JPH1012339A - 蛍光灯用ソケット - Google Patents

蛍光灯用ソケット

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Publication number
JPH1012339A
JPH1012339A JP18677996A JP18677996A JPH1012339A JP H1012339 A JPH1012339 A JP H1012339A JP 18677996 A JP18677996 A JP 18677996A JP 18677996 A JP18677996 A JP 18677996A JP H1012339 A JPH1012339 A JP H1012339A
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JP
Japan
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fluorescent lamp
opening
rotor
power supply
diameter portion
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Application number
JP18677996A
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English (en)
Inventor
Shigeo Matsuzawa
茂夫 松沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯の着脱時に接触端子に作業者の手指が
触れるのを未然に防止できる蛍光灯用ソケットを提供す
る。 【解決手段】 蛍光灯用ソケット25の本体26の内側
面に開口30を、外側面に透孔31を形成する。本体2
6内に回転子33を回動自在に設ける。回転子33に大
径部36、小径部37、段差部を設ける。大径部36に
鍔36Aを形成する。大径部36及び小径部37に挿入
部34を形成する。段差部に突起39、39を形成す
る。定位置において、大径部36により接触端子29、
29を隠蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば低温ショー
ケースなどに取り付けられ、蛍光灯が接続される蛍光灯
用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスーパーマーケットなどの店舗
内に据え付けられるオープンショーケースは、庫内に複
数段の棚が架設され、各棚上には食品等の商品が載置さ
れると共に、係る庫内には冷却器からの冷気をファンに
より循環して所定の温度に冷却するように構成されてい
る。また、オープンショーケースの上部前面及び天板、
更には各棚の下面前部には蛍光灯が取り付けられてお
り、その下方に位置する棚(或いは底板)上の商品を明
るく照明する構成とされていた。
【0003】このようなオープンショーケースの庫内に
取り付けられた従来の蛍光灯用ソケットは、例えば特開
平6−96821号公報(H01R33/08)に示さ
れている。即ち、蛍光灯用ソケットは円形の開口と、こ
の開口の内方に給電端子が二本並設されている。そし
て、オープンショーケースには蛍光灯の本数に対応する
数の、蛍光灯用ソケットが対を成して取り付けられる。
【0004】一方、蛍光灯の両端部には二本の接触端子
(ピン)が突出して設けられており、この接触端子を挿
通部から蛍光灯用ソケットの開口内に挿入し、しかる後
に蛍光灯を回転することによって、蛍光灯用ソケットに
蛍光灯を保持し、且つ、接触端子を給電端子に接触させ
る。そして、各ソケットの給電端子には交流100V電
源電圧が印加され、これにより、蛍光灯は給電されて点
灯するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蛍光灯用ソケットでは給電端子が開口内に臨んで外部に
見えているため、蛍光灯の脱着の際に作業者の手指が接
触端子に触れ、感電してしまう危険性があった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、蛍光灯の着脱時に作業者
の手指が接触端子に触れる不都合を未然に防止すること
ができる蛍光灯用ソケットを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
蛍光灯用ソケットは、内側面に開口を有した本体と、開
口の内側に位置して本体内に設けられた接触端子とを備
え、蛍光灯の給電端子を開口内に挿入し、回転させるこ
とによって、給電端子と接触端子との接触を達成するも
のであって、開口内に位置して本体に回動自在に取り付
けられ、定位置において接触端子を隠蔽する回転子を設
け、この回転子には蛍光灯の給電端子を挿入する挿入部
を形成したものである。
【0008】また、請求項2の発明の蛍光灯用ソケット
は請求項1に加えて、本体の外側面に透孔を形成し、こ
の透孔と内側面の開口とによって、回転子を回動自在に
保持させたものである。
【0009】更に、請求項3の発明の蛍光灯用ソケット
は請求項1又は請求項2に加えて、回転子には接触端子
との係合により定位置を確定する突起を形成したもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は本発明の蛍光灯用ソケット2
5を備えた低温ショーケース10の縦断側面図、図2は
本発明の蛍光灯用ソケット25の正面図、図3は本発明
の蛍光灯用ソケット25の縦断側面図、図4は本発明の
蛍光灯用ソケット25の背面図、図5は回転子33の正
面図、図6は回転子33の側面図、図7は回転子33の
背面図をそれぞれ示している。
【0011】実施例の低温ショーケース10は、例えば
スーパーマーケットなどの店舗内に複数台据え付けられ
る縦型の冷凍或いは冷蔵タイプのオープンショーケース
であり、断面略コ字状の断熱壁13と、据え付け現場に
おいてこの断熱壁13の両側に取り付けられる図示しな
い側板とから本体を構成されている。断熱壁13の内側
には間隔を存して仕切板12が取り付けられており、こ
の断熱壁13と仕切板12との間がダクト11とされる
と共に、仕切板12の内側が庫内としての貯蔵室15と
されている。
【0012】貯蔵室15の前面には開口部16が設けら
れると共に、貯蔵室15内には複数段の商品陳列棚21
・・が上下方向に所定の間隔を存して架設されている。
各棚21・・・は下方に行く程、上方のものよりその前
後幅が拡張されており、それによって各棚21・・・上
の商品が顧客に見易いように構成されている。また、貯
蔵室15の底部には底板14が取り付けられており、こ
の底板14の下方に送風路11Aが設けられると共に、
この送風路11Aは前記ダクト11に連通している。ま
た、貯蔵室15の前面開口部16の上縁には吐出口17
が設けられると共に、底板14の前縁に吸込口18が設
けられている。そして、これら吐出口17はダクト11
に、吸込口18は送風路11Aにそれぞれ連通してい
る。
【0013】また、底板14下方の送風路11A内には
冷却装置の冷却器19及び送風ファン20が配置されて
いる。そして、送風ファン20が運転されると、送風路
11A内の空気は送風ファン20により加速され、冷却
器19によって冷却された後ダクト11内を通って吐出
口17から吐出され、吸込口18から吸い込まれる。こ
れによって、断熱壁13の開口部16には冷気エアーカ
ーテンが形成され、開口部16から貯蔵室15内への外
気の侵入が阻止、若しくは、抑制されると共に、冷気の
一部が貯蔵室15内にも循環して貯蔵室15内は冷却さ
れる。そして、これら冷気は吸入口18から下方の送風
路11Aに帰還し、再び送風機20に吸い込まれること
になる。
【0014】一方、断熱壁13の天板12A前端には長
手方向に渡って前方に突出したキャノピー22が取り付
けられている。このキャノピー22の下側、仕切板12
の天板12Aの前部下面、及び、各棚21・・・の先端
下面には、それぞれ開口部16付近、及び、貯蔵室15
内の棚21・・・上、底板14上に陳列された図示しな
い商品を照明する蛍光灯24がそれぞれ取り付けられて
いる。尚、23は各蛍光灯24の光を反射するための反
射板である。
【0015】また、蛍光灯24の両端に位置するキャノ
ピー22、天板12A、或いは棚21・・には、蛍光灯
24を点灯する例えば交流100V電源電圧を印加する
ため、且つ、蛍光灯24を着脱自在に保持するための蛍
光灯用ソケット25(図2乃至図4)が一対ずつ取り付
けられている。
【0016】この蛍光灯用ソケット25は、硬質合成樹
脂の本体26と、この本体26内に設けられた一対の接
触端子29、29、及び、回転子33とから構成されて
おり、蛍光灯用ソケット25の本体26には、蛍光灯2
4の両端の給電端子(ピン)24Aが挿入可能な円形の
開口30が形成されている。
【0017】前記本体26は、蛍光灯24の給電端子2
4A、24A(図10)が接触する前記接触端子29、
29を内蔵した基体26Aと、取付部26Bとから成
り、前記開口30はこの基体26Aの内側面に形成され
ている。そして、この開口30の下端には上下に切り欠
かれて開口30に連通する挿入口30Aが形成されてい
る。
【0018】前記接触端子29、29は開口30の内側
において左右両側に位置して対向し、それらの上部を基
体26Aに固定されており、それらの下端は挿入口30
Aより小許幅広に形成されている。また、各接触端子2
9、29は開口30の中央部において前記蛍光灯24の
給電端子24A、24Aの間隔(外端間)より幅狭で左
右(外方)に屈曲されている。即ち、接触端子29、2
9は蛍光灯24の給電端子24A、24Aが挿入され、
水平方向に配置された状態で、各給電端子24A、24
と接触すると共に、挟持して保持可能に構成されてい
る。
【0019】また、前記開口30及び接触端子29、2
9の後方となる基体26Aの外側面には背面板27が取
り付けられている。そして、この背面板27には前記開
口30に対向する位置に、所定の寸法の円形透孔31が
形成されており、この透孔31は前記開口30と同芯で
設けられている。即ち、本体26の外側面に透孔31を
形成すると共に、本体26の内側面に開口30を形成
し、これら透孔31及び開口30により後述する回転子
33を回動自在に保持可能に構成されている。
【0020】また、前記取付部26Bは、基体26Aの
上端から開口30の開放方向に向けて直角に屈曲して延
在しており、その上面は平坦とされている。この取付部
26Bには固定用の孔Hが略中央に穿設されている。ま
た、取付部26Bには孔Hの左右両側にて突出する位置
決突起28、28が樹立形成されている。係る取付部2
6Bの背面板27は切り欠かれ、そこから蛍光灯24に
電源電圧を印加するリード線32、32が引き出されて
いる。尚、これらリード線32、32は基体26A内部
において接触端子29、29にそれぞれ半田付け等で導
通接続されている。
【0021】一方、前記回転子33は、大径部36とそ
の後方に間隔を存して設けられた小径部37と、大径部
36及び小径部37間にてそれらを連結する段差部38
とから構成されると共に、これら大径部36、小径部3
7、段差部38は硬質合成樹脂で一体成形される。大径
部36は前記蛍光灯用ソケット25の基体26Aより小
許厚く構成されており、開口30と略同等の大きさの円
形に形成されている。
【0022】大径部36の周縁部には段差部38側に位
置して鍔36Aが設けられており、この鍔36Aの外径
は開口30より小許大きくされている。また、小径部3
7は蛍光灯用ソケット25の背面板27に設けた透孔3
1の内径と略同等の外径の円柱状に形成されている。
【0023】また、大径部36と段差部38には直径方
向に所定幅の挿入部34が形成されており、この挿入部
34は大径部36と段差部38に渡って縦に切り欠かれ
ている。そして、挿入部34は前記蛍光灯24の給電端
子24Aの外径より小許幅広に形成される。即ち、大径
部36と段差部38は縦に設けられた所定幅の挿入部3
4により左右に分割されている。
【0024】また、段差部38の外面には前記挿入部3
4と交直する両側方に突出した突起39、39が形成さ
れており、両突起39、39は前記蛍光灯24の両給電
端子24A、24Aと略動寸法の半円形、略同様の位置
関係とされている。
【0025】そして、回転子33の小径部37を蛍光灯
用ソケット25の背面板27の透孔31内に回動自在に
挿入係合すると共に、大径部36を開口30に挿入して
その鍔36Aを開口30周縁内面に回動自在に係合させ
る。これによって、回転子33は基体26A内にて、回
動自在に保持されると共に、接触端子29、29は大径
部36と小径部37の間において、段差部38の両側に
移動自在に位置する。
【0026】また、挿入部34が上下方向に向いている
状態では接触端子29、29は大径部36にて完全に隠
蔽される。即ち、回転子33は前後で回動自在に保持さ
れ、円滑に回転されるようになる。更に、挿入部34が
上下方向に向いている状態では、挿入部34は挿入口3
0Aに連通すると共に、その状態では段差部38に設け
た両突起39、39がそれぞれ接触端子29、29の中
央屈曲部間に挟持されて係合し、係る定位置を確定す
る。
【0027】そして、蛍光灯24を取り付ける際には、
図10に示す如く給電端子24A、24Aを挿入部34
から挿入した後、蛍光灯24を回転させることによって
回転子33も挿入部34に挿入された両給電端子24
A、24Aにより回転される。そして、両給電端子24
A、24Aが水平方向に並ぶ位置で、給電端子24A、
24Aは接触端子29、29に接触してそれらの中央屈
曲部に係合するので、蛍光灯24は保持され、且つ、給
電されて点灯する。
【0028】このように、本発明では蛍光灯用ソケット
25に回転子33を取り付けているので、蛍光灯24を
挿入する以前においては本体26の開口30内の両接触
端子29、29が大径部36により隠蔽される。これに
より、蛍光灯24の脱着時に作業者が接触端子29、2
9に触れて感電する事故を未然に阻止することが可能と
なる。
【0029】また、回転子33を本体26に回動自在に
取り付けると共に、この回転子33に蛍光灯24の両給
電端子24A、24Aを挿入する挿入部34を形成して
いるので、蛍光灯24の着脱を極めて容易に行うことが
可能となると共に、蛍光灯24の両給電端子24A、2
4Aと蛍光灯用ソケット25に設けた両接触端子29、
29の離接作業も容易に行うことが可能となる。
【0030】更に、蛍光灯用ソケット25の本体26外
側面(背面板27)に透孔31を形成すると共に、内側
面には開口30を形成し、透孔31と開口30とによっ
て、回転子33を回動自在に保持させているので、回転
子33は極めて円滑に回転することができるようにな
り、蛍光灯24の着脱作業が一層容易となる。
【0031】更にまた、回転子33に挿入部34の位置
決めを確定する突起39、39を設けているので、両接
触端子29、29で回転子33を狭持することにより、
前記定位置を確定できるようになり、蛍光灯24が外さ
れている状態では、蛍光灯用ソケット25の両接触端子
29、29を大径部36が隠蔽する状態を保持し、接触
端子29、29の露出を確実に防止することが可能にな
る。
【0032】他方、貯蔵室15内に取り付けられた蛍光
灯24は、循環する冷気により冷却されて照度が低下す
るなどの問題がある。このため、蛍光灯24には蛍光灯
ジャケット40を被せ、これにより蛍光灯24が冷却さ
れるのを防止している。この蛍光灯ジャケット40は透
明硬質樹脂材にて円筒形に構成されており、蛍光灯24
より小許大きな寸法とされ、蛍光灯24の長手方向に渡
って周囲に所定間隔を存し、取り付けられている。これ
により、蛍光灯24の光を減じること無く通過させると
共に、蛍光灯24と冷気との間に所定の空気層を構成
し、蛍光灯24が冷気により直接冷却されるのを防止す
るものである。
【0033】係る蛍光灯ジャケット40は、蛍光灯24
の両端に設けられたホルダー41により蛍光灯24と所
定の間隔を存して取り付けられている。このホルダー4
1は硬質合成樹脂で形成されると共に、図8、図9に示
す如き円筒形の回転体42と、この回転体42の一端を
閉塞するよう一体成形された保持部44とから構成され
ている。
【0034】この保持部44には、円形の保持孔44
A、44Aが並んで穿設されると共に、保持孔44A、
44Aは前記蛍光灯24の給電端子24A、24Aと同
じ間隔でそれらの外径より小許小さい内径に形成されて
いる。また、各保持孔44A、44Aの周囲には放射状
に複数の切り込み(この場合3カ所)44B・・が設け
られている。
【0035】そして、回転体42の他端開口42Aより
蛍光灯24をホルダー41内に挿入し、保持孔44A、
44Aに給電端子24A、24Aを挿入すると、切り込
み44B・・により保持孔44A、44Aを押し広げる
かたちで給電端子24A、24Aは挿入され、外側に突
出すると共に、保持孔44A、44A内周は両給電端子
24A、24Aにそれぞれ圧接するので、ホルダー41
が蛍光灯24に保持されるようになる。
【0036】また、ホルダー41の回転体42外周面の
保持部44側には複数の突起部43・・・が所定の間隔
で設けられている。即ち、複数の突起部43・・・は回
転体42の中央より保持部44側の周囲に突出して設け
られる。また、回転体42の内周面は蛍光灯24の両端
部の形状と合致するように保持部44側を小許細く形成
している。
【0037】このようにホルダー41を蛍光灯24に取
り付けた後、或いは、それ以前に蛍光灯ジャケット40
を蛍光灯24の周囲に配置(蛍光灯24を蛍光灯ジャケ
ット40内に挿入する)して置き、その両端をホルダー
41の回転体42、即ち、回転体42の突起部43を形
成していない部分の外面に嵌め込む。
【0038】次に、蛍光灯24の他方の給電端子24
A、24A側よりホルダー41を挿入する。この場合、
蛍光灯24に挿入した蛍光灯ジャケット40をホルダー
41の回転体42に挿入する。これにより、蛍光灯24
に蛍光灯ジャケット40が所定の間隔を存して保持され
ると共に、両端にホルダー41、41が保持される。
【0039】このように両端にホルダー41、41が取
り付けられた蛍光灯24の給電端子24A、24Aを前
述の如く挿入口30Aより蛍光灯用ソケット25の開口
30内に挿入し、ホルダー41の突起部43・・を持っ
て前後どちらかに90度回転させる。これにより、蛍光
灯24の給電端子24A、24Aが回転して蛍光灯用ソ
ケット25内の接触端子29、29に接触すると共に、
挟持されて前述の如く蛍光灯24は蛍光灯用ソケット2
5に保持される。
【0040】このとき、ホルダー41の回転体42周囲
には突起部43・・を複数設けているので、従来の突起
のないホルダー141(図12)に比して滑ることなく
容易に蛍光灯24を回転させることができるようにな
る。従って、ホルダー41により蛍光灯ジャケット40
を蛍光灯24に取り付けた場合でも、極めて容易に蛍光
灯24を回転させ、蛍光灯用ソケット25に取り付ける
ことが可能になる。
【0041】次に、他の実施例のホルダー51を図11
にて説明する。この場合、回転体52の他方には前述同
様に保持部54が設けられると共に、この保持部54に
は前記保持部44同様の保持孔(図示せず)が設けられ
ている。また、回転体52は保持部54と反対側の半分
に内回転体52Aと外回転体52Bを設けると共に、こ
の内回転体52Aと外回転体52Bとの間に蛍光灯ジャ
ケット40の端部を挿入する溝52Cを構成している。
尚、外回転体52Bの周囲には所定の間隔を存して複数
の突起部53・・・が同様に設けられるものである。
【0042】このように、ホルダー51の回転体52の
周囲に突起部53・・を複数設けることにより前述のホ
ルダー41同様滑ることなく容易に蛍光灯24を回転さ
せることができる。従って、ホルダー51により蛍光灯
ジャケット40を蛍光灯24に取り付けた場合でも、極
めて容易に蛍光灯24を回転させて蛍光灯用ソケット2
5に取り付けることが可能になるものである。
【0043】尚、実施例ではオープンショーケースに本
発明を適用したが、それに限らず、家屋に取り付けられ
る蛍光灯などにも本発明は有効である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、本体
の内側面に形成した開口内に位置し、定位置において開
口内側の接触端子を隠蔽する回転子を設けたので、蛍光
灯の脱着時に作業者が接触端子に触れて感電する危険性
が無くなる。従って、安全性の著しい向上を図ることが
可能となる。
【0045】また、回転子は本体に回動自在に取り付け
られると共に、蛍光灯の給電端子を挿入する挿入部が形
成されているので、蛍光灯の着脱、即ち、給電端子と接
触端子の離接作業性にも悪影響を及ぼさないものであ
る。
【0046】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて本体の外側面に透孔を形成し、この透孔と内側面の
開口とによって、回転子を回動自在に保持させたので、
回転子は前後で回動自在に保持され、円滑に回転される
ようになる。従って、蛍光灯の着脱作業がより一層容易
となるものである。
【0047】更に、請求項3の発明によれば、上記各発
明に加えて回転子には接触端子との係合により定位置を
確定する突起を形成したので、蛍光灯の給電端子の着脱
作業が容易となるのに加えて、蛍光灯が外されている状
態における無用な接触端子の露出も防止でき、より一層
の安全性向上を図ることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光灯用ソケットを備えたオープンシ
ョーケースの縦断側面図である。
【図2】本発明の蛍光灯用ソケットの正面図である。
【図3】本発明の蛍光灯用ソケットの縦断側面図であ
る。
【図4】本発明の蛍光灯用ソケットの背面図である。
【図5】回転子の正面図である。
【図6】回転子の側面図である。
【図7】回転子の背面図である。
【図8】ホルダーの正面図である。
【図9】ホルダーの側面図である。
【図10】ホルダーを取り付けた蛍光灯を蛍光灯用ソケ
ットに挿入する手順を説明する図である。
【図11】他の実施例のホルダーを取り付けた蛍光灯の
正面図である。
【図12】従来のホルダーを取り付けた蛍光灯の正面図
である。
【符号の説明】
10 ショーケース 15 貯蔵室 19 冷却器 20 送風ファン 21 棚 22 外装パネル 24 蛍光灯 24A 給電端子 25 蛍光灯用ソケット 26 本体 27 背面板 29 接触端子 30 開口 30A 挿入口 31 透孔 33 回転子 34 挿入部 36 大径部 37 小径部 38 段差部 39 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側面に開口を有した本体と、前記開口
    の内側に位置して前記本体内に設けられた接触端子とを
    備え、蛍光灯の給電端子を前記開口内に挿入し、回転さ
    せることによって、前記給電端子と接触端子との接触を
    達成する蛍光灯用ソケットにおいて、 前記開口内に位置して前記本体に回動自在に取り付けら
    れ、定位置において前記接触端子を隠蔽する回転子を設
    け、この回転子には前記蛍光灯の給電端子を挿入する挿
    入部を形成したことを特徴とする蛍光灯用ソケット。
  2. 【請求項2】 本体の外側面に透孔を形成し、この透孔
    と内側面の開口とによって、回転子を回動自在に保持さ
    せたことを特徴とする請求項1の蛍光灯用ソケット。
  3. 【請求項3】 回転子には接触端子との係合により定位
    置を確定する突起を形成したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2の蛍光灯用ソケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006503A1 (fr) * 2003-07-10 2005-01-20 Mass Technology (H.K.) Ltd. Support de lampe sur et montant

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