JPH10127811A - 消防ホース用カーブリッジ - Google Patents
消防ホース用カーブリッジInfo
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- JPH10127811A JPH10127811A JP32750996A JP32750996A JPH10127811A JP H10127811 A JPH10127811 A JP H10127811A JP 32750996 A JP32750996 A JP 32750996A JP 32750996 A JP32750996 A JP 32750996A JP H10127811 A JPH10127811 A JP H10127811A
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- Japan
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- fire hose
- cover body
- water
- cover
- fire
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62C—FIRE-FIGHTING
- A62C33/00—Hose accessories
- A62C33/06—Hose or pipe bridges
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[課題] 交通障害を来すことなく円滑な送水が出来、
外圧による衝撃に対し消防ホースに損傷もなく且つ消火
後はコンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを
提供する。 [解決手段] 底板2上に開閉自在のカバー体3を蝶着
して該カバー体3の左右側面に係止片10a、10bを
設けたカバー本体1を形成し、このカバー本体1を複数
連接して該カバー本体1の前後に誘導用カバー本体12
を接続し、消防ホース8を底板2上に載置して前記カバ
ー本体1及び誘導用カバー本体12のカバー体3でカバ
ーして、車両の車輪位置に対応する前記カバー本体1の
係止片10a、10bに左右ブロック16a、16bの
内接面の窪み部に設けた係止片18a、18bを係止す
る。
外圧による衝撃に対し消防ホースに損傷もなく且つ消火
後はコンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを
提供する。 [解決手段] 底板2上に開閉自在のカバー体3を蝶着
して該カバー体3の左右側面に係止片10a、10bを
設けたカバー本体1を形成し、このカバー本体1を複数
連接して該カバー本体1の前後に誘導用カバー本体12
を接続し、消防ホース8を底板2上に載置して前記カバ
ー本体1及び誘導用カバー本体12のカバー体3でカバ
ーして、車両の車輪位置に対応する前記カバー本体1の
係止片10a、10bに左右ブロック16a、16bの
内接面の窪み部に設けた係止片18a、18bを係止す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火作業中に路面
に延設した消火用ホースを容易に設置すると共に、走行
中のトラック或いは一般自動車等の車輪の重力により圧
力を受け、押し潰されることのないようにした消防ホー
ス用カーブリッジに関するものである。
に延設した消火用ホースを容易に設置すると共に、走行
中のトラック或いは一般自動車等の車輪の重力により圧
力を受け、押し潰されることのないようにした消防ホー
ス用カーブリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消防ホース用カーブリッジとして
は、水平な頂部と僅かばかり上方に突出するように形成
されたアール状の傾斜面を有するブロック2個若しくは
複数のブロックを並設した一群のブロック群を所定間隔
をおいて対設し、前記ブロックに窪み部を対設し、該窪
み部内にホースを挿入すると共にブロック若しくはブロ
ック群の外端部を耐磨耗性、可撓性を有する台片の上面
に取付けて構成したものが提案されている(例えば特開
平7−185032号公報参照)。
は、水平な頂部と僅かばかり上方に突出するように形成
されたアール状の傾斜面を有するブロック2個若しくは
複数のブロックを並設した一群のブロック群を所定間隔
をおいて対設し、前記ブロックに窪み部を対設し、該窪
み部内にホースを挿入すると共にブロック若しくはブロ
ック群の外端部を耐磨耗性、可撓性を有する台片の上面
に取付けて構成したものが提案されている(例えば特開
平7−185032号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術で述べた消防ホース用カーブリッジであると、
消防ホース用カーブリッジを運搬する場合、運搬車に積
上げしたブリッジを一旦地面に下ろして使用が出来るよ
うに取付け、また、使用後は地面より持ち上げて台板を
外側方に屈曲しなければならず、殊に、消防ホース用カ
ーブリッジの重量は9.5〜13.5kgもあるので、
持ち運び作業が非能率的であるという問題点がある。
来の技術で述べた消防ホース用カーブリッジであると、
消防ホース用カーブリッジを運搬する場合、運搬車に積
上げしたブリッジを一旦地面に下ろして使用が出来るよ
うに取付け、また、使用後は地面より持ち上げて台板を
外側方に屈曲しなければならず、殊に、消防ホース用カ
ーブリッジの重量は9.5〜13.5kgもあるので、
持ち運び作業が非能率的であるという問題点がある。
【0004】また、左右ブロック間の窪み部に直接ホー
スを挿入して使用しているので、放水時におけるホース
内の内圧は相当な圧力がかかり、膨張係数の増大と共に
ホースに対する左右ブロックの内接面に過剰な圧力がか
かるため、上方に膨出して車両の車輪がホースに接触し
てホースに損傷を与えるという問題点がある。
スを挿入して使用しているので、放水時におけるホース
内の内圧は相当な圧力がかかり、膨張係数の増大と共に
ホースに対する左右ブロックの内接面に過剰な圧力がか
かるため、上方に膨出して車両の車輪がホースに接触し
てホースに損傷を与えるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明は前記従来の問題点を除去
するため、交通障害を来すことなく円滑な送水が出来、
外圧による衝撃に対しホースに損傷もなく且つ消火後は
コンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを提供
しようとするものである。
するため、交通障害を来すことなく円滑な送水が出来、
外圧による衝撃に対しホースに損傷もなく且つ消火後は
コンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係わる請求項1記載の発明は、消防ホース
に放水時の市水防止手段を備えたことを特徴とする。放
水時の市水防止手段としては、底板上に載置された消防
ホースが放水時において膨張して内圧が相当増大しても
放水時に支障を来さない為の手段であり、具体的には消
防ホースを中心として外圧を防止して放水を円滑に行う
ことのできるような手段の全てを含むものである。消防
ホース内の放水量は均等であるため、放水時において、
外圧を受けても消防ホース内の出水量に変化なくバラン
スのとれた消防ホースとして安定的に働く。
に、本発明に係わる請求項1記載の発明は、消防ホース
に放水時の市水防止手段を備えたことを特徴とする。放
水時の市水防止手段としては、底板上に載置された消防
ホースが放水時において膨張して内圧が相当増大しても
放水時に支障を来さない為の手段であり、具体的には消
防ホースを中心として外圧を防止して放水を円滑に行う
ことのできるような手段の全てを含むものである。消防
ホース内の放水量は均等であるため、放水時において、
外圧を受けても消防ホース内の出水量に変化なくバラン
スのとれた消防ホースとして安定的に働く。
【0007】本発明に係わる請求項2記載の発明は、底
板の一側方に蝶着したカバー体を開閉自在に形成して、
底板とカバー体との間に消防ホースを介在させると外圧
に抗して消防ホース内の出水量が均等に行われ、消防ホ
ースに対しカバー本体の取付位置を任意に選定すること
ができ、殊にカバー本体は軽量なので取付け操作が容易
であり、放水機能の障害を防止し消防ホースに損傷を与
えない。
板の一側方に蝶着したカバー体を開閉自在に形成して、
底板とカバー体との間に消防ホースを介在させると外圧
に抗して消防ホース内の出水量が均等に行われ、消防ホ
ースに対しカバー本体の取付位置を任意に選定すること
ができ、殊にカバー本体は軽量なので取付け操作が容易
であり、放水機能の障害を防止し消防ホースに損傷を与
えない。
【0008】本発明に係わる請求項3記載の発明は、カ
バー本体を中心とし、該カバー体の左右側面と左右ブロ
ックの消防ホースとの内接面である窪み部にそれぞれ係
止片を設けて、各係止片を互いに係脱ができるようにカ
バー本体と左右ブロックとを一体的に係止して挟着す
る。
バー本体を中心とし、該カバー体の左右側面と左右ブロ
ックの消防ホースとの内接面である窪み部にそれぞれ係
止片を設けて、各係止片を互いに係脱ができるようにカ
バー本体と左右ブロックとを一体的に係止して挟着す
る。
【0009】本発明に係わる請求項4記載の発明は、カ
バー本体を複数並設して、該隣接するカバー本体を夫々
接続して消防ホース内の出水量に変化及び消防ホース等
に損傷を与えずして送水を円滑に行うものである。
バー本体を複数並設して、該隣接するカバー本体を夫々
接続して消防ホース内の出水量に変化及び消防ホース等
に損傷を与えずして送水を円滑に行うものである。
【0010】本発明に係わる請求項5記載の発明は、請
求項4記載の連接した前記カバー本体の前後に誘導用カ
バー本体を接続し、これに挿入した消防ホースの形状を
漸次変形及び復元することが出来るように前記誘導用カ
バー本体の形状を任意に形成して円滑に定量の出水を維
持する。
求項4記載の連接した前記カバー本体の前後に誘導用カ
バー本体を接続し、これに挿入した消防ホースの形状を
漸次変形及び復元することが出来るように前記誘導用カ
バー本体の形状を任意に形成して円滑に定量の出水を維
持する。
【0011】本発明に係わる請求項6記載の発明は、一
連の導水パイプの外周左右側面に着脱自在に挟着したブ
ロックを設けたことを特徴としており、一連の導水パイ
プにブロックを直ちに係止することができるものであ
る。
連の導水パイプの外周左右側面に着脱自在に挟着したブ
ロックを設けたことを特徴としており、一連の導水パイ
プにブロックを直ちに係止することができるものであ
る。
【0012】本発明に係わる請求項7記載の発明は、一
連の導水パイプの上面を略平面に形成し、該導水パイプ
に着脱自在に係止するブロックの突出部と高さが略同一
であることを特徴としており、車両の車輪が一連の導水
パイプに接触せず円滑に乗越えができるものである。
連の導水パイプの上面を略平面に形成し、該導水パイプ
に着脱自在に係止するブロックの突出部と高さが略同一
であることを特徴としており、車両の車輪が一連の導水
パイプに接触せず円滑に乗越えができるものである。
【0013】本発明に係わる請求項8記載の発明は、一
連の導水パイプの両口端を外方に向かって上向きに形成
し、該両口端に雄金具或いは雌金具を取付けて消防ホー
スを連結可能に構成しており、地上より両口端が上方に
位置しているので雄金具には消防ホースの雌金具を、雌
金具には消防ホースの雄金具を容易に螺合出来、送水が
スムーズに行われるものである。
連の導水パイプの両口端を外方に向かって上向きに形成
し、該両口端に雄金具或いは雌金具を取付けて消防ホー
スを連結可能に構成しており、地上より両口端が上方に
位置しているので雄金具には消防ホースの雌金具を、雌
金具には消防ホースの雄金具を容易に螺合出来、送水が
スムーズに行われるものである。
【0014】上記のように構成された消防ホース用カー
ブリッジのカバー本体、誘導用カバー本体のみを交通量
の多い路面に夫々敷設して消防ホースを一旦底板上に載
置し、カバー体でカバーする。車輪位置に対応するカバ
ー本体を中心として左右にブロックを載置し、該左右ブ
ロックの係止片をカバー体の左右に形成した係止片に係
止させて放水を開始する。消火後はカバー本体、誘導用
カバー本体及びブロックに別け、左右ブロックは重合し
て迅速に運搬及び整頓ができる。
ブリッジのカバー本体、誘導用カバー本体のみを交通量
の多い路面に夫々敷設して消防ホースを一旦底板上に載
置し、カバー体でカバーする。車輪位置に対応するカバ
ー本体を中心として左右にブロックを載置し、該左右ブ
ロックの係止片をカバー体の左右に形成した係止片に係
止させて放水を開始する。消火後はカバー本体、誘導用
カバー本体及びブロックに別け、左右ブロックは重合し
て迅速に運搬及び整頓ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。
を、図面に基づいて説明する。
【0016】図1に示される実施の形態は、消防ホース
用カーブリッジの一部であるカバー本体1であり、底板
2の一側方に湾曲したカバー体3の基端部を蝶番4付け
して、底板2の前後に突設した孔を有する突起5とカバ
ー体3の孔を有する突起6を重合一致させ、金属棒7を
突起5と突起6に跨がって架設固定して消防ホース8を
上面よりカバーするように開閉自在に構成している。こ
の底板2は金属鈑よりなり、下面には緩衝材9例えばゴ
ム製マットを取付けている。
用カーブリッジの一部であるカバー本体1であり、底板
2の一側方に湾曲したカバー体3の基端部を蝶番4付け
して、底板2の前後に突設した孔を有する突起5とカバ
ー体3の孔を有する突起6を重合一致させ、金属棒7を
突起5と突起6に跨がって架設固定して消防ホース8を
上面よりカバーするように開閉自在に構成している。こ
の底板2は金属鈑よりなり、下面には緩衝材9例えばゴ
ム製マットを取付けている。
【0017】カバー体3の材質は、車両の重量に対し耐
圧性を有し、底板2上のカバー体3内の消防ホース8に
対し止水防止作用を有するもの例えば金属鈑、合金鈑或
いは硬質プラスチック板等が好ましい。
圧性を有し、底板2上のカバー体3内の消防ホース8に
対し止水防止作用を有するもの例えば金属鈑、合金鈑或
いは硬質プラスチック板等が好ましい。
【0018】カバー体3の左右側面には係止片10a、
10bを設けている。この係止片10a、10bは消防
ホース8の圧力によりカバー体3が浮き上がらないよう
にしたものであって、L形形状に形成され、カバー体3
の側面の両端にわたり延長して取付けることが強度を有
して好ましく、材質も強度を有する金属製部材が好まし
い。カバー体3の前後縁にはパッキン11、11を取付
けている。
10bを設けている。この係止片10a、10bは消防
ホース8の圧力によりカバー体3が浮き上がらないよう
にしたものであって、L形形状に形成され、カバー体3
の側面の両端にわたり延長して取付けることが強度を有
して好ましく、材質も強度を有する金属製部材が好まし
い。カバー体3の前後縁にはパッキン11、11を取付
けている。
【0019】図2に示される実施の形態は、図6で示さ
れるように、カバー本体1の給水側と出水側の口端に接
続する誘導用カバー本体12であって、一方の口端の径
は膨張した消防ホース8の直径と殆ど等しく他方の径は
前述のカバー本体1の径と一致させており、給水をする
にあたり消防ホース8内の水流の形状を順次カーブリッ
ジのカバー本体1の形状に修正させて、出水をするにあ
たり消防ホース8の形状に復元するものである。
れるように、カバー本体1の給水側と出水側の口端に接
続する誘導用カバー本体12であって、一方の口端の径
は膨張した消防ホース8の直径と殆ど等しく他方の径は
前述のカバー本体1の径と一致させており、給水をする
にあたり消防ホース8内の水流の形状を順次カーブリッ
ジのカバー本体1の形状に修正させて、出水をするにあ
たり消防ホース8の形状に復元するものである。
【0020】図3に示される実施の形態は、カバー本体
1とカバー本体1との連接状態を示す一部切欠平面図で
あり、隣接して接触する底板2と底板2の前後縁にはパ
ッキン13、13を取付け、その近傍に連結杆14、1
4を跨がって架設することにより、各カバー本体1が常
に水平に安定し、且つ地面の起伏に応じて対応が出来る
ように構成していので、カバー本体1内に載置している
消防ホース8に異常を来すことなく流水が極めて円滑に
行われる。
1とカバー本体1との連接状態を示す一部切欠平面図で
あり、隣接して接触する底板2と底板2の前後縁にはパ
ッキン13、13を取付け、その近傍に連結杆14、1
4を跨がって架設することにより、各カバー本体1が常
に水平に安定し、且つ地面の起伏に応じて対応が出来る
ように構成していので、カバー本体1内に載置している
消防ホース8に異常を来すことなく流水が極めて円滑に
行われる。
【0021】更に、強度を増すために係止手段として
は、底板2とカバー体3とのいずれか一方に突起を設
け、他方にフック又は蝶番を形成して着脱自在に形成す
ることも考えられる。
は、底板2とカバー体3とのいずれか一方に突起を設
け、他方にフック又は蝶番を形成して着脱自在に形成す
ることも考えられる。
【0022】図4に示される実施の形態は、前記カバー
本体1を着脱自在にして一体的に形成する傾斜面15を
有するブロック16a、16bであり、内接面の上端部
を稍々内方に折曲げて突出部17a、17bに形成する
と共に内接面の窪み部には係止片18a、18bをカバ
ー本体1の係止片10a、10bと対応する位置に取付
けて、図5で示されるようにブロック16a、16bと
カバー本体1を一体化し、左右ブロック16a、16b
間の水平線上にカバー本体1の上面が配置されるように
構成する。このように形成すると、車両がブロック16
a、16b上面を通過する場合にカバー本体1とブロッ
ク16a、16bとが離脱するおそれもなく円滑に通過
して消防ホース8に損傷を与えない。
本体1を着脱自在にして一体的に形成する傾斜面15を
有するブロック16a、16bであり、内接面の上端部
を稍々内方に折曲げて突出部17a、17bに形成する
と共に内接面の窪み部には係止片18a、18bをカバ
ー本体1の係止片10a、10bと対応する位置に取付
けて、図5で示されるようにブロック16a、16bと
カバー本体1を一体化し、左右ブロック16a、16b
間の水平線上にカバー本体1の上面が配置されるように
構成する。このように形成すると、車両がブロック16
a、16b上面を通過する場合にカバー本体1とブロッ
ク16a、16bとが離脱するおそれもなく円滑に通過
して消防ホース8に損傷を与えない。
【0023】傾斜面15には、車両が通過する際に車輪
とブロック16a、ブロック16bの接触面間の摩擦抵
抗により車両が円滑に通過するように滑り止めとして全
面に亘たり突起或いは凹凸面を形成することが好まし
く、本発明の傾斜面15の形状については何等限定しな
い。
とブロック16a、ブロック16bの接触面間の摩擦抵
抗により車両が円滑に通過するように滑り止めとして全
面に亘たり突起或いは凹凸面を形成することが好まし
く、本発明の傾斜面15の形状については何等限定しな
い。
【0024】そして、カバー本体1を中心として左右に
設けたブロック16a、16bの底面には、弾性体19
例えばゴム製マットを緩衝材として接着剤により取付け
ている。
設けたブロック16a、16bの底面には、弾性体19
例えばゴム製マットを緩衝材として接着剤により取付け
ている。
【0025】カバー本体1の係止片10a、10b及び
ブロック16a、16bの係止片18a、18bには相
当な荷重がかかるため、材質は車両の通過の際、離脱し
ないように例えばチタンよりなる超硬性金属鈑、合金
鈑、ステンレススティール或いは硬質合成樹脂等を使用
することが望ましい。
ブロック16a、16bの係止片18a、18bには相
当な荷重がかかるため、材質は車両の通過の際、離脱し
ないように例えばチタンよりなる超硬性金属鈑、合金
鈑、ステンレススティール或いは硬質合成樹脂等を使用
することが望ましい。
【0026】また、本発明の係止片の形状は鉤形のもの
を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
強度があり係脱可能な形状の係止片は全て包含する。
を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
強度があり係脱可能な形状の係止片は全て包含する。
【0027】また、本発明の連結杆は棒状の物を説明し
たが、本発明はこれに限定するものではなく、カバー本
体とカバー本体或いはカバー本体と誘導カバー本体とを
連接するものは全て包含する。
たが、本発明はこれに限定するものではなく、カバー本
体とカバー本体或いはカバー本体と誘導カバー本体とを
連接するものは全て包含する。
【0028】そして、前述のカバー本体1、1、1、誘
導カバー本体12、12及びブロック16a、16a、
16b、16bを図6で示されるように路面で配設して
組立て、消防ホースにて円滑に消火活動を行う。
導カバー本体12、12及びブロック16a、16a、
16b、16bを図6で示されるように路面で配設して
組立て、消防ホースにて円滑に消火活動を行う。
【0029】図7及び図8で示される実施の形態は、一
連の例えば金属製よりなる導水パイプ20であり、導水
パイプ20の両口端21a、21bは小砂が付着するこ
となく又円滑に消防ホース8と螺合出来るように上方に
向かって上向きに形成し、一方の口端21bには雄金
具、他方の口端21aには雌金具を取付けて消防ホース
8を螺合して給水が出来るように形成している。車両の
左右車輪幅に対応する位置の導水パイプ20の上面は車
輪が接触しないように略平面に形成され、左右ブロック
16a、16bとの突出部17a、17bと略同じ高さ
か若しくはそれより下方に形成する。導水パイプ20の
外周の左右側面には車両の車輪に対応する位置に係止片
22a、22bを取付けて、図10で示されるように導
水パイプ20の係止片22a、22bに図4の実施の形
態で示されるブロック16a、16bの係止片18a、
18bを係止して図9で示されるように路面に配設して
消火活動を行う。
連の例えば金属製よりなる導水パイプ20であり、導水
パイプ20の両口端21a、21bは小砂が付着するこ
となく又円滑に消防ホース8と螺合出来るように上方に
向かって上向きに形成し、一方の口端21bには雄金
具、他方の口端21aには雌金具を取付けて消防ホース
8を螺合して給水が出来るように形成している。車両の
左右車輪幅に対応する位置の導水パイプ20の上面は車
輪が接触しないように略平面に形成され、左右ブロック
16a、16bとの突出部17a、17bと略同じ高さ
か若しくはそれより下方に形成する。導水パイプ20の
外周の左右側面には車両の車輪に対応する位置に係止片
22a、22bを取付けて、図10で示されるように導
水パイプ20の係止片22a、22bに図4の実施の形
態で示されるブロック16a、16bの係止片18a、
18bを係止して図9で示されるように路面に配設して
消火活動を行う。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
で、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】カバー本体及び左右ブロック等を組立式に
構成したので、容易に消防ホース用カーブリッジを形成
することが出来るという効果がある。
構成したので、容易に消防ホース用カーブリッジを形成
することが出来るという効果がある。
【0032】底板上にカバー体の一側方を蝶番付けして
開閉自在に構成したので、消防ホースの出入が簡単且つ
迅速に行うことが出来るという効果がある。
開閉自在に構成したので、消防ホースの出入が簡単且つ
迅速に行うことが出来るという効果がある。
【0033】カバー体が硬質部材より形成されているの
で、外圧に対抗することができ、消防ホース内の出水量
に影響がなく円滑に消火作業が行われることが出来ると
いう効果がある。
で、外圧に対抗することができ、消防ホース内の出水量
に影響がなく円滑に消火作業が行われることが出来ると
いう効果がある。
【0034】カバー本体と左右ブロックを係止片で係止
しているので、消防ホース用カーブリッジとして機構が
簡単である。
しているので、消防ホース用カーブリッジとして機構が
簡単である。
【0035】カバー本体の底板及びブロックの底面に夫
々弾性体よりなる緩衝部材を貼着したので、外圧に対す
る損傷を防止するという効果がある。
々弾性体よりなる緩衝部材を貼着したので、外圧に対す
る損傷を防止するという効果がある。
【0036】連接したカバー本体の前後に誘導用カバー
本体を接続したので、消防ホースに水圧による損傷を与
えることがなく、消防ホース内において自然に同一の水
量と水圧とを維持し円滑に送水することが出来るという
効果がある。
本体を接続したので、消防ホースに水圧による損傷を与
えることがなく、消防ホース内において自然に同一の水
量と水圧とを維持し円滑に送水することが出来るという
効果がある。
【0037】消防ホース用カーブリッジを分解して小形
化可能にしたので運搬上至便であるという効果がある。
化可能にしたので運搬上至便であるという効果がある。
【0038】一連の導水パイプに係止片を取付けたの
で、消防ホース用カーブリッジの組立時間の短縮化を図
り、敏速に消火作業の準備をなし得るという効果があ
る。
で、消防ホース用カーブリッジの組立時間の短縮化を図
り、敏速に消火作業の準備をなし得るという効果があ
る。
【図1】本発明のカバー本体の構成図である。
【図2】本発明の誘導用カバー本体の構成図である。
【図3】本発明のカバー本体とカバー本体を連接した状
態を示す一部切欠平面図である。
態を示す一部切欠平面図である。
【図4】ブロックの斜視図である。
【図5】カバー本体の左右にブロックを係止した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】使用状態を示す説明図である。
【図7】導水パイプの側面図である。
【図8】図7のA−A線拡大断面図である。
【図9】使用状態を示す説明図である。
【図10】図9のB−B線拡大断面図である。
1 カバー本体 2 底板 3 カバー体 8 消防ホース 10a、10b 係止片 12 誘導用カバー本体 16a、16b ブロック 18a、18b 係止片 20 導水パイプ 21a、21b 口端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 消防ホース用カーブリッジ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火作業中に路面
に延設した消火用ホースを容易に設置すると共に、走行
中のトラック或いは一般自動車等の車輪の重力により圧
力を受け、押し潰されることのないようにした消防ホー
ス用カーブリッジに関するものである。
に延設した消火用ホースを容易に設置すると共に、走行
中のトラック或いは一般自動車等の車輪の重力により圧
力を受け、押し潰されることのないようにした消防ホー
ス用カーブリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消防ホース用カーブリッジとして
は、水平な頂部と僅かばかり上方に突出するように形成
されたアール状の傾斜面を有するブロック2個若しくは
複数のブロックを並設した一群のブロック群を所定間隔
をおいて対設し、前記ブロックに窪み部を対設し、該窪
み部内にホースを挿入すると共にブロック若しくはブロ
ック群の外端部を耐磨耗性、可撓性を有する台片の上面
に取付けて構成したものが提案されている(例えば特開
平7−185032号公報参照)。
は、水平な頂部と僅かばかり上方に突出するように形成
されたアール状の傾斜面を有するブロック2個若しくは
複数のブロックを並設した一群のブロック群を所定間隔
をおいて対設し、前記ブロックに窪み部を対設し、該窪
み部内にホースを挿入すると共にブロック若しくはブロ
ック群の外端部を耐磨耗性、可撓性を有する台片の上面
に取付けて構成したものが提案されている(例えば特開
平7−185032号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術で述べた消防ホース用カーブリッジであると、
消防ホース用カーブリッジを運搬する場合、運搬車に積
上げしたブリッジを一旦地面に下ろして使用が出来るよ
うに取付け、また、使用後は地面より持ち上げて台板を
外側方に屈曲しなければならず、殊に、消防ホース用カ
ーブリッジの重量は9.5〜13.5kgもあるので、
持ち運び作業が非能率的であるという問題点がある。
来の技術で述べた消防ホース用カーブリッジであると、
消防ホース用カーブリッジを運搬する場合、運搬車に積
上げしたブリッジを一旦地面に下ろして使用が出来るよ
うに取付け、また、使用後は地面より持ち上げて台板を
外側方に屈曲しなければならず、殊に、消防ホース用カ
ーブリッジの重量は9.5〜13.5kgもあるので、
持ち運び作業が非能率的であるという問題点がある。
【0004】また、左右ブロック間の窪み部に直接ホー
スを挿入して使用しているので、放水時におけるホース
内の内圧は相当な圧力がかかり、膨張係数の増大と共に
ホースに対する左右ブロックの内接面に過剰な圧力がか
かるため、上方に膨出して車両の車輪がホースに接触し
てホースに損傷を与えるという問題点がある。また、都
市を問わず地上での交通機関の多いところでは、緊急時
において所定場所を指定すると交通機関に渋滞を生じる
だけでなく、直接、ホース上に接触するとホースに多大
の損害を受けるという問題点がある。
スを挿入して使用しているので、放水時におけるホース
内の内圧は相当な圧力がかかり、膨張係数の増大と共に
ホースに対する左右ブロックの内接面に過剰な圧力がか
かるため、上方に膨出して車両の車輪がホースに接触し
てホースに損傷を与えるという問題点がある。また、都
市を問わず地上での交通機関の多いところでは、緊急時
において所定場所を指定すると交通機関に渋滞を生じる
だけでなく、直接、ホース上に接触するとホースに多大
の損害を受けるという問題点がある。
【0005】そこで、本発明は前記従来の問題点を除去
するため、交通障害を来すことなく円滑な送水が出来、
外圧による衝撃に対しホースに損傷もなく且つ消火後は
コンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを提供
しようとするものである。
するため、交通障害を来すことなく円滑な送水が出来、
外圧による衝撃に対しホースに損傷もなく且つ消火後は
コンパクト化のできる消防ホース用カーブリッジを提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係わる請求項1記載の発明は、消防ホース
に放水時の止水防止手段を備えたことを特徴とする。放
水時の止水防止手段としては、底板上に載置された消防
ホースが放水時において膨張して内圧が相当増大しても
放水時に支障を来さない為の手段であり、具体的には消
防ホースを中心として外圧を防止して放水を円滑に行う
ことのできるような手段の全てを含むものである。消防
ホース内の放水量は均等であるため、放水時において、
外圧を受けても消防ホース内の出水量に変化なくバラン
スのとれた消防ホースとして安定的に働く。
に、本発明に係わる請求項1記載の発明は、消防ホース
に放水時の止水防止手段を備えたことを特徴とする。放
水時の止水防止手段としては、底板上に載置された消防
ホースが放水時において膨張して内圧が相当増大しても
放水時に支障を来さない為の手段であり、具体的には消
防ホースを中心として外圧を防止して放水を円滑に行う
ことのできるような手段の全てを含むものである。消防
ホース内の放水量は均等であるため、放水時において、
外圧を受けても消防ホース内の出水量に変化なくバラン
スのとれた消防ホースとして安定的に働く。
【0007】本発明に係わる請求項2記載の発明は、底
板の一側方に蝶着したカバー体を開閉自在に形成して、
底板とカバー体との間に消防ホースを介在させると外圧
に抗して消防ホース内の出水量が均等に行われ、消防ホ
ースに対しカバー本体の取付位置を任意に選定すること
ができ、殊にカバー本体は軽量なので取付け操作が容易
であり、放水機能の障害を防止し消防ホースに損傷を与
えない。
板の一側方に蝶着したカバー体を開閉自在に形成して、
底板とカバー体との間に消防ホースを介在させると外圧
に抗して消防ホース内の出水量が均等に行われ、消防ホ
ースに対しカバー本体の取付位置を任意に選定すること
ができ、殊にカバー本体は軽量なので取付け操作が容易
であり、放水機能の障害を防止し消防ホースに損傷を与
えない。
【0008】本発明に係わる請求項3記載の発明は、カ
バー本体を中心とし、該カバー体の左右側面と左右ブロ
ックの消防ホースとの内接面である窪み部にそれぞれ係
止片を設けて、各係止片を互いに係脱ができるようにカ
バー本体と左右ブロックとを一体的に係止して挟着す
る。
バー本体を中心とし、該カバー体の左右側面と左右ブロ
ックの消防ホースとの内接面である窪み部にそれぞれ係
止片を設けて、各係止片を互いに係脱ができるようにカ
バー本体と左右ブロックとを一体的に係止して挟着す
る。
【0009】本発明に係わる請求項4記載の発明は、カ
バー本体を複数並設して、該隣接するカバー本体を夫々
接続して消防ホース内の出水量に変化及び消防ホース等
に損傷を与えずして送水を円滑に行うものである。
バー本体を複数並設して、該隣接するカバー本体を夫々
接続して消防ホース内の出水量に変化及び消防ホース等
に損傷を与えずして送水を円滑に行うものである。
【0010】本発明に係わる請求項5記載の発明は、請
求項4記載の連接した前記カバー本体の前後に誘導用カ
バー本体を接続し、これに挿入した消防ホースの形状を
漸次変形及び復元することが出来るように前記誘導用カ
バー本体の形状を任意に形成して円滑に定量の出水を維
持する。
求項4記載の連接した前記カバー本体の前後に誘導用カ
バー本体を接続し、これに挿入した消防ホースの形状を
漸次変形及び復元することが出来るように前記誘導用カ
バー本体の形状を任意に形成して円滑に定量の出水を維
持する。
【0011】本発明に係わる請求項6記載の発明は、一
連の導水パイプの外周左右側面に着脱自在に挟着したブ
ロックを設けたことを特徴としており、一連の導水パイ
プにブロックを直ちに係止することができるものであ
る。
連の導水パイプの外周左右側面に着脱自在に挟着したブ
ロックを設けたことを特徴としており、一連の導水パイ
プにブロックを直ちに係止することができるものであ
る。
【0012】本発明に係わる請求項7記載の発明は、一
連の導水パイプの上面を略平面に形成し、該導水パイプ
に着脱自在に係止するブロックの突出部と高さが略同一
であることを特徴としており、車両の車輪が一連の導水
パイプに接触せず円滑に乗越えができるものである。
連の導水パイプの上面を略平面に形成し、該導水パイプ
に着脱自在に係止するブロックの突出部と高さが略同一
であることを特徴としており、車両の車輪が一連の導水
パイプに接触せず円滑に乗越えができるものである。
【0013】本発明に係わる請求項8記載の発明は、一
連の導水パイプの両口端を外方に向かって上向きに形成
し、該両口端に雄金具或いは雌金具を取付けて消防ホー
スを連結可能に構成しており、地上より両口端が上方に
位置しているので雄金具には消防ホースの雌金具を、雌
金具には消防ホースの雄金具を容易に螺合出来、送水が
スムーズに行われるものである。
連の導水パイプの両口端を外方に向かって上向きに形成
し、該両口端に雄金具或いは雌金具を取付けて消防ホー
スを連結可能に構成しており、地上より両口端が上方に
位置しているので雄金具には消防ホースの雌金具を、雌
金具には消防ホースの雄金具を容易に螺合出来、送水が
スムーズに行われるものである。
【0014】本発明に係わる請求項9記載の発明は、中
心にカバー体を介在させた一対のブロックを複数個連続
的に街路の幅員に対応して配設することで、交通機関の
甚だしい場所における車などの通行に渋滞を来さず、緊
急時に於ける円滑な運行と取り外し或いは運搬等に至便
である。
心にカバー体を介在させた一対のブロックを複数個連続
的に街路の幅員に対応して配設することで、交通機関の
甚だしい場所における車などの通行に渋滞を来さず、緊
急時に於ける円滑な運行と取り外し或いは運搬等に至便
である。
【0015】上記のように構成された消防ホース用カー
ブリッジのカバー本体、誘導用カバー本体のみを交通量
の多い路面に夫々敷設して消防ホースを一旦底板上に載
置し、カバー体でカバーする。車輪位置に対応するカバ
ー本体を中心として左右よりブロックで挟持し、該左右
ブロックの係止片をカバー体の左右に形成した係止片に
係止させて放水を開始する。消火後はカバー本体、誘導
用カバー本体及びブロックに別け、左右ブロックは重合
して迅速に運搬及び整頓ができる。
ブリッジのカバー本体、誘導用カバー本体のみを交通量
の多い路面に夫々敷設して消防ホースを一旦底板上に載
置し、カバー体でカバーする。車輪位置に対応するカバ
ー本体を中心として左右よりブロックで挟持し、該左右
ブロックの係止片をカバー体の左右に形成した係止片に
係止させて放水を開始する。消火後はカバー本体、誘導
用カバー本体及びブロックに別け、左右ブロックは重合
して迅速に運搬及び整頓ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例
を、図面に基づいて説明する。
を、図面に基づいて説明する。
【0017】図1に示される実施の形態は、消防ホース
用カーブリッジの一部であるカバー本体1であり、底板
2の一側方に湾曲したカバー体3の基端部を蝶番4付け
して、底板2の前後に突設した孔を有する突起5とカバ
ー体3の孔を有する突起6を重合一致させ、金属棒7を
突起5と突起6に跨がって架設固定して消防ホース8を
上面よりカバーするように開閉自在に構成している。こ
の底板2は金属鈑よりなり、下面には緩衝材9例えばゴ
ム製マットを取付けている。
用カーブリッジの一部であるカバー本体1であり、底板
2の一側方に湾曲したカバー体3の基端部を蝶番4付け
して、底板2の前後に突設した孔を有する突起5とカバ
ー体3の孔を有する突起6を重合一致させ、金属棒7を
突起5と突起6に跨がって架設固定して消防ホース8を
上面よりカバーするように開閉自在に構成している。こ
の底板2は金属鈑よりなり、下面には緩衝材9例えばゴ
ム製マットを取付けている。
【0018】カバー体3の材質は、車両の重量に対し耐
圧性を有し、底板2上のカバー体3内の消防ホース8に
対し止水防止作用を有するもの例えば金属鈑、合金鈑或
いは硬質プラスチック板等が好ましい。
圧性を有し、底板2上のカバー体3内の消防ホース8に
対し止水防止作用を有するもの例えば金属鈑、合金鈑或
いは硬質プラスチック板等が好ましい。
【0019】カバー体3の左右側面には係止片10a、
10bを設けている。この係止片10a、10bは消防
ホース8の圧力によりカバー体3が浮き上がらないよう
にしたものであって、L形形状に形成され、カバー体3
の側面の両端にわたり延長して取付けることが強度を有
して好ましく、材質も強度を有する金属製部材が好まし
い。カバー体3の前後縁にはパッキン11、11を取付
けている。
10bを設けている。この係止片10a、10bは消防
ホース8の圧力によりカバー体3が浮き上がらないよう
にしたものであって、L形形状に形成され、カバー体3
の側面の両端にわたり延長して取付けることが強度を有
して好ましく、材質も強度を有する金属製部材が好まし
い。カバー体3の前後縁にはパッキン11、11を取付
けている。
【0020】図2に示される実施の形態は、図6で示さ
れるように、カバー本体1の給水側と出水側の口端に接
続する誘導用カバー本体12であって、この誘導用カバ
ー本体12内に消防ホース8を収納し、吸水するにあた
り膨張した消防ホース8内の水流の形状を順次カーブリ
ッジのカバー本体1の形状に修正させ、出水するにあた
り再度消防ホース8の形状に復元するものである。
れるように、カバー本体1の給水側と出水側の口端に接
続する誘導用カバー本体12であって、この誘導用カバ
ー本体12内に消防ホース8を収納し、吸水するにあた
り膨張した消防ホース8内の水流の形状を順次カーブリ
ッジのカバー本体1の形状に修正させ、出水するにあた
り再度消防ホース8の形状に復元するものである。
【0021】図3に示される実施の形態は、カバー本体
1とカバー本体1との連接状態を示す一部切欠平面図で
あり、隣接して接触する底板2と底板2の前後縁にはパ
ッキン13、13を取付け、その近傍に連結杆14、1
4を跨がって架設することにより、各カバー本体1が常
に水平に安定し、且つ地面の起伏に応じて対応が出来る
ように構成していので、カバー本体1内に載置している
消防ホース8に異常を来すことなく流水が極めて円滑に
行われる。
1とカバー本体1との連接状態を示す一部切欠平面図で
あり、隣接して接触する底板2と底板2の前後縁にはパ
ッキン13、13を取付け、その近傍に連結杆14、1
4を跨がって架設することにより、各カバー本体1が常
に水平に安定し、且つ地面の起伏に応じて対応が出来る
ように構成していので、カバー本体1内に載置している
消防ホース8に異常を来すことなく流水が極めて円滑に
行われる。
【0022】更に、強度を増すために係止手段として
は、底板2とカバー体3とのいずれか一方に突起を設
け、他方にフック又は蝶番を形成して着脱自在に形成す
ることも考えられる。
は、底板2とカバー体3とのいずれか一方に突起を設
け、他方にフック又は蝶番を形成して着脱自在に形成す
ることも考えられる。
【0023】図4に示される実施の形態は、前記カバー
本体1を着脱自在にして一体的に形成する傾斜面15を
有するブロック16a、16bであり、内接面の上端部
を稍々内方に折曲げて突出部17a、17bに形成する
と共に内接面の窪み部には係止片18a、18bをカバ
ー本体1の係止片10a、10bと対応する位置に取付
けて、図5で示されるようにブロック16a、16bと
カバー本体1を一体化し、左右ブロック16a、16b
間の水平線上にカバー本体1の上面が配置されるように
構成する。このように形成すると、車両がブロック16
a、16b上面を通過する場合にカバー本体1とブロッ
ク16a、16bとが離脱するおそれもなく円滑に通過
して消防ホース8に損傷を与えない。
本体1を着脱自在にして一体的に形成する傾斜面15を
有するブロック16a、16bであり、内接面の上端部
を稍々内方に折曲げて突出部17a、17bに形成する
と共に内接面の窪み部には係止片18a、18bをカバ
ー本体1の係止片10a、10bと対応する位置に取付
けて、図5で示されるようにブロック16a、16bと
カバー本体1を一体化し、左右ブロック16a、16b
間の水平線上にカバー本体1の上面が配置されるように
構成する。このように形成すると、車両がブロック16
a、16b上面を通過する場合にカバー本体1とブロッ
ク16a、16bとが離脱するおそれもなく円滑に通過
して消防ホース8に損傷を与えない。
【0024】傾斜面15には、車両が通過する際に車輪
とブロック16a、ブロック16bの接触面間の摩擦抵
抗により車両が円滑に通過するように滑り止めとして全
面に亘たり突起或いは凹凸面を形成することが好まし
く、本発明の傾斜面15の形状については何等限定しな
い。
とブロック16a、ブロック16bの接触面間の摩擦抵
抗により車両が円滑に通過するように滑り止めとして全
面に亘たり突起或いは凹凸面を形成することが好まし
く、本発明の傾斜面15の形状については何等限定しな
い。
【0025】そして、カバー本体1を中心として左右に
設けたブロック16a、16bの底面には、弾性体19
例えばゴム製マットを緩衝材として接着剤により取付け
ている。
設けたブロック16a、16bの底面には、弾性体19
例えばゴム製マットを緩衝材として接着剤により取付け
ている。
【0026】カバー本体1の係止片10a、10b及び
ブロック16a、16bの係止片18a、18bには相
当な荷重がかかるため、材質は車両の通過の際、離脱し
ないように例えばチタンよりなる超硬性金属鈑、合金
鈑、ステンレススティール或いは硬質合成樹指等を使用
することが望ましい。
ブロック16a、16bの係止片18a、18bには相
当な荷重がかかるため、材質は車両の通過の際、離脱し
ないように例えばチタンよりなる超硬性金属鈑、合金
鈑、ステンレススティール或いは硬質合成樹指等を使用
することが望ましい。
【0027】また、本発明の係止片の形状は鉤形のもの
を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
強度があり係脱可能な形状の係止片は全て包含する。
を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
強度があり係脱可能な形状の係止片は全て包含する。
【0028】また、カバー体3を挟持した左右一対のブ
ロック16a、16bを複数個、図11に示すように連
続的に路幅に応じ配設して交通の渋滞を避けて円滑な運
行を行いながら消火活動を行う。
ロック16a、16bを複数個、図11に示すように連
続的に路幅に応じ配設して交通の渋滞を避けて円滑な運
行を行いながら消火活動を行う。
【0029】また、本発明の連結杆は棒状の物を説明し
たが、本発明はこれに限定するものではなく、カバー本
体とカバー本体或いはカバー本体と誘導カバー本体とを
連接するものは全て包含する。
たが、本発明はこれに限定するものではなく、カバー本
体とカバー本体或いはカバー本体と誘導カバー本体とを
連接するものは全て包含する。
【0030】そして、前述のカバー本体1、1、1、誘
導カバー本体12、12及びブロック16a、16a、
16b、16bを図6で示されるように路面で配設して
組立て、消防ホースにて円滑に消火活動を行う。
導カバー本体12、12及びブロック16a、16a、
16b、16bを図6で示されるように路面で配設して
組立て、消防ホースにて円滑に消火活動を行う。
【0031】図7及び図8で示される実施の形態は、一
連の例えば金属製よりなる導水パイプ20であり、導水
パイプ20の両口端21a、21bは小砂が付着するこ
となく又円滑に消防ホース8と螺合出来るように上方に
向かって上向きに形成し、一方の口端21bには雄金
具、他方の口端21aには雌金具を取付けて消防ホース
8を螺合して給水が出来るように形成している。車両の
左右車輪幅に対応する位置の導水パイプ20の上面は車
輪が接触しないように略平面に形成され、左右ブロック
16a、16bとの突出部17a、17bと略同じ高さ
か若しくはそれより下方に形成する。導水パイプ20の
外周の左右側面には車両の車輪に対応する位置に係止片
22a、22bを取付けて、図10で示されるように導
水パイプ20の係止片22a、22bに図4の実施の形
態で示されるブロック16a、16bの係止片18a、
18bを係止して図9で示されるように路面に配設して
消火活動を行う。
連の例えば金属製よりなる導水パイプ20であり、導水
パイプ20の両口端21a、21bは小砂が付着するこ
となく又円滑に消防ホース8と螺合出来るように上方に
向かって上向きに形成し、一方の口端21bには雄金
具、他方の口端21aには雌金具を取付けて消防ホース
8を螺合して給水が出来るように形成している。車両の
左右車輪幅に対応する位置の導水パイプ20の上面は車
輪が接触しないように略平面に形成され、左右ブロック
16a、16bとの突出部17a、17bと略同じ高さ
か若しくはそれより下方に形成する。導水パイプ20の
外周の左右側面には車両の車輪に対応する位置に係止片
22a、22bを取付けて、図10で示されるように導
水パイプ20の係止片22a、22bに図4の実施の形
態で示されるブロック16a、16bの係止片18a、
18bを係止して図9で示されるように路面に配設して
消火活動を行う。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
で、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】カバー本体及び左右ブロック等を組立式に
構成したので、容易に消防ホース用カーブリッジを形成
することが出来るという効果がある。
構成したので、容易に消防ホース用カーブリッジを形成
することが出来るという効果がある。
【0034】底板上にカバー体の一側方を蝶番付けして
開閉自在に構成したので、消防ホースの出入が簡単且つ
迅速に行うことが出来るという効果がある。
開閉自在に構成したので、消防ホースの出入が簡単且つ
迅速に行うことが出来るという効果がある。
【0035】カバー体が硬質部材より形成されているの
で、外圧に対抗することができ、消防ホース内の出水量
に影響がなく円滑に消火作業が行われることが出来ると
いう効果がある。
で、外圧に対抗することができ、消防ホース内の出水量
に影響がなく円滑に消火作業が行われることが出来ると
いう効果がある。
【0036】カバー本体と左右ブロックを係止片で係止
しているので、消防ホース用カーブリッジとして機構が
簡単である。
しているので、消防ホース用カーブリッジとして機構が
簡単である。
【0037】カバー本体の底板及びブロックの底面に夫
々弾性体よりなる緩衝部材を貼着したので、外圧に対す
る損傷を防止するという効果がある。
々弾性体よりなる緩衝部材を貼着したので、外圧に対す
る損傷を防止するという効果がある。
【0038】連接したカバー本体の前後に誘導用カバー
本体を接続したので、消防ホースに水圧による損傷を与
えることがなく、消防ホース内において自然に同一の水
量と水圧とを維持し円滑に送水することが出来るという
効果がある。
本体を接続したので、消防ホースに水圧による損傷を与
えることがなく、消防ホース内において自然に同一の水
量と水圧とを維持し円滑に送水することが出来るという
効果がある。
【0039】カバー体を介在させた左右一対のブロック
を街路の路面幅に応じ連続的に複数個配置することによ
り、緊急時に交通渋滞を阻止し消火活動に支障を与えな
いことは勿論、消火活動終了後、消防ホース用カーブリ
ッジを容易に分解して小型化可能にしたので、速やかに
取り除き作業を行うと共に運搬上至便であるという効果
がある。
を街路の路面幅に応じ連続的に複数個配置することによ
り、緊急時に交通渋滞を阻止し消火活動に支障を与えな
いことは勿論、消火活動終了後、消防ホース用カーブリ
ッジを容易に分解して小型化可能にしたので、速やかに
取り除き作業を行うと共に運搬上至便であるという効果
がある。
【0040】一連の導水パイプに係止片を取付けたの
で、消防ホース用カーブリッジの組立時間の短縮化を図
り、敏速に消火作業の準備をなし得るという効果があ
る。
で、消防ホース用カーブリッジの組立時間の短縮化を図
り、敏速に消火作業の準備をなし得るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカバー本体の構成図である。
【図2】本発明の誘導用カバー本体の構成図である。
【図3】本発明のカバー本体とカバー本体を連接した状
態を示す一部切欠平面図である。
態を示す一部切欠平面図である。
【図4】ブロックの斜視図である。
【図5】カバー本体の左右にブロックを係止した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】使用状態を示す説明図である。
【図7】導水パイプの側面図である。
【図8】図7のA−A線拡大断面図である。
【図9】使用状態を示す説明図である。
【図10】図9のB−B線拡大断面図である。
【図11】カバー体を中心として左右ブロックの一対を
複数個路幅に応じ連続的に接続した使用状態を示す説明
図である。
複数個路幅に応じ連続的に接続した使用状態を示す説明
図である。
【符号の説明】 1 カバー本体 2 底板 3 カバー体 8 消防ホース 10a、10b 係止片 12 誘導用カバー本体 16a、16b ブロック 18a、18b 係止片 20 導水パイプ 21a、21b 口端
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】
Claims (8)
- 【請求項1】 消防ホース8に放水時の止水防止手段を
備えたことを特徴とする消防ホース用カーブリッジ。 - 【請求項2】 所要の消防ホース8をカバー本体1の底
板2上に載置し、底板2の一側方に開閉自在のカバー体
3を蝶着して前記消防用ホース8をカバーしたことを特
徴とする請求項1記載の消防ホース用カーブリッジ。 - 【請求項3】 カバー体3を取付けた底板2を中心と
し、前記カバー体3の左右側面と左右ブロック16a、
16bの内接面の窪み部に係止片10a、10b、18
a、18bを設け、前記カバー体3の係止片10a、1
0bと左右ブロック16a、16bの係止片18a、1
8bとを互いに係止させてカバー本体1を着脱自在に挟
着して左右ブロック16a、16bを一体的に形成した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の消防ホース用カ
ーブリッジ。 - 【請求項4】 カバー本体1を複数並設して、該隣接す
るカバー本体1を接続したことを特徴とする請求項2又
は3記載の消防ホース用カーブリッジ。 - 【請求項5】 請求項4記載の連接した前記カバー本体
1の前後に誘導用カバー本体12を接続し、これに挿入
した消防ホース8の形状を漸次変形及び復元することが
出来るように前記誘導用カバー本体12の形状を任意に
形成したことを特徴とする請求項2、3又は4記載の消
防ホース用カーブリッジ。 - 【請求項6】 一連の導水パイプ20の外周左右側面に
着脱自在に挟着したブロック16a、16bを設けたこ
とを特徴とする消防ホース用カーブリッジ。 - 【請求項7】 一連の導水パイプ20の上面を略平面に
形成し、該導水パイプ20に着脱自在に係止する左右ブ
ロック16a、16bの突出部17a、17bと高さが
略同一であることを特徴とする請求項6記載の消防ホー
ス用カーブリッジ。 - 【請求項8】 一連の導水パイプ20の両口端21a、
21bを外方に向かって上向きに形成し、該両口端21
a、21bに雄金具或いは雌金具を取付けて消防ホース
8を連結可能に構成したことを特徴とする請求項6又は
7記載の消防ホース用カーブリッジ。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32750996A JP3292910B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 消防ホース用カーブリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127811A true JPH10127811A (ja) | 1998-05-19 |
JP3292910B2 JP3292910B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18199932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32750996A Expired - Fee Related JP3292910B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 消防ホース用カーブリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292910B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102011002270A1 (de) | 2010-04-29 | 2011-11-03 | Manfred Seeleitner | Modulare Schlauchbrücke |
CN112334199A (zh) * | 2018-05-24 | 2021-02-05 | 海特安斯毕尔公司 | 用于软管坡道的型材、设有该型材的软管坡道及相关方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-10-31 JP JP32750996A patent/JP3292910B2/ja not_active Expired - Fee Related
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AT509798B1 (de) * | 2010-04-29 | 2014-05-15 | Manfred Seeleitner | Modulare schlauchbrücke |
DE102011002270B4 (de) * | 2010-04-29 | 2018-05-17 | Manfred Seeleitner | Modulare Schlauchbrücke |
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JP2021525126A (ja) * | 2018-05-24 | 2021-09-24 | ハイトランス・ベヘール・ベー・フェー | ホースランプの外形、当該外形を備えるホースランプ、および関連する方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3292910B2 (ja) | 2002-06-17 |
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