JPH10127468A - 郵便受箱 - Google Patents

郵便受箱

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Publication number
JPH10127468A
JPH10127468A JP28451096A JP28451096A JPH10127468A JP H10127468 A JPH10127468 A JP H10127468A JP 28451096 A JP28451096 A JP 28451096A JP 28451096 A JP28451096 A JP 28451096A JP H10127468 A JPH10127468 A JP H10127468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover plate
box
mail
locked
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28451096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nakajima
裕章 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP28451096A priority Critical patent/JPH10127468A/ja
Publication of JPH10127468A publication Critical patent/JPH10127468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋板を水平に係止されたままの状態から下方
に押し下げても破損等が生じることなく、蓋板の開閉操
作を簡便かつ確実に行うことのできる郵便受箱を提供す
る。 【解決手段】 郵便受箱の箱体後面の郵便物取出口には
蓋板(3)が配置され、取出口近傍の箱体内には蓋板上
端部を係止する支持金具(10)が配設されており、蓋
板(3)は、その上端部(6)より下方に位置する芯線
(5)を支点として回動自在であって、蓋板(3)の下
端部を引き上げて水平以上に回動させた状態で蓋板
(3)を箱体内にスライドさせ、その上端部(6)を支
持金具(10)に係止させて蓋板(3)を水平状態に停
止させることができる郵便受箱において、支持金具(1
0)はその係止部をバネ部とし、蓋板(3)の下端を下
方に押し下げることによって係止した蓋板上端(6)が
容易に支持金具(10)から離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、郵便受箱に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、郵便物の
取り出し操作が容易で、しかも耐久性にも優れた郵便受
箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の玄関先には、図3に
例示したような郵便受箱が設置されている。この郵便受
箱は、その箱体の前面に郵便物投入口とその投入口蓋板
(1)と、表札やドアホン子機、照明等を備えた表板
(2)を装着し、後面には郵便物取出口とその蓋板
(3)を配置している。
【0003】郵便物取出口の蓋板(3)については、た
とえば図4に例示したような構造が提案されている。す
なわち、この蓋板(3)は、図5(A)(B)にも例示
したように、蓋板(3)の上端より下方に配設された長
穴ヒンジ部(4)に挿入された芯線(5)を支点として
回動自在とされており、図5(A)に例示したように、
蓋板(3)の下端を矢印方向へ引き上げることによって
郵便物取出口を開けることができる。蓋板(3)は、図
5(B)に示したように、水平以上に回動されると自重
により箱体の内方へスライドする。すなわち、芯線
(5)に対して、長穴ヒンジ部(4)の長穴の長さ範囲
内で蓋板(3)がスライドする。そして、図4に鎖線で
示したように、蓋板(3)は、その上端部(6)がL字
型の支持金具(7)の先端に係止され、水平状態を維持
する。このため、蓋板(3)から手を放したままで、郵
便物を取り出すことができるようになっている。また、
蓋板(3)を閉じる場合には、蓋板(3)をスライドさ
せて手前に引き出し、その上端部(6)を支持金具
(7)から離せば、蓋板(3)は自重により自然落下
し、取出口を閉鎖する。なお、蓋板(3)のスライド幅
は、その上端部(6)が支持金具(7)の先端に重なり
合い、かつ離脱する範囲として設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
例示した従来の蓋板(3)の係止構造の場合には、図6
に示したように、蓋板(3)をスライドさせて箱体内か
ら手前に引き出すことなく、すなわちその上端部(6)
を支持金具(7)の先端に係止したままの状態で蓋板
(3)を閉じようとすると、芯線(4)によって支持さ
れている部位に過剰な力が加わり、蓋板(3)がプラス
チック等の場合には容易に破損されてしまうという問題
があった。また、蓋板(3)が強固な鋼材等の場合に
は、芯線(5)が離脱したり、箱体そのものが破損して
しまうといった危険性もあった。
【0005】そこでこの発明は、以上のとおりの事情に
鑑みてなされたものであって、蓋板を、それが水平に係
止されたままの状態から下方に押し下げても破損等が生
じることなく、蓋板の開閉操作を簡便かつ確実に行うこ
とのできる改良された郵便受箱を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、郵便受箱の箱体後面の郵便物取
出口には蓋板が配置され、取出口近傍の箱体内には蓋板
上端部を係止する支持金具が配設されているとともに、
蓋板は、その上端より下方に配置された芯線を支点とし
て回動自在とされており、下端部を引き上げて水平以上
に回動させた状態で蓋板を箱体内にスライドさせ、その
上端を支持金具に係止させて蓋板を水平状態に停止させ
ることができる郵便受箱であって、支持金具は、少くと
も蓋板上端部の当接係止部がバネ部とされており、蓋板
の下端部が下方に押し下げられると係止された蓋板上端
部が容易に支持金具から離脱することを特徴とする郵便
受箱を提供する。
【0007】また、この発明の郵便受箱においては、蓋
板は、長穴ヒンジ部を有し、このヒンジ部内には芯線が
挿入配置されており、長穴の長さ範囲で蓋板がスライド
されることを好ましい態様としてもいる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の郵便受箱についてさらに詳しく説
明する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の郵便受箱の一実施例を示
した要部断面図である。この郵便受箱は、その箱体内
に、湾曲状の支持金具(10)を配設している。そし
て、この支持金具(10)は、少くとも蓋板(3)上端
部の当接係止部が弾性のあるバネ部とされている。支持
金具(10)全体がバネ材により形成されていてもよい
し、蓋板(3)の当接係止部だけをバネ部として形成し
てもよい。これらのバネ部は、金属、樹脂、ゴム等の素
材として適宜に形成できる。従来の構造と同様の操作に
より蓋板(3)を水平以上に回動させ、芯線(5)に対
して長穴ヒンジ(4)内で蓋板(3)をスライドさせる
ことによって、図2(A)にも示したようにその上端部
(6)を支持金具(10)の先端に係止するようになっ
ている。
【0010】蓋板(3)を閉じる場合には、従来例と同
様に、蓋板(3)を箱体内から手前に引き出して、その
上端部(6)を支持金具(10)の先端から離せば、蓋
板(3)は芯線(5)を支点として回動し、自然落下す
る。一方、蓋板(3)を手前に引き出さずに、すなわ
ち、その上端部(6)を支持金具(10)に係止したま
まの状態で下方向に押し下げた場合には、図2(B)に
示したように、支持金具(10)はそのバネ部のバネ弾
性によって蓋板(3)により押し上げられる。このた
め、蓋板(3)は、特定箇所に荷重か加わることなく下
方に押し下げられ、その上端部(6)が一定の位置まで
上昇すると支持金具(10)の先端から離され、蓋板
(3)は自重により回動して自然落下する。なお、蓋板
(3)のスライド幅を小さくし、その上端部(6)と支
持金具(10)との重合寸法を短くすることによって、
僅かな回動により蓋板上端(6)を支持金具(10)か
ら離脱することができる。
【0011】もちろんこの発明は以上の例によって限定
されるものではなく、細部については様々な態様が可能
であることは言うまでもない。たとえば、支持金具(1
0)は、湾曲状のものだけではなく、そのバネ部とし
て、従来例のようなL字型のものの途中一か所にバネ材
を介在させたものや、先端にコイル体を備えたもの等の
各種の形状や素材からなるものを用いることができる。
また、以上の例では、長穴ヒンジ(4)を蓋板(3)に
固定し、箱体に固定した芯線(5)を長穴ヒンジ部
(4)に挿入しているが、芯線(5)を蓋板(3)に固
定し、箱体にヒンジまたは類似の構造および機能を有す
る金具等を配設するようにしてもよい。蓋板を回動およ
びスライド自在に取付けられる構成であれば、いかなる
構造をも採用することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳しく説明したとおり、この発明
によって、蓋板を水平に係止されたままの状態から下方
に押し下げても破損等が生じることなく、蓋板の開閉操
作を簡便かつ確実に行うことのできる改良された郵便受
箱が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の郵便受箱の一実施例を示した要部断
面図である。
【図2】(A)(B)は、各々、図1に示した郵便受箱
の蓋板開閉操作を例示した断面図である。
【図3】一般的な郵便受箱の正面図および側断面図であ
る。
【図4】郵便受箱の従来の蓋板構造を例示した断面図で
ある。
【図5】(A)(B)は、各々、図3に示した郵便受箱
の蓋板開閉操作を例示した断面図である。
【図6】図3に示した郵便受箱の蓋板閉鎖操作時の問題
点を例示した断面図である。
【符号の説明】
1 郵便物投入口の蓋板 2 表板 3 郵便物取出口の蓋板 4 長穴ヒンジ部 5 芯線 6 蓋板の上端部 7 支持金具 10 支持金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便受箱の箱体後面の郵便物取出口には
    蓋板が配置され、取出口近傍の箱体内には蓋板上端部を
    係止する支持金具が配設されているとともに、蓋板は、
    その上端より下方に配置された芯線を支点として回動自
    在とされており、下端部を引き上げて水平以上に回動さ
    せた状態で蓋板を箱体内にスライドさせ、その上端部を
    支持金具に係止させて蓋板を水平状態に停止させること
    ができる郵便受箱であって、支持金具は、少くとも蓋板
    上端部の当接係止部がバネ部とされており、蓋板の下端
    部が下方に押し下げられると係止された蓋板上端部が容
    易に支持金具から離脱することを特徴とする郵便受箱。
  2. 【請求項2】 蓋板は、長穴ヒンジ部を有し、このヒン
    ジ部内には芯線が挿入配置されており、長穴の長さ範囲
    で蓋板がスライドされる請求項1の郵便受箱。
JP28451096A 1996-10-28 1996-10-28 郵便受箱 Pending JPH10127468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28451096A JPH10127468A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 郵便受箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP28451096A JPH10127468A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 郵便受箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10127468A true JPH10127468A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17679445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28451096A Pending JPH10127468A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 郵便受箱

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JP (1) JPH10127468A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241868A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Tkm:Kk ヒンジ機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241868A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Tkm:Kk ヒンジ機構

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