JPH10129002A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH10129002A
JPH10129002A JP29156596A JP29156596A JPH10129002A JP H10129002 A JPH10129002 A JP H10129002A JP 29156596 A JP29156596 A JP 29156596A JP 29156596 A JP29156596 A JP 29156596A JP H10129002 A JPH10129002 A JP H10129002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzles
ink
pitch
printing
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29156596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sekino
崇 関野
Shigenori Suematsu
成規 末松
Norimasa Kondo
徳政 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP29156596A priority Critical patent/JPH10129002A/ja
Publication of JPH10129002A publication Critical patent/JPH10129002A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はインクの供給をノズル列単位で行っ
ているインクジェットプリンタに関するものであり、印
刷媒体進行方向に対し、平行な罫線を印刷する場合の印
刷品質を向上する事を課題とする。 【解決手段】 印刷媒体進行方向に対し、インク噴射モ
ジュール11上のノズル10を4個1組で斜めに配置す
る。この事により、縦罫線等を印刷する場合において、
該インク噴射モジュール11上のノズル10から同時に
噴射されるノズル数を抑える事が出来る。よって、多数
同時駆動による干渉から起こるインク噴射速度の変動を
防止出来、縦罫線の印刷品質を向上出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタのノズル配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは一般に印刷速
度が遅いことが欠点となっている。これを解決する為の
手段として、等間隔に並べられたノズル列を持つインク
噴射モジュールを複数列組み合わせた構成からなるイン
ク噴射装置にする方法がある。この複数個のノズルによ
り、同時に複数行印刷し、ヘッドの往復回数を減らすこ
とができ、印刷時間の短縮が可能になる。
【0003】一方、プリントヘッドが副走査方向(水平
方向)に移動するときに、1ドット置きに印刷し、1往
復で1列印刷が終わるような印刷パターンとすることに
より、印刷品質を高めることが出来る。
【0004】このようなインクジェットプリンタにおい
て、インクの供給がノズル列単位で行われていると、縦
罫線の様な印刷パターンを印刷する場合、図8に示すよ
うに、ノズル110が主走査方向(印刷媒体進行方向)
と平行に一直線に並んだインク噴射モジュール111で
は、隣り合うノズルが同時にインクを発射することにな
る。この場合、各インク室につながっているインク通路
を介し相互干渉(クロストーク干渉)を起こして、発射
されたインク液滴速度が所定の速度から変動する問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタでは、
高密度実装や印刷幅拡大を行う場合、同時駆動のノズル
数が増加してしまう。このためノズル間の干渉が増大
し、インク液滴速度が所定の値から変動し、インクの着
地位置がずれ、印刷品質が低下する問題があった。
【0006】本発明は、インクの供給がノズル列単位で
行われているインクジェットプリンタで縦罫線等を印刷
する場合に、インク液滴速度の変動を最小限に抑え、高
品質印刷を可能にすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、印刷媒体を
主走査方向に送る印刷媒体搬送手段と、前記印刷媒体と
対向し、副走査方向に摺動するプリントヘッドとで構成
され、該プリントヘッドのノズルがマトリックス状に配
列されたインクジェットプリンタにおいて、縦列ノズル
を共通インク通路としてインク供給可能とし、縦列ノズ
ルを4個1組に印刷媒体方向に対し斜めに配列し、該4
個のノズルの合い隣接するノズル間の副走査方向距離を
プリントヘッドの0.5ドットピッチ分となるよう設定
したことにより達成される。
【0008】すなわち、インク供給がノズル列単位で行
われている場合、インク噴射モジュール内のノズルが4
個1組で印刷媒体進行方向に対し斜めに配置されるよう
に構成することより、縦罫線を印刷する時の同時駆動ノ
ズルのピッチを広め、インク液滴速度の変化を無視出来
る程度にすることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一例を図1以降に示す。
【0010】図1はインクジェットプリンタの印刷機構
部の斜視図である。
【0011】縦列32個のノズル10をほぼ直線に配置
したインク噴射モジュール11が、キャリア12の前面
に印刷媒体進行方向と平行に12枚並んでいる。キャリ
ア12は、シャフト13a、13bによりキャリア進行
方向に摺動可能となっている。このインク噴射モジュー
ル11とキャリア12とでプリントヘッドを構成してい
る。
【0012】印刷媒体搬送手段は前記インク噴射モジュ
ール11に対向して配設されている。23はロアロー
ラ、25は該ロアローラを回転させるためのモータであ
り、22はアッパローラ、24はガイドローラである。
前記モータ25がモータ軸回転方向に回転すると、ロア
ローラ23の回転により紙送りベルト20が主走査方向
に連動し、印刷媒体21が主走査方向へ送られる。印刷
媒体21が送られると、キャリア12は副走査方向の一
方向へワイヤ14に引っ張られながら移動し、その過程
でノズル10からインクを噴射し、印刷媒体21上に印
刷をする。その後また印刷媒体21が主走査方向へ送ら
れ、キャリア12は副走査方向の他方向に移動しながら
印刷を行う(両方向印刷)。
【0013】図2はインク噴射モジュール11の断面図
である。
【0014】インク噴射モジュール11はオリフィスプ
レート30、チャンバプレート31、リストリクタプレ
ート33、ダイアフラムプレート35、ハウジング37
の5層から構成されている。オリフィスプレート30に
はノズル10がマトリックス状に開けられている。同様
に、チャンバプレートにはインク室32、リストリクタ
プレート33にはスリット34、ダイアフラムプレート
35にはフィルタ穴36、ハウジング37にはインク通
路38が開いている。図に示す様にインク通路38は主
走査方向と平行に配置されており、インク噴射モジュー
ル11へは列単位でインクが供給されている。該インク
室内のインクはフィルタ穴36を通してスリット34、
インク室32内に溜り、電圧を加えられた圧電素子39
の振動により押し出され、ノズル10より噴射される。
【0015】図3はインク噴射モジュール11を印刷媒
体21側正面から見たノズル配置図である。
【0016】32個のノズル10をもつインク噴射モジ
ュール11が12列並べられており、ノズル列をa〜
l、ノズル行を1〜32とし、384個の各ノズル10
にa1〜l32の番号を振る。図に示す様に、12列の
インク噴射モジュール11はピッチPxずつずらして並
べられている。また各インク噴射モジュール11上のノ
ズル10は、印刷媒体進行方向にはピッチP2(=Px
×12)で等間隔で並び、副走査方向においてはピッチ
1ずつずれ、4個1組で斜めに並んでいる。ここで条
件として、P1は印刷媒体上に印刷されるドット間の距
離P3の1/2とし(P1=1/2×P3)、またピッチ
PxをP3と等しくしている(Px=P3、1ドットピッ
チとなる)。
【0017】図4は本発明のンクジェットプリンタによ
り、縦罫線を印刷した場合の縦ドット列の専有ノズルを
インク噴射モジュールのa列について示したものであ
る。
【0018】印刷媒体21上に印刷されたドットはピッ
チP3で打たれており、a列のノズルからは12ドット
間隔(P2=Px×12=P3×12)でインクが噴射さ
れている。
【0019】図5、図6は図4の様な縦罫線を印刷する
場合のインク噴射モジュールa列のノズルにおけるイン
ク噴射のタイミングチャートである。
【0020】図5はキャリア12が左(図1の奥側)か
ら右(図1の手前側)へ移動しながら印刷する際のチャ
ートで、図6は前記キャリアが右から左へ移動する際の
ものである。
【0021】a列において同時駆動するノズルは図に示
したa1,a5,a9,a13,…の様に、4ノズル置
きとなる。つまりP2の4倍の距離(=Px×12×4
=P3×48、48ドット分)を開ける事が出来る為、
ノズル間の干渉を抑える事が出来る。キャリアが1ドッ
ト分移動する時間をΔtとした時、ノズル列において隣
り合うノズル10は、Δt/2時間間隔で駆動し、同時
に駆動する事はない。
【0022】図7は本例により印刷媒体21上に印刷す
る時の、ドットが打たれる流れを示した図である。a1
〜l32はそのドット列の”○”印部分を印刷するノズ
ル10の番号を示している。”●”印は前段階までに印
刷済みのドットを示している。
【0023】図2に示す様に、インク噴射モジュール1
1上のノズル10で、水平位置で一番高いもの(a1)
から一番低いもの(l32)までの水平位置での距離を
L(=383×Px=383×P3)とした時、まず図
5の”1st”ではキャリア12は左から右へ移動しな
がら、該インク噴射モジュールの下半分のノズルa17
〜l32を使って”○”印部分を印刷する。この時、図
に示す様にドットは1ドット置きに印刷される。次に印
刷媒体21は1/2L分(192ドット分=P2×16
=Px×12×16=P3×192)進行方向に送られ
る。この時ノズルa1は、”1st”でノズルa17が
印刷したドット列の高さ位置にくる。次に”2nd”で
キャリアは右から左へ送られながら、上半分のノズルa
1〜l16を使って”1st”で印刷されなかった部分
を印刷する。この時同時に下半分のノズルa17〜l3
2も格子状に印刷をしていく。印刷が終わるとまた印刷
媒体21が1/2L分送られ、印刷を繰り返していく。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、縦
罫線を印刷する場合に同時駆動ノズルを減らす事が出
来、インク液滴速度の変動を最小限に抑える事が出来る
為、縦罫線の印刷品質を向上する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタの印刷機構部
の斜視図
【図2】本発明のインク噴射モジュールの断面図
【図3】本発明のインク噴射モジュールのノズル配列を
表す図
【図4】本発明の縦罫線を印刷した場合の縦ドット列の
専有ノズルを示す図
【図5】インク噴射モジュールa列のノズルのインク噴
射タイミングチャート
【図6】インク噴射モジュールa列のノズルのインク噴
射タイミングチャート
【図7】本発明例による印刷パターンを表す図
【図8】従来のインク噴射モジュール上のノズル配列を
表す図
【符号の説明】
10はノズル、11はインク噴射モジュール、12はキ
ャリア、13はシャフト、20は紙送りベルト、21は
印刷媒体、30はオリフィスプレート、38はインク通
路、a1〜l32は各ノズル番号である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷媒体を主走査方向に送る印刷媒体搬送
    手段と、前記印刷媒体と対向し、副走査方向に摺動する
    プリントヘッドとで構成され、該プリントヘッドのノズ
    ルがマトリックス状に配列されたインクジェットプリン
    タにおいて、 縦列ノズルへインクを供給するインク通路を共通化し、
    縦列ノズルを4個1組に印刷媒体方向に対し斜めに配列
    し、該4個のノズルの合い隣接するノズル間のキャリア
    進行方向距離をプリントヘッドの0.5ドットピッチ分
    となるよう設定したことを特徴とするインクジェットプ
    リンタ。
JP29156596A 1996-11-01 1996-11-01 インクジェットプリンタ Withdrawn JPH10129002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156596A JPH10129002A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 インクジェットプリンタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156596A JPH10129002A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10129002A true JPH10129002A (ja) 1998-05-19

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ID=17770572

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29156596A Withdrawn JPH10129002A (ja) 1996-11-01 1996-11-01 インクジェットプリンタ

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Effective date: 20040106