JPH10125056A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH10125056A JPH10125056A JP8276466A JP27646696A JPH10125056A JP H10125056 A JPH10125056 A JP H10125056A JP 8276466 A JP8276466 A JP 8276466A JP 27646696 A JP27646696 A JP 27646696A JP H10125056 A JPH10125056 A JP H10125056A
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- semiconductor memory
- memory device
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体記憶装置、特にRAM,ROM等のメモ
リ装置における入力回路に関する。ノイズの発生しやす
い低温かつ高電源電圧時には、遅延手段によりノイズに
よる入力回路の誤動作を防止する。なおかつ、ノイズの
発生しにくい高温あるいは低電源電圧時には、動作速度
を低下させずにノイズ対策も実現する。 【解決手段】入力端子1に接続された入力回路2内にお
いて、その遅延量を選択可能な遅延手段3に対し、低温
時には長い遅延量を、高温時には短い遅延量または遅延
量ゼロを、温度検知回路4によって選択する。あるいは
入力端子1に接続された入力回路2内において、同じく
遅延量を選択可能な遅延手段3に対し、高電源電圧時に
は長い遅延量を、低電源電圧時には短い遅延量または遅
延量ゼロを、電源電圧検知回路4によって選択する。
リ装置における入力回路に関する。ノイズの発生しやす
い低温かつ高電源電圧時には、遅延手段によりノイズに
よる入力回路の誤動作を防止する。なおかつ、ノイズの
発生しにくい高温あるいは低電源電圧時には、動作速度
を低下させずにノイズ対策も実現する。 【解決手段】入力端子1に接続された入力回路2内にお
いて、その遅延量を選択可能な遅延手段3に対し、低温
時には長い遅延量を、高温時には短い遅延量または遅延
量ゼロを、温度検知回路4によって選択する。あるいは
入力端子1に接続された入力回路2内において、同じく
遅延量を選択可能な遅延手段3に対し、高電源電圧時に
は長い遅延量を、低電源電圧時には短い遅延量または遅
延量ゼロを、電源電圧検知回路4によって選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置、特
にRAM(ランダムアクセスメモリ),ROM(リード
オンリーメモリ)等のメモリ装置における入力回路に関
する。
にRAM(ランダムアクセスメモリ),ROM(リード
オンリーメモリ)等のメモリ装置における入力回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の出力端子をもつ半導体記憶装置に
おいては、データ出力時等に生じる電源配線上のノイズ
によって次の様な不具合が生じる。それは、それらノイ
ズによって入力回路初段論理回路の判定レベルが変動す
るために入力信号を誤って取り込んでしまい、結果的に
その変動時間分のパルス幅をもった誤動作成分(以下、
パルス性誤動作成分と記述)が入力信号上にのってしま
うというものである。
おいては、データ出力時等に生じる電源配線上のノイズ
によって次の様な不具合が生じる。それは、それらノイ
ズによって入力回路初段論理回路の判定レベルが変動す
るために入力信号を誤って取り込んでしまい、結果的に
その変動時間分のパルス幅をもった誤動作成分(以下、
パルス性誤動作成分と記述)が入力信号上にのってしま
うというものである。
【0003】従来、上記不具合に対しては以下の対策を
とってきた。
とってきた。
【0004】すなわち、特開昭61−120516,特
公平4−66406のように、入力回路内の遅延手段に
て入力信号を遅延させ、その遅延時間内のパルス性誤動
作成分をキャンセルし、内部回路に伝達しないようにす
る対策である。
公平4−66406のように、入力回路内の遅延手段に
て入力信号を遅延させ、その遅延時間内のパルス性誤動
作成分をキャンセルし、内部回路に伝達しないようにす
る対策である。
【0005】このときの遅延時間が長いほど、より長い
パルス性誤動作成分をキャンセルすることができ、ノイ
ズに対してより安定動作できるというという利点が生じ
る。一方、それにつれて読みだし動作等の回路の動作速
度がより遅れるといった欠点も大きくなる。
パルス性誤動作成分をキャンセルすることができ、ノイ
ズに対してより安定動作できるというという利点が生じ
る。一方、それにつれて読みだし動作等の回路の動作速
度がより遅れるといった欠点も大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例のように、ノイ
ズによる誤動作への対策として入力回路に遅延手段を設
けると、ノイズの発生しやすい低温かつ高電源電圧領域
における動作は保証される。
ズによる誤動作への対策として入力回路に遅延手段を設
けると、ノイズの発生しやすい低温かつ高電源電圧領域
における動作は保証される。
【0007】しかしながら、高温領域あるいは低電源電
圧領域といったノイズの発生し難い領域においても、遅
延手段により動作速度が低下するといった問題があっ
た。
圧領域といったノイズの発生し難い領域においても、遅
延手段により動作速度が低下するといった問題があっ
た。
【0008】これらの領域は、低温,高電源電圧領域と
比較して、もともと動作速度が低下する領域である。特
に、最高温かつ最低電源電圧(動作保証範囲内におけ
る)では装置の動作は最も遅くなる。したがって、高温
領域あるいは低電源電圧領域において、遅延手段により
装置の動作速度がさらに低下することは大きな問題とな
る。
比較して、もともと動作速度が低下する領域である。特
に、最高温かつ最低電源電圧(動作保証範囲内におけ
る)では装置の動作は最も遅くなる。したがって、高温
領域あるいは低電源電圧領域において、遅延手段により
装置の動作速度がさらに低下することは大きな問題とな
る。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決し、高温
あるいは低電源電圧領域において、すなわち装置の動作
が遅い領域において、動作速度をより低下させないよう
なノイズ対策手段をほどこした入力回路を提供するもの
である。
あるいは低電源電圧領域において、すなわち装置の動作
が遅い領域において、動作速度をより低下させないよう
なノイズ対策手段をほどこした入力回路を提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体記
憶装置は、入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延
手段を備えた入力回路とを有する半導体記憶装置におい
て、電源電圧検知回路を備え、前記電源電圧検知回路の
出力によって前記信号遅延手段の遅延量を切り替えるこ
とを特徴とする。
憶装置は、入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延
手段を備えた入力回路とを有する半導体記憶装置におい
て、電源電圧検知回路を備え、前記電源電圧検知回路の
出力によって前記信号遅延手段の遅延量を切り替えるこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の半導体記憶装置は、
入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延手段を備え
た入力回路とを有する半導体記憶装置において、温度検
知回路を備え、前記温度検知回路の出力によって前記信
号遅延手段の遅延量を切り替えることを特徴とする。
入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延手段を備え
た入力回路とを有する半導体記憶装置において、温度検
知回路を備え、前記温度検知回路の出力によって前記信
号遅延手段の遅延量を切り替えることを特徴とする。
【0012】また、本発明の第3の半導体記憶装置は、
入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延手段を備え
た入力回路とを有する半導体記憶装置において、電源電
圧検知回路と温度検知回路とを備え、前記電源電圧検知
回路の出力及び前記温度検知回路の出力によって前記信
号遅延手段の遅延量を切り替えることを特徴とする。
入力端子と前記入力端子に接続され信号遅延手段を備え
た入力回路とを有する半導体記憶装置において、電源電
圧検知回路と温度検知回路とを備え、前記電源電圧検知
回路の出力及び前記温度検知回路の出力によって前記信
号遅延手段の遅延量を切り替えることを特徴とする。
【0013】また、本発明の第4の半導体記憶装置は、
第1のの半導体記憶装置において、パルス信号発生回路
を具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパル
ス信号にて動作する該電源電圧検知回路を有することを
特徴とする。
第1のの半導体記憶装置において、パルス信号発生回路
を具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパル
ス信号にて動作する該電源電圧検知回路を有することを
特徴とする。
【0014】また、本発明の第5の半導体記憶装置は、
第2の半導体記憶装置において、パルス信号発生回路を
具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパルス
信号にて動作する温度検知回路を有することを特徴とす
る。
第2の半導体記憶装置において、パルス信号発生回路を
具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパルス
信号にて動作する温度検知回路を有することを特徴とす
る。
【0015】また、本発明の第6の半導体記憶装置は、
第3の半導体記憶装置において、パルス信号発生回路を
具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパルス
信号にて動作する電源電圧検知回路と前記パルス信号発
生回路にて生成されたパルス信号にて動作する温度検知
回路とを有することを特徴とする。
第3の半導体記憶装置において、パルス信号発生回路を
具備し、前記パルス信号発生回路にて生成されたパルス
信号にて動作する電源電圧検知回路と前記パルス信号発
生回路にて生成されたパルス信号にて動作する温度検知
回路とを有することを特徴とする。
【0016】また、本発明の第7の半導体記憶装置は、
第4の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
第4の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
【0017】また、本発明の第8の半導体記憶装置は、
第5の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
第5の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
【0018】また、本発明の第9の半導体記憶装置は、
第6の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
第6の半導体記憶装置において、外部信号をもとに該パ
ルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備えること
を特徴とする。
【0019】また、本発明の第10の半導体記憶装置
は、第4の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第4の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0020】また、本発明の第11の半導体記憶装置
は、第5の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第5の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明の第12の半導体記憶装置
は、第6の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第6の半導体記憶装置において、外部アドレス信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0022】また、本発明の第13の半導体記憶装置
は、第4の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
は、第4の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
【0023】また、本発明の第14の半導体記憶装置
は、第5の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
は、第5の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
【0024】また、本発明の第15の半導体記憶装置
は、第6の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
は、第6の半導体記憶装置において、チップ選択信号を
もとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を
備えることを特徴とする。
【0025】また、本発明の第16の半導体記憶装置
は、第4の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第4の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0026】また、本発明の第17の半導体記憶装置
は、第5の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第5の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0027】また、本発明の第18の半導体記憶装置
は、第6の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
は、第6の半導体記憶装置において、読み出し制御信号
をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路
を備えることを特徴とする。
【0028】また、本発明の第19の半導体記憶装置
は、第4の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第4の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0029】また、本発明の第20の半導体記憶装置
は、第5の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第5の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0030】また、本発明の第21の半導体記憶装置
は、第6の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第6の半導体記憶装置において、出力制御信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0031】また、本発明の第22の半導体記憶装置
は、第4の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第4の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0032】また、本発明の第23の半導体記憶装置
は、第5の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第5の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0033】また、本発明の第24の半導体記憶装置
は、第6の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
は、第6の半導体記憶装置において、クロック信号をも
とに該パルス信号を生成する該パルス信号発生回路を備
えることを特徴とする。
【0034】
【作用】本発明は、高電源電圧動作時に発生するノイズ
により入力回路初段に生じたパルス性の誤動作信号を、
遅延手段によって内部に伝達させない。また、低電源電
圧動作時には、電源電圧検知回路にて遅延手段の遅延量
を小さく、あるいはゼロに切り替える。そのため、装置
の動作速度の低下を従来のノイズ対策によるものに比べ
て抑える。
により入力回路初段に生じたパルス性の誤動作信号を、
遅延手段によって内部に伝達させない。また、低電源電
圧動作時には、電源電圧検知回路にて遅延手段の遅延量
を小さく、あるいはゼロに切り替える。そのため、装置
の動作速度の低下を従来のノイズ対策によるものに比べ
て抑える。
【0035】さらに本発明は、低温動作時に発生するノ
イズにより入力回路初段に生じたパルス性の誤動作信号
を、遅延手段によって内部に伝達させない。また、高温
動作時には温度検知回路にて遅延手段の遅延量を小さ
く、あるいはゼロに切り替える。そのため、装置の動作
速度の低下を従来のノイズ対策によるものに比べて抑え
る。
イズにより入力回路初段に生じたパルス性の誤動作信号
を、遅延手段によって内部に伝達させない。また、高温
動作時には温度検知回路にて遅延手段の遅延量を小さ
く、あるいはゼロに切り替える。そのため、装置の動作
速度の低下を従来のノイズ対策によるものに比べて抑え
る。
【0036】
【発明の実施の形態】半導体記憶装置に入力される信号
と、半導体記憶装置の読み出し動作を図9を用いて簡単
に説明する。
と、半導体記憶装置の読み出し動作を図9を用いて簡単
に説明する。
【0037】図9は半導体記憶装置内部の簡単な構成
と、半導体記憶装置に入力される信号を記したブロック
図である。
と、半導体記憶装置に入力される信号を記したブロック
図である。
【0038】図9において、半導体記憶装置に外部から
入力する信号として、外部アドレス信号,データ入出力
信号,チップ選択信号,読み出し制御信号,出力制御信
号,クロック信号がある。
入力する信号として、外部アドレス信号,データ入出力
信号,チップ選択信号,読み出し制御信号,出力制御信
号,クロック信号がある。
【0039】このうち外部アドレス信号は、半導体記憶
装置内部のメモリセルのアドレスを指定する信号であ
り、複数入力されている。
装置内部のメモリセルのアドレスを指定する信号であ
り、複数入力されている。
【0040】データ入出力信号は半導体記憶装置内部へ
データを入力する、あるいは半導体記憶装置からデータ
を出力する信号であり、外部アドレス信号と同様に複数
ある。
データを入力する、あるいは半導体記憶装置からデータ
を出力する信号であり、外部アドレス信号と同様に複数
ある。
【0041】チップ選択信号は半導体記憶装置の動作状
態,スタンバイ状態を切り替える信号である。
態,スタンバイ状態を切り替える信号である。
【0042】読み出し制御信号は読み出しモード/書き
込みモードの切り替えのために、出力制御信号は出力/
非出力の切り替えのために使用する。
込みモードの切り替えのために、出力制御信号は出力/
非出力の切り替えのために使用する。
【0043】そして、クロック信号は動作状態における
内部動作のタイミングを制御している。しかし、内部動
作のタイミングは他の信号にて制御することも可能であ
るため、クロック信号は必須ではない。
内部動作のタイミングを制御している。しかし、内部動
作のタイミングは他の信号にて制御することも可能であ
るため、クロック信号は必須ではない。
【0044】半導体記憶装置に入力されたチップ選択信
号によって、スタンバイ状態が解除されて動作状態に移
行すると、半導体記憶装置は外部アドレス信号より行ア
ドレスと列アドレスを取り込む。ただし、クロック信号
を必要とする半導体記憶装置では、アドレスはクロック
信号に同期して取り込まれる。
号によって、スタンバイ状態が解除されて動作状態に移
行すると、半導体記憶装置は外部アドレス信号より行ア
ドレスと列アドレスを取り込む。ただし、クロック信号
を必要とする半導体記憶装置では、アドレスはクロック
信号に同期して取り込まれる。
【0045】取り込まれた行アドレスにしたがって行デ
コーダーが動作し、行デコーダーによりメモリセルが行
選択される。このとき読み出し制御信号によって読み出
しモードが設定されていると、選択されたメモリセルの
データが列ゲートに送られる。
コーダーが動作し、行デコーダーによりメモリセルが行
選択される。このとき読み出し制御信号によって読み出
しモードが設定されていると、選択されたメモリセルの
データが列ゲートに送られる。
【0046】一方、取り込まれた列アドレスにしたがっ
て列デコーダーが動作し、列デコーダーによって列選択
された列ゲートのデータが出力バッファに伝達される。
て列デコーダーが動作し、列デコーダーによって列選択
された列ゲートのデータが出力バッファに伝達される。
【0047】出力バッファは出力制御信号の状態に基づ
いてデータ入出力信号にデータを出力する。
いてデータ入出力信号にデータを出力する。
【0048】これら一連の読み出し動作のタイミング
は、クロック信号を入力する半導体記憶装置ではクロッ
ク信号によって決定される。
は、クロック信号を入力する半導体記憶装置ではクロッ
ク信号によって決定される。
【0049】一方、クロック信号を必要としない半導体
記憶装置においては外部アドレス信号,チップ選択信
号,読み出し制御信号,出力制御信号によって制御され
る。
記憶装置においては外部アドレス信号,チップ選択信
号,読み出し制御信号,出力制御信号によって制御され
る。
【0050】以上をふまえた上で、以下、本発明につい
て述べることとする。
て述べることとする。
【0051】本発明の一実施例のブロック図を図1に示
し、まずその基本動作を説明する。
し、まずその基本動作を説明する。
【0052】図1において、1は入力端子、7は内部回
路である。また、2は入力端子1と内部回路7の間にあ
る入力回路であり、入力端子1の信号を内部回路7に伝
達する。
路である。また、2は入力端子1と内部回路7の間にあ
る入力回路であり、入力端子1の信号を内部回路7に伝
達する。
【0053】4は温度検知回路または電源電圧検知回路
であり、3は入力回路2内の遅延手段である。
であり、3は入力回路2内の遅延手段である。
【0054】遅延手段3の遅延量は、高温あるいは低電
源電圧の場合は短く、もしくはゼロに切り替えられ、低
温あるいは高電源電圧の場合は長く切り替えられる。た
だし、この制御は温度検知回路または電源電圧検知回路
4の出力Pにて行われれる。
源電圧の場合は短く、もしくはゼロに切り替えられ、低
温あるいは高電源電圧の場合は長く切り替えられる。た
だし、この制御は温度検知回路または電源電圧検知回路
4の出力Pにて行われれる。
【0055】本実施例においては、遅延手段3は図1の
ように、その入力と出力がそれぞれ入力初段論理回路5
と論理回路6を介して入力端子1と内部回路7に接続さ
れている位置にある場合を示す。ただし、遅延手段3の
入力回路内における位置が信号の伝達する経路上であれ
ば、どこにあろうともその効果は変わらない。
ように、その入力と出力がそれぞれ入力初段論理回路5
と論理回路6を介して入力端子1と内部回路7に接続さ
れている位置にある場合を示す。ただし、遅延手段3の
入力回路内における位置が信号の伝達する経路上であれ
ば、どこにあろうともその効果は変わらない。
【0056】まず、温度検知回路4を備えた本実施例の
半導体記憶装置を、低温領域で動作させた場合を説明す
る。
半導体記憶装置を、低温領域で動作させた場合を説明す
る。
【0057】この領域において電源電圧が高電源電圧に
なると、その場合には本装置、あるいは周辺装置の出力
トランジスタに流れる電流が増大する。そのとき、複数
の出力トランジスタの出力データの位相が重なった場合
等には電源ノイズが生じ易くなる。
なると、その場合には本装置、あるいは周辺装置の出力
トランジスタに流れる電流が増大する。そのとき、複数
の出力トランジスタの出力データの位相が重なった場合
等には電源ノイズが生じ易くなる。
【0058】その電源ノイズが入力初段論理回路5に伝
播したとき、入力初段論理回路5の判定レベルが変動
し、入力端子1の電位によっては入力初段論理回路5の
出力に短パルス性の誤動作信号が発生するのである。
播したとき、入力初段論理回路5の判定レベルが変動
し、入力端子1の電位によっては入力初段論理回路5の
出力に短パルス性の誤動作信号が発生するのである。
【0059】低温領域において遅延手段3は、温度検知
回路4の出力Pにより、長い遅延量に切り替えられてい
る。よって同遅延手段3は後述するようにノイズフィル
ターとして働き、設定された遅延時間内の短パルス性誤
動作信号を除去して出力する機能を有する。
回路4の出力Pにより、長い遅延量に切り替えられてい
る。よって同遅延手段3は後述するようにノイズフィル
ターとして働き、設定された遅延時間内の短パルス性誤
動作信号を除去して出力する機能を有する。
【0060】したがって低温領域で、かつ高電源電圧領
域における短パルス性誤動作信号は除去される。
域における短パルス性誤動作信号は除去される。
【0061】また、低温領域において入力端子1に入力
された入力信号は、入力回路2内において入力初段論理
回路5から遅延手段3,論理回路6を通って内部回路7
に伝達されるが、その際遅延手段3において設定された
遅延量の分だけ遅延して伝達される。遅延手段3の遅延
量は長いといっても短パルス性誤動作信号を除去可能な
長さに設定されている程度である。一方この領域の装置
の動作速度は高速であるため、低電源電圧の場合でも遅
延手段3の遅延量が装置の最低動作速度に影響すること
はない。
された入力信号は、入力回路2内において入力初段論理
回路5から遅延手段3,論理回路6を通って内部回路7
に伝達されるが、その際遅延手段3において設定された
遅延量の分だけ遅延して伝達される。遅延手段3の遅延
量は長いといっても短パルス性誤動作信号を除去可能な
長さに設定されている程度である。一方この領域の装置
の動作速度は高速であるため、低電源電圧の場合でも遅
延手段3の遅延量が装置の最低動作速度に影響すること
はない。
【0062】次に、電源電圧検知回路4を備えた本実施
例の半導体記憶装置において、高電源電圧領域で装置を
動作させた場合を説明する。
例の半導体記憶装置において、高電源電圧領域で装置を
動作させた場合を説明する。
【0063】この領域においても、遅延手段3は電源電
圧検知回路4の出力Pにより、長い遅延量に切り替えら
れている。よって、同様に遅延回路3は短パルス性誤動
作信号を除去して出力する機能を有する。したがって、
動作温度が低温になった場合に発生する短パルス性誤動
作信号は先の場合と同様に除去される。
圧検知回路4の出力Pにより、長い遅延量に切り替えら
れている。よって、同様に遅延回路3は短パルス性誤動
作信号を除去して出力する機能を有する。したがって、
動作温度が低温になった場合に発生する短パルス性誤動
作信号は先の場合と同様に除去される。
【0064】また、この領域において入力端子1に入力
された入力信号も同様に、遅延手段3において設定され
た遅延量の分だけ遅延して伝達される。この領域の装置
の動作速度も高速であるため、高温領域であっても遅延
手段3の遅延量が装置の最低動作速度に影響することは
ない。
された入力信号も同様に、遅延手段3において設定され
た遅延量の分だけ遅延して伝達される。この領域の装置
の動作速度も高速であるため、高温領域であっても遅延
手段3の遅延量が装置の最低動作速度に影響することは
ない。
【0065】さらに、温度検知回路または電源電圧検知
回路4を備えた本実施例の半導体記憶装置において、高
温または低電源電圧領域で装置を動作させた場合を説明
する。
回路4を備えた本実施例の半導体記憶装置において、高
温または低電源電圧領域で装置を動作させた場合を説明
する。
【0066】この領域では逆に、本装置あるいは周辺装
置の出力トランジスタに流れる電流が減少するために電
源ノイズは生じない。したがって入力初段論理回路5の
出力に短パルス性の誤動作信号は発生せず、ノイズ対策
は不要である。
置の出力トランジスタに流れる電流が減少するために電
源ノイズは生じない。したがって入力初段論理回路5の
出力に短パルス性の誤動作信号は発生せず、ノイズ対策
は不要である。
【0067】そのためこの領域では、遅延手段3の遅延
量は、温度検知回路または電源電圧検知回路4の出力P
により、短く、もしくはゼロに切り替えられている。
量は、温度検知回路または電源電圧検知回路4の出力P
により、短く、もしくはゼロに切り替えられている。
【0068】よって入力端子1に入力された外部信号は
入力回路2内において、ほとんど、もしくはまったく遅
延されずに内部回路7に伝達される。
入力回路2内において、ほとんど、もしくはまったく遅
延されずに内部回路7に伝達される。
【0069】したがって、高温かつ低電源電圧領域にお
いて装置の動作速度が最低になった場合にも、ノイズ対
策としての遅延手段は装置の動作速度に影響を及ぼさな
い。
いて装置の動作速度が最低になった場合にも、ノイズ対
策としての遅延手段は装置の動作速度に影響を及ぼさな
い。
【0070】次に、本発明を構成する個々の回路の詳細
な動作を、図2〜図5を使って説明する。
な動作を、図2〜図5を使って説明する。
【0071】まず図2は、図1のブロック図における遅
延手段3の一実施例を示す回路図である。
延手段3の一実施例を示す回路図である。
【0072】図2において11〜14は遅延手段3内で
信号を遅延するはたらきをもって構成されるインバータ
であり、それぞれ直列に接続されている。つまり、イン
バータ11に入力された信号Aは、遅延されてインバー
タ14から出力されることとなる。
信号を遅延するはたらきをもって構成されるインバータ
であり、それぞれ直列に接続されている。つまり、イン
バータ11に入力された信号Aは、遅延されてインバー
タ14から出力されることとなる。
【0073】16,17は伝送ゲートであり、ともに信
号P、および信号Pのインバータ15による反転出力に
よって制御され、互いに逆位相で動作する。
号P、および信号Pのインバータ15による反転出力に
よって制御され、互いに逆位相で動作する。
【0074】すなわち信号PがLレベルのときは伝送ゲ
ート16がオンし、伝送ゲート17がオフする。一方信
号PがHレベルのときは伝送ゲート16はオフし、伝送
ゲート17がオンする。
ート16がオンし、伝送ゲート17がオフする。一方信
号PがHレベルのときは伝送ゲート16はオフし、伝送
ゲート17がオンする。
【0075】したがって、信号線Bに伝達される信号
は、信号PがLレベルのときは信号Aとなり、信号Pが
Hレベルのときは前記インバータ14の出力、言い換え
ると信号Aを遅延した信号となる。
は、信号PがLレベルのときは信号Aとなり、信号Pが
Hレベルのときは前記インバータ14の出力、言い換え
ると信号Aを遅延した信号となる。
【0076】また、NAND回路18は信号A,Bの信
号の論理積を反転し、信号Cとして出力する。
号の論理積を反転し、信号Cとして出力する。
【0077】なお、信号Pは温度検知回路または電源電
圧検知回路4の出力信号であり、低温あるいは高電源電
圧時にHレベルとなり、高温あるいは低電源電圧時にL
レベルになるものとする。
圧検知回路4の出力信号であり、低温あるいは高電源電
圧時にHレベルとなり、高温あるいは低電源電圧時にL
レベルになるものとする。
【0078】次に、図2の動作を、図2の回路動作を示
す図4のタイミング図を用いて説明する。ただしタイミ
ングのみに着目するため、図4においては信号の振幅の
大小は無視して記述してある。
す図4のタイミング図を用いて説明する。ただしタイミ
ングのみに着目するため、図4においては信号の振幅の
大小は無視して記述してある。
【0079】図4において図2の信号A〜Cのタイミン
グは同記号で表わされている。また、入力端子1に入力
された入力信号は記号1のタイミングで、信号Pのタイ
ミングはPで示す。
グは同記号で表わされている。また、入力端子1に入力
された入力信号は記号1のタイミングで、信号Pのタイ
ミングはPで示す。
【0080】同図において、低温あるいは高電源電圧領
域では信号PがHレベルである。その領域で入力信号1
に時間t3でHからLレベルに変わる信号が入力され、
またノイズにより入力初段論理回路5が期間t1〜t2
のあいだ誤動作したとする。
域では信号PがHレベルである。その領域で入力信号1
に時間t3でHからLレベルに変わる信号が入力され、
またノイズにより入力初段論理回路5が期間t1〜t2
のあいだ誤動作したとする。
【0081】このとき遅延手段3の入力信号Aには、期
間t1〜t2のHパルス誤動作信号と信号1が反転伝達
されたt3以降のHレベル信号が生じている。
間t1〜t2のHパルス誤動作信号と信号1が反転伝達
されたt3以降のHレベル信号が生じている。
【0082】この領域では信号PがHレベルのため、信
号Bは信号Aが遅延した信号となり、期間t1’〜t
2’のHパルス誤動作信号とt4以降のHレベル信号と
なる。
号Bは信号Aが遅延した信号となり、期間t1’〜t
2’のHパルス誤動作信号とt4以降のHレベル信号と
なる。
【0083】したがって信号A,Bの論理積反転信号C
では、誤動作成分はキャンセルされ、また入力信号1は
t3からt4に遅延されて出力する。
では、誤動作成分はキャンセルされ、また入力信号1は
t3からt4に遅延されて出力する。
【0084】なお、18がNAND回路である以上、遅
延手段3によって遅延される信号とキャンセルされる短
パルス誤信号はHレベルのもののみである。18をNO
RあるいはOR回路とすると逆に、Lレベルの信号に対
して同等の動作をおこなう。
延手段3によって遅延される信号とキャンセルされる短
パルス誤信号はHレベルのもののみである。18をNO
RあるいはOR回路とすると逆に、Lレベルの信号に対
して同等の動作をおこなう。
【0085】以上が、遅延手段3が低温あるいは高電源
電圧領域においてパルス性ノイズのフィルターとしては
たらくしくみの説明である。
電圧領域においてパルス性ノイズのフィルターとしては
たらくしくみの説明である。
【0086】一方、高温あるいは低電源電圧領域では信
号PがLレベルである。その領域で入力信号1に時間t
5でHからLレベルに変わる信号が入力された場合を考
える。
号PがLレベルである。その領域で入力信号1に時間t
5でHからLレベルに変わる信号が入力された場合を考
える。
【0087】この領域ではノイズが発生しないため、誤
動作信号は考慮しない。
動作信号は考慮しない。
【0088】このとき、信号PがLレベルのため、信号
Bは信号Aと等しい。したがってその論理積反転信号C
は信号Aの反転信号であり、信号1にt5で入力された
信号は遅延されずにt5で出力される。
Bは信号Aと等しい。したがってその論理積反転信号C
は信号Aの反転信号であり、信号1にt5で入力された
信号は遅延されずにt5で出力される。
【0089】以上が、遅延手段3が高温あるいは低電源
電圧領域において遅延量をゼロにするしくみの説明であ
る。
電圧領域において遅延量をゼロにするしくみの説明であ
る。
【0090】このように、本願にかかわる遅延手段3の
はたらきを、一実施例を示す図2を用いて説明してき
た。しかし遅延手段3における信号の遅延方法は、いか
なるものであっても本願の効果に変わりはない。
はたらきを、一実施例を示す図2を用いて説明してき
た。しかし遅延手段3における信号の遅延方法は、いか
なるものであっても本願の効果に変わりはない。
【0091】例えば、信号伝達経路上に容量を接続した
り、信号を伝達させる論理回路の駆動能力を低下させた
りして、信号波形を鈍らせることにより信号を遅延させ
てもよい。また、クロック信号など遅延手段3の外部の
信号を元に信号を遅延させてもよい。さらに、入力波形
を鈍らせる遅延手段3を使用する場合は、信号を遅延さ
せる過程で短パルス性誤動作成分がキャンセルされてし
まうので、本実施例におけるNANDゲートやNORゲ
ートを使用せず、後述するような切り換えのしくみがひ
とつあるだけで遅延量を切り換えることが可能である。
この場合、遅延回路3はノイズレベルのH,Lにかかわ
らずノイズフィルターとして動作する。
り、信号を伝達させる論理回路の駆動能力を低下させた
りして、信号波形を鈍らせることにより信号を遅延させ
てもよい。また、クロック信号など遅延手段3の外部の
信号を元に信号を遅延させてもよい。さらに、入力波形
を鈍らせる遅延手段3を使用する場合は、信号を遅延さ
せる過程で短パルス性誤動作成分がキャンセルされてし
まうので、本実施例におけるNANDゲートやNORゲ
ートを使用せず、後述するような切り換えのしくみがひ
とつあるだけで遅延量を切り換えることが可能である。
この場合、遅延回路3はノイズレベルのH,Lにかかわ
らずノイズフィルターとして動作する。
【0092】本実施例では、高温あるいは低電源電圧に
おいて遅延手段3の遅延量をゼロに切り替えることを示
したが、その遅延量を、切り替えない場合に対しより短
くするだけで本願の効果を達成することができる。
おいて遅延手段3の遅延量をゼロに切り替えることを示
したが、その遅延量を、切り替えない場合に対しより短
くするだけで本願の効果を達成することができる。
【0093】さらに、本実施例では遅延手段3内での切
り替えの仕組みとして、伝送ゲートとNAND回路の組
み合わせを用いたが、伝送ゲートのみや複数入力の論理
ゲート、クロックドゲートインバータ、トランジスタ単
体、といった個々の素子のみやその組み合わせを用いる
ことも可能であり、その場合も本願の効果に変わりはな
い。
り替えの仕組みとして、伝送ゲートとNAND回路の組
み合わせを用いたが、伝送ゲートのみや複数入力の論理
ゲート、クロックドゲートインバータ、トランジスタ単
体、といった個々の素子のみやその組み合わせを用いる
ことも可能であり、その場合も本願の効果に変わりはな
い。
【0094】次に、電源電圧検知回路あるいは温度検知
回路4について説明する。
回路4について説明する。
【0095】図3は図1のブロック図における電源電圧
検出回路あるいは温度検出回路4の一実施例を示す回路
図である。
検出回路あるいは温度検出回路4の一実施例を示す回路
図である。
【0096】図3において31〜33は抵抗負荷であ
る。抵抗負荷31,32は図3のように電源、接地電源
間に配置されている。したがって、抵抗負荷31,32
の接続点Iの電位は、抵抗負荷31,32によって電源
電圧を抵抗分割した電位となる。
る。抵抗負荷31,32は図3のように電源、接地電源
間に配置されている。したがって、抵抗負荷31,32
の接続点Iの電位は、抵抗負荷31,32によって電源
電圧を抵抗分割した電位となる。
【0097】信号IはNチャネルMOSトランジスタ3
5のゲートに入力され、トランジスタ35と抵抗負荷3
3で構成されるインバータの入力信号となる。そのイン
バータの出力は、直列接続されたインバータ37〜39
を通って電源電圧検出回路あるいは温度検知回路4の出
力信号Pとして出力される。
5のゲートに入力され、トランジスタ35と抵抗負荷3
3で構成されるインバータの入力信号となる。そのイン
バータの出力は、直列接続されたインバータ37〜39
を通って電源電圧検出回路あるいは温度検知回路4の出
力信号Pとして出力される。
【0098】図3の回路の詳細な動作を図5(a)、図
5(b)のグラフを用いて説明する。
5(b)のグラフを用いて説明する。
【0099】図5(a)は図3の電源電圧検知回路4に
おいて電源電圧を変化させたときの信号Iおよび出力信
号Pの電位の変化を表わすグラフである。また、図5
(a)において点線で表わされたVth35はトランジ
スタ35のしきい値電圧を表わす。
おいて電源電圧を変化させたときの信号Iおよび出力信
号Pの電位の変化を表わすグラフである。また、図5
(a)において点線で表わされたVth35はトランジ
スタ35のしきい値電圧を表わす。
【0100】図5(a)において、電源電圧の上昇とと
もに信号Iの電位は上昇する。電源電圧がVcとなった
とき、入力信号IがVth35を越え、トランジスタ3
5,抵抗負荷33で構成されるインバータの出力は反転
する。
もに信号Iの電位は上昇する。電源電圧がVcとなった
とき、入力信号IがVth35を越え、トランジスタ3
5,抵抗負荷33で構成されるインバータの出力は反転
する。
【0101】したがって、電源電圧検知回路4の出力信
号Pは電源電圧がVc以上になるとHレベルとなり、そ
のVc未満ではLレベルとなる。
号Pは電源電圧がVc以上になるとHレベルとなり、そ
のVc未満ではLレベルとなる。
【0102】一方図5(b)は図3の温度検知回路4に
おいて温度を変化させたときの信号Iおよび出力信号P
の電位の変化を表わすグラフである。
おいて温度を変化させたときの信号Iおよび出力信号P
の電位の変化を表わすグラフである。
【0103】図3において、抵抗負荷32にPoly−
Si抵抗のような抵抗値の温度依存性がほとんどない素
子を使用し、かつ抵抗負荷31にn拡散抵抗のような抵
抗値が正の温度依存性をもつ素子を使用すると、温度の
上昇とともに信号Iの電位は低下する。
Si抵抗のような抵抗値の温度依存性がほとんどない素
子を使用し、かつ抵抗負荷31にn拡散抵抗のような抵
抗値が正の温度依存性をもつ素子を使用すると、温度の
上昇とともに信号Iの電位は低下する。
【0104】それにしたがってトランジスタ35の電流
駆動能力が低下し、Tcにおいてトランジスタ35,抵
抗負荷33で構成されるインバータの出力が反転する。
駆動能力が低下し、Tcにおいてトランジスタ35,抵
抗負荷33で構成されるインバータの出力が反転する。
【0105】よって温度検知回路4の出力信号Pは、あ
るTc以下ではHレベルであり、Tcを越えるとLレベ
ルとなる。
るTc以下ではHレベルであり、Tcを越えるとLレベ
ルとなる。
【0106】以上の電源電圧検知回路あるいは温度検知
回路4において検知する電圧Vc,検知する温度Tc
は、抵抗負荷31,32の抵抗比や温度依存性、トラン
ジスタ35の電流駆動能力,しきい値電圧Vth35を
変えることにより設定することができる。
回路4において検知する電圧Vc,検知する温度Tc
は、抵抗負荷31,32の抵抗比や温度依存性、トラン
ジスタ35の電流駆動能力,しきい値電圧Vth35を
変えることにより設定することができる。
【0107】また、信号Iを受けるインバータ回路はN
チャネルMOSトランジスタと抵抗負荷33にて構成し
たが、これはPチャネルMOSトランジスタと抵抗負荷
にて構成することもできる。
チャネルMOSトランジスタと抵抗負荷33にて構成し
たが、これはPチャネルMOSトランジスタと抵抗負荷
にて構成することもできる。
【0108】さらに、信号Pを生成するインバータの段
数や抵抗負荷31,32の温度依存性を変化させること
で、低電源電圧あるいは高温の領域にてHレベルの信号
を出力するようにすることも容易に可能である。
数や抵抗負荷31,32の温度依存性を変化させること
で、低電源電圧あるいは高温の領域にてHレベルの信号
を出力するようにすることも容易に可能である。
【0109】他にも、抵抗負荷31〜33を単数、ある
いは複数のトランジスタで構成しても同様の効果を得る
ことができる。
いは複数のトランジスタで構成しても同様の効果を得る
ことができる。
【0110】また、電源電圧と温度の両方を複数、ある
いは単数の検知回路4によって検知し、低温かつ高電源
電圧領域において遅延手段3の遅延量を切り替えること
も可能である。
いは単数の検知回路4によって検知し、低温かつ高電源
電圧領域において遅延手段3の遅延量を切り替えること
も可能である。
【0111】本発明の第2の実施例を表すブロック図を
図6に示し、その動作を説明する。
図6に示し、その動作を説明する。
【0112】図6において、図1と同記号が示すものは
図1の実施例と同一のものであり、9はパルス信号発生
回路である。
図1の実施例と同一のものであり、9はパルス信号発生
回路である。
【0113】一方、8は温度検知回路または電源電圧検
知回路であり、その機能は図1の温度検知回路または電
源電圧検知回路4と同等だが、パルス信号発生回路9の
出力信号D1にて動作のオン、オフを制御される点が異
なっている。
知回路であり、その機能は図1の温度検知回路または電
源電圧検知回路4と同等だが、パルス信号発生回路9の
出力信号D1にて動作のオン、オフを制御される点が異
なっている。
【0114】温度検知回路または電源電圧検知回路8
の、温度検知回路または電源電圧検知回路4に対する構
成上の相違点を図7にて説明する。すなわち、それは抵
抗負荷32と接地電源との間にトランジスタ40が、N
チャネルMOSトランジスタ35と接地電源との間にト
ランジスタ41が、ともに制御信号D1をゲート入力と
するNチャネルMOSトランジスタとして挿入されてい
る点である。
の、温度検知回路または電源電圧検知回路4に対する構
成上の相違点を図7にて説明する。すなわち、それは抵
抗負荷32と接地電源との間にトランジスタ40が、N
チャネルMOSトランジスタ35と接地電源との間にト
ランジスタ41が、ともに制御信号D1をゲート入力と
するNチャネルMOSトランジスタとして挿入されてい
る点である。
【0115】この2つのトランジスタ40,41がスイ
ッチとなり、温度検知回路または電源電圧検知回路8の
オン、オフを制御している。
ッチとなり、温度検知回路または電源電圧検知回路8の
オン、オフを制御している。
【0116】D1がHレベルの時はトランジスタ40,
41がオンとなり、温度検知回路または電源電圧検知回
路8の出力Pは、温度検知回路または電源電圧検知回路
4の場合と同様に、温度Tcまたは電源電圧Vcを境に
反転する。
41がオンとなり、温度検知回路または電源電圧検知回
路8の出力Pは、温度検知回路または電源電圧検知回路
4の場合と同様に、温度Tcまたは電源電圧Vcを境に
反転する。
【0117】一方D1がLレベルの時、抵抗負荷33と
NチャネルMOSトランジスタ35で構成されるインバ
ータの出力は、信号Iの電圧にかかわらずHレベルとな
る。すなわち、温度検知回路または電源電圧検知回路8
の出力Pは、温度あるいは電源電圧にかかわらずLレベ
ルとなる。
NチャネルMOSトランジスタ35で構成されるインバ
ータの出力は、信号Iの電圧にかかわらずHレベルとな
る。すなわち、温度検知回路または電源電圧検知回路8
の出力Pは、温度あるいは電源電圧にかかわらずLレベ
ルとなる。
【0118】このとき、抵抗負荷31,32を通る経路
と、抵抗負荷35とトランジスタ35を通る経路といっ
た、電源から接地電源へと流れ込む貫通電流の2つの経
路が遮断される。
と、抵抗負荷35とトランジスタ35を通る経路といっ
た、電源から接地電源へと流れ込む貫通電流の2つの経
路が遮断される。
【0119】また、本実施例におけるパルス信号発生回
路9は、図6にて示すように外部信号である出力制御信
号/OEを元にし、温度検知回路または電源電圧検知回
路8の制御信号D1を発生させている。
路9は、図6にて示すように外部信号である出力制御信
号/OEを元にし、温度検知回路または電源電圧検知回
路8の制御信号D1を発生させている。
【0120】パルス信号発生回路9は、NORゲート5
6と、インバータ57〜59よりなる遅延回路とで構成
される。その出力D1は図8のタイミング図のように、
出力制御信号/OEと、出力制御信号/OEを遅延回路
で遅延させた信号EとのNOR論理をとって生成され
る。
6と、インバータ57〜59よりなる遅延回路とで構成
される。その出力D1は図8のタイミング図のように、
出力制御信号/OEと、出力制御信号/OEを遅延回路
で遅延させた信号EとのNOR論理をとって生成され
る。
【0121】本実施例においては、D1をデータ出力時
などノイズの発生し易いタイミングにてHレベルとなる
ように設定する。すると温度検知回路または電源電圧検
知回路8をノイズの発生し易いタイミングに限定して動
作させることとなり、したがって温度検知回路または電
源電圧検知回路8の動作により貫通電流が流れる期間を
減じ、装置における消費電流の増加を抑えることができ
る。
などノイズの発生し易いタイミングにてHレベルとなる
ように設定する。すると温度検知回路または電源電圧検
知回路8をノイズの発生し易いタイミングに限定して動
作させることとなり、したがって温度検知回路または電
源電圧検知回路8の動作により貫通電流が流れる期間を
減じ、装置における消費電流の増加を抑えることができ
る。
【0122】例えば図8のように、出力制御信号/OE
の立ち下がりに同期してD1にHパルスを発生させる
と、同じく出力制御信号/OEの立ち下がりに同期して
行われるデータ読み出し動作時にのみ、温度検知回路ま
たは電源電圧検知回路8を動作させることができる。
の立ち下がりに同期してD1にHパルスを発生させる
と、同じく出力制御信号/OEの立ち下がりに同期して
行われるデータ読み出し動作時にのみ、温度検知回路ま
たは電源電圧検知回路8を動作させることができる。
【0123】なお、以上の実施例において、信号D1を
Hパルス信号でなくLパルス信号としたとしても、同様
の効果を得ることができる。
Hパルス信号でなくLパルス信号としたとしても、同様
の効果を得ることができる。
【0124】さらに、温度検知回路または電源電圧検知
回路8の出力Pをラッチ回路により保持させると、信号
D1のパルス位置を任意のタイミングとすることがで
き、かつ信号D1のパルス幅を削減して消費電流の増加
をより一層抑えることができる。
回路8の出力Pをラッチ回路により保持させると、信号
D1のパルス位置を任意のタイミングとすることがで
き、かつ信号D1のパルス幅を削減して消費電流の増加
をより一層抑えることができる。
【0125】また、本発明の信号D1を生成する元とし
ては、出力制御信号のほかにアドレス信号、チップ選択
信号、読み出し制御信号、クロック信号等の外部信号を
使用しても同様の効果が得られる。
ては、出力制御信号のほかにアドレス信号、チップ選択
信号、読み出し制御信号、クロック信号等の外部信号を
使用しても同様の効果が得られる。
【0126】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装置の動
作速度を低下させることなく、低温かつ高電源電圧領域
においてノイズによる入力回路の誤動作を防止すること
ができる。
作速度を低下させることなく、低温かつ高電源電圧領域
においてノイズによる入力回路の誤動作を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の遅延手段の一実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図3】本発明の温度検知回路あるいは電源電圧検知回
路の一実施例を示す回路図である。
路の一実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の遅延手段の動作を示すタイミング図で
ある。
ある。
【図5】本発明の温度検知回路あるいは電源電圧検知回
路の動作を示すタイミング図である。
路の動作を示すタイミング図である。
【図6】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図7】本発明の温度検知回路あるいは電源電圧検知回
路の一実施例を示す回路図である。
路の一実施例を示す回路図である。
【図8】本発明のパルス信号発生回路の動作を示すタイ
ミング図である。
ミング図である。
【図9】本発明の半導体記憶装置の、内部構成と入出力
される信号を示すブロック図である。
される信号を示すブロック図である。
1........入力端子 2........入力回路 3........遅延手段 4,.8.....温度検知回路または電源電圧検知回
路 5........入力初段論理回路 6........論理回路 7........内部回路 P........制御信号 11〜15....インバータ 16,17....伝送ゲート 18.......NANDゲート 31〜33....抵抗負荷 35.......NチャネルMOSトランジスタ 37〜39....インバータ Vth35....NチャネルMOSトランジスタ35
のしきい値電圧 9........パルス信号発生回路 D1.......制御信号 40、41....NチャネルMOSトランジスタ 51,54....インバータ 52,53....クロックドゲートインバータ 56.......NORゲート 57〜59....インバータ /OE......出力制御信号
路 5........入力初段論理回路 6........論理回路 7........内部回路 P........制御信号 11〜15....インバータ 16,17....伝送ゲート 18.......NANDゲート 31〜33....抵抗負荷 35.......NチャネルMOSトランジスタ 37〜39....インバータ Vth35....NチャネルMOSトランジスタ35
のしきい値電圧 9........パルス信号発生回路 D1.......制御信号 40、41....NチャネルMOSトランジスタ 51,54....インバータ 52,53....クロックドゲートインバータ 56.......NORゲート 57〜59....インバータ /OE......出力制御信号
Claims (24)
- 【請求項1】入力端子と前記入力端子に接続され信号遅
延手段を備えた入力回路とを有する半導体記憶装置にお
いて、電源電圧検知回路を備え、前記電源電圧検知回路
の出力によって前記信号遅延手段の遅延量を切り替える
ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】入力端子と前記入力端子に接続され信号遅
延手段を備えた入力回路とを有する半導体記憶装置にお
いて、温度検知回路を備え、前記温度検知回路の出力に
よって前記信号遅延手段の遅延量を切り替えることを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項3】入力端子と前記入力端子に接続され信号遅
延手段を備えた入力回路とを有する半導体記憶装置にお
いて、電源電圧検知回路と温度検知回路とを備え、前記
電源電圧検知回路の出力及び前記温度検知回路の出力に
よって前記信号遅延手段の遅延量を切り替えることを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項4】請求項1記載の半導体記憶装置において、
パルス信号発生回路を具備し、前記パルス信号発生回路
にて生成されたパルス信号にて動作する該電源電圧検知
回路を有することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】請求項2記載の半導体記憶装置において、
パルス信号発生回路を具備し、前記パルス信号発生回路
にて生成されたパルス信号にて動作する温度検知回路を
有することを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項6】請求項3記載の半導体記憶装置において、
パルス信号発生回路を具備し、前記パルス信号発生回路
にて生成されたパルス信号にて動作する電源電圧検知回
路と前記パルス信号発生回路にて生成されたパルス信号
にて動作する温度検知回路とを有することを特徴とする
半導体記憶装置。 - 【請求項7】請求項4記載の半導体記憶装置において、
外部信号をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号
発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項8】請求項5記載の半導体記憶装置において、
外部信号をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号
発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項9】請求項6記載の半導体記憶装置において、
外部信号をもとに該パルス信号を生成する該パルス信号
発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項10】請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、外部アドレス信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項11】請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、外部アドレス信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項12】請求項6記載の半導体記憶装置におい
て、外部アドレス信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項13】請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、チップ選択信号をもとに該パルス信号を生成する該
パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記
憶装置。 - 【請求項14】請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、チップ選択信号をもとに該パルス信号を生成する該
パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記
憶装置。 - 【請求項15】請求項6記載の半導体記憶装置におい
て、チップ選択信号をもとに該パルス信号を生成する該
パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記
憶装置。 - 【請求項16】請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、読み出し制御信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項17】請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、読み出し制御信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項18】請求項6記載の半導体記憶装置におい
て、読み出し制御信号をもとに該パルス信号を生成する
該パルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項19】請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、出力制御信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。 - 【請求項20】請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、出力制御信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。 - 【請求項21】請求項6記載の半導体記憶装置におい
て、出力制御信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。 - 【請求項22】請求項4記載の半導体記憶装置におい
て、クロック信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。 - 【請求項23】請求項5記載の半導体記憶装置におい
て、クロック信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。 - 【請求項24】請求項6記載の半導体記憶装置におい
て、クロック信号をもとに該パルス信号を生成する該パ
ルス信号発生回路を備えることを特徴とする半導体記憶
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8276466A JPH10125056A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8276466A JPH10125056A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10125056A true JPH10125056A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17569848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8276466A Withdrawn JPH10125056A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10125056A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100533990B1 (ko) * | 2001-12-12 | 2005-12-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치 |
JP2008090941A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置及びその制御方法 |
WO2010073523A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | パナソニック株式会社 | 半導体集積回路 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8276466A patent/JPH10125056A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100533990B1 (ko) * | 2001-12-12 | 2005-12-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치 |
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WO2010073523A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | パナソニック株式会社 | 半導体集積回路 |
US8446792B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-05-21 | Panasonic Corporation | Semiconductor integrated circuit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |