JPH10123108A - 管検査方法 - Google Patents

管検査方法

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JPH10123108A
JPH10123108A JP8299538A JP29953896A JPH10123108A JP H10123108 A JPH10123108 A JP H10123108A JP 8299538 A JP8299538 A JP 8299538A JP 29953896 A JP29953896 A JP 29953896A JP H10123108 A JPH10123108 A JP H10123108A
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JP
Japan
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tube
filter
acoustic signal
signal
nail
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Pending
Application number
JP8299538A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kairiku
力 海陸
Yasuhiro Nakamura
泰博 中村
Takuichi Imanaka
拓一 今中
Toshikatsu Yoshiara
俊克 吉荒
Shigeto Nishimoto
重人 西本
Keiichi Tsuji
啓一 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Non Destructive Inspection Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Non Destructive Inspection Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10123108A publication Critical patent/JPH10123108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管内空断面積があまり変化しない釘等の細長
い異物等が管内に存在する場合でも、その異物の存在を
音響信号により識別することの可能な管検査方法を提供
すること。 【解決手段】 管Tの一端T1に取り付けた送信子14
から音響信号を管T内部に送信すると共に、同じくこの
管Tの一端T1に取り付けた受信子15により管T内で
反射した音響信号を受信する。受信された音響信号から
フィルター7により一部の周波数を除去する。管Tの一
端T1からより他端T2側に近い位置を検査する際に前
記フィルター7のしきい値をより低く設定しつつ、同じ
反射源に基づく音響信号についてフィルター7通過前後
の信号強度を比較する。このしきい値を段階的に変化さ
せる度に、音響信号の送信及び受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管内部に侵入する
異物、例えば管の釘の突き刺さりや貫通等を検査するに
適した管検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ステンレスの薄板管を蛇腹状に成
形したフレキシブル管が種々の配管用に多用されてい
る。この種のフレキシブル管は、管を自由に屈曲させる
ことが可能であるため、配管の作業性が極めて良い。そ
の反面、管自体が薄板で形成されているため、釘等が管
に突き刺さったり貫通する場合がある。
【0003】一方、管検査の手法としては、例えば、特
公平7−1168号(特開昭61−29757号)公報
に記載の如く、音響パルスにより、管内の状況を検査す
る方法が提唱されている。同公報によれば、照射波と管
内からの反射波との位相を比較することにより、反射波
発生位置で管内空断面積が大きくなっているのか小さく
なっているのかを判定している。
【0004】同従来方法によれば、管内空断面積の変化
程度が比較的大きな、配管の潰れ、水又は土の侵入等の
原因による場合は上述の位相の比較を行い易いので、そ
の検出が容易である。しかし、管に対する釘の突き刺さ
りや貫通等は、管内空断面積があまり変化しないので、
上述の位相の比較を行い難い。したがって、上記公報に
記載の如き従来技術では、釘の突き刺さり等の原因によ
る管内の異常は非常に識別し難いという限界があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術の実状
に鑑みて、本発明は、管内空断面積があまり変化しない
釘等の細長い異物等が管内に存在する場合でも、その異
物の存在を音響信号により識別することの可能な管検査
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る管検査装置の特徴は、管の一端に取り
付けた送信子から音響信号を管内部に送信すると共に、
同じくこの管の一端に取り付けた受信子により管内で反
射した音響信号を受信し、受信された音響信号からフィ
ルターにより一部の周波数を除去し、前記管の一端から
より他端側に近い位置を検査する際に前記フィルターの
しきい値をより低く設定しつつ、同じ反射源に基づく音
響信号について前記フィルター通過前後の信号強度を比
較することにある。特に、前記フィルター通過前後の信
号を双方とも認識するには、前記フィルターとして、受
信された音響信号から少なくとも低域側周波数を前記一
部の周波数として除去するハイパスフィルターを用いる
ことが望ましい。
【0007】発明者らの実験によれば、管内空断面積が
あまり変化しない釘等の細長い異物等が管内に存在する
場合、管に孔が開いていたり土等で管が閉塞している場
合に比較して、反射波の低周波成分の割合が低いことが
判明した。したがって、同じ反射源に基づく音響信号に
ついて、低周波成分を除去するハイパスフィルター通過
前後の信号強度を比較すると、釘等による反射波はハイ
パスフィルターの通過前後でその強度の差は僅かであ
り、換言すれば、ハイパスフィルターの通過前後でその
強度の減衰率は小さい。また、発明者らの他の実験によ
れば、管の音響信号入射側の一端からより他端側に近い
位置を検査する際に、ハイパスフィルターのしきい値を
より低く設定することで、かかるフィルター通過前後の
音響信号の減衰率を釘等について小さく維持でき、且
つ、信号のS/N比をも向上できることが判明した。
【0008】本発明を実施するに当たっては、前記しき
い値を段階的に変化させる度に前記音響信号の送信及び
受信を行うようにしてもよい。すなわち、音響信号入射
側からの距離範囲を適当に区分し、各区分毎に上述の減
衰率を十分小さく維持でき且つS/N比も十分な周波数
のしきい値を割り付けて、音響信号の送受信を行えばよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。本実施形態及び以下の
実施例では、蛇腹状に形成した直径25mm程度のステ
ンレス鋼製のフレキシブル管を、検査対象である管Tと
している。また、管Tの中間部における適宜位置には直
径3mm程度の釘Nを貫通させ又は突き刺してある。
【0010】本発明に係る管検査装置1は、図1に示す
ように、大略、管の一端T1側に取り付けるセンサヘッ
ド2と、パーソナルコンピューター3及びCRT装置4
よりなる表示手段5と、発信器6と、フィルター7とを
備えている。パーソナルコンピューター3は、汎用品に
ソフトウェアを組み込むことによって、以下の各種機能
を実現するように構成してある。
【0011】先のセンサヘッド2では、ケース10の内
部に設けた開口部を有する仕切り板11に送信子たるス
ピーカー14を支持してある。また、スピーカー14の
中心部近傍の仕切り板11から音響信号の送信側に向か
って突出する支持具に、受信子たるマイクロフォン15
を設けてある。スピーカー14としては、例えば、汎用
オーディオ機器のトゥイターを用いることができ、ま
た、マイクロフォン15には汎用のコンデンサマイクロ
フォンを用いることが可能である。ケース10は、その
前面側に設けられたノズル部に樹脂製の接続チューブ1
2を嵌合させ、この接続チューブをさらに管Tの一端T
1に差し込んで取り付けてある。もちろん、この接続チ
ューブ12は、適宜、環境に応じて長くすることも可能
である。スピーカー14から管T内に発信された音響信
号は、釘N及び管の他端T2等で反射され、この反射信
号がマイクロフォン15により受信される。
【0012】先のパーソナルコンピューター3は、操作
部21の操作により、ドライバ22を介して発振器6を
駆動させる。発振器6は、例えば、中心周波数10kH
z程度の方形波を生成するものであり、この方形波は送
信アンプ6aにより増幅されスピーカー14を駆動させ
る。一方、マイクロフォン15により受信され且つ受信
アンプ7aにより増幅された反射音響信号は、フィルタ
ー7を通過するか又は未通過の状態で更にA/Dコンバ
ータ23を介してメモリチップ又はハードディスク等の
メモリ手段24に蓄積される。受信音響信号をフィルタ
ー7の通過によりフィルタリングさせるか未通過の状態
でメモリ手段24に蓄積させるかは、操作部21を介し
てフィルタを制御することで、適宜選択が可能である。
【0013】本実施形態及び以下の実施例では、フィル
ター7を例えば10kHz以下の信号のみ通過させるロ
ーパスフィルターと、後述する値以上の信号を通過させ
るハイパスフィルターとにより構成してある。これらハ
イパスフィルター及びローパスフィルターのしきい値と
なる周波数は操作部21の操作により適宜変更可能であ
る。なお、10kHz以上の高域側周波数をカットする
のは、高周波ノイズを除去するためであり、高周波ノイ
ズが少ない場合はローパスフィルターを省略できる。
【0014】フィルター7を通過せずにメモリ手段24
に蓄積された信号は、処理手段26によりグラフィック
処理された後、例えば、図2(a)(c)(e)に示す
如き態様で同時にCRT装置4に表示される。また、フ
ィルター7を通過してフィルタリングされた信号は、同
様に処理手段26及びCRT装置4を介して図2(b)
(d)(f)の如き態様で表示される。そして、これら
図2(a)(c)(e)のグラフと、図2(b)(d)
(f)のグラフとを、CRT装置4に同時に表示するこ
とによって、フィルター7通過及び未通過の信号を対比
させて表示する。
【0015】メモリ手段24に蓄積された音響信号は、
操作部21の操作によりその特徴部を選択できる。特徴
部の選択は、ドライバ22の作動に連動するタイマ25
により一端T1からの特徴部の距離を時間に換算するこ
とにより行われる。例えば、図2における送信パルスS
tの発信時刻tsを基準に、管他端での信号Seの受信
時刻te並びに釘信号S1及び釘孔信号S2の受信時刻
txを求め、その特定の受信時刻tx近傍の信号のみを
抽出して、フィルター7通過前の信号S1とフィルータ
7通過後の信号S1’とを比較できる。
【0016】ここで、図2(a)(b)に示すフィルタ
ー7通過前後の釘信号S1、S1’の減衰率Aは、S
1,S1’の電圧をそれぞれa1,b1とすると、次式
により求められる。なお、これら釘信号S1、S1’
は、釘Nを管Tの直径にわたって完全に貫通させた状態
でサンプリングしたものである。 A=20log(a1/b1)
【0017】また、図2(c)(d)に示すフィルター
7通過前後の釘孔信号S2、S2’の減衰率Bは、S
2,S2’の電圧をそれぞれa2,b2とすると、次式
により求められる。なお、釘孔信号S2、S2’は、貫
通させた釘を引き抜いて形成される孔に起因するもの
で、釘孔部は実質的に管Tの断面積が増大しているに等
しく、管閉塞や他の異物に起因する信号を代表する。 B=20log(a2/b2)
【0018】上記ハイパスフィルターのしきい値は、釘
に起因する信号の減衰率Aが小さいにも関わらず、釘孔
に起因する信号の減衰率Bの大きいことが望まれる。す
なわち、減衰率の差B−Aが、釘と釘孔等の原因を識別
し得る程度の大きさであることが必要となる。図3にお
ける直線HLは、釘及び釘孔の位置を変更した場合にお
ける少なくとも減衰率の差B−Aが3dB以上となる値
の点fa,fb,fcにより求めた限界線である。すな
わち、この限界線HLよりも左下に位置する条件であれ
ば、反射信号が釘等又はそれ以外の原因によるものであ
るかを識別できる。限界線HLは左下がりであることか
ら、管の一端からより他端側に近い位置を検査する際に
ハイパスフィルターのしきい値をより低く設定すべきこ
とが伺える。なお、S/N比等の問題から、しきい値は
VLよりも大きな値であることが望ましい。
【0019】図4に示すグラフは、フィルター7におけ
るハイパスフィルターのしきい値と、フィルター7通過
後の釘信号S1’のS/N比との関係を示す。G1〜G
5は、それぞれ釘貫通位置を一端T1側から5〜15m
の範囲で変更させた場合に相当する。S/N比のピーク
値の変遷を破線PLにて示す。S/N比のピーク値をと
るハイパスフィルターのしきい値は、釘の位置が遠くな
る程、低くなっている。よって、この点からも、管の一
端からより他端側に近い位置を検査する際にハイパスフ
ィルターのしきい値をより低く設定すべきことが伺え
る。なお、同グラフの点fa,fb,fcは、図3のグ
ラフの同じ符号の点に対応するものであり、破線PLに
沿ったハイパスフィルターのしきい値設定は、先の限界
線HLの条件に適合している。
【0020】上記検査装置1を用いて検査を行うには、
まず、フィルター7を介さないで音響信号を送受信し、
次いで、ハイパスフィルターのしきい値を段階的に低下
させさせる度に音響信号の送受信を行うようにする。例
えば、管Tを図1に示すように、一端T1から0〜5m
の範囲に相当する区画A1、5〜10mの範囲に相当す
る区画A2、10〜15mの範囲に相当する区画A3に
区分する。ハイパスフィルターのしきい値を4kHzに
設定した場合は区画A1を検査し、同しきい値を2kH
zに設定した場合は区画A2を検査し、しきい値を1k
Hzに設定した場合は区画A3を検査する。区画数、区
画範囲、しきい値の周波数等は管の径や長さ、異物の状
況に応じて適宜変更が可能である。
【0021】最後に、本発明のさらに他の実施の形態の
可能性について説明する。図2(e)(f)に示すフィ
ルター7通過前後の釘信号S3、S3’は、釘Nをその
先端部が管Tの内部に数mm突出する状態で得られたも
のである。釘信号S3、S3’のレベルa3,b3は十
分に認識でき且つそれらの減衰率は非常に小さいので、
他の信号と十分に識別し得ることが確認された。すなわ
ち、本発明によれば、僅かな釘等の打ち込みでも検出す
ることが可能である。
【0022】上記実施形態及び実施例では、蛇腹状のス
テンレス鋼製ガス管を検査対象としたが、本発明では、
鋳鉄、鉛管のほか、ゴム管や樹脂管をも検査対象とする
ことができる。上述の釘の貫通や突き刺さりの角度や突
き刺さり位置は不問であり、識別し得る管内状況として
は釘の貫通や突き刺さりに限られず、針金等の異物や氷
柱の形成等も識別し得る。
【0023】上記実施形態では、あるしきい値未満の信
号をローカットするフィルターを通過させた信号を未通
過の信号と比較し、信号の減衰率が小さな場合には釘N
が貫通するような異物であると判定した。しかし、同し
きい値以上の信号をハイカットするフィルターを通過さ
せた信号を未通過の信号と比較し、信号の減衰率が大き
な場合には釘等の異物であると判定するように構成して
もよい。但し、フィルター7通過前後の信号が双方とも
確認し易いという点から、上述のローカットを行うハイ
パスフィルターを用いる構成が優れている。本発明にお
けるローカットはパイパスと同義であり、ハイカットは
ローパスと同義である。
【0024】フィルター通過及び未通過の信号を対比さ
せて表示するには、これら双方の信号を上述の如く同時
に表示する他、これら双方の信号の差分のみを表示させ
るように構成することも可能である。また、本発明にい
う表示装置とは、ディスプレイ装置のみならず、信号の
強度が一定値を越える場合又は越えない場合に点灯する
発光ダイオード等により構成してもよく、例えば、タイ
マにより選択されたフィルター通過及び未通過の信号の
差分が一定値に満たない場合に発光ダイオード等の点灯
で上述の如き釘等が貫通している旨を表示するように構
成してもよい。
【0025】上記実施形態では、音響信号の送信子と受
信子とをそれぞれ別体のスピーカーとマイクロフォンと
で構成したが、これら送信子と受信子とは同一のデバイ
スにより構成してもよい。例えば、単一のスピーカーを
送受信子として設け、ボイスコイルにパルス電圧を加え
ると共に、受信音響信号パルスに起因してボイルコイル
両端に生じる電圧を解析するように構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】このように、上記本発明の特徴によれ
ば、フィルター通過又は未通過の信号を対比させる際
に、釘等の位置に応じてフィルターのしきい値を変更す
ることで、管内に侵入する釘等の細長い異物等をより確
実に識別することが可能となった。
【0027】また、しきい値を段階的に変化させる度に
音響信号の送受信を行うことで、検出し難い細長い異物
等の検出精度を向上させつつ、迅速に検査を行うことが
可能となった。
【0028】なお、特許請求の範囲の項に記入した符号
は、あくまでも図面との対照を便利にするためのものに
すぎず、該記入により本発明は添付図面の構成に限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管検査方法に用いる管検査装置の概略
を示す論理ブロック図である。
【図2】管に対する音響パルス信号の発信後における受
信信号の時間に対する強度変化を示すグラフであって
(a)(c)(e)はフィルタ未通過、(b)(d)
(f)はフィルタ通過後の信号をそれぞれ示すグラフで
ある。
【図3】減衰率差が3dB以上の場合における釘の貫通
位置とハイパスフィルターのしきい値との関係を示すグ
ラフである。
【図4】釘の貫通位置を変化させた場合におけるハイパ
スフィルターのしきい値と釘信号のS/N比との関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 検査装置 2 センサヘッド 3 パーソナルコンピューター 4 CRT装置 5 表示手段 6 発振器 7 フィルター 6a送信アンプ 7a受信アンプ 10 ケース 11 仕切り板 11a支持体 12 接続チューブ 14 スピーカー(送信子) 15 マイクロフォン(受信子) 21 操作部 22 ドライバ 23 A/Dコンバータ 24 メモリ手段 25 タイマ 26 処理手段 T 管 T1一端 T2他端 N 釘.。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今中 拓一 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内 (72)発明者 吉荒 俊克 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内 (72)発明者 西本 重人 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内 (72)発明者 辻 啓一 大阪市西区北堀江1丁目18番14号 非破壊 検査株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管(T)の一端(T1)に取り付けた送
    信子(14)から音響信号を管(T)内部に送信すると
    共に、同じくこの管(T)の一端(T1)に取り付けた
    受信子(15)により管(T)内で反射した音響信号を
    受信し、受信された音響信号からフィルター(7)によ
    り一部の周波数を除去し、前記管(T)の一端(T1)
    からより他端(T2)側に近い位置を検査する際に前記
    フィルター(7)のしきい値をより低く設定しつつ、同
    じ反射源に基づく音響信号について前記フィルター
    (7)通過前後の信号強度を比較することを特徴とする
    管検査方法。
  2. 【請求項2】 前記しきい値を段階的に変化させる度に
    前記音響信号の送信及び受信を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の管検査方法。
  3. 【請求項3】 前記フィルター(7)が受信された音響
    信号から少なくとも低域側周波数を前記一部の周波数と
    して除去するものである請求項1又は2のいずれかに記
    載の管検査方法。
JP8299538A 1996-10-23 1996-10-23 管検査方法 Pending JPH10123108A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002010709A3 (en) * 2000-08-01 2002-08-29 Draper Lab Charles S Pipe inspection with a wave launcher, welding of pipe sections

Cited By (3)

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WO2002010709A3 (en) * 2000-08-01 2002-08-29 Draper Lab Charles S Pipe inspection with a wave launcher, welding of pipe sections
US6597997B2 (en) 2000-08-01 2003-07-22 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Non-invasive pipe inspection system
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