JPH10122134A - 電磁ポンプ - Google Patents

電磁ポンプ

Info

Publication number
JPH10122134A
JPH10122134A JP29576696A JP29576696A JPH10122134A JP H10122134 A JPH10122134 A JP H10122134A JP 29576696 A JP29576696 A JP 29576696A JP 29576696 A JP29576696 A JP 29576696A JP H10122134 A JPH10122134 A JP H10122134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic pump
electromagnetic
constant voltage
variable resistor
electromagnetic coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29576696A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruya Sawada
輝也 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Control Ind Co Ltd
Original Assignee
Nippon Control Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Control Ind Co Ltd filed Critical Nippon Control Ind Co Ltd
Priority to JP29576696A priority Critical patent/JPH10122134A/ja
Publication of JPH10122134A publication Critical patent/JPH10122134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ポンプの吐出し流量を無段階に調整でき
るようにして、吐出し流路の設定並びに調整を容易にし
たものである。 【解決手段】 定電圧回路からの直流電圧をポンプ駆動
回路にてパルス波に変換して電磁ポンプの電磁コイルに
印加し、プランジヤを往復動せしめる電磁ポンプにあっ
て、前記定電圧回路の出力を調整する可変抵抗器を設
け、該可変抵抗器によりパルス電圧の振幅をリニアに調
整したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁ポンプ、特
に石油燃焼器具の燃料供給用の電磁ポンプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電磁ポンプは、電磁コイルにパルス電流
が印加されることで該コイルに断続磁気力を発生させ、
これによりプランジヤを往復動せしめ、もって吸入弁と
吐出弁との間の容積の変化から流体を吸入し、加圧して
ポンプ作用が行なわれるものである。この電磁ポンプへ
印加されるパルスは、一般に商用電源を整流して直流電
源に変換し、その直流電源をパルス変換回路を介して所
望のパルス巾と振巾を持つものを作り出していた。
【0003】しかし、吐出し流量の一定化のために、直
流電源の安定化が必要であり、三端子レギュレータなど
の定電圧回路を組込むことが行なわれている(特開平8
−128386号公報)。そして、石油燃焼機において
使用される電磁ポンプは、1分当り吐出し量が数ccら
10cc程度のものであり、ポンプの構成部品の寸法精
度やばね類の強さのわずかな誤差によっても吐出し性能
に影響を受けること大であり、流量の調整ならびに設定
には、電磁コイルに直列に固定抵抗器が接続され、その
際に適宜な抵抗値を選択していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、電磁ポン
プの吐出し流量ならびに設定を電磁コイルに直列に固定
抵抗器を接続することで行なっているが、その固定抵抗
器を例えば0Ωから10Ωの11段階で適宜に選択して
いたことから、吐出し流量の調整ならびに設定も段階的
になるし、多量生産時にあっては、予め選択された固定
抵抗器では、電磁ポンプ自体の精度のばらつきから吐出
し流量の許容差が大きくなる欠点があり、生産ロット内
における設定精度に問題があった。
【0005】このため、この発明では、電磁ポンプの吐
出し流量の調整ならびに設定の方法を電磁コイルに直列
に接続される流量調整用の固定抵抗器を段階的に適宜選
択する代わりに、パルス波の波高値(振幅)を可変でき
る構成として、電磁ポンプの電磁コイルに印加されるパ
ルス電圧の波高値(振幅)を無段階に調整することによ
り、吐出し流量も無段階に調整できるようにして電磁ポ
ンプの吐出し流量の設定並びに調整を容易に、且つそれ
ぞれの電磁ポンプに対応できるようにして設定並びに調
整精度の向上を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を達成するた
め、この発明に係る電磁ポンプは、定電圧回路からの直
流電源をポンプ駆動回路によりパルス波にして電磁コイ
ルに印加してプランジヤを往復動せしめて燃料を送油す
る電磁ポンプにおいて、前記定電圧回路の出力側に該回
路の出力を調整する可変抵抗器を前記電磁コイルとは並
列に接続して、前記定電圧回路で決定するパルス電圧の
振幅をリニアに制御したことにある(請求項1)。
【0007】このため、電磁ポンプの吐出し流量の調整
並びに設定は、定電圧回路で決定された電圧、即ち、パ
ルス電圧の振幅を可変抵抗器にて無段階に調整すること
が可能となって、段階的な調整による不都合を防ぐと共
に、電磁ポンプ自体の精度のばらつきにも簡易に対応で
きるものである。
【0008】また、少なくとも定電圧回路と可変抵抗器
とを電磁ポンプ本体と別体で着脱可能な別体ユニットに
設けられたことにあり(請求項2)、電磁ポンプ本体に
は何ら電子部品を持たせずに電磁ポンプの標準化、汎用
化が図れるものである。
【0009】さらに、定電圧回路のバイアス電流をパル
ス波のデュティ比に応じて流すようにし、(請求項
3)、バイアス電流がパルス電圧のデュテイ比に応じて
流され、消費電力の低減を図ることができる。定電圧回
路として、三端子レギュレータを採用している(請求項
4)。
【0010】
【発明の実態の形態】以下、発明の実態の形態を説明す
る。
【0011】図1乃至図3において、電磁ポンプ1は、
電磁ポンプ本体2と別体ユニット3とより構成され、電
磁ポンプ本体2は、シリンダ4内を往復動可能にプラン
ジヤ5が挿入されており、このプランジヤ5を支持し、
該プランジヤ5の往復動を補助するために、該上部ばね
6及び下部ばね7は、その反プランジヤ側がシリンダ4
に嵌合の受部8,9に受けられ、該受部8,9にてプラ
ンジヤ5はシリンダ4内に納められている。
【0012】プランジヤ5は、その中心軸方向に貫通孔
14が形成されており、この貫通孔14には吸入弁15
が設けられ、該吸入弁15はプランジヤ5に固着の弁シ
ート17に着座されている。
【0013】電磁コイル19は、ボビン20に巻装さ
れ、前記シリンダ4の周囲に配され、上端部に電力供給
のための下記する端子取付片46が形成されており、こ
の電磁コイル19の上部に上磁気プレート21が、下部
に下磁気プレート22がそれぞれ装着され、前記上磁気
プレート21は上磁極筒23が上部より前記ボビン20
に内嵌されつつ前記シリンダ4に外嵌されて設けられ、
下磁気プレート22は、下磁極筒24が下方より前記ボ
ビン20に内嵌されつつ前記シリンダ4に外嵌されて設
けられている。
【0014】吸入パイプ26は、樹脂などで製造されて
おり、その中心に通孔27が形成され、その上方に外に
張り出すつば28を有し、前記したシリンダ4の下端が
挿入されて、外嵌するオーリングにて油密が保たれてい
る。この吸入パイプ26は、下板30が下方から挿入さ
れ、つば28に係合し、外板31にねじにて取付けられ
ている。
【0015】吐出ニップル33は、外周に円状のつば部
34と、軸方向に形成の六角部35を有し、内部に軸方
向に通孔36が形成されると共に、上方の外板31に形
成される六角孔44に係合され、該吐出ニップル33が
前記した下板30とねじ止めされることで、該吐出ニッ
プル33は押し付けられる。この吐出ニップル33の通
孔36に、吐出弁37とばね38を順次収納し、更に吐
出シート39が配された吐出シート押え40を押し込ま
れ、その端にオーリングにて油密に保持される。
【0016】端子取付片46は、前記ボビン20の上端
に延設して設けられ、一対の端子47a,47bが取付
られている。この一対の端子47a,47bは共にコイ
ル19の端の電線に接続されている。
【0017】別体ユニット3は、基板50に電子部品が
取付けられており、基板50は、いわゆる配線基板であ
って、前記一対の端子47a,47bを接続する一対の
端子受具55a,55bと三端子レギュレータ56と、
流量調整用の可変抵抗器57と、固定抵抗器58及びコ
ネクタ59とが設けられている。このコネクタ59は4
ピンを持つもので、下記する図4にも示されている。
【0018】別体ユニット3の基板50は、その下端が
前記下板30に形成の孔41に嵌合すると共に、上端が
樹脂製の止具62にて端子取付片46に取付けられたL
字状の取付具61に支えられている。即ち、別体ユニッ
ト3は、電磁ポンプ本体2と一体化されている。
【0019】図4において、この発明の電気回路が示さ
れ、直流電源70は、50サイクル又は60サイクルの
交流の商用電源を直流に整流したもので、この直流電源
70の+側が下記する定電源回路を構成する三端子レギ
ュレータ56の入力端子73−1に接続されている。
【0020】パルス発生回路71は、所望のパルス制御
信号を得るためのもので、このパルス制御信号をトラン
ジスタなどのスイッチング素子72に出力するものであ
る。このパルス制御信号によりスイッチング素子72を
ON,OFFさせて、所望するパルスが得られるもので
あり、このパルス発生回路71とスイッチング素子72
によりポンプ駆動回路を構成している。
【0021】三端子レギュレータ56は、市販される公
知のもので、入力端子73−1と出力端子73−3及び
コモン端子73−2を持ち、入力端子には直流電源70
が接続され、出力端子73−3には、前記した電磁ポン
プ1の電磁コイル19一端が接続されると共に、該電磁
コイル19に並列に固定抵抗器74と可変抵抗器75が
接続されコネクタ53を介して接地されている。そして
また、三端子レギュレータ56のコモン端子73−2
は、前記した可変抵抗器75を介して接地されている。
なお、前記電磁コイル19の他端は、前記スイッチング
素子72のコレクタ側にコネクタ59を介して接続され
ている。
【0022】従って、スイッチング素子72に制御信号
が入力されると、それに応じて所望のパルス波が得られ
る。このパルスは、前記した三端子レギュレータにて常
に一定の波高値(振幅)が得られるものである。
【0023】この可変抵抗器75の両端電圧をVREF
すると、出力電圧Voutは、Vout=(1+V/V
R)×VREF となる。従って、可変抵抗器75の抵抗値
変化によって、その出力電圧が変化することがわかる。
この出力電圧の変化により、図6に示すような特性線と
なる。なお、76は駆動素子保護用ダイオード(フライ
ホイルダイオード)、77は発振防止用コンデンサ、7
8は三端子レギュレータ保護用ダイオードである。
【0024】図5は、この発明の第2番目の電気回路の
実施の形態が示され、可変抵抗器75か反三端子レギュ
レータ側を前記実施形態と異なり、前記電磁コイル19
とスイッチング素子72との間に接続しており、これに
より三端子レギュレータ73からのバイアス電流IB
スイッチング素子72のOFF時に三端子レギュレータ
73も非導通となり、該バイアス電流が流れなくなる。
【0025】その三端子レギュレータ73の消費電力
(PLOSS)は、PLOSS=VIN×IB×P.W./Tで表
され、P.W.はパルス幅、即ちON時間、Tはパルス
周期であり、例えば、VIN=30V,IB =10mA,
P.W.=10mS,T=80mSとすると、本願発明
の第2の実施の形態でのPLOSS=30×0.010×1
0×10/80×1000=37.5mWとなるが、本
願発明の第1の実施の形態では、PLOSS=30×0.0
10×1000=300(mW)となり、300−3
7.5(mW)=262.5(mW)の消費電力が低減
される。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可変
抵抗器によりパルス振幅(波高値)が制御でき、これに
より電磁ポンプ本体のバラツキに対処でき、従来の固定
抵抗器を選択して取り付けることによる調整手段の繁雑
化、並びに、段階的な調整となることの不都合を解決で
きる利点を有するものである(請求項1)。また、少な
くとも定電圧回路と可変抵抗器とを電磁ポンプ本体と別
体で着脱可能な別体ユニットに設けていることから、電
磁ポンプ本体には何ら電子部品を持たせずに電磁ポンプ
の標準化、汎用化が図れるものである(請求項2)。さ
らに、定電圧回路のバイアス電流をパルス波に応じて流
すようにしたから、バイアス電流がパルス電圧のデュテ
イ比に応じて流され、消費電力の低減が図られるもので
ある(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電磁ポンプの側面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】この発明に用いられる電気回路図である。
【図5】この発明に用いられる第2番目の電気回路図で
ある。
【図6】この発明のパルス振幅(波高値)と吐出し流量
との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 電磁ポンプ 2 電磁ポンプ本体 3 別体ユニット 5 プランジヤ 19 コイル 70 直流電源 71 パルス発生回路 72 スイッチング素子 73 三端子レギュレータ 75 可変抵抗器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧回路からの直流電源を、ポンプ駆
    動回路によりパルス波にして電磁コイルに印加してプラ
    ンジヤを往復動せしめて燃料を送油する電磁ポンプにお
    いて、 前記定電圧回路の出力側に該回路の出力を調整する可変
    抵抗器を、前記電磁コイルとは並列に接続して、前記定
    電圧回路で決定するパルス電圧の振幅をリニヤに制御す
    ることを特徴とする電磁ポンプ。
  2. 【請求項2】 少なくとも、定電圧回路と可変抵抗器と
    を電磁ポンプ本体と別体で着脱可能な別体ユニットに設
    けたことを特徴とする請求項1記載の電磁ポンプ。
  3. 【請求項3】 定電圧回路のバイアス電流をパルス波の
    デュティ比に応じて流すようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の電磁ポンプ。
  4. 【請求項4】 定電圧回路は、三端子レギュレータであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載の電磁ポンプ。
JP29576696A 1996-10-17 1996-10-17 電磁ポンプ Pending JPH10122134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29576696A JPH10122134A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 電磁ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29576696A JPH10122134A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 電磁ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10122134A true JPH10122134A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17824898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29576696A Pending JPH10122134A (ja) 1996-10-17 1996-10-17 電磁ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10122134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107795452A (zh) * 2012-09-26 2018-03-13 奥博迪克斯股份有限公司 一种电磁泵

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107795452A (zh) * 2012-09-26 2018-03-13 奥博迪克斯股份有限公司 一种电磁泵
CN107795452B (zh) * 2012-09-26 2020-02-07 奥博迪克斯股份有限公司 一种电磁泵

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7030572B2 (en) Lighting arrangement
DE2600890C3 (de) Ultraschallgenerator mit einem Ultraschallwandler
US7505600B2 (en) Processor control of an audio transducer
US5164891A (en) Low noise voltage regulator and method using a gated single ended oscillator
US6388902B1 (en) Switching power supply circuit
JP2009076457A (ja) 電磁接触器内のac/dcコイル用電子モジュール
TW202012942A (zh) 一次側恆定電流調節
US4118739A (en) Switching regulator for television receiver for generating a stabilized D.C. supply voltage for operating the various TV circuits
JPH10122134A (ja) 電磁ポンプ
US6275013B1 (en) Switching power supply employing an internal resistance in series with a zener diode to stabilize a DC output
JP3158243B2 (ja) 電磁ポンプ
US20030090911A1 (en) Power source circuit
JPH0233187A (ja) ラスター水平位置制御装置
JPH0610539B2 (ja) 流量制御ノズル装置
US6909245B2 (en) Ballast circuit for control of lamp power
US8498431B2 (en) Capacitor microphone
KR100904239B1 (ko) 가습기의 분무량 제어 장치
JP5285802B1 (ja) 電源装置及び表示装置
JPH0755335Y2 (ja) 流量形電磁ポンプの流量調整装置
JPS626658Y2 (ja)
JPS5911256B2 (ja) スイツチング・レギユレ−タ
JPH08317650A (ja) スイッチング電源装置
JP3262974B2 (ja) 電磁ポンプ
WO1996013141A2 (en) Circuit arrangement for a lamp comprising a first and second circuit branch connected to the lamp
JP2000179611A (ja) 防振装置