JPH10118813A - キーレスドリルチャック - Google Patents

キーレスドリルチャック

Info

Publication number
JPH10118813A
JPH10118813A JP9189244A JP18924497A JPH10118813A JP H10118813 A JPH10118813 A JP H10118813A JP 9189244 A JP9189244 A JP 9189244A JP 18924497 A JP18924497 A JP 18924497A JP H10118813 A JPH10118813 A JP H10118813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
chuck
elevating member
shaped groove
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9189244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3108654B2 (ja
Inventor
Kengo Horiuchi
健吾 堀内
Masayuki Sato
雅之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiuchi Kengo
Original Assignee
Horiuchi Kengo
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiuchi Kengo filed Critical Horiuchi Kengo
Priority to JP09189244A priority Critical patent/JP3108654B2/ja
Priority to TW087210126U priority patent/TW363470U/zh
Priority to KR1019970040342A priority patent/KR100254909B1/ko
Priority to DE19736891A priority patent/DE19736891A1/de
Priority to US08/917,850 priority patent/US5918886A/en
Priority to CN97117839A priority patent/CN1185362A/zh
Publication of JPH10118813A publication Critical patent/JPH10118813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108654B2 publication Critical patent/JP3108654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/008Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control with arrangements for transmitting torque
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1253Jaws movement actuated by an axially movable member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S279/00Chucks or sockets
    • Y10S279/902Keyless type socket
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17564Loose jaws
    • Y10T279/17598Fixed cam and moving jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/89Tool or Tool with support
    • Y10T408/907Tool or Tool with support including detailed shank

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重切削等では爪と刃物との間に滑りが起き易
く、爪の摩耗が起き易かった。 【解決手段】 刃物後部をチャックするためシャフトに
対して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部
側方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて
刃物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切
削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部
材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に
刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおい
て、昇降部材の爪開口部側端面にV型溝を設け、V型溝
に刃物後部を着脱自在に装着できることを特徴とするキ
ーレスドリルチャックによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キーレスドリル
チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にキーレスドリルチャックは、ドリ
ル、タップ等の刃物を手締めでチャックにより保持す
る。この刃物を保持するチャックの把握力は、チャック
の爪と刃物間の摩擦力によっている。そのため、爪と刃
物が滑る場合は、チャックを増し締めしたり、あるいは
切削量を少なくして刃物の切削抵抗を減らしていた。
【0003】また、実開昭50ー99585号公報(先
行技術1)に「チャックアーバーの先端面にくさび形の
へこみ部を設け、このへこみ部に嵌まるように形成され
たドリルの柄側端部を上記へこみ部に突き合わせ状に嵌
合回り止めさせてチャックのドリルは握力の不足を補う
ようにしたことを特徴とするドリルチャックの空転防止
機構」の記載があり公知である。
【0004】さらに、実公平3ー29056号公報(先
行技術2)には、「ドリル把持構造」に関し、「回転ス
ピンドルに同心に着脱自在とされる本体と、その本体の
先部に取り付けられた爪間隔調整部と、この爪間隔調整
部の内側に収容されかつ周方向に隣接して配置された複
数の爪とを持ち、爪によってドリルの軸線が本体の軸線
と一致するようにドリルのシャンクの外周面を把持し、
ドリルのシャンクは円形軸直角断面を有し、このシャン
クの末端には、そのシャンクの円形外周面の半分の第1
円弧状部分と、シャンクの軸線を通る平面状の第1回転
伝達面とから成る半円形軸直角断面を有する凸部を設
け、本体の先部には、その本体の軸線方向に開口した凹
部が形成され、この凹部には、前記凸部が嵌合し、凹部
には本体の回転軸線を通る平面であって、凸部の第1回
転軸線を通る平面であって、凸部の第1回転伝達面が面
接触する第2回転伝達面と、シャンクの円弧状部分に対
向して形成される第2円弧状部分とを有することを特徴
とするドリル把持構造。」の記載があり、チャックの中
に半月型の凹部を設けた構造が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キーレスドリルチャッ
クにおいて、ドリル、タップ等の刃物シャンクを挟み支
持する爪が、刃物との間で滑ると爪の摩耗、傷、芯振
れ、加工不良や機械、治具、刃物の破損を起こし、刃物
シャンクに傷が付いたドリル等の刃物は芯振れを起こし
易くなり高精度の加工には使用できなくなる。
【0006】刃物が爪との間で滑ることに起因する爪の
摩耗が少しでもあると、キーレスドリルチャックの使用
は出来ても初期精度が失われ精度を必要とする加工に使
用できなくなったり、爪の把握力が弱くなるため無人機
械には故障の原因となる。
【0007】そこで、キーレスドリルチャックのチャッ
クを増し締めする方法や切削量を少なくして、ドリル等
の刃物の切削抵抗を減らすなどの方法が取られるが、増
し締めした場合にも把握力には限界があり、締めすぎる
とチャックの破損の原因になり、切削量を少なくした場
合には時間が掛かり加工コストが高くなるばかりか重切
削用の刃物に対応できない。
【0008】キーレスドリルチャックの場合、爪の把握
力は切削抵抗に依存しているため、初めの手で締めた力
が弱かったり、爪が摩耗していたりすると刃物が滑り、
必要な刃物の把握力が得られない。
【0009】そこで、先行技術1のようにチャックアー
バーの先端面にくさび形のへこみ部を設けたり、先行技
術2のようにチャックの中に半月型の凹部を設け、刃物
の滑りを防止する方法が考えられた。
【0010】しかし、先行技術1は、チャックアーバー
の先端面に、くさび形のへこみ部を設けているので、刃
物シャンクを爪でチャックしようとすると、刃物を締め
付けようとするときの爪の前方へ移動により、刃物が刃
物先端方向へ押されるが、チャックアーバーは爪の前方
へ動きに連動しないため、刃物後部がチャックアーバー
の先端面から離れ易い課題があった。そのため保持する
刃物の太さが細くなるにつれてチャックの爪は、より前
方に移動するために刃物の後部が徐々にチャックアーバ
ーに届かなくなってくる課題があった。さらに刃物に衝
撃が加わった場合、その力が直接へこみ部に加わるうえ
に外周を支えるものが何も無いために、へこみ部が割れ
や、欠けを起こし易い課題があった。
【0011】さらに先行技術1は、通常のドリルチャッ
クに使用されるもので内部に貫通した芯孔を持っていな
いキーレスドリルチャックには使用できない。また、加
工の面でもHRC50以上の硬度を必要とするへこみ部
を直接チャックアーバーに加工する方法では生産性が悪
いという課題があった。
【0012】先行技術2は、半月型の凹部に刃物後部を
嵌合させるためチャックの重心が中心よりずれており、
高速回転ではバランスが悪い。また、半月型の凹部に噛
み合わせる刃物後部は直角に削ることになるが、グライ
ンダーには角部にアールがついており、奥まで90度に
削ることは難しく、十分な噛み合いを得るためには半径
以上グラインダーのアールよりも十分に深く削る必要が
あり、噛み合い部分は少ししか残らず細いドリルや折れ
易いタップには使用できない。しかも半分に削られたタ
ップシャンクにはタップハンドルが使用できなくなる。
【0013】刃物後部を半月型の凹部に噛み合わせた場
合、刃物を支える部分は片側の1点だけで、しかも背面
は支えられていないためにバランスが悪く、ねじれやす
いためタップなどの刃物は折れてしまう。半月型の凹部
に刃物後部をセットする場合、チャックの爪を大きく開
いた状態からセンタードリルや、半月型凹部の半径以下
の太さの細いドリルを爪の間に差し込んでいくと、刃物
後部の全体が凹部の中に入り込んでしまうためにチャッ
クの芯と刃物の芯が、ずれたまま保持してしまい、芯振
れや刃物の脱落事故を起こす課題があった。
【0014】
【課題を解決する為の手段】課題を解決するために、刃
物後部をチャックし刃物より爪に伝わる切削抵抗と、シ
ャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部材の移動によ
り、チャックハンドルを使わずに自動的に刃物の締め付
けを行うキーレスドリルチャックにおいて、昇降部材の
爪開口部側端面にV型溝を設け、V型溝に刃物後部を着
脱自在に装着できることを特徴とするキーレスドリルチ
ャックを提案する。
【0015】刃物後部をチャックするためシャフトに対
して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部側
方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて刃
物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切削
抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部材
の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に刃
物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおいて、
昇降部材の内側にV型溝部材を挿入固定して、昇降部材
の爪開口部側端面にV型溝を設け、V型溝に刃物後部を
着脱自在に装着できることを特徴とするキーレスドリル
チャックを提案する。
【0016】刃物後部をチャックするためシャフトに対
して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部側
方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて刃
物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切削
抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部材
の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に刃
物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおいて、
昇降部材の内側にV型溝部材を挿入し昇降部材とV型溝
部材との間に回転止め部材を介在させて、昇降部材の爪
開口部側端面にV型溝を設け、V型溝に刃物後部を着脱
自在に装着できることを特徴とするキーレスドリルチャ
ックを提案する。
【0017】刃物後部をチャックするためシャフトに対
して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部側
方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて刃
物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切削
抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部材
の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に刃
物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおいて、
昇降部材とV型溝部材を一体成型して昇降部材の爪開口
部側端面にV型溝を形成し、V型溝に刃物後部を着脱自
在に装着できることを特徴とするキーレスドリルチャッ
クを提案する。
【0018】刃物後部をチャックするためシャフトに対
して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部側
方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて刃
物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切削
抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部材
の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に刃
物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおいて、
昇降部材のシャフト当接端面部をシャフト端面内径より
充分大きくして昇降部材のシャフト内側への嵌まり込み
を防止し、かつ昇降部材の爪開口部側端面にV型溝を設
け、V型溝に刃物後部を着脱自在に装着できることを特
徴とするキーレスドリルチャックを提案する。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態のキーレス
ドリルチャックの一部切欠断面正面を示し昇降部材とV
型溝部材が爪後部側に位置した状態の図1、同じくキー
レスドリルチャックの一部切欠断面正面を示し昇降部材
とV型溝部材が爪開口部側に位置した状態の図2、同じ
く分解斜視説明図である図3、同じく昇降部材の一部切
欠断面とV型溝部材を示す図4、キーレスドリルチャッ
クに比較的太い刃物を装着した場合の正面説明図である
図5、キーレスドリルチャックに比較的細い刃物を装着
した場合の正面説明図である図6、この発明の他の実施
の形態を示し回転止め部材を有するV型溝部材と昇降部
材の一部断面図である図7、この発明の他の実施の形態
を示し偏心挿入部を有するV型溝部材の端面図である図
8、この発明の他の実施の形態を示し昇降部材とV型溝
部材を一体成型した昇降部材の断面説明図である図9、
刃物後部の斜視図である図10、同じく別の形状の刃物
後部の斜視である図11、刃物後部をV型溝に装着して
回転させた場合の力のかかり具合を示す説明図である図
12、付属部品である角度模範部材の正面を示す図13
に基づいて説明する。
【0020】この発明の実施の形態であるキーレスドリ
ルチャックについて説明する。キーレスドリルチャック
の組み立ては以下の通りである。シャフト1の後部から
スラストボール6とスラスト軌道輪42を介して回転ス
リーブ4を取り付ける。次に逆方向から昇降部材2をシ
ャフト1の雌螺子12に螺合させ、さらに爪ガイド溝5
1を有する爪ガイド5をシャフト1外側と回転スリーブ
4の間に挿入する。次に爪3を爪ガイド溝51中を前後
に移動自在に昇降部材2のT型溝25に取り付ける。最
後に回転スリーブ4に設けた雄螺子41にテーパーリン
グ7に設けた雌螺子72を螺合させてキーレスドリルチ
ャックは組み立てられる。キーレスドリルチャックは、
工作機械の主軸やチャックアーバー8に、シャフト1の
嵌合部13を嵌合させ取り付けられる。さらに刃物9を
取り付ける場合は、グリップリング11とテーパーリン
グ7を握り互いに回転させ、爪3の内周間隔を開け、刃
物9をその間に挿入し、再びテーパーリング7を逆に回
転させ締め込んで刃物9を固定する。
【0021】爪ガイド5には、周面上に3等分割された
位置に3つの爪ガイド溝51が形成されている。各々の
爪ガイド溝51には、爪3が前後移動自在に配設され、
爪3は、その後部で昇降部材2の爪取付部23のT型溝
25に引っ掛けるように昇降部材2に取り付けられる。
テーパーリング7の回転により昇降部材2もシャフト1
に対して回転し前後に移動するため、昇降部材2に取り
付けられる爪3も前後に移動する。図1および図2に示
すよう爪3は、昇降部材2の前後方向の移動(矢印Aー
A’)に連動して前後方向へ爪相互の内周径の大きさを
変えながら移動自在である。すなわち、爪3は図5に示
すように矢印B方向である爪前方へ移動すると3つの爪
相互の内周径は狭められ細い刃物9を支持でき、図6に
示すように矢印C方向である爪後方へ移動すると逆に3
つの爪相互の内周径は広がり太い刃物9を支持できる。
昇降部材2、V型溝部材21と一緒に移動する爪3の移
動によって様々な太さの刃物9を爪3は挟持できる。
【0022】昇降部材2は、円筒状体であり、円筒状体
外周面に雄螺子24を形成し、刃物後部装着側である爪
開口部側に爪取付部25を形成する。図1乃至図6に示
す実施の形態では昇降部材2は、円筒状体内周面のシャ
フト1側に雌螺子26を形成し、円筒状体内周面の爪3
側は雌螺子26の内径より大きい内径である円筒内平面
からなる。昇降部材2の爪取付部23には、取付部端面
円周を3等分した位置に3つのT型溝25を形成する。
T型溝25は爪3の後部を取り付け連結する。昇降部材
2の雄螺子24の直径が太くなると、シャフト1の雌螺
子12に締まり込んで緩みにくくなるので雄螺子24の
ピッチを粗くしたり、表面を滑らかにするとよい。
【0023】昇降部材2の雌螺子26には、V型溝部材
21を挿入固定して、昇降部材2の爪開口部側にV型溝
を形成する。V型溝部材21は、昇降部材2の雌螺子2
6に螺合可能なボルト状部21aと、ボルト状部21a
の外径より大きい外径を有し、平面状の外周面であるV
型溝部21bとからなる。V型溝部21bは、2つの平
面状斜面が角度60度をなす凹部底面であるV型溝を有
する。V型溝部材21のボルト状部21aと昇降部材2
の雌螺子26は螺合させた後、溶接して固定することが
好ましい。
【0024】V型溝部材21のV型溝部21bの外径
は、キーレスドリルチャックが使用可能な最大の刃物9
の直径よりも太くする必要がある。そのため、昇降部材
2の雄螺子24の外径は、爪取付部23の外径とほぼ同
じ寸法、あるいは少し小径に形成される。V型溝部21
bの2つの平面状斜面がなす底部V型の角度は、40度
乃至70度であり、好ましい角度としては60度あるい
は45度である。
【0025】図7、図8および図9には、この発明の昇
降部材2およびV型溝部材21の他の実施の形態を示
す。図7の昇降部材2は、シャフト1側の円筒状体内周
面を平面状内周面に形成し、爪3側の円筒状体内周面の
内径より小さく形成する。これに対応して嵌合するV型
溝部材21も、V型溝部21bの外周面を平面状に形成
し、シャフト側挿入部21eの外周面を平面状に外径を
小さくして形成する。この実施の形態の昇降部材2とV
型溝部材21は、昇降部材2にV型溝部材21を嵌合さ
せた後、昇降部材2とV型溝部材21が互いに接してい
る任意の1箇所に孔を開け、その孔に回転止め部材であ
る回転止めピン21dを挿入する。これら昇降部材2、
V型溝部材21、回転止め部材21は溶接等で互いに固
定する方がよい。この実施の形態では、昇降部材2とV
型溝部材21は、互いに平面状で接しているが回転止め
部材21dの挿入により回転を防止している。
【0026】図8は、この発明の他の実施の形態のV型
溝部材21を示し、V型溝部21bの円柱円中心に対し
て偏心挿入部21cの円柱円中心を偏心させて形成す
る。このV型溝部材21に対応する昇降部材2は、円筒
の外周面の円中心と、内周面の円中心を偏心させて形成
され、これらを嵌合すると回転しない。昇降部材2とV
型溝部材21は溶接等で固定する。
【0027】また、図示しないが、昇降部材2の内面形
状を多角筒形状とし、これに挿入されるV型溝部材21
の外面形状を対応する多角柱形状にして嵌合後、固定し
てもよい。
【0028】図9は、昇降部材2の他の実施の形態を示
し、昇降部材2とV型溝部材を一体成型した構造であ
り、21fはV型溝部である。
【0029】図9に示す昇降部材2は、昇降部材2の爪
取付部23の外周面を円錐状に形成して、昇降部材2の
シャフト当接面22の面積を広くしシャフト1の爪側端
面14の面積より大きくして、昇降部材2がシャフト1
筒内側への嵌まり込むことを防止している。このシャフ
ト当接面22の面積が広いという特徴は昇降部材2とV
型溝部材21が一体成型されない実施形態でも使用可能
である。
【0030】刃物9の刃物後部91aは、図10に示す
ように60度の山型、または60度よりやや鋭角に削り
形成するが、そのとき図13に示すような角度模範部材
100を別部品の付属品として用意して、60度角凹部
101と嵌合させて60度角の山型を形成することが好
ましい。
【0031】また刃物9が、タップの場合、図11に示
すように刃物後部91bは四角柱状に形成されており、
四角の角部がV型溝の斜面に当たる為、図10の山型形
状の刃物後部91aと同様の作用効果がある。
【0032】この発明の実施の形態のごとく構成された
キーレスドリルチャックは、チャックアーバー8を介し
て図示しないボール盤などの工作機械に取り付けられ
る。キーレスドリルチャックの昇降部材2の爪開口部側
端面のV型溝部21bと、このV型溝部21bに対応す
る逆V型凸部状の山型に削った刃物後部91を噛み合わ
せ、それからグリップリング11とテーパーリング7を
互いに逆に回転させて3つの爪からなる爪3の内周径を
狭めて刃物9の刃物シャンク92を挟み締め付ける。刃
物9がタップの場合はチャックの逆転による緩みを防止
するために、テーパーリング7に設けたスパナ溝71に
引っ掛け、図示しないスパナを使って作業者の力で、切
削前に締め付けておく。
【0033】工作機械の回転力は、チャックアーバー8
を介して、シャフト1に伝えられ、昇降部材2を捩りな
がらV型溝部21bと爪3から刃物9に伝えられる。こ
のとき、刃物9の先端側に位置する切削部分93には回
転を止めようとする切削抵抗が同時に加わる。この切削
抵抗により刃物9の把握力を得ているキーレスドリルチ
ャックの場合、シャフト1と、刃物9の捩れを、V型溝
部21bと刃物後部91が噛み合うことで、刃物9と昇
降部材2との回転滑りを防止できると同時に、捩れの力
の全てを昇降部材2に伝えることができるため、爪3が
確実に締まり込み、強い把握力が得られる。このとき、
爪3は、従来のチャックと同様に刃物9を、刃物9の軸
芯で保持するための精度保持力と、刃物の滑りを防ぐた
めの把握力の両方の役目をしている。さらに、これらに
加えて、爪3の摩擦力で保持できない切削抵抗が加わっ
た場合でも、V型溝部21bと刃物後部91が噛み合っ
ているために刃物9が滑り回転することがない。
【0034】切削加工中に、刃物後部91に掛かる力
は、図12の刃物後部91円中心点を点対称とした2カ
所の斜線部分f、fに掛かるので、左右のバランスがよ
く折れ曲がることはない。
【0035】
【発明の効果】太さの異なる刃物シャンクを挟持する爪
の移動と共に移動する昇降部材のV型溝に刃物後部を噛
み合わせることにより、チャックを手で締める力に関係
なく切削抵抗をキーレスドリルチャックに伝えることが
できる。また爪と刃物の間で刃物が滑る事がなく、爪が
刃物を確実に保持できる。
【0036】その為、刃物シャンクに傷が付かないの
で、刃物の精度を損なわない。また、従来ドリルチャッ
クでは難しいとされていたタッピングを行うことができ
る。
【0037】さらに、爪と刃物が滑らないので爪の摩耗
が少ないため、初期精度を長時間持続でき、精密加工に
長時間使用できるため、従来のドリルチャックと比べて
耐久性が飛躍的に伸びる。
【0038】従来爪だけで保持できない強い切削抵抗が
加わった場合でも、刃物が滑ることはなく、重切削を行
うことができる。その為、加工時間を短縮し、コストを
削減できる。
【0039】刃物の直径が細いサイズから太いサイズま
で様々の太さの刃物に対応することができ、常に刃物後
部を昇降部材のV型溝に装着することができる。
【0040】昇降部材の螺子のピッチを荒くできるの
で、従来よりも爪を開閉する場合の回転回数が少なくな
り回転動作が少なくなるので刃物の交換が簡単で早くな
る。
【0041】チャックアーバーやチャックに直接刃物滑
り止めを固定する方法よりも、キーレスドリルチャック
の昇降部材に滑り止めを設ける構造の方が刃物に衝撃が
加わった場合に、昇降部材の外径とスラストボールが衝
撃を吸収し、しかも昇降部材を2つの部品でV型溝を硬
く、外側を柔軟な材料にすることで、割れや欠けの故障
が起こしにくくなる。
【0042】刃物の保持範囲が広く、価格が高く単一寸
法しか保持することができないコレットチャックを使う
必要が減り、経済的である。
【0043】高精度とされているキーレスドリルチャッ
クにおいて、刃物の滑らない強力な保持力と、芯振れの
少ない高精度の挟持力を同時に備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態のキーレスドリルチャ
ックの一部切欠断面正面図であり、昇降部材とV型溝部
材が爪後部側に位置した状態の図
【図2】 同じくキーレスドリルチャックの一部切欠断
面正面図2であり、昇降部材とV型溝部材が爪開口部側
に位置した状態の図
【図3】 同じくキーレスドリルチャックの分解斜視説
明図
【図4】 同じく昇降部材の一部切欠断面とV型溝部材
を示す図、
【図5】 キーレスドリルチャックに比較的太い刃物を
装着した場合の正面説明図
【図6】 キーレスドリルチャックに比較的細い刃物を
装着した場合の正面説明図
【図7】 この発明の他の実施の形態であり回転止め部
材をを有する昇降部材とV型溝部材の一部断面図
【図8】 この発明の他の実施の形態であり偏心挿入部
を有するV型溝部材の端面図
【図9】 この発明の他の実施形態であり、昇降部材と
V型溝部材を一体成型した構造の昇降部材の縦断面図
【図10】 刃物後部の斜視図
【図11】 同じく別の形状の刃物後部の斜視図
【図12】 刃物後部をV型溝に装着して回転させた場
合の力のかかり具合を示す説明図
【図13】 付属部品である角度模範部材の正面図
【符号の説明】
1 シャフト 11 グリップリング 12 雌螺子 13 嵌合部(チャックアーバーとの) 14 爪開口部側端面 2 昇降部材 21 V型溝部材 21a ボルト状部 21b V型溝部 21c 偏心挿入部 21d 回転止め部材(回転止めピン) 21e シャフト側挿入部 21f V型溝部 22 シャフト当接面 23 爪取付部 24 雄螺子 25 T型溝 26 雌螺子 3 爪 4 回転スリーブ 41 雄螺子 42 スラスト軌道輪 5 爪ガイド 51 爪ガイド溝 6 スラストボール 7 テーパーリング 71 スパナ溝 72 雌螺子 8 チャックアーバー 9 刃物(ドリル、タップ等) 91 刃物後部 92 刃物シャンク 93 刃物先端部 100 角度模範部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃物後部をチャックし刃物より爪に伝わ
    る切削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇
    降部材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動
    的に刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにお
    いて、昇降部材の爪開口部側端面にV型溝を設け、V型
    溝に刃物後部を着脱自在に装着できることを特徴とする
    キーレスドリルチャック。
  2. 【請求項2】 刃物後部をチャックするためシャフトに
    対して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部
    側方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて
    刃物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切
    削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部
    材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に
    刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおい
    て、昇降部材の内側にV型溝部材を挿入固定して、昇降
    部材の爪開口部側端面にV型溝を設け、V型溝に刃物後
    部を着脱自在に装着できることを特徴とするキーレスド
    リルチャック。
  3. 【請求項3】 刃物後部をチャックするためシャフトに
    対して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部
    側方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて
    刃物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切
    削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部
    材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に
    刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおい
    て、昇降部材の内側にV型溝部材を挿入し昇降部材とV
    型溝部材との間に回転止め部材を介在させて、昇降部材
    の爪開口部側端面にV型溝を設け、V型溝に刃物後部を
    着脱自在に装着できることを特徴とするキーレスドリル
    チャック。
  4. 【請求項4】 刃物後部をチャックするためシャフトに
    対して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部
    側方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて
    刃物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切
    削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部
    材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に
    刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおい
    て、昇降部材とV型溝部材を一体成型して昇降部材の爪
    開口部側端面にV型溝を形成し、V型溝に刃物後部を着
    脱自在に装着できることを特徴とするキーレスドリルチ
    ャック。
  5. 【請求項5】 刃物後部をチャックするためシャフトに
    対して前後に移動する昇降部材と、昇降部材の爪開口部
    側方向への移動と同じ方向へ移動しつつ内周径を狭めて
    刃物をチャックする爪とを有し、刃物より爪に伝わる切
    削抵抗と、シャフトに伝わる動力のねじれによる昇降部
    材の移動により、チャックハンドルを使わずに自動的に
    刃物の締め付けを行うキーレスドリルチャックにおい
    て、昇降部材のシャフト当接端面部をシャフト端面内径
    より充分大きくして昇降部材のシャフト内側への嵌まり
    込みを防止し、かつ昇降部材の爪開口部側端面にV型溝
    を設け、V型溝に刃物後部を着脱自在に装着できること
    を特徴とするキーレスドリルチャック。
JP09189244A 1996-08-27 1997-06-30 キーレスドリルチャック Expired - Fee Related JP3108654B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09189244A JP3108654B2 (ja) 1996-08-27 1997-06-30 キーレスドリルチャック
TW087210126U TW363470U (en) 1996-08-27 1997-08-05 Keyless drill chuck
KR1019970040342A KR100254909B1 (ko) 1996-08-27 1997-08-23 키레스드릴척
DE19736891A DE19736891A1 (de) 1996-08-27 1997-08-25 Schlüsselloses Bohrfutter
US08/917,850 US5918886A (en) 1996-08-27 1997-08-27 Keyless drill chuck
CN97117839A CN1185362A (zh) 1996-08-27 1997-08-27 无键钻卡

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26224396 1996-08-27
JP8-262243 1996-08-27
JP09189244A JP3108654B2 (ja) 1996-08-27 1997-06-30 キーレスドリルチャック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10118813A true JPH10118813A (ja) 1998-05-12
JP3108654B2 JP3108654B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=26505370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09189244A Expired - Fee Related JP3108654B2 (ja) 1996-08-27 1997-06-30 キーレスドリルチャック

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5918886A (ja)
JP (1) JP3108654B2 (ja)
KR (1) KR100254909B1 (ja)
CN (1) CN1185362A (ja)
DE (1) DE19736891A1 (ja)
TW (1) TW363470U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346854A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP6158413B1 (ja) * 2016-05-20 2017-07-05 ファインマシーンカタオカ株式会社 ホルダ

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316404B1 (en) * 2000-03-29 2008-01-08 Black & Decker Inc. Drill/driver chuck
DE10311455B3 (de) * 2003-03-15 2004-09-16 Aesculap Ag & Co. Kg Kupplung für ein chirurgisches Drehantriebs-Handstück
DE10335500A1 (de) * 2003-07-31 2005-03-03 Röhm Gmbh Schnellspannbohrfutter
DE10352311A1 (de) * 2003-11-06 2005-06-09 Röhm Gmbh Bohrfutter
US7243923B2 (en) * 2005-02-09 2007-07-17 Black & Decker Inc. Centering drill chuck
US7563061B2 (en) * 2005-02-09 2009-07-21 Black & Decker Inc. Self-centering drill bit chuck
DE102005027523A1 (de) * 2005-06-15 2006-12-21 Röhm Gmbh Bohrvorrichtung
US8061718B2 (en) * 2007-07-27 2011-11-22 Robert Bosch Gmbh Toolless bitholder for spiral saws
US20100180744A1 (en) * 2009-01-20 2010-07-22 Nordlin William F Quick clamping assembly for driving a knockout punch
KR101113150B1 (ko) * 2009-02-13 2012-03-05 에스아이에스 주식회사 탭 고정장치
CN103111971B (zh) * 2013-01-14 2016-05-25 北京市富乐科技开发有限公司 多功能骨针扳手
DE102013106523B4 (de) * 2013-06-21 2024-02-08 Röhm Gmbh Bohrvorrichtung
US10329730B2 (en) * 2014-02-06 2019-06-25 Rhino Tool Company Post driver guide collet and method of using the same
KR101548151B1 (ko) * 2015-03-10 2015-08-28 (주)아리산업 난방기능이 구비된 의자
DE102015116008A1 (de) * 2015-09-22 2017-03-23 Metabowerke Gmbh Spannfutter
US10785388B2 (en) 2016-05-25 2020-09-22 Targetvision, Llc Camera systems for scopes
CN105935818B (zh) * 2016-06-30 2018-01-02 哈工大机器人集团(哈尔滨)资产经营管理有限公司 电磁阀阀盖加工设备的丝攻连接器
US10668541B2 (en) * 2017-07-31 2020-06-02 Iscar, Ltd. Tool holding system having captive and non-releasable members, method of manufacture and assembly of same and cutting tool
US11275292B2 (en) * 2018-10-22 2022-03-15 Good Sportsman Marketing, Llc Viewing device for optical devices
DE102020000411A1 (de) * 2020-01-24 2021-07-29 Hakki Aygün Gewindeschneidfutter

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL167530C (nl) * 1973-12-28 Nihon Electronic Ind Co Ltd Werkwijze en inrichting voor het tellen van een stapel golfkarton.
ES509786A0 (es) * 1982-02-22 1983-01-16 Micron Sa "mecanismo portabrocas perfeccionado de fijacion rapida sin llave".
JPS62166906A (ja) * 1986-01-21 1987-07-23 Matsushita Electric Works Ltd 締め付け具
US4848779A (en) * 1987-04-02 1989-07-18 Black & Decker Inc. Keyless chuck
JPH0329056A (ja) * 1989-06-27 1991-02-07 Nec Corp 光ディスクシステム
US5685549A (en) * 1996-03-05 1997-11-11 Yang; Tsung-Hsun Chuck assembly for a tool bit

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346854A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Roehm Gmbh ドリリング装置
JP6158413B1 (ja) * 2016-05-20 2017-07-05 ファインマシーンカタオカ株式会社 ホルダ
JP2018015755A (ja) * 2016-05-20 2018-02-01 ファインマシーンカタオカ株式会社 ホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
CN1185362A (zh) 1998-06-24
US5918886A (en) 1999-07-06
DE19736891A1 (de) 1998-03-05
JP3108654B2 (ja) 2000-11-13
KR19980018937A (ko) 1998-06-05
TW363470U (en) 1999-07-01
KR100254909B1 (ko) 2000-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3108654B2 (ja) キーレスドリルチャック
EP0728550B1 (en) Non-impact keyless chuck
US7530576B2 (en) Non-impact keyless chuck
EP0843607B1 (en) Chuck
EP0713432B1 (en) Chuck
US7722054B2 (en) Chuck with torque indicator
US5452906A (en) Non-impact keyless chuck
US5253879A (en) Non-impact keyless chuck
US5816584A (en) Chuck with improved jaw bite
US6168170B1 (en) Chuck with jaw blade rotational stop
US6004083A (en) System for mounting a chuck device to a rotary power tool
JPH0329056Y2 (ja)
JPH0225724B2 (ja)
US8429802B2 (en) Keyless arbor device and method of using
JPH07195245A (ja) シャンクおよび回転工具用チャック装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees