JPH10127983A - 洗濯機の水位調節装置 - Google Patents

洗濯機の水位調節装置

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JPH10127983A
JPH10127983A JP8291446A JP29144696A JPH10127983A JP H10127983 A JPH10127983 A JP H10127983A JP 8291446 A JP8291446 A JP 8291446A JP 29144696 A JP29144696 A JP 29144696A JP H10127983 A JPH10127983 A JP H10127983A
Authority
JP
Japan
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overflow
water level
joint
filter
hose
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Pending
Application number
JP8291446A
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English (en)
Inventor
Minoru Ikeda
実 池田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定水位以上の水を排水して洗濯槽内の水位
を調節する洗濯機の水位調節装置において、部品の成型
状態等の影響に無関係に、常に一定の操作力で安定した
操作性が得られ、かつ水位調節を確実にできるようにす
る。 【解決手段】 洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルター11を通して溢水ホース9より排水し、この溢水
ホース9を保持する溢水ジョイント12を溢水フィルタ
ー11に上下動自在に装着し、溢水ジョイント12に連
結した水位調節つまみ13により水位調節する。水位調
節つまみ13と溢水フィルター11の当接部にそれぞれ
突出部17、20を設け、突出部17、20のかみ合わ
せにより溢水ジョイント12に設けた爪部21を溢水フ
ィルター11に係合させて溢水ジョイント12の位置を
固定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所定水位以上の水を
排水して洗濯槽内の水位を調節する洗濯機の水位調節装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯機における操作性の重要度が
高くなってきており、同時に使用上の安全性をも損なわ
ないことが必要とされている。
【0003】従来、この種の洗濯機の水位調節装置は図
4に示すように構成していた。以下、その構成について
説明する。
【0004】図に示すように、溢水ホース1は、蛇腹部
2を有し伸縮自在で、その先端部より溢水フィルター3
の溢水孔(図示せず)より洗濯槽(図示せず)内の水を
排水するもので、溢水ジョイント4に保持している。溢
水ジョイント4は、爪部5を設けるとともに、溢水フィ
ルター3に設けたスリット6を通して水位調節つまみ7
を連結している。溢水ジョイント4に設けた爪部5は、
溢水フィルター3に設けた係合部8に係合するように
し、水位調節つまみ7により、爪部5を係合部8上を摺
動させながら溢水ジョイント4を上下動自在に構成して
いる。
【0005】上記構成において、水位調節つまみ7によ
り、爪部5を係合部8上を摺動させながら溢水ジョイン
ト4を上下動させると、溢水ジョイント4の位置に応じ
て溢水ホース1の蛇腹部2が伸縮し、溢水ホース1の先
端部が上下することにより、溢水フィルター3の溢水孔
より排水する洗濯槽内の水位を調節することができ、爪
部5が係合部8に係合して溢水ジョイント4を設定した
位置に保持することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、溢水ジョイント4の爪部5と溢水フィルター3の
係合部8とのかみ合わせの度合いによって、その操作性
が大きく変わる。たとえば、かみ合わせが深くなると、
溢水ジョイント4は確実に固定され、水位調節は確実に
行われるが、水位を変更しようとするときに、溢水ジョ
イント4の爪部5のかみ合わせが深いため、非常に大き
な力が必要となり、操作性が非常に悪くなるという問題
を有していた。
【0007】また、逆に、かみ合わせが浅くなると、水
位調節は小さな力で可能となり、操作性はよくなるが、
一方、一定位置での固定が完全ではなくなり、溢水ホー
ス1の蛇腹部2のばね力によって、溢水ジョイント4が
動いてしまい、本来の機能を果たさなくなってしまうこ
とがあった。このかみ合わせの調節は部品の成型状態や
使用時の温度条件等によって左右され、適度な操作力へ
の調整が非常に困難であった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品の成型状態等の影響に無関係に、常に一定の操
作力で安定した操作性が得られ、かつ水位調節を確実に
できるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィル
ターを通して溢水ホースより排水し、この溢水ホースを
保持する溢水ジョイントを溢水フィルターに上下動自在
に装着し、溢水ジョイントに連結した水位調節つまみに
より水位調節する。水位調節つまみと溢水フィルターの
当接部にそれぞれ突出部を設け、突出部のかみ合わせに
より溢水ジョイントに設けた爪部を溢水フィルターに係
合させて溢水ジョイントの位置を固定するようにしたも
のである。
【0010】これにより、水位調節つまみの突出部と溢
水フィルターの突出部とのかみ合わせにより、溢水ジョ
イントに設けた爪部が溢水フィルターと係合することに
よって、溢水ホースの先端部の位置が固定され、洗濯槽
の水位を決めることができ、水位調節つまみの突出部と
溢水フィルター部の突出部とがかみ合わないときは、溢
水ジョイントのに設けた爪部は溢水フィルターに係合し
ないため、溢水ジョイントおよび溢水ホースを爪部の抵
抗なしで上下動させることができ、部品の成型状態等の
影響に無関係に、常に一定の操作力で安定した操作性が
得られ、かつ水位調節を確実に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィルターを通
して排水する溢水ホースと、この溢水ホースを保持し前
記溢水フィルターに上下動自在に装着する溢水ジョイン
トと、この溢水ジョイントに連結した水位調節つまみと
を備え、前記水位調節つまみと溢水フィルターの当接部
にそれぞれ突出部を設け、前記突出部のかみ合わせによ
り前記溢水ジョイントに設けた爪部を溢水フィルターに
係合させて溢水ジョイントの位置を固定するようにした
ものであり、水位調節つまみの突出部と溢水フィルター
の突出部とがかみ合うことにより、水平方向の引っ張り
力が作用して、溢水ジョイントに設けた爪部が溢水フィ
ルターと係合し、溢水ホースの先端部の位置が固定さ
れ、洗濯槽の水位を決めることができ、水位調節つまみ
の突出部と溢水フィルター部の突出部とがかみ合わない
ときは、水平方向の引っ張り力は働かず、溢水ジョイン
トのに設けた爪部は溢水フィルターに係合しないため、
溢水ジョイントおよび溢水ホースを爪部の抵抗なしで上
下動させることができ、操作性を向上することができ
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水位調節つまみと溢水フィルター
の当接部にそれぞれ設けた突出部を半円筒状としたもの
であり、それぞれの突出部を半円筒状とすることで、水
位調節つまみを90度回転させるときの左右回転の方向
性をなくすることができ、右回しでも、左回しでも水位
調節状態から水位固定状態へ、あるいは水位固定状態か
ら水位調節状態への変更が可能となり、操作性を向上さ
せることができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水位調節つまみと溢水フィルター
の当接部にそれぞれ設けた突出部がかみ合った状態から
元の状態に戻るときの復元力に溢水ホースの蛇腹部の弾
性を利用したものであり、水位調節つまみの突出部と溢
水フィルターの突出部とがかみ合いがなくなったときの
復元力に溢水ホースの蛇腹部の弾性を利用することで、
他の新たな機構や新規部品を使う必要がなく、コストア
ップを防止するとともに、新機構を付与したときの構造
的信頼性の低下を防止することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水位調節つまみは、溢水ホースの
位置調節時はつまみ方向を水平方向とし、固定時は垂直
方向となるようにしたものであり、水位調節時に使用者
が洗剤液や水などで濡れた手で水位調節つまみを持って
溢水ホースの位置を調節をしようとするときに手が滑る
ことなく、確実に操作をすることができ、操作時の安全
性および操作性を高めることができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水位調節つまみに配設した軸を溢
水ジョイントに回転自在に軸支し、前記溢水ジョイント
に前記軸の先端が当接するように凹部を設けたものであ
り、水位調節つまみを90度回転させたときの溢水ホー
スの捻れをなくすることができ、部品の信頼性を向上す
ることができ、また、溢水ジョイントに凹部を設けるこ
とで、水位調節つまみに配設した軸が溢水ホースへ当接
するのを防止することができて溢水ホースの損傷、破損
を防止することができ、部品の信頼性、安全性を向上す
ることができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水位調節つまみの半円筒状の突出
部の中央に円盤状の突起を設けたものであり、この突起
と溢水フィルターのスリットがかみ合い、製品運転時の
振動や水流による水位調節の固定解除を防止することが
でき、より確実な操作感を得ることができ、信頼性を高
めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1から
図3を参照しながら説明する。
【0018】図に示すように、溢水ホース9は、蛇腹部
10を有し伸縮自在で、その先端部より溢水フィルター
11の溢水孔(図示せず)より洗濯槽(図示せず)内の
水を排水するもので、溢水ジョイント12に保持してい
る。水位調節つまみ13は、溢水ジョイント12を上下
動させるもので、軸14により溢水ジョイント12に連
結している。
【0019】すなわち、水位調節つまみ13に軸14を
配設し、溢水ジョイント12に水位調節つまみ13の軸
14を貫通できる貫通穴15を設け、貫通穴15の溢水
ホース9側に凹部16を設け、水位調節つまみ13と溢
水ジョイント12とを回転自在に連結している。
【0020】水位調節つまみ13の溢水フィルター11
と当接する面に円筒状の突出部17を複数個設け、この
突出部17の中央部に円盤状の突起18を設けている。
溢水フィルター11には、軸14が貫通するスリット1
9の両側に半円筒状の突出部20を設け、突出部17、
20のかみ合わせにより、溢水ジョイント12に設けた
爪部21を溢水フィルター11に設けた係合部22に係
合させて、溢水ジョイント12の位置を固定するように
している。
【0021】ここで、水位調節つまみ13は、溢水ホー
ス9の位置調節時はつまみ方向を水平方向とし、固定時
は垂直方向となるように突出部17を設けている。ま
た、溢水ホース9を水位調節つまみ13および溢水ジョ
イント12に対して垂直に配設している。
【0022】上記構成において作用を説明すると、水位
調節つまみ13を図1に示す位置から、図2に示すよう
に、90度回転させると、突出部17と突出部20とが
当接し、それによって、水位調節つまみ13から軸14
によって連結している溢水ジョイント12が溢水フィル
ター11側に引っ張られる。溢水ジョイント12には溢
水フィルター11の係合部22に係合する爪部21を設
けており、この爪部21が係合部22と係合すること
で、水位調節つまみ13および溢水ホース9の垂直方向
の動きが拘束され、水位の調整、位置固定が可能とな
る。
【0023】水位調整時には、水位調節つまみ13をさ
らに90度回転させて、図1に示す元の状態に戻せば、
突出部17と突出部20とは離れて、引っ張り力はなく
なり、爪部21は溢水フィルター11の係合部22から
離れ、爪部21の抵抗はなくなり、フリーの状態となる
ので、軽い力で上下動作せることができ、操作力を低減
できるとともに、操作性を向上させることができる。
【0024】このとき、水位調節つまみ13と溢水フィ
ルター11の当接部にそれぞれ設けた突出部17、20
を半円筒状とすることにより、水位調節つまみ13を9
0度回転させるときの左右回転の方向性をなくすること
ができ、右回しでも、左回しでも水位調節状態から水位
固定状態へ、あるいは水位固定状態から水位調節状態へ
の変更が可能となり、操作性を向上させることができ
る。また、それぞれの接触部が点接触ではなく、面接触
となるため、引っ張り方向に対する強度を向上させるこ
とができる。
【0025】また、溢水ホース9を水位調節つまみ13
および溢水ジョイント12に対して垂直に配設すること
で、溢水ホース9の蛇腹部10の弾性が水位調節つまみ
13および溢水ジョイント12の移動方向に対して働く
形となり、水位調節つまみ13の突出部17と溢水フィ
ルター5の突出部20とのかみ合いがなくなったときの
復元力として活用することができ、他の新たな機構や新
規部品を使う必要がなく、コストアップを防止するとと
もに、新機構を付与したときの構造的信頼性の低下を防
止することができる。
【0026】また、水位調節つまみ13は、溢水ホース
9の位置調節時はつまみ方向を水平方向とし、固定時は
垂直方向となるようにしているため、水位調節時に使用
者が洗剤液や水などで濡れた手で水位調節つまみ13を
持って溢水ホース9の位置を調節をしようとするときに
手が滑ることなく、確実に操作をすることができ、操作
時の安全性および操作性を高めることができる。
【0027】また、水位調節つまみ13に配設した軸1
4を溢水ジョイント12に回転自在に軸支し、溢水ジョ
イント12に軸14の先端が当接するように凹部16を
設けているため、水位調節つまみ13を90度回転させ
たときの溢水ホース9の捻れをなくすることができ、部
品の信頼性を向上することができ、また、溢水ジョイン
ト12に凹部16を設けることで、水位調節つまみ13
に配設した軸14が溢水ホース9へ当接するのを防止す
ることができて、溢水ホース9の損傷、破損を防止する
ことができ、部品の信頼性、安全性を向上することがで
きる。
【0028】また、水位調節つまみ13の半円筒状の突
出部17の中央に円盤状の突起18を設けたことで、水
位調節つまみ13を90度回転させて、水位固定状態に
したとき、この円盤状の突起18が溢水フィルター11
のスリット19にかみ合って、製品の運転時に水位調節
つまみ13に衣類が絡まったりして、水位調節つまみ1
3がさらに90度回転して水位調節状態になってしま
い、上下方向に動いてしまうことを防ぐロック機構の作
用をもたせることができ、また、突起18を設けること
で操作時の操作感を高めることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着する溢
水ジョイントと、この溢水ジョイントに連結した水位調
節つまみとを備え、前記水位調節つまみと溢水フィルタ
ーの当接部にそれぞれ突出部を設け、前記突出部のかみ
合わせにより前記溢水ジョイントに設けた爪部を溢水フ
ィルターに係合させて溢水ジョイントの位置を固定する
ようにしたから、水位調節つまみの突出部と溢水フィル
ターの突出部とがかみ合うことにより、水平方向の引っ
張り力が作用して、溢水ジョイントに設けた爪部が溢水
フィルターと係合し、溢水ホースの先端部の位置が固定
され、洗濯槽の水位を決めることができ、水位調節つま
みの突出部と溢水フィルター部の突出部とがかみ合わな
いときは、水平方向の引っ張り力は働かず、溢水ジョイ
ントのに設けた爪部は溢水フィルターに係合しないた
め、溢水ジョイントおよび溢水ホースを爪部の抵抗なし
で上下動させることができ、操作性を向上することがで
きる。
【0030】また、請求項2に記載の発明によれば、水
位調節つまみと溢水フィルターの当接部にそれぞれ設け
た突出部を半円筒状としたから、水位調節つまみを90
度回転させるときの左右回転の方向性をなくすることが
でき、右回しでも、左回しでも水位調節状態から水位固
定状態へ、あるいは水位固定状態から水位調節状態への
変更が可能となり、操作性を向上させることができ、ま
た、突出部を半円筒状とすることで、突出部同志の点接
触ではなく、面接触となるため水平方向の強度を高める
働きもすると同時に、滑らかな操作感を得ることが可能
となり、操作性を一層高めることができる。
【0031】また、請求項3に記載の発明によれば、水
位調節つまみと溢水フィルターの当接部にそれぞれ設け
た突出部がかみ合った状態から元の状態に戻るときの復
元力に溢水ホースの蛇腹部の弾性を利用したから、水位
調節つまみの突出部と溢水フィルターの突出部とがかみ
合いがなくなったときの復元力に溢水ホースの蛇腹部の
弾性を利用することで、他の新たな機構や新規部品を使
う必要がなく、コストアップを防止するとともに、新機
構を付与したときの構造的信頼性の低下を防止すること
ができる。
【0032】また、請求項4に記載の発明によれば、水
位調節つまみは、溢水ホースの位置調節時はつまみ方向
を水平方向とし、固定時は垂直方向となるようにしたか
ら、水位調節時に使用者が洗剤液や水などで濡れた手で
水位調節つまみを持って溢水ホースの位置を調節をしよ
うとするときに手が滑ることなく、確実に操作をするこ
とができ、操作時の安全性および操作性を高めることが
できる。
【0033】また、請求項5に記載の発明によれば、水
位調節つまみに配設した軸を溢水ジョイントに回転自在
に軸支し、前記溢水ジョイントに前記軸の先端が当接す
るように凹部を設けたから、水位調節つまみを90度回
転させたときの溢水ホースの捻れをなくすることがで
き、部品に無理な力がかからず、部品の信頼性を向上す
ることができ、また、溢水ジョイントに凹部を設けるこ
とで、水位調節つまみに配設した軸が溢水ホースへ当接
するのを防止することができて溢水ホースの損傷、破損
を防止することができるとともに、引っ張り方向の力に
対する接触面積を増やし、強度を高めることができ、部
品の信頼性、安全性を向上することができる。
【0034】また、請求項6に記載の発明によれば、水
位調節つまみの半円筒状の突出部の中央に円盤状の突起
を設けたから、水位固定時に水位調節つまみを90度回
転させたときに、この突起が確実に溢水フィルターのス
リット部と噛み合い、製品の運転時に水位調節つまみに
衣類が絡まったりして、水位調節つまみがさらに90度
回転して水位調節状態になってしまい、上下方向に動い
てしまうことを防ぐロック機構のはたらきをすることが
でき、また、この突起は中心部のみに配設しているた
め、水位調節時の操作感への悪影響を最小限にすること
が可能であり、操作性、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の洗濯機の水位調節装置の水
位調節時の断面図
【図2】同洗濯機の水位調節装置の水位固定時の断面図
【図3】同洗濯機の水位調節装置の一部切欠した斜視図
【図4】従来の洗濯機の水位調節装置の斜視図
【符号の説明】
9 溢水ホース 11 溢水フィルター 12 溢水ジョイント 13 水位調節つまみ 17 突出部 20 突出部 21 爪部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内の所定水位以上の水を溢水フィ
    ルターを通して排水する溢水ホースと、この溢水ホース
    を保持し前記溢水フィルターに上下動自在に装着する溢
    水ジョイントと、この溢水ジョイントに連結した水位調
    節つまみとを備え、前記水位調節つまみと溢水フィルタ
    ーの当接部にそれぞれ突出部を設け、前記突出部のかみ
    合わせにより前記溢水ジョイントに設けた爪部を溢水フ
    ィルターに係合させて溢水ジョイントの位置を固定する
    ようにした洗濯機の水位調節装置。
  2. 【請求項2】 水位調節つまみと溢水フィルターの当接
    部にそれぞれ設けた突出部を半円筒状とした請求項1記
    載の洗濯機の水位調節装置。
  3. 【請求項3】 水位調節つまみと溢水フィルターの当接
    部にそれぞれ設けた突出部がかみ合った状態から元の状
    態に戻るときの復元力に溢水ホースの蛇腹部の弾性を利
    用した請求項1記載の洗濯機の水位調節装置。
  4. 【請求項4】 水位調節つまみは、溢水ホースの位置調
    節時はつまみ方向を水平方向とし、固定時は垂直方向と
    なるようにした請求項1記載の洗濯機の水位調節装置。
  5. 【請求項5】 水位調節つまみに配設した軸を溢水ジョ
    イントに回転自在に軸支し、前記溢水ジョイントに前記
    軸の先端が当接するように凹部を設けた請求項1記載の
    洗濯機の水位調節装置。
  6. 【請求項6】 水位調節つまみの半円筒状の突出部の中
    央に円盤状の突起を設けた請求項1記載の洗濯機の水位
    調節装置。
JP8291446A 1996-11-01 1996-11-01 洗濯機の水位調節装置 Pending JPH10127983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103748275A (zh) * 2011-08-22 2014-04-23 Bsh博世和西门子家用电器有限公司 具有用于在运输过程中固定振荡组件的机构的洗涤/干燥机

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CN103748275A (zh) * 2011-08-22 2014-04-23 Bsh博世和西门子家用电器有限公司 具有用于在运输过程中固定振荡组件的机构的洗涤/干燥机

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