JPH10123343A - 導波形デバイス及びその製造方法 - Google Patents

導波形デバイス及びその製造方法

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JPH10123343A
JPH10123343A JP28062196A JP28062196A JPH10123343A JP H10123343 A JPH10123343 A JP H10123343A JP 28062196 A JP28062196 A JP 28062196A JP 28062196 A JP28062196 A JP 28062196A JP H10123343 A JPH10123343 A JP H10123343A
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JP
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refractive index
core
light
waveguide
clad
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Application number
JP28062196A
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English (en)
Inventor
Osamu Watanabe
修 渡辺
Masaaki Tsuchimori
正昭 土森
Akane Okada
茜 岡田
Hiroshi Ito
伊藤  博
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屈折率異方性可変材料を利用したモードフィル
タの機能をもつ導波形デバイス及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】導波形デバイスは、コア2及びクラッド3
を備えた導波層24を有する。導波層24は、屈折率異
方性可変材料からなり、あるいは、屈折率異方性可変材
料をマトリックスに分散させた材料からなる。導波層2
4の部分に紫外線等の光が照射される。これにより正常
光屈折率をnO とし、異常光屈折率をneとしたとき、
O 及びne のうちの一方は、コア2>クラッド3の関
係に設定され、且つ、nO 及びne のうちの他方は、コ
ア2≦クラッド3の関係に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモードフィルタ等に
利用される導波形デバイス及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、チャンネル型導波路作製法の
一つとして、光照射によるフォトブリーチといわれる手
法が提案されている(Electronics Let
t.,26,1990年,p379)。これは、基板に
積層された導波層となる部位に光照射し、光照射した部
分の屈折率を低下させ、以て光を閉じ込めて伝搬させる
コアを備えた導波路を作製する方法である。この方法は
光学的等方性媒質で構成された導波層を対象としてお
り、光学的異方性媒質への解析は手つかずの状態であ
る。更にモードフィルタ等として作用する導波形デバイ
スへの応用もなされていない。
【0003】更に従来より、モードフィルタとして機能
する従来の導波形デバイスとしては、特開昭62ー29
9913号公報の第4図に従来技術として開示されたも
のが知られている。この導波形デバイスでは、ガラス導
波路のコアの上に金属を配置したり、ガラス導波路のコ
アに対して屈折率の異なる光学的異方性結晶(方解石、
Nb2 5 膜など)をガラス導波路のコアの上に配置す
る。このようにガラス導波路のコアに対して屈折率の異
なる光学的異方性結晶をガラス導波路のコアの上に配置
するため、精度よく製造するには工程が複雑になるとい
う問題があった。更にこの技術では、光学的異方性結晶
の屈折率は固定的であり、所望する異方性屈折率の結晶
が必ずしも得られないという制約があった。
【0004】上記した公報に係る第1図〜第3図の技術
は、上記した問題を解決しようとしたものであり、導波
路のコアの近傍に、導波路のコアの屈折率と等しいか実
質的に等しい屈折率をもつ膜を配置し、TEモード及び
TMモードの偏光のいずれか一方を放射し、他方を伝搬
させるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した公報
技術に係る導波形デバイスとは異なる方式の、屈折率異
方性可変材料を利用した導波形デバイス及びその製造方
法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る導波形デ
バイスは、コア及びクラッドを備え、TEモード及びT
Mモードの2種類の偏光のうちいずれか一方を透過させ
る導波形デバイスであって、コア及びクラッドは、屈折
率異方性可変材料からなり、あるいは、屈折率異方性可
変材料をマトリックスに分散させた材料からなり、正常
光屈折率をnO とし、異常光屈折率をne としたとき、
O 及びne のうちの一方は、コア>クラッドの関係に
設定され、且つ、nO 及びne のうちの他方は、コア≦
クラッドの関係に設定されていることをことを特徴とす
る。
【0007】請求項2に係る導波形デバイスの製造方法
は、屈折率異方性可変材料からなり、あるいは、屈折率
異方性可変材料をマトリックスに分散させた材料からな
り、コアとなる部位とクラッドとなる部位を備えたデバ
イス素材を用い、デバイス素材のコアとなる部位とクラ
ッドとなる部位のうち、いずれか一方に光照射し、請求
項1に記載の導波形デバイスを得ることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る導波形デバイスの製造方法
では、コアとなる部位とクラッドとなる部位とが、光照
射前では同種の材料で一体的に構成されていても良い。
本発明では、コアとは光が伝搬する媒体をいう。クラッ
ドとはコアに接して、あるいはコアを覆ってコアに光を
閉じ込める媒体をいう。コアの屈折率をクラッドの屈折
率よりも僅かに高くすることにより、偏光をコアに閉じ
こめて伝搬する。
【0009】本発明では正常光屈折率をnO とし、異常
光屈折率をne とする。正常光屈折率は、光学の分野で
は常光線屈折率(ordinary index)とも呼ばれる。
【0010】
【実施の形態】 本発明に係る導波形デバイスとしては、TEモード及
びTMモードの2種類の偏光のうちいずれか一方を閉じ
込めて伝搬すると共に他方を放射する機能をもつモード
フィルタが代表的なものである。図1に示すモードフィ
ルタは、TMモードの偏光を放射させるものの、TEモ
−ドの偏光をコア2に閉じ込めて伝搬するものである。
図1に示すモードフィルタでは、コア2のnO >クラッ
ド3のnO の関係、かつ、コア2のne ≦クラッド3の
e の関係が満たされている。
【0011】図1に示すモードフィルタでは、コア2の
O >クラッド3のnO の関係から、TEモ−ドの偏光
をコア2に閉じ込めて伝搬できる。またコア2のne
クラッド3のne の関係から、TMモードの偏光をコア
2に閉じ込めることができず外部に放射させてしまう。
結果として、図1に示すモードフィルタは、TEモ−ド
の偏光のみがコア2を伝搬し、TEモ−ドの偏光のみを
取り出すことができるモードフィルタとして機能でき
る。
【0012】なお屈折率異方性可変材料の屈折率の主軸
X、Y、Zを図2(A)のように規定したとき、図2
(B)は上記したモードフィルタにおけるコア2の屈折
率曲面を示し、図2(C)は上記したモードフィルタに
おけるクラッド3の屈折率曲面を示す。この場合、Z軸
は光学的主軸となる。なお図1に示すモードフィルタで
は、コア2の上方及び下方の空気層をクラッドとして用
いても良い。あるいは、図1に示すコア2の横方に配置
されたクラッド3の他に、上下位置にさらに別のクラッ
ドが存在していてもよい。この場合には、上下位置に配
置されるクラッドを構成する材料は、横方向のクラッド
3の屈折率と同じであってもよいし、あるいは、導波機
能を備えたモードフィルタの性能を損なわない限り、異
なる屈折率の材料でもかまわない。なお、一般的には、
上下位置に配置されるクラッドとして、クラッド3より
もさらに低屈折率のクラッド材料を用いれば、モードフ
ィルタを構成し易い。 図3に示すモードフィルタでは、コア2のne >クラ
ッド3のne 、かつ、コア2のnO ≦クラッド3のnO
の関係が満たされている。このモードフィルタでは、コ
ア2のne >クラッド3のne の関係から、TMモード
の偏光のみがコア2を伝搬し、またコア2のnO ≦クラ
ッド3のnO の関係からTEモードの偏光を放射する。
結果として、TMモ−ドの偏光のみを取り出すことがで
きるモードフィルタが得られる。 本発明は上記で述べた様に、コア及びクラッドの2種
類の屈折率異方性を利用したデバイスである。このよう
な導波形デバイスは、屈折率異方性可変材料を用いた
り、あるいは、屈折率異方性可変材料をマトリックスに
分散させた材料を用いることにより実現できる。なお屈
折率異方性可変材料やマトリックスとしては、低導波損
失性をもつ材料が好ましい。 請求項2に係る方法は、請求項1に係る導波形デバイ
スを有効に製造できる方法を提供するものであり、より
詳しくは屈折率異方性可変材料の屈折率異方性を変化さ
せる方法を提供する。実際には、屈折率異方性可変材料
に紫外線等の光照射することにより、これを実現する。
【0013】屈折率異方性可変材料では、光照射により
屈折率異方性の可変制御が可能である。上記公報技術に
係る異方性結晶では屈折率が固定的であったが、本発明
では上記公報技術に係る異方性結晶を利用した場合に比
較して、はるかに設計の自由度を得ることができる。請
求項3に係る方法では、コア2となる部位とクラッド3
となる部位は、光照射前では同種の材料で一体的に構成
されているため、コア2やクラッド3の個別の組付や組
立等が不要になり、導波形デバイスの製造プロセスの簡
略化に有利である。 屈折率異方性可変材料 本発明における屈折率異方性可変材料とは、光照射前に
おいて異方的な屈折率を示しており、光照射後において
その屈折率が変化し、かつ光照射による屈折率変化が増
加と減少との両成分を有する材料をいう。
【0014】屈折率異方性可変材料としては、光照射に
より材料ないしは材料の一部が構造変化を起こすような
ものである。このような性質をもつものとして、具体的
には、トランスーシス光異性化可能な炭素−炭素二重結
合、ないしは、アゾ基を有する化合物があげられる。所
望の屈折率変化を引き起こすには、異方的屈折率変化の
大きな分子を用いることが重要で、アゾベンゼン、スチ
ルベン誘導体が好ましい。これら誘導体にアルキル基、
カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、メト
キシ基等の官能基を結合させることにより、より異方性
変化を大きくすることが可能となる。
【0015】さらにニトロ基、シアノ基等の電子吸引性
基、アミノ基、メトキシ基等の様な電子供与性基をそれ
ぞれ分子の両端に導入することにより、さらに異方性変
化を大きく取ることができる。上記材料は、光照射を続
けることにより、炭素−炭素二重結合ないしはアゾ基の
還元、酸化、切断等が生じる事があるが、所望の変化を
引き起こすものであれば実質的に支障ない。むしろ、熱
的にシスートランス異性化が生じて屈折率が元に戻る場
合より、好ましいと考えられる。
【0016】これら光異性化可能な化合物が高分子内に
分散ないしは結合することによって、あるいは、適当な
マトリックス(例えばガラスや樹脂等)に分散ないしは
結合する事によって、本発明において所望する屈折率異
方性可変材料を提供できる。樹脂としては屈折率異方性
可変材料を制御できる比率で配合できるものであれば、
特に限定されず、例えばウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂、フ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を採用できる。
【0017】また、光照射前に異方的な屈折率を示すに
は、上記材料をスピンコート法あるいは溶融押し出し成
形等により、基板の表面に沿った面内に分子を配向させ
ることにより達成される。異方性の程度は、材料の粘
度、スピンコート法における回転数、成型時の延伸割合
等で制御できる。大きな異方性を得るには、異方性の強
い化学構造を有した高分子、マトリックスが好ましい。
【0018】上記した屈折率異方性可変材料やマトリッ
クスは、低導波損失の材料であることが好ましい。 低導波損失の材料 上記した低導波損失の材料とは、導波形デバイスとして
使用する上で、十分な出力光強度を与え得る材料をい
う。一般的に、導波形デバイスにおいて伝搬される光の
波長域は可視光から近赤外にわたる領域である。導波形
デバイスにおいて可視光域が伝搬される場合には、その
領域で低導波損失である材料を使用すればよい。また、
導波形デバイスにおいて近赤外域が伝搬される場合に
は、その領域で低導波損失である材料を使用すればよ
い。
【0019】低導波損失の材料としては、所望の低導波
損失を提供する限り、光異性化可能な化合物が高分子内
に分散ないしは結合することによって、あるいは、適当
なマトリックスに分散ないしは結合した屈折率異方性可
変材料をそのまま使用したものでも良いし、あるいは、
別マトリックスと混合して使用してもよい。マトリック
スとしては、屈折率異方性可変材料が制御可能な比率で
分散し得るものであればよく、ガラスや高分子材料を採
用できる。 光照射処理 屈折率異方性可変材料に屈折率変化を起こさせる為の光
照射処理は、屈折率異方性可変材料において光異性化を
引き起こす波長で実行される。一般には、紫外線域から
可視光域にわたる波長をもつ光が屈折率異方性可変材料
に照射される。光源としては、高圧水銀灯が一般的であ
るが、エキシマレーザ等の利用も可能である。
【0020】光照射にあたっては、屈折率異方性可変材
料に所望の屈折率変化量を引き起こすのに必要な照射光
強度、照射時間が適宜選択される。また、製造時間の短
縮化の為に、屈折率異方性可変材料の温度を高めて照射
すると、一般的には、屈折率異方性可変材料の屈折率変
化の効率が高くなり易い。上記した照射光強度、照射時
間、照射の際の材料温度等は屈折率異方性可変材料の種
類、膜厚や導波形デバイスの種類に応じて適宜選択でき
る。1例として示せば、中心波長365nmの紫外線を
照射するときには、照射光強度80mW/cm2 の条件
で、照射温度が室温〜160°C、照射時間が30分〜
1時間で、所望の導波型フィルタを得ることができる。
照射光強度を増加すれば、処理時間を短縮することが可
能である。
【0021】光照射時間と屈折率の可変の程度との関係
は、後述するように図8に示されている。図8の試験結
果から理解できるように、上記した屈折率異方性可変材
料では、光照射により、■や▲で示すように正常光屈折
率nO が低下し、◆や●で示すように異常光屈折率ne
が増加する傾向がある。 モードフィルタ 導波形デバイスとしてモードフィルタが代表的なもので
ある。モードフィルタについて図4を参照して説明を加
える。図4は第1形態のモードフィルタを示す。第1形
態のモードフィルタは、基板20と、基板20の上に積
層されたアンタークラッド22と、アンタークラッド2
2の上に積層された導波層24とを備えている。そして
図4に示すように、クラッド3となる部位を露出させつ
つ、コア2となる部位にフォトマスク40を配置し、そ
の状態で紫外線等の光照射を行う。光照射を受けた部位
では、つまりクラッド3となる部位では、図8の試験結
果から理解できるように、nO が低下し、ne が増加す
る。
【0022】従って光照射後では、コア2のnO >クラ
ッド3のnO の関係、かつ、コア2のne ≦クラッド3
のne の関係が満たされる。ここで前述したように、コ
ア2のnO >クラッド3のnO の関係から、TEモード
の偏光をコア2内に閉じ込めて伝播できる。一方、コア
2のne ≦クラッド3のne の関係から、TMモ−ドの
偏光をコア2内に閉じこめることができず、放射させて
しまう。結果としてこのモードフィルタは、TEモード
の偏光のみを取り出す事ができるTEモードモードフィ
ルタとして機能できる。
【0023】次に図5は第2形態のモードフィルタを示
す。第2形態のモードフィルタは、図5に示すように、
基板20と、基板20の上に積層されたアンタークラッ
ド22と、アンタークラッド22の上に積層された導波
層24とを備えている。そして図5に示すように、コア
2となる部位を露出させつつ、クラッド3となる部位に
フォトマスク40を配置し、その状態で紫外線等の光照
射を行う。光照射を受けた部位では、つまりコア2とな
る部位では、光照射により前述同様にn O が低下し、n
e が増加する。
【0024】従ってこのモードフィルタでは、コア2の
e >クラッド3のne の関係、かつ、コア2のnO
クラッド3のnO の関係が満たさる。このモードフィル
タでは、TMモードの偏光のみを取り出す事ができるT
Mモードモードフィルタを得ることができる。ところ
で、図4に示すモードフィルタ、図5に示すモードフィ
ルタでは、光照射前に、コア2となる部位とクラッド3
となる部位との双方を同種材料で一体的に導波層24と
して成膜している。そして、成膜後に、コア2となる部
位とクラッド3となる部位とのうちいずれか一方をフォ
トマスク40で覆いつつ、光照射処理を実行する。これ
により他方に光を照射し、以てコア2とクラッド3とを
分離形成している。このように、コア2となる部位とク
ラッド3となる部位との双方を、同種材料で一体的に成
膜しているため、製造プロセスの簡略化に有利である。
【0025】上記した製造方法に限らず、場合によって
は、コア2とクラッド3は、それぞれ別種の材料を組み
合わせて形成する形態でも良い。 コア2とクラッド3の構成 光を閉じ込めて伝搬するコア2は、図4及び図5に示す
ように埋設されたチャンネル型であってもよいし、ある
いは、特に図示はしないものの導波層が外方に局部的に
突出したリッジ型であってもよい。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず、実
施例で用いた屈折率異方性可変材料の合成方法を説明
し、次に導波形デバイスの製造方法を項目別に説明す
る。本実施例において、分子構造の確認は赤外線吸収ス
ペクトルと、H核磁気共鳴スペクトルとによりおこなっ
た。融点およびガラス転移温度の測定は示差走査熱量計
によりおこなった。屈折率は、導波層にカップリングプ
リズムを用いて光を入射し、導波モードを励起したとき
のモードアングルにより求めた。
【0027】(屈折率異方性可変材料の合成方法)2−
メチル−4−ニトロアニリン7.61gを水100ml
と36%塩酸水溶液45mlの混合液に溶解して3℃に
冷却した。その溶液に水18mlに溶かした亜硝酸ナト
リウム3.80gを加えた。この溶液を3℃に保って1
時間攪拌した。さらにこの溶液中にm−トリルジエタノ
ールアミン9.76gを水125mlと36%塩酸水溶
液7.5mlの混合液に溶解した溶液を30分間かけて
添加した後、3℃で20分間攪拌し、さらに20℃で6
0分間攪拌して反応させた。反応混合物に35.4gの
水酸化カリウムを水200mlに溶かした液を添加して
中和し、析出した粗生成物を濾別水洗して乾燥させた。
この生成物をエタノールから再結晶を2回繰り返して以
下の構造式(化1)で示される4−N,N−ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミノ−2、2’−ジメチル−4’
−ニトロアゾベンゼンを得た(収率;80%,融点;1
69℃)。
【0028】
【化1】
【0029】化1の化合物0.686gとトリレン−
2,4−ジイソシアナート0.500gとをN−メチル
−2−ピロリドン10mlに溶解させて100℃で1時
間攪拌した。この溶液を20℃に冷却した後、トランス
−2,5−ジメチルピペラジン0.109gを加え、2
0℃で7時間攪拌して反応させた。反応混合物をエタノ
ールとヘキサンとの1:1混合液400ml中に投入し
て、析出した沈殿ポリマーを濾別し減圧乾燥した。
【0030】この生成ポリマーは、以下の構造式(化
2)であることを確認した(収率;89%、ガラス転移
温度;142℃、N−メチル−2−ピロリドン中での固
有粘度0.28dl/g、吸収極大波長;474n
m)。
【0031】
【化2】
【0032】次に、上記したように合成した化1の化合
物1.50gと4,4’−ジフェニルメタンジイソシア
ナート1.571gとをN−メチル−2−ピロリドン9
0mlに溶解して、100℃で90分間攪拌した。この
溶液を20℃に冷却した後、N−メチル−2−ピロリド
ン10mlに溶解させたトランス−2,5−ジメチルピ
ペラジン0.239gを加え、20℃で5時間攪拌して
反応させた。反応混合物をエタノール3000mlに投
入して、析出した沈殿ポリマーを濾別し減圧乾燥した。
【0033】この生成ポリマーは、以下の構造式(化
3)であることを確認した(収率;96%、ガラス転移
温度;114℃、N−メチル−2−ピロリドン中での固
有粘度0.80dl/g、吸収極大波長;475n
m)。
【0034】
【化3】
【0035】(導波形デバイスの作製法)本実施例で
は、試料として、図6に示す断面構造のモードフィルタ
として機能するチャンネル型の導波形デバイスを作製す
る。まず、基板20Aとして、結晶軸<100>で切り
出した、厚み約500μmの片面鏡面の4インチシリコ
ンウェハ(三菱マテリアル製:n型半導体)をそのまま
用いた。
【0036】本実施例では、アンダークラッド22Aと
して、ポリイミド(日立化成製;PIQ2200)を積
層した。この場合には、基板20Aについてあらかじめ
カップラー(PIQカップラー;日立化成製)処理を行
なった。即ち、カップラーを所定回転数でフォトレジス
トスピナー(共和理研製;Kー3359SDー1)によ
り、基板20A上にスピンコート処理した後、300℃
で1時間加熱処理を行った。
【0037】次に、ポリイミドをフォトレジストスピナ
ーで基板20A上にスピンコート処理した。なおスピン
コート処理とは、基板上に溶液を滴下し、回転させて成
膜する処理である。その後、150℃で1時間、300
℃で1.5時間熱処理する事によって、硬化させた。得
られたアンダークラッド22Aはポリイミドであり、そ
の膜厚は7μmであった。
【0038】上記のように製造した屈折率異方性可変材
料を、溶媒としてのピリジンに混ぜ、比較的低濃度(1
重量%)のピリジン溶液を形成した。そのピリジン溶液
を、0.2μmのテフロンフィルター(アドバンテック
東洋製;DISMICI13P)でろ過した後、エバポ
レータで濃縮して高濃度溶液(6重量%)にした。その
高濃度溶液を、フォトレジストスピナーを用いたスピン
コート処理により、上記基板20A上のアンダークラッ
ド22Aに導波層24A(ウレタンウレア共重合体)を
積層し、これによりデバイス素材を形成した。その後、
室温にて、約6時間真空乾燥を行った。
【0039】さらに窒素気流入下において、約150℃
での熱処理を約6時間行った。得られた導波層24Aの
膜厚は約1.3μmであった。この膜厚は、触針式表面
あらさ計(Sloan Technology Cor
p.製;DEKTAKII)で測定した。本実施例のデ
バイス素材に係る導波層24Aは、後述するように光照
射によりコア2とクラッド3とを構成するものである。
このようにコア2となる部位と、クラッド3となる部位
とが、同一の材料で一体的に成膜されて構成されている
ため、製造プロセスの容易化に有利である。
【0040】(光照射処理)上記のようして形成した導
波層24Aに対して光照射処理を行った。光照射処理
は、超高圧水銀ランプ(ウシオ電機製;USH−250
BY)を光源とした平行光照射可能な露光装置用光源ユ
ニット(ウシオ電機製;マルチライトML−251A/
B)を用い、紫外線照射(UV照射、中心波長:365
nm、405nm)により行った。照射パワ−は80m
W/cm2 とした。
【0041】光照射の際には、幅2〜10μmの直線導
波路を石英ガラス上に低反射クロムで描画したフォトマ
スク(凸版印刷製)を用いた。このフォトマスクを、試
料表面のうちコア2となる部位に接触させ、試料を所定
温度(110°C)に加熱し、上方より1時間照射し
た。これによりコア2、コア2の両側のクラッド3を備
えた試料が製造された。
【0042】(試料切断)その後、試料ごと液体窒素に
浸漬して試料を冷却した。その後、試料に予めきずをつ
けておいた結晶内の<010><001>方向にへき開
した。 (近視野像観察、導波光強度測定)上記した試料につい
て近視野像観察、導波光強度測定を行った。光導波実験
は、図7に示した光学系で行った。即ち、波長830n
mの半導体レーザ70を光源とし、半導体レーザ70か
らの光を、π/2波長板72、NDフィルタ74、レン
ズ76、光ファィバであるラミポールファィバ偏光子7
8(コア径5μm、住友大阪セメント製)を介して、試
料Sの導波層24Aのコア2に通した。
【0043】π/2波長板72による調整と、ファイバ
偏光子78の使用により、出射端での偏光消光比30d
Bが得られた。入射光強度の調整は、半導体レーザ70
とレンズ76との間に配置されたNDフィルタ74によ
り行った。この観察では、ファイバー偏光子78の出射
端78cの側に、導波層24Aを備えた試料Sをマイク
ロメータ付きのxyz軸ステージにセットして、顕微鏡
で観察しながら、ファイバー偏光子78と導波層24A
のコア2との軸合わせを行った。
【0044】更に試料Sから出射した出射光を対物レン
ズ80で拡大し、偏光子82、ピンホール84を経てC
CDカメラ86で像を取り込み、TVモニタ88で観察
しながら微調整を行った。なお近視野像解析は、画像解
析装置90(浜松ホトニクス製;DVS−3000)を
用いて行った。本実施例では、近視野像の観察から、導
波路幅6μm以下の導波路でシングルモード導波路が作
製されていることが確認できた。なお導波路幅6μm以
上であっても、近視野像が多少変形するがシングルモー
ド導波は可能であった。
【0045】更に、CCDカメラ86のところに光パワ
ーメータ92を置き換えて、光強度を測定した。本実施
例では、TEモードの偏光を導波させたときには、試料
Sから出射した光は、やはりTEモードであり、消光比
30dBを保持していた。一方、TMモードの偏光を導
波させたときには、試料Sのコア2内に光を閉じ込めて
伝搬することができず、出射光を観測できなかった。従
って、この試料Sで構成されている導波形デバイスは、
TMモードの偏光を伝搬させないものの、TEモードの
偏光を伝搬させる機能を備えたTEモードフィルタとし
て機能していることが確認できた。
【0046】(照射時間と屈折率との関係、照射温度と
屈折率との関係)実施例に係る屈折率異方性可変材料を
採用した場合において、光照射処理の照射時間と屈折率
の可変の程度との関係を試験した。更に、照射処理の際
の試料の温度と屈折率の可変の程度との関係を試験し
た。屈折率測定では、プリズムカップラー(metri
con製;PC2010)を用い、導波する光として波
長633nm、波長830nmを用いた。
【0047】試験結果を図8、図9に示す。図8は、照
射時間と屈折率との関係(照射温度が110°Cのと
き)を示す。更に図9は、照射温度と屈折率との関係
(照射時間が1時間のとき)を示す。図8及び図9にお
いて、■は波長633nmにおけるnO を示し、●は波
長633nmにおけるne を示す。▲は波長830nm
におけるnO を示し、◆は波長830nmにおけるne
を示す。
【0048】図8の■や▲に示す試験結果から理解でき
るように、光照射処理により、nOの屈折率が低下して
おり、かつ、図8の◆や●に示す試験結果から理解でき
るように、ne の屈折率が増加していることが確認され
た。また図9から理解できるように実施例に係る屈折率
異方性可変材料においては、屈折率は試料の温度の影響
を受けることが確認された。特に温度が高い程、屈折率
が変化する割合が大きいことが確認された。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る導波形デバイスによれ
ば、コア及びクラッドは、屈折率異方性可変材料からな
り、あるいは、屈折率異方性可変材料をマトリックスに
分散させた材料からなり、正常光屈折率をnO とし、異
常光屈折率をne としたとき、n O 及びne のうちの一
方は、コア>クラッドの関係に設定され、且つ、nO
びne のうちの他方は、コア≦クラッドの関係に設定さ
れていることをことを特徴とする。
【0050】このようにコア及びクラッドに屈折率異方
性可変材料を利用すれば、光照射によりコアの屈折率
(nO 、ne )とクラッドの屈折率(nO 、ne )とを
変化させ得るため、上記した導波形デバイスを提供する
ことができる。ところで一般の光システムにおいて、T
Mモード及びTEモードの偏光を利用した制御、計測は
頻繁に行われ、システムの中で偏光子は不可欠の存在と
なりつつある。一方、光システムをより汎用的に利用す
るため、導波形デバイスを利用した小型光システムの構
築が近年なされている。このような小型光システムにお
いても、上記光システムと同様に、TMモード及びTE
モードの偏光を分離する必要が生じる。この点本発明に
係る導波形デバイスは、TMモード及びTEモードの偏
光のうち一方を導波させ他方を放射するため、TMモー
ド及びTEモードの偏光を分離し得るモードフィルタと
して機能できるため、前記した小型光システムでの重要
な構成部品と成り得る。
【0051】請求項2に係る導波形デバイスの製造方法
は、屈折率異方性可変材料からなり、あるいは、屈折率
異方性可変材料をマトリックスに分散させた材料からな
り、コアとなる部位とクラッドとなる部位を備えたデバ
イス素材を用い、デバイス素材のコアとなる部位とクラ
ッドとなる部位のうち、いずれか一方に光照射すること
にしている。従って、光照射によりコアの屈折率
(nO 、ne )とクラッドの屈折率(nO 、ne )とを
変化させ得るため、請求項1に係る導波形デバイスを有
効に製造できる。
【0052】上記した特開昭62−29913号公報技
術に係る異方性結晶では、屈折率が固定的であったが、
本発明では上記したように光照射により屈折率が可変と
なる屈折率異方性可変材料を用いるため、上記公報技術
に係る異方性結晶を利用した場合に比較して、はるかに
設計の自由度を得ることができる。また上記した材料
は、上記公報技術に係る異方性結晶を利用した場合に比
較して安価となり易い。従って請求項2に係る導波形デ
バイスの製造方法では、特開昭62−29913号公報
の第4図に示す技術とは異なり、価格を抑えた導波形デ
バイスを提供するのに有利である。
【0053】またコアとなる部位とクラッドとなる部位
とが、光照射前では同種の材料で一体的に構成されてい
る場合には、コアやクラッドの個別の組付や組立等が不
要になり、導波形デバイスの製造プロセスの簡略化に有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コア及びクラッドを備えた導波層の断面を模式
的に示す構成図である。
【図2】(A)は屈折率主軸を示し、(B)はコアにお
ける屈折率曲面を示し、(C)はコアにおける屈折率曲
面を示す構成図である。
【図3】コア及びクラッドを備えた他の導波層の断面を
模式的に示す構成図である。
【図4】TEモードフィルタの製造過程を模式的に示す
構成図である。
【図5】TMモードフィルタの製造過程を模式的に示す
構成図である。
【図6】実施例に係るモードフィルタの断面を模式的に
示す構成図である。
【図7】測定光学系を模式的に示す構成図である。
【図8】実施例に係る屈折率異方性可変材料における照
射時間と屈折率との関係を示すグラフである。
【図9】実施例に係る屈折率異方性可変材料における試
料温度と屈折率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
図中、2はコア、3はクラッドを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 茜 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 伊藤 博 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1株式会社豊田中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コア及びクラッドを備え、TEモード及び
    TMモードの2種類の偏光のうちいずれか一方を透過さ
    せる導波形デバイスであって、 コア及びクラッドは、屈折率異方性可変材料からなり、
    あるいは、屈折率異方性可変材料をマトリックスに分散
    させた材料からなり、 正常光屈折率をnO とし、異常光屈折率をne としたと
    き、 nO 及びne のうちの一方は、コア>クラッドの関係に
    設定され、且つ、 nO 及びne のうちの他方は、コア≦クラッドの関係に
    設定されていることをことを特徴とする導波形デバイ
    ス。
  2. 【請求項2】屈折率異方性可変材料からなり、あるい
    は、屈折率異方性可変材料をマトリックスに分散させた
    材料からなり、コアとなる部位とクラッドとなる部位を
    備えたデバイス素材を用い、 デバイス素材のコアとなる部位とクラッドとなる部位の
    うち、いずれか一方に光照射し、請求項1に記載の導波
    形デバイスを得ることを特徴とする導波形デバイスの製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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