適で経済的な空調を行うこ
とができる。
【0026】(実施例2)図2に示す様に、実施例2
は、ペルチェ効果により熱電変換を行う熱電素子201
と、室内202との熱交換を仲介する、第1の吸放熱板
にあたる内側吸放熱板203と、ダクト204内の空気
との熱交換を仲介する、第2の吸放熱板にあたる外側吸
放熱板205でサーモモジュールを構成している。加え
て、サーモモジュールを固定する、支持部材にあたる支
持板206と、内側吸放熱板203と支持板206とを
覆う化粧シート209と、熱電素子201に電力を供給
する電源回路207と、電源207に指令を送る電源制
御回路208とで装置全体を構成している。
【0027】熱電素子201は、ビスマステルルなどの
材料を用いたp型半導体201a、n型半導体201b
を所定の能力を出すのに必要な数だけ直列に接合し、電
流を流した時、p型のプラス極とn型のマイナス極の接
合部を同一面上に並べ、p型のマイナス極とn型のプラ
ス極の接合部を相対する反対面上に並べて構成される。
【0028】内側吸放熱板203は、熱電素子201や
外側吸放熱板205よりも面積を大きくして熱拡散性を
高くし、構造部材としても所定の荷重に耐えられるよう
設計された平板である。化粧シート209が熱拡散性を
補うので、内側吸放熱板203は小型軽量化することが
できる。
【0029】化粧シート209は、熱伝導性の高いアル
ミや銅などの層209aと、印刷や着色性に優れた薄い
樹脂層209bの2層からなり、熱拡散性を高くすると
ともに装飾性を良くしている。
【0030】外側吸放熱板205は、少ない設置面積で
も良好な吸放熱を行えるようにフィンを持った構造と
し、フィンの向きはダクト204を流れる空気の流れと
同じ方向になるように設置されている。図2において空
気の流れは紙面に対して垂直である。
【0031】内側吸放熱板203および化粧シート20
9と、外側吸放熱板205の設計にあたっては十分な熱
拡散性能を確保する必要がある。
【0032】例えば、冷房を行っている場合を考える
と、仮に室内の最大相対湿度を80%とすれば、湿り空
気線図によれば概ね4°C温度低下で結露が生じる。そ
こで、内側吸放熱板203と化粧シート209は、温度
差4°C以下でも所定の吸熱能力を得られるだけの熱拡
散性を確保するように設計する。
【0033】支持板206は、室内側表面には、内側吸
放熱板203を固定するための段がついた穴210にサ
ーモモジュールをはめ込む構造となっているので、室内
側からの荷重は内側吸放熱板203と支持板206とで
受けることになり、熱電素子201には影響が少なく損
傷を受けにくい。従って、天井や壁だけでなく床にも設
置することができる。
【0034】電源制御回路208は、電源回路207の
オン/オフと直流電圧の設定を指令する。このとき、電
源制御回路208は、人の操作に合わせ、予め設定した
結露を生じない限界設定値を越えない範囲で、直流電圧
設定の指令を送る。
【0035】図4は実際に部屋に取り付けた様子を概略
示すもので、主空気調和装置420で空調した空気をダ
クト404を使って吸気口422から部屋402a,4
02bへ送り、排気口423から回収し建物全体の空調
を行っている。本発明の空気調和装置421は、内側吸
放熱板203が部屋402a、402b内に、外側吸放
熱板205がダクト404内になるよう配置されてい
る。
【0036】本発明の空気調和装置421は、輻射と自
然対流により空調を行っているので気流による不快感な
どを少なくすることができる。
【0037】また、主空気調和装置420の設定を少し
抑え目にし、人のいる部屋402aだけを人数や好みな
どに合わせて空調すれば、快適で経済的な空調を行うこ
とができる。
【0038】(実施例3)図3に示す様に、実施例3
は、ペルチェ効果により熱電変換を行う熱電素子301
と、室内302との熱交換を仲介する、第1の吸放熱板
にあたる内側吸放熱板303と、ダクト304内の空気
との熱交換を仲介する、第2の吸放熱板にあたる外側吸
放熱板305でサーモモジュールを構成している。加え
て、サーモモジュールを固定する、支持部材にあたる支
持板306と、内側吸放熱板303の温度を検出する内
側温度センサ311と、外側吸放熱板305の温度を検
出する外側温度センサ312と、室内302の湿度を検
出する室内湿度センサ313と、ダクト304内の湿度
を検出するダクト湿度センサ314と、熱電素子301
に電力を供給する電源回路307と、電源回路307に
指令を送る電源制御回路308と動作検出器にあたる電
流計315で装置全体を構成している。
【0039】熱電素子301は、ビスマステルルなどの
材料を用いたp型半導体301a、n型半導体301b
を所定の能力を出すのに必要な数だけ直列に接合し、電
流を流した時、p型のプラス極とn型のマイナス極の接
合部を同一面上に並べ、p型のマイナス極とn型のプラ
ス極の接合部を相対する反対面上に並べて構成される。
【0040】内側吸放熱板303は、熱電素子301や
外側吸放熱板305よりも面積を大きくして熱拡散性を
高くし、構造部材としても所定の荷重に耐えられるよう
設計された平板である。
【0041】外側吸放熱板305は、少ない設置面積で
も良好な吸放熱を行えるようにフィンを持った構造と
し、フィンの向きはダクト304を流れる空気の流れと
同じ方向になるよう設置されている。
【0042】内側吸放熱板303と外側吸放熱板305
の設計にあたっては十分な熱拡散性能を確保する必要が
ある。
【0043】冷房を行っている場合を例に考えると、仮
に室内の最大相対湿度を80%とすれば、湿り空気線図
によれば概ね4°Cの温度低下で結露が生じる。そこ
で,内側吸放熱板303は温度差4°C以下でも所定の
吸熱能力を得られるだけの面積を確保する必要がある。
【0044】支持板306は、室内側表面には装飾され
たシートが張られており、内側吸放熱板303を固定す
るための段がついた穴310にサーモモジュールをはめ
込む構造となっているので、室内側からの荷重は内側吸
放熱板303と支持板306とで受けることになり、熱
電素子301には影響が少なく損傷を受けにくい。従っ
て、天井や壁だけでなく床にも設置することができる。
【0045】電源制御回路308は、電源回路307の
オン/オフと直流電圧の設定を指令する。このとき、電
源制御回路308は人の操作に合わせ、予め設定した結
露を生じない限界設定値を越えない範囲で、直流電圧設
定の指令を送る。
【0046】実際の結露を生じる温度差は、室内302
およびダクト304の温室度によって異なるため、高い
湿度を想定して決めた限界設定値は必要以上に能力制限
を加えてしまうことがある。
【0047】そこで、室内湿度センサ313あるいはダ
クト湿度センサ314で冷却側の湿度を測定して湿度に
応じて算出した限界吸熱量よりも、内側温度センサ31
1と外側温度センサ312から得られたそれぞれの温度
と、電流計315により測定した熱電素子301の電流
値から算出した実吸熱量が小さくなるよう電源制御回路
308の指令を時事刻々変更していく。
【0048】こうして、結露を防止してより快適な空調
を得ることができる。図4は実際に部屋に取り付けた様
子を概略示すもので、主空気調和装置420で空調した
空気をダクト404を使って吸気口422から部屋40
2a,402bへ送り、排気口423から回収し建物全
体の空調を行っている。本発明の空気調和装置421
は、内側吸放熱板303が部屋402a,402b内
に、外側吸放熱板305がダクト404内になるよう配
置されている。
【0049】本発明の空気調和装置421は、輻射と自
然対流により空調を行っているので気流による不快感な
どを少なくすることができる。
【0050】また、主空気調和装置420の設定を少し
抑え目にし、人のいる部屋402aだけを人数や好みな
どに合わせて空調すれば、快適で経済的な空調を行うこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明は、内側吸放熱板の面積を大きくし、外側
吸放熱板にフィンを設けることで熱拡散性を高めるとと
もに、電源制御回路が結露を生じない設定値を電源回路
に指令するので、能力が同じでも吸放熱板と雰囲気との
温度差を少くし結露を防ぐことができ、水滴の落下や建
材の汚染、劣化を防止できる。
【0052】また内側吸放熱板のみを落とし込み部に固
定し支持する支持部材とを備えたもので、外力を内側吸
放熱板で受けとめるので熱電素子への影響を少なくでき
床面への設置も可能になる。
【0053】請求項2,3に記載の発明はさらに、内側
吸放熱板を熱伝導性の良いシートで覆うもので、この構
成によれば請求項1に記載の発明と同様の効果に加え、
装飾性が良くなる。
【0054】請求項4に記載の発明は、内側湿度センサ
あるいはダクト湿度センサで冷却側の湿度を測定し、湿
度に応じて算出した限界吸熱量よりも、内側温度センサ
と外側温度センサから得られた温度と、電流計の電流値
から算出した実吸熱量が小さくなるよう電源制御回路の
指令を時事刻々変更していくもので、この構成によれば
請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるうえに、
より快適な空調を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和装置の断面図
【図2】本発明の一実施例を示す空気調和装置の断面図
【図3】本発明の一実施例を示す空気調和装置の断面図
【図4】本発明を用いた建造物の概念図
【図5】従来の空気調和装置の断面図
【符号の説明】
101 熱電素子 103 内側吸放熱板 105 外側吸放熱板 106 支持板 107 電源回路 108 電源制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱電素子と、熱拡散性を高くするため前記
    熱電素子の設置面積よりも大きな面積を持つ第1の吸放
    熱板と、熱拡散性を高めるフィンを設けた第2の吸放熱
    板とで構成されるサーモモジュールと、前記第1の吸放
    熱板を固定する落とし込み部を持った支持部材と、前記
    第2の吸放熱板を内部に配置して、室内排気もしくはあ
    る程度空調された空気を通すダクトを前記支持部材の室
    外側に設け、前記サーモモジュールに電力を供給する電
    源部と、前記サーモモジュールの熱交換能力を制御する
    ため前記電源部に指令を送る電源制御部とを備え、前記
    サーモモジュールの熱交換能力が予め設定した限界設定
    値を越えないように制御することを特徴とする空気調和
    装置。
  2. 【請求項2】熱電素子と、熱拡散性を高くするため前記
    熱電素子の設置面積よりも大きな面積を持つ第1の吸放
    熱板と、熱拡散性を高めるフィンを設けた第2の吸放熱
    板とで構成されるサーモモジュールと、前記第1の吸放
    熱板を固定する落とし込み部を持った支持部材と、前記
    第1の吸放熱板および支持部材を覆う熱伝導性の良いシ
    ートと、前記第2の吸放熱板を内部に配置して、室内排
    気もしくはある程度空調された空気を通すダクトを前記
    支持部材の室外側に設け、前記サーモモジュールに電力
    を供給する電源部と、前記サーモモジュールの熱交換能
    力を制御するため前記電源部に指令を送る電源制御部と
    を備え、前記サーモモジュールの熱交換能力が予め設定
    した限界設定値を越えないように制御することを特徴と
    する空気調和装置。
  3. 【請求項3】シートが、熱伝導性の高い材料からなる層
    と印刷、着色性に優れた材料からなる層の2層からな
    り、第1の吸放熱板に熱伝導性の高い材料が接すること
    を特徴とした請求項2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】熱電素子と、熱拡散性を高くするため前記
    熱電素子の設置面積よりも大きな面積を持ち室内側に設
    置される第1の吸放熱板と、熱拡散性を高めるフィンを
    設けた第2の吸放熱板とで構成されるサーモモジュール
    と、前記第1の吸放熱板を固定する落とし込み部を持っ
    た支持部材と、前記第2の吸放熱板を内部に配置して、
    室内排気もしくはある程度空調された空気を通すダクト
    を前記支持部材の室外側に設け、前記サーモモジュール
    に電力を供給する電源部と、前記サーモモジュールの熱
    交換能力を制御するため前記電源部に指令を送る電源制
    御部と、前記サーモモジュールの動作状態を検出する動
    作検出器と、前記第1の吸放熱板および前記第2の吸放
    熱板の温度を検出する第1,第2の吸放熱板温度検出器
    と前記ダクト室内の少なくとも一方の湿度を検出する湿
    度検出器を備え、前記湿度検出器の出力に基づいて熱交
    換能力を決め、前記動作検出器と吸放熱板温度検出器の
    出力をみながら、前記サーモモジュールの熱交換能力を
    制御することを特徴とする空気調和装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000088A (ja) * 2001-06-25 2003-01-07 Cats Inc マルハナバチ類等の送粉昆虫用の恒温箱
WO2007106080A3 (en) * 2006-03-10 2009-04-09 Carrier Corp High efficiency hybrid a/c system
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JP2017203604A (ja) * 2016-05-13 2017-11-16 Leading Edge Associates株式会社 温度制御ユニット、および、温度制御ユニットを用いた温度制御システム、ならびに、温度制御ユニットを用いた温度制御建築構造

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