JPH10132084A - パッキン用編み糸 - Google Patents

パッキン用編み糸

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JPH10132084A
JPH10132084A JP25707597A JP25707597A JPH10132084A JP H10132084 A JPH10132084 A JP H10132084A JP 25707597 A JP25707597 A JP 25707597A JP 25707597 A JP25707597 A JP 25707597A JP H10132084 A JPH10132084 A JP H10132084A
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JP
Japan
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yarn
packing
knitting
fibers
reinforcing fiber
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Application number
JP25707597A
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English (en)
Inventor
Takahisa Ueda
隆久 上田
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨張黒鉛本来の高い圧縮復元性および封止性
を損なうことなく、引張り強さおよび靭性を高くし、パ
ッキンとして不可欠な高い封止特性を確保しつつ、使用
性および汎用性の向上が図れるようにする。 【解決手段】 相互に間隔をあけて長手方向に配置した
複数本の補強繊維糸40を膨張黒鉛41中に埋設してパ
ッキン用編み糸4を構成する。この編み糸4の複数本集
束して編組またはひねり加工することで自由長のパッキ
ン1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体機器の軸封部
に用いるグランドパッキン用材料などに好適なパッキン
用編み糸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば流体機器の軸封部などに用
いられるグランドパッキンを得るためのパッキン材料と
して、圧縮復元性が高く封止性にすぐれた特性をもって
いる膨張黒鉛を基材としたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
パッキン材料を用いて形成されるグランドパッキンは、
ラミネート式,ダイモールド式,チップモールド式,リ
ボンパック式などの圧縮成形方式によって製造される
が、これらのものは、あらかじめ用いる軸径にあわせて
リング状に形成しておく必要があり、軸径の異なる他の
ものには使用し得ない。したがって、汎用性に乏しく、
また膨張黒鉛自体、引張強さが弱く脆いため、スタフィ
ンボックスなどに装着したものを交換のために取り出す
作業が困難であり使用性に劣る。
【0004】さらに、上記各圧縮成形方式の個々の問題
点として、ラミネート式の場合は、歩留りが悪くコスト
アップにつながる。ダイモールド式およぴチップモール
ド式の場合は、金型成形となリコスト高になるとともに
汎用性に乏しい。リボンパック式の場合は、作業性が悪
いなどを挙げることができる。
【0005】これらの問題点は、他の編組パッキンと同
様、膨張黒鉛を軸径に合せて所定の長さに切断して使用
し得るように、紐状体に構成することで解決できるけれ
ども、膨張黒鉛自体は、黒鉛粒子の結晶のC軸方向に膨
張させた外観上芋虫状粒子(粉体)であるため、これら
芋虫状粒子を集合して圧縮成形によってシート状に形成
できるが、シート状に形成しても前述のように引張強さ
が弱く、脆い性質のものであるから、糸(ヤーン)とす
ることができないので編組できない。したがって、他の
編組パッキンのように軸径に合せて所定長さに切断した
のち、この切断されたものを軸外周に巻回してパッキン
として使用することが不可能とされていた。
【0006】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、編組に必要な膨張黒鉛製編み糸、即ち、膨張
黒鉛を用いた編み糸構成を基礎研究とする鋭意研究の結
果、膨張黒鉛本来の圧縮復元性が高く封止性にすぐれて
いる特性を損なうことなく、引張り強さおよび靭性を高
くして、高い封止特性を確保しつつ使用性および汎用性
に優れたパッキンを構成することができるパッキン用編
み糸を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るパッキン用編み糸は、
相互に間隔をあけて長手方向に配置した複数本の補強繊
維糸を膨張黒鉛中に埋設してなることを特徴とするもの
であり、また、請求項2に記載の発明に係るパッキン用
編み糸は、相互に間隔をあけて長手方向に配置した複数
本の補強繊維糸を膨張黒鉛中に埋設し、かつ撚りをかけ
てなることを特徴とするものである。
【0008】上記構成の請求項1および請求項2に記載
の発明によれば、脆い性質の膨張黒鉛中に複数本の補強
繊維糸を間隔をあけて配置し埋設することで、膨張黒鉛
同士の密着性を利用して所定量の膨張黒鉛の集合体を構
成させて膨張黒鉛が本来もっている高い圧縮復元性とす
ぐれた封止性を維持しつつ、補強繊維糸のもっている高
い引張り強さと靭性とが付与されて編組時やひねり加工
時に糸切れなどを生じることのない丈夫な編み糸が得ら
れる。したがって、このような編み糸の複数本を集束し
編組して高い引張り強さおよび靭性をもった編組体(角
編み)を形成させたり、ひねり加工して高い引張り強さ
および靭性をもつひねり加工紐状体を形成させたりする
ことが可能となり、膨張黒鉛本来の特性である高い圧縮
復元性によりパッキンとして不可欠な高い封止特性を確
保しつつ、紐状体を軸径に合わせて所定長さに切断した
ものを軸外周に巻回して使用するといった汎用性および
使用性にも優れたパッキンを構成しやすい。
【0009】上記請求項1および請求項2に記載の発明
に係るパッキン用編み糸における膨張黒鉛としては、請
求項3に記載のような芋虫状黒鉛粉を使用しても、請求
項4に記載のような細幅シート状のものを使用してもよ
い。
【0010】また、上記請求項1〜4に記載の発明に係
るパッキン用編み糸における補強繊維糸としては、請求
項5に記載のように、木綿,レーヨン,フェノ一ル,ア
ラミド,PBI,PTEF,PPS,PEEKなどの有
機繊維の中から選択された少なくとも1つのものであっ
ても、請求項6に記載のように、ガラス繊維,炭素繊
維,セラミック繊維などの無機繊維の中から選択された
少なくとも1つのものであっても、請求項7に記載のよ
うに、ステンレス,インコネル,モネルなどの金属線の
中から選択された少なくとも1つのものであってもよ
く、また、請求項8に記載のように、上記有機繊維から
選択された少なくとも1つと上記無機繊維または金属線
の中から選択された少なく1つとの複合体であってもよ
い。
【0011】さらに、上記請求項1〜4に記載の発明に
係るパッキン用編み糸における補強繊維糸として、請求
項9に記載のように、上記無機繊維もしくは金属線の中
から選択された少なくとも1つまたはこれらの複合体の
表面を、上記有機繊維の中から選択された1つの短繊維
もしくはこれらの複合短繊維糸によって被覆したもの、
請求項10に記載のように、上記無機繊維もしくは金属
線の中から選択された1つまたはこれらの複合体の表面
を、抄造物によって被覆したもの、請求項11に記載の
ように、上記有機繊維と無機繊維もしくは金属線とを撚
ったもの、請求項12に記載のように、上記有機繊維も
しくは無機繊維または金属線をニット編みしたもの、あ
るいは、請求項13に記載のように、長手方向に平行に
延びる複数の無機繊維もしくは金属線と、これらの間に
交絡されて平行を保持する有機繊維とからなるもの、の
いずれであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るパッキン用
編み糸を用いて構成されるパッキンの一例を示す一部切
断斜視図であり、同図において、パッキン1は中芯2と
この中芯2の外周を被覆している例えば袋編みされた編
組体3によって構成されており、中芯2は編み糸4を複
数本集束して長手方向に配置することによって形成さ
れ、編組体3は編み糸4を袋編みすることによって形成
されている。
【0013】上記編み糸4は、図2に示すように、幅方
向に相互に間隔をあけて長手方向に配置した例えば木綿
によってなる複数本の補強繊維糸40を芋虫状の膨張黒
鉛粉からなる膨張黒鉛41中に埋設した構成になってい
る。補強繊維糸40として用いられる木綿は、その表面
に極く短く細い繊維が無数に立つ、いわゆる毛羽立ちが
認められるので、膨張黒鉛41との付着性がよい。
【0014】このように、幅方向に相互に間隔をあけて
長手方向に配置した例えば木綿によってなる複数本の補
強繊維糸40を膨張黒鉛41中に埋設した編み糸4を構
成することで、編み糸4には補強繊維糸40のもってい
る高い引張り強さと靭性とが付与されることになるか
ら、この編み糸4は糸切れすることなく編組できる。し
たがって、編み糸4によって形成された中芯の外周を、
該編み糸4で袋編みした編組体3によって被覆した紐状
体5、つまり高い引張り強さをもち、靭性に富んだ特性
を有する紐状体5に形成し、この紐状体5を例えば軸径
に合せて所定に長さに切断してパッキン1として使用す
ることができるので、汎用性と使用性が向上する。しか
も、パッキン1を構成している中芯2および編組体3に
は、膨張黒鉛41が本来もっている高い圧縮復元性とす
ぐれた封止性が付与されることになるから、パッキン1
として不可欠な高い封止特性を確保できる。
【0015】図3は本発明に係るパッキン用編み糸4
(図2)を用いて構成されるパッキン1の他の例をを示
す斜視図であり、図1に示すパッキンと同一もしくは相
当部分には同一の符号を付し、それらの詳しい説明は省
略する。図3において、パッキン1は編み糸4を8本用
いて8打角編みした編組体3Aによって紐状体5を形成
している。
【0016】この図3に示すパッキン1の場合も、編み
糸4には補強繊維糸40のもっている高い引張り強さと
靭性とが付与されることになるので、この編み糸4を糸
切れすることなく編組(角編み)できる。したがって、
高い引張り強さをもち、靭性に富んだ特性を有する編組
体3Aによって紐状体5を形成し、この紐状体5を例え
ば軸径に合せて所定に長さに切断してパッキン1として
使用することができるので、汎用性と使用性が向上す
る。しかも、パッキン1を構成している編組体3Aに
は、膨張黒鉛41が本来もっている高い圧縮復元性とす
ぐれた封止性が付与されることになるから、パッキン1
として不可欠な高い封止特性を確保できる。
【0017】図4は本発明に係るパッキン用編み糸4
(図2)を用いて構成されるパッキン1の別の例を示す
斜視図であり、前記各例と同一もしくは相当部分には同
一の符号を付し、それらの詳しい説明は省略する。図4
において、パッキン1は、編み糸4を6本束ねて、20
回/mのひねり加工を施しながらロール成形を行い、ひ
ねり加工された紐状体5を形成している。
【0018】この図4に示すパッキン1の場合も、編み
糸4には補強繊維糸40のもっている高い引張り強さと
靭性とが付与されることになるので、この編み糸4を糸
切れすることなくひねり加工することができる。したが
って、高い引張り強さをもち、靭性に富んだ特性を有す
るひねり加工された紐状体5を形成し、この紐状体5を
例えば軸径に合せて所定に長さに切断してパッキン1と
して使用することができるので、汎用性と使用性が向上
する。しかも、パッキン1を構成しているひねり加工さ
れた紐状体5には、膨張黒鉛41が本来もっている高い
圧縮復元性とすぐれた封止性が付与されることになるか
ら、パッキン1として不可欠な高い封止特性を確保でき
る。
【0019】上記した各パッキン用編み糸4では、膨張
黒鉛41として、芋虫状黒鉛粉を使用したものにてつい
て説明しているが、細幅(幅寸法、例えば5mm以下)に
切断したシート状の膨張黒鉛を使用してもよい。また、
前記の編み糸4を、図5のように、撚りをかけたのちに
使用してもよい。
【0020】上記編み糸4を構成している補強繊維糸4
0としては、前記木綿に代えて、レーヨン,フェノ一
ル,アラミド,PBI,PTFE,PPS,PEEKな
どの有機繊維の中から選択された1つもしくはガラス繊
維,炭素繊維,セラミック繊維などの無機繊維の中から
選択された1つ、またはステンレス,インコネル,モネ
ルなどの金属線の中から選択された1つのものであって
もよく、また、前記有機繊維の中から選択された少なく
とも1つと前記無機繊維の中から選択された少なくとも
1つとの複合体であってもよい。
【0021】図6〜図10はそれぞれ補強繊維糸40の
変形例を示し、図6の補強繊維糸40は、前記有機繊維
から選択された1つ40A(木綿またはアラミド)と、
前記無機繊維または金属線の中から選択された1つ40
B(はガラス繊維、炭素繊維またはステンレス線)とを
撚って形成している。この補強繊維糸40では、有機繊
維によって膨張黒鉛41との付着性と靭性を向上させ、
かつ無機繊維または金属線によって引張り強さと靭性を
向上させることができる。
【0022】図7の補強繊維糸40は、前記無機繊維も
しくは金属線の中から選択された少なくとも1つ40B
(ガラス繊維、炭素繊維もしくはステンレス線)の表面
を、有機繊維の中から選択された1つ(木綿またはアラ
ミド)の短繊維6によって被覆したものである。この補
強繊維糸40では、短繊維6の被覆層によって膨張黒鉛
41との付着性と靭性を向上させ、かつ無機繊維もしく
は金属線の中から選択された少なくとも1つ4OBによ
って引張り強さと靭性を向上させることができる。なお
短繊維6の被覆層は、有機繊維の中から選択された2つ
以上の短繊維を複合した複合短繊維糸によって形成して
もよい。
【0023】図8の補強繊維糸40は、前記無機繊維も
しくは金属線の中から選択された少なくとも1つ40B
(ガラス繊維、炭素繊維もしくはステンレス線)の表面
を、例えばパルプ抄造物7によって被覆したものであ
る。この補強繊維糸40では、パルプ抄造物7の被覆層
によって膨張黒鉛41との付着性と靭性を向上させ、か
つ無機繊維もしくは金属線の中から選択された少なくと
も1つ40Bによって引張り強さと靭性を向上させるこ
とができる。
【0024】図9の補強繊維糸40は、前記有機繊維か
ら選択された1つ40A(木綿またはアラミド)もしく
は前記無機繊維、または金属線の中から選択された1つ
40B(ガラス繊維、炭素繊維またはステンレス線)の
いずれかをニット編み8したものである。この補強繊維
糸40では、ニット編み構造体の編み目で形成される凹
凸によって膨張黒鉛41との付着性が向上し、かつニッ
ト編み構造体自体が保有している伸縮機能によって引張
り力を吸収できるので、結果的に引張りに対する許容度
が大きくなり靭性を向上させることになる。
【0025】図10の補強繊維糸40は、前記無機繊
維、または金属線の中から選択された1つ40B(ガラ
ス繊維、炭素繊維またはステンレス線)を複数本長手方
向に平行に配置し、これら複数の繊維間に前記有機繊維
から選択された1つ40A(木綿またはアラミド)を交
絡させて、平行を保持したものである。この補強繊維糸
40では、有機繊維によって膨張黒鉛41との付着性と
靭性を向上させ、かつ無機繊維または金属線によって引
張り強さと靭性を向上させることができる。
【0026】以上のように、膨張黒鉛41中にその幅方
向に相互に間隔をあけて長手方向に配置し埋設した補強
繊維糸40のもっている高い引張り強さと靭性が編み糸
4に付与されているので、この編み糸4を糸切れするこ
となく容易に編組またはひねり加工できる。即ち、図1
1(A)(B)のように、破線で示す軌跡上を旋回移動
する複数の編み糸ボビン9,9から編み糸4を繰りだし
て袋編みする場合のように、編み糸ボビン9,9が軌跡
の外側に位置している時点での編み糸ボビン9,9から
編み点Pまでの長さ1aと、編み糸ボビン9,9が軌跡
の内側に位置している時点での編み糸ボビン9,9から
編み点Pまでの長さ1bとの差が小さく、したがって、
編み糸4には比較的小さい引張力が負荷される場合は勿
論のこと、図12(A)(B)のように、破線で示す対
角線上の軌跡を移動する複数の編み糸ボビン9,9から
編み糸4を繰りだして角編みする場合のように、編み糸
ボビン9,9が軌跡の外側に位置している時点での編み
糸ボビン9,9から編み点Pまでの長さ1aと、編み糸
ボビン9,9が軌跡の中央部位置している時点での編み
糸ボビン9,9から編み点Pまでの長さ1bとの差が大
きく、したがって、編み糸4には比較的大きい引張力が
負荷される場合でも編組が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1および請求項2
に記載の発明によれば、脆い性質の膨張黒鉛中に複数本
の補強繊維糸を間隔をあけて配置し埋設することで、膨
張黒鉛同士の密着性を利用して所定量の膨張黒鉛の集合
体を構成させて膨張黒鉛本来の特性、すなわち、高い圧
縮復元性およびすぐれた封止性を維持しつつ、補強繊維
糸のもっている高い引張り強さと靭性とを付与させて編
組やひねり加工のような複雑な応力が作用するパッキン
の製作工程時に糸切れなどを生じることのない丈夫なパ
ッキン用編み糸が得られる。したがって、このような編
み糸の複数本を集束し編組して高い引張り強さおよび靭
性をもった編組体(角編み)を形成させたり、ひねり加
工して高い引張り強さおよび靭性をもつひねり加工紐状
体を形成させたりすることが可能となり、膨張黒鉛本来
の特性である高い圧縮復元性によりパッキンとして不可
欠な高い封止特性を確保しつつ、紐状体を軸径に合わせ
て所定長さに切断したものを軸外周に巻回して使用する
といった汎用性および使用性にも優れたパッキンを構成
しやすいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパッキン用編み糸を用いて構成さ
れるパッキンの一例を示す一部切断斜視図である。
【図2】同上パッキンを構成する編み糸を示す一部切断
斜視図である。
【図3】本発明に係るパッキン用編み糸を用いて構成さ
れるパッキンの他の例を示す一部切断斜視図である。
【図4】本発明に係るパッキン用編み糸を用いて構成さ
れるパッキンの別の例を示す一部切断斜視図である。
【図5】編み糸の変形例を示す斜視図である。
【図6】補強繊維糸の変形例を示す説明図である。
【図7】補強繊維糸の変形例を示す説明図である。
【図8】補強繊維糸の変形例を示す説明図である。
【図9】補強繊維糸の変形例を示す説明図である。
【図10】補強繊維糸の変形例を示す説明図である。
【図11】(A)は編み糸ボビンから編み点に繰りださ
れる編み糸を袋編みする時の状態を示す正面図、(B)
は編み糸ボビンから編み点に繰りだされる編み糸を袋編
みする時の編み糸の長さ変動を説明する側面図である。
【図12】(A)は編み糸ボビンから編み点に繰りださ
れる編み糸を角編みする時の状態を示す正面図、(B)
は編み糸ボビンから編み点に繰りだされる編み糸を角編
みする時の編み糸の長さ変動を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 パッキン 3,3A 編組体 4 パッキン用編み糸 6 短繊維 7 パルプ抄造物 8 ニット編み 40 補強繊維糸 41 膨張黒鉛

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に間隔をあけて長手方向に配置した
    複数本の補強繊維糸を膨張黒鉛中に埋設してなることを
    特徴とするパッキン用編み糸。
  2. 【請求項2】 相互に間隔をあけて長手方向に配置した
    複数本の補強繊維糸を膨張黒鉛中に埋設し、かつ撚りを
    かけてなることを特徴とするパッキン用編み糸。
  3. 【請求項3】 上記膨張黒鉛が芋虫状黒鉛粉である請求
    項1または2に記載のパッキン用編み糸。
  4. 【請求項4】 上記膨張黒鉛が細幅のシート状である請
    求項1または2に記載のパッキン用編み糸。
  5. 【請求項5】 上記補強繊維糸が木綿,レーヨン,フェ
    ノ一ル,アラミド,PBI,PTEF,PPS,PEE
    Kなどの有機繊維の中から選択された少なくとも1つの
    ものである請求項1,2,3または4に記載のパッキン
    用編み糸。
  6. 【請求項6】 上記補強繊維糸がガラス繊維,炭素繊
    維,セラミック繊維などの無機繊維の中から選択された
    少なくとも1つのものである請求項1,2,3または4
    に記載のパッキン用編み糸。
  7. 【請求項7】 上記補強繊維糸がステンレス,インコネ
    ル,モネルなどの金属線の中から選択された少なくとも
    1つのものである請求項1,2,3または4に記載のパ
    ッキン用編み糸。
  8. 【請求項8】 上記補強繊維糸が上記有機繊維から選択
    された少なくとも1つと、上記無機繊維または金属線の
    中から選択された少なく1つとの複合体である請求項
    1,2,3または4に記載のパッキン用編み糸。
  9. 【請求項9】 上記補強繊維糸が上記無機繊維もしくは
    金属線の中から選択された少なくとも1つまたはこれら
    の複合体の表面を、上記有機繊維の中から選択された1
    つの短繊維もしくはこれらの複合短繊維糸によって被覆
    したものである請求項1,2,3または4に記載のパッ
    キン用編み糸。
  10. 【請求項10】 上記補強繊維糸が上記無機繊維もしく
    は金属線の中から選択された1つまたはこれらの複合体
    の表面を、抄造物によって被覆したものである請求項
    1,2,3または4に記載のパッキン用編み糸。
  11. 【請求項11】 上記補強繊維糸が上記有機繊維と無機
    繊維もしくは金属線とを撚ったものである請求項1,
    2,3または4に記載のパッキン用編み糸。
  12. 【請求項12】 上記補強繊維糸が上記有機繊維もしく
    は無機繊維または金属線をニット編みしたものである請
    求項1,2,3または4に記載のパッキン用編み糸。
  13. 【請求項13】 上記補強繊維糸が長手方向に平行に延
    びる複数の無機繊維もしくは金属線と、これらの間に交
    絡されて平行を保持する有機繊維とからなるものである
    請求項1,2,3または4に記載のパッキン用編み糸。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103510411A (zh) * 2013-09-13 2014-01-15 泰安鲁普耐特塑料有限公司 用于食品安全的纤维绳及其制作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103510411A (zh) * 2013-09-13 2014-01-15 泰安鲁普耐特塑料有限公司 用于食品安全的纤维绳及其制作方法

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