JPH10123169A - 加速度検出器 - Google Patents

加速度検出器

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JPH10123169A
JPH10123169A JP29739196A JP29739196A JPH10123169A JP H10123169 A JPH10123169 A JP H10123169A JP 29739196 A JP29739196 A JP 29739196A JP 29739196 A JP29739196 A JP 29739196A JP H10123169 A JPH10123169 A JP H10123169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
reed switch
acceleration
acceleration detector
reed
Prior art date
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Pending
Application number
JP29739196A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoharu Yamamoto
直治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH10123169A publication Critical patent/JPH10123169A/ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードスイッチの位置固定を行った後でも特
性の調整が可能な加速度検出器の提供。 【解決手段】 磁石2a、2bを収納した磁石駆動部材
1、M2をリードスイッチ1A、1Bとリードスイッチ
保持部材R1から独立した構造として、感度及び検出方
向を調整可能とした加速度検出器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
に搭載され、その移動体の衝突時に乗員を保護するため
の装置等の加速度を検出する必要があるシステムに使用
される加速度検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来の加速度検出器の説明図を
示す。図3(a)は正面図で、図3(b)は縦断面図で
ある。図3において、リードスイッチ11は、筐体であ
るケース14内に設置される。この時、リードスイッチ
11のリード21は、リード切断位置11a,11bの
位置で切断され、各々のリード21は、電気信号処理の
ための引回し線18と接続した形態で設置される。
【0003】又、この引回し線18は、信号端子17に
も接続されるので、加速度検出器内の接続箇所は、
1,C2,C3,C4の4箇所となる。
【0004】又、リードスイッチ11の位置は、ケース
14内のケース底面14bにリード切断位置11aを突
き当てることで決定されている。このリードスイッチ1
1の位置を保持し、かつ、リードスイッチ11へ過大な
応力が加わることを防止するために、リードスイッチ1
1の周囲をリードスイッチ保護樹脂19により覆い、空
間を塞ぐ。
【0005】リードスイッチ11は、これを駆動させる
ための円筒状磁石12の内側に設置されている。又、円
筒状磁石12は、コイルばね13によってケース底部1
4aへ所定の荷重で押し付けられている。この時、コイ
ルばね13は、円筒状磁石12の対向方向に配された筐
体のリテーナ15によって保持される。又、円筒状磁石
12の初期の設置位置からの最大移動距離は、リテーナ
15に設けられたストッパー15aによって規定され
る。
【0006】加速度検出器の外界と円筒状磁石12が移
動する空間とは、筐体であるケース14及びリテーナ1
5の組み合せ部分である嵌合部J11,J12を介して通じ
ている。又、外界と円筒状磁石12が移動する空間を遮
断し、かつ、リテーナ15を所定の位置に固定するため
に、筐体に使用した樹脂と比較的熱膨張係数が近く、接
着性の強い封止樹脂20が、リテーナ15の外界側に充
填されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加速
度検出器の場合では、リードスイッチ保持部材と円筒状
磁石を外界から遮断するケース部材を一体に組み合わせ
て樹脂により封止するために、リードスイッチの位置固
定を行うと、これ以降において、特性の調整はできなく
なる。又、円筒状磁石の内側にリードスイッチが設置さ
れているので、リードスイッチの設置方向に対して直交
方向に円筒状磁石を駆動させることはできない。このた
めに、リードスイッチの設置方向に対して直交方向に付
加される加速度を検出器することはできないという問題
がある。
【0008】従って、本発明の技術的課題は、上記欠点
を解決し、リードスイッチの位置固定を行った後でも特
性の調整が可能な加速度検出器を提供することである。
又、リードスイッチの設置方向に対して直交方向に付加
される加速度を検出できる加速度検出器を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードスイッ
チ、磁石、コイルばね、筐体により構成され、検出方向
に付与された加速度に伴う前記磁石の移動により、前記
リードスイッチが動作する加速度検出器において、前記
磁石を収納した磁石駆動部材を、前記リードスイッチを
含むリードスイッチ保持部材から独立した構造として、
感度及び検出方向の調整を可能にしたことを特徴とする
加速度検出器である。
【0010】本発明は、リードスイッチ、磁石、コイル
ばね、筐体により構成され、検出方向に付与された加速
度に伴う前記磁石の移動により、前記リードスイッチが
動作する加速度検出器において、前記磁石を収納した磁
石駆動部材を、前記リードスイッチを含むリードスイッ
チ保持部材から独立した構造とし、かつ、複数個用いる
ことにより、複数方向の加速度を検出することを特徴と
する加速度検出器である。
【0011】本発明では、磁石形状を平板状にして、リ
ードスイッチ保持部材と磁石駆動部材を独立させること
によって、検出器の特性を、この二つの部品の組み合せ
によって調整することが可能な加速度検出器が得られ
る。又、一つのリードスイッチ保持部材に対して、複数
の磁石駆動部材を取り付けることにより、複数方向の加
速度が検出器できる加速度検出器が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の加速
度検出器について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態である加速度
検出器の説明図である。図1(a)は断面図であり、図
1(b)は、図1(a)のA−A断面図であり、図1
(c)は、図1(a)のB−B断面図である。
【0014】図1において、リードスイッチ1A及び1
Bの2つのリードスイッチと、これを保持するリードス
イッチ保持樹脂8の一体成形であるリードスイッチ保持
部材R1と、ケース4a内のケース底面4cに平板状磁
石2aが、コイルばね3aによって、所定の荷重で押し
付けられ、リテーナ5aで固定されている磁石駆動駆動
部材M1の二種類の部品から構成されている。なお、ケ
ース4aとリテーナ5aとの間に生じる嵌合面J1につ
いては、封止樹脂9で密封する。
【0015】また、この実施の形態においては、磁石駆
動部材M1での平板状磁石2aの移動方向とは反対にな
るように、ケース4b内のケース底面4dに平板状磁石
2bが、コイルばね3bによって所定の荷重で押しつけ
られて、リテーナ5bで固定され、ケース4bとリテー
ナ5bとの間に生じる嵌合面J2については、封止樹脂
9で密封したもう一つの磁石駆動部材M2を設置してい
る。
【0016】これにより、本実施の形態での加速度検出
器は、リードスイッチ1A、1Bの設置方向と平行方向
に加わる加速度G1、G2の2方向を検出することが可能
となる。即ち、加速度G1が付加された場合、平板状磁
石2aが駆動し、所定の位置でリードスイッチ1A、1
BをONさせ、加速度G2が付加された場合、平板状磁
石2bが駆動し、所定の位置でリードスイッチ1A、1
BをONさせる。
【0017】この時、例えば、加速度G2の検出を必要
としない従来と同様の加速度検出器を得る場合は、磁石
駆動部材M2を取り外すことによって、小型・軽量化を
図ることが可能である。又、この実施の形態において、
信号端子7は、リードスイッチ1A、1Bのリード21
をリードスイッチ保持樹脂8から直接引き出して使用し
ている。この信号端子7については、従来の加速度検出
器の信号端子17(図3参照)のように、引回し線18
での処理も可能である。
【0018】本発明の磁石の形状は、平板状であるの
で、ケースとの接触面積が従来の円筒状磁石の場合より
も大きく、駆動の際に生じる摩擦も大きくなる。これを
解消するために、レール状に突起22を設け、接触面積
を減らしている。この突起22は、平板状磁石の回転運
動によるがたつきを矯正する機能も有しているので、ケ
ースの内壁の平板状磁石が駆動する領域に適宜設置され
ている。
【0019】図2は、本発明の他の実施の形態の加速度
検出器の説明図により示したものである。本発明の他の
実施の形態は、磁石駆動部材の組み替えが可能であるの
で、図1での磁石駆動部材M2を90゜回転させて、リ
ードスイッチ1A、1Bと直行方向に設置する事ができ
る。これにより、加速度G1及び加速度G1と直角方向の
加速度G3を検出することが可能となる。又、各磁石駆
動部材について、その駆動緒元を個別に設定することが
可能であるので、この組み合わせで加速度検出特性の調
整が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、磁石駆動
部材とリードスイッチ保持部材との組み合わせにより、
多軸について加速度検出を行い、かつ、その部材の交換
により、加速度検出特性を調整することが可能な加速度
検出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の加速度検出器の説明図。
図1(a)は断面図。図1(b)は図1(a)のA−A
断面図。図1(c)は図1(a)のB−B断面図。
【図2】本発明の他の実施の形態の加速度検出器の説明
図。図2(a)は断面図。図2(b)は図2(a)のA
−A断面図。
【図3】従来の加速度検出器の説明図。図3(a)は正
面図。図3(b)は縦断面図。
【符号の説明】
1,11,1A,1B リードスイッチ 1a,1b リード突出位置 2,2a,2b 平板状磁石 3a,3b,13 コイルばね 4a,4b,14 ケース 4c,4d,14a,14b ケース底面 5a,5b,15 リテーナ 6,16 補強端子 7,17 信号端子 8 リードスイッチ保持樹脂 9 封止樹脂 11a,11b リード切断位置 12 円筒状磁石 15 aストッパ 18 引回し線 19 リードスイッチ保持樹脂 20 封止樹脂 21 リード 22 突起 C1,C2,C3,C4 接続箇所 G1,G2,G3 加速度 J1,J2,J11,J12 嵌合部 M1,M2 磁石駆動部材 R1 リードスイッチ保持部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードスイッチ、磁石、コイルばね、筐
    体により構成され、検出方向に付与された加速度に伴う
    前記磁石の移動により、前記リードスイッチが動作する
    加速度検出器において、前記磁石を収納した磁石駆動部
    材を、前記リードスイッチを含むリードスイッチ保持部
    材から独立した構造として、感度及び検出方向の調整を
    可能にしたことを特徴とする加速度検出器。
  2. 【請求項2】 リードスイッチ、磁石、コイルばね、筐
    体により構成され、検出方向に付与された加速度に伴う
    前記磁石の移動により、前記リードスイッチが動作する
    加速度検出器において、前記磁石を収納した磁石駆動部
    材を、前記リードスイッチを含むリードスイッチ保持部
    材から独立した構造とし、かつ、複数個用いることによ
    り、複数方向の加速度を検出することを特徴とする加速
    度検出器。
JP29739196A 1996-10-18 1996-10-18 加速度検出器 Pending JPH10123169A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108469535A (zh) * 2018-03-26 2018-08-31 温州大学 基于静电吸附效应的微加速度计

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108469535A (zh) * 2018-03-26 2018-08-31 温州大学 基于静电吸附效应的微加速度计
CN108469535B (zh) * 2018-03-26 2020-04-24 温州大学 基于静电吸附效应的微加速度计

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